JPH07200578A - マルチメディア文書レビューシステム - Google Patents

マルチメディア文書レビューシステム

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JPH07200578A
JPH07200578A JP5337938A JP33793893A JPH07200578A JP H07200578 A JPH07200578 A JP H07200578A JP 5337938 A JP5337938 A JP 5337938A JP 33793893 A JP33793893 A JP 33793893A JP H07200578 A JPH07200578 A JP H07200578A
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JP5337938A
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Inventor
Atsushi Tabuchi
篤 田渕
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメディア文書を査閲する際に、査閲者
には、査閲の結果を利用した修正の際にどのように修正
されるかを予め把握しやすい査閲環境を、査閲の依頼者
には、査閲内容を反映させた修正を要素ごとに選択的に
処理できる修正環境を、各々提供する。 【構成】 マルチメディア文書の編集を行なう編集手段
01と、マルチメディア文書の要素のうち、特定の一つ
の要素を利用者が選択し、その識別子を取得する要素特
定手段02と、マルチメディア文書の特定の要素につい
て、査閲者が変更の開始と終了を宣言するための変更宣
言手段03と、マルチメディア文書の査閲によって変更
を受ける要素について、その要素の識別子と、変更前の
表示情報と、各査閲者が変更した結果の表示情報とを一
組みにして保持し、管理する査閲結果管理手段04と、
マルチメディア文書の査閲によって変更を受ける要素に
ついて、査閲結果の一つを選択して、それを反映させて
修正するか否かを指示するための変更反映指示手段05
と、画面転写手段06から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機上で作成した図
形や文字列を含むマルチメディア文書を、複数の作業者
が査閲し、その結果を利用して同文書を修正するまでの
過程を円滑に進めるための支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図形及び文字列を含むマルチメディア文
書(CAD図面など)を、複数の査閲者が共同で査閲す
る際に、査閲対象の文書と、査閲結果である改善意見や
変更とを同時に表示あるいは編集させることで、元の文
書と査閲結果とを容易に比較し、修正する事が出来る。
【0003】従来、このような目的で、査閲結果を書き
込む透明な画面を、査閲対象の表示画面とは別に用意
し、両者を重ね合わせることで、査閲結果が見かけ上元
の文書に書き込まれたように表示するシステムがいくつ
か提案されている。
【0004】例えば、米国メインステイ社で開発された
システム「マークアップ(MarkUP)」は、異なる
査閲者毎に、査閲対象を表示したエディタに重なる一枚
の透明な画面を割り当て、その上に査閲のための修正や
コメントを書き込ませる。書き込まれた査閲結果の画面
は、元の査閲対象とは別のビットマップファイルとして
扱われ、査閲対象のファイルには画面上での重ね合わせ
による視覚的効果以外の影響を与えない。詳細な説明
は、同システムの利用者マニュアルに掲載されている。
【0005】また、同様の目的で、査閲対象中の要素
(図形および文字列)に対して、査閲結果として、修正
目標となる図形・文字列を論理的にリンクし、必要に応
じて、両者を別々のエディタ画面で表示あるいは編集す
るシステムがいくつか提案されている。
【0006】例えば米国ブラウン大学で開発されたシス
テム「インターノート(InterNote)」は、査
閲者が個々の要素に対してエディタ上で「査閲」マーク
を置くと、その要素の編集に必要なエディタを別途生成
し、そこで編集された内容と前記「査閲」マークとを論
理的にリンクする。また、査閲対象を閲覧する利用者が
前記「査閲」マークを指示すると、そこにリンクされた
修正目標を別途生成したエディタ上で表示し、必要に応
