JPH07196083A - 船の船郭上の外側表面の作業を行うための装置及び方法 - Google Patents

船の船郭上の外側表面の作業を行うための装置及び方法

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JPH07196083A
JPH07196083A JP6180287A JP18028794A JPH07196083A JP H07196083 A JPH07196083 A JP H07196083A JP 6180287 A JP6180287 A JP 6180287A JP 18028794 A JP18028794 A JP 18028794A JP H07196083 A JPH07196083 A JP H07196083A
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abrasive
dry
ship
hull
grit
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JP6180287A
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Richard A Goldbach
リチャード・エー・ゴールドバック
William A Wagner
ウイリアム・エー・ワグナー
Frank E Mcconnell
フランク・イー・マッコネル
Joseph H Hoffman
ジョセフ・エイチ・ホフマン
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MMC Compliance Engineering Inc
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    • B24C5/00Devices or accessories for generating abrasive blasts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B59/00Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
    • B63B59/06Cleaning devices for hulls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C3/00Abrasive blasting machines or devices; Plants
    • B24C3/02Abrasive blasting machines or devices; Plants characterised by the arrangement of the component assemblies with respect to each other
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B24C3/00Abrasive blasting machines or devices; Plants
    • B24C3/08Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces
    • B24C3/10Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces for treating external surfaces
    • B24C3/12Apparatus using nozzles

Abstract

(57)【要約】 【目的】乾ドック上の船体の船部の外側表面の研磨剤吹
付け及び塗装の作業に於て外部環境の汚染を大幅に減
じ、他の船の修復作業を妨げたり、他の装置に悪影響を
与えない、また研磨剤の消費や労力が大幅に減る方法及
び装置を得る。 【構成】乾ドックのフロア上に取付けられた昇降可能
な、カーテンで囲われた作業台から研磨剤吹付け作業を
行う。その研磨剤は乾ドックの翼壁14の上に取り付けら
れた吹付けポットから供給される。使用済み研磨剤は回
収され、コンベヤで再生ステーションへ運ばれ、再生可
能な研磨剤グリットを分離し、ステーションとポット上
部の位置を往復する供給ホッパによりポット上部へ移送
され、ポットに再充填される。廃棄材料は全て乾ドック
の端部に固定されたバージに溜められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】概して、本発明は現実に可能な限
り米国の浄気法及び浄水法(the U.S. CleanAir Act an
d Clean Water Act)に完全に従って、被覆処理中の研
磨剤吹付け、スプレー塗装、及び溶剤蒸発期間の間、水
中に浮いている及び乾ドック内に在る両方の様々な形状
の船の船郭の露出領域への経済的な接近の足場作り及び
その覆いを可能にする、雰囲気が制御され封止された囲
いを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、囲いの内側で作業している作
業者へ研磨剤吹付け媒体を供給して、使用済みの研磨剤
を回収し、再利用するための装置及び方法に関し、19
93年5月18日に特許された米国特許第 5,211,125号
明細書及び他の共願の特許出願で開示された装置及び方
法を改良したものである。これらは基礎の装置及び方法
として一纏めにしてここで参照される。
【0003】船の船郭は非常に大きく、垂直方向及び長
手方向の両方に複雑に輪郭付けされている。世界中の船
の固体数は非常にかなりの数であり、色々な大きさ及び
形状をしている。
【0004】船の外側の被覆は、素地調整のための研磨
剤吹付け作業者と塗料の塗布のための塗装作業者とを使
用することを必要とする。吹付け作業者と塗装作業者の
両方は、それらが作業する船郭の部分の直ぐ近くまで近
付くことができなければならない。吹付け作業者も塗装
作業者も、別の場所へ移動する或いは移動させられるこ
となしに船郭表面の75平方フィートよりもずっと広い
所の上にそれらの作業を行うことはできない。
【0005】以前は、船郭の周りでのあちらこちらへの
作業者の移動は船の周りに足場を組むことによって行わ
れた。
【0006】以前は、更に喫水線より上の外側船郭の被
覆は水に浮かんでいる船に対して最も頻繁に行われた。
しかし米国の浄水法の施行により、水に浮かんでいる船
のこの領域の被覆は、乾ドック内で被覆をするのよりも
研磨剤及び塗料のスプレー飛沫を水中により著しく多く
沈積させるので、これは殆ど行われなくなった。
【0007】更に最近では、必要とされる作業者の移動
は昇降機の使用によって行われてきた。通常の昇降機
は、液圧で持ち上げれたり、伸張させられたり、また回
転させられたりする事ができる腕部の上に装着される足
場の籠を具備する;この腕部は内燃機関によって動力を
供給されるキャリッジ上に装着される。キャリッジは水
平面上であちこちへ移動され得る。
【0008】更により最近では、研磨剤吹付けに対し
て、昇降機の籠内の作業者を、研磨剤を捕え処理し再使
用する事ができる密閉型ショットブラスト・ヘッドに取
って代わせる努力がなされてきた。しかし、このアプロ
ーチはその装置を購入し操作するコスト、及び実際に利
用可能である器具の操作の難しさのために、殆ど受入れ
られなかった。
【0009】船が大量の水の上で作動する大型船である
ために、それらの建設及び修理は乾ドックに入れる事も
含めて殆どいつも大量の水の直ぐ側で行われる。
【0010】五大湖を含む、河川、海、湾、及び海洋の
大量の水の汚染は、この汚染のこれらの水に依存する野
菜や動物の生命への悪い影響のために、世界中で更に著
しく大きな社会の関心事となってきた。水泳またはボー
ト遊びによるリクリエーション、更に加えてホテル、住
宅、アパート、及び分譲マンションでそれらに隣り合う
生活のためにこれらの水を使用する選ばれた大衆のこの
関心は更に大きくなってきた。
【0011】船郭への研磨剤吹付けは、船郭に対して空
気力で駆動される時のそれの破壊による研磨剤媒体のよ
り小さい粒子の部分と、研磨剤によって取り除かれる船
の塗料及び鋼鉄の小さい粒子の部分とからできているか
なりの量の微粒子材料、通常ダストを必ず作る。今のと
ころ公式にはこのダストは危険であるとは考えられてい
ないが、それにも係わらずそれは人々に有毒であり、明
らかに危険でない量の毒素を含んでいる。
【0012】このダストの一部は隣接する水域の上に必
然的に吹き飛ばされるので、少量のこれらの毒素は水中
へ入る。更に、乾ドック上に降った使用済みの研磨剤の
大部分が直ぐに清掃されないならば、微量の毒物は雨嵐
の間に或いは船の修理で使用される他の水源から浸出
し、乾ドックの排水システムから水中に沈積される。昇
降機、フォークリフト、及びコンプレッサの作動に伴う
燃料、潤滑剤、及びグリースを含む毒性の石油生成物
は、同じように乾ドック排水システムによって隣接する
水域の中へ運ばれ得る。
【0013】米国の浄水法による最近の規制は、排水さ
れる雨嵐の水の中の汚染物質に一層厳しい規制を課し
た。これらの規制は、汚染物質が無くされるか、或いは
排水された乾ドックの雨嵐の水が収集されて処理される
かの何れかを強制しているが、現在その処理は必要とさ
れる水の量のために実現可能ではない。
【0014】最近の規制の解釈は、使用済みの研磨剤を
かなり廃棄コストを高くする認可された埋立て地に廃棄
するか或いは再生することを要求する。最近のOSHA
規制は、使用済みの鉱物性研磨剤のダストの廃棄に関し
て更に厳しい規制を課して鉱物性研磨剤を使用する吹付
けのコストを高くしている。
【0015】通常、船は多数の外側取付けの機械装置を
有する。修理費及び購入費の高いこの装置は、それ自身
非常に研磨性のある研磨剤吹付けからのダストが浸入す
ると、深刻な損傷を受ける。内部換気システムも含め
て、この機械的装置は、研磨剤吹付けの間保護覆いで一
時的に覆われなければならない。この一時的な覆いは、
研磨剤吹付けが行われている時に、内部換気システムの
作動を妨げて乗船しながら生活している船の乗組員及び
船中の作業者を不快にする。
【0016】最近使用されている研磨剤吹付けのほぼ全
ての装置は機械的構成要素を有する。これは空気圧縮
機、昇降機、フォークリフト、ダスト収集機、乾ドック
のクレーンを含む。この装置は吹付けの間に作動しなけ
ればならないので、それは保護され得ない。従ってそれ
は、非常に高い維持費、長い休止外期間、及び短い運転
寿命を経験する。
【0017】乾ドッグの水平表面の被覆は、それらがシ
ョベル作業及び掃き作業を伴うものを含む、使用済み研
磨剤と、運搬具、及び人員の移動との組み合わせによっ
て磨滅されるので、短い寿命を経験する。
【0018】船の機械的構成要素を必要としない船の外
側の建造及び/或いは修理作業を自由に行う事ができる
作業者は、研磨剤吹付けが同時に行われる時は困らせら
れ、効率が下げられ、呼吸器及び目の悪化に晒される。
立ち込めた研磨剤ダストの中を通って船内部のあちこち
に移動する作業者及び乗組み船員も同じように影響を受
ける。
【0019】殆どの船は腐食性の塩水及びそのスプレー
の雰囲気中で働く。従って、最も一般的な船舶用塗料
は、溶解性基質のビニル及びエポキシである。或る船舶
用塗料は亜鉛或いは銅を含む。これらの塗料が塗布され
る時間の間、しばしば過剰スプレーが隣接する水域に吹
き飛ばされる。この同一の過剰スプレーはそれ自身、付
近のボート、ビル、水辺のカフェ、及び車を被覆して金
のかかる損傷をもたらし、また一般大衆を激怒させ得
る。乾ドックのフロア上に降った過剰スプレーの一部で
さえも、それはそれ自身が乾ドックの排水システムによ
って水によって洗い流される乾ドックのフロア上のダス
ト及びごみの粒子に付着するので、隣接する水域に流れ
得る。
【0020】船舶用被覆で一般的な非水基質の塗料の溶
剤は、それらが蒸発している時間の間、つまり塗料のキ
ュアリング工程の間、空気中に揮発性有機化合物(VO
C)を放出する。取締り機関はこれらのVOCが環境を
破壊している事に益々関心を増してきている。船舶用塗
料からのVOCの放出は一般大衆にわからないようには
できるが、それらは強化されつつある規制の取締りの問
題であり、最終的に減少させられなければならない問題
であろう。これらの不可視のVOCの放出に対する唯一
の現時点の方法は、それらが放出される空気を包囲し、
それからVOC焼却炉によってその空気を処理する事で
ある。
【0021】乾ドックの周囲よりも遠く吹き飛ばされる
研磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーの量を最小にす
るために最近利用されている最良の管理手法は、乾ドッ
クの各端部上にカーテンを配置する事、研磨剤吹付けを
下方方向のみに行う事、空気無しの塗料スプレー装置を
使用する事、及び風速が予め決められた限度よりも高く
なる時に作業を停止する事を含む。しかしそれにも関わ
らず、これらの作業はかなりの割合の空気で運ばれる研
磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーが乾ドックの周囲
の外側に吹き飛ばされるのを許す。更に、これらの方法
は船の被覆処理の多くの他の悪影響を減少させることは
何も行わない。
【0022】最近、或る造船所は船を、露天デッキから
下方の乾デッキ構造まで、非常に大きいストリップ状材
料で覆い隠し始めた。この材料は風で切り裂かれないよ
うに幾らか孔付きでなければならない。しかし造船所で
は一般的な重工業の環境に付きものの風、取扱い、動き
回る研磨剤吹付け、及び他の偶然の出来事による損傷の
ために、これらの大きいストリップ状材料の寿命は短
い。覆い隠す材料それ自身の基本的な費用、造船所、そ
れ自身の環境の中でのその短い寿命、それの取付、除
去、取扱い、及び保管の費用のために、このアプローチ
は非常に値段が高い。このアプローチは最近一般に認め
られた最良の処理法よりも乾ドックの周囲の内に空気で
運ばれる研磨剤のダスト及び塗料の過剰スプレーを幾分
