JPH0720050Y2 - 密封容器 - Google Patents
密封容器Info
- Publication number
- JPH0720050Y2 JPH0720050Y2 JP1990037106U JP3710690U JPH0720050Y2 JP H0720050 Y2 JPH0720050 Y2 JP H0720050Y2 JP 1990037106 U JP1990037106 U JP 1990037106U JP 3710690 U JP3710690 U JP 3710690U JP H0720050 Y2 JPH0720050 Y2 JP H0720050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- packing
- container
- uneven surface
- sealed container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、茶筒、海苔用容器等に利用される蓋体圧入式
の密封容器に関する。
の密封容器に関する。
(従来の技術) 従来この種の密封容器として実公昭55-21987号公報記載
の如く、筒型容器の開口部内周に、表面を粗面部にする
と共に底部に向って直径を小径(内方に向けてテーパー
状)としたパッキングを設け、圧入される蓋体の差込筒
部を前記パッキングにて弾性的に圧着させて密封を図る
ものがあった。
の如く、筒型容器の開口部内周に、表面を粗面部にする
と共に底部に向って直径を小径(内方に向けてテーパー
状)としたパッキングを設け、圧入される蓋体の差込筒
部を前記パッキングにて弾性的に圧着させて密封を図る
ものがあった。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記従来例は、蓋体の差込筒部をパッキングに密
接させて押し込み、内方に向けてテーパー状の該パッキ
ングの戻り力で強固に密着させているだけのものである
ため、落下等によって何等かのショックが掛かると、蓋
体が外方へ押し出されて外れてしまうことがあり、密封
が解除されてしまう虞れを有していたため改良が望まれ
ていた。
接させて押し込み、内方に向けてテーパー状の該パッキ
ングの戻り力で強固に密着させているだけのものである
ため、落下等によって何等かのショックが掛かると、蓋
体が外方へ押し出されて外れてしまうことがあり、密封
が解除されてしまう虞れを有していたため改良が望まれ
ていた。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、蓋体と筒
型容器のパッキンとの凹凸面同志を圧着状に合致せしめ
ることにより、密封を強固かつ完全に図らしめることで
ある。
されたものであり、その目的とするところは、蓋体と筒
型容器のパッキンとの凹凸面同志を圧着状に合致せしめ
ることにより、密封を強固かつ完全に図らしめることで
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、蓋体の差込筒部の外面に、周方向の突条を複数設け
た凹凸面を形成すると共に、該蓋体を冠着せしめる筒型
容器の開口部内周面に沿ってパッキングを設け、該パッ
キングは前記容器底部方向に向って略漏斗状に形成され
ると共に、その表面には前記蓋体の凹凸面と合致する周
方向に突条を複数設けた凸凹面を形成したことである。
は、蓋体の差込筒部の外面に、周方向の突条を複数設け
た凹凸面を形成すると共に、該蓋体を冠着せしめる筒型
容器の開口部内周面に沿ってパッキングを設け、該パッ
キングは前記容器底部方向に向って略漏斗状に形成され
ると共に、その表面には前記蓋体の凹凸面と合致する周
方向に突条を複数設けた凸凹面を形成したことである。
(作用) 上記せる技術的手段により、蓋体の差込筒部が、筒型容
器の開口部内周面のパッキングを外方へ押し拡げつつ圧
入され、そして蓋体外面の凹凸面とパッキング表面の凸
凹面とがパッキングの戻り力により強固に合致し、両者
が圧着される。
器の開口部内周面のパッキングを外方へ押し拡げつつ圧
入され、そして蓋体外面の凹凸面とパッキング表面の凸
凹面とがパッキングの戻り力により強固に合致し、両者
が圧着される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
本考案密封容器は、蓋体1と筒型容器2とからなり、蓋
体1を筒型容器2に圧入せしめて冠着せしめるものであ
る。
本考案密封容器は、蓋体1と筒型容器2とからなり、蓋
体1を筒型容器2に圧入せしめて冠着せしめるものであ
る。
蓋体1は、筒状の差込筒部1bの上端を、断面略状の蓋
本体1a内に差込むと共に、蓋本体1aの端縁1a′を内側に
折り返して上端周縁の鍔部1b′に喰込ませて固定し、断
面略 状に一体的に形成する。
本体1a内に差込むと共に、蓋本体1aの端縁1a′を内側に
折り返して上端周縁の鍔部1b′に喰込ませて固定し、断
面略 状に一体的に形成する。
前記差込筒部1bは、その外面3を先端3′に向けて窄ま
り状にテーパーとし、かつ該外面3の円周方向に複数の
突条4a…を設けて凹凸面4を形成してなる。
り状にテーパーとし、かつ該外面3の円周方向に複数の