じて前記「査閲」マークを置かれた要素と置換して修正
する。詳細な説明は「アソシエーション・オブ・コンピ
ュータ・マシナリー発行、プロシーディングス・オブ・
ハイパーテキスト’89、365〜378頁」に掲載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記第一のようなシス
テムにおいては、一つの査閲対象内の要素(図形および
文字列)に対して加えられた査閲結果は、全て一枚のビ
ットマップファイルに書込まれてしまうので、要素毎の
改善意見や変更を個別に処理することが出来ない。例え
ば、複数個要求された変更を選択的に文書に反映させた
り、ある要素を別の図形または文字列に置換するような
要求に対して、エディタ上で、前記要素を査閲者が指定
した図形または文字列に自動的に置換したりする等の操
作は、要素個別に処理できるのが必須である。
【0008】前記第二のようなシステムでは、個々の要
素(図形や文字列)を査閲対象とは別のエディタに取り
込んで、前記要素への修正目標を編集するので、前記修
正目標に基づく修正が査閲対象全体に対して与える影響
を査閲者が容易に把握することが出来ない。例えば、査
閲者が図形や文字列を移動するよう指示する場合、移動
する要素だけを別のエディタ内で移動させても、他の要
素が取り込まれていないため、他の要素との配置上の関
係(重なり、連結など)を乱していないかどうかを予め
知ることが出来ない。
【0009】本発明の目的は、マルチメディア文書を査
閲する際に、個別の要素(図形・文字列)に対する査閲
結果を、前記文書と同一エディタ上で個別に付加および
編集する手段を設けることにより、査閲者には、査閲の
結果を利用した修正の際にどのように修正されるかを予
め把握しやすい査閲環境を、査閲の依頼者には、査閲内
容を反映させた修正を要素ごとに選択的に処理できる修
正環境を、各々提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決し、
目的を達成するために、本発明によるマルチメディア文
書レビューシステムは、マルチメディア文書を編集する
唯一の編集手段と、前記編集手段に表示された前記マル
チメディア文書中の要素を特定する要素特定手段と、前
記マルチメディア文書の査閲者が、前記要素特定手段に
よって特定された要素に対して、前記編集手段を用いて
変更を加える際の、変更の開始および終了を宣言する変
更宣言手段と、前記査閲者が変更した要素に対して、要
素の識別子と、変更前の表示情報と、各査閲者が変更し
た結果の表示情報とを組にして管理する査閲結果管理手
段と、前記マルチメディア文書の編集者が、前記査閲者
によって変更された要素ごとに、加えられた変更の一つ
を選択して、前記文書に反映させるか否かを指示する変
更反映指示手段と、前記編集手段の表示画面の一部を透
明な表示領域に転写する画面転写手段とを持つことによ
り、第一の従来例での、査閲内容を要素ごとに選択的に
反映させて修正できないという問題を、また第二の従来
例での、査閲の結果を利用した修正の際にどのように修
正されるかが予め把握しにくいという問題点を、各々解
決できる。
【0011】
【実施例】以下、図表を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0012】まず図1を用いて、本発明によるマルチメ
ディア文書に対して同一エディタ上で査閲の付加と反映
を行なうレビューシステムの一実施例を示す。
【0013】次に図2を用いて、図1の実施例におい
て、編集手段が要素個別の識別子と表示情報を保持し、
管理する方法を説明する。
【0014】次に図3を用いて、図1の実施例におい
て、査閲結果管理手段が要素個別の査閲結果を保持し、
その反映状態を管理する方法を説明する。
【0015】次に図4を用いて、図1の実施例におい
て、査閲によって変更された文書中の要素の、変更後の
表示を画面転写手段の透明な表示領域に転写する方法を
説明する。
【0016】次に図5を用いて、図1の実施例におい
て、査閲者が前記文書中の要素を修正した時に、その修
正を査閲内容として保持する方法を説明する。
【0017】最後に図6を用いて、図1の実施例におい
て、作成者が前記文書中の要素に対する追加・削除・修
正などの査閲結果を選択的に前記文書中に反映させて、
修正を行う方法を説明する。
【0018】図1は、本発明であるマルチメディア文書