多く含むと同時に、幾らかは依然として不可避の孔のあ
る材料を通して及びストリップ状材料が重なり合う接合
部を通して漏出する。更にこのアプローチは船の被覆処
理の多くの他の悪影響を殆ど解決せず、またVOCの放
出を減らすために何もしない。
【0023】砂研磨剤吹付けからダストを減らす1つの
他の技術がある、つまり真空吹付けの技術である。しか
し、この処理は、非常に遅く、装置及び工数の観点か
ら、非常に費用がかかり、また塗料の過剰スプレー及び
VOCの放出を含む塗装の問題を処理していない。
【0024】被覆処理と同じくらいである、或いはそう
なり得る費用の高い船の被覆に伴う多くの問題を解決す
るアプローチに関して、主な費用の考慮すべき事柄は船
が被覆或いは再被覆され得る速度である。これは再被覆
のために船を水から持ち上げるのに必要とされる乾ドッ
クの毎日の償却及び使用の費用(一日当り5,000乃
至20、000米国ドル)と、再被覆の間の稼働してい
ない船それ自身の費用(一日当り10、000乃至10
0、000米国ドル)のためである。これらの費用は、
船への研磨剤吹付け及び被覆、被覆処理に必要な経過時
間に関する現存する問題を解決するために何等かの解決
案が開発される事を要求する。
【0025】先述の米国特許出願明細書は、垂直方向の
塔が、例えば船が載っている乾ドックのデッキ上で、支
持表面上の船の横に組立てられる、船郭の外側表面の作
業を行うためのシステムを開示している。1組の可撓性
の閉鎖カーテンは塔を外側から取り囲むが、船郭の垂直
方向セグメントへ向って開放している。塔は垂直方向に
可動なトロリを装着し、それの片持ちアーム機構は作業
台を装着する。使用の際、作業台で作業をしている作業
者及び/或いはロボットで制御される装置は、(例え
ば、圧縮空気で作動する研磨剤グリット・スプレー・ノ
ズルを介する)研磨剤吹付け、塗装、或いは他の被覆用
複合スプレー・ノズルを使って、カーテンにより提供さ
れる覆い内に閉鎖された船郭表面の垂直方向のセグメン
トの作業をする。閉込められた空間の中に及び外へ延在
する供給ライン或いは回収ラインのシステムは、空気研
磨剤、塗料、及び他の必要物を供給し、全て環境汚染を
最小にすることを意図した処理、再処理或いは廃棄する
ための煙霧或いは他の消耗材料を収集する。同じよう
に、塗料の屑及び鱗状の切片を持つ使用済みの研磨剤の
グリットは、分離、再使用、及び廃棄のために掃き出さ
れる。船郭の各垂直方向セグメント上での作業が完了す
ると、塔は船郭に沿って次の位置へ移動させられる。カ
ーテンの縁部部分に装着された磁石は、夫々の垂直方向
セグメントの全周囲を取り巻いて覆いの正面縁部を船郭
に取外し可能なように取付けるのに使用される。或るセ
グメント上での作業中に、加工ノズルは船郭に照準を定
めて水平方向に動き、そのセグメントの各水平方向のバ
ンド上での作業の個々の作動が完了した後で、トロリは
塔の上で持上げられたり下げられたりして、その結果別
のバンドの作業をすることができる。作業台をトロリに
装着する片持ちアームは、必要に応じて一方のバンドか
ら他方のバンドへ船郭表面に対して加工ノズルの望まし
い近接を維持するために引き伸ばされたり引っ込まされ
たりする。この先述の米国特許で開示されたような基本
的な装置及び方法は、同じ船郭の夫々の垂直方向のセグ
メント上で夫々の作業を行うのに1つ以上の塔が同時に
使用され得るということを予想しているが、この先述の
米国特許は複数の塔を一緒に覆ったものは開示していな
い。
【0026】しかし、この後者の改良は先の米国特許出
願の主題である。その出願で開示された装置及び方法の
基本は、その塔の全て或いは幾つかのために、事による
と相互連結された閉鎖空間を提供し得る覆いカーテン、
また空間を再分して、必要に応じて色々な種類の作業環
境を互いに隔離する幾つかの側部カーテンを伴う、夫々
調節可能なように片持ちされ、昇降できる作業台を持つ
複数の塔を使用して同じ船郭の隣接しているセグメント
上で同時に作業を行うことを開示する。先の出願は、色
々な空気圧縮機、塗料供給タンク、研磨剤材料ホッパを
保持するための支援バージを提供して、その結果これ等
の全ての装置は、個々に船郭の周りをあちこちに移動さ
せられるよりも覆われた閉鎖空間内で、色々なノズル等
に連結されることだけが必要となる支援バージを更に開
示している。可動バージに塔を配置して、その結果その
装置及び方法により浮かんでいる船の喫水線より上の部
分の作業もでき得ることを含む別の労作も開示されてい
る。これに関連して、移動のためにそれらの支援バージ
上に下ろされ、それから使用するために、垂直の状態に
容易に直立させられることができる塔が、塔の支持バー
ジを浮かんでいる船に連結するための、膨らますことの
できる封止体及びダムを使って船及び塔の支持バージの
起こり得る相対的動きにも関わらず、覆いカーテンの正
面縁部を船郭に対して、また覆いの底部縁部を支持デッ
キに対して封止するための、且つ塔の支持デッキから浮
かんでいる船或いは稼働中の乾ドック内の船の周りの水
域へ使用済み研磨剤、塗料の粒子及び取除かれたスケー
ルの流出を少なくするための方法及び手段として開示さ
れている。
【0027】先の特許出願では、自動的な研磨剤の吹付
け、吹付け研磨剤の回収、及びスプレー塗装を容易に
し;換気及び圧縮空気のための、装置、ホース、及び導
管の仮接続に関連する広がり及びコストを減少させ;作
業者用作業台の到達距離を伸す手段を提供し;囲いのモ
ジュールを迅速に及び効率的に動かすための改良された
手段を提供し;被覆をより迅速に完了するための機構な
しに増大した数のモジュールを提供する、といった更な
る改良点が説明されている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】基本的なこの装置及び
方法の、本発明のものと同様の実施では、動作の十分な
自由度を有して、作業される船郭の全ての外側表面への
作業者及び/或いはロボットの十分な接近を可能にする
ことと、更に研磨剤の吹付けのダスト、使用済み研磨
剤、塗料の過剰スプレー、及び揮発性の有機化合物(V
OC)を包み込んで、それによって空気、付近の水域、
船の機械設備、乾ドック・クレーン、研磨剤の吹付け及
び塗装を支援する機械設備、現地の家屋、自動車、近く
のヨット及び他の浮かんでいる乗物を、放出されて汚染
するこれらの物質の量を著しく減らし、加えて、不用な
研磨剤及び塗料の残りを収集し、廃棄し、再生し、且つ
焼却するのに必要とされる努力を著しく減らし、且つ全
く乾ドックの利用時間即ち船の非稼働時間を増やす事な
しに同時に行う船の修理作業の中断を著しく減らすこと
とが目的である。
【0029】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】基本的な
この装置及び方法の好ましい実施が、下記のことで船郭
の被覆中の環境的適合(compliance)でかなりの改善を
可能にした。
【0030】a.内燃機関の使用は、乾ドックのフロア
を流れ或いはそこから洗い流される燃焼オイル、潤滑油
