JPH0719660A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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Publication number
JPH0719660A
JPH0719660A JP16779693A JP16779693A JPH0719660A JP H0719660 A JPH0719660 A JP H0719660A JP 16779693 A JP16779693 A JP 16779693A JP 16779693 A JP16779693 A JP 16779693A JP H0719660 A JPH0719660 A JP H0719660A
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JP
Japan
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flow rate
cold
hot water
radiator
air conditioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP16779693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Fujimoto
正之 藤本
Yasuhisa Asawa
泰久 浅輪
Shozo Kato
昇三 加藤
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
Tetsuo Miyamoto
哲雄 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16779693A priority Critical patent/JPH0719660A/ja
Publication of JPH0719660A publication Critical patent/JPH0719660A/ja
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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 冷温水の増減しても流量検出器が働くように
した空調システムを提供する。 〔構成〕 流量検出器19により冷温水循環量を検出す
る機能を有し、且つ、冷温水又はその一方を供給する冷
温水源と放熱器17の間で冷温水循又はその一方を循環
させる空調システムにおいて、放熱器17側と並列に冷
温水バイパス回路20を配設したことにより、放熱器側
への冷温水供給が減じても流量検出器19に最低流量を
確保し得たため、一般的な安価な流量検出器でも流量検
出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷房システム,暖房シ
ステム,冷暖房システム等となる空調システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の空調システムにおける
流量検出器aは、例えば図4に示すように冷温水源(室
外機)bから室内機となる放熱器に配管された冷温水循
環路cの戻り配管部c′に単に直接取付けているため、
放熱器側の流量QL が減ずれば流量検出器aに流れる流
量QL がそのまま減ずるため測定不能となる。即ち、こ
の流量検出器aに流れる流量QL は、図5に示すように
流量検出器aの基準検出流量QS より低く、少流量領域
では感度が悪く、検出能力が低い。
【0003】通常の10 l/min 程度を計測するもので
は、2 l/min 以下の流量検出は難しく検出不能になる
ことが多かった。また、冷暖房では1系統当りの流量は
1l/min 以下のものもあり2 l/min 以下のものが多
い。また、最近では、冷暖系統毎に閉止弁を設け、不使
用時には冷温水が循環されないようにし、無駄な冷温水
循環を閉止し、配管系統からの無駄な放熱を削減するこ
とが多く、1 l/min以下から10 l/min 以上までの
広い循環流量があることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このために一般的な流
量検出器の使用では、最低の負荷状態では流量が少な
く、検出できないことがあるという欠点を有している。
また、このためには計測領域の広い高価な流量検出器が
必要であった。
【0005】本発明は上記実情に鑑み、冷温水循環路に
冷温水バイパス回路を介在することで、高価な流量検出
器を用いることなく少ない流量にても流量を検出し、上
記課題を解決する空調システムを提供することを目的と
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、流量検出器に
より冷温水循環量を検出する機能を有し、且つ、冷温水
又はその一方を供給する冷温水源と放熱器の間で冷温水
又はその一方を循環させる空調システムにおいて、放熱
器と並列に冷温水バイパス回路を配設したことにより、
放熱器側への冷温水供給が減じても流量検出器に最低流
量を確保するものである。
【0007】
【作用】上記のように、冷温水源(室外機)から放熱器
(室内機)側へ向かう冷温水循環路の中途に冷温水バイ
パス回路を設けたことにより、複数台の放熱器への冷温
水供給を1台に絞る等で流量が減じても、放熱器側へ流
れる冷温水の一部が冷温水バイパス回路を経て流量検出
器に流れ込むため、該流量検出器にては検出に必要な流
量を十分に確保し得るものである。
【0008】即ち、最低の負荷(一系統のみ)時の流量
は少なくてもバイパス(常時通水系統)を含めた全体の
循環流路は、検出可能な流量となるようにバイパス(通
常通水)流量を設定し得、最低負荷状態でも一般的な安
価な流量検出器でも確実に検出可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0010】図1は吸収式冷凍装置となる冷温水供給装
置の概略図を示し、1は下部に冷房用燃焼装置2を備え
た再生器で、該再生器1の上方に冷媒蒸気を導く凝縮器
3を連通し、該凝縮器3に接続した冷媒配管4の先端を
蒸発器5に臨む冷媒タンク6に連結する。7は再生器1
の濃液溜り部に接続した濃液配管で、該濃液配管7は溶
液用熱交換器8を経て吸収器9の上方に設けた濃液分散
装置10に連結し、この導いた濃液で吸収器9に連通と
なった蒸発器5から流れる冷媒蒸気を吸収して稀溶液と
し、この稀溶液を溜める溶液タンク11に接続した稀液
配管12を前記溶液用熱交換器8を経て再生器1に戻る
連結とし溶液循環路を構成する。13は下部に暖房用燃
焼装置14を備えた温水熱交換器で、この温水熱交換器
13に接続した温水配管15と前記蒸発器5の伝熱管部
5aから導出の冷水配管16を、適宜切換手段をもって
合流し複数台の室内機となる放熱器17へ臨む冷温水循
環路18に接続し、該冷温水循環路18の戻り配管に流
量検出器19を取付けると共に、該流量検出器19より
放熱器側の冷温水循環路18の中途に冷温水バイパス回
路20を配管し、これら全体として吸収式冷凍装置を用
いた空調装置とする。
【0011】次にこの作用を説明すると、先ずこの空調
装置の運転に際し、例えば冷房運転では、ガスバーナと
なる冷房用燃焼装置2の加熱により再生器1の溶液(稀
液)を沸騰し冷媒蒸気と濃液に分ける。この冷媒蒸気は
凝縮器3に導かれ凝縮されて液冷媒とし、冷媒液を冷媒
配管4を経て冷媒タンク6に一旦溜める。この冷媒タン
ク6からの冷媒液を冷媒ポンプ21をもって蒸発器5の
