JPH0720118A - 酸性雨計測方法及びその装置 - Google Patents

酸性雨計測方法及びその装置

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JPH0720118A
JPH0720118A JP5152265A JP15226593A JPH0720118A JP H0720118 A JPH0720118 A JP H0720118A JP 5152265 A JP5152265 A JP 5152265A JP 15226593 A JP15226593 A JP 15226593A JP H0720118 A JPH0720118 A JP H0720118A
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JP
Japan
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rainwater
rain
tank
measuring
conductivity
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JP5152265A
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Toshiaki Yasui
利秋 安井
Toshio Kurachi
登四男 倉知
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量から微少までの降雨にて、酸性雨の計測
を可能にすること。 【構成】 大量及び微少の降雨を検知する工程と、雨
上がり後に平板状採取板11上に付着した粒状雨水を回
収する工程と、回収された雨水の導電率を測定する工程
と、回収された雨水のpHを測定する工程と、前記粒状
雨水を回収した後に前記採取板11を洗浄する工程とを
含む酸性雨計測方法。微少の降雨を検知する感雨セン
サー112と、雨上がり後に粒状雨水を回収する回収手
段11、113と、回収された雨水を収容する収容容器
13、14と、この収容容器13、14に収容された雨
水の導電率を測定する導電率センサー131と、前記収
容された雨水のpHを測定するpH測定手段141と、
採取板11の洗浄手段15、16とを具備する酸性雨測
定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸性雨計測方法及びそ
の装置に関し、特に雨上がり後に残る雨水を計測できる
酸性雨計測方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の酸性雨計測装置の例が「環境と測
定技術」(Vol.18、No.11、1991年、5
0〜56頁)に開示されている。この従来例を図7に示
す。図7において、感雨器713は降雨を感知して、モ
ーター712を駆動する。このモーター712は、降雨
中漏斗状受水部71の蓋711を自動的に開く。蓋71
1が開いたときに、漏斗状受水部71が雨水を受ける。
この受水部71にて受け止められた雨水は、転倒マス7
21上に落下し、受水部722、723に受け止められ
る。受水部722、723に受け止められた雨水は測定
セル73に導かれる。測定セル73は、この雨水の導電
率及びpHを自動測定する。また、分配器724は雨水
の一部分をピンチバルブ773を介して分析用試料保存
タンク74に導くように配設されている。コントロール
部70は、この装置全体の電気的制御をするものであ
る。なお、701は外部接続端子である。洗浄水タンク
76には洗浄水が蓄えられている。この洗浄水は、洗浄
水ポンプ761によって各部へ送られる。即ち、前記洗
浄水がピンチバルブ774を介してシャワー吹出し口7
14に送られて、前記受水部71の洗浄をする。この洗
浄によって、前記受水部71に付着した乾性降下物を取
り除くことができる。また、前記洗浄水がピンチバルブ
771、772を介して転倒マス721に送られ、転倒
マス721の洗浄をする。この装置によると、降雨した
雨水の導電率やpHを自動測定することができる。ま
た、コントロール部70のプログラムによって、測定時
間等を可変とすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば雨水が塗膜に与
える影響を知ろうとすると、降雨中の雨水の測定より
