JPH07200835A - 画像データ解析方法 - Google Patents

画像データ解析方法

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Publication number
JPH07200835A
JPH07200835A JP6281644A JP28164494A JPH07200835A JP H07200835 A JPH07200835 A JP H07200835A JP 6281644 A JP6281644 A JP 6281644A JP 28164494 A JP28164494 A JP 28164494A JP H07200835 A JPH07200835 A JP H07200835A
Authority
JP
Japan
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image
data
box
node
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP6281644A
Other languages
English (en)
Inventor
James V Mahoney
ヴィー.マホニー ジェームス
Satyajit Rao
ラオ サティヤジット
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH07200835A publication Critical patent/JPH07200835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集動作を示すマークを解析すること。 【構成】 最初に240で原画像とオーバーレイ画像を
含む画像セットを定義するデータを受け取り、242で
動作カテゴリ命令を呼び出し、動作カテゴリデータを得
る。動作カテゴリデータは各画像内の各ノード−リンク
構造が動作を示す二つの画像定義データを含み、一つは
各ノード−リンク構造が移動動作を示し、他は各ノード
−リンク構造はイン−プレース動作を示す。イン−プレ
ース動作を示す各ノード−リンク構造を処理する反復ル
ープが250で開始され、252で特定イン−プレース
動作上で動作が分岐し、削除及びスケール/回転動作を
支援する。254は削除動作を実行し、255はイン−
プレース動作を実行する。全てのイン−プレース動作が
実行されると、258は一つが移動するオブジェクトを
示し且つ他が宛て先を示す二つの画像を得て、移動動作
準備を行い、260で移動動作を示す各ノード−リンク
構造を処理する反復ループを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は編集動作を示すマークを
解析するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】1979年8月20〜23日に東京で開
催された第6回人工知能のための国際合同会議のIJC
AI−79の856乃至858頁の"A Facsimile Based
TextEditor Using Handwritten Mark Recognition"と
題された議事録において手描きマーク認識を用いたテキ
スト編集をベースとしてファクシミリを開示している。
削除マーク及び移動マークを含む5種類のマークが図1
に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の一つの態様は、画像セットを解析する
ための技術の開示に基づいている。画像セットはグラフ
ィカル特徴と、このグラフィカル特徴上で実行されるべ
き編集動作を示すマークを表す。この技術は表示された
編集動作に関する情報を得るために編集マークを解析す
る。
【0004】この技術は、グラフィカル特徴上の編集動
作が二つのカテゴリに分割され得るという観察に基づい
ている。「移動動作」と呼ばれるいくつかの動作はグラ
フィカル特徴を移動することによって実行され、これに
よってこの特徴は画像セット内の異なる位置でセンタリ
ングされる。「イン−プレース(その場)動作」と呼ば
れる他の動作はグラフィカル特徴を移動せずに実行され
得て、これによってこの特徴は異なる位置でセンタリン
グされる。移動動作は単純移動、例えば、スケーリング
又は回転及び置換などの移動を有することができる。
「イン−プレース動作」は例えば、削除、スケーリン
グ、及び回転を含むことができる。
【0005】この技術は、グラフィカル特徴及びこのグ
ラフィカル特徴上で実行されるべき編集動作を示す編集
マークを示す画像セットを定義するデータを受け取る。
この技術は、編集動作が第1のグラフィカル特徴をこの
第1のグラフィカル特徴が画像セット内の異なる位置に
センタリングされるように移動するか否かを示す動作カ
テゴリ(分類)データを得るために画像セットを定義す
るデータを使用する。次いでこの技術は、編集動作がグ
ラフィカル特徴上で実行されている画像セットのバージ
ョンを定義するデータを得るために動作カテゴリデータ
を使用する。編集されたバージョンは、動作カテゴリデ
ータが、編集動作が第1のグラフィカル特徴が画像セッ
ト内の異なる位置にセンタリングされるようにこの第1
のグラフィカル特徴を移動することを示した場合にの
み、異なる位置内のグラフィカル特徴を表す。
【0006】編集マークは編集されている画像内の特徴
と組み合われた時、ノード−リンク構造を形成するノー
ド及びリンクを有し得る。各ノード−リンク構造内の編
集マークは編集動作のタイプとそのパラメータを示し得
る。この技術は、ノード、リンク、及びノード−リンク
構造上の制約条件を満たす画像セットの部分を示す制約
されたノード−リンクデータを得るために画像セットを
解析することによって実行され得る。この技術は動作カ
テゴリデータを得るために制約されたノード−リンクデ
ータを使用し得る。
【0007】上記の技術は、これらの技術がユーザによ
って作成された単純な編集マークに応答してグラフィカ
ル編集動作を実行することを可能とする利点を有する。
【0008】本発明の態様は、第1のグラフィカル特徴
と前記第1のグラフィカル特徴上で実行されるべき編集
動作を示す編集マークを表す入力画像セットを定義する
入力画像データを得るステップを有し、前記第1のグラ
フィカル特徴が前記入力画像セット内の位置にセンタリ
ングされ、前記編集動作が、前記第1のグラフィカル特
徴が前記入力画像セット内の異なる位置にセンタリング
されるように前記第1のグラフィカル特徴を移動させる
か否かを示す動作カテゴリデータを得るために前記入力
画像データを使用するステップを有し、出力画像を定義
する出力画像データを得るために前記動作カテゴリデー
タを用いるステップを有し、前記出力画像が、前記編集
動作が前記第1のグラフィカル特徴上で実行された前記
入力画像セットのバージョンを含み、且つ前記出力画像
は、前記動作カテゴリデータが前記第1のグラフィカル
特徴が前記入力画像セット内の異なる位置にセンタリン
グされるように前記第1のグラフィカル特徴を移動する
ことを示す場合にのみ、異なる位置でセンタリングされ
た前記第1のグラフィカル特徴を示す画像セット解析方
法である。
【0009】
【実施例】「グラフィカル編集動作」又は「編集動作」
は、要求された変更が行われた第1の画像の変更された
バージョンである第2の画像を定義するデータを得るた
めに第1の画像を定義するデータを使用する動作であ
る。
【0010】「編集マーク」は編集動作によって行われ
る変更を要求するマークである。
【0011】編集動作は、この編集動作が、グラフィカ
ル特徴が第1の画像内とは異なる第2の画像内の位置に
センタリングされる第2の画像を定義するデータを得よ
うとする場合、第1の画像内のグラフィカル特徴を「移
動する」。グラフィカル特徴を移動する編集動作は本明
細書中において「移動動作」と呼ばれるが、グラフィカ
ル動作を移動しない編集動作は「イン−プレース(その
場)動作」と呼ばれる。
【0012】図1は動作カテゴリデータがいかにして編
集された画像を得るために使用され得るかを概略的に示
す。図2は編集された画像を得るために動作カテゴリデ
ータを用いるときの一般的な動作を示す。図3はソフト
ウェア製品とそれが使用され得るマシン(装置)の一般
的な構成要素を示す。
【0013】図1において、原稿シート10はグラフィ
カル特徴12及び14を有するが、透過性(透明)オー
バーレイシート20はオーバーレイシート20上で人間
によって作成される編集マークによって形成された編集
成分22、24、26、及び28を有する。図1に示し
たように、オーバーレイシート20が原稿シート10に
重畳されると、二つの単純なノード−リンク構造が出現
し、一つのノード−リンク構造はグラフィカル特徴12
並びに編集成分22及び24を有し、他のノード−リン
ク構造はグラフィカル特徴14並びに編集成分26及び
28を有する。原稿シート10及びオーバーレイシート
20は入力画像セットを定義するデータを得るために使
用され得る。
【0014】編集成分22即ち有向リンクはそのソース
ノードとして”A”とラベル付けされたグラフィカル特
徴12を有する。その宛て先(行き先)ノードは編集マ
ーク24である。従って、編集成分22は、入力画像セ
ット内の異なる位置、この場合は編集成分24によって
示される位置へ、グラフィカル特徴12を移動する編集
動作を示すことができる。
【0015】同様に、編集成分26即ち無向リンクは”
B”とラベル付けされたグラフィカル特徴14を一つの
ノードとして有しており、且つ編集成分28はその他の
ノードである。従って編集成分20は、入力画像セット
内の異なる位置へグラフィカル特徴14を移動しようと
しない編集動作を示し得るが、クロスマーク即ち”×”
で図示する編集成分28によって示すように、むしろ、
それを削除する。
【0016】シート10及び20を含む入力画像セット
を定義するデータを受け取るマシンは、編集成分22、
24、26、及び28によって示される各編集動作がグ
ラフィカル特徴を入力画像セット内の異なる位置へ移動
するか否かを示す動作カテゴリデータ30を自動的に得
ることによって、応答することができる。次いで、この
マシンは、編集動作が実行されていた入力画像セットの
バージョンである出力画像、即ちシート32の画像を定