突条4a…を設けて凹凸面4を形成してなる。
一方筒型容器2は、開口部2aの内周面にパッキング5を
設けてなる。
設けてなる。
該パッキング5は、前記容器2の底部2bに向けて略漏斗
状に形成すると共に、その表面5aに複数の突状6a…を設
けて前記蓋体1の凹凸面4と合致する凸凹面6を形成し
てなり、前記容器2の頂縁2cを上端縁5bに喰込ませて固
定し一体的に形成する。
状に形成すると共に、その表面5aに複数の突状6a…を設
けて前記蓋体1の凹凸面4と合致する凸凹面6を形成し
てなり、前記容器2の頂縁2cを上端縁5bに喰込ませて固
定し一体的に形成する。
従って、蓋体1と筒型容器2とは、差込筒部1bがパッキ
ング5を外方(容器内側面方向)へ押し拡げつつ圧入
し、そして蓋体1外面の凹凸面4とパッキング5表面の
凸凹面6とが合致した時に、パッキング5の戻り力によ
り強固に圧着される。
ング5を外方(容器内側面方向)へ押し拡げつつ圧入
し、そして蓋体1外面の凹凸面4とパッキング5表面の
凸凹面6とが合致した時に、パッキング5の戻り力によ
り強固に圧着される。
(考案の効果) 本考案は、上記せる如き構成を有するため、蓋体の差込
筒部が筒型容器の開口部内周面のパッキングを外方へ押
し拡げつつ圧入し、そして蓋体外面の凹凸面とパッキン
グ表面の凸凹面とがパッキングの戻り力により強固に合
致するため、蓋体冠着時による蓋体と筒型容器との密着
が強固かつ確実となり、落下等によるショックを与えて
も簡単に密封状態が解除されないものとなり、密封容器
としての実効が図れ大変有用である。
筒部が筒型容器の開口部内周面のパッキングを外方へ押
し拡げつつ圧入し、そして蓋体外面の凹凸面とパッキン
グ表面の凸凹面とがパッキングの戻り力により強固に合
致するため、蓋体冠着時による蓋体と筒型容器との密着
が強固かつ確実となり、落下等によるショックを与えて
も簡単に密封状態が解除されないものとなり、密封容器
としての実効が図れ大変有用である。
第1図は本考案密封容器の一実施例を示す一部縦断正面
図、第2図は蓋体と筒型容器とを分離せしめた状態の一
部縦断正面図、第3図は第1図の(III)−(III)線断
面図である。 尚、図中 1:蓋体、1b:差込筒部 2:筒型容器、2a:開口部 2b:底部、4:凹凸面 5:パッキング、6:凸凹面
図、第2図は蓋体と筒型容器とを分離せしめた状態の一
部縦断正面図、第3図は第1図の(III)−(III)線断
面図である。 尚、図中 1:蓋体、1b:差込筒部 2:筒型容器、2a:開口部 2b:底部、4:凹凸面 5:パッキング、6:凸凹面
Claims (1)
- 【請求項1】蓋体の差込筒部の外面に、周方向の突条を
複数設けた凹凸面を形成すると共に、該蓋体を冠着せし
める筒型容器の開口部内周面に沿ってパッキングを設
け、該パッキングは前記容器底部方向に向って略漏斗状
に形成されると共に、その表面には前記蓋体の凹凸面と
合致する周方向に突条を複数設けた凸凹面を形成したこ
とを特徴とする密封容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990037106U JPH0720050Y2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 密封容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990037106U JPH0720050Y2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 密封容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129262U JPH03129262U (ja) | 1991-12-25 |
JPH0720050Y2 true JPH0720050Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31543919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990037106U Expired - Lifetime JPH0720050Y2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 密封容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720050Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH597047A5 (ja) * | 1976-07-15 | 1978-03-31 | Anders Ruben Rausing | |
JPS5521987U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP1990037106U patent/JPH0720050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03129262U (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |