JPH07201594A - ブッシングのつり上げ装置 - Google Patents
ブッシングのつり上げ装置Info
- Publication number
- JPH07201594A JPH07201594A JP107694A JP107694A JPH07201594A JP H07201594 A JPH07201594 A JP H07201594A JP 107694 A JP107694 A JP 107694A JP 107694 A JP107694 A JP 107694A JP H07201594 A JPH07201594 A JP H07201594A
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- Japan
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- bushing
- transformer
- balancer
- gravity
- center
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、大きく重いバランサーを取付けるこ
となく、また取付ける必要がある場合もバランサーの重
量を大幅に軽くすることができるブッシングのつり上げ
装置を提供することにある。 【構成】本発明は、ブッシングの本体取付フランジ側面
に沿って固定される円弧状のバンドと、前記バンドの両
端対称位置に前記ブッシングの中心軸に平行にそれぞれ
1個または複数個のつり耳を設けているので、重心計算
または数回のつり上げ試行により複数個のつり耳の内ブ
ッシングの重心近傍のつり耳でブッシングを水平状態に
つり上げることができ、ブッシングの変圧器取付けを簡
単に実施することができる。
となく、また取付ける必要がある場合もバランサーの重
量を大幅に軽くすることができるブッシングのつり上げ
装置を提供することにある。 【構成】本発明は、ブッシングの本体取付フランジ側面
に沿って固定される円弧状のバンドと、前記バンドの両
端対称位置に前記ブッシングの中心軸に平行にそれぞれ
1個または複数個のつり耳を設けているので、重心計算
または数回のつり上げ試行により複数個のつり耳の内ブ
ッシングの重心近傍のつり耳でブッシングを水平状態に
つり上げることができ、ブッシングの変圧器取付けを簡
単に実施することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器の口出し用に用
いるブッシングのつり上げ装置に関する。
いるブッシングのつり上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器、例えば変圧器は大容量
化により低圧側口出し全長が短く,径が太く,重量の重
い低電圧大電流のブッシングが用いられている。一方、
変圧器は地下室に収納するなどの需要から変圧器全体の
高さを抑えるためにブッシングを変圧器から水平に引き
出すことが多々行われている。このような水平取付低電
圧大電流用のブッシングを図6を参照して説明する。
化により低圧側口出し全長が短く,径が太く,重量の重
い低電圧大電流のブッシングが用いられている。一方、
変圧器は地下室に収納するなどの需要から変圧器全体の
高さを抑えるためにブッシングを変圧器から水平に引き
出すことが多々行われている。このような水平取付低電
圧大電流用のブッシングを図6を参照して説明する。
【0003】同図に示すように、本体取付フランジ3に
て変圧器2と取り合い、一方は気中で使用され、他方は
変圧器内で使用される。ブッシング1の太さはほぼ一定
であるが、変圧器側は周りを絶縁媒体に浸されて使用さ
れるため気中側長さの約60〜70%の長さとなる。ま
た気中側には碍管4の笠があり、また気中側の端子5は
変圧器側の端子6に比べて大きく重い。このようにブッ
シング1は気中側が変圧器側に比べて重く、全体の重心
(図6におけるG)はブッシング全長の中間より気中側
となり、一般に碍管押さえ金具7の気中近傍となる。
て変圧器2と取り合い、一方は気中で使用され、他方は
変圧器内で使用される。ブッシング1の太さはほぼ一定
であるが、変圧器側は周りを絶縁媒体に浸されて使用さ
れるため気中側長さの約60〜70%の長さとなる。ま
た気中側には碍管4の笠があり、また気中側の端子5は
変圧器側の端子6に比べて大きく重い。このようにブッ
シング1は気中側が変圧器側に比べて重く、全体の重心
(図6におけるG)はブッシング全長の中間より気中側
となり、一般に碍管押さえ金具7の気中近傍となる。
【0004】このようなブッシングをつり上げる場合
は、ロープのずれない窪みのある個所で、かつ重心に近
い碍管の気中側根元をロープで絞ってつり上げるのが一
般的である。しかし、この場合ブッシングの重心は気中
碍管根元より変圧器側となるためブッシングは変圧器側
が下に傾いてしまう。ブッシングを変圧器に取付ける
時、ブッシングは取付座の狭い穴を通すため水平につり
上げることが必要とされる。このためブッシングを変圧