義するデータを得るため、動作カテゴリデータ30を自
動的に使用することができる。編集成分22及び24に
よって示された動作の結果として、グラフィカル特徴3
4は、編集成分24が入力画像セット内に有する位置と
同じ出力画像の位置に配置される。編集成分26及び2
8によって示された動作の結果として、シート30はグ
ラフィカル特徴14に類似したグラフィカル特徴を含ま
ない。
【0017】図2における一般的な動作は、グラフィカ
ル特徴、及びそのグラフィカル特徴上で実行されるべき
編集動作を示す編集マークを示す入力画像セットを定義
する入力画像データを得ることによって、ボックス40
において開始される。これに応答して、ボックス42に
おける動作は編集動作が入力画像セット内の異なる位置
へグラフィカル特徴を移動するか否かを示す動作カテゴ
リデータを得るために入力画像データを使用する。ボッ
クス44における動作は次いで、編集動作がグラフィカ
ル特徴上で実行されている入力画像セットのバージョン
を示す出力画像を定義する出力画像データを得るために
動作カテゴリデータを使用する。
【0018】図3は、図3に示された構成要素と同様の
構成要素を含むシステム内で使用され得る製造品目、即
ちソフトウェア製品60を示す。ソフトウェア製品60
は記憶媒体アクセスデバイス64によってアクセスされ
得るデータ記憶媒体62を含む。データ記憶媒体62
は、例えば、一つ又はそれより多くのテープ、ディスケ
ット、若しくはフロッピディスクのセットのような磁気
媒体、一つ又はそれより多くのCD−ROMのセットよ
うな光学的媒体、又はデータを記憶するためのあらゆる
他の適切な媒体であってもよい。
【0019】データ記憶媒体62は記憶媒体アクセスデ
バイス64がプロセッサ66へ提供することができるデ
ータを記憶する。プロセッサ66はメモリ68にアクセ
スするために接続されており、且つメモリ68は、プロ
セッサ66が実行する命令を示すプログラムメモリ、及
びこれらの命令を実行するときにアクセスすることがで
きるデータを記憶するデータメモリを有することができ
る。メモリ68は図示するように追加の動作データを記
憶している。
【0020】プロセッサ66はまた画像入力回路70か
らの画像を定義するデータを受け取るために接続されて
いる。このデータは、ファクシミリ(ファックス)マシ
ン72、スキャナー74、キーボード及びマウス又はペ
ン型若しくはスタイラスベースの入力デバイスによって
制御されるフォルムズ(書式)エディタ又は他のインタ
ラクティブ画像エディタであってもよいエディタ76、
又は画像を定義するデータを転送することが可能なロー
カルエリアネットワーク又は他のネットワークであって
もよいネットワーク78から得ることができる。
【0021】ディスプレイ記憶媒体62に加えて、ソフ
トウェア製品60は記憶媒体62によって記憶されるデ
ータを含む。記憶されたデータは、図2における動作の
ような動作を実行するため、プロセッサ66が実行する
ことができる画像処理命令80を示すデータを含む。こ
れらの命令80を実行するにあたって、プロセッサ66
は画像入力サーキットリ70からの入力画像セットを定
義する入力画像データを受け取る。入力画像セットは、
グラフィカル特徴、及びこのグラフィカル特徴上で実行
されるべき編集動作を示す編集マークを示す。プロセッ
サ66は、編集動作が第1のグラフィカル特徴を入力画
像セット内の異なる位置へ移動するか否かを示す動作カ
テゴリデータを得るために入力画像データを使用する。
プロセッサ66は次いで、編集動作がグラフィカル特徴
上で実行された入力画像セットのバージョンを含む出力
画像を定義する出力画像データを得るために動作カテゴ
リデータを使用する。出力画像データは、動作カテゴリ
データが編集画像が入力画像セット内の異なる位置へグ
ラフィカル特徴を移動することを示す場合だけ、異なる
位置におけるグラフィカル特徴を示す。
【0022】命令80を実行するにあたって、プロセッ
サ66はまたグラフィカル表現のカテゴリを示す表現カ
テゴリデータも得ることができる。このグラフィカル特
徴は表示されたカテゴリ内のグラフィカル表現内にあ
る。
【0023】プロセッサ66はメモリ68内に記憶され
た追加の動作データへアクセスするためにこの表現カテ
ゴリデータを使用することができ、且つあるタイプの動
作がグラフィカル表現のカテゴリ上で実行される場合に
必要とされる追加の動作を実行することができる。
【0024】プロセッサ66は出力画像データを画像出
力サーキットリ90へ提供するために接続されてもよ
い。出力画像データはまた、ファックスマシン92、プ
リンタ94、ディスプレイ96、又はネットワーク98
へ提供されることができる。
【0025】出力画像データは制御信号を提供するため
に使用されてもよい。例えば、メモリ68は、制御信号
を定義する制御データを得るために出力画像データを使
用するためにプロセッサ66が実行し得る制御命令を記
憶することができる。制御データは制御出力サーキット
リ100へ提供されることができ、この制御出力サーキ
ットリ100は制御信号をシステム102へ提供するこ
とによって応答し得る。
【0026】直接使用されるより、出力画像データは将
来使用可能なようにメモリ68に記憶された方がよい。
【0027】図4はユーザがグラフィカル特徴及び手描
きによる編集マークを示す画像セットを提供し得る色々
な方法を示す。図5はグラフィカル特徴と、マシンと対
話することによる編集マークを示す画像セットをユーザ
が提供し得る色々な方法を示す。
【0028】図4は、グラフィカル特徴と編集マークを
示す画像セットがいかにして提供され、これによってこ
れらのグラフィカル特徴と編集マークが区別され得るか
の幾つかの例を左側に示す。一つの画像セットは画像1
00及び102を含み、他の画像セットは画像104と
106を含み、且つ他の画像セットは画像108を含
む。各画像セットは、文字”A”を有する矩形で図示さ
れたグラフィカル特徴、と、有向リンク及び文字”B”
を有する矩形を有するノードで図示されている編集マー
クを示す。編集マークは、例えば、文字”A”を有する
矩形が文字”B”を有する矩形によって置き換えられる
編集動作を示すことができる。
【0029】一般に、図4の画像はあらゆる適切な方法
で得られる。例えば、編集マークは手によるマーキング
媒体上で実行される動作をマーキングすることによって
作成され得る。
【0030】マーキング媒体がシートである場合、スキ
ャナー130はこのシートを受け取ることができる。ス
キャナー130はグラフィカル特徴及び編集マークを示
す画像セットを定義するデータを提供するために一つ又
はそれより多くのシートのセット上で動作する。
【0031】マーキング媒体がマークを感知することが
できる電子デバイスのマーキング面である場合、エンコ
ーダ132は電子デバイスから信号を受け取り、且つこ
れらの信号を使用して編集マークを示す画像を定義する
データを得ることができる。このデータはマークがプリ
ントされるシートを得るためにプリンタ134へ提供さ
れ、且つこのシートはスキャナ130へ提供され得る。
スキャナ130は編集マークを示す画像を定義するデー
タを提供する。
【0032】図4はまた、エンコーダ132からのデー
タが編集マークを示す画像を定義するデータとして直接
使用され得ることも示す。これは、グラフィカル特徴を
示す画像を定義するデータがスキャナー130などを介
して他の方法で得られる場合や、エンコーダ132がマ
ーキング動作に応答して画像を定義するデータを提供し
得る場合に適している。
【0033】図4において画像セットの三つの特定の実
施例が示されている。
【0034】第1の例において、画像セットは原画像1
00とオーバーレイ画像102を有し、且つ各々がスキ
ャナー130へ提供されるそれぞれのシート上にあって
もよい。オーバーレイ画像102を有するシートはこの
シートが原画像を有するシート100上で重畳され得る
ほど充分に透明であり、これによってユーザが適切な位
置で編集マークを作成するのが可能になる。従って、二
つのシートが走査される時、グラフィカル特徴は原画像
100内のみで示されるが、編集マークは、オーバーレ
イ画像102内のみで示され且つグラフィカル特徴から
簡単に区別され得る。
【0035】エンコーダ132が原画像100を有する
シートが透明マーキング面の下方へ配置され得るように
構築される場合、オーバーレイ画像102はエンコーダ
132のマーキング面上でのマーキング動作によって択
一的に得られる。同様に、原画像100を有するシート
が走査され且つエンコーダ132がそのマーキング面上
に走査された画像を提供し得る場合、オーバーレイ画像
102はエンコーダ132から得られる。
【0036】第2の例において、画像セットは画像10
4及び106を有し、ここで画像106は編集マークが
それに追加された画像104のバージョンである。編集
マークが作成される前に、画像104を有するシートは
スキャナー130へ送られ得る。次いで、編集マークが
作成された後で、編集マークを有する画像106を有し
ているシートはスキャナーへ送られ得る。この例におい
て、編集マークは、実際に、編集マークのみを残して、
画像104を画像106から抽出する画像処理動作によ
ってグラフィカル特徴から区別され得る。
【0037】第3の例において、画像セットは、グラフ
ィカル特徴、及びそのグラフィカル特徴から区別される
ことが可能なタイプのマークによって形成された編集マ
ークを有する画像108を含む。例えば、編集マークは
そのカラー若しくは他の光学的特性又はその磁気特性の
お陰で、グラフィカル特徴から区別され得る異なるイン
クによって形成され得る。この例において、スキャナー
130はシートのどの部分が各タイプのマークを有して
いるかを示すデータを提供することが可能でなければな
らない。さもなければ、編集マークは、線幅、又は実
線、点線、ダッシュラインその他で示される線パターン
のような幾何学的又は視覚的特性によって区別され得
る。この例に関しては、画像解析動作は各タイプのマー
クを区別するために実行されなければならない。
【0038】図5は、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)、ワークステーション、又は他のデータ処理システ
ムであってもよいマシン150を示す。マシン150は
プロセッサ152、ディスプレイ154、キーボード1
