JPH07196489A - ヒト腫瘍細胞に対する選択的細胞障害剤 - Google Patents

ヒト腫瘍細胞に対する選択的細胞障害剤

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JPH07196489A
JPH07196489A JP5338693A JP33869393A JPH07196489A JP H07196489 A JPH07196489 A JP H07196489A JP 5338693 A JP5338693 A JP 5338693A JP 33869393 A JP33869393 A JP 33869393A JP H07196489 A JPH07196489 A JP H07196489A
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JP
Japan
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antimycin
tumor cells
cells
cytotoxic agent
human tumor
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Withdrawn
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JP5338693A
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Nobuyuki Kitaura
伸幸 北浦
Katsutoshi Shirata
勝利 白田
Mitsuru Niwano
満 庭野
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒト腫瘍細胞に対して高い選択的細胞障害作
用を有し、且つ副作用の少ない新規な薬剤を提供する。 【構成】 下式 【化1】 で示されるアンチマイシンA1aおよび/またはアンチマ
イシンA1b、並びに医薬として許容される担体を含有す
ることを特徴とするヒト腫瘍細胞に対する選択細胞障害
剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト腫瘍細胞に対して
選択的に細胞障害作用を有する薬剤に関し、より詳しく
はアンチマイシンA1aおよび/またはアンチマイシンA
1bを有効成分として含有する選択的細胞障害剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】悪性腫瘍に対する化学療法剤としては、
抗生物質(マイトマイシンC,ダクチノマイシン,アド
リアマイシン等)、植物アルカロイド(ビンクリスチン
等)、白金製剤(シスプラチン,カルボプラチン等)、
プリン拮抗剤、ピリミジン拮抗剤、葉酸拮抗剤、アルキ
ル化剤(シクロホスファミド,メルファラン,チオテパ
等)、ニトロソウレア誘導体(カルムスチン等)、ホル
モン剤(クエン酸タモキシフェン等)などの多くの薬剤
が開発されている。しかしながら、これらの薬剤の多く
は、非特異的な細胞障害作用を示すものであり、ヒト腫
瘍細胞に対する選択性が低い。従って、腫瘍細胞のみな
らず正常細胞に対しても同程度の細胞障害作用を示し、
その結果、重篤な副作用を誘発するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来の
化学療法剤では達し得なかった様な、ヒト腫瘍細胞に対
する高い選択的細胞障害作用を有し、かつ副作用の少な
い薬剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の選択的細胞障害
剤は、下式
【0005】
【化2】 で示されるアンチマイシンA1aおよび/またはアンチマ
イシンA1b、並びに医薬として許容される担体を含有す
ることに要旨を有するものである。
【0006】
【作用】本発明の薬剤の有効成分であるアンチマイシン
1aおよびアンチマイシンA1bは、アンチマイシンAに
含まれるアンチマイシンA1 を構成する化合物であり、
その構造式は上式で表わされる。上記アンチマイシンA
は、ストレプトマイセス属の放線菌の発酵液から抗カビ
物質として分離された公知の物質(Dunshee, B. R.等,
J. Am. Chem. Soc., Vol. 71, 2436 (1949)) であり、
当初は、少なくとも4種の互いに類似した化合物、すな
わちアンチマイシンA1 ,アンチマイシンA2 ,アンチ
マイシンA3 およびアンチマイシンA4 からなると考え
られていたが、1987年にアンチマイシンA1 はアン
チマイシンA1aとアンチマイシンA1bの混合物であるこ
と(Abidi,S.L. 等,Magn. Reson. Chem., Vol. 25, 10
78(1987))、さらに1988年には逆相HPLCにより
アンチマイシンA2 はアンチマイシンA2aとアンチマイ
シンA2bに、アンチマイシンA3 はアンチマイシンA3a
とアンチマイシンA3bに、アンチマイシンA4 はアンチ
マイシンA4aとアンチマイシンA4bとにそれぞれ分けら
れることが明らかになった(Abidi, S.L. 等,J. Chroma
tog., Vol. 447, 65(1988)) 。
【0007】アンチマイシンAの作用としては、上記抗
カビ作用の他に、殺虫作用および殺ダニ作用(Kido, G.