器に取付けるには、図7に示すように碍管4の気中側根
元をロープ8で絞ってつり上げ、かつブッシング1の重
心をつり上げ点に合わせるためにバランサー9を気中側
端子5に取付け、ブッシング1を水平状態にし変圧器2
に差し込み取付けていた。
は、ロープのずれない窪みのある個所で、かつ重心に近
い碍管の気中側根元をロープで絞ってつり上げるのが一
般的である。しかし、この場合ブッシングの重心は気中
碍管根元より変圧器側となるためブッシングは変圧器側
が下に傾いてしまう。ブッシングを変圧器に取付ける
時、ブッシングは取付座の狭い穴を通すため水平につり
上げることが必要とされる。このためブッシングを変圧
器に取付けるには、図7に示すように碍管4の気中側根
元をロープ8で絞ってつり上げ、かつブッシング1の重
心をつり上げ点に合わせるためにバランサー9を気中側
端子5に取付け、ブッシング1を水平状態にし変圧器2
に差し込み取付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように水平取付低
電圧大電流用のブッシングを変圧器に取付ける場合は、
気中側端子にバランサーを取付け、さらに取外すという
作業が必要となる。この作業は、バランサー重量が重い
と端子部にキズを付ける恐れがあるという欠点があっ
た。
電圧大電流用のブッシングを変圧器に取付ける場合は、
気中側端子にバランサーを取付け、さらに取外すという
作業が必要となる。この作業は、バランサー重量が重い
と端子部にキズを付ける恐れがあるという欠点があっ
た。
【0006】また、最近変圧器の保護、計測のためにブ
ッシングの変圧器側に貫通形変流器を取付ける場合が増
えてきている。この場合、ブッシングの変圧器側は貫通
形変流器を取付けるための長さを延ばす必要が生じ、ブ
ッシング全体の重心を変圧器側へ移動させることにな
る。
ッシングの変圧器側に貫通形変流器を取付ける場合が増
えてきている。この場合、ブッシングの変圧器側は貫通
形変流器を取付けるための長さを延ばす必要が生じ、ブ
ッシング全体の重心を変圧器側へ移動させることにな
る。
【0007】このように変圧器側を延ばしたブッシング
をつり上げる場合、気中端子にさらに重いバランサーを
取付け、ブッシングを水平にする必要がある。低電圧大
電流用ブッシングは長さが短く重量が重いという形状の
ため、ブッシングを水平にするための補正モーメントは
長さを大きく取れず、バランサーの重量を自重の1/2
〜1/3倍という非常に重いものにしなければならな
い。このためつり上げ重量の大幅増加を招き、バランサ
ーの取付け、取外しは大掛かりなもので手間の掛かる作
業となり、取付け、取外しによる気中端子キズ発生の恐
れはその重量が大きくなった分さらに増すなどの問題が
あった。さらにバランサーが重すぎて気中端子に強度が
足りない場合は、バランサーの取付けができず、ブッシ
ングを水平につり上げられないなどの問題があった。
をつり上げる場合、気中端子にさらに重いバランサーを
取付け、ブッシングを水平にする必要がある。低電圧大
電流用ブッシングは長さが短く重量が重いという形状の
ため、ブッシングを水平にするための補正モーメントは
長さを大きく取れず、バランサーの重量を自重の1/2
〜1/3倍という非常に重いものにしなければならな
い。このためつり上げ重量の大幅増加を招き、バランサ
ーの取付け、取外しは大掛かりなもので手間の掛かる作
業となり、取付け、取外しによる気中端子キズ発生の恐
れはその重量が大きくなった分さらに増すなどの問題が
あった。さらにバランサーが重すぎて気中端子に強度が
足りない場合は、バランサーの取付けができず、ブッシ
ングを水平につり上げられないなどの問題があった。
【0008】本発明は上記事情を鑑みてなされたもの
で、その目的は、大きく重いバランサーを取付けること
なく、また取付ける必要がある場合もバランサーの重量
を大幅に軽くすることができるブッシングのつり上げ装
置を提供することにある。
で、その目的は、大きく重いバランサーを取付けること
なく、また取付ける必要がある場合もバランサーの重量
を大幅に軽くすることができるブッシングのつり上げ装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のつり上げ装置は、ブッシングの本体取付フ
ランジ側面に沿って固定される円弧状のバンドと、前記
バンドの両端対称位置に前記ブッシングの中心軸に平行
にそれぞれ1個または複数個のつり耳を設けたことを特
徴とするものである。
め、本発明のつり上げ装置は、ブッシングの本体取付フ
ランジ側面に沿って固定される円弧状のバンドと、前記
バンドの両端対称位置に前記ブッシングの中心軸に平行
にそれぞれ1個または複数個のつり耳を設けたことを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】このように構成されたブッシングつり上げ装置
を取付けたブッシングにおいて、重心計算または数回の
つり上げ試行により複数個のつり耳の内ブッシングの重