56、マウスで示されているポインティングデバイス1
58、及びスタイラスで示されているスクリーン位置指
示デバイス160を含む。ユーザは信号をプロセッサ1
52へ送るためにキーボード156及びポインティング
デバイス158を操作することができる。そうでなけれ
ば、ユーザは、信号をプロセッサ152へ送るためにデ
ィスプレイ154の表面上にスクリーン位置表示デバイ
ス160によってマーキング動作を実行することができ
る。これに応答して、プロセッサ152は画像162に
よって図示されるようにグラフィカル特徴と編集マーク
を有する画像の変更されたバージョンをディスプレイ1
54上に提示することができ、これによってユーザは、
画像162が所望される編集マークを示すまで信号を提
供し続けることができる。次いで、ユーザは、プロセッ
サ152がグラフィカル特徴と編集マークを示す画像セ
ットを定義するデータを提供することを要求する信号を
提供し得る。
【0039】プロセッサ152はユーザが上記の方法で
画像を生成するのを可能とするために多数のタイプのソ
フトウェアを実行することができる。プロセッサ152
は例えば文書編集ソフトウェア又は画像編集ソフトウェ
アを実行することができる。
【0040】図6は上記の一般的な特徴が実行されてい
るシステムを示す。
【0041】図6におけるシステム180はワークステ
ーション182、サンスパークステーション10のワー
クステーション(Sun SPARKCStation 10 workstatio
n)を含む。スキャナ184はゼロックスデータコピー
GSプラススキャナ(Xerox Datacopy GS Plus scanne
r)のような従来のスキャナーでもよい。プリンタ18
6はXerox Laser Printer のような従来のプリンタであ
ってもよい。ネットワーク188は、エサーネット(Et
hernet)プロトコルのようなスタンダードプロトコルに
よって動作する従来のネットワークでもよい。
【0042】ワークステーションCPU190は、スキ
ャナー184及びネットワーク188からデータを受け
取るために接続されており且つプリンタ186及びネッ
トワーク188へデータを提供するために接続されてい
る。例えば、CPU190は図4に関して上記に説明さ
れているようにスキャナー184からグラフィカル特徴
を表す画像を定義するデータを受け取ることができる。
同様に、CPU190は図5に関して上記に説明されて
いるようにして得られた画像を定義するデータをネット
ワーク188から受け取ることができる。さらに、ワー
クステーションCPU190はプログラムメモリ192
並びにデータメモリ194及びその他の従来のワークス
テーション周辺機器(図示しない)へアクセスするため
に接続されている。データメモリ194は図のようにグ
ラフィカル特徴を表す画像セットを定義する画像データ
196を記憶している。
【0043】プログラムメモリ192は、図2における
一般的な動作を実行する演算を実行するためにCPU1
90が実行可能な命令を記憶する。CPU190はユニ
ックス(Unix)オペレーティングシステム又は他の適切
なオペレーティングシステムを提供するオペレーティン
グシステム命令200を実行する。プログラムメモリ1
92によって記憶された他のセットの命令の各々は従来
のコンパイラ又はインタープリタ技術を有するLisp、C
、その他のような従来のプログラミング言語における
ソースコードから得ることができる。実行されると、こ
れらの他の命令は、従来の方法でオペレーティングシス
テム命令200を呼び出す。概して、命令はオブジェク
トコードを生成する従来のコンパイラ又はインタープリ
タ技術を有するLisp、C 、その他のような従来のプログ
ラミング言語におけるソースコードから得ることができ
る。マシンは、図3に関して上記に説明されているよう
に、ソフトウェア製品を製造する時にデータ記憶媒体上
でソースコード又は得られたオブジェクトコードを示す
データを記憶することができ、且つソースコード又は得
られたオブジェクトコードはソフトウェア製品がシステ
ム180のようなマシンにおいて使用される時に記憶媒
体アクセス装置によってアクセスするために記憶されて
いる。
【0044】画像受け取り命令202を実行するにあた
って、CPU190は、画像データ196によって示さ
れているように、画像セットを定義するデータを受け取
り且つデータメモリ194内にそれを記憶する。画像セ
ットを定義するデータはスキャナー184又はネットワ
ーク188から受け取られてもよい。
【0045】画像処理命令204を実行するにあたっ
て、CPU190は動作カテゴリ命令206を呼び出す
ことができ、この動作カテゴリ命令206はノード−リ
ンク解析命令208への呼び出しを有することができ
る。適切である場合、CPU190はまた表現カテゴリ
命令210を呼び出し得る。
【0046】動作カテゴリ命令206を実行するにあた
って、CPU190はノード−リンク解析命令208を
呼び出して、画像データ196によって定義される画像
セットの基本的な幾何学的解析を実行することができ、
且つ動作カテゴリデータ220を生成する。動作カテゴ
リデータ220は、その動作が画像データ196によっ
て定義される画像セット内の異なる位置へグラフィカル
特徴を移動するか否かを編集動作ごとに示す。
【0047】編集カテゴリデータ220を用いて、CP
U190は、編集マークが、例えば、削除動作又は他の
特定の動作を示すか否かを示す編集動作データ222を
得ることができる。編集マークが追加の動作を必要とし
得るタイプの動作を示す場合、CPU190は、表現カ
テゴリ命令210を呼び出して、削除されようとするグ
ラフィカル特徴を含むグラフィカル表現に適用可能であ
るグラフィカル表現のカテゴリを示すデータを得ること
ができる。表現カテゴリ命令210を実行するにあたっ
て、CPU190は基本的な幾何学解析を実行するため
にノード−リンク解析命令208を呼び出ことができ、
且つ表現カテゴリデータ224を生成する。CPU19
0は、追加動作が必要とされるか否かを決定するために
カテゴリデータ224と編集動作のタイプを使用し得
る。追加動作が必要とされる場合、(CPU190は)
追加の動作を実行し得る。例えば、グラフィカル表現が
有向グラフであり且つ動作が削除動作である場合、削除
されようとするグラフィカル特徴のみに関連する他のグ
ラフィカル特徴も削除され得る。
【0048】最終的に、画像処理命令204を実行する
にあたって、CPU190は、編集マークによって表示
された編集動作が実行されている出力画像を定義する出
力画像データ226を生成する。次いで、CPU190
は、出力画像データ226をプリントのためにプリンタ
186へ又は画像宛て先への転送のためにネットワーク
188へ提供する。
【0049】図7は、画像処理命令204を実行するに
あたってCPU190によって実行される動作を示す。
ボックス240における動作は、図4の画像100及び
102によって図示したように、原画像とオーバーレイ
画像を含む画像セットを定義するデータを受け取ること
によって開始される。画像セットを定義するデータは画
像受け取り命令202を実行することによって前もって
受け取られてもよい。
【0050】ボックス242における動作は、動作カテ
ゴリデータ220を得るために動作カテゴリ命令206
を呼び出す。例えば、動作カテゴリデータ220は二つ
の画像を定義するデータを含み、且つその各画像におい
て各ノード−リンク構造が動作を示す。一つの画像にお
いて各ノード−リンク構造は移動動作を示すが、他の画
像において各ノード−リンク構造はイン−プレース動作
を示す。
【0051】ボックス250における動作はイン−プレ
ース動作を示す各ノード−リンク構造を処理する反復
(繰り返し)ループを開始する。ボックス252におけ
る動作は表示された特定のイン−プレース動作上で分岐
する。この実行は削除動作及びスケール/回転動作を支
援する。ボックス254における動作は、削除動作を実
行し且つボックス256における動作はイン−プレース
動作を実行する。
【0052】全てのイン−プレース動作が実行された
時、ボックス258における動作は一つの画像が移動さ
れようとするオブジェクトを示し、他の画像が宛て先を
示している二つの画像を得ることによって移動動作を実
行する用意を行う。次いで、ボックス260における動
作は移動動作を示す各ノード−リンク構造を処理する反
復ループを開始する。ボックス262における動作は表
示されている特定の移動動作上で分岐する。この実行は
以下の三つのタイプの移動動作を支援する。第1のタイ
プにおいて、ボックス264における動作は原画像にお
けるオブジェクトを他の位置へ単純移動し、第2のタイ
プにおいて、ボックス266における動作は原画像内の
オブジェクトを移動し且つそのオブジェクト上でスケー
ル/回転動作を実行し、且つ第3のタイプにおいて、ボ
ックス268における動作が、それを削除し且つオーバ
ーレイ画像からそのオブジェクトの位置までオブジェク
トを移動することによって原画像内のオブジェクトを置
換する。
【0053】最後に、ボックス270における動作は、
全ての編集動作が実行されている原画像のバージョンを
定義する出力画像データ226をリターンする。ボック
ス270における動作はまた出力画像データ226をプ
リントのためにプリンタ186へ又は画像宛て先への転
送のためにネットワーク188へ提供する。
【0054】図8は、多数の編集動作がいかにして一つ
の原画像及び一つのオーバーレイ画像を定義するデータ
を用いて実行され得るかを概略的に示す。図示した動作
はイン−プレース動作と移動動作の両方を含む。
【0055】図8において、原画像300は特徴30
2、304、306、308、及び310を示す。オー
バーレイ画像320はユーザによって作成された編集マ
ーク322乃至342を示す。編集マーク322及び3
24は特徴302上で変換及びスケール(拡大縮小)/
回転動作を要求する。編集マーク326、328、及び
330は特徴504上で置換動作を要求する。編集マー
ク532及び534は特徴306上で削除(デリート)
動作を要求する。編集マーク536及び538は特徴3
08上でスケール/回転動作を要求する。次いで編集マ
ーク340及び342は特徴310上で変換動作を実行
する。
【0056】画像350は原画像300に重畳されたオ