S.等,Science, Vol.112, 172(1950)) 、魚毒性(Derse,
P.H. 等,Nature, Vol. 200, 600(1963))、殺鼠作用
(Strong, F.M.等,Topics inmicrobial chemistry, Jo
hn Wiely and Sons, Inc., New York. (1958)) 、抗マ
ラリヤ性(Geary, T.G. 等,Am. J. Trop. Med. Hyg.,
Vol. 40, 240(1989))が知られている。また、細胞障害
性に関しては、マウスL細胞(Pestic. Biochem.Physio
l., Vol. 10, 313(1979))に対する作用が知られてい
る。しかしながら、ヒト腫瘍細胞に対する細胞障害作用
に関する知見は未だ得られていない。
【0008】本発明者らは、正常細胞に対する障害作用
は低いが、ヒト腫瘍細胞に対して選択的に強い障害作用
を有する薬剤を求めて種々検索検討した結果、アンチマ
イシンA1aおよびアンチマイシンA1bが、従来の化学療
法剤に比べて低い濃度でもヒト固形ガン由来の腫瘍細胞
に対して高い選択的細胞障害作用を有することを見出し
て本発明を完成したのである。
【0009】本発明の有効成分であるアンチマイシンA
1aおよびアンチマイシンA1bの選択的細胞障害作用の作
用機序については、まだ完全には解明されていないが、
これらは、哺乳動物や昆虫では、正常細胞内のミトコン
ドリアにおける呼吸鎖の電子伝達系においてチトクロム
bとチトクロムc1 の間を特異的に阻害し、更に一部の
正常細胞では酵素によるアンチマイシンAの無毒化が明
らかになっている。これに対し正常細胞が腫瘍化する
と、アンチマイシンA1a,A1bの細胞膜透過性が亢進
し、更に細胞内での代謝活性(無毒化に関わる酵素活
性)が弱まり、それらの結果アンチマイシンA1aおよび
アンチマイシンA1bがヒト腫瘍細胞内に選択的に取り込
まれ、且つ無毒化されることなくその細胞障害作用を発
揮するものと考えられる。
【0010】アンチマイシンA1aおよびアンチマイシン
1bは、ストレプトマイセス属に属するいくつかの細菌
種を用いて生産し、製造することができる(Strong, F.
M.等,Topics in microbial chemistry, John Wiely an
d Sons, Inc., New York. (1958))。
【0011】本発明の薬剤は、経口剤及び非経口剤のい
ずれの形態でも提供可能であり、投与経路や投与対象等
に応じた最適の剤型を選ぶことができる。経口投与に適
した剤型としては、錠剤、散剤、顆粒剤、軟・硬カプセ
ル剤、舌下剤、各種液剤等が例示され、非経口に適した
剤型としては、水溶性懸濁液、油性製剤などの皮下、静
脈あるいは筋肉注射、点滴剤、固体状または懸濁粘稠液
状の坐薬等が非限定的に例示される。
【0012】本発明の薬剤の製剤化に当たっては、常法
に従い、界面活性剤、賦形剤、滑沢剤、佐剤及び必要に
応じて医薬的に許容し得る皮膜形成物質、コーティング
助剤等の医薬として許容される担体を用いることがで
き、以下にその具体例を挙げる。
【0013】本発明の薬剤を経口投与するときの消化管
内での崩壊・溶出を良好にするために、界面活性剤、た
とえばツイーン60、ポリソルベート80で代表される
ようなアルコール、エステル類、ポリエチレングリコー
ル誘導体、ソルビタンの脂肪酸エステル類、硫酸化脂肪
族アルコール類の1種あるいは2種以上を添加すること
ができる。
【0014】また、賦形剤としては、例えばショ糖、乳
糖、デンプン、結晶性セルロース、マンニット、軽質無
水珪酸、アルミン酸マグネシウム、メタ珪酸アルミン酸
マグネシウム、合成珪酸アルミニウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素カルシウム、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム等の1種または2種
以上を組み合わせて添加することができる。