散布装置22に導いて散布し、この冷媒液散布時に生ず
る気化潜熱を利用して伝熱管部5aを冷却することによ
り、伝熱管部5aの内部を流れる循環水を冷却し、冷却
された循環水を冷水配管16を経て室内機となる放熱器
17へ供給し冷房を行なう。一方、前記蒸発器5で発生
した冷媒蒸気は吸収器9へ流れ、該吸収器9の濃液分散
装置10から分散される再生器1から導いた濃液で吸収
させ稀溶液とする。この稀溶液を溶液タンク11に落と
し溶液ポンプ23から溶液熱交換器8を経て再生器1へ
戻す液循環として冷凍サイクルとする。
【0012】また、暖房運転にあっては、暖房用燃焼装
置14の燃焼で温水熱交換器13を加熱し、ここで得た
温水を温水配管15から放熱器17へ供給し暖房を行
う。
【0013】この場合、冷房運転又は暖房運転の燃焼は
使用する放熱器(室内機)17の台数に応じて冷房用燃
焼装置2又は暖房用燃焼装置14を運転し空焚き等を招
かなくするが、この判断は冷温水循環路を流れる冷温水
循環量を検出し機能させるものである。
【0014】ここにおいて、例えば、数台の放熱器17
を使用していて1台の放熱器17に切替えると、冷温水
循環量が激減するが、1台でも放熱系統が生きていれ
ば、この最低の負荷(一系統のみ)時の流量は少なくと
も、冷温水循環路18の中途に冷温水バイパス回路20
が介在しているので、このバイパス(常時通水系統)を
含めた全体の循環流路は検出可能な流量となる。即ち、
冷温水バイパス回路20はバイパス(通常通水)流量を
設定してなるため、最低負荷状態でも一般的な安価な流
量検出器でも確実に検出ができる。
【0015】いま、冷温水循環路18の流量検出器19
の流量を説明すると、例えば図2に示すように、冷温水
循環路18に放熱器17側へ流れる流量QL は戻り配管
にあっても流量QL としてながれるが、この戻り配管に
は冷温水バイパス回路20にて分岐してながれる流量Q
B があり、流量検出器19を実質的に流れる流量はQL
+QB となり、十分な検出流量が確保される。即ち、図
3のように流量検出器19の基準検出量QS より実施に
流れる流量が高いことが分かり、検出能力に支障を来さ
ない。
【0016】このように、バイパスによって循環検出は
容易になるが、バイパス量により系統全体の流量が増加
して循環のための循環ポンプの動力が増加するものとな
る。そのために循環流量が多くなった(負荷が多くなっ
た)ときには、循環検出は容易であり、バイパスを閉止
しても充分な流量があり検出には支障はなく、バイパス
を閉止することにより循環流量が低下するので、循環ポ
ンプの動力を低減することができ、循環のためのポンプ
を小型にできる。
【0017】また、通常の空調システムでは、居間等の
部屋は冷暖房するときには、常時通水が必要なことが多
く、このような場合には、バイパスの役目をこのような
負荷の系統で担うことができ、このようにすればバイパ
スのための部品も必要とせず、循環ポンプの動力も小さ
くすることができ、且つ、システムに使用するするとき
バイパスを閉止できることにより、循環ポンプの消費動
力を低減することが可能となる。
【0018】また、バイパス回路を冷温水供給装置に内
蔵し、設置時の作業を軽減でき、大変便利となる。
【0019】更に、流量を算出利用する場合も、バイパ
ス流量が明確な場合(組込み)計測量からバイパス流量
を差し引くことにより、負荷流量が得られる。このこと
は、従来方法であれば測定不能な領域でも計測可能とす
ることができる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明の空調システムは
放熱器と並列となるように冷温水循環路部分に冷温水バ
イパス回路を配設したことにより、放熱器側への冷温水
供給が減じても流量検出器が確実に作動するため、安価
な一般的な流量検出器の使用が可能となり、且つこの検
出出力を流速の表示使用とすることもできる。勿論、冷
温水の流量が多いときはバイパス回路を閉止してもよ
い。また、空調システムの放熱系統の少なくとも一つの
冷温水循環を自動的に閉止する弁を設けない回路として
おいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す吸収式冷凍装置となる空
調システムの概略図である。
【図2】同流量検出器の説明図である。
【図3】同流量検出器に流れる流量の説明図である。
【図4】従来の流量検出器の説明図である
【図5】同流量検出器に流れる流量の説明図である。
【符号の説明】
1 再生器 3 凝縮器 5 蒸発器 9 吸収器 17 放熱器 18 冷温水循環路 19 流量検出器 20 冷温水バイパス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 昇三 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 田島 一弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 宮本 哲雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量検出器により冷温水循環量を検出す
    る機能を有し、且つ、冷温水又はその一方を供給する冷
    温水源と放熱器の間で冷温水又はその一方を循環させる
    空調システムにおいて、放熱器と並列に冷温水バイパス
    回路を配設したことにより、放熱器側への冷温水供給が
    減じても流量検出器に最低流量を確保することを特徴と
    する空調システム。
JP16779693A 1993-07-07 1993-07-07 空調システム Pending JPH0719660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16779693A JPH0719660A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 空調システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP16779693A JPH0719660A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 空調システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719660A true JPH0719660A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15856272

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16779693A Pending JPH0719660A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 空調システム

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JP (1) JPH0719660A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100419403C (zh) * 2005-07-20 2008-09-17 中国计量学院 与国标压缩比和流量要求相同的压缩机制冷量等效测试方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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