ーバーレイ画像310を示す。参照番号352乃至36
0の5つのグラフィカル特徴が示されている。構造35
2、354、及び360が有向グラフ上の制約条件を満
たしている。従って、構造352、354、及び360
内の編集マークは移動動作を要求する。構造356及び
358は無向グラフ上の制約条件を満たしている。従っ
て、構造356及び358における編集マークはイン−
プレース動作を要求する。
【0057】画像370は出力画像、即ちオーバーレイ
画像320内の編集マークに応答して生成された原画像
300のバージョンである。図示したように、特徴30
2上の移動及びスケール/回転動作によって特徴372
を生じた。特徴304における置換動作が特徴374を
生成した。特徴306は削除された。特徴308上のス
ケール/回転動作が特徴378を生成した。そして特徴
310上の変換動作は特徴380を生成した。
【0058】動作カテゴリ命令206がノード−リンク
解析命令208に対する呼び出しによって図7のボック
ス242の動作を実行する。図9は移動動作を示すデー
タを得る方法を示す。図10はイン−プレース動作を示
すデータを得る方法を示す。
【0059】図9のボックス400における動作は、ノ
ード、有向リンク、及びノード−リンク構造上の制約条
件を満たす入力画像セットの部分を示すデータを得るこ
とによって開始する。このような部分は本明細書中にお
いて「有向グラフ」と呼ばれるノード−リンク構造を形
成する。これらの技術は以下の二つのデータ画像を得る
ために使用されることができ、一つの画像はノード上の
制約条件を満たす類似ノードを含み、且つ他の画像は有
向リンク上の制約条件を満たす類似有向リンクを有す
る。
【0060】用語「データ画像」は本明細書中において
画像を定義するデータの項目を指し、1シーケンスにお
けるデータ画像の全ては同数の画素で画像を定義し且つ
各動作は同数の画素で画像を生成する。二つの画像上の
動作は一般にペアの画素の値を使用し、且つ生成されよ
うとする画像内の画素値をペアごとに生成する。各ペア
のうち、一つの画素が各画像から得られ及びこのペア内
の二つの画素は共に生成されようとする画像内の画素値
と同じ位置にある。
【0061】ノード上の制約条件は二つの他の基準を有
することができる。第1に、もとの部分の基準は原画像
からの連結成分を要求することができる。第2に、オー
バーレイ部分基準は、あらゆる他の連結成分によって囲
まれていないが、「境界連結成分」と呼ばれる少なくと
もいくらかの白い領域を其れ自体が囲むオーバーレイ画
像からの連結成分を必要とし得る。これらの技術はオー
バーレイ部分の基準を満たす連結成分を含む画像を得る
ために使用され得る。
【0062】有向リンク上の制約条件は少なくとも一つ
の終点を有し、ヘッド基準を満たす部分を有し、且つテ
イル基準を満たす部分を有するオーバーレイ画像内の連
結成分を必要とする基準を含むことができる。
【0063】ボックス402における動作は反復ループ
を開始する。第1の反復において、ボックス402にお
ける動作はボックス400で受け取られたデータ画像を
前のノード及び前のリンクとなるようにセットする。次
いで、ボックス404における動作は新しいノード及び
新しいリンクを得るためにボックス402からの前のノ
ード及び前のリンクを使用する。
【0064】ボックス410における動作は前のノード
及びリンクを新しいノード及びリンクと比較する。変更
があれば、ボックス402における動作が前の反復から
の新しいノード及びリンクを前のノード及びリンクとし
てセットすることによって他の反復を開始する。変更が
なければ、ボックス412における動作は有向グラフを
形成する新しいノード及びリンクをリターンする。
【0065】図10のボックス420における動作は、
ノード、無向リンク、及びノード−リンク構造上の制約
条件を満たす入力画像セットの部分を示すデータを得る
ことによって開始される。このような部分は本明細書中
において「無向グラフ」と呼ばれるノード−リンク構造
を形成する。これらの技術は二つのデータ画像を得るた
めに使用され、一つはノード上の制約条件を満たす類似
ノードを含み、他は無向リンク上の制約条件を満たす類
似無向リンクを含む。
【0066】ノード上の制約条件はまた三つの他の基準
を含むことができる。第1に、元の部分の基準は原画像
からの連結成分を必要とする。第2に、オーバーレイ境
界基準はそれ自体の領域より大きな白い領域を必要とし
得る。第3に、オーバーレイクロス(×)基準はクロス
のための基準を満たす連結成分を必要とし得る。これら
の技術はオーバーレイ境界基準を満たす連結成分を含む
画像を得るために使用され得る。
【0067】これらのクロス基準は連結成分がクロス
(×)形状を有することを必要としう得る。この基準は
開カーブであるこれらの連結成分のみを含む開カーブデ
ータ画像を最初に得ることによってオーバーレイ画像へ
用いられ得る。開カーブデータ画像は境界連結成分を埋
め込み、次いで埋め込まれた連結成分をオーバーレイ画
像から除去するために集合差分演算を実行することによ
って得られる。これは閉カーブ及びその内容も除去す
る。
【0068】次いで各開カーブのキャビティ(空洞)が
カウントされ得る。第1に、二つのデータ画像が開カー
ブデータ画像を用いて得られる。このうち、一つのデー
タ画像はキャビティ・データ画像であり、且つ他のデー
タ画像は開カーブデータ画像と3ウェイ・キャビティ及
び4ウェイ・キャビティの合併である閉包(hull)デー
タ画像である。
【0069】次いで、各閉包内のキャビティのカウント
はキャビティデータ画像内の各連結成分が単一黒画素に
よって置換される収縮データ画像を得ることによって実
行され得る。次いでスプレッド(拡がり)演算が実行さ
れて、閉包データ画像内の各連結成分内の黒画素の数を
加算し且つ連結成分内の各画素をその演算結果によって
ラベル付けして、カウントデータ画像を得る。
【0070】オーバーレイ画像内の連結成分内にあり且
つカウントデータ画像内に四つのラベルを有する各画素
はクロス基準を満たしている。
【0071】無向リンク上の制約条件は少なくとも二つ
の終点を有するオーバーレイ画像内の連結成分を必要と
する基準を有することができる。
【0072】ボックス422における動作は、図9にお
けるボックス402内の動作のような反復ループを開始
する。次いで、ボックス424における動作は、図9の
ボックス404におけるように、ボックス422からの
前のノード及び前のリンクを使用して、新しいノード及
び新しいリンクを得る。
【0073】ボックス430における動作は前のノード
及びリンクを新しいノード及びリンクと比較する。変更
があれば、ボックス422における動作が前の反復から
の新しいノード及びリンクを、前のノード及びリンクと
してセットすることによって他の反復を開始する。変更
がなければ、ボックス432における動作は無向グラフ
を形成する新しいノード及びリンクをリターンする。
【0074】図9のボックス412においてリターンさ
れたデータ画像は、次いで、図7におけるボックス25
0で開始される反復ループを実行するために使用される
ことができ、且つ図10のボックス432においてリタ
ーンされたデータ画像は、次いで、図7のボックス26
0によって開始される反復ループを実行するために使用
され得る。各ケースにおいて、リンクデータ画像内の連
結成分はそれぞれ独特の識別子によってラベル付けさ
れ、且つ各リンクが別個に処理され得る。
【0075】無向リンクに関しては、ボックス252に
おける動作は、終点データ画像を得るために図10のボ
ックス432からの無向リンクデータ画像を使用するこ
とができる。次いで、終了データ画像は無向リンクの終
点のデータ画像を得るため、処理されている無向リンク
のデータ画像と論理積(AND)演算され得る。第1の
データ画像と呼ばれる無向リンクの終点のデータ画像、
及び第2のデータ画像と呼ばれる図10のボックス43
2からの無向ノードデータ画像は、次いで、無向リンク
の終点に最も近い無向グラフノードを示す最も近いオブ
ジェクトデータ画像を得るために使用され得る。
【0076】最も近いオブジェクトデータ画像は、画素
のxとyのオフセット距離データ画像を最初に得ること
によって得られる。距離データ画像における各画素は、
第2のデータ画像内の最も近い連結成分に対する画素の
xとyのオフセットによってラベル付けされる。次い
で、第1のデータ画像内の各画素の値は、距離データ画
像内の画素のxとyのオフセットによって示された位置
へ書き込まれ(衝突の場合は最大値を書き込む)、近接
近傍画素がオンであるような近接近傍のデータ画像を得
る。近接近傍データ画像内でオン画像を有する第2のデ
ータ画像内の各連結成分は、次いで、最も近いオブジェ
クトデータ画像を得るために着色される。
【0077】処理されている無向リンクが最も近いオブ
ジェクト画像において二つ即ち二つだけの最も近いノー
ドを有することを確認するためのテストが行われる。二
つ即ち二つだけの最も近いノードを有する場合、ボック
ス252における動作は各ノードへクロス基準を最初に
適用して、削除動作を示すノードを見つける。オーバー
レイにおける一つのノードがクロス基準を満たす場合、
ボックス254における動作は以下に詳細に示すように
他のノード上で実行される。どちらのノードもクロス基
準を満たさない場合、ボックス252における動作はオ
ーバーレイ/矩形基準を各ノードへ適用して、矩形であ
るオーバーレイ内でノードを見つけるため。一つのノー
ドがオーバーレイ/矩形基準を満たしている場合、以下
に詳細に示すようにボックス256における動作が実行
される。
【0078】オーバーレイ/矩形基準は、ノードのデー
タ画像をオーバーレイ画像と最初にAND(論理積)演
算し、次いでその結果をノードのデータ画像と比較する
ことによって適用され得る。二つが等しい場合、ノード
はオーバーレイ画像内にある。次いで矩形基準はノード
に適用される。
【0079】矩形基準はノードのデータ画像へ直接適用
され得る。最初に、境界データ画像が得られる。次いで
境界データ画像から配向データ画像が得られる。次い
で、配向データ画像からの第1と第2のモードが得ら
れ、且つ二つのモードの角度差が得られる。少なくとも
角度差が80度以上100度以下である場合、ノードは
矩形基準を満たす。
【0080】配向(orientation )データ画像を得るた