【0015】滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、硬化油等を1種または2種以上添加
することができ、矯味剤及び矯臭剤として、食塩、サッ
カリン、ショ糖、マンニット、オレンジ油、カンゾウエ
キス、クエン酸、ブドウ糖、メントール、ユーカリ油、
リンゴ酸などの甘味剤、香料、着色料、保存料等を含有
させても良い。懸濁剤や浸潤剤の様な佐剤としては、例
えば、ココナッツ油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、
乳酸カルシウム、ベニバナ油、大豆リン脂質等を含有さ
せることができる。
【0016】また皮膜形成物質としては、例えば酢酸フ
タル酸セルロース(CAP)、またアクリル酸系共重合
体、二塩基酸モノエステル類等のポリビニル誘導体とし
てアクリル酸メチル・メタクリル酸共重合体、メタクリ
ル酸メチル・メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
【0017】また上記皮膜形成物質をコーティングする
に際しては、通常使用されるコーティング助剤、例えば
可塑剤のほか、コーティング操作時の薬剤相互の付着防
止のための各種添加剤を添加することによって皮膜形成
剤の性質を改良したり、コーティング操作をより容易な
らしめることができる。なお皮膜形成物質を用いて有効
成分をマイクロカプセル化してから賦形剤等と混合した
剤型としても良い。
【0018】本発明の薬剤の投与量は、症状の程度、患
者の全身状態、年齢、体重等に応じて十分な細胞障害能
を発揮し得る量であり、腫瘍の種類や部位、更には進行
の程度、投与経路や剤型等を考慮して適宜決定されるも
のであるが、有効成分であるアンチマイシンA1aおよび
アンチマイシンA1bの量として、経口投与の場合、一般
に大人では約0.01〜4mg/kg/日の範囲であ
り、好ましくは約0.02〜1mg/kg/日であり、
小児では約0.01〜2mg/kg/日の範囲であり、
好ましくは約0.02〜0.5mg/kg/日の範囲で
ある。また非経口投与の場合、約0.001〜0.5m
g/kg/日の範囲であるが、好ましくは約0.002
〜0.1mg/kg/日の範囲である。
【0019】以下実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、下記実施例は本発明を制限するものではな
く、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施するこ
とは全て本発明の技術的範囲に包含される。
【0020】
【実施例】製剤例1 :錠剤 常法に従って下記の組成で錠剤を作成した。 アンチマイシンA1a 1mg ゴマ油 20mg 乳糖 76mg 無水珪酸 100mgステアリン酸マグネシウム 3mg 全量 200mg製剤例2 :錠剤 常法に従って下記の組成で錠剤を作成した。 アンチマイシンA1b 1mg ゴマ油 20mg 乳糖 76mg 無水珪酸 100mgステアリン酸マグネシウム 3mg 全量 200mg製剤例3 :油性注射剤 アンチマイシンA1a 1mgココナッツ油 449mg 全量 450mg製剤例4 :油性注射剤 アンチマイシンA1b 1mgココナッツ油 449mg 全量 450mg
【0021】実験例1 ヒト固形ガン由来の腫瘍細胞およびヒト正常細胞に対す
る、アンチマイシンA 1aおよびアンチマイシンA1bの細
胞障害性試験を行った。本実験例に用いた細胞種および
その濃度は以下の通りである。 細胞種 濃度 正常細胞:ヒト胎児肺細胞(IMR-90細胞) 2×105 cells/ml 腫瘍細胞:ヒト肺ガン細胞(A-549 細胞) 5×105 cells/ml ヒト乳ガン細胞(ZR-75-1 細胞) 5×105 cells/ml ヒト膵臓ガン細胞(MIA PaCa-2細胞)5×105 cells/ml また、本実験例に用いた選択的細胞障害剤(以下、薬剤
と略記する)は以下の通りである(使用濃度は表1に記
