JPH07197374A - 被服材料の裁断方法及び裁断装置 - Google Patents

被服材料の裁断方法及び裁断装置

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JPH07197374A
JPH07197374A JP5337326A JP33732693A JPH07197374A JP H07197374 A JPH07197374 A JP H07197374A JP 5337326 A JP5337326 A JP 5337326A JP 33732693 A JP33732693 A JP 33732693A JP H07197374 A JPH07197374 A JP H07197374A
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cutting
conveyor
wire
fabric
fabrics
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JP5337326A
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English (en)
Inventor
Kenji Maeda
健二 前田
Kazuhiro Mama
和宏 間馬
Shigekazu Hirata
繁一 平田
Noboru Watanabe
登 渡邊
Yoshikazu Okano
良和 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYAMA GOORUDOUIN KK
Osaka Fuji Corp
Original Assignee
TOYAMA GOORUDOUIN KK
Osaka Fuji Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気透過性の小さい生地と綿状生地とを重ね
た状態で同時に自動的に裁断でき、裁断によって両生地
が自然に仮止め状態となり、従来の面付け及び仮止めの
両工程を省略でき、高い裁断精度を確保できる裁断方法
を提供する。 【構成】 少なくとも一方が熱溶融性繊維からなる空気
透過性の少ない生地Aと綿状生地Bとを各々の巻回ロー
ル1a,1bより繰り出し、前者を上にして重層させ、
搬送部3aが送り方向に直交して一定間隔で平行配設し
た多数本の横ワイヤ2…よりなるコンベヤ3上に載せて
裁断位置へ移送し、コンベヤ3の停止状態で下方からの
真空吸引により生地A,Bをコンベヤ3上に固定し、レ
ーザビームLを走査しつつ照射して所定形状に裁断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移送路上で被服材料を
レーザビームによって所定形状に裁断する裁断方法と裁
断装置に関するものであって、例えばスキーウエア、ウ
インドブレーカー、ダウンジャケット等に用いる空気透
過性の少ない生地と綿状材料とを重層した被服材料の裁
断に好適に利用される。
【0002】
【従来技術とその課題】スキーウエアやウインドブレー
カーの如き防寒用衣服には、防水透湿性生地の裏側に保
温用の綿状生地を重層した服地が使用されている。しか
して、近年のファッションの多様化及び個性化に伴い、
これら防寒用衣服も多品種少量生産が主流になっている
ことから、その製造手段として、上記の両生地をそれぞ
れ個別に原反より同一形状に裁断し、これら裁断後の両
生地を重ね合わせ(綿付け)、その周縁部をミシンにて
縫い合わせて仮付けし、この仮付けした服地パーツを縫
製して所定の衣服形態に仕上げる方法が一般的に採用さ
れている。
【0003】しかるに、上記従来の方法では、重層する
両生地の個別裁断、綿付け、仮付けと多くの工数を必要
とする上、特に綿付けの際の両生地の位置合わせに非常
に手間がかかり、極めて非能率で多大な労力及び時間を
費やすという問題があり、また両生地を正確に同一形状
に裁断することが困難であり、綿付け時にもずれを生じ
易いため、縫製時に修正を必要としたり製品の仕上がり
が悪くなることがあった。