め、四つのエッジデータ画像が最初に得られる。次い
で、エッジデータ画像は、それぞれが各水平方向、各垂
直方向、及び各対角方向において得られる八つのエッジ
ペアデータ画像を得るために使用され、且つ各エッジペ
アデータ画像は、エッジデータ画像のうちの一つを移動
し且つ水平又は垂直方向の場合はそのエッジデータ画像
自体とクロスし又は各対角方向の場合は他のエッジデー
タ画像とクロスすることによって得られる。四つのコー
ドラント(象限)データ画像は次いでエッジペアデータ
画像の内の三つ画像即ち水平、垂直、及び水平と垂直の
エッジペアの間の対角からの値を各画素に加算すること
によって得られる。これらのコードラントデータ画像は
局所的配向データ画像を得るために使用される得る。各
画素ごとに、局所的配向はコードラントに対するエッジ
ペアの値から得られる比率の逆タンジェント(正接)で
あり、且つこのコードラントデータ画像において画素は
最大値を有している。分子はコードラントに対する対角
エッジペアと水平エッジペアの和であり、分母は対角エ
ッジペアと垂直エッジペアの和である。第2及び第4の
コードラントにおいて、比率の記号は負である。局所的
配向データ画像は配向データ画像を得るために幅の半分
及び高さの半分だけ移動され得る。
【0081】有向リンクが第2の反復ループによって処
理される前に、ブロック258における動作は、移動す
るオブジェクトのデータ画像とそれらの宛て先を得るた
めに図9のボックス412からの有向ノードデータ画像
を使用する。データ画像を移動するためのオブジェクト
はテイルの最も近い近傍を示し、且つ宛て先データ画像
はヘッドの最も近い近傍を示す。
【0082】ボックス262における動作は次いで、処
理されている有向リンクに対して、その移動されようと
するオブジェクトを示すオブジェクトデータ画像と、そ
の宛て先を示す宛て先データ画像を得るため、ボックス
258からの移動しようとするオブジェクト、及びその
宛て先データ画像を使用することができる。これらは有
向リンクのヘッド及びテイルのデータ画像を用いて上記
のようにして得られる最も近いオブジェクトデータ画像
であってもよい。オブジェクトデータ画像は、有向リン
クのテイルに最も近いデータ画像を移動するためにオブ
ジェクトからのノードを示し、且つ宛て先データ画像は
有向リンクのヘッドへ最も近い宛て先データ画像からの
ノードを示す。
【0083】移動されようとするオブジェクトとその宛
て先がそれぞれ単一連結成分であることを確実とするた
めのテストが、各連結成分に独特な識別子を割り当てる
ことによって、及びその独特な識別子のリストの長さを
1と比較することによって行われる。移動されようとす
るオブジェクトとその宛て先がそれぞれ単一連結成分で
ある場合、ボックス262における動作は新しい位置基
準をその宛て先に最初に適用し、その宛て先がオーバー
レイ内にあり且つ新しい位置基準を満たす場合、ボック
ス264内の動作は以下に詳細に説明されるように移動
されようとするオブジェクト上で実行される。宛て先が
新しい位置基準を満たさない場合、ボックス262にお
ける動作は、上記の矩形基準を宛て先に適用する。宛て
先がオーバーレイ内にあり且つ矩形基準を満たしている
場合、ボックス266内の動作が以下に詳細に示される
ように実行される。宛て先が新しい位置と矩形基準のい
づれも満たしておらず且つオーバーレイ内にない場合、
ボックス262における動作は、移動されようとするオ
ブジェクトとその宛て先へ置換基準を適用する。置換基
準が満たされた場合、ボックス268における動作は以
下に詳細に示すように実行される。
【0084】置換基準は、宛て先及びオブジェクトデー
タ画像にオリジナル(原稿)選択及びオーバーレイ選択
基準をそれぞれ適用することによって用いられ得る。両
方が満たされた場合、置換基準も満たされる。
【0085】オリジナル選択基準は宛て先が全体的に原
画像内にあるかを最初にテストする。宛て先が全体的に
原画像内にある場合、原画像はそれが有向グラフを含む
か否かを決定するためにテストされる。原画像が有向グ
ラフである場合、オリジナル選択基準は宛て先によって
満たされる。原画像が有向グラフでない場合、オリジナ
ル選択基準はその内容と共に宛て先によって満たされ
る。
【0086】宛て先が全体的に原画像内にない場合、領
域選択基準がそれが原画像内に少なくとも一つのオブジ
ェクトを選択するオーバーレイ画像内の閉カーブである
か否かを決定する。これは宛て先が全体的にオーバーレ
イ画像内にあるか否かを最初にテストすることによって
行われる。宛て先が全体的にオーバーレイ画像内にある
場合、宛て先に代わって埋め込まれるデータ画像が得ら
れ、且つこの埋め込まれるデータ画像が原画像と論理積
(AND)演算され、宛て先によって囲まれた原画像内
の領域を得る。このオリジナル選択基準は原画像内の領
域内のいづれかのオブジェクト又は複数のオブジェクト
によって満たされるが、その領域が空の場合、この基準
は満たされない。
【0087】オーバーレイ選択基準は、移動されようと
するオブジェクトが全体的にオーバーレイ内にあるか否
かをテストする。オブジェクトが全体的にオーバーレイ
内にある場合、上記の領域選択基準は、それがオーバー
レイ画像内にもある少なくとも一つのオブジェクトを選
択するオーバーレイ画像内の閉カーブであるか否かを決
定するために用いられる。移動されようとするオブジェ
クトが領域選択基準を満たす場合、移動されようとする
オブジェクトの代わりに埋め込まれるデータ画像が得ら
れ且つこの埋め込まれたデータ画像がオーバーレイ画像
と論理積(AND)演算され、移動されようとするオブ
ジェクトによって囲まれるオーバーレイ画像内の領域を
得る。オーバーレイ選択基準はオーバーレイ画像内の領
域内のいづれか又は複数のオブジェクトによって満たさ
れるが、その領域が空白の場合、オーバーレイ選択基準
は満たされない。移動されようとするオブジェクトが領
域選択基準を満たさない場合、オブジェクト自体がオー
バーレイ選択基準を満たす。
【0088】以下の選択は図7のボックス254、25
6、264、266、及び268において実行される動
作を詳細に記述する。
【0089】編集されている画像から削除されようとす
るノードを示すノードデータ画像が一旦得られると、削
除動作はノードデータ画像の補数と編集されている画像
を論理積(AND)演算することによって簡単に実行さ
れ得る。しかしながら、図7のボックス254における
動作は、他のグラフィカル特徴が編集されている画像か
ら削除されるべきか否かを決定するために表現カテゴリ
命令210も呼び出す。図11はボックス254におけ
る削除動作において実行される動作を示す。
【0090】ボックス450における動作は、一つがノ
ードデータ画像のような削除されるオブジェクトのデー
タ画像、及び他が編集動作が実行されている原画像のバ
ージョンのような編集されるデータ画像である、二つの
データ画像を含む呼び出しを受け取ることによって開始
される。次いで、ボックス452における動作は、編集
されている画像が有向グラフを示すか否かに基づいて分
岐する。ボックス452における動作は、上記に示すよ
うに、表現カテゴリ命令210を呼び出すことによって
実行され得る。表現カテゴリ命令210は、編集されて
いる画像が少なくとも二つのノードと少なくとも一つの
リンクを含むか否かを決定することができる。
【0091】編集されている画像が有向グラフを示さな
い場合、ボックス454における動作は、その補数と編
集されている画像をAND演算することによってオブジ
ェクトを削除する。ボックス456における動作は、編
集されている画像として変更された結果の値をリターン
する。
【0092】編集されている画像が有向グラフを示す場
合、ボックス460における動作はオブジェクトが有向
グラフ内のノードであるか又はリンクであるかによって
分岐する。この分岐は、編集されている画像を解析する
ためにノード−リンク解析命令208を呼び出した結果
に基づくことができる。ノード−リンク解析命令208
は、有向リンクのデータ画像又は有向グラフノードのデ
ータ画像をリターンすることができる。ボックス460
における動作は、オブジェクトが有向リンクデータ画像
にあるか又は有向グラフノードデータ画像内にあるかを
テストすることができる。
【0093】オブジェクトが有向リンクである場合、ボ
ックス462における動作は、オブジェクトのラベルで
ある編集されている画像内のあらゆる他の連結成分を示
すデータ画像を得る。この動作は、より近い点データ画
像と有向リンクラベルデータ画像を得て且つそれらを最
も近いラベルデータ画像を得るために使用することによ
って実行され得る。
【0094】より近い点データ画像を得るため、ボック
ス462における動作は、上記に示すように、編集され
ている画像内の有向リンクを示す有向リンクデータ画像
を得るため、ノード−リンク解析命令208を呼び出す
ことができる。より近い点データ画像は、次いで、各画
素が、有向リンクデータ画像内の他のあらゆる連結成分
よりも、削除されようとするオブジェクトへより近いか
否かを示すため、各画素をラベル付けすることによって
得られる。このラベル付けを行うために有向リンクデー
タ画像は削除されようとするオブジェクトとOR(論理
和)演算され且つその結果の値に対するx及びyのオフ
セット距離データ画像が得られる。次いで、各画素は、
より近い点データ画像を得るため、削除されようとする
オブジェクトのデータ画像内の画素のx及びyのオフセ
ット位置における値によってラベル付けされる。
【0095】有向リンクラベルデータ画像を得るため、
ボックス462における動作は、上記に示したように、
編集されている画像に対する有向リンクデータ画像と有
向グラフノードデータ画像を得るため、ノード−リンク
解析命令208を呼び出すことができる。これらのデー
タ画像は使用可能なリンクラベルデータ画像及びより近
い点データ画像を得るために使用され、次いでこれらの
画像は有向リンクラベルデータ画像を得るためにAND
演算される。
【0096】ボックス462における動作は、有向グラ
フノードによって囲まれるあらゆる連結成分を含むノー
ドラベルデータ画像を得るために有向グラフノードデー
タ画像を使用することができる。有向リンクデータ画
像、有向グラフノードデータ画像、及びノードラベルデ
ータ画像はすべて、OR演算されることができ、且つそ