に対して同一エディタ上で査閲の付加と反映を行なうレ
ビューシステムの一実施例を示すブロック図である。図
において、 ・01は、マルチメディア文書の編集を行なう編集手段
である。
【0019】・02は、マルチメディア文書の要素のう
ち、特定の一つの要素を利用者が選択し、その識別子を
取得する要素特定手段である。
【0020】・03は、マルチメディア文書の特定の要
素について、査閲者が変更の開始と終了を宣言するため
の変更宣言手段である。
【0021】・04は、マルチメディア文書の査閲によ
って変更を受ける要素について、その要素の識別子と、
変更前の表示情報と、各査閲者が変更した結果の表示情
報とを一組みにして保持し、管理する査閲結果管理手段
である。
【0022】・05は、マルチメディア文書の査閲によ
って変更を受ける要素について、査閲結果の一つを選択
して、それを反映させて修正するか否かを指示するため
の変更反映指示手段である。
【0023】・06は、前記編集手段の画面の一部を転
写する画面転写手段である。
【0024】マルチメディア文書の査閲者および編集者
は、編集手段01に査閲対象である前記文書を読み込
み、編集する。
【0025】査閲者は、改善意見や変更を加えるべき要
素を要素特定手段02を用いて特定し、変更宣言手段0
3を用いて、前記特定された要素に対する変更の開始を
宣言する。宣言後直ちに、査閲結果管理手段04は、前
記特定された要素の識別子と変更前の表示情報とを編集
手段01から取得し、両者を対応付けて格納する。
【0026】前記表示情報は、対応する要素の表示が編
集手段01で一意に復元できれば、どのようなものでも
良い。例えば、円図形に対しては、描画された画面内で
与えられている中心の座標値と半径の組、あるいは円周
上の任意の3点の座標値の組があれば、対応する円の表
示を一意に復元できるので、これらをパラメータとする
円描画コマンドを表示情報とすることが考えられる。
【0027】前記査閲者は、前記特定された要素に対し
て、編集手段01が提供する変更操作をそのまま利用し
て変更を加える。査閲者が前記特定された要素に対して
所望の変更を終えたら、変更宣言手段03を用いて、変
更の終了を宣言する。宣言後直ちに、査閲結果管理手段
04は、編集手段01から、前記特定された要素の変更
後の表示情報を取得し、前記変更開始時に取得した識別
子および表示情報と対応付けて格納する。
【0028】次に、査閲結果管理手段04は、前記変更
終了の宣言後直ちに、画面転写手段06を用いて、前記
特定の要素の変更後の表示を編集手段01から転写す
る。更に査閲結果管理手段04は、編集手段01に、前
記特定された要素の変更前の表示情報を送って、前記特
定された要素の変更前の表示を復元することで、前記特
定された要素の変更前後の表示を重ね合わせる。
【0029】一方、編集者は、査閲を受けた文書におい
て、前記査閲者によって与えられた査閲前後の要素の表
示の相違を見ながら、査閲によって変更された要素を要
素特定手段02を用いて特定し、前記特定された要素に
対する変更を前記文書に反映させるかどうかの指示、お
よび変更が複数の査閲者から与えられている場合に反映
させるべき変更の特定を、変更反映指示手段05を用い
て指示する。
【0030】編集者が、前記特定された要素に対する前
記特定の変更後の表示を文書に反映させるよう指示した
場合、査閲結果管理手段04は、前記特定された要素の
反映前の表示を、編集手段01から画面転写手段06に
転写する。次に査閲結果管理手段04は、編集手段01
に、前記特定された要素の前記特定の変更後の表示に対
する表示情報を送って、前記特定された要素の前記特定
の変更後の表示を復元することで、前記特定された要素
の変更前後の表示を重ね合わせる。
【0031】また、編集者が、前記特定された要素への
変更の反映を止めるよう指示した場合、前記査閲者が前
記特定された要素への変更を反映させた時と全く同じ処
理により、前記特定された要素の変更反映後の表示を画
面転写手段06に転写すると同時に、編集手段01上
で、変更反映前の要素の表示を復元する。
【0032】図2は、本発明であるマルチメディア文書
レビューシステムにおいて、編集手段が要素個別の識別
子と表示情報を保持し、管理する方法で説明する。図に
おいて、 ・01は、図1の実施例における編集手段である。
【0033】・11は、マルチメディア文書の表示内容
や配置を制御する表示画面制御手段である。
