JPH07196394A - 結晶器 - Google Patents

結晶器

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Publication number
JPH07196394A
JPH07196394A JP34967493A JP34967493A JPH07196394A JP H07196394 A JPH07196394 A JP H07196394A JP 34967493 A JP34967493 A JP 34967493A JP 34967493 A JP34967493 A JP 34967493A JP H07196394 A JPH07196394 A JP H07196394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring blade
crystallizer
draft tube
main body
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34967493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Ue
秀和 宇恵
Katsuyoshi Aoki
克義 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP34967493A priority Critical patent/JPH07196394A/ja
Publication of JPH07196394A publication Critical patent/JPH07196394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撹拌翼とドラフトチューブ内周面との間のク
リアランスを最小限に縮小し得る結晶器を提供し、撹拌
翼によるスラリーの循環流動効率を向上し、撹拌翼を回
転駆動する為の動力を低減する。 【構成】 結晶器本体1内の軸心部に直立支持されたド
ラフトチューブ2内下部に撹拌翼3を回転可能に備え、
該撹拌翼3を回転することにより結晶分を含むスラリー
4を循環流動しながら結晶器本体1上部の蒸発室5で蒸
発濃縮して結晶を析出、成長させる結晶器9であって、
撹拌翼3を包囲するドラフトチューブ2の下端部分2a
を分割し、該下端部分2aをガイドベーン10を介して
撹拌翼3の軸受部7と一体に連結する。分割された下端
部分2aと撹拌翼3の回転軸6とを予め芯合わせした状
態で一体に連結しておくことにより、両者間のクリアラ
ンスを必要最小限に縮小することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の結晶器の一例を示すもの
で、図中1は結晶器本体、2は該結晶器本体1内の軸心
部に直立支持されたドラフトチューブ、3は該ドラフト
チューブ2内下部に回転可能に配設された撹拌翼を示
し、前記結晶器本体1内に供給した流安や塩等の結晶分
を含むスラリー4を撹拌翼3の回転によりドラフトチュ
ーブ2内を上昇させて図中矢印で示す如く循環しながら
前記結晶器本体1上部の蒸発室5で蒸発濃縮することに
より結晶を析出、成長させ、粒径の揃ったペレット状の
結晶として取り出し得るようにしたものである。
【0003】尚、図中6は撹拌翼3の回転軸、7は該回
転軸6を軸支するよう結晶器本体1の底部に配設された
軸受部、8は撹拌翼3の駆動モータを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の上記した如き従来の結晶器においては、結晶器本体
1内に取付けたドラフトチューブ2の下部に、軸受部7
により回転軸6を介して上向きに支持された撹拌翼3を
下方から挿入配置して前記軸受部7を結晶器本体1底部
に取付けるようにしていた為、製作誤差や取付け誤差等
による前記撹拌翼3の回転軸6とドラフトチューブ2と
の芯ずれを考慮しなければならなかった。
【0005】この為、撹拌翼3とドラフトチューブ2内
周面との間のクリアランスが比較的大きめに設定される
ことになって撹拌翼3によるスラリー4の循環流動効率
が低下し、撹拌翼3を回転駆動する為の動力がいたずら
に大きくなるという不具合があった。
【0006】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、撹拌翼とドラフトチューブ内周面との間のクリアラ
ンスを最小限に縮小し得る結晶器を提供することによっ
て、撹拌翼によるスラリーの循環流動効率を向上し、撹
拌翼を回転駆動する為の動力を低減することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、結晶器本体内
の軸心部に直立支持されたドラフトチューブ内下部に撹
拌翼を回転可能に備え、該撹拌翼を回転することにより
結晶分を含むスラリーを循環流動しながら前記結晶器本
体上部の蒸発室で蒸発濃縮して結晶を析出、成長させる
結晶器であって、前記撹拌翼を包囲するドラフトチュー
ブの下端部分を分割し、該下端部分をガイドベーンを介
して前記撹拌翼の軸受部と一体に連結したことを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】従って本発明では、分割されたドラフトチュー
ブの下端部分と撹拌翼の回転軸とを予め芯合わせした状
態で一体に連結しておくことができるので、撹拌翼と前
記下端部分内周面との間のクリアランスを必要最小限に