【0004】一方、従来より、レーザビームによって布
地等を自動的に裁断する裁断装置として、エンドレス走
行するコンベヤの移送路直下に裁断テーブルを配置し、
これらコンベア上に延反機より繰り出される一枚のシー
ト状の被裁断材を載せて裁断テーブル上に案内し、該コ
ンベアを停止した状態でX−Y方向に移動可能な裁断ヘ
ッドから照射されるレーザビームによって所定形状に裁
断するものがある。そして、このような裁断装置のコン
ベアとして、線材を縦横に編んだ網目状のベルトを有す
るもの(実開昭61−152395号公報)、開口部付
きの薄板状スチールベルトを用いたもの(特開平3−2
87858号公報、同3−281079号公報等)、一
対のエンドレスチェーン間に多数のアルミハニカムブロ
ックを密に取り付けて搬送部を構成したもの(実開平1
−127693号公報等)等が知られる。
【0005】しかしながら、前記従来の裁断装置におけ
る網目状のベルトや薄板状スチールベルトを用いたコン
ベヤでは、ベルトを構成する金属材料がコンベヤの両端
位置で強制的に曲げられて次いで伸長する変形を繰り返
すことから、安定した円滑なベルト走行性が得られにく
い上、ベルト自体の歪みや伸びを生じ易く、これらによ
ってコンベヤを停止したときの被裁断材の位置が裁断設
定位置からずれて裁断精度の低下をきたすと共に、上記
変形の繰り返しによってベルトを構成する金属材料の疲
労が激しく、早期に断裂や切断を生じて使用不能になる
という問題があった。
【0006】また、アルミハニカムブロックにて搬送部
を構成したコンベヤでは、構造的に非常に複雑で製作コ
ストが非常に高く付く上、移送中に被裁断材がハニカム
面に直接に接して引っ掛かりを生じ易く、特に綿状生地
のように表面が毛羽立った材料を対象にした場合、引っ
掛かりによって送り不良や裁断不良を招くと共に引きつ
り皺や折り重なりを生じるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の状況に鑑み、本発
明の第一の目的は、被服材料の裁断方法として、スキー
ウエアやウインドブレーカー用の服地のように重層させ
る空気透過性の小さい生地と綿状生地を裁断対象とする
場合に、両生地を重ねた状態で同時に自動的に裁断でき
る上、この裁断によって両生地が自然に仮止め状態とな
り、もって従来の綿付け及び仮止めの両工程を省略で
き、しかも高い裁断精度を確保できる裁断方法を提供す
ることにある。また本発明の第二の目的は、上記裁断方
法を適用し得る裁断装置として、被服材料を裁断位置に
送るコンベアが搬送部を構成する金属材料の変形を伴わ
ずにエンドレス走行でき、もって安定した円滑な走行に
基づく高い裁断精度が得られ、しかも前記金属材料に変
形による疲労がないと共に搬送部の歪みや伸びもなく、
優れた耐久性を発揮し、且つ綿状生地の如き表面が毛羽
立った材料を裁断対象としても引っ掛かりを生じないも
のを提供することにある。
【0008】上記第一の目的を達成するために、本発明
の請求項1に係る被服材料の裁断方法は、少なくとも一
方が熱溶融性繊維からなる空気透過性の少ない生地Aと
綿状生地Bとを各々の巻回ロール1a,1bより繰り出
して前者を上にして重層させ、この重層した生地A,B
をコンベヤ3上に載せて裁断位置へ移送し、該コンベヤ
3の停止状態で下方からの真空吸引により前記生地A,
Bをコンベヤ3上に固定し、この固定した生地A,Bに
レーザビームLを走査しつつ照射して所定形状に裁断す
ることを特徴とする構成を採用したものである。
【0009】また本発明の請求項2は、上記請求項1の
裁断方法において、搬送部3aが送り方向に直交して一
定間隔で平行配設した多数本の横ワイヤ2…よりなるコ
ンベヤ3を用いる構成を採用したものである。
【0010】更に本発明の請求項3は、上記請求項1又
は2の裁断方法において、レーザビームLをその収束手
段4の焦点Sより深浅一方側にずれた位置で生地A,B
表面に照射する構成を採用したものである。
【0011】一方、上記第二の目的を達成するために、
本発明の請求項4に係る被服材料の裁断装置は、左右一
対のエンドレス走行するチェーン5,5間にその送り方
向と直交する横ワイヤ2…が所定間隔置きに張設されて