心近傍のつり耳でブッシングをつり上げることができ
る。このためバランサーなしでもブッシングを水平状態
につり上げることができ、ブッシングの変圧器取付けを
簡単に実施することができる。また、ブッシングの変圧
器側を大幅に延ばすなどして重心がさらに変圧器側へ移
動し、本体取付面より変圧器側にあるようなブッシング
を制作した場合でもブッシングを水平にするための補正
モーメントを一番小さくすることができる本体取付フラ
ンジ位置でブッシングをつり上げることにより、必要最
小重量のバランサーでブッシングを水平につり上げるこ
とができるので、本体取付作業をより簡単に実施するこ
とができる。
を取付けたブッシングにおいて、重心計算または数回の
つり上げ試行により複数個のつり耳の内ブッシングの重
心近傍のつり耳でブッシングをつり上げることができ
る。このためバランサーなしでもブッシングを水平状態
につり上げることができ、ブッシングの変圧器取付けを
簡単に実施することができる。また、ブッシングの変圧
器側を大幅に延ばすなどして重心がさらに変圧器側へ移
動し、本体取付面より変圧器側にあるようなブッシング
を制作した場合でもブッシングを水平にするための補正
モーメントを一番小さくすることができる本体取付フラ
ンジ位置でブッシングをつり上げることにより、必要最
小重量のバランサーでブッシングを水平につり上げるこ
とができるので、本体取付作業をより簡単に実施するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明によるブッシングのつり上げ装置の斜
視図であり、図2はつり上げ装置をブッシングに取り付
けた側面図、図3はつり上げ装置を取り付けたブッシン
グの正面図である。既に説明した図6及び図7と同一構
成部分には同一符号を付して説明する。
る。図1は本発明によるブッシングのつり上げ装置の斜
視図であり、図2はつり上げ装置をブッシングに取り付
けた側面図、図3はつり上げ装置を取り付けたブッシン
グの正面図である。既に説明した図6及び図7と同一構
成部分には同一符号を付して説明する。
【0012】図1〜図3に示すように、つり上げ装置1
0はブッシング1の本体取付フランジ3外周に固定する
帯状のバンド11と,バンドの両端に取付けた1個また
は複数個のつり耳12から構成されている。バンド11
は本体取付フランジ3の外周に沿う円弧状のもので、円
弧の角度は180度より大きく取りその開口側の巾(図
1におけるD寸法)はつり上げ装置10をブッシング1
に取付けるとき碍管押さえ金具7胴部横から差し込める
ように、ブッシングの碍管押さえ金具7胴部の直径より
大きくしてある。これにより、つり上げ装置10のブッ
シング1への取付作業時、つり上げ装置10による碍管
4への破損を防止することができる。
0はブッシング1の本体取付フランジ3外周に固定する
帯状のバンド11と,バンドの両端に取付けた1個また
は複数個のつり耳12から構成されている。バンド11
は本体取付フランジ3の外周に沿う円弧状のもので、円
弧の角度は180度より大きく取りその開口側の巾(図
1におけるD寸法)はつり上げ装置10をブッシング1
に取付けるとき碍管押さえ金具7胴部横から差し込める
ように、ブッシングの碍管押さえ金具7胴部の直径より
大きくしてある。これにより、つり上げ装置10のブッ
シング1への取付作業時、つり上げ装置10による碍管
4への破損を防止することができる。
【0013】バンド11は複数個の取付穴13が設けら
れ、ボルトによりブッシング1の本体取付フランジ3に
取付けられ、つり上げ時のせん断力ねじれに耐える充分
な強度を有するものとする。バンド11の両端はある巾
を持たせ、そこに1個または複数個のつり耳12をブッ
シング1の中心軸にたいして平行になるべく小さな間隔
で並ぶように配置する。バンド11およびつり耳12は
つり上げ装置10をブッシング1に取付けた時左右対称
となるような位置関係になるように配置する。
れ、ボルトによりブッシング1の本体取付フランジ3に
取付けられ、つり上げ時のせん断力ねじれに耐える充分
な強度を有するものとする。バンド11の両端はある巾
を持たせ、そこに1個または複数個のつり耳12をブッ
シング1の中心軸にたいして平行になるべく小さな間隔
で並ぶように配置する。バンド11およびつり耳12は
つり上げ装置10をブッシング1に取付けた時左右対称
となるような位置関係になるように配置する。
【0014】また、つり耳12を並べる巾は、つり上げ
装置10をブッシング1に取付けた時、設計上考えられ
るブッシング1の重心位置をカバーする巾とし、その巾
が本体取付面よりも変圧器側までおよぶ場合は本体取付
面までとする。重心位置の巾は、つり上げ装置を使用す
るブッシングのそれぞれの重心位置および重心計算の誤
差範囲により決められる。例えば一種類のブッシング用
のつり上げ装置でそのブッシングの重心位置を正確に把
握できるならば、バンド両端の重心位置にそれぞれ1個
のつり耳を設ければ良い。
装置10をブッシング1に取付けた時、設計上考えられ