も、降雨終了時に塗膜上に残る雨水のpHを測定する必
要がある。しかるに、従来の技術では、漏斗状受水部7
1を自然落下した雨水を測定するために、降雨終了時に
塗膜等に残る粒状雨水の測定をすることができない。ま
た特に、微少の降雨であって自然落下しないような雨の
場合には、降雨終了時に残る雨水のみならず降雨した雨
水の測定もできない。例えば完成した自動車を野外に保
管しているような場合、酸性雨が塗膜上に残ると、塗膜
の劣化が懸念される。そこで、現在は降雨終了後すみや
かに放水洗車して、塗膜が劣化することを防止してい
る。このうちかなりのケースでは、降雨終了時に残る雨
水が塗膜に悪影響を及ぼすものでなく、放水洗車が不必
要と考えられるが、現在のところ、降雨終了時に残る雨
水を測定する手段がないために、やむを得ず一律に放水
洗車している。したがって、本発明の課題は、上述の従
来例の欠点をなくし、大量の降雨のみならず微少の降雨
においても雨上がり後に残った粒状雨水の回収ができる
酸性雨計測方法及びその装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の第1の構成は、微少降雨を検出可能なセン
サで“降雨あり”の状態から“降雨なし”の状態に変化
したタイミングを検知する工程と、該タイミング検知工
程で当該タイミングが検知されたときに平板状採取板上
に付着した粒状雨水を回収する工程と、回収された雨水
の導電率を測定する工程と、回収された雨水のpHを測
定する工程と、前記粒状雨水を回収した後に前記採取板
を洗浄する工程とを具備する酸性雨計測方法である。更
に、本発明の第2の構成は、微少降雨を検知する感雨セ
ンサーと、雨上がり後に粒状雨水を採取する平板状採取
板と、この採取板上の粒状雨水を回収する回収手段と、
回収された雨水を収容する収容容器と、この収容容器に
収容された雨水の導電率を測定する導電率センサーと、
前記収容された雨水のpHを測定するpH測定手段と、
前記採取板の洗浄手段とを具備する酸性雨計測装置であ
る。
【0005】
【作用】上記本発明の第1の構成によって、微少降雨を
検出可能なセンサで“降雨あり”の状態から“降雨な
し”の状態に変化したタイミングを検知したときに、平
板状採取板にて粒状雨水を回収することができる。この
ため、微少降雨においても平板状採取板上に残った粒状
雨水を回収して計測することができる。また、導電率を
測定する工程及びpHを測定する工程を備えているの
で、回収した雨水の導電率及びpHを計測することがで
きる。なお、導電率の測定とpHの測定との順序はどの
測定が先でもよい。更に、前記雨水の回収後に、前記採
取板を洗浄する工程を備えているので、前記採取板に付
着した乾性降下物を除くことができるため、連続して精
度良く前記各測定をすることができる。更に、上記第2
の構成によって、微少降雨を検知できる感雨センサーが
雨上がりを検知したときに、平板状採取板にて採取され
た粒状雨水を回収手段が回収するので、大量の降雨のみ
ならず微少降雨においても平板状採取板上に残った粒状
雨水を回収することができる。更に、回収された雨水を
収容容器に収容し、導電率センサーがこの収容された雨
水の導電率を測定し、pH測定手段がこの収容された雨
水のpHを測定する。更に、洗浄手段が前記雨水の回収
後に前記採取板を洗浄するので、前記採取板に付着した
乾性降下物を取り除くことができるため、連続して精度
良く前記各測定をすることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の第1実施例を説明してい
る。図1において、コントロール部10は、装置全体の
電気的制御をし、後述する各測定結果を自動記録するも
のである。太陽電池を兼ねた雨水の採取板11が配置さ
れている。採取板11の面積は約1m2 である。また太
陽電池の出力端子111の出力電圧はコントロール部1
0の電源となる。なお、太陽電池の出力端子111の出
力電圧は、図示しないバッテリーに充電される。また、
コントロール部10によって制御される板状ワイパー1
13が採取板11上に配置されている。採取板11の端
部上に、大量の降雨のみならず微少降雨をも検知できる
感雨センサー112が設置されている。この感雨センサ
ー112の出力はコントロール部10の入力となる。感
雨センサー112は、くし歯電極式のものであり、常時
降雨を監視し、雨滴を60秒の間に10滴以上感知した
