JPH0719836U - 円盤媒体の読取り装置 - Google Patents

円盤媒体の読取り装置

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JPH0719836U
JPH0719836U JP5517493U JP5517493U JPH0719836U JP H0719836 U JPH0719836 U JP H0719836U JP 5517493 U JP5517493 U JP 5517493U JP 5517493 U JP5517493 U JP 5517493U JP H0719836 U JPH0719836 U JP H0719836U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造原価が割安で、構造が簡単で、耐久性と
信頼性に優れ、しかも樹脂製ベゼルに無理な外力が作用
することのない円盤媒体の読取り装置を得るにある。 【構成】 前端面からキャデXィを挿入できかつ本体フ
レーム1の後部支点軸を中心として俯仰可能に同本体フ
レーム1に支持されて仰角方向にホルダ付勢ばね6で付
勢されたカートリッジホルダ5と、同カートリッジホル
ダ5の前部に固定されたつまみ付ベゼル9と、同ベゼル
9の下辺部9cから延長された接手部9bと本体フレー
ム1との間に設けられかつつまみ9aの押下げによりカ
ートリッジホルダ5を俯角したプレイ位置に選択的にロ
ックするプッシュ・プッシュロック40装置と、下辺部
9cの幅方向全体に亙って延長された状態で埋設された
剛性部材10とを備える円盤媒体の読取り装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば光ディスク等の円盤媒体の記録情報を読取る装置に関し、特に 、カートリッジ中に収容された円盤媒体の読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、光ディスク等の円盤媒体においては、同円盤媒体を樹脂製カー トリッジ中に収納し、同カートリッジごとに読取り装置に装填して円盤媒体に記 録された情報を読取るが、このような目的の従来の読取り装置は、次のような構 造である。
【0003】 つまり、従来の同読取り装置は、光ディスク等の円盤媒体を回転駆動するコレ ットスピンドル装置及び同円盤媒体の記録情報を読取るピックアップのアクセス 機構を内蔵した本体フレームを備えており、この本体フレームの上部には、前記 円盤媒体を収容したカートリッジを装填できるカートリッジホルダが上下動可能 に取付けられる。 したがって、このような構造の読取り装置においては、カートリッジホルダに 対するカートリッジの装填を検知して同カートリッジホルダを本体フレームに向 かって下降させる上下動機構を設けるが、このような上下動機構には、カートリ ッジを検知する検出器、上下動モータ、この上下動モータの回転運動を上下方向 の直線運動に変換するカム機構を設ける必要がある。 このような読取り装置によると、高価な検出器や上下動モータの使用、部品点 数の多い複雑なカム機構のため、製造原価が高くなり、機構の複雑化のために耐 久性や信頼性に問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、従来では、前述した本体フレームの上部にカートリッジを装填でき る俯仰自在なカートリッジホルダを設け、同カートリッジホルダの樹脂製ベゼル と前記本体フレームとの間に同カートリッジホルダをプレイ位置に選択的にロッ クする構造が本考案者等により検討されているけれども、このような構造では、 剛性の乏しい樹脂製ベゼルに大きな負担がかかり、ベゼルの耐久性や変形に問題 が生じるおそれがある。
【0005】 本考案の目的は、以上に述べたような従来の読取り装置の問題に鑑み、製造原 価が割安で、構造が簡単で、耐久性と信頼性に優れ、しかも樹脂製ベゼルに無理 な外力が作用することのない円盤媒体の読取り装置を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、光ディスク等の円盤媒体を回転駆動する コレットスピンドル装置及び同円盤媒体の記録情報を読取るピックアップのアク セス機構を内蔵した本体フレームと、前記円盤媒体を収容したカートリッジを装 填できるカートリッジホルダとを備える円盤媒体の読取り装置において、前端面 から前記カートリッジを挿入できかつ前記本体フレームの後部支点軸を中心とし て俯仰可能に同本体フレームに支持されて仰角方向にホルダ付勢ばねで付勢され た前記カートリッジホルダと、同カートリッジホルダの前部に固定されたつまみ 付ベゼルと、同ベゼルの下辺部から延長された接手部と前記本体フレームとの間 に設けられかつ前記つまみの押下げにより前記カートリッジホルダを俯角したプ レイ位置に選択的にロックするプッシュ・プッシュロック装置と、前記下辺部の 幅方向全体に亙って延長された状態で埋設された剛性部材とを備える円盤媒体の 読取り装置を提案するものである。