及びグリースのこぼれで水を汚染する可能性があるので
中止される。
【0031】b.研磨剤のダストは収集され、囲いから
出ることなしに処理される。
【0032】c.塗料の過剰スプレーは、囲いから出る
ことなしにフィルタで取除かれる。
【0033】d.VOCは収容されて、囲いから出るこ
となしに焼却される。
【0034】e.雨嵐の水は使用済みの研磨剤及び塗料
で汚染された破片を通って流れることが妨げられる。
【0035】f.鉱物質の研磨剤の代りに再生可能な鋼
鉄のグリットの研磨剤を使用することで、その含有毒素
を伴う使用済み研磨剤の放出をなくす。
【0036】基本的なこの装置及び方法の好ましい実施
は、雨或いは雪が被覆中に船郭領域上に当たるのを妨げ
ることによって、また被覆中により除湿された高温空気
を供給することによって天候の負の影響を防ぐことによ
って被覆の質の向上のための重要な機会も与えた。
【0037】基本的なこの装置及び方法の好ましい実施
は、更に下記のa乃至eによって被覆及び乾ドック期間
の時間の短縮のために重要な機会を与えた。
【0038】a.被覆用支援バージの使用による装置の
動員、組立て、分解、及び動員解除の時間を短くする或
いは無くすこと。
【0039】b.天候の妨害を無くすこと。
【0040】c.囲い内の空気を加熱することにより塗
料のキュアを加速すること。
【0041】d.船郭の被覆中に船の殆どの修復作業が
できること。
【0042】e.汚ごされた即ち使用済みの研磨剤を囲
いの中に封じ込めることによって乾ドックの清掃時間を
少なくすること。
【0043】基本的なこの装置及び方法の好ましい実施
は、更に、直ぐ上で列挙された理由だけでなく、下記の
理由によって、被覆処理のコストを削減を容易にした:
a.天候による再作業が無くされることができる。
【0044】b.支援装置の移動及びクレーン操作は無
くされることができる。
【0045】c.昇降機、クレーン、フォークリフト、
及びコンプレッサの研磨剤による汚れに対する保守は無
くされる。
【0046】d.持ち運び可能なホース及び導管の磨耗
及び磨滅はほぼ無くされることができる。
【0047】e.船の機械装置の一時的覆いは無くされ
ることができる。
【0048】f.鉱物質の研磨剤の購入及び処分は無く
されることができる。
【0049】本発明は、その基本的な装置及び方法の好
ましい実施によって得られる長所に基いており、その好
ましい実施で付加的長所を提供する。
【0050】本発明は、船郭上での外側表面の作業を行
うためのこのような基本的な装置及びそのような方法の
試作品の作成及び運転の経験から、及び装置及び方法の
より大きな寸法の業務的使用のための計画を作ることか
ら出てきた基本的な装置及び方法の或る改善を提供す
る。
【0051】船の船郭の研磨剤吹付け清掃の際に使用す
るための乾燥した粒子の研磨剤は、再生ステーションか
ら適所へ持上げられた研磨剤供給ホッパ組立てから吹付
けポットへ供給される。破片をもつ使用済み研磨剤は収
集されて、収集された材料を再生ステーションへ運搬す
るための、キール・ブロックと平行して延在しているコ
ンベヤ・ベルト上に置かれる。収集された材料はそこで
処理されて、再使用可能な研磨剤のグリットから普通よ
り小さいものと異物材料を取除かれる。再使用可能な研
磨剤のグリットは、クレーンで持上げられて、夫々の吹
付けポットに戻して供給する供給ホッパ組立て内に入れ
られる。好ましくは、研磨剤の吹付け作業は乾ドックの
フロア上に支持される昇降可能な、カーテンで囲われた
プラットフォームから行われ、吹付けポットは乾ドック
の翼壁上に配置され、研磨剤のグリットは強磁性であ
り、磁気の研磨剤取上げ装置の助けを借りて部分的に乾
ドックのフロアから回収され、再生ステーションは乾ド
ックの端部にしっかり固定されたバージ上に配置され
る。
【0052】本発明の原理は、好ましい実施例が示され
ている図面を参照して更に説明されるであろう。図面に
示された特定のものは、請求の範囲で規定される本発明
の態様を制限するというよりも例示することを意図して
いる。
【0053】
【実施例】図1は、本発明の現在の好ましい実施例を実
施するための一般的な設備の略平面図を示す。
【0054】浮かんでいる乾ドックは参照番号10で示さ
れる。それはデッキ即ちフロア12と、向い合う翼壁14と
を有する。
【0055】この図中に幻の輪郭の形で、乾ドック10に
支持され、乾ドックのデッキの長手方向の中心線に沿っ
て並んで配置された1列のキール・ブロック18の列の上
に休止しているキールを持つ船16が示される。
【0056】乾ドックの各翼壁は、その上方端部20に沿
って延在している普通のキャットウオークの近くである
が船外に複数の吹付けポット支持作業台22を具備する。
【0057】この船は、船16の全四分円(この場合、左
舷/前方の四分円)に沿って連続して並んで配置され
た、カーテンで囲われ、昇降可能な作業台を支持する1
組の塔24を有しているところを示される。
【0058】これらの塔と全ての塔のために1つの共有
の囲われた作業空間、或いは夫々が1つ以上の塔を具備
している2つ以上の囲われた作業空間を作るために船の
船郭の外側表面26に対してこれらの塔を囲うカーテン構
造は、先述の米国特許及び/或いは共願の米国特許出願
に更に詳細に開示されている方法で建設され、提供さ
れ、使用され得る。(反復的な簡単な説明が、この図面
のこれに関する及び別のものに関連して下記で為される
であろう。)図1に示された、好ましい実施例の幾つか
の別の形は、デッキ12の長さ方向に沿って及び一方の端
部を越えて延在して、研磨剤再生ステーション34のため
に好ましい場所を提供する研磨剤回収バージ32のデッキ
30上に配置されるそれらの運搬行程の端を有するように
する2つの研磨剤材料回収コンベヤ28を具備する。
【0059】吹付けポットの支持作業台、吹付けポッ
ト、(及び研磨剤供給ホッパと後者の持上げフレーム)
の詳細は、図1及び2を参照して下記で説明される。
【0060】船の船郭の外側表面を清掃するための塔及
び吹付け装置の使用は、図1乃至5を参照して下記で説
明される。
【0061】使用済み研磨剤、及びそれに付属する破片
の、乾ドックのデッキの高さでの回収は、図1及び図4
乃至6を参照して下記で説明される。
【0062】研磨剤供給ホッパを介して翼壁上の吹付け
ポットへ再循環するための乾燥研磨剤グリットの備蓄を
獲得するための使用済みの研磨剤及び付属する破片の処
理は、図1乃至8を参照して下記で説明される。
【0063】吹付けポット36及び研磨剤供給ホッパ38
は、個々に可動な、別々のユニットとして具備され得る
が、それらは夫々、連結されたセットとして組立てられ
ることが好ましい。図示された例では、吹付けポット36
は3つでセットになって組立てられて、各々が標準の持
上げフレーム42によって持上げられ、動かされ、適所ま
で下げられ、適所に置かれるように夫々作られた夫々長
方形の三次元的に溶接された鋼鉄の積み上げフレーム40
内に固定される。持上げフレームは、各積み上げフレー
ム40の4つの上方の角で連結体(詳細に示されていな
