JPH07200499A - 障害診断装置 - Google Patents

障害診断装置

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Publication number
JPH07200499A
JPH07200499A JP5336925A JP33692593A JPH07200499A JP H07200499 A JPH07200499 A JP H07200499A JP 5336925 A JP5336925 A JP 5336925A JP 33692593 A JP33692593 A JP 33692593A JP H07200499 A JPH07200499 A JP H07200499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnostic
node
fault
tree
diagnosis
Prior art date
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Pending
Application number
JP5336925A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamahira
拓也 山平
Yusaku Matsuo
裕作 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5336925A priority Critical patent/JPH07200499A/ja
Publication of JPH07200499A publication Critical patent/JPH07200499A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主記憶装置のサイズを軽減し、かつ診断処理プ
ログラムの実行時間を効率化し、迅速かつ正確な障害診
断を遂行する障害診断装置を提供する。 【構成】中央処理装置2に、入力装置3、表示装置4、
記憶装置1が接続され、中央処理装置2に、障害を診断
する診断装置20を備える。記憶装置1には、障害状態
に対応させて記述した診断データを複数個設ける。診断
装置20には、知識ベース11の障害状態を示すノード
の中で対処すべき障害で関連ある診断木とノードを選択
する診断木選択部21と、指定されたノードに記述され
ている内容に従って検査を行う検査部22と、障害状態
を示すノードの中で最も確からしい障害状態を示すノー
ドを検査結果に基づいて選択し、その結果を診断木指示
部21、あるいは表示装置4に表示する検査結果判定部
23とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の機器が複雑に関
連して構成された装置の障害診断に利用する。本発明が
利用される被診断装置(診断の対象となる装置)の例
は、ワークステーションや通信路が多数連結された通信
網、複数の製造ロボット装置や切出し装置が関連して動
作を行う製造装置、道路網や線路網に対する交通管制装
置、複数のメモリやプリンタ装置が複雑に接続された情
報処理装置等である。
【0002】本発明は、コンピュータ装置に予め知識ベ
ースを保持しておき、被診断装置の動作をその知識ベー
スと照合することにより、障害診断を実行する装置に関
する。本発明は、装置ハードウェアの不具合、設定パラ
メータの不備、その他に起因する誤動作の原因を追求す
る装置として利用する。
【0003】
【従来の技術】最近の装置、機械、あるいは通信路など
は、大規模、複雑化、あるいは広域化している。それら
に障害が発生した場合、その損失は多大であり、そのた
め機器や通信路などの障害を、正確かつ迅速に効率良く
診断し、早期復旧を行なうことは非常に重要である。
【0004】従来の、障害診断として、診断情報を階層
的に配列して、その上位の情報から解析し、最も確から
しい下位の情報を選択していく方法は、本願出願人によ
る特開平2−159637号公報「ネットワーク障害診
断データ記述方式」において詳細に述べられている。こ
れらは、唯一の診断木を有する知識ベースで、最も上位
の情報から逐次診断して行く方法がとられている。
【0005】この方法では、複雑なネットワーク構成や
多種多様な装置群の診断に対しては、膨大な診断データ
を有する唯一の診断木が知識ベースに保持され、それが
全てのタイプの障害に対し、共通して利用されることに
なっている。
【0006】また、他の方法として、特開平1−267
742号公報に開示されたものと、特開平4−3262
38号公報に開示されたものがあるが、これらの方法
は、何れも複数個の知識ベースを保持し、これらの知識
を推論部が個別に利用して診断を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
によれば、唯一の診断木からなる診断知識ベースで診断
を実行しているため、例えば、通信路の故障であるにも
かかわらず、通信路の障害とは関係のないホストコンピ
ュータや通信装置の個々の装置の障害を診断する診断デ
ータも、同時に診断装置の主記憶装置に展開されること
になる。このような場合、診断システムが搭載されるコ
ンピュータなどの診断装置の主記憶装置に知識ベースを
展開するための多大な領域を確保するための装置構成が
必要となる。また、知識ベースが主記憶装置の膨大な領
域を占有することにもなり、診断処理を実行するプログ
ラムの処理時間にも悪影響を生じる。
【0008】本発明ではこのような問題を解決するもの
で、複雑多様なネットワーク構成や多種多様な装置群の
診断知識を分類しておく。分類されたネットワーク構成
や、装置群に対し、それぞれの診断木を構成しておき、
それらの診断木間の連携を可能にしておく。