なるワイヤコンベア3と、該ワイヤコンベア3の移送路
直下に配置して昇降駆動する裁断テーブル6と、この裁
断テーブル6の上昇位置においてワイヤコンベア3上の
被服材料A,Bを真空吸引によって当該裁断テーブル6
上に吸着固定する吸着手段と、この吸着固定された被服
材料A,BにレーザビームLを照射するX−Y方向に移
動可能な裁断ヘッド7とを具備してなる構成を採用した
ものである。
【0012】本発明の請求項5は、上記請求項4の裁断
装置において、裁断テーブル6の内部が真空吸引室8…
を構成すると共に、該裁断テーブル6の上面が多孔プレ
ート9で覆われてなる構成を採用したものである。
【0013】本発明の請求項6は、上記請求項4又は5
の裁断装置において、ワイヤコンベア3の横ワイヤ2…
と裁断テーブル6との間に、該横ワイヤ2に対して直交
する方向の縦ワイヤ10…が所定間隔置きに平行に張設
されてなる構成を採用したものである。
【0014】本発明の請求項7は、上記請求項4〜6の
いずれかの裁断装置において、ワイヤコンベア3におけ
る各横ワイヤ2の少なくとも一端側とチェーン3との連
結部に当該横ワイヤ2を緊張状態に保持するスプリング
30が介装されてなる構成を採用したものである。
【0015】
【作用】請求項1の裁断方法では、裁断位置で重層した
生地A,Bを真空吸引によって固定する際、上側の空気
透過性の少ない生地Aにより空気の流通が制限ないし遮
断されるため、吸引力が効率よく働き、両生地A,Bが
コンベヤ3の横ワイヤ2…上で強く固定されることにな
る。しかして、この固定状態でレーザビームLを照射す
ることにより、両生地A,Bが同時に裁断されるが、両
生地A,Bの少なくとも一方が熱溶融性繊維からなるた
め、この熱溶融性繊維がレーザビームLの熱により溶融
し、両生地A,Bが裁断線に沿う周縁部で融着して一体
化して自然に仮止めされる。無論、この仮止めされた裁
断物の両生地A,Bは前記の同時裁断によって輪郭形状
が完全に一致する。
【0016】なお、このような裁断方法において、両生
地A,Bを重層状態で移送するコンベヤの搬送部は、線
材を縦横に編んだ網目状のベルト、開口部付きの薄板状
スチールベルト、一対のエンドレスチェーン間に密に取
り付けた多数のアルミハニカムブロック等の従来のレー
ザ裁断装置に適用されている構造でもよいが、特に請求
項2の裁断方法による構造が好適である。
【0017】すなわち、請求項2の裁断方法では、重層
した両生地A,Bが送り方向に直交する横ワイヤ2…に
載って移送されるから、その移送中ならびに裁断位置で
停止する際に両生地A,Bがコンベヤ3に対して搬送方
向にずれ動かず、もって設定した裁断位置からのずれを
生じない。
【0018】なお、請求項3のように、レーザビームL
が収束手段4の焦点Sより深浅一方側にずれた位置で生
地A,B表面に照射するように構成すれば、横ワイヤ2
…やその下位にある付帯設備等に対するレーザビームL
の照射強度が弱まるから、横ワイヤ2…の熱による溶断
や付帯設備との融着が防止される。
【0019】一方、請求項4の裁断装置では、ワイヤコ
ンベヤ3の搬送部3aを構成する横ワイヤ2…は、該コ
ンベヤ3の両端部でチェーン5,5がスプロケット12
a,12bを周回する部分でも、全く変形せずに直線状
を保ったまま移動することになる。従って、このワイヤ
コンベヤ3は、例えば搬送部が従来の網目状ベルトや薄
板状スチールベルトあるいは移送方向に沿う縦ワイヤ等
からなるコンベヤのようなコンベヤ両端部での金属材料
の強制的な曲げと伸長による応力が作用せず、搬送部3
aの歪みや伸びもないことから、極めて安定した円滑な
走行性が得られると共に、横ワイヤ2…に変形による疲
労がないので優れた耐久性を発揮する。また裁断テーブ
ル6が昇降するから、裁断前及び裁断後の移送に際して
該裁断テーブル6を横ワイヤ2…から離間させることに
より、裁断対象が綿状生地Bのような表面の毛羽立った
被服材料であっても引っ掛かりを確実に回避できる。従
って、この裁断装置によれば、前述のような空気透過性
の少ない生地Aと綿状生地Bとを重層した形で裁断する
方法を好適に採用できる。
【0020】請求項5のように、内部が真空吸引室8…
を構成する裁断テーブル3の上面を多孔プレート9で覆
うことにより、該上面全体に吸引力を効率よく均一に作
用させることができると共に、吸着固定時に被服材料が
横ワイヤ2…の間から真空吸引室8…内に膨出状に入り
込むのを阻止できる。
【0021】請求項6によれば、縦ワイヤ10…を横ワ
イヤ2…に近接配置することにより、両方向のワイヤ2
…,10…にて縦横網目状の受け面が構成されるから、
移送中における被服材料の下方へのはみ出しが抑制さ
れ、且つ吸引固定中においても被服材料が横ワイヤ2…
の間から畝状に下方へ膨出することがなく、もって被服
材料の横ワイヤ2…への巻き込みが阻止される。また移
送中に縦ワイヤ10…が移動する横ワイヤ2…に摺接し
ても、摺接部は点接触となって摺接抵抗が小さいために
移送安定性を阻害せず、むしろ縦ワイヤ10…が被服材
料A,Bの重量による横ワイヤ2…の撓みを防止する受
けとして機能することになる。
【0022】請求項7によれば、横ワイヤ2…がばね力
によって常に緊張状態を保つため、その上に載った被服
材料は波打たずに平坦に保持され、レーザビームLの照
射位置(高さ)に変動を生じず、照射面での入熱量が一
定したものとなる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る裁断装置の概
略構成を示す。図中の3はワイヤコンベヤであり、前後
のスプロケット11a,11b間をエンドレス走行する
左右一対のチェーン5,5間に、その送り方向と直交す
る横ワイヤ2…が所定間隔置きに張設されて搬送部3a
を構成している。しかして、該ワイヤコンベア3の移送
路直下には、昇降駆動する裁断テーブル6が配置される
と共に、この裁断テーブル6の前後に配置した一対の昇
降フレーム13,13間に、横ワイヤ2…に対して直交
する方向の縦ワイヤ10…が当該横ワイヤ2…と裁断テ
ーブル6との間に配置するように所定間隔置きに平行に
張設されている。Aは例えばスキーウエアの表地となる
合成繊維製の防水透湿性生地、Bは同裏地となる合成繊
維製の綿状生地であり、共に熱融着性を有しており、生
地Aを上として重層した状態で横ワイヤ2…上に載って
移送される。
【0024】ワイヤコンベア3の上方には、周知の制御
機構により裁断テーブル6上の領域内でX方向(コンベ
ヤ幅方向)及びY方向(コンベヤ移送前後方向)に移動
自在な裁断ヘッド7が配置しており、図示省略したレー
ザ発振器より出射されたレーザビームLがミラーMを介
して該裁断ヘッド7に入射し、その内部のレンズ4にて
収束されて下向きに照射されるようになっている。
【0025】しかして、送り方向前方側のスプロケット
11a,11a間には、多数枚の硬質ゴムからなる歯車
状リング14…が該スプロケット11a,11aと同軸
で一体回転するように嵌装されている。これら歯車状リ
ング14…は、外接円径がスプロケット11aより大き
く、該スプロケット11a位置において横ワイヤ2…が
歯部14a…間の各谷間の底に入りこんで周回するよう
に設定されている。また、これら歯車状リング14…の
前方には前方へ低く傾斜した多数のナイフ状の送出ガイ
ド15…が配置しており、各送出ガイド15の先端が歯
部14a,14a間の谷間よりも高い位置で隣接する歯
車状リング14,14の狭間に入り込んでいる。
【0026】図2は裁断テーブル6部分の詳細を示す一
部切欠平面図、図3は同部分の要部の一部破断側面図で
ある。図1では省略したが、裁断テーブル6の周囲に
は、当該裁断テーブル6及び昇降フレーム13,13を
ワイヤコンベヤ3の内側で浮遊状態で支持するために、
左右の支持フレーム16,16と、これらの間に架設さ
れた前後の支持フレーム17,17とが配置している。
しかして、裁断テーブル6の左右両側にはそれぞれ側方
へ張出する前後一対のブラケット6a,6aが固着され
る一方、これらに対応して左右の支持フレーム16,1
6には裁断テーブル6の各ブラケット6aの下方に張出
するブラケット16a…が固着されており、各ブラケッ
ト6a,16a対の間に介装したエアシリンダ18…に
より、裁断テーブル6が図3の実線で示す下降位置と同
仮想線で示すように横ワイヤ2…に近接する上昇位置と
の間で昇降自在に保持されている。なお、19は各エア
シリンダ18とワンセットとなった昇降ガイドピンであ
り、ブラケット6a側に頂部を螺着すると共に、ブラケ
ット16a側に固着したガイド筒19aに摺動自在に挿
嵌され、且つ圧縮コイルスプリング19bによって上方
へ付勢されている。この圧縮コイルスプリング19b…
は裁断テーブル6の上昇時の作動性を速めると共に、同
下降時の緩衝作用を担う。
【0027】各昇降フレーム13には外側に低く傾斜し
た上面に多数の滑車20…が回転自在に取り付けられて
おり、縦ワイヤ10…は、数本の長尺ワイヤを前後の昇
降フレーム13,13の滑車20…間にわたって交互に
ジグザク状に巻き掛けることによって横ワイヤ2…と裁
断テーブル6との間に水平に平行配設されている。な
お、縦ワイヤ10…を構成する各長尺ワイヤは、両端が
それぞれ昇降フレーム13,13の上面に取り付けたエ
アシリンダ21…に連結されて引張方向に付勢され、も
って緊張状態を保持している。しかして各昇降フレーム
13は、支持フレーム17上の受け枠17aに嵌装した
エアシリンダ22により、図3の実線で示す下降位置と
同仮想線で示すように横ワイヤ2…にほぼ接する上昇位
置との間で昇降自在に保持されている。なお、図3の1
3aは昇降フレーム13の上面傾斜部を覆うカバーであ
る。
【0028】裁断テーブル6の内部は水平仕切り板6b
(図3参照)により上下に分かれており、上部側は左右
方向(コンベヤ幅方向)の数条の仕切り壁8a…と前後
方向(コンベヤ送り方向)の多数条の仕切り壁8b…と
によって前後に細長い多数の真空吸引室8…に区画さ
れ、且つ上面の全体が多孔プレート9にて覆われてい
る。また該裁断テーブル6の下部側は連通孔23a…を
介して各真空吸引室8に連通する排気通路室23を構成
しており、この排気通路室23は蛇腹管24…を介して
支持フレーム17,17上に配設された排気ダクト2
5,25に連通している。従って、各排気ダクト25に
接続した図示しない真空ポンプの作動させることによ
り、真空吸引室8…内が減圧され、裁断テーブル6の上
面側に多孔プレート9の小孔9a…を通して真空吸引力
が作用する。
【0029】なお、裁断テーブル6の上部側空間の底部
には、前後方向の仕切り壁8b…によって仕切られる単
位毎に、前後方向に直列した真空吸引室8…間にわたる
帯状のシャッター板26が配設されると共に、各シャッ
ター板26を前後変位させるエアシリンダ27が取り付
けられている。これらシャッター板26は、その前後移
動の一方側のみで連通孔23a…に臨む円孔26a…が
設けてあり、裁断対象とする生地A,Bの幅に応じ、余
剰幅に相当する部分の真空吸引室8を排気通路室23か
ら遮断して裁断テーブル6全体の吸引力低下を防止する
機能を持つ。
【0030】図4〜図6はワイヤコンベヤ3のチェーン
5部分を示す。チェーン5は、リンク5a…の各連結ピ
ン5bに縦型チェーンローラ27aが枢支されると共
に、内側の各リンク5aにブラケット5cを介して横型
チェーンローラ27bが枢支されており、ワイヤコンベ
ヤ3の左右両側に設けた上下のガイドレール28a,2
8b間に両チェーンローラ27a…,27b…が転接し
つつ走行するように配設されている。しかして、各連結
ピン5bは筒状に形成され、その内側には一端側にナッ
ト29bを螺着した保持筒29aがナット29b側を外
側として挿嵌されている。
【0031】ワイヤコンベヤ3の各横ワイヤ2は、両端
をそれぞれガイドレール28a,28bの間より保持筒
29aに挿通して突出端で折り返すことにより、左右の
チェーン5,5間に水平に張設されると共に、片側のナ
ット29bとリンク5aとの間に介装した圧縮コイルス
プリング30により緊張状態に保持されている。この圧
縮コイルスプリング30のばね力は、両側におけるナッ
ト29bと保持筒29aの螺合度合によって調整可能で
ある。
【0032】なお、横ワイヤ2及び縦ワイヤ10には、
裁断精度面よりレーザビームLに対する反射性が低く、
且つ蓄熱による断線を避けるために熱伝導性の高い金属
線、例えば燐青銅の如き銅合金よりなる径0.5〜1.
5mm程度の線が好適に使用される。また両ワイヤ2,
10の平行配設のピッチは10〜50mm程度に設定さ
れる。
【0033】次に、上記構成の裁断装置により、生地
A,Bを裁断する場合について、図7〜図9を参照して
説明する。
【0034】図7に示すように、両生地A,Bは、延反
機31a,31b上の各々の巻回ロール1a,1bより
繰り出して前者を上にして重層させ、この重層した生地
A,Bをワイヤコンベヤ3の走行する横ワイヤ2…上に
案内して移送する。このとき縦ワイヤ10…は走行する
横ワイヤ2…とほぼ摺接する位置にあり、裁断テーブル
6は下降している。32は重層状態を調節するために上
下変位する調整ロールである。そして重層した両生地
A,Bが裁断テーブル6上の裁断位置に達すれば、ワイ
ヤコンベヤ3を停止し、図6(A)の如く、裁断テーブ
ル6を上面が縦ワイヤ10…に接する位置まで上昇させ
たのち、真空吸引を開始して重層した両生地A,Bを吸
着固定する。この吸着固定においては、上側の生地Aの
空気透過性が少ないため、吸引力が効率よく働き、両生
地A,Bがコンベヤ3の横ワイヤ2…上で強く固定され
ることになる。
【0035】次いで、図6(B)の如く、裁断ヘッド7
を所定の裁断形状に沿って移動させつつレーザビームL
を照射して生地A,Bを裁断する。このとき、レーザビ
ームLの照射位置(高さ)は図10に示すように収束レ
ンズ4の焦点Fから上下(図では下)にずれた位置に設
定され、このために横ワイヤ2…、縦ワイヤ10…及び
多孔プレート9に対するレーザビームLの照射強度が弱
まるから、両ワイヤ2…,10…の熱による溶断が防止
されると共に、これら部材間の融着も殆ど生じない。し
かして、裁断された両生地A,Bは、裁断線に沿う周縁
部の繊維が溶融するため、この周縁部で融着一体化して
自然に仮止めされる。
【0036】所定の裁断が終了すれば、裁断テーブル6
の真空吸引を停止し、図6(C)の如く、該裁断テーブ
ル6を下降させるが、横ワイヤ2…と縦ワイヤ10…の
融着の可能性を完全に排除するため、昇降フレーム1
3,13も下降させて縦ワイヤ10…を横ワイヤ2…か
ら離間させる。次いで、昇降フレーム13,13を上昇
させて縦ワイヤ10…を横ワイヤ2…とほぼ摺接する位
置に戻し、ワイヤコンベヤ3を駆動する。これによって
裁断済みの一体化した両生地A,Bは、前方へ送られ、
ワイヤコンベヤ3の前端部において歯車状リング14…
の歯部14a上に乗り上げて横ワイヤ2…から離れ、送
出ガイド15…を介し、図示しない次の搬送路に移載さ
れるか、もしくは適当な受け部に落とし込まれる。
【0037】上記の裁断においては、重層した両生地
A,Bが送り方向に直交する横ワイヤ2…に載って移送
されるから、その移送中ならびに裁断位置で停止する際
に両生地A,Bがコンベヤ3に対して搬送方向にずれ動
かず、また横ワイヤ2…がコンベヤ両端部で全く変形せ
ずに直線状を保ったまま移動し、従来の網目状ベルトや
薄板状スチールベルトのようなコンベヤ両端部での金属
材料の強制的な曲げと伸長による応力が作用せず、搬送
部3aの歪みや伸びもないことから、極めて安定した円
滑な走行性が得られ、もって設定した裁断位置からのず
れを生じず、高い裁断精度を確保できる。
【0038】また裁断前及び裁断後の移送に際し、裁断
テーブル6が横ワイヤ2…から離間するので、綿状生地
Bが該裁断テーブル6に引っ掛からず、しかも両方向の
ワイヤ2…,10…にて縦横網目状の受け面が構成され
るから、移送中における被服材料の下方へのはみ出しが
抑えられ、且つ吸引固定中においても被服材料が横ワイ
ヤ2…の間から畝状に下方へ膨出することがなく、もっ
て被服材料の横ワイヤ2…への巻き込みが阻止され、こ
の巻き込みによる生地の折り重なりや引きつり皺等が発
生せず、良好な生地品質が維持され、移送の安定性も確
保される。
【0039】更に、裁断テーブル3の上面が多孔プレー
ト9で覆われているので、その上面全体に吸引力が効率
よく均一に作用すると共に、吸着固定時に被服材料が横
ワイヤ2…の間から真空吸引室8…内に膨出状に入り込
むことがなく、また横ワイヤ2…がばね力によって常に
緊張状態を保ち、その上に載った生地A,Bが波打たず
に平坦に保持されるため、レーザビームLの照射位置
(高さ)に変動を生じず、もって入熱不足や入熱過多に
よる裁断不良及び品質低下が防止される。加えて、搬送
装置自体は、横ワイヤ2…に変形による疲労がなく、搬
送部3aの歪みや伸びもないことから、優れた耐久性を
発揮する。
【0040】なお、上記実施例では生地Aが防水透湿性
生地で両生地A,B共に合成繊維製であるが、重層させ
る上側の生地は空気透過性の少ない(不透過性を含む)
生地であればよく、また両生地の一方(通常は上側の生
地)のみが合成繊維製であっても裁断時の熱融着が可能
となる。しかして本発明の裁断方法は、例示したコンベ
ヤ3に限らず、搬送部の構造が種々異なるコンベヤも利
用可能である。一方、本発明の裁断装置は、各部の具体
的構造や形状等、細部構成については実施例以外に種々
設計変更可能であり、無論のこと一枚の生地ならびに3
枚以上を重層した生地についても裁断を行うことができ
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スキーウエア
やウインドブレーカー用の服地材料のように重層させる
空気透過性の小さい生地と綿状生地を裁断対象とする場
合に、前者の生地の空気透過性が小さいことを利用し
て、搬送路上で両生地を重ねた状態で吸着固定し、この
両生地を同時に自動的に裁断できる上、この裁断によっ
て両生地が完全に形状輪郭を一致させた形で自然に仮止
め状態となるため、従来の綿付け及び仮止めの両工程を
省略でき、もって手間及び時間を要さずに高能率の裁断
を行え、しかも高い裁断精度を確保できる裁断方法が提
供される。
【0042】請求項2の発明によれば、上記裁断方法に
おいて、重層した前記の両生地が送り方向に直交する横
ワイヤに載って移送されるから、その移送中ならびに裁
断位置で停止する際に両生地がコンベヤに対して搬送方
向にずれ動かず、もって設定した裁断位置からのずれを
生じず、より高い裁断精度が得られるという利点があ
る。
【0043】請求項3の発明によれば、レーザビームを
その収束手段の焦点より深浅一方側にずれた位置で生地
表面に照射するため、コンベヤの搬送部を構成する横ワ
イヤの熱による溶断やその下位にある付帯設備との融着
が防止され、安定した移送性を確保できるという利点が
ある。
【0044】請求項4の発明によれば、上記裁断方法を
好適に適用できる裁断装置として、被服材料を裁断位置
に送るコンベアが搬送部を構成する金属材料の変形を伴
わずにエンドレス走行でき、且つ綿状生地の如き表面が
毛羽立った材料を裁断対象としても引っ掛かりを生じ
ず、もって安定した円滑な走行性が得られ、この走行安
定性に基づく高い裁断精度を確保でき、しかも前記金属
材料に変形による疲労がないと共に搬送部の歪みや伸び
もないことから、優れた耐久性を発揮するものが提供さ
れる。
【0045】請求項5の発明によれば、上記裁断装置と
して、裁断テーブルの上面全体に吸引力が効率よく均一
に作用すると共に、吸着固定時に被服材料がコンベヤ搬
送部の横ワイヤの間から裁断テーブルの真空吸引室内に
膨出状に入り込むのを阻止でき、もって高い裁断精度が
得られるものが提供される。
【0046】請求項6の発明によれば、上記裁断装置と
して、搬送部の移動する横ワイヤと下方の移動しない縦
ワイヤとで縦横網目状の受け面が構成されるから、移送
中における被服材料の下方へのはみ出しが抑えられ、且
つ吸引固定中においても被服材料が横ワイヤの間から畝
状に下方へ膨出することがなく、もって被服材料の横ワ
イヤへの巻き込みが阻止され、この巻き込みによる生地
の折り重なりや引きつり皺等が発生せず、良好な生地品
質が維持され、移送の安定性のよいものが提供される。
【0047】請求項7の発明によれば、上記裁断装置と
して、搬送部の横ワイヤがばね力によって常に緊張状態
を保つため、その上に載った被服材料は波打たずに平坦
に保持され、レーザビームの照射位置に変動を生じず、
もって入熱不足や入熱過多による裁断不良及び品質低下