【0007】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例の詳細を説明する。 図示実施例は光ディスク読取り装置に本考案を施した例であり、この光ディス ク読取り装置は脚1aを有したシャーシとして樹脂成形される本体フレーム1を 備えている。
【0008】 即ち、図2及び図3に示すように、この本体フレーム1の内部には、カートリ ッジXに収容された光ディスクYを回転駆動するコレットスピンドル装置20及 び光ディスクYの記録トラックに対して後述のピックアップをアクセスするアク セス機構30を組付けるサブフレーム2と、読取り装置の回路素子類を搭載する プリント基板3とを取付けてある。
【0009】 前記コレットスピンドル装置20は、前記サブフレーム2に固定された垂直方 向の駆動モータ21を有し、この駆動モータ21の出力軸には前記光ディスクY の中心孔yに挿入されて同光ディスクYを回転駆動するコレットスピンドル22 が固定される。 そして、図2に詳細を示す前記アクセス機構30は、前記コレットスピンドル 22の半径方向に対して平行に伸びた前記本体フレーム1上のガイドロッド31 に沿い移動できるキャリア32を備え、このキャリア32の表面には前記光ディ スクYの表面に標準されたピックアップ33が搭載してある。
【0010】 また、前記サブフレーム2には前記アクセス機構30の一部を構成するアクセ スモータ34が固定され、前記キャリア32の側部にはラック35aをもった従 動部材35がそれぞれ固定される。これらのラック35aとアクセスモータ34 の駆動歯車36との間には、複数の平歯車で構成する減速歯車列37が介装され 、同減速歯車列37により前記キャリア32が前記ガイドロッド31に沿い移動 される。
【0011】 図3に示すように、前記本体フレーム1の表面後部には水平方向の後部支点軸 4が一体成形され、この後部支点軸4に対しては前端面からカートリッジXを装 填できるカートリッジホルダ5の後部が俯仰可能に支持される。カートリッジX を挿入できる箱状に金属板から曲げ成形される同カートリッジホルダ5は、前記 本体フレーム1との間に設ける一対のホルダ付勢ばね6(図1及び図2図示)に より仰角方向に付勢され、このカートリッジホルダ5の最大仰角位置は、本体フ レーム1の側部に設ける図1図示の可動限ストッパ7により規制される。
【0012】 前記カートリッジホルダ5の前端部には、光ディスクYを収容したカートリッ ジXを挿入できる挿入口8をもつ枠状ベゼル9が固定される。樹脂成形される同 ベゼル9は、指先を当てがうことができるつまみ9aを、その上部に有するから 、同つまみ9aを押下げることにより、前記ホルダ付勢ばね6の力に抗してカー トリッジホルダ5を図5及び図6に示した俯角位置(プレイ位置)まで俯角する ことができる。
【0013】 図2及び図5に示すように、本体フレーム1の前部とベゼル9の前部との間に は、カートリッジホルダ5及びベゼル9をプレイ位置に選択的にロックできるプ ッシュ・プッシュロック装置40が設けられる。図示実施例の場合、前記ベゼル 9の幅方向中央下部には背面にハートカムを形成されたプッシュ・プッシュロッ ク装置40の接手部9bが一体成形され、図5に示すように、プレイ位置にある 同接手部9bの前面は、前記本体フレーム1の前部に一体成形される前エプロン 1bで覆われる。つまり、図5に示すように、カートリッジホルダ5及びベゼル 9がプレイ位置にある場合、同前エプロン1bの上端はベゼル9の挿入口8の前 方に位置した状態となるから、カートリッジホルダ5からのカートリッジXの不 用意な抜出しが防止されると共に、このプレイ状態を保ったまま、別のカートリ ッジXがカートリッジホルダ5に挿入される事故を事前に防止される。