【0034】・12は、前記表示画面制御手段によって
表示された文書中の要素に識別子を割り当てる識別子付
与手段である。
【0035】・13は、前記識別子に対応する要素の形
状・文字列などの表示情報を取得し管理する表示情報管
理手段である。
【0036】・14は、要素の表示情報から、前記要素
の前記表示画面制御手段上での表示を復元する要素表示
復元手段である。
【0037】編集手段01の利用者は、表示画面制御手
段12を操作することによって、マルチメディア文書を
作成・編集する。前記文書中で、文字列や図形などの個
々の表示要素が生成されるたびに、識別子付与手段11
が、要素を一意に識別するための識別子を生成する。
【0038】表示情報管理手段13は、現在文書中に表
示されている全ての要素に対して、前記識別子と、前記
表示要素を表示するのに必要な表示情報とを組にして保
持する。
【0039】要素表示復元手段14は、特定の要素に対
する識別子と表示情報とが与えられた時、前記表示情報
に基づいて、表示画面制御手段12における前記特定の
要素の表示制御コマンドを生成し、前記表示情報を画面
に反映させる。
【0040】図3は、本発明であるマルチメディア文書
レビューシステムにおいて、査閲結果管理手段が要素個
別の査閲結果を保持し、その反映状態を管理するための
システム構成を示すブロック図(図3(a))および、
前記ブロック図で示された査閲結果の反映状態の一部を
示す編集手段の画面例(図3(b))である。図におい
て、 ・01は、図1の実施例における編集手段である。
【0041】・04は、図1の実施例における査閲管理
手段である。
【0042】・21は、少なくとも一人の査閲者によっ
て変更された文書中の要素に対する査閲結果識別子であ
る。
【0043】・22は、査閲者の各々によって前記要素
が変更された後の表示情報と、前記査閲者または前記文
書の編集者の名前情報を格納するための査閲結果格納部
である。
【0044】・23は、前記査閲結果格納部を識別する
ためのインデックスである。
【0045】・24は、査閲結果格納部のインデックス
のうち、一つを選択して格納する反映状態格納部であ
る。
【0046】・25は、図中の査閲結果管理手段におい
て、査閲結果識別子P01に対応する文書中の要素の、
インデックス1に対応する円要素の表示である。
【0047】・26は、図中の査閲結果管理手段におい
て、査閲結果識別子P01に対応する文書中の要素の、
インデックス2に対応する円要素の表示である。
【0048】・27は、図中の査閲結果管理手段におい
て、査閲結果識別子P01に対応する文書中の要素の、
インデックス3に対応する円要素の表示である。
【0049】査閲者が、編集手段01上での特定の要素
の変更を開始した場合、査閲結果管理手段04は、前記
特定の要素の識別子である査閲結果識別子21に対し
て、前記特定の要素の表示情報と、前記特定の要素を含
む文書の編集者の名前情報とを記録する査閲結果格納部
22を作成または更新する。
【0050】さらに査閲者が、編集手段01上での特定
の要素の変更を終了した場合、査閲結果管理手段04
は、前記特定の要素の識別子である査閲結果識別子21
に対して、前記特定の要素の表示情報と、前記査閲者の
名前情報とを記録する査閲結果格納部22を作成または
更新する。
【0051】例えば、編集手段01上で、編集者tab
uchiが編集した原点(0,0)を中心とする半径5
の円要素25の識別子がP01であり、前記円要素25
に対して査閲者tarumiおよびyoshifuが変
更を開始する際に要素P01の表示情報とtabuch
iの名前情報とをインデックス23が1の査閲結果格納
部22に格納している。前記要素P01を、査閲者ta
rumiが編集して半径を9とした結果が円要素26で
あり、tarumiが変更を終了した際に要素P01の
表示情報とtarumiの名前情報とをインデックス2
3が2の査閲結果格納部22に格納している。前記要素
P01を、tarumiとは別の査閲者であるyosh
ifuが編集して中心を(0,5)に移動した結果が円
要素27であり、yoshifuが変更を終了した際に
要素P01の表示情報とyoshifuの名前情報とを
インデックス23が3の査閲結果格納部22に格納して
いる。
【0052】複数の査閲結果のうち、実際に編集手段0
1に反映されて文書の変更に用いられるものは文書中の
要素一つにつき一つだけである。反映状態格納部24