載)。 本発明例:アンチマイシンA1a アンチマイシンA1b 比較例 :アドリアマイシン マイトマイシンC
【0022】ギブコ製ダルベッコ改変イーグル培地(D
MEM)に、10%の牛胎児血清、ストレプトマイシン
100mg/LおよびペニシリンG100,000単位
/Lを加えた培地(以下、培地と略記する)に、96ウ
ェルのマイクロプレ−トを使用し各ウェルに上記の所定
濃度の各細胞を接種し、5%CO2 ,95%空気中、3
7℃で24時間培養後、培地を取り除いて、上記の薬剤
を添加した新鮮な培地と交換し、さらに24時間培養し
た。なお、コントロールとして、薬剤を添加せずに上記
の方法と同様にして培養したものを用意した。
【0023】各薬剤の細胞障害能は、細胞のニュートラ
ルレッドの取り込みを測定して、コントロールと比較す
ることにより評価した。すなわち、培養終了後、培地を
取り除き、ニュートラルレッド50mg/Lを含む血清
無添加のDMEMを加えた。DMEM添加後3時間目に
この培地を取り除き、細胞内に取り込まれたニュートラ
ルレッドを、50%エタノール−1%酢酸(100μl
/ウェル)で細胞外に抽出し、540nmにおける吸光
度を測定した。
【0024】各薬剤の細胞障害作用は、正常細胞の場合
は、コントロールとして薬剤無添加の正常細胞のニュー
トラルレッドの取り込み量を100としたときの、薬剤
を用いた場合の正常細胞のニュートラルレッドの取り込
み量の割合(生存率%)で表し、一方、腫瘍細胞の場合
は、コントロ−ルとして薬剤無添加の腫瘍細胞のニュ−
トラルレッドの取り込み量を100としたときの、薬剤
を用いた場合の腫瘍細胞のニュ−トラルレッドの取り込
み量の割合(生存率%)で表した。その結果を表1に併
記する。
【0025】
【表1】
【0026】表1から明らかな様に、本発明例のアンチ
マイシンA1aおよびアンチマイシンA1bは、いずれもヒ
ト固形ガン由来の腫瘍細胞に対して0.1μg/mLと
いう極めて低い濃度で強い細胞障害作用を発揮し、且つ
この濃度ではヒト正常細胞に対する細胞障害作用は全く
見られなかった。従って、両者はいずれもヒト腫瘍細胞
に対して高い選択細胞障害作用を有していることが分か
る。
【0027】これに対して、比較例のアドリアマイシン
およびマイトマイシンCは、いずれも10または100
μg/mLという本発明例に比べて高い濃度の場合にお
いて初めて、腫瘍細胞に対する細胞障害作用を発揮した
が、この濃度ではヒト正常細胞に対してもほぼ同程度の
障害作用を示した。従って、従来の化学療法剤であるア
ドリアマイシンやマイトマイシンCはヒト腫瘍細胞に対
する選択的細胞障害作用が低いことが分かる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、従来の化学療法剤に比べて低い濃度でも、ヒト腫瘍
細胞に対して高い選択的細胞障害作用を有し、且つ副作
用も少ないという、非常に優れた薬剤を提供することが
できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式 【化1】 で示されるアンチマイシンA1aおよび/またはアンチマ
    イシンA1b、並びに医薬として許容される担体を含有す
    ることを特徴とするヒト腫瘍細胞に対する選択的細胞障
    害剤。
JP5338693A 1993-12-28 1993-12-28 ヒト腫瘍細胞に対する選択的細胞障害剤 Withdrawn JPH07196489A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040081A1 (fr) * 1998-02-06 1999-08-12 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Nouveaux composes antifongiques et leur procede de production
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