の結果の値が使用可能なリンクラベルデータ画像を得る
ため、編集されている画像から取り去られてもよい。
【0097】ボックス462における動作は、有向リン
クデータ画像の端点を示す端点データ画像を得ることが
でき、且つこの端点データ画像は、端点ではない各有向
リンクの部分を示すリンク本体データ画像を得るために
有向リンクデータ画像から取り去られてもよい。有向グ
ラフノードデータ画像は埋め込まれたデータ画像を得る
ために使用され得る。次いで、埋め込まれたデータ画像
とリンク本体データ画像に代わって距離データ画像が得
られる。距離データ画像は、リンク本体データ画像内の
最も近いオブジェクトまでの画素の距離が埋め込まれた
データ画像内の最も近いオブジェクトまでの距離よりも
短い場合、要するに実際には、有向グラフノードに対し
てよりも有向リンクの本体に近い場合に画素がオンであ
るようなより近い点データ画像を得るために使用され得
る。
【0098】可能性のあるリンクラベルデータ画像はよ
り近い点データ画像とAND演算されて、有向リンクラ
ベルデータ画像を得ることができて、この有向リンクラ
ベルデータ画像において、画素が有向リンクでも有向グ
ラフノードでもノードラベルでもなく、しかも有向グラ
フノードへよりも有向リンクの本体へより近接している
場合、画素はオンである。上記に示したように、有向リ
ンクラベルデータ画像は、最も近いラベルデータ画像と
AND演算されて、削除されようとする有向リンクに対
するラベルデータ画像を得ることができる。
【0099】ボックス464における動作は、削除され
ようとする有向リンクを示すデータ画像を得るため、削
除されようとする有向リンクとそのラベルデータ画像を
示すデータ画像をOR演算することができる。このデー
タ画像の補数は削除を終了するために編集されている画
像とAND演算されてもよいし、且つ得られる編集され
ている画像の変更されたバージョンは上記のようにボッ
クス456へリターンされてもよい。
【0100】ボックス460における動作が、削除され
るべきオブジェクトが有向グラフノードであることを決
定した場合、何らかの異なる動作が実行される。
【0101】ボックス470における動作は、ノードに
近いリンクを示すリンクデータ画像と、このリンクデー
タ画像内に示されたリンクのラベルを示すリンクのラベ
ルデータ画像を得る。リンクデータ画像は、削除されよ
うとするノードを示すノードデータ画像を用いてイン−
プレース動作に相対して上記に説明したように得られた
最も近いオブジェクトデータ画像、及び上記のように編
集されている画像から得られた有向リンクデータ画像で
あってよい。リンクデータ画像内の各画素は従って、画
素が削除されようとするノード内の画素に最も近い有向
リンクである有向リンクデータ内の連結成分内に存在す
る場合はオンである。
【0102】ボックス470における動作はボックス4
62に関連して上記に示した技術を用いてリンクのラベ
ルデータ画像を得るためにリンクデータ画像を使用する
ことができる。ボックス470における動作は次いでリ
ンクデータ画像とリンクのラベルデータ画像をOR演算
して、リンク、及びノードによって削除されるリンクラ
ベルを示すリンク構造データ画像を得る。
【0103】ボックス472における動作は、編集され
ている画像と削除されようとするノードを示すノードデ
ータ画像を用いて、ノードのラベルデータ画像を得るこ
とができる。ボックス472における動作はノードデー
タ画像を用いて埋め込まれたデータ画像を得ることがで
きる。ボックス472における動作は編集されている画
像を用いて、編集されている画像内の有向グラフノード
によって囲まれる全ての連結成分を有する内容データ画
像を得ることができる。ボックス472における動作は
埋め込まれたデータ画像を内容データ画像とAND演算
して、削除されるべきノードによって囲まれたあらゆる
連結成分を示すノードのラベルデータ画像を得ることが
できる。ボックス472における動作は次いでノードの
ラベルデータ画像をボックス470からのリンク構造デ
ータ画像及びノードデータ画像とOR演算して、削除さ
れようとするノードを示すノード構造データ画像、この
画像が囲むあらゆるラベル、それに最も近いあらゆるリ
ンク、及びこれらのリンクのあらゆるラベルを得ること
ができる。
【0104】ボックス474における動作は、次いで、
ノード構造データ画像の補数を編集されている画像とA
ND演算することによって、ノード構造データ画像内に
示された項目を削除することができる。得られる編集さ
れている画像の変更されたバージョンは上記のようにボ
ックス456にリターンされ得る。
【0105】図7におけるボックス264、266、及
び268における動作の各々は、移動動作を含む。さら
に、ボックス256及び266におけるようにスケール
/回転動作が以下に示す移動動作を用いて実行され得
る。
【0106】図12は移動動作における動作を示し、ボ
ックス256又は266におけるスケール/回転動作又
はボックス264、ボックス266、又はボックス26
8における移動動作の一部のいづれかを示す。ボックス
264及び266における移動動作の各々は図12には
示さなかった削除動作も含み、且つこの削除動作は編集
されている画像の現在のバージョンから移動されるべき
オブジェクトを単純に削除する。同様に、ボックス26
8における移動動作は図12に示さなかった削除動作を
含み、この削除動作は編集されている画像の現在バージ
ョンから宛て先を削除する。この削除動作の後で、編集
されている変更画像が移動されようとする画像の移動さ
れたバージョンの値とOR演算されて、移動動作が実行
されていた編集されている画像のバージョンを得ること
ができる。
【0107】図12におけるボックス480における動
作は、一つが移動されるべきオブジェクトを示し、他が
宛て先を示す二つのデータ画像によって開始される。こ
れらのデータ画像は移動動作に関して上記に示したよう
に得られるか、又はスケール/回転動作の間、宛て先が
スケーリング又は回転に先立ってスケーリングされるか
又は回転されるオブジェクトになり得る。
【0108】ボックス482における動作は移動される
べきオブジェクトから宛て先までの変位ベクトルを示す
データを得る。変位ベクトルは一つがxの変位を示し、
他がyの変位を示す二つのデータ項目を含むことができ
る。
【0109】変位ベクトルを得るため、ボックス482
における動作は、ボックス480からのデータ画像の各
々を使用して、一つの画像に対しては移動されるべきオ
ブジェクト及び他の画像に対しては宛て先の回りで境界
ボックスを定義する四座標の各リストを得ることができ
る。次いでボックス482における動作は、最も近似し
た整数に丸められた各境界ボックスの中心の座標を得る
ことができ、且つ変位ベクトルが移動されるべきオブジ
ェクトのx及びy座標を宛て先のx及びy座標から減算
することによって得られた差分を含むことができる。
【0110】次いでボックス484における動作は、移
動されるべきオブジェクトを示すデータ画像を使用し
て、宛て先の位置にセンタリングされた同じオブジェク
トを示す移動されたデータ画像を得ることができる。こ
れは、単に、変位ベクトルに応じて、それから変位した
画素に対して移動されるべきオブジェクトを示すデータ
画像内に、各画素の値を書き込むことによって行なわれ
得る。
【0111】図7のボックス256及び266における
動作はスケール/回転動作をそれぞれ含む。
【0112】図13は、スケール/回転動作における動
作、即ちボックス256におけるイン−プレース動作か
ボックス266における移動動作の一部を示す。いづれ
においても、スケール/回転動作は、これ以降「矩形」
と呼ばれる矩形連結成分とこれ以降「ドット」と呼ばれ
る矩形内部の小さな内部連結成分とを形成するオーバー
レイ画像内の編集マークによって表示される。矩形の領
域がグラフィカル特徴がスケーリング(拡大縮小)され
るサイズを示し且つドット位置がグラフィカル特徴の前
のベースが回転され得る矩形のサイド(側)を示す。
【0113】ボックス500における動作は、一つがス
ケール及び/又は回転されるべきオブジェクトを示し、
他がドットを有する矩形を示す二つのデータ画像を受け
取ることによって開始される。ボックス502における
動作はドット付き矩形を示すデータ画像を使用して、一
つが矩形を示し且つ他がドットを示す二つの他のデータ
画像を得ることができる。矩形データ画像は境界データ
画像として得られる。ドットデータ画像は内部データ画
像として得られる。ボックス502における動作は、こ
の画像が矩形基準を満たしていることを確実とする為に
図7のボックス252及び262に関して上記に示した
技術を用いて、矩形データ画像をテストすることを含
む。
【0114】ボックス504における動作はスケール/
回転動作のパラメータを得るために矩形データ画像及び
ドットデータ画像を使用する。パラメータは、図示する
ように、「ベース」と呼ばれるドットに最も近い矩形の
サイド長さ、ベースから反対側までの矩形の高さ、及び
x軸からの回転の角度として計測されたベースの向きを
有する。
【0115】パラメータを得るために、ボックス504
における動作はイン−プレース動作に関して上記に示し
たように、第1と第2のモードの配向(向き)において
延長している連結画素を含む矩形データ画像の領域を示
す第1と第2の配向モードデータ画像を得ることができ
る。ボックス504における動作は、第1のモードの配
向を有する各画素を表示する第1の配向モードデータ画
像、及び第2のモードの配向を有する各画素を表示する
第2の配向モードデータ画像を得ることができる。
【0116】ボックス504における動作は、第1と第
2の使用可能なサイドデータ画像を得るために第1と第
2の配向モードデータ画像を使用することができる。第
1の使用可能なサイドデータ画像を得るために第2の配
向モードデータ画像内の連結成分が境界データ画像から
除去され、次いで第1の配向モードデータ画像内に黒画
素を含む各残りの連結成分が抽出される。同様に、第2
の使用可能なサイドデータ画像を得るために第1の配向
モードデータ画像内の連結成分が境界データ画像から得
られ、次いで第2の配向モードデータ画像内に黒画素を
含む各残りの連結成分が抽出される。
【0117】ボックス504における動作は、第1と第
2の使用可能なサイドデータ画像をAND演算すること