い)で取外し可能なように連結し、またクレーン(図示
されていない)からワイヤ・ロープ吊り具44で支持され
るように設計される。スリング44は、持上げフレーム42
の連結体を連結し、またそれを夫々の積み上げフレーム
40上の対応する連結体から外すための作業ケーブル(詳
細に示されていない)を具備する。概して、持上げフレ
ームと積み上げフレームとの、及び吊り具とクレーンと
の作業の関係は、船、ドック、及びトラック・トレーラ
間のISOコンテナを操作するために従来使用されてき
た構成の関係と類似し、またそれに匹敵し得る。
【0064】同じことが供給ホッパ38に当て嵌り、それ
は同じく3つのセットで組立てられ、夫々長方形の三次
元的に溶接された鋼鉄の積み上げフレーム46内で固定さ
れ、持上げフレーム42によって持上げられ、動かされ、
適所へ降ろされ、適所に持ち上げられるように配置され
る、。図1乃至3の吹付けポット支持作業台で示される
ように、積み上げフレーム46は積み上げフレーム40に対
応して、積み上げフレーム46の夫々が積み上げフレーム
40の夫々の上に積み重ねられることができる。
【0065】図示された例では、各翼壁14上で互いから
均等に間隔をあけられた6つの作業台22があり、各積み
上げフレーム36は、乾ドックの長手方向に延在する1つ
の列に配置された3つの吹付けポットの全てを垂直方向
に保持し、各積み上げフレーム46は、乾ドックの長手方
向に延在する1つの列に配置された3つの研磨剤供給ホ
ッパ38の全てを垂直方向に保持する。実際の実施では、
これらの数と空間的な配置方向は変えられ得る。
【0066】各研磨剤供給ホッパ38の目的は、重力送り
によって研磨剤グリットを夫々の下にある吹付けポット
36に供給するための、乾燥した研磨剤粒子の分配容器と
して働くことである。この理由で、各ホッパ38は、ホッ
パ38がこれを通して、研磨剤グリットで満たされること
ができる上部開口部48と、(好ましくは適所に及びそこ
から摺動することができ、適所にある時は特に雨水の侵
入に対する耐候性の封止を提供する)カバー50と、側壁
52の周囲の完全な組と、中央の出口56へ向かって傾斜し
ている底部の壁54とを具備する。ホッパが夫々の吹付け
ポット36への供給関係に於ける適所にある場合を除い
て、各ホッパの出口56は、研磨剤供給ホッパの再充填及
び移動を容易にするためのシャッタ・プレート(図示さ
れていない)によって閉鎖可能である。
【0067】各吹付けポット36の目的は、供給関係に配
置されたそれの開放出口を有する夫々の研磨剤供給ホッ
パ38からそこへの乾燥した研磨剤のグリットの粒子の重
力送りの供給を受容して、研磨剤グリットを船郭26へ適
用するためのノズル60へ、要求に応じて、そのグリット
粒子の供給を出口のホース58を通って、流れる加圧空気
の流れに乗せることである。吹付けポット36は、公知
の、従来の構造であり得る。代りの研磨剤供給システム
は、例えばグリットが、遠心力をかけるために、例え
ば、ホイールアブレータ・コーポレーション(Wheelabr
ator Corporation)[ジョージア州ニューマン市 30
263]より入手可能なもののようなスピニング・グリ
ット駆動装置に供給されるところで使用され得る。
【0068】積み上げフレーム40及び46は、図2に最も
良く示されるように、コーナー・ガイド及び垂直方向に
相互に係合可能な形状のもの62を具備して、垂直方向の
記録(vertical registry )で積み重なるのを容易にす
る。
【0069】この工程を実際に実施する際に、清掃され
る船の船郭の四分割体の周りの作業台22は、吹付けポッ
トの組の完全な必要量を具備し、乾燥した研磨剤のグリ
ットで満たされた研磨剤供給ホッパ38の夫々の組は、再
生バージ32からクレーンによって適所へ折返し輸送され
る。ホッパ38が空になった時、夫々の空の組はクレーン
によって再生バージ32へ折返し輸送される。出口56は、
必要に応じて開放され、また閉鎖される。1つの四分割
体上での清掃作業が完了すると、吹付けポット及び充填
研磨剤ホッパは、清掃される船の次の四分割体の側面に
位置する作業台22の組へ移動させられることができる。
【0070】特に図1乃至3を参照すると、船の船郭の
清掃工程は、船郭の塗装工程と組になって、船郭の周り
を四分割体から分割体へと行われることが好ましい。
【0071】好ましい塔の装置24は、足場作り及び作業
台作りに一般的に使用されるような鋼鉄の枠組で作られ
た、垂直方向に積み重ね可能な下部、中央部、及び上部
のモジュール64,66,68を含む、複数のモジュールの塔を
具備する。各塔は、塔の上に配置される垂直方向のトラ
ック上を移動し、上部モジュール66上に装着されるホイ
スト(図示されていない)によって垂直方向に動かさ
れ、位置決めされる昇降可能なトロリ(図示されていな
い)からの、片持ちレバー・アーム72上に作業台70を装
着している。作業台が如何なる特定の高さにでも停止さ
れるので、研磨剤グリットがそこから放出される圧縮空
気でスプレーされるか、さもなくば駆動されて、衝撃を
与え、それによって船郭表面26の夫々の四分割体の夫々
の垂直方向のインクリメントの夫々の垂直方向のバンド
から、スケール、塗料、及び他の破片を擦り剥がしてい
る間に、作業者(人或いはロボット)はノズル60を左右
に連続的に移動する。
【0072】大抵の船の表面26はほぼ垂直であるが、キ
ール近くで内側に傾斜しているので、ノズル60と作業表
面26との間の均一な作業間隔を維持するために作業台は
トロリを上げたり或いは下げたりすることによって適切
な高さに移動させられると共に、作業者は片持ちレバー
72を延ばしたり引っ込めたりできる。
【0073】図面に示されていないが、実際の実施に於
て、封止体と、付属品と、スプレッダと、他の調節及び
収容器具とを持つ可撓性の及び/或いは剛性のカーテン
のシステムは、各塔或いは(より好ましくは)塔の殆ど
或いは全ての周りに共同で具備される。これらは、それ
らが取り囲むものの全ての側部、後部、及び上部の周り
に延在し、表面26に対して取り囲む正面縁部と下方正面
唇部を加えたものを有して、効果的にカーテンで取り囲
まれた各塔、或いは夫々の塔に共同で、塔、作業台、作
業者、及びノズルを含む作業空間を与える。
【0074】塔のモジュール64−68は、フレーム40及び
46に関連して上記で説明されたような、吊り具及びクレ
ーンを使って持ち上げられ、移動させられて、新しい位
置に置かれることができる。好ましい実施の更に詳細を
知りたい方は、上記の発明と、その従来の技術の部分で
確認された共願の明細書を参照されたい。
【0075】乾燥した研磨剤のグリットは、ノズル或い
は他の駆動器具60から強く放出されるので、それは作業
表面26に当り、その結果それの幾分かは砕け、幾分かは
更に丸くなり、そしてスケール、塗料のチップ、及び他
の破片はそれと共に取除かれ、そのために、通常高い割
合の完全に再使用可能な乾燥した粒子の研磨剤のグリッ
トを含む使用済みの研磨剤材料となる。混合された材料
は表面26から弾き返される、即ち跳ね返されて、重力の