【0009】診断時には、必要な診断木を利用すること
で、診断装置が利用する知識ベースのデータ量を削減す
ることで、診断装置の主記憶装置のサイズを軽減し、か
つ診断処理プログラムの実行時間を効率化することを可
能にし、迅速かつ正確な障害診断を遂行するとを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の障害診断装置
は、障害状態を検査するための内容を、それぞれの障害
状態に対応させて記述した診断データをノードとして、
そのノードが木構造をなすように階層的に配列された診
断木を知識ベースとして保持する手段と、被診断装置の
動作から得られるデータと、この知識ベースに保持され
た診断データとを、その診断木の関係にしたがって、上
位から下位に向けて順次そのノードをたどりながら照合
することにより、確からしい障害を示すノードを選択す
る手段とを有して、複数個の診断木を知識ベースに保持
し、診断木の上位のノードに記述される下位のノードに
は他の診断木のノードをも含み、診断の過程で他の診断
木のノードへ継続して障害診断を行うことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】障害の状態を検査するための内容がそれぞれの
障害状態に対応されて記述された診断データを複数個の
ノードとして階層的に配列し診断木として構成した知識
ベースを備え、診断を開始する診断木内のノードを指定
し、診断木の階層関係にしたがって指定されたノードか
ら、個々のノードに記述されている検査内容の検査を行
い、いくつかの障害状態を示すノードの候補のなかで最
も確からしい障害状態を示すノードを個々のノードの検
査結果から選択する。この場合、他の診断木のノードも
選択できる。
【0012】このような操作を繰り返し行い、最終的に
障害の原因が記述されているノードを選択して障害の原
因を特定する。原因を示すノードからも更に詳細な原因
を究明するため、他の診断木のノードを選択できる。
【0013】これにより、複数の診断木の連携した診断
が可能であり、膨大な知識ベースを一度に利用すること
なく、診断装置の主記憶装置の容量や占有領域を削減で
き、診断時間の短縮により、効率的に障害の診断を行う
ことができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図、図2は本発明の一実施例における知識ベースで
ある一診断木の構成を示す図、図3は本発明の一実施例
における診断木のノード記述形式を示す図である。
【0016】図1において、中央処理装置2に、入力装
置3、表示装置4、記憶装置1が接続され、中央処理装
置2に、機器および通信路に発生する物理的故障、誤操
作、プログラムの不具合、パラメータ値の設定不備によ
る誤動作により発生する障害を診断する診断装置20を
備える。
【0017】記憶装置1には、障害状態に対応させて記
述した診断データを複数個のノードとして階層的に配列
した診断木を、診断木11a、診断木11b、…、とし
て複数個備えた知識ベース11を設ける。
【0018】診断装置20には、知識ベース11の障害
状態を示すノードの中で対処すべき障害で関連ある診断
木とノードを選択する診断木選択部21と、指定された
ノードに記述されている内容に従って検査を行う検査部
22と、障害状態を示すノードの中で最も確からしい障
害状態を示すノードを検査結果に基づいて選択し、その
結果を診断木指示部21、あるいは表示装置4に表示す
る検査結果判定部23とを含む。
【0019】診断木11a、11b、…、はそれぞれ図
2に示すように階層構造で構成され、診断は上部から下
部に向って行われる。各分岐点(以下ノードと言う)に
は、検査項目が記述され、この検査項目を参照して診断
装置20の検査部22が検査を行い診断を実行する。検
査部22が知識ベース11の診断木とそのノードを参照
する場合は、診断木指示部21から指示される診断木の
ノードを検査する。
【0020】診断の開始時には、オペレータが入力装置
3から指示する診断木識別名とノード識別名を診断木指
示部21が受け取り、それら識別名はそれぞれ検査部2
2に送出する。入力装置3は、例えばキーボードやディ
スプレイ装置を利用してマウスやタッチペンなどのデバ
イスを利用することができる。オペレータは、入力装置
3を利用して診断木識別名をキーボードのキャラクタキ
ーを利用して入力する。入力装置3は、指示された診断
木識別名を有する診断木を記憶装置1からとり出し、診
断木のノード構成を表示する。入力装置3は表示された
診断木で診断の開始に当るノードをマウスやタッチペン
で指示する。
【0021】検査部22では、診断木指示部21が指定
した診断木識別名の指示されたノード識別名を有するノ
ードの検査内容を確認して、対応する検査を実行する。
検査結果は、検査結果判定部23に送出される。
【0022】検査結果判定部23では、検査部22から
受け取った検査結果をノードの意味する障害状態が現状
の障害にどの程度関わり合いがあるかを確認するため、
確信度と呼ぶ数値に変換する。変換方法としては、ノー
ドの各検査に係数が与えられており、その係数を演算す
ることで求められる。
【0023】確信度を求めるための一例として、あるノ
ードn個の検査項目にR1…、Ri、…、Rn(0〈R
i〈1)の係数が与えられ、検査でその障害状態を示す
に相応した結果が得られた場合は係数値Riを演算し、
得られなかった場合はこの係数値を0で演算することに
より、ノードKの確信度Pkを式1で与えられる。ここ
で、
【0024】
【0025】は(1−R1)×(1−R2)×…×(1
−Ri)×…×(1−Rn)を示す。
【0026】
【0027】検査結果判定部23では、得られた確信度
がその障害状態を示すに適切であれば診断木指示部21
に診断木識別名とノード識別名を送付する。もし適切で
なければ、その旨を表示装置4に表示し、診断を終了す
るか、あるいは他の診断木、あるいは他のノードから診
断を改めて開始するかの指示を待つ。オペレータは、こ
れらの選択を入力装置3から行う。得られたノードが障
害状態を示すに適切であるか否かの判断は、確信度の値
の大小による。
【0028】診断木指示部21では、検査結果判定部2
3から送られた診断木識別名とノード識別名からそのノ
ードに記載されている、該当診断木の診断木識別名とノ
ード識別名、ならびに、他の診断木の診断木識別名とノ
ード識別名を検査部22に送付する。下位ノードのノー
ド識別名や、他の診断木の診断木識別名とノード識別名
は、図3に示されるように、診断木のノードの次段階障
害状態名欄に記載されている。
【0029】検査部22では、指示された診断木のノー
ドの検査内容に従って検査を実行し、得られた各ノード
の確信度を検査結果判定部23に送付する。
【0030】検査結果判定部23では、検査部22から
送られた各ノードの確信度を比較し、最も高い確信度を
有するノードを選択する。検査結果判定部23では、得
られたノードが障害状態を示すに適切で有るかを判定
し、適切であれば、その診断木識別名とノード識別名を
診断木指示部21に送付する。適切でない場合は、その
旨を表示装置4に表示し、オペレータの指示を待つ。検
査結果判定部23では、また、適切であると判断された
ノードの復旧方法欄や備考欄に記載が有れば、その旨を
表示装置4に記載する。検査結果判定部23での処理に
おいて、診断木指示部21に送られる診断木識別名が前
回の診断木識別名と異なる場合、複数の診断木にわたっ
て診断が行われることになるのである。
【0031】これを繰り返すことで、最終的に障害の原
因が究明される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の診断木からなる識別ベースを扱うことができ、複
雑多様な装置構成に柔軟に対処できる診断機構を実現で
きるため、診断の効率を向上し、障害発生時に迅速な診
断を実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例における知識ベースの診断木
を示す図。
【図3】本発明の一実施例における知識ベースのノード
記述形式を示す図。
【符号の説明】
1 記憶装置 2 中央処理装置 3 入力装置 4 表示装置 11 知識ベース 11a,11b 診断木 21 診断木指示部 22 検査部 23 検査結果判定部 C1〜C6,Ci,Cn−1,Cn 診断ノード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害状態を検査するための内容を、それ
    ぞれの障害状態に対応させて記述した診断データをノー
    ドとして、当該ノードが木構造をなすように階層的に配
    列された診断木を知識ベースとして保持する手段と、 被診断装置の動作から得られるデータと、前記知識ベー
    スに保持された診断データとを、前記診断木の関係にし
    たがって、上位から下位に向けて順次前記ノードをたど
    りながら照合することにより、確からしい障害を示すノ
    ードを選択する手段とを有し、 前記診断木を複数個保持し、前記診断木の上位のノード
    に記述される下位のノードには他の診断木のノードをも
    含み、診断の過程で前記他の診断木のノードへ継続して
    障害診断を行うことを特徴とする障害診断装置。
JP5336925A 1993-12-28 1993-12-28 障害診断装置 Pending JPH07200499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336925A JPH07200499A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 障害診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5336925A JPH07200499A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 障害診断装置

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Publication Number Publication Date
JPH07200499A true JPH07200499A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18303903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5336925A Pending JPH07200499A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 障害診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499117B1 (en) 1999-01-14 2002-12-24 Nec Corporation Network fault information management system in which fault nodes are displayed in tree form

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05114899A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Hitachi Ltd ネツトワーク障害診断方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414