は、変更された要素ごとに、前記複数の査閲結果に対応
する査閲結果格納手段22から、一つだけ選択されたも
ののインデックス23を格納し、前記変更された要素に
どの査閲結果が反映されているかという状態を保持して
いる。
【0053】例えば、査閲結果識別子P01に対して、
反映状態格納部24がインデックス2を保持している
時、対応する編集手段01では、前記インデックス2に
対応する査閲結果格納部22に保持された表示情報に従
って、査閲者taurmiの査閲結果である原点を中心
とする半径9の円要素26が表示されている。査閲者ま
たは編集者が、別の査閲者からの査閲結果を選択した場
合は、対応する査閲結果格納部22のインデックス23
が新たに反映状態格納部24に設定される。
【0054】図4は、本発明であるマルチメディア文書
レビューシステムにおいて、査閲によって変更された文
書中の要素の変更前後の表示を転写する画面転写手段
を、ビットマップディスプレイを用いて実現する場合の
システム構成を示すブロック図(図4(a))と、変更
前後の転写の過程における編集手段の画面例(図4
(b))である。図において、 ・01は、図1の実施例における編集手段である。
【0055】・06は、図1の実施例における画面転写
手段である。
【0056】・31は、マルチメディア文書を表示する
背景色が透明なビットマップディスプレイである。
【0057】・32は、ビットマップの画面イメージに
対する論理演算を行なうビットマップ論理演算手段であ
る。
【0058】・33は、ビットマップの画面イメージを
記憶する画面記録手段である。
【0059】・34は、査閲による変更が加わる前の査
閲対象を表示した編集手段の画面の一部である。
【0060】・35は、特定の要素を移動させた後の査
閲対象を表示した編集手段の画面の一部である。
【0061】・36は、前記変更の前後の画面をビット
マップのOR演算により重ね合わせたビットマップ画面
である。
【0062】・37は、前記重ね合わせた画面から、ビ
ットマップのXOR演算により、前記移動された要素の
表示のみを抽出したビットマップ画面である。
【0063】ビットマップディスプレイ31の表示画面
は、背景色が透明であることにより、編集手段21の表
示画面と重ね合わせたとき、両者を重ね合わせて見るこ
とが出来る。
【0064】査閲者が、編集手段01に表示された特定
の要素に対して変更の開始を宣言した時、画面転送手段
06は、編集手段01の査閲前の全画面表示34をビッ
トマップディスプレイ31が転写する。
【0065】査閲者が、変更を終了することを宣言した
ら、編集手段01とビットマップディスプレイ31は、
各々画面表示内容をビットマップ論理演算手段32に送
り、全ビットに対してOR演算を行ない、演算結果を画
面記憶手段33に記憶する。この時点で、画面記憶手段
33に記憶された記憶内容は、前記特定の要素を変更す
る前の編集手段01の全画面表示34と、変更された後
の編集手段01の全画面表示35とを加えたもの36に
なっている。
【0066】次に、編集手段01上で、前記特定の要素
に対する変更前の表示情報を用いて、前記特定の要素の
変更前の表示34が復元される。
【0067】次に、編集手段01と画面記憶手段33
は、各々画面表示内容をビットマップ論理演算手段32
に送り、全ビットに対してXOR演算を行ない、演算結
果をビットマップディスプレイ31に転送する。この時
点で、ビットマップディスプレイ31に表示された表示
内容は、画面記憶手段33に記憶された前記記憶内容か
ら、前記特定の要素を変更する前の編集手段01の全画
面表示34を引いたもの、前記特定された要素のみの変
更後の表示37になっている。
【0068】この表示37を、編集手段01上の表示3
4に対して、ビットマップディスプレイ31上での表示
方法、例えば表示色やトーン等を変えてから重ね合わせ
ることで、前記特定の要素の変更の前後の表示の相違
を、同一の画面上で明確に示すことが出来る。
【0069】図5は、本発明であるマルチメディア文書
レビューシステムにおいて、査閲者が前記文書中の要素
を修正した時に、その修正を査閲内容として保持する際
の動作画面例である。図において、 ・01は、図1の実施例における編集手段である。
【0070】・02は、図1の実施例における要素特定
手段である。
【0071】・06は、図1の実施例における画面転写
手段である。
【0072】・41は、査閲者が変更宣言手段において
変更の開始を宣言する変更開始ボタンである。
【0073】・42は、査閲者が変更宣言手段において
変更の終了を宣言する変更終了ボタンである。
【0074】・43は、査閲者が選択した文書中の要素
の表示である。
【0075】・44は、査閲者が変更した文書中の要素
の変更後の表示である。
【0076】査閲者は、編集手段01に表示されたマル
チメディア文書を見て、変更すべき図形や文字列などの
要素43を、要素特定手段02を用いて選択する。
【0077】次に査閲者は、マウスなどのコンピュータ
画面上の指示装置を用いて変更開始ボタン41を押し、
前記選択された要素43に対する変更の開始を宣言す
る。同時に、レビューシステムが前記選択された要素の
変更前の表示内容を取得し、保存する。続いて査閲者
は、前記選択された要素43に対して変形・移動・削除
など、前記エディタが提供する変更機能を用いて所望の
変更を加える。前記所望の変更を加えたことによって、
前記文書内の他の要素に望ましくない影響を与えるか否
かは、この段階で検査することが出来る。
【0078】最後に査閲者は、前記指示装置を用いて変
更終了ボタン42を押し、前記選択された要素43に対
する変更の終了を宣言する。同時に、レビューシステム
が前記選択された要素の変更後の表示36を画面転写手
段06に転写した後、前記選択された要素の表示を変更
前の表示に復元する。変更開始時に取得した前記選択さ
れた要素に対する変更前の表示内容は、レビューシステ
ムが編集手段01に提供する。画面転写手段06は、何
も描かれていない部分では透明で、利用者は背後にある
編集手段01に描かれたマルチメディア文書の変更前の
表示と、変更後の表示とを重ねて見ることが出来る。
【0079】図6は、本発明であるマルチメディア文書
レビューシステムにおいて、文書の編集者が前記文書中
の要素に対する追加・削除・修正などの査閲結果を選択
的に前記文書中に反映させて、修正を行なう方法を示す
画面例である。
【0080】・01は、図1の実施例における編集手段
である。
【0081】・02は、図1の実施例における要素特定
手段である。
【0082】・06は、図1の実施例における画面転写
手段である。
【0083】・51は、編集者が文書中の要素に対する
査閲の反映を宣言する査閲反映ボタンである。
【0084】・52は、編集者が文書中の要素に対する
査閲の反映を取り止める原文書復元ボタンである。
【0085】・53は、編集者が選択した文書中の要素
である。
【0086】・54は、査閲者yoshifuが変更し
た文書中の要素の変更後の表示である。
【0087】・55は、査閲者tarumiが変更した
文書中の要素の変更後の表示である。
【0088】・56は、編集者が選択した要素に対する
複数の査閲者からの査閲結果を選択する査閲結果選択手
段である。
【0089】編集者は、編集手段01に表示された査閲
対象の文書と、画面転写手段06に表示された査閲結果
を重ね合わせて同時に見ながら、査閲結果を反映すべき
図形や文字列などの要素53を、要素特定手段02を用
いて選択する。
【0090】反映すべき査閲結果が複数の査閲者から与
えられている場合、レビューシステムは、前記複数の査
閲者の名前情報を査閲結果選択手段56に表示する。例
えば図では、査閲者yoshifuからの査閲結果54
と、査閲者tarumiからの査閲結果55が与えられ
ていることが表示されている。編集者は、マウスなどの
コンピュータ画面上の指示装置を用いて、前記名前情報
の一つを選択する。例えば図では、査閲者tarumi
の査閲結果55が選択されている。次に編集者は、査閲
反映ボタン51または原文書復元ボタン52を押し、前
記選択された要素53に対する査閲結果の反映または拒
否を宣言する。
【0091】前記選択された要素53が、査閲結果の反
映前の状態の時に、査閲反映ボタン51を押すと、レビ
ューシステムが、前記選択された要素の前記選択された
査閲結果の表示55を画面転写手段06から消去した
後、前記選択された要素53の査閲反映前の表示を、画
面転写手段06に複写し、最後に前記選択した査閲者が
前記選択された要素を変更した後の表示55に描き換え
る。
【0092】前記選択された要素53が、すでに査閲者
tarumiからの査閲結果55を反映して修正された
後の状態の時に、原文書復元ボタン52を押すと、レビ
ューシステムが、前記選択された要素の原文書中での表
示を画面転写手段06から消去した後、前記選択された
