JPH07198062A - 自動混合水栓 - Google Patents

自動混合水栓

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JPH07198062A
JPH07198062A JP35115793A JP35115793A JPH07198062A JP H07198062 A JPH07198062 A JP H07198062A JP 35115793 A JP35115793 A JP 35115793A JP 35115793 A JP35115793 A JP 35115793A JP H07198062 A JPH07198062 A JP H07198062A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
case
water inlet
faucet
thermoelement
Prior art date
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Pending
Application number
JP35115793A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Araki
修 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部材のコストの低減を図り、メンテナン
ス性を向上することができる。 【構成】 自動混合水栓の水栓本体21を、サーモエレ
メント45を内装するエレメントケース50と、弁体3
5を内装する弁ケース23とに分割形成するとともに、
エレメントケース50は通常の真鍮材より形成してサー
モエレメント45を摺動可能とする上部蓋部51を一体
に形成し、弁ケース23は耐圧性を有する真鍮材より形
成してその下部開口部に螺着する下蓋30の受け凹部3
2に納めたコイルばね34を介して弁体35及びガイド
ピン40をサーモエレメント45と同心状に弾着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室,洗面室等に配
設される自動混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動混合水栓としては例
えば実開昭60−34151号公報のものがある。この
公報に開示された自動混合水栓5は図2及び図3に示す
ように蛇口用本体1に組み込まれるもので、この蛇口用
本体1に自動混合水栓5を納める水栓室2には湯管路3
と水管路4が連通状に形成されている。このように形成
された蛇口用本体1には自動混合水栓5が納められてい
る。この自動混合水栓5は図3に示すように弁箱6は上
下に開口部を有する筒状に形成され、その図示下部側に
は湯入口7と水入口8が設けられ、また、上部側には混
合水の出口9が形成され、この弁箱6には湯入口7及び
水入口8の開度を開縮調節する弁体10が設けられると
ともに、流入される湯及び水と接して弁体10を上下に
自動制御するワックスサーモエレメント11が内装さ
れ、この箱体6の下部開口部6bに取付けられる下部蓋
体12には凹部13が形成され、弁体10に形成したワ
ックスサーモエレメント11を支持する支持部14との
間にはコイルばね15が弾着されてサーモエレメント1
1を上方へ付勢している。また、弁箱6の上部開口部6
aにはシール部材16が嵌合されてサーモエレメント1
1の上動が規制され、上部蓋体17により閉止されると
ともに、その上部にはキャップが被冠されている。この
ように形成された自動混合水栓5は蛇口用本体1の水栓
室2に納められるとともに、ワックスサーモエレメント
11のロッド18には調整ダイヤル19が取付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の自動混合水栓5の弁箱6の図示下部側は高水圧に接
することから、材質としてはその全体が高級な耐圧性の
真鍮材により製作されていることから極めてコストが高
くなる問題点があり、また、部品点数も多くメンテナン
スに時間を要する問題点があった。本発明は、上記問題
点を解決するために成されたもので、構成部材のコスト
の低減を図り、メンテナンスを向上することのできる自
動混合水栓を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、一端側に湯入口と水入口とを設け、他
端側に混合水の出口を設けた水栓本体内に、前記湯入口
及び水入口の開度を開縮調節する弁体を設けるととも
に、前記湯入口及び水入口から流入する湯及び水に接し
て前記弁体を自動制御するサーモエレメントをガイドピ
ンを介在して設けた自動混合水栓において、前記水栓本
体は前記サーモエレメントを内装するエレメントケース
と前記弁体を内装する弁ケースとに分割形成するととも
に、前記エレメントケースは通常の真鍮材より形成して