影響で落ち始める。
【0076】好ましくは、捕捉皿74が各作業台70の下に
固定される。それは弾き返され、跳ね返され、落下する
使用済みの研磨剤の混合材料76の殆どを捕えるように形
作られ、配置される。皿74は好ましくは漏斗型であるの
で、捕捉された材料76は、シュート80の入口端部に送り
込む排出口78へ向って重力によって落下する。シュート
80は、破片を色々な高さから収集点へ方向付けるために
しばしば使用される形の従来の多数の部分が関節接合さ
れた建設シュートのように配置され得る。この目的のた
めに、部分82は、夫々のリムで対応する場所から順次一
緒に84で蝶番連結され、その結果正しい方向にアライン
させられる時にはほぼ連続する導管が形成されるが、ア
ラインメントから外れて曲げられるところはどこでも出
口を形成する。従って、図5に見られるように、シュー
ト80は捕捉皿74の出口78と効果的に連結している入口86
と乾ドックのデッキ12の近くの出口88とを有する。この
シュートは、シュートの入口端部で捕捉皿74から吊され
る。シュート80の反対側の端部90は、矢印94によって指
示されるように図5の右上へ向って視界の外へ延在する
ケーブル92によって吊されて、従来の昇降構造に取付け
られる。一組の張りワイヤ96が、作業台の角に対してシ
ュートの第1の部分の下方端部をしっかりと安定させて
いることが示される。作業台70が夫々の塔24で上げられ
たり下げられたりする時、効果的に使用されているシュ
ートの部分は、バンド98(及び、従ってシュートの出
口)がシュート部分の繋りに沿って伝わっていくので自
動的に調節する。(図4は図5の右から左へ向って見た
ものに対応する図であるので、図4に示されるシュート
部分は、使用されていない逆にされたものである。)図
4及び5を参照すると、シュート80は、シュートを通っ
て(例えば、デッキ上にホイールで)支持される移動可
能なスクリュ・コンベヤの入口へ下降する使用済みの研
磨剤の混合材料を方向付けるように配置されるそれらの
出口88を有するように示される。スクリュ・コンベヤ10
0 の出口、その1つは図6で参照番号104 で示される、
は研磨剤材料回収コンベヤの夫々のカバー102 を通る入
口の中へ収集された使用済みの研磨剤材料を投捨する。
夫々のコンベヤ28は上方の水平方向の走路106 と下方に
帰還走路とを有するエンドレス・ベルト型コンベヤを具
備するように示される。各コンベヤ28は、更にフレーム
108 、ベルト・ガイド110 、デッキ12に対して高い場所
でベルトを支持するための支持体112 、駆動装置、アイ
ドラ、及びコンベヤ・ベルトが駆動され支持されるよう
にその周りで引っ張られるテンション・ロール(図示さ
れていないが通常のもの)を具備する。
【0077】作業時に、各コンベヤ28は図6の左に示さ
れる矢印によって指示される方向へ走行する。従って、
入口104 を通って導入された使用済みの研磨剤の混合材
料は運搬走路106 上に乗り、研磨剤回収バージ32のデッ
キ上に配置される研磨剤再生ステーション34へ向う(図
1、7、及び8参照)。
【0078】作業表面26から跳ね返される使用済みの研
磨剤混合材料は全部ではないが捕捉皿74によって捕捉さ
れ、シュート80を通って下降し、スクリュ・コンベヤ10
0 によって収集され、入口104 を通って導入される。幾
らかは捕捉皿を捕まえ損ねるか、或いは別の理由のため
に、デッキ12上に零れる。
【0079】本発明の好ましい実施例を実施する際に、
その零れた使用済み研磨剤混合材料は他の手段によって
収集され、これも入口104 を通って導入され、途中でコ
ンベヤ・ベルトの走路106 を経由して、研磨剤回収ステ
ーションへ送られる。その“他の手段”は、柄の長い幅
広の箒及び塵取り(或いはその業務用の相当物)の如き
単純なものか、或いは一般的に工場のフロアを清掃する
のに使用されるような、より精巧な掃き、真空で吸込
み、排出する装置であり得る。使用のため、特に例えば
(好ましくは)使用済みの研磨剤グリットが強磁性材
料、例えば硬質の鋼鉄グリットである場合、零れた材料
のピック・アップ手段は磁気研磨剤ピック・アップ装置
112 を具備することが好ましい。普通の人はそのような
装置を見たり聞いたりしたことは無いであろうが、実際
には、それらは市場で入手可能である。例示的な磁気研
磨剤ピック・アップ装置112 は、その周りでエンドレス
・ベルト118 が引っ張られるローラ116 を装着するフレ
ーム114 を具備する。フレーム114 はホイール120 でデ
ッキ112 上に支持される。コンベヤ・ベルト118 の上方
の運搬走路は上方へ傾斜し、収集ホッパ122 はフレーム
114 上に装着され、その結果その上方の入口端部がベル
ト118 によって収集された粒子材料を受容するように配
置されて、その材料がベルトの運搬走路の上方端部でベ
ルト118 から分けられる。ベルト118 は磁性材料(或い
は電磁化された強磁性材料)から作られる。(ローラ11
6 の1つに動力を与えることにより、或いはホイール12
0 から適切な伝達手段によって伝達される回転動作によ
り)動かされているコンベヤ・ベルト118 のあるこの装
置112 がデッキを走り迴されると、零れた使用済みの研
磨剤混合材料の粒子の強磁性の構成要素がその低い方の
端部でベルト118 に付着する。これらは、上方へ運ば
れ、例えば、スクレーパによって及び/或いはベルトに
対する電磁化回路の周期的な遮断によって取り除かれ、
その結果収集された材料はホッパ112 の中へ投捨られ
る。
【0080】ホッパが収集された材料で荷重されるにつ
れて、装置112 は、周期的にホッパのシャッタで閉鎖さ
れた下方の出口端部112 が移動可能な研磨剤用エレベー
タ124 のための入口122 の上方入口端部上に配置され
る、図6に示される場所の上に動かされる。この移動コ
ンベヤ124 は、ホッパの出口端部112 上のシャッタが開
放される時に、その入口122 の中に投捨られる材料を収
集するために配置されて、(例えば、バケツ126 を有す
るエンドレス・コンベヤ・ベルトを使って)この材料を
持ち上げる。このバケツは出口128 へ荷降ろし、続いて
出口128 は入口104 を経由して、コンベヤ28の運搬走路
106 上へ荷降ろしする。
【0081】研磨剤回収バージ32上で(図1、7、及び
8参照)、使用済みの研磨剤混合材料76はコンベヤ28の
運搬走路の下流端部から溜め容器130 内へ送り出され
る。
【0082】スクリュ・コンベヤ及びバケツ・コンベヤ
132 は、蓄積された材料76を分級器134 へ向って前進さ
せる。遠心分離器を具備し得るこの装置は、材料76の流
れを廃棄物バスケット136 へ送られる普通よりも大きい
(廃棄物)と、ダスト収集器138 へ送られる標準よりも
小さい(ダスト)と主ホッパ140 へ送られる再使用可能
なグリットとに分ける。調整(新しい)研磨剤グリット
も、使用時に破壊され、従って普通よりも小さいものと
して分類されたグリットと入替えるために時々ホッパ14
0 へ加えられることもできる。