によりコーナーデータ画像を得ることができる。第1の
使用可能なサイドデータ画像から第2の使用可能なサイ
ドデータ画像を除去することにより第1のサイドデータ
画像を得ることができる。その動作はまた第1の使用可
能なサイドデータ画像を第2の使用可能なサイドデータ
画像から除去するとにより第2のサイドデータ画像を得
ることができる。最後に、この動作は、上記に示すよう
に、最も近いオブジェクトデータ画像を得るために、こ
れらのサイドデータ画像をOR演算し且つその結果の値
及びドットデータ画像を使用してベースデータ画像が得
ることができる。
【0118】ボックス504における動作は、第1及び
第2のサイドデータ画像並びにコーナーデータ画像を使
用して、近似的ベースの長さ及び高さを得ることができ
る。幅データ画像はサイドごとに得られる。幅のモード
は最高回数使用値を見つけることによって幅データ画像
から得られ、且つこのモードは分母として作用する。同
様に、各サイドデータ画像の領域はオン画素の数を加算
することによって得られ且つこの領域はコーナーデータ
画像の領域の半分へ加算されて分子を得る。この分子は
分母で除算され、つまり領域を幅の値で除算し、且つこ
の計算の値が2分の1で乗算され、次いで最も近い整数
に丸められて近似サイド長さを得る。
【0119】ボックス504における動作は、ベースデ
ータ画像を有するサイドデータ画像の近似長さであるベ
ース長さをリターンし得る。この動作は他のサイドデー
タ画像の近似長さである高さをリターンし得る。この動
作はまた、境界データ画像へ上記の技術を用いて、各画
素が配向によってラベル付けされている領域配向データ
画像を得ることができ、且つこの動作は各配向モードデ
ータ画像に対する配向のモードである配向角度をリター
ンすることができる。
【0120】ボックス506における動作は、ボックス
500でスケーリングされ及び/又は回転されるべきオ
ブジェクトをスケーリングするため、ボックス504か
らのベース長さ及び高さを使用することができる。次い
でボックス506における動作は、その中心がスケーリ
ング前の中心と同じ位置になるようにスケーリングされ
たオブジェクトを配置するために上記に示したように移
動動作を実行することができる。ボックス506におけ
る動作は、値がそれから読み取られるべきオブジェクト
のデータ画像内の画素に対するx及びyのオフセットを
画素ごとに得ることにより、次いで適切な値を読み取る
ためにx及びyのオフセットを用いることにより、スケ
ーリングを実行する。
【0121】例えば、xオフセットが座標オフセットデ
ータ画像を得るために各画素のx座標からオブジェクト
の回りの境界ボックスの左座標を減算することによって
得られる。次いで座標オフセットデータ画像画像におけ
る各画素の値は、境界ボックスの幅をボックス504か
らのベース長さで除算した結果の値で乗算されて得ら
れ、且つその積はビットマップオフセットデータ画像を
得るために最も近い整数へ丸められ得る。ビットマップ
オフセットデータ画像からの各画素の値はビットマップ
座標データ画像を得るために境界ボックスの左座標へ加
算されることができ、且つ各画素のx座標はxオフセッ
トデータ画像を得るためにビットマップ座標データ画像
内のその値から減算され得る。yオフセットデータ画像
も同様に得られるが、座標オフセットデータ画像の場
合、この画像はボックス504からの境界ボックスの底
辺と高さの差を各画素のy座標から減算することによっ
て得られる。
【0122】ボックス510における動作は、ボックス
504からの角度がゼロに等しいか否かを決定する。ゼ
ロに等しい場合、回転は不要であり、且つボックス51
2における動作はボックス506でスケーリングされ且
つ移動されたオブジェクトを示すデータ画像をリターン
する。しかし角度がゼロに等しくない場合、ボックス5
14における動作はボックス506でスケーリングされ
且つ移動されたオブジェクトをセンタリングし且つ回転
させ次いでそれをその前の位置へ移動される。
【0123】ボックス514における動作は、中心から
右と左に分かれた黒画素の数が等しく且つ中心から上下
に分かれた黒画素の数が等しい位置へデータ画像を移動
することによってボックス506からのオブジェクトを
センタリングすることができる。ボックス514からの
角度は15の最も近い倍数に丸められ得る。センタリン
グされたオブジェクトの回りの境界ボックスの座標が得
られる。
【0124】ボックス514における動作は、センタリ
ングされたオブジェクトを回転うるために丸められた角
度の値を使用することができる。次いでボックス514
における動作は回転されたオブジェクトがその中心が回
転前のその中心と同じ位置になるように配置するため、
上記のように移動動作を実行することができる。ボック
ス514における動作は、値が読み取られるべきオブジ
ェクトのデータ画像内の画素に対するx及びyのオフセ
ットを画素ごとに得ることにより、次いで適切な値を読
み取るためにx及びyのオフセットを用いることによ
り、回転を実行することができる。
【0125】x及びyのオフセットを得るため、ボック
ス514における動作は、画素ごとに境界ボックスの左
座標がそのx座標から減算し且つそのy座標が境界ボッ
クスの下座標から減算されるようなx及びyの原データ
画像を得ることによって開始することができる。原デー
タ画像は新しいx及びyのデータ画像を得るために使用
され、次いでこれら新しいx及びyのデータ画像は、そ
の新しいxデータ画像からx原データ画像を減算するこ
とによって及びその新しいyデータ画像からy原データ
画像を減算することによってx及びyのオフセットデー
タ画像を得るために使用され得る。
【0126】新しいxデータ画像はラジアンで表される
丸められた角度の負を用いて二つの値の丸められた和を
画素ごとに得ることによって得られる。一つの値は丸め
られた角度の値とx原データ画像からの画素の値のコサ
イン(余弦)の積である。他の値は丸められた角度の値
とy原データ画像からの画素の値のサイン(正弦)の負
の積である。
【0127】同様に、新しいyデータ画像もまたラジア
ンで表される丸められた負の角度を用いて二つの値の丸
められた和を画素ごとに得ることによって得られる。一
つの値は丸められた角度の値とx原データ画像からの画
素の値のサイン(正弦)の積である。他の値は丸められ
た角度の値とy原データ画像からの画素の値のコサイン
(余弦)の負の積である。
【0128】ボックス516における動作はボックス5
14でスケーリングされ且つ回転されたオブジェクトを
示すデータ画像をリターンして、スケール/回転動作を
終了する。
【0129】上記のように編集された画像が得られた後
で、この画像はプリンタ又は他の画像出力デバイスへ提
供され得る。図14乃至16は上記に説明された実施に
より得られた三つの実施例を示す。
【0130】図14において、原画像530は多数の幾
何学的オブジェクトを示す。一つはオブジェクトの下の
ワード"CIRCLE (円) "を有する楕円であり、他は四角
であり、もう一つが三角である。オーバーレイ画像53
2は多数の編集マークを示し且つ画像534は原画像5
30上に重畳されたオーバーレイ画像532を示し、こ
れにより三つのノード−リンク構造を生じる。第1のノ
ード−リンク構造はオーバーレイ画像532において無
向リンクとドットを有する矩形であるノードを有し、こ
れによってイン−プレーススケール/回転動作を示す。
第2のノード−リンク構造はオーバーレイ画像532に
おいて有向リンクと新しい位置宛て先を有し、これによ
ってスケール/回転動作なしの移動動作を示す。第3の
ノード−リンク構造は、オーバーレイ画像532におい
てまるで囲んだワード"ELLIPSE(楕円) "をそのソース
として及び原画像530においてワード"CIRCLE "を囲
むオーバーレイ画像532内の円(CIRCLE)をその宛て
先(行き先)として有する有向リンクを有し、これによ
って置換による移動動作を表している。出力画像536
はドットを有す矩形によってスケーリングされ且つ回転
された三角、新しい位置へ移動された矩形、及びワー
ド"CIRCLE "を置き換えたワード"ELLIPSE" を示してい
る。
【0131】図15において、原画像550は多数のグ
ラフィカル特徴を示す。一つのグラフィカル特徴はワー
ド"CAT" であり、他は猫の描画であり、且つ他の一つは
ボウルの描画である。オーバーレイ画像552は多数の
編集マークを示し、且つ画像554は原画像550に重
畳されたオーバーレイ画像552を示し、これによって
三つのノード−リンク構造を生じる。第1のノード−リ
ンク構造はオーバーレイ画像552において無向リンク
とクロス(×)のノードを有し、これによってイン−プ
レースデリート動作を示す。第2のノード−リンク構造
はオーバーレイ像において有向リンクと新しい位置宛て
先を有し、これによってスケール/回転動作なしの移動
動作を示す。且つ第3のノード−リンク構造は、原画像
550においてワード"CAT" を囲むオーバーレイ画像5
52における円をそのソースとして及びオーバーレイ画
像552内でドットを有する矩形をその宛て先として有
しており、これによってスケール/回転動作を有する移
動動作を示す。出力画像556は削除されたボウル、新
しい位置に移った猫、ドットを有する矩形に移動、さ
れ、拡大され、且つ回転されたワード"CAT" を示してい
る。上記に説明した実行における欠点によって"CAT" の
最後に文字の一部が欠けてしまっている。
【0132】図16において、画像560は有向グラフ
を示す原画像上で重畳されたオーバーレイ画像を示す。
オーバーレイ画像内の編集マークだけが多数のグラフィ
カル特徴の内の下部のクロスと無向リンクであり、これ
らのグラフィカル特徴は、”Z”とラベル付けされた原
画像内のノードに対するイン−プレースデリート動作を
示す。出力画像572はデリート動作がノードのみなら
ず、そのラベル、ラベルにつながる二つのリンク、及び
これらのリンクのラベルなどをいかにして自動的にデリ
ートするかを示す。
【0133】図17は画像処理サーバを使用する他の実
施例を示す。
【0134】図17におけるシステム590はネットワ
ーク592、ワークステーション594、記憶装置サー
バ596、及び画像処理サーバ598を有する。ユーザ
は、ネットワーク592にスキャナー又は他のソースな