【0014】 また、プレイ状態においてベゼル9に加わるプッシュ・プッシュロック装置4 0からの外力でベゼル9の下辺部9cの変形や破壊が起きるのを防止するため、 同下辺部9cには、金属丸棒10として示す剛性棒が下辺部9cの幅方向全体に 亙って取付けてある。即ち、この金属丸棒10は、幅方向に伸びた状態でベゼル 9の下辺部9cに形成される補強穴11に対して幅方向側方から挿入されるもの であるから、同接手部9bから作用されるプッシュ・プッシュロック装置40か らの外力は、同金属丸棒10を介して、ベゼル9の下辺部9c全体に分散される ため、ベゼル9の異常な変形や過度の応力によるベゼル9の破壊が阻止されるこ とになる。 なお、図示実施例における金属丸棒10は、ベゼル9の下辺部9cの長さ方向 全体に亙って延長した状態で埋設する他の剛性部材に置換してもよいのは、明ら かなところである。
【0015】 図7及び図8は前述したプッシュ・プッシュロック装置40の詳細を示し、こ のプッシュ・プッシュロック装置40は、前記接手部9bの背面に形成されたハ ートカム41、このハートカム41の周囲に形成するカム溝42、前記前エプロ ン1bの取付壁12に基部43aを固定されかつ先端フック43bを前記カム溝 42に従動されるロックピン43を備えている。
【0016】 図7について、ハートカム41とロックピン43の先端フック43bとの関係 を説明しておくと、本体フレーム1に対するカートリッジホルダ5の押下げに伴 って、ロックピン43の先端フック43bはハートカム41の周囲のカム溝42 内を矢印方向(反時計方向)に循環移動される。即ち、ホルダ付勢ばね6の付勢 に抗してカートリッジホルダ5が押下げられると、ロックピン43の先端フック 43bがハートカム41に対して図7の上方に移動し、ベゼル9のつまみ9aを 解放すると、同先端フック43bが2点鎖線示のようにハートカム41のロック 部41aに移動する。したがって、この先端フック43bとロック部41aとの 係合により、カートリッジXを装填されたカートリッジホルダ5は図5及び図6 に示された俯角したプレイ位置にロックされることになる。 次に、光ディスクYを収容したカートリッジXを取出すため、再度、ベゼル9 のつまみ9aを押すと、ロックピン43の先端フック43bが前述したロック部 41aから外れ、同ロック部41aの左方向に移動するから、同つまみ9aを釈 放すれば、ホルダ付勢ばね6の力によりカートリッジホルダ5が図2及び図4の カートリッジ装填位置(カートリッジ取出し位置)に戻る。この場合、ロックピ ン43の先端フック43bはカム溝42の左側通路を通って、図7の実線示の位 置に復旧する。
【0017】 図2及び図8に示すように、ロックピン43の基部43aの取付けのため、前 エプロン1bの取付壁12の下面及び背面には、円弧状に成形するロックピン4 3の基部43aを収容できる取付溝13が形成され、この基部43aは一対の固 定ねじ14により前記取付壁12に取付部15aを固定する取付ばね15より取 付溝13からの抜出しを阻止される。
【0018】 即ち、薄い金属板で成形する取付ばね15の取付部15aには、前記取付壁1 2から突起させた位置決め突起12aに一致する位置決め孔16及び前記固定ね じ14を挿入できる固定穴17が形成される。そして、同取付ばね15は、前記 取付部15aから直角に折られた弾力性のある押圧部15bを有し、この押圧部 15bは前記ロックピン43の先端寄りの表面に弾力的に当てがわれるから、同 押圧部15bの付勢によりロックピン43の先端フック43bがカム溝42中に 維持される。
【0019】 前記本体フレーム1の後部寄りのカートリッジホルダ5の内部には、カートリ ッジXの端面に接触されて同カートリッジXをカートリッジホルダ5から選択的 に押出すプッシュ・プッシュエジェクタ50が取付けられる。詳細を図3、図4 、図6に示す同プッシュ・プッシュエジェクタ50は、前記カートリッジホルダ 5の上壁5aに固定された樹脂ケース51を備え、この樹脂ケース51の内部に は圧縮ばね52で図3の左方向に押圧された押圧ヘッド53が図3の左右方向に 摺動可能に収容されている。
【0020】 また、前記プッシュ・プッシュエジェクタ50は基部54a を前記樹脂ケー ス51に固定されるロックピン54を有し、このロックピン54の先端フック5 4b は押圧ヘッド53の下面に形成されたハートカム55を取巻くカム溝56 内に位置される。これらのロックピン54、ハートカム55、カム溝56の機能 は、前述したプッシュ・プッシュロック装置40のロックピン43、ハートカム 41、カム溝42と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0021】 なお、本考案の好ましい変形例においては、図示実施例におけるプッシュ・プ ッシュエジェクタ50は、ベゼル9に設けるエジェクトボタンで動作される周知 のエジェクト機構によっても実現できる。