ら、降雨開始信号をコントロール部10へ送る。降雨中
常時監視し、雨滴を60秒の間に1滴も感知しなけれ
ば、降雨終了信号をコントロール部10に送る。更に濾
過槽12が前記採取板11上の粒状雨水を集めて濾過す
るように配設されている。この濾過槽12には、入口の
金網フィルター121、濾過フィルター122及びレベ
ルセンサー123が設けられている。レベルセンサー1
23は、濾過槽12内に雨水が供給されていることを検
知するものである。レベルセンサー123の出力は、前
記コントロール部10の入力となる。なお、皿状容器1
24は、濾過槽12から溢れた雨水を受けてパイプ17
9を介して排出するためのものである。導電率槽13
は、この中に前記濾過槽12からパイプ171を介して
雨水が流れ込むように配置されている。導電率センサー
131及びレベルセンサー132がこの導電率槽13内
に設けられている。導電率センサー131は、交流2極
法により電極間に流れる電流を計測して、導電率を計算
するものである。また、レベルセンサー132は導電率
槽13内に雨水が供給されていることを検知するもので
ある。導電率センサー131の出力及びレベルセンサー
132の出力は、前記コントロール部10の入力とな
る。
【0007】pH槽14は、その中に導電率槽13内の
雨水がパイプ172、バルブ191及びパイプ173を
介して流れ込むように配設されている。なお、バルブ1
91の開閉は前記コントロール部10によって制御され
る。pH槽14には、pH電極141が設けられてい
る。更に、塩化カリウムkcl槽142がパイプ176
を介してkcl溶液をpH電極141中に流し込むよう
に配置されている。またレベルセンサー143がpH槽
14の入口に設けられている。レベルセンサー143は
pH槽14内に雨水が供給されていることを検知するも
のである。このレベルセンサー143の出力は、前記コ
ントロール部10の入力となる。更に、pH校正液とし
て、pH7液槽144がバルブ192及びパイプ174
を介して、及びpH4液槽145がバルブ193及びパ
イプ175を介して、それぞれpH槽14に接続されて
いる。なお、前記バルブ192及びバルブ193の開閉
は前記コントロール部10によって制御される。バルブ
192を開いて、pH7液槽144中のpH7液をpH
槽14内に導入し、pH電極141に接続されているp
H計の校正をする。また、同様に、バルブ193を開い
て、pH4液槽145中のpH4液をpH槽14内に導
入し、pH電極141に接続されているpH計の校正を
する。更に、パイプ177が、pH槽14内の一定レベ
ル以上の雨水の排出用としてpH槽14に接続され、パ
イプ178及びバルブ194が、pH槽14内の全ての
雨水の排出用としてpH槽14に接続されている。バル
ブ194の開閉は、前記コントロール部10によって制
御される。浄水タンク15内には、採取板11等の洗浄
液151が収容されている。この洗浄液151は、ポン
プ16によって各部に送られる。即ち、パイプ181、
182、183を介して採取板11上に送られ、また、
パイプ181、182、184及びパイプ171を介し
て導電率槽13へ送られる。
【0008】以上の構成によって、採取板11上に雨
(大量の雨のみならず微少の雨をも含む)が降ると、感
雨センサー112が“降雨あり”の状態から“降雨な
し”の状態に変化したタイミング(雨上がりのタイミン
グ)を検知して、コントロール部10に伝達する。する
と、コントロール部10は、各バルブ191、192、
193、194の開閉を制御して、一連の測定動作を始
める。まず、雨上がり後に採取板11上に残った粒状雨
水を板状ワイパー113によって回収する。次に、回収
された雨水が濾過槽12に導かれる。この濾過槽12に
て、前記回収された雨水が濾過される。この濾過された
雨水が導電率槽13に導かれる。このとき、バルブ17
2は閉じている。この導電率槽13にて、レベルセンサ
ー132が雨水の有無を判別し、導電率センサー131
が雨水の汚染度として導電率を測定する。更に、コント
ロール部10がこの測定結果を自動的に記録する。次
に、バルブ172を開くと、導電率槽13内の雨水が、
pH槽14内に導かれる。このpH槽14において、レ
ベルセンサー143が雨水の有無を判別し、pH電極1
41が雨水の酸性度としてpHを測定する。更に、コン
トロール部10がpH測定結果を自動的に記録する。こ