るブッシング1の重心位置をカバーする巾とし、その巾
が本体取付面よりも変圧器側までおよぶ場合は本体取付
面までとする。重心位置の巾は、つり上げ装置を使用す
るブッシングのそれぞれの重心位置および重心計算の誤
差範囲により決められる。例えば一種類のブッシング用
のつり上げ装置でそのブッシングの重心位置を正確に把
握できるならば、バンド両端の重心位置にそれぞれ1個
のつり耳を設ければ良い。
【0015】このようなつり上げ装置10をブッシング
1に取付け、つり耳12にロープ8を掛ける。重心計算
で目安をつけた位置のつり耳12でブッシング1をつり
上げ、つり上げた時のブッシング1の傾斜度合いを見な
がらつり上げるつり耳12を代えていき最良の位置をみ
つける。つり耳はある間隔で配列されているため最良の
つり位置でも重心とのズレが若干発生することがある。
このズレによるブッシングの微小傾きを補正するチェー
ンブロック17付補助ロープ14を気中側に掛ける。こ
のようにすることによりブッシング1を水平状態につり
上げることができる。
1に取付け、つり耳12にロープ8を掛ける。重心計算
で目安をつけた位置のつり耳12でブッシング1をつり
上げ、つり上げた時のブッシング1の傾斜度合いを見な
がらつり上げるつり耳12を代えていき最良の位置をみ
つける。つり耳はある間隔で配列されているため最良の
つり位置でも重心とのズレが若干発生することがある。
このズレによるブッシングの微小傾きを補正するチェー
ンブロック17付補助ロープ14を気中側に掛ける。こ
のようにすることによりブッシング1を水平状態につり
上げることができる。
【0016】上述したように、本実施例によれば設計上
考えられるブッシングの重心位置をカバーする巾に、つ
り上げ装置のつり耳が複数個配置されているためつり上
げ時につり耳を選ぶことにより、ブッシングの重心によ
り近い点でつり上げることができ、バランサーなしでブ
ッシングをつり上げることができる。
考えられるブッシングの重心位置をカバーする巾に、つ
り上げ装置のつり耳が複数個配置されているためつり上
げ時につり耳を選ぶことにより、ブッシングの重心によ
り近い点でつり上げることができ、バランサーなしでブ
ッシングをつり上げることができる。
【0017】また変圧器側の長さが特別に長いブッシン
グなどで重心が本体取付フランジ面より変圧器側にある
場合でも本体取付フランジ位置のつり耳にてブッシング
をつることにより、従来気中碍管根元でつり上げた時に
比べ支持点を重心側へ移動することによりブッシングを
水平にするための補正モーメントそのものを大幅に小さ
くすることができ、さらに補正モーメントを得るための
バランサーの重量を大幅に軽くできる。
グなどで重心が本体取付フランジ面より変圧器側にある
場合でも本体取付フランジ位置のつり耳にてブッシング
をつることにより、従来気中碍管根元でつり上げた時に
比べ支持点を重心側へ移動することによりブッシングを
水平にするための補正モーメントそのものを大幅に小さ
くすることができ、さらに補正モーメントを得るための
バランサーの重量を大幅に軽くできる。
【0018】図4は本発明の他の斜視図であり、図5は
図4のつり上げ装置を取付けたブッシングの側面図であ
り、上記実施例と同一部分には同一符号を付し、重複説
明は省略する。
図4のつり上げ装置を取付けたブッシングの側面図であ
り、上記実施例と同一部分には同一符号を付し、重複説
明は省略する。
【0019】図4及び図5において、つり上げ装置15
のバンド11を気中側に伸ばしたもので、伸ばした部分
の開口部はカバー16が取り付けられ、このカバー16
を開けた状態でつり上げ装置15をブッシング1に取付
け、その後カバー16を閉める。これによりブッシング
1の本体取付時の気中側、特に碍管4の保護が併せてで
きるようになる。また延長部分の重量によりバランサー
の機能を持たせることもできる。
のバンド11を気中側に伸ばしたもので、伸ばした部分
の開口部はカバー16が取り付けられ、このカバー16
を開けた状態でつり上げ装置15をブッシング1に取付
け、その後カバー16を閉める。これによりブッシング
1の本体取付時の気中側、特に碍管4の保護が併せてで
きるようになる。また延長部分の重量によりバランサー
の機能を持たせることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば気
中端子に大重量のバランサーを取付けることなくブッシ
ングを水平状態につり上げることができるので、本体取
付作業を簡単に実施することができ、またバランサーの
取付けをどうしても必要とする場合でもバランサーの重
量を大幅に軽くすることができるので、大重量のバラン
サー取付による気中端子のキズ発生の恐れをなくするこ
とができるブッシングのつり上げ装置を提供することが
できる。
中端子に大重量のバランサーを取付けることなくブッシ
ングを水平状態につり上げることができるので、本体取
付作業を簡単に実施することができ、またバランサーの
取付けをどうしても必要とする場合でもバランサーの重
量を大幅に軽くすることができるので、大重量のバラン