【0083】研磨剤再回収バージ32のデッキ30は、台車
142 上の研磨剤供給ホッパ38の組がその上で走るように
配置された線路を具備する。
【0084】研磨剤供給ホッパ38の空の組は、この詳細
な説明の始めで説明されたように、夫々の吹付けポット
支持作業台22上の吹付けポット36の夫々の組の場所から
移動させられ、主ホッパ140 の上流の空の台車142 上に
配置される。この空の組は主ホッパ140 の下まで台車上
で前進して走らされ、続いて主ホッパーのシャッタは一
時的に開放されて、研磨剤供給ホッパ38の夫々を充填す
る。主ホッパ38の下流で、充填された供給ホッパ38の組
は夫々の台車からクレーンで持上げられて、作業台22上
の吹付けポット36の組上の位置に戻される。空の台車
は、研磨剤供給ホッパの空の組を受容するために、レー
ル144 上のその下流の位置から上流の位置へ再循環され
ることができる。(或いは、たった1つの台車がレール
144 上で使われるのならば、空の台車は下流の位置から
上流の位置へレールに沿ってただ押され得る。)本発明
の装置及び方法の好ましい実施は、下記のように船の船
郭の清掃の間に環境的適合に関して更に意義ある向上を
可能にする: a.乾ドックの翼壁上の多数の作業台上への乾ドックの
クレーンによる吹付けポットと研磨剤供給ホッパの位置
決めを容易にすることによって、研磨剤の吹付けで取扱
うきれいな研磨剤の材料が、より効果的に働かされる。
【0085】b.再生可能な鋼鉄或いは鉱物性の研磨剤
を使用する手段と、乾ドックのフロア及び乾ドックの長
さ方向に沿う従来のコンベヤの研磨剤廃棄場所から使用
済み研磨剤を拾い上げる磁気の手段とを提供することに
よって、研磨剤を清掃する労力の殆どは削除される。
【0086】c.乾ドックの廃棄場所から研磨剤の再生
場所へ使用済みの研磨剤を直接に搬送することによっ
て、かなりの使用済み研磨剤の材料の取扱いが削除され
る。
【0087】d.研磨剤分級器と貯蔵ホッパの下の研磨
剤供給ホッパの充填位置から乾ドック・クレーンの下の
持上げ位置への研磨剤供給ホッパの自動的移送によっ
て、かなりのきれいな研磨剤材料の取扱いが削除され
る。
【0088】e.研磨剤供給、研磨剤吹付け、使用済み
研磨剤のクリーン・アップ、使用済み研磨剤の再生への
輸送、使用済み研磨剤の再生、及び再利用された研磨剤
の研磨剤供給点への帰還輸送の段階に亘って研磨剤材料
の処理のために完全に乾燥したループを提供することに
よって、再生可能な鋼鉄或いは鉱物性研磨剤の使用が船
の研磨剤の吹付けに対して可能になる。これは研磨剤の
入手及び処分のコストを著しく減らし、生成される膨大
な量の使用済み研磨剤の廃棄物の量を減らす。
【0089】上記で説明されたような船の船郭上での外
側表面での作業を行うための装置及び作業は、本明細書
中の、上記の“課題を解決するための手段”という見出
しのところで説明された特質の夫々を含むことは明白で
あろう。原理が本明細書中で概説及び説明されたよう
に、それらから逸脱することなしに或る程度変更するこ
とができるので、本発明は、請求の範囲の精神及び意図
を具する変形実施例の全てを包含することが理解される
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】浮かんでいる乾ドックを使って本発明の好まし
い実施例を実施するための設備の略平面図。
【図2】乾ドックの翼壁上の研磨剤吹付けグリット供給
ステーションに配置された1組の吹付けポット上の支持
体へ移動させられた或いはそこから移動させられる直前
の1組の研磨剤吹付けホッパを示す部分斜視図。
【図3】乾ドックの長手方向に沿って見て、船の船郭の
外側表面に研磨剤を加えている作業台上の作業者を示す
部分略側面図。
【図4】他の特徴を強調する類似の部分立面略図。
【図5】図4に示された形の幾つかの部分正面図。
【図6】乾ドックのフロアにある使用済みの研磨剤収集
ステーションをしめす部分斜視図。
【図7】乾ドックの端部に移動された支援バージに載っ
た研磨剤グリットの再生ステーションへの収集された使
用済み研磨剤材料の移動を示す、図1の線7−7上の部
分断面図。
【図8】好ましい研磨剤グリットの再生ステーションの
更なる詳細を見ることができる、図7に示された形を示
す部分平面図。
【符号の説明】
10…乾ドック、12,30 …デッキ、14…翼壁、16…船、18
…ブロック、20…端部、22,70 …作業台、24…塔、26…
外側表面、28,100,124,132…コンベヤ、32…バージ、34
…ステーション、36…吹付けポット、38,140…ホッパ、
40,42,46,108,114 …フレーム、44…吊り具、48…開口
部、50,102…カバー、52…側壁、54…底壁、56…中央出
口、58…ホース、60…ノズル、64,66,68…ベース、72…
アーム、74…捕捉皿、76…使用済み研磨剤混合材料、7
8,128…出口、80…シュート、82…セクション、86,122
…入口、90…反対端部、92…ケーブル布線、94…矢印、
96…張りワイヤ、98…バンド、106 …走路、110 …ベル
ト・ガイド、112 …磁気研磨剤ピック・アップ装置、11
6 …ローラ、118 …コンベヤ・ベルト、120 …ホイー
ル、126 …バケット、134 …分級器、136 …バスケッ
ト、138 …収集器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・エー・ワグナー アメリカ合衆国、バージニア州 23454、 バージニア・ビーチ、リバー・フォーレス ト・ドライブ 392 (72)発明者 フランク・イー・マッコネル アメリカ合衆国、バージニア州 23507、 ノーフォーク、ダブリュ・プリンセス・ア ヌ・ロード 424 (72)発明者 ジョセフ・エイチ・ホフマン アメリカ合衆国、テキサス州 75074、プ ラノ、ロス・リオス・ブールバード 2200

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも1つの高くされた場所
    22に配置される少なくとも1つの供給ホッパ38から夫々
    のホース58を通して、夫々の塔で支持される昇降可能な
    作業台70上の夫々の作業者によって制御される夫々の作
    業ヘッド60へ乾燥した研磨剤グリットを供給することで
    あり、各々の作業者は、前記研磨剤のグリットが作業ヘ
    ッドから駆動され、それによって前記外側表面26にぶつ
    かって、そこから取除かれた破片と一緒に跳ね返り、使
    用済みの研磨剤混合材料として落下するように船の船郭
    16の外側表面26へ向って夫々の作業ヘッド60を方向付け
    る、研磨剤グリットを供給することと; (b)使用済みの研磨剤混合材料を収集し、収集された
    研磨剤混合材料を普通よりも小さい大きさのダストと普
    通よりも大きい大きさの屑と再使用可能な乾燥した研磨
    剤グリットとに分級することと; (c)各前記供給ホッパを前記再使用可能な乾燥した研
    磨剤グリットで再充填することと:を具備する乾ドック