のとき、バルブ192、193、194は閉じている。
pH測定終了後にバルブ194を開いて、pH槽内の雨
水を排出する。コントロール部10で記録された導電率
及びpHが、予め設定してある有害値を越えた時のみ有
害信号を出力する。この信号により放水を実施する。次
に、浄水タンク15内の洗浄液151を使用して採取板
11及び各部分を洗浄する。ただし、採取板11は有害
信号の出力したときのみ洗浄する。コントロール部10
によりポンプ16を動作させて、前記洗浄液151を採
取板11上及び導電率槽13に送る。このようにする
と、採取板11上を洗浄して、採取板11上に付着した
乾性降下物を取り除くことができ、更に、各パイプ17
1、172、173、178、導電率槽13及びpH槽
14の洗浄をすることができる。なお、このときバルブ
191、194が開いた状態である。
【0009】図2は、本発明の第2実施例を説明してい
る。図2において、一対の太陽電池を兼ねた採取板2
1、22は一対のエアーシリンダー25、26によって
開閉可能に配設されている。この一対の採取板21、2
2の中間の下側に配置された開口部を有するパイプ24
1によって、回収された雨水がpH槽23に導かれる。
pH槽23内にはpH電極231が配置されている。な
お、パイプ242は、余分の雨水を排出するためのパイ
プであり、パイプ243は、pH槽23内の雨水を排出
するためのパイプである。また、27はカバーである。
以上の構成によって、雨が降っている間は、採取板2
1、22が実線状態で、雨が止んだ時点では、シリンダ
ー25、26によって採取板21、22が二点鎖線状態
となる。このため、大量の降雨のみならず微少の降雨に
おいても、採取板21、22上に残った粒状雨水28が
集められパイプ241を介してpH槽23に導かれる。
なお、晴天時における太陽電池としての採取板21、2
2の傾きは、太陽の直射日光を受けるため、発電効率の
良い角度にする。
【0010】図3は、本発明の第3実施例を説明してい
る。図3において、ベルト状採取面31は、ローラー3
2a、32bによって駆動されるように配設されてい
る。pH槽33は、このベルト状採取面31上の粒状雨
水36が導かれるように配設されている。なお、pH槽
33内にpH電極34が配置されている。また、35は
カバーである。以上の構成によって、大量の降雨のみな
らず微少の降雨においても、雨が降り止んだ時点で、ロ
ーラー32a、32bによってベルト状採取面31を矢
印37方向に駆動して、ベルト状採取面31上に残った
粒状雨水36をpH槽33内に導く。なお、雨が継続し
て降る場合、雨水がpH槽33内に落ちていくようにロ
ーラー32a、32bに勾配をつける。
【0011】図4は、本発明の第4実施例を説明してい
る。図4において、円板状採取板41がモーター42に
より回転可能に配設されている。雨溜まり溝43は、円
板状採取板41の周囲に配設され、この雨溜まり溝43
に接続されたパイプ44を介して雨水が導かれるように
pH槽45が配設されている。なお、pH電極46がp
H槽45内に設置されている。また、排出用パイプ47
がpH槽45に設けられている。また、48はカバーで
ある。以上の構成によって、大量の降雨のみならず微少
の降雨においても、雨が上がった時点で、円板状採取板
41をモーター42によって回転させて、円板状採取板
41上に残った粒状雨水49を雨溜まり溝43内に導
く。更に、雨溜まり溝43内の雨水は、パイプ44を介
してpH槽45内に導かれる。
【0012】図5は、本発明の第5実施例を説明してい
る。図5において、ロート状採取板51はバイブレータ
52によって振動させられるように配設されている。更
に、このロート状採取板51の下側にロート状容器53
が配設されている。また、このロート状容器53の下側
に、半導体導電率センサー54がモーター55により回
転可能に配設され、半導体pHセンサー56がモーター
57により回転可能に配設されている。以上の構成によ
って、大量の降雨のみならず微少の降雨においても、雨
が上がった時点で、モーター55により半導体導電率セ
ンサー54を矢印55a方向にロート状容器53の下ま
で回転させた状態で、バイブレータ52によってロート
状採取板51を振動させて、ロート状採取板51上に残
った粒状雨水58を半導体導電率センサー54上に落下
させて、雨水の導電率を測定する。次に、モーター55
により半導体導電率センサー54を矢印55bの方向に
回転させ、モーター57により半導体pHセンサー56
を矢印57bの方向にロート状容器53の下まで回転さ
せた状態で、バイブレータ52によってロート状採取板
51を振動させて、前記粒状雨水58を半導体pHセン
サー56上に落下させて、雨水のpHを測定する。測定
終了後、モーター57により半導体pHセンサー56を
矢印57aの方向に回転させる。測定しない時(pHセ
ンサー56が破線状態にある時)に校正動作を行う。
【0013】図6は、本発明の第6実施例の説明をして
いる。図6において、平板状採取板61に試料槽62が
形成されている。この試料槽62の底は開口していて、
この開口部に栓63が開閉可能に配置されている。ま
た、平板状採取板61を振動させるバイブレータ64が
配置されている。更に、65はpH電極、66は導電率
電極である。以上の構成によって、大量の降雨のみなら
ず微少の降雨においても、雨が上がった時点で、試料槽
62の開口部に栓63をする。次に、バイブレータ64
により平板状採取板61を振動させて、平板状採取板6
1上に残った粒状雨水67を試料槽62内に集める。次
いで、pH電極65を試料槽62内に移動させて、雨水
のpHを測定する。次に、pH電極65の代わりに導電
率電極66を試料槽62内に移動させて、雨水の導電率
を測定する。最後に、試料槽62の開口部から栓63を
抜いて、試料槽62内の雨水を排出する。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の酸
性雨測定方法及びその装置によれば、大量の降雨のみな
らず微少の降雨においても、雨上がり後に平板状採取板
上に残った粒状雨水を回収して、その雨水中の導電率及
びpHを容易にかつ正確に連続して測定できる。このた
め、自動車の塗板等に残った粒状雨水が有害か無害かの
判断ができるので、自動車の塗板等の有害雨水による浸
食を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の説明図である。
【図2】本発明の第2実施例の説明図である。
【図3】本発明の第3実施例の説明図である。
【図4】本発明の第4実施例の説明図である。
【図5】本発明の第5実施例の説明図である。
【図6】本発明の第6実施例の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10 コントロール部 11、21、22、41、51、61 採取板 112 感雨センサー 113 ワイパー 13 導電率槽 131、54 導電率センサー 14、23、33、45 pH槽 141、231、34、46、65 pH電極 15 浄水タンク 16 ポンプ 25、26 エアーシリンダー 31 ベルト状採取面 32a、32b ローラー 42 モーター 52、64 バイブレータ 53 ロート状容器 56 pHセンサー 62 試料槽 66 導電率電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01W 1/14 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微少降雨を検出可能なセンサで“降雨有
    り”の状態から“降雨なし”の状態に変化したタイミン
    グを検知する工程と、該タイミング検知工程で当該タイ
    ミングが検知されたときに平板状採取板上に付着した粒
    状雨水を回収する工程と、回収された雨水の導電率を測
    定する工程と、回収された雨水のpHを測定する工程
    と、前記粒状雨水を回収した後に前記採取板を洗浄する
    工程とを具備することを特徴とする酸性雨計測方法。
  2. 【請求項2】 微少降雨を検知する感雨センサーと、粒
    状雨水を採取する平板状採取板と、この採取板上の粒状
    雨水を回収する回収手段と、回収された雨水を収容する
    収容容器と、この収容容器に収容された雨水の導電率を
    測定する導電率センサーと、前記収容された雨水のpH
    を測定するpH測定手段と、前記採取板の洗浄手段とを
    具備することを特徴とする酸性雨計測装置。
JP5152265A 1993-06-23 1993-06-23 酸性雨計測方法及びその装置 Pending JPH0720118A (ja)

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