前記サーモエレメントを摺動可能とする上部蓋部を一体
に形成し、前記弁ケースは耐圧性を有する真鍮材より形
成してその下部開口部に螺着する下蓋の受け凹部に納め
たコイルばねを介して前記弁体及びガイドピンを前記サ
ーモエレメントと同心状に弾着する構成とした自動混合
水栓である。
【0005】
【作用】上記構成としたことにより、各内装部材の分離
分解および部分分離も容易となり、そのメンテナンスを
省力的に行うことができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は自動混合水栓21の半断面図を示す
もので、この自動混合水栓21は水栓本体22とサーモ
エレメント45と弁体35とより構成されている。この
水栓本体22は弁ケース23とエレメントケース50の
2部材により構成され、この弁ケース23は耐圧性を有
する高級な真鍮材よりなり、同弁ケース23は略円筒状
に形成されるとともに、この弁ケース23の上下の位置
には所定の間隔で長孔状の湯入口24と水入口25とが
開設され、弁ケース23の下部側の内径部にはねじ部2
6が螺設されて下蓋30を螺着して閉止可能に設けられ
ている。また、弁ケース23の上部側にはエレメントケ
ース50の接続ねじ部27が形成されている。また、水
入口25の上部側の内径縁部には弁体35の弁座28が
形成されている。
【0007】また、この弁ケース23の下部ねじ部26
に螺着される下蓋30は弁ケース23と同様に耐圧性を
有する高級な真鍮材よりなるもので、その外周部には弁
ケース23の下端面に当接する鍔部31を有し、その中
心部にはコイルばね34の受け凹部32が凹設され、外
周部には下部ねじ部26と螺合するねじ部33が螺設さ
れている。
【0008】また、弁体35は弁ケース23に摺動可能
な所定の高さを有する円柱台形状の弁頭35aを有し、
その中心部にはガイドピン40を挿通する挿通孔36が
貫設されるとともに、その外周には下方へ所定の長さで
延出するスカート部37が形成されている。また、同弁
体35には挿通孔36を中心として所定の角度間隔で湯
孔38が複数個貫設されている。また、弁頭35aの上
部外周のコーナ部分には弁ケース23の弁座28に面当
接する当接面39が形成されている。
【0009】また、ガイドピン40は弁体35の挿通孔
36に挿通可能な軸部41を有し、同軸部41の上端に
はサーモエレメント45の筒状の感応部47を嵌込み支
持する受け凹部42が一体に形成されている。また、こ
の受け凹部42の外側には湯孔38に望む所定の角度で
上方へ傾斜するガイド面43が形成されている。
【0010】また、サーモエレメント45は、例えばワ
ックス型式のもので、図示はしないがダイヤフラムを内
装した大径のダイヤフラム部46と、同ダイヤフラム部
46の中心には下方へ延出してワックスを充填した筒状
の感応部47が形成され、また、ダイヤフラム部46の
中心には感応部47と同心にガイド部48が形成され、
このガイド部48には調整ダイヤル19を取付けるロッ
ド49が接続されている。
【0011】このように形成されたサーモエレメント4
5を内装するエレメントケース50は通常の真鍮材より
形成されるもので、その上端部には中心部にサーモエレ
メント45のガイド部48を摺動可能に挿通するガイド
孔52を有する上蓋部51と、この上蓋部51の外周よ
り下方へ所定の長さで延出するスカート部53が形成さ
れてサーモエレメント45のダイヤフラム部46を納め
可能に形成され、このスカート部53の下部内径部には
弁ケース23の接続ねじ部27と外嵌状に螺合接続する
ねじ部54が形成されている。また、このスカート部5
3の所定の高さ位置には長孔状の混合水出口55が開設
されている。
【0012】このように形成された下蓋30の受け凹部
32にコイルばね34が納められ、さらに、弁体35が
弾着状に取付けられ、この弁体35の挿通孔36にガイ
ドピン40の軸部41が挿入される。この状態で弁ケー
ス23に挿入してねじ部26,33を螺合することで弁
体35の当接面39は弁座28に当接され、この状態で
弁体35のスカート部37の下端部と湯入口24の下縁
24aとは所定の間隔h保持されている。この状態で弁
体35と弁ケース23とは弁ケース23の内径溝部23
aに嵌込まれたシールリングR1 により摺動可能に密に
保持されている。
【0013】また、エレメントケース50にはその上蓋
部51のガイド孔52の内径溝部51aに嵌込まれたシ
ールリングR2 を介してサーモエレメント45のガイド
部48が摺動可能に密に挿通され、この状態でサーモエ
レメント45の感応部47を弁ケース23内に挿入して
接続ねじ部27にスカート部53のねじ部54を螺合す
ると、同サーモエレメント45の感応部47の下端は弁
体35に取付けたガイドピン40の受け凹部42に嵌合
されてサーモエレメント45とガイドピン40は同心に
連設されるとともに、弁ケース23とエレメントケース
50は一体状に結合される。この結合状態で湯入口2