要素53の査閲結果の表示55を、画面転写手段06に
転写し、最後に前記選択された要素53の査閲反映前の
表示に描き換える。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチメ
ディア文書レビューシステムは、マルチメディア文書を
査閲する際に、個別の要素(図形・文字列)の変更前と
変更後の表示内容を、査閲対象となる文書と同一のエデ
ィタとの間で取得あるいは反映させる手段を設けること
により、査閲者には、査閲の結果どのように修正される
かを予め把握しやすい査閲環境を、査閲の依頼者には、
査閲内容を反映させた修正を要素ごとに選択的に処理す
ることを可能にする修正環境を、各々容易に提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるマルチメディア文書に対して同一
エディタ上で査閲の付加と反映を行なうレビューシステ
ムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例において、編集手段が要素個別の
識別子と表示情報を保持し、管理する方法を説明するブ
ロック図である。
【図3】図1の実施例において、表示情報管理手段が要
素個別の査閲結果を保持し、その反映状態を管理する方
法を説明するブロック図および、前記ブロック図で示さ
れた査閲結果の反映状態の一部を示す画面例である。
【図4】図1の実施例において、査閲によって変更され
た文書中の要素の、変更後の表示を画面転写手段の透明
な表示領域に転写する方法を説明するブロック図および
変更前後の転写の過程における編集手段の画面を示す画
面例である。
【図5】図1の実施例において、査閲者が前記文書中の
要素を修正した時に、その修正を査閲内容として保持す
る方法を示す画面例である。
【図6】図1の実施例において、編集者が前記文書中の
要素に対する追加・削除・修正などの査閲結果を前記文
書中に反映させて、修正を行う方法を示す画面例であ
る。
【符号の説明】
01 編集手段 02 要素特定手段 03 変更宣言手段 04 査閲結果管理手段 05 変更反映指示手段 06 画面転写手段 11 識別子付与手段 12 表示画面制御手段 13 表示情報管理手段 14 要素表示復元手段 31 ビットマップディスプレイ 32 ビットマップ論理演算手段 33 画面記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7623−5L G06F 15/60 310

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形、文字列、画像を要素とするマルチ
    メディア文書に対して、複数の査閲者による査閲と、査
    閲結果に基づく修正を行なうマルチメディア文書レビュ
    ーシステムにおいて、 前記マルチメディア文書を編集する唯一の編集手段と、 前記編集手段に表示された前記マルチメディア文書中の
    要素を特定する要素特定手段と、 前記マルチメディア文書の査閲者が、前記要素特定手段
    によって特定された要素に対して、前記編集手段を用い
    て変更を加える際の、変更の開始および終了を宣言する
    変更宣言手段と、 前記査閲者が変更した要素に対して、要素の識別子と、
    変更前の表示情報と、各査閲者が変更した結果の表示情
    報とを組にして管理する査閲結果管理手段と、 前記マルチメディア文書の編集者が、前記査閲者によっ
    て変更された要素ごとに、加えられた変更の一つを選択
    して、前記文書に反映させるか否かを指示する変更反映
    指示手段と、 とを備えることを特徴とするマルチメディア文書レビュ
    ーシステム。
  2. 【請求項2】 前記編集手段が、 前記編集手段の表示画面の一部を透明な表示領域に転写
    する画面転写手段を持つことにより、 前記査閲を受けた文書中の要素に対して、各々の要素ご
    とに、変更前の表示と変更後の表示とを重ね合わせて同
    時に表示することを特徴とする請求項1のマルチメディ
    ア文書レビューシステム。
JP5337938A 1993-12-28 1993-12-28 マルチメディア文書レビューシステム Pending JPH07200578A (ja)

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