    10のデッキ12上で支持される船の船郭16のほぼ垂直方向
    の外側表面26を研磨剤吹付け清掃するための方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)が、前記船の船郭表面に
    対して、前記塔で支持された昇降可能な作業台70の夫々
    の周りに24のための防水加工のカーテンで囲われた空間
    を形成し、その結果落下し、収集される使用済み研磨剤
    混合材料を乾燥したままにすることを更に含むことと;
    前記少なくとも1つの供給ホッパ38が、夫々の積重ねフ
    レーム40上で並んで配置される少なくとも3つの供給ホ
    ッパの組の少なくとも1つを構成し、少なくとも3つの
    前記塔で支持された昇降可能な作業台70が、前記船の船
    郭16の前記外側表面26に沿って並んで配置され、その全
    てが24のために前記カーテンで囲われた空間の中に配置
    されることと;前記収集された使用済み研磨剤混合材料
    の処理が研磨剤再生ステーション34で行われることと;
    ステップ(a)の実施の結果として、前記供給ホッパ38
    の組が効果的に空になる時、前記積重ねフレーム40上の
    前記供給ホッパ38の組を、前記再使用可能な乾燥研磨剤
    グリットでの前記再充填のために前記研磨剤再生ステー
    ション34へ循環させ、且つ前記フレーム40上のこうして
    再充填された組を夫々の前記高くされた場所22へ循環し
    て戻すことと:各前記塔で支持された昇降可能な作業台
    70の下にあり、そこから前方へ船の船郭16の前記外側表
    面26の付近まで延在している捕捉皿74を配置すること
    と;各前記捕捉皿74によって収集された使用済みの研磨
    剤混合材料を前記研磨剤再生ステーション34へ送り込む
    こと:とを更に含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(a)が、前記船の船郭表面に
    対して、前記塔で支持された昇降可能な作業台70の夫々
    の周りに24のための防水加工のカーテンで囲われた空間
    を形成し、その結果落下し、収集される使用済み研磨剤
    混合材料を乾燥したままにすることを更に含む請求項1
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記乾燥研磨剤グリットが強磁性材料か
    らできており、前記収集ステップが、磁気収集器112 を
    使って、乾オドックのデッキから使用済みの研磨剤混合
    材料を掃き集めることと;前記研磨剤回収ステーション
    34が、前記乾ドック10の端部に隣接して固定されるバー
    ジ32上に位置付けられ、 ステップ(b)が、連続するコンベヤ100,28,124,132上
    で収集された使用済みの研磨剤混合材料を、前記乾ドッ
    ク10に沿って前記研磨剤回収ステーション34に配置され
    た分級器134 へ搬送すること:を含む請求項2記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 ステップ(a)を実施する際に、乾燥し
    た研磨剤グリットが各前記供給ホッパ38では重力によっ
    て夫々の下にある吹付けポット36へ、そして夫々の吹付
    けポット36では圧縮空気によって夫々の前記ホース58を
    通って供給され;各前記作業ヘッド60が、そこを通って
    出てくる乾燥した研磨剤グリットがその辺りで解放され
    る圧縮空気の流れに載ってスプレーすることによって駆
    動されるノズルである:請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 (a)少なくとも1つの高くされた場所
    22に配置された少なくとも1つの供給ホッパ38から夫々
    のホース58を通して、夫々の塔で支持された昇降可能な
    作業台70上の夫々の作業者によって制御される夫々の作
    業ヘッド60へ乾燥した研磨剤グリッドを供給するための
    手段であり、各作業者は研磨剤グリットが作業ヘッドか
    ら駆動され、それによって前記外側表面26にぶつかり、
    そこから取除かれた破片と一緒に跳ね返り、使用済みの
    研磨剤混合材料として落下するように、船の船郭16の外
    側表面26へ向って夫々の作業ヘッド60を方向付ける、研
    磨剤グリット供給手段と; (b)使用済みの研磨剤混合材料を収集し、収集された
    研磨剤混合材料を普通よりも小さい大きさのダストと、
    普通よりも大きい大きさの屑と再使用可能な乾燥した研
    磨剤グリットとに分級するようにするための手段112,10
    0,28,124,132,34と; (c)各前記供給ホッパ38を前記再使用可能な乾燥した
    研磨剤グリットで再充填するための手段134 :とを具備
    する乾ドック10のデッキ12上で支持される船の船郭16の
    ほぼ垂直方向の外側表面26を研磨剤吹付けで清掃するた
    めの装置。
  7. 【請求項7】 前記船の船郭表面26に対して、前記塔で
    支持された昇降可能な作業台70の夫々の周りに防水加工
    のカーテンで囲われた空間を形成し、その結果落下し、
    収集される使用済み研磨剤混合材料を乾燥したままにす
    る24のための手段と;前記分級を行うための研磨剤再生
    ステーション34と;前記乾燥した研磨剤グリットの供給
    の結果前記供給ホッパ38の組が空になる時、前記積重ね
    フレーム40上の前記供給ホッパ38の組を、前記再使用可
    能な乾燥研磨剤グリットでの前記再充填のために前記研
    磨剤再生ステーション34へ循環させ、前記フレーム40上
    のこうして再充填された組38を夫々の前記高くされた場
    所22へ循環して戻すための手段42,44 と;各前記塔で支
    持された昇降可能な作業台70の下に配置され、そこから
    前方へ向って船の船郭16の前記外側表面26の付近まで延
    在している捕捉皿74と;各前記捕捉皿74によって収集さ
    れた使用済みの研磨剤混合材料を、前記研磨剤再生ステ
    ーション34へ送り込むための手段78, 80乃至98,28,100,
    124,132 と;前記研磨剤回収ステーション34が、前記乾
    ドック10の端部に隣接して固定されるバージ32上に位置
    付けられ、 連続するコンベヤ100,28,124,132上で収集された使用済
    みの研磨剤混合材料を、前記乾ドックに沿って前記研磨
    剤回収ステーション34に配置された分級器134へ搬送す
    るための手段と;を具備しており、 前記少なくとも1つの供給ホッパ38が、夫々の積重ねフ
    レーム40上で並んで配置される少なくとも3つの供給ホ
    ッパ38の組の少なくとも1つを構成し、少なