JPH0720109Y2 - 車輌等の積み降ろし用ブリッジ - Google Patents

車輌等の積み降ろし用ブリッジ

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JPH0720109Y2
JPH0720109Y2 JP1988097035U JP9703588U JPH0720109Y2 JP H0720109 Y2 JPH0720109 Y2 JP H0720109Y2 JP 1988097035 U JP1988097035 U JP 1988097035U JP 9703588 U JP9703588 U JP 9703588U JP H0720109 Y2 JPH0720109 Y2 JP H0720109Y2
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JP
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bridge
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straight
arch
unloading
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JP1988097035U
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JPH0218431U (ja
Inventor
正宏 田中
Original Assignee
新興和産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、下部に突起物を有する耕耘機等の車輌を、ト
ラック等の荷台へ円滑に積み降ろしすることができる車
輌等の積み降ろし用ブリッジに関する。
(従来の技術) 一般に、耕耘機等の車輌を農地や現場へ運搬するには、
専ら、トラック等が用いられるもので、この荷台への積
み降ろしには、一対の直材に踏板を間隔的に多数取り付
けた直形のブリッジを、荷台後部と地面とに掛け渡して
行なっていた。
しかし、このブリッジは、トラックの荷台へ傾斜状に接
続されるから、該荷台の接続部が突起状に出っ張って、
積み降ろしの際に、この部分に車輌の下側が当たって、
接続部や車輌を損傷させたり、車輌を転落させたりする
事故を起すものであった。
そのため、走面を弧状のアーチ形に形成することによ
り、荷台との接続部をなだらかな平坦状とさせて、円滑
に車輌等を積み降ろしすることができるアユミ板やブリ
ッジの構成が知られている。(実開昭49-130583号、実
開昭50-21922号、特公昭38-14226号公報参照) しかしながら、前記したものは、いずれも車輌の走面が
アーチ形に形成されているので、積み降ろしに際して高
低差を有する場合は、前記した欠点が解消されて円滑な
車輌搬送を行なうことができるものであるが、高低差
(略水平の場合)がない部分に橋状に掛け渡したとき
は、このものが太鼓橋状となって搬送に不都合を生ず
る。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、弧状走面を有するアーチ形ブリッジと直形
ブリッジとからなり、これらの組み合わせにより高低差
を有する場合、また、直形ブリッジのみにより高低差を
有しない場合の車輌の円滑な積み降ろしを選択的に行な
うことができる車輌等の積み降ろし用ブリッジを提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、一対の弧材
に踏板を取り付けて弧状走面を形成させ、弧材の下に所
定間隔で複数の支柱を設けたアーチ形ブリッジと、この
アーチ形ブリッジを載設する直形ブリッジと、前記支柱
の下部にその下端を直線状に揃えて設け、この直形ブリ
ッジへ前記アーチ形ブリッジを止める係止部材と、 を備えさせた車輌等の積み降ろし用ブリッジの構成にあ
る。
(作用) 前記のように構成される本考案は以下に述べる作用を奏
する。
本考案は、弧状走面を有するアーチ形ブリッジと直形ブ
リッジとの組み合わせ使用あるいは一方のみの使用によ
り、積み降ろし位置に高低差を有する場合と、その位置
に高低差を有しない略平行の場合との両方に採用し得る
ものである。
まず、積み降ろし位置に高低差を有する場合は直形ブリ
ッジの一端部をトラック等の荷台後部へ掛け、他端部を
地面等へ載置させると、該直形ブリッジが荷台に対して
傾斜状に取り付けられる。
この状態で、直形ブリッジ上へアーチ形ブリッジの係止
部材を止め付ければ、この弧状走面が荷台後部と連なっ
て該面が荷台面とほぼ平となる。
したがって、この状態で、アーチ形ブリッジ上へ車輌を
乗せて走らせれば、荷台に対して、その乗せ降ろしに際
して、車輌はその下部に例え突出物があっても、平坦路
を走るのと同様に前記突出物が荷台へつかえることな
く、簡単かつ安全に行なわれる。
次に、積み降ろし位置に高低差を有しない場合は、直形
ブリッジの一端部をトラック等の荷台後部へ掛け、他端
部を荷台と同高さの他所へ取り付けると、該直形ブリッ
ジが荷台に対して略平行状の直線で平坦状に取り付けら
れる。
したがって、この状態で、直形ブリッジ上へ車輌を乗せ
て走らせれば、前記同様に簡単かつ安全に行なわれる。
(実施例) 次に本考案に関する車輌等の積み降ろし用ブリッジの一
実施例を図面に基づいて説明する。
第1図においてAは、車輌w等をトラック等の荷台2に
対して積み降ろしを行なうブリッジで、係脱自在の二つ
に分割されるアーチ形ブリッジbと直形ブリッジcとに
より基本的に構成される。
そして、前記したアーチ形ブリッジbは、鋼材やアルミ
ニューム合金の丸,角パイプあるいは、形材により成形
した一対の弧材1、1の間に、所定間隔で多数の踏板6
を溶接等により固着してあり、これにより、車輌wの車
輪が移動できる弧状走面が形成される。
そして、弧材1,1の長さは、例えば、荷台2の高さが800
mmの場合は、3mとなるように設定する。
また、踏板6は、その一枚のサイズを例えば、幅100〜1
50mm程度、長さを対象車輪巾に+αの寸法に形成して、
弧材1,1へ30〜60mmの間隔で取り付けられるもので、各
踏板6の上面には、複数の突条の滑り止め7を刻設して
ある。
なお、この滑り止め7は、溝の形成や金網等を用いるこ
ともある。
更に、前記したアーチ形ブリッジbには、その弧材1,1
の下部にそれぞれ複数の支柱4を取り付け、これら支柱
4の下部にその下端を直線状に揃えた切欠状の係止部材
10を連接してあって、後記する直形ブリッジcの直材10
に係脱するものである。
なお、この係止部材10は、その切欠の向きを対抗的に形
成あるいは、取り付けることにより、直形ブリッジcへ
載置したときのアーチ形ブリッジbの左右方向への移動
が抑えられる。
そして、前記した直形ブリッジcは、アーチ形ブリッジ
bと同効質材で、略同長に成形した一対の直材11,11の
間に、アーチ形ブリッジbの踏板6と略同長で、同巾に
形成した多数の踏板12を、所定間隔により溶接等で固着
してあり、これにより、車輪wの車輪が移動できる直状
走面が形成される。
また、直材1,,11の一側端部には、鉤形の係止片9を付
設してあるもので、これをトラック等の荷台2の後扉3
へ掛け止めることにより、直形ブリッジcおよびその上
部に載置されるアーチ形ブリッジbが荷台2より容易に
離脱しないようにしてある。
なお、この直形ブリッジcは、アーチ形ブリッジbと同
サイズのものであれば、既存のものも利用できることは
もちろんである。
前記した構成により、本考案実施例のブリッジAは、荷
台2に対して、車輌wの積み降ろしに際し、第1図に示
すように、その積み降ろし位置に高低差を有する場合を
説明する。
まず、直形ブリッジcの一端部に設けた係止片9を荷台
2の後扉3へ掛け、他端部を地面等へ載置させると、該
直形ブリッジcが荷台2に対して傾斜状に取り付けられ
る。
この状態で、直形ブリッジcの直材11,11へアーチ形ブ
リッジbにおける支柱4の係止部材10を係合させて止め
付ければ、アーチ形ブリッジbの弧状走面と荷台2の後
部と連なって該面が荷台面とほぼ平となる。
したがって、この状態で、アーチ形ブリッジbの踏台6
上へ、耕耘機等の車輌wを乗せて走らせれば、荷台2に
対して、車輌wはその下部に例え突出物があっても、平
坦路を走るのと同様に前記突出物が荷台2とブリッジA
との突起へつかえることなく、簡単かつ安全に行なわれ
る。
次に、積み降ろし位置に高低差を有しない場合は、直形
ブリッジcの一端部に設けた係止片9を荷台2の後扉3
へ掛け、他端部を荷台2と同高さの他所へ取り付ける
と、該直形ブリッジcが荷台2に対して略平行状の直線
で平坦状に取り付けられる。
したがって、この状態で、直形ブリッジc上へ車輌wを
乗せて走らせれば、前記同様に簡単かつ安全に行なわれ
る。
(考案の効果) 前述のように本考案に関する装置は、アーチ形ブリッジ
と直形ブリッジとが着脱自在に形成されているので、こ
れらの組み合わせ、あるいは、直形ブリッジのみの使用
を選択的に行なうことにより、車輌の積み降ろしに際し
て、その積み降ろし位置に高低差を有する場合と、高低
差を有しない場合の両方へ用いることができる。
特に、アーチ形ブリッジは、弧材と踏板と支柱との簡単
な構成のため、軽量でかつかさばらないので運搬や取り
扱いが容易に行なえると共に、安価に製作できて、既存
の直形ブリッジにも簡便に取り付けられて経済的であ
る。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する車輌等の積み降ろし用ブリッジ
を組み合わせた積み降ろし状態を示す説明図である。第
2図は第1図における分解状態を示す斜視図である。第
3図は第1図においてブリッジの中間部で断面した側面
図である。第4図は第1図におけるブリッジの一部を省
略した縦断正面図である。 図においてbはアーチ形ブリッジ.cは直形ブリッジ.1は
弧材.4は支柱.6は踏板.10は係止部材.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の弧材に踏板を取り付けて弧状走面を
    形成させ、弧材の下に所定間隔で複数の支柱を設けたア
    ーチ形ブリッジと、このアーチ形ブリッジを載設する直
    形ブリッジと、前記支柱の下部にその下端を直線状に揃
    えて設け、前記直形ブリッジへ前記アーチ形ブリッジを
    止める係止部材とを備えさせたことを特徴とする車輌等
    の積み降ろし用ブリッジ。
JP1988097035U 1988-07-22 1988-07-22 車輌等の積み降ろし用ブリッジ Expired - Lifetime JPH0720109Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0218431U JPH0218431U (ja) 1990-02-07
JPH0720109Y2 true JPH0720109Y2 (ja) 1995-05-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130583U (ja) * 1973-03-08 1974-11-09
JPS5216101Y2 (ja) * 1973-06-18 1977-04-12

Also Published As

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JPH0218431U (ja) 1990-02-07

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