どから画像を定義するデータの記憶に対する要求を提供
するためにワークステーション594を操作することが
できる。これに応答して、画像処理サーバ598は要求
された動作を実行して、且つ図6に関して上記に示した
命令と同様の命令を実行することができる。
【0135】図18はこれらの技術がいかにしてファッ
クスサーバとして動作し得るパソコンにおいて適用され
得るかを示す。図19はこれらの技術がいかにして複写
機において適用され得るかを示す。
【0136】図18におけるシステム600はCPU6
02を含み、このCPU602はIBM(アイビーエム
社)のパソコン(PC)と互換可能な装置のようなパソ
コンのCPUであってもよい。CPU602はキーボー
ド604及びマウス606からユーザ入力信号を受け取
るように接続されており且つディスプレイ608を介し
てユーザへ画像を提供し得る。CPU602は、図示す
るように、ディスクドライブ610、モデム612、ス
キャナ614、及びプリンタ616を含む多数の他の周
辺機器装置とも接続されている。
【0137】プログラムメモリ620はDOSのバージ
ョンであってもよいオペレーティングシステム(OS)
命令622、ユーザインターフェース命令624、ファ
ックスサーバ命令626、及び画像処理命令628、編
集命令630、及び画像処理命令632のバージョンを
記憶する。ファックスサーバ命令626はゼロックスコ
ーポレーションのソフトウェア製品"PaperWorks (ペー
パーワークス)(登録商標)" であってもよい。画像処
理命令628は図6に関して、及びより詳細には図7乃
至図13に関して上記に説明したように、画像処理命令
204、動作カテゴリ命令206、ノード−リンク解析
命令208、及び表現カテゴリ命令210を有すること
ができる。ファックスサーバ命令626及び画像処理命
令628は、フロッピディスク、ディスケット、又はC
D−ROM上に記憶されるソフトウェア製品の形状で得
られ、且つディスクドライブ610によってプログラム
メモリ620へ記憶するためにアクセスされ得る。
【0138】データメモリ640は、図7乃至図13に
関して上記により詳細に説明したように、入力画像デー
タ642、動作カテゴリデータ644、編集動作データ
646、表現カテゴリデータ648、及び出力画像デー
タ650を記憶する。
【0139】システム600は多くのやり方でグラフィ
カル特徴を表す画像セットを定義する入力画像データ6
42を得ることができる。グラフィカル特徴を表す画像
セットを定義するデータ及び編集マークは、図5に関し
て上記に示したように、インタフェース命令624を実
行したりしてインタラクティブに生成され得る。ペンベ
ースの技術を含むあらゆる適切なユーザインタフェース
技術が使用され得る。グラフィカル特徴及び編集マーク
を示す前もって生成された画像セットを定義するデータ
は、ディスクドライブ610により記憶媒体から検索さ
れ得る。グラフィカル特徴及び編集マークを表す画像を
定義するデータは、図4に関して上記に示したように、
スキャナー614から得ることができる。ユーザはあら
ゆる場所でグラフィカル特徴及び編集マークを表す画像
を定義するデータを生成することができ且つ例えばこの
データをモデム612へファクシミリ送信を行うなどし
て、モデム612を介してシステム600へ提供し得
る。
【0140】CPU602はモデム612を介してファ
クシミリ送信によって受け取られた要求に応答してファ
ックスサーバ命令626を実行することができる。この
要求は編集動作を示し、さらにファックス装置又はプリ
ンタ616ような出力画像宛て先を示す形態を有し得
る。この要求はさらに、グラフィカル特徴及び編集マー
クを表す画像定義データを含むこともできるし、又はシ
ステム600によって前もって得られた画像を示すこと
もできる。
【0141】ファックスサーバ626は、この要求が編
集動作を示す場合、図7に示した動作と同じ動作を実行
するために画像処理命令628に対して呼び出しを含む
ことできる。ファックスサーバ命令626の実行は、編
集出力画像を定義するデータをさらに提供することがで
き、且つ編集出力画像はファクシミリ送信のためにモデ
ム612へ又はプリントのためにプリンタ616へ提供
され得る。
【0142】図19において、複写機660はディジタ
ルコピア(複写機)又は他の電子写真印刷システムであ
ってもよい。走査サーキットリ662はグラフィカル特
徴を示す入力画像セット664を定義するデータを得
る。ユーザインタフェースサーキットリ670はタッチ
感知デバイス672を含む。このタッチ感知デバイス6
72は、押しボタン、熱又は圧力感知素子、容量性感知
素子、又は他の接触動作感知装置が用いられてもよい。
ユーザがデバイス672にタッチすると、ユーザインタ
フェースサーキットリ670はデバイス672がタッチ
されたことを示すタッチデータを提供する。
【0143】処理サーキットリ680は、タッチデータ
を使用して、編集のような画像解析動作に対する要求を
示す要求データを得る。次いで、この要求に応答して、
処理サーキットリ680は、編集動作をグラフィカル特
徴を異なる位置へ移動するか否かを示す動作カテゴリデ
ータを自動的に得るために、入力画像セット664を定
義するデータを使用する。処理サーキットリ680は次
いで編集動作がグラフィカル特徴上で実行されている入
力画像セット664のバージョンを有する出力画像を定
義する出力画像データを得るために動作カテゴリデータ
を使用する。このデータは出力画像692の印刷のため
に印刷サーキットリ690へ提供される。
【0144】
【発明の効果】本発明は、編集動作を示すマークを解析
するための方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】動作カテゴリデータを用いて編集された画像が
いかにして得られるかを概略的に示す図である。
【図2】動作カテゴリデータを用いて編集された画像を
得るときの一般的な動作を示すフローチャートである。
【図3】ソフトウェア製品とこのソフトウェア製品が図
2の一般的なステップを実行するために使用され得るマ
シンの一般的な構成要素を概略的に示すブロック図であ
る。
【図4】画像セット及びユーザがグラフィカル特徴とユ
ーザが手描きによって作成した編集マークを示す画像セ
ットを定義するデータを提供する方法を概略的に示すブ
ロック図である。
【図5】ユーザがグラフィカル特徴とマシンにより対話
的に生成された編集マークを示す画像を定義するデータ
をいかにして提供し得るかを概略的に示すブロック図で
ある。
【図6】動作カテゴリデータ、編集動作データ、及び表
現カテゴリデータを得るために編集マークを解析するこ
とができる装置を概略的に示すブロック図である。
【図7】編集を実行する際に図6のシステムによって実
行される動作を示すフローチャートである。
【図8】2枚のシートが編集動作を示すグラフィカル特
徴を共に定義するノード及びリンクを示し得る方法を概
略的に示す図である。
【図9】移動動作を示すデータを得る際の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】イン−プレース動作を示すデータを得る際の
動作を示すフローチャートである。
【図11】図7の削除動作における作用を示すフローチ
ャートである。
【図12】図7の移動動作における作用を示すフローチ
ャートである。
【図13】図7のスケール/回転動作における作用を示
すフローチャートである。
【図14】グラフィカル特徴及び編集マークを示す入力
画像セット並びに図6乃至図13の技術を用いて得られ
た出力画像の例を示す図である。
【図15】グラフィカル特徴及び編集マークを示す入力
画像セット並びに図6乃至図13の技術を用いて得られ
た出力画像の例を示す図である。
【図16】グラフィカル特徴及び編集マークを示す入力
画像セット並びに図6乃至図13の技術を用いて得られ
た出力画像の例を示す図である。
【図17】画像処理サーバにより実行を概略的に示すブ
ロック図である。
【図18】ファックスサーバアプリケーションを概略的
に示すブロック図である。
【図19】複写機アプリケーションを概略的に示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 原稿シート 12、14 グラフィカル特徴 20 透明オーバーレイシート 22、24、26、28 編集マーク 30 動作カテゴリデータ 32 出力画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サティヤジット ラオ アメリカ合衆国 02139 マサチューセッ ツ州 ケンブリッジ メモリアル ドライ ヴ 550 アパートメント 17エイ2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のグラフィカル特徴と前記第1のグ
    ラフィカル特徴上で実行されるべき編集動作を示す編集
    マークを表す入力画像セットを定義する入力画像データ
    を得るステップを有し、前記第1のグラフィカル特徴が
    前記入力画像セット内の位置にセンタリングされ、 前記編集動作が、前記第1のグラフィカル特徴が前記入
    力画像セット内の異なる位置にセンタリングされるよう
    に前記第1のグラフィカル特徴を移動させるか否かを示
    す動作カテゴリデータを得るために前記入力画像データ
    を使用するステップを有し、 出力画像を定義する出力画像データを得るために前記動
    作カテゴリデータを用いるステップを有し、前記出力画
    像が、前記編集動作が前記第1のグラフィカル特徴上で
    実行された前記入力画像セットのバージョンを含み、且
    つ前記出力画像は、前記動作カテゴリデータが前記第1
    のグラフィカル特徴が前記入力画像セット内の異なる位
    置にセンタリングされるように前記第1のグラフィカル
    特徴を移動することを示す場合にのみ、異なる位置でセ
    ンタリングされた前記第1のグラフィカル特徴を示す、 画像データ解析方法。
JP6281644A 1993-11-24 1994-11-16 画像データ解析方法 Pending JPH07200835A (ja)

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