【0022】 前記カートリッジホルダ5の前部にはカートリッジホルダ5に装填されるカー トリッジXを下方に押圧してカートリッジホルダ5内でのカートリッジXの位置 を安定させる前部カートリッジ押え60がカートリッジホルダ5の上壁5aに設 けられる。図1に示すように、カートリッジホルダ5の前部両側に設けられる前 部カートリッジ押え60は、ワッシャ61を用いて基部62aを前記上壁5aの カシメ突起63に固定される板ばね62を有し、この板ばね62の先端接触部6 2bは、図1に示すカートリッジホルダ5の上壁5aに形成した切欠き16から カートリッジホルダ5の内部空間内に突出される。
【0023】 一方、前記カートリッジホルダ5の後部と本体フレーム1の後部との間には、 カートリッジホルダ5に装填されるカートリッジXを押圧する後部カートリッジ 押え70を設けてある。前部カートリッジ押え60と同様にカートリッジホルダ 5の後部両側に設けられる後部カートリッジ押え70は、支持ピン71を用いて カートリッジホルダ5の上壁5aから折立てた取付耳72に中間部を回動可能に 支持した押圧部材73と、弾性金属板で作る同押圧部材73から切起こす付勢片 73aに臨ませる作用部材74とを備えている。
【0024】 即ち、前記本体フレーム1の後部表面には、上端部を前記押圧部材73の付勢 片73aの先端部に臨ませる作用部材74が一体成形され、同付勢片73aとは 逆の同押圧部材73のばね部73bは、カートリッジホルダ5の上壁5aに形成 した解放窓17からカートリッジホルダ5の内部空間内に突起される。
【0025】 したがって、カートリッジホルダ5に装填されたカートリッジXの前部表面に は前部カートリッジ押え60の先端接触部60bが、また、同カートリッジXの 後部表面には押圧部材73のばね部73bが弾力的に接触されるから、カートリ ッジ装填位置及びプレイ位置にあるカートリッジXの位置が安定され、同カート リッジXに収容された光ディスクYにコレットスピンドル装置20のプッシュ・ プッシュエジェクタ50及びアクセス機構30のコレットスピンドル22を確実 に作用させることができる。
【0026】 図示実施例による光ディスク読取り装置は、以上に述べたような構造であるか ら、次のように操作することができる。 まず、光ディスク読取り装置に光ディスクYを収容したカートリッジXを装填 するには、図1に示すように、カートリッジXをベゼル9の挿入口8からカート リッジホルダ5に挿入すればよい。カートリッジXを挿入すると、図4に示すよ うに、カートリッジXの端面がプッシュ・プッシュエジェクタ50の押圧ヘッド 53に接触するが、引続くカートリッジXの挿入によりプッシュ・プッシュエジ ェクタ50の圧縮ばね52が圧縮され、プッシュ・プッシュエジェクタ50のロ ックピン54の先端フック43bが図4示のようにハートカム41のロック部4 1aに鎖錠されるから、カートリッジXから手を離しても、カートリッジホルダ 5からカートリッジXが飛出すことはなくなる。この挿入工程では、前部カート リッジ押え60及び後部カートリッジ押え70によりカートリッジXが下向きに 押圧されるため、”ガタツク”ことなく、カートリッジXがカートリッジホルダ 5に完全に装填されることになる。
【0027】 この後、カートリッジホルダ5のベゼル9のつまみ9aに指先を当てて、ホル ダ付勢ばね6の力に抗して下方へ押すと、プッシュ・プッシュロック装置40の ロックピン43の先端フック43bはカム溝42内を進行するけれども、同つま み9aを充分に押下げた後、ベゼル9を解放すれば、図5に示すように、同ロッ クピン43の先端フック43bがハートカム41のロック部41aに係合し、プ ッシュ・プッシュロック装置40によりカートリッジホルダ5が図5及び図6に 示すように、プレイ位置にロックされる。 このプレイ位置では、図5示のように、本体フレーム1の前エプロン1bの上 端がプレイ位置にあるカートリッジXの前方に位置するから、誤って別のカート リッジXをカートリッジホルダ5に装填しようとする誤操作や、装填されたカー トリッジXが不用意にカートリッジホルダ5から飛出すのが阻止される。