縮小することが可能となり、結晶器の組立作業を行うに
際しては、結晶器本体内に取付けたドラフトチューブの
下部に対し撹拌翼の軸受部に連結された下端部分が連続
するようにして前記軸受部を結晶器本体底部に取付けれ
ば良い。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0011】前述した図3の結晶器と略同様に構成した
結晶器9において、撹拌翼3を包囲するドラフトチュー
ブ2の下端部分2aを分割し、該下端部分2aを周方向
に適宜の間隔を隔てて配置された複数枚のガイドベーン
10を介して前記撹拌翼3の軸受部7と一体に連結す
る。
【0012】結晶器9を斯かる構成とすれば、分割され
たドラフトチューブ2の下端部分2aと撹拌翼3の回転
軸6とを予め芯合わせした状態で一体に連結しておくこ
とができるので、撹拌翼3と前記下端部分2a内周面と
の間のクリアランスを必要最小限に縮小することが可能
となり、結晶器9の組立作業を行うに際しては、結晶器
本体1内に取付けたドラフトチューブ2の下側に対し撹
拌翼3の軸受部7に連結された下端部分2aが連続する
ようにして前記軸受部7を結晶器本体1底部に取付けれ
ば良い。
【0013】このとき、製作誤差や取付け誤差等により
ドラフトチューブ2と下端部分2aとの間に多少の芯ず
れが生じても結晶器本体1内のスラリー4の循環に大き
な影響はなく、ドラフトチューブ2と下端部分2aとは
概ね連続する程度で十分である。
【0014】従って上記実施例によれば、撹拌翼3とド
ラフトチューブ2の下端部分2aの内周面との間のクリ
アランスを最小限に縮小することができるので、撹拌翼
3によるスラリー4の循環流動効率を著しく向上するこ
とができ、撹拌翼3を回転駆動する為の動力を大幅に低
減することができる。
【0015】図2は本発明の別の実施例を示すもので、
結晶器本体1内にバッフル11を備え、該バッフル11
の外周部上側から結晶の少ないスラリー4を取り出して
ヒータ12により加熱して結晶器本体1下部に戻すよう
にした結晶器9’であり、このようなタイプの結晶器
9’にも本発明を適用することが可能である。
【0016】尚、本発明の結晶器は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、スラリーの蒸発室での蒸発
濃縮は真空蒸発であっても良いこと、撹拌翼を図示の例
とは逆に回転させてスラリーがドラフトチューブ内を下
降するよう循環しても良いこと、その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0017】
【発明の効果】上記した本発明の結晶器によれば、撹拌
翼とドラフトチューブの下端部分の内周面との間のクリ
アランスを最小限に縮小することができるので、撹拌翼
によるスラリーの循環流動効率を著しく向上することが
でき、撹拌翼を回転駆動する為の動力を大幅に低減する
ことができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 結晶器本体 2 ドラフトチューブ 2a 下端部分 3 撹拌翼 4 スラリー 5 蒸発室 7 軸受部 9 結晶器 9’ 結晶器 10 ガイドベーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶器本体内の軸心部に直立支持された
    ドラフトチューブ内下部に撹拌翼を回転可能に備え、該
    撹拌翼を回転することにより結晶分を含むスラリーを循
    環流動しながら前記結晶器本体上部の蒸発室で蒸発濃縮
    して結晶を析出、成長させる結晶器であって、前記撹拌
    翼を包囲するドラフトチューブの下端部分を分割し、該
    下端部分をガイドベーンを介して前記撹拌翼の軸受部と
    一体に連結したことを特徴とする結晶器。
JP34967493A 1993-12-29 1993-12-29 結晶器 Pending JPH07196394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34967493A JPH07196394A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 結晶器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34967493A JPH07196394A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 結晶器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07196394A true JPH07196394A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18405338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34967493A Pending JPH07196394A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 結晶器

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JP (1) JPH07196394A (ja)

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