を防止できるものが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る裁断装置の概略構成
を示す斜視図。
【図2】 同裁断装置の裁断テーブル部分の一部切欠平
面図。
【図3】 同裁断テーブルの要部の一部破断側面図。
【図4】 同裁断装置のワイヤコンベヤの要部を示す一
部破断平面図。
【図5】 同ワイヤコンベヤの一側部の縦断正面図。
【図6】 同ワイヤコンベヤの他側部の縦断正面図。
【図7】 本発明の一実施例に係る裁断方法における被
服材料の繰り出し状態を示す模式側面図。
【図8】 同裁断方法を工程順に示す模式側面図であっ
て、(A)は被服材料の吸着固定状態、(B)は裁断状
態、(C)は裁断後の状態である。
【図9】 同裁断方法における裁断後の被服材料の送り
出し状態を示す模式側面図。
【図10】 同裁断方法におけるレーザビームの照射状
態を示す要部の縦断側面図。
【符号の説明】
1a 巻回ロール 1b 巻回ロール 2 横ワイヤ 3 ワイヤコンベヤ 3a 搬送部 4 収束レンズ(収束手段) 5 チェーン 6 裁断テーブル 7 裁断ヘッド 8 真空吸引室 9 多孔プレート 10 縦ワイヤ 30 圧縮コイルスプリング A 防水透水性生地(空気透過性の少ない生地) B 綿状生地 L レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65H 35/04 (72)発明者 平田 繁一 兵庫県尼崎市常光寺1丁目9番1号 大阪 富士工業株式会社内 (72)発明者 渡邊 登 兵庫県尼崎市常光寺1丁目9番1号 大阪 富士工業株式会社内 (72)発明者 岡野 良和 兵庫県尼崎市常光寺1丁目9番1号 大阪 富士工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が熱溶融性繊維からなる
    空気透過性の少ない生地と綿状生地とを各々の巻回ロー
    ルより繰り出して前者を上にして重層させ、この重層し
    た生地をコンベヤ上に載せて裁断位置へ移送し、該コン
    ベヤの停止状態で下方からの真空吸引により前記生地を
    コンベヤ上に固定し、この固定した生地にレーザビーム
    を走査しつつ照射して所定形状に裁断することを特徴と
    する被服材料の裁断方法。
  2. 【請求項2】 搬送部が送り方向に直交して一定間隔で
    平行配設した多数本の横ワイヤよりなるコンベヤを用い
    る請求項1記載の被服材料の裁断方法。
  3. 【請求項3】 レーザビームをその収束手段の焦点より
    深浅一方側にずれた位置で生地表面に照射する請求項1
    又は2に記載の被服材料の裁断方法。
  4. 【請求項4】 左右一対のエンドレス走行するチェーン
    間にその送り方向と直交する横ワイヤが所定間隔置きに
    張設されてなるワイヤコンベアと、該ワイヤコンベアの
    移送路直下に配置して昇降駆動する裁断テーブルと、こ
    の裁断テーブルの上昇位置においてワイヤコンベア上の
    被服材料を真空吸引によって当該裁断テーブル上に吸着
    固定する吸着手段と、この吸着固定された被服材料にレ
    ーザビームを照射するX−Y方向に移動可能な裁断ヘッ
    ドとを具備してなる被服材料の裁断装置。
  5. 【請求項5】 裁断テーブルの内部が真空吸引室を構成
    すると共に、該裁断テーブルの上面が多孔プレートで覆
    われてなる請求項4記載の被服材料の裁断装置。
  6. 【請求項6】 ワイヤコンベアの裁断テーブルとの間
    に、該横ワイヤに対して直交する方向の縦ワイヤが所定
    間隔置きに平行に張設されてなる請求項5又は5に記載
    の被服材料の裁断装置。
  7. 【請求項7】 ワイヤコンベアにおける各横ワイヤの少
    なくとも一端側とチェーンとの連結部に当該横ワイヤを
    緊張状態に保持するスプリングが介装されてなる請求項
    4〜6のいずれかに記載の被服材料の裁断装置。
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