【0028】 また、同プレイ位置では、本体フレーム1とカートリッジホルダ5との間に設 けるホルダ付勢ばね6の力が接手部9bを介してベゼル9に作用するが、同ベゼ ル9は金属丸棒10で補強してあるため、ベゼル9の下辺部9cに加わるホルダ 付勢ばね6の力がベゼル9全体に分散されるので、ベゼル9の破壊や変形を防止 できる。 勿論、このプレイ位置では、カートリッジXに収容された光ディスクYの中心 孔yにコレットスピンドル装置20のコレットスピンドル22が係合され、アク セス機構30のピックアップ33のアクセスにより光ディスクYの記録情報が読 出される。
【0029】 記録情報の読取りの後、ベゼル9のつまみ9aを再び押下げると、プッシュ・ プッシュロック装置40のロックピン43がロック部41aから外れるから、つ まみ9aを離すと、ホルダ付勢ばね6の力によりカートリッジホルダ5は図2及 び図4に示した位置に戻る。 したがって、カートリッジXの前端面に指を当てて同カートリッジXをプッシ ュ・プッシュエジェクタ50に向かって僅かに押せば、プッシュ・プッシュエジ ェクタ50のロックピン54がハートカム41から外れ、圧縮ばね52の蓄勢力 によりカートリッジXがベゼル9から押出される。
【0030】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、本体フレームの上部に後部 支点軸を中心として俯仰可能なカートリッジホルダを設け、同カートリッジホル ダと本体フレームの間に選択的に同カートリッジホルダをプレイ位置にロックで きるプッシュ・プッシュロック装置を設けたので、製造原価が割安で、耐久性に 富んだ堅牢な円盤媒体の読取り装置を提供できる。 そして、本考案にあっては、剛性に乏しい樹脂製ベゼルの下辺部に剛性部材を 埋設したため、プッシュ・プッシュロック装置からベゼルに作用する外力で同下 辺部が異常に変形したり、破壊するのを防止した堅牢な円盤媒体の読取り装置を 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による光ディスク読取り装置の全体斜視
図である。
【図2】カートリッジ装填位置にある同光ディスク読取
り装置前部の拡大断面図である。
【図3】カートリッジ装填位置にある同光ディスク読取
り装置後部の拡大断面図である。
【図4】カートリッジが完全に装填された状態の同光デ
ィスク読取り装置後部の拡大断面図である。
【図5】プレイ位置にある同光ディスク読取り装置前部
の拡大断面図である。
【図6】プレイ位置にある同光ディスク読取り装置後部
の拡大断面図である。
【図7】同光ディスク読取り装置のプッシュ・プッシュ
ロック装置の背面図である。
【図8】同プッシュ・プッシュロック装置の要部分解斜
視図である。
【符号の説明】
X カートリッジ Y 光ディスク(円盤媒体) 1 本体フレーム 4 後部支点軸 5 カートリッジホルダ 8 挿入口 9 ベゼル 9a つまみ 9b 接手部 9c 下辺部 10 金属丸棒(剛性部材) 20 コレットスピンドル装置 30 アクセス機構 33 ピックアップ 40 プッシュ・プッシュロック装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク等の円盤媒体を回転駆動する
    コレットスピンドル装置及び同円盤媒体の記録情報を読
    取るピックアップのアクセス機構を内蔵した本体フレー
    ムと、前記円盤媒体を収容したカートリッジを装填でき
    るカートリッジホルダとを備える円盤媒体の読取り装置
    において、前端面から前記カートリッジを挿入できかつ
    前記本体フレームの後部支点軸を中心として俯仰可能に
    同本体フレームに支持されて仰角方向にホルダ付勢ばね
    で付勢された前記カートリッジホルダと、同カートリッ
    ジホルダの前部に固定されたつまみ付ベゼルと、同ベゼ
    ルの下辺部から延長された接手部と前記本体フレームと
    の間に設けられかつ前記つまみの押下げにより前記カー
    トリッジホルダを俯角したプレイ位置に選択的にロック
    するプッシュ・プッシュロック装置と、前記下辺部の幅
    方向全体に亙って延長された状態で埋設された剛性部材
    とを備えることを特徴とする円盤媒体の読取り装置。
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