サー取付による気中端子のキズ発生の恐れをなくするこ
とができるブッシングのつり上げ装置を提供することが
できる。
【図1】本発明によるブッシングのつり上げ装置の一実
施例の斜視図。
施例の斜視図。
【図2】図1のつり上げ装置を取付けたブッシングの水
平状態の側面図。
平状態の側面図。
【図3】図1のつり上げ装置を取付けたブッシングの正
面図。
面図。
【図4】本発明の他の実施例の斜視図。
【図5】図4のつり上げ装置を取付けたブッシングの水
平状態の側面図。
平状態の側面図。
【図6】従来のブッシングの側面図。
【図7】従来のつり上げ方法によるブッシングの水平状
態の側面図。
態の側面図。
1…ブッシング、2…変圧器、3…本体取付フランジ、
4…碍管、5…気中側端子、6…変圧器側端子、7…碍
管押さえ金具、8…ロープ、9…バランサー、10…つ
り上げ装置、11…バンド、12…つり耳、13…取付
穴、14…補助ロープ、15…カバーを付属したつり上
げ装置、16…カバー、17…チェーンブロック。
4…碍管、5…気中側端子、6…変圧器側端子、7…碍
管押さえ金具、8…ロープ、9…バランサー、10…つ
り上げ装置、11…バンド、12…つり耳、13…取付
穴、14…補助ロープ、15…カバーを付属したつり上
げ装置、16…カバー、17…チェーンブロック。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブッシングの本体取付フランジ側面に沿
って固定される円弧状のバンドと、前記バンドの両端対
称位置に前記ブッシングの中心軸に平行にそれぞれ1個
または複数個のつり耳を設けたことを特徴とするブッシ
ングのつり上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP107694A JPH07201594A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | ブッシングのつり上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP107694A JPH07201594A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | ブッシングのつり上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07201594A true JPH07201594A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11491421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP107694A Pending JPH07201594A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | ブッシングのつり上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07201594A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103663128A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-03-26 | 天威保变(秦皇岛)变压器有限公司 | 一种变压器套管的吊运方法 |
KR102038004B1 (ko) * | 2019-09-19 | 2019-10-30 | 주식회사 이호전기 | 154kV 고압 부싱 조립용 지그장치 |
JP2021012898A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-02-04 | ファナック株式会社 | コア本体、リアクトルおよびリアクトルの製造方法 |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP107694A patent/JPH07201594A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103663128A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-03-26 | 天威保变(秦皇岛)变压器有限公司 | 一种变压器套管的吊运方法 |
JP2021012898A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-02-04 | ファナック株式会社 | コア本体、リアクトルおよびリアクトルの製造方法 |
KR102038004B1 (ko) * | 2019-09-19 | 2019-10-30 | 주식회사 이호전기 | 154kV 고압 부싱 조립용 지그장치 |
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