4、弁体35のスカート部37内の湯孔38及び感応部
47と弁ケース23の上部との間に形成される混合室2
9と混合水出口55とは一連に連通形成され、サーモエ
レメント45のダイヤフラム部46は混合水出口55の
上部側に位置されている。
【0014】このように設けられた自動混合水栓21は
従来と同様の蛇口用本体1の水栓室2に組込まれ、サー
モエレメント45のロッド49には調整ダイヤル19が
組み付けられている。
【0015】このように自動混合水栓21を組込んだ蛇
口用本体1側の蛇口を開口すると、同水栓21の湯入口
24より湯が流入され、この流入される湯は弁体35の
スカート部37の下端の隙間hより弁体35内に流入さ
れ、さらに、湯孔38より混合室29に流入してサーモ
エレメント45の感応部47に接触しながら混合水出口
55より流出されて蛇口より流出される。このように湯
が感応部47に接触されると、同内に封入されたワック
スが熱膨張され、これによりサーモエレメント45は下
方へ移動され、これによりガイドピン40を介して弁体
35を下方へ押圧する。これにより間隔hが狭められる
とともに、弁体35の当接面39は弁座28より離反さ
れ、水入口25より水が流入される。この際、この弁体
35に装着されたガイドピン40には弁体35の湯孔3
8に望むガイド面43が形成されていることから、湯は
このガイド面43に沿って上方外側へ斜状に案内され、
一方、水入口25から流入する水は、同水入口25側に
設けられた弁座28に沿って上方内方へ斜状に案内さ
れ、このように湯と水はガイド面43と弁座28とによ
り対向状に混合されて良好な混合水を得ることができ
る。
【0016】また、この混合水栓21の水栓本体22
を、弁ケース23とエレメントケース50とに分割形成
したことにより、この両ケース23,50を分離するこ
とにより、各内装部材の分離分解が容易となり、また、
部分分離も容易となり、そのメンテナンスを省力的に行
うことができ、かつ部品点数も少なく部品管理を容易に
行うことができる。特に、この水栓本体22を弁ケース
23とエレメントケース50とに分離形成して、エレメ
ントケース50を通常の真鍮材により形成し、弁ケース
23側は耐圧性を有する高級な真鍮材より形成したので
コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記したように自動混合水栓
の水栓本体を弁ケースとエレメントケースに分離形成し
たことにより、各内装部材の分離分解および部分分離も
容易となり、そのメンテナンスを省力的に行うことがで
き、かつ部品点数も少なく部品管理を容易に行うことが
できる。特に、水栓本体を弁ケースとエレメントケース
とに分離形成して、エレメントケースを通常の真鍮材に
より形成し、弁ケース側は耐圧性を有する高級な真鍮材
より形成したのでコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動混合水栓の半断面図である。
【図2】蛇口用本体に自動混合水栓を組込んだ一部断面
図である。
【図3】従来の自動混合水栓の断面図である。
【符号の説明】 1 蛇口用本体 21 自動混合水栓 23 弁ケース 24 湯入口 25 水入口 30 下蓋 32 受け凹部 34 コイルばね 35 弁体 40 ガイドピン 45 サーモエレメント 50 エレメントケース 51 上蓋部 55 混合水出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に湯入口と水入口とを設け、他端
    側に混合水の出口を設けた水栓本体内に、前記湯入口及
    び水入口の開度を開縮調節する弁体を設けるとともに、
    前記湯入口及び水入口から流入する湯及び水に接して前
    記弁体を自動制御するサーモエレメントをガイドピンを
    介在して設けた自動混合水栓において、前記水栓本体は
    前記サーモエレメントを内装するエレメントケースと前
    記弁体を内装する弁ケースとに分割形成するとともに、
    前記エレメントケースは通常の真鍮材より形成して前記
    サーモエレメントを摺動可能とする上部蓋部を一体に形
    成し、前記弁ケースは耐圧性を有する真鍮材より形成し
    てその下部開口部に螺着する下蓋の受け凹部に納めたコ
    イルばねを介して前記弁体及びガイドピンを前記サーモ
    エレメントと同心状に弾着する構成とした自動混合水
    栓。
JP35115793A 1993-12-30 1993-12-30 自動混合水栓 Pending JPH07198062A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11218242A (ja) * 1998-01-29 1999-08-10 Inax Corp 湯水混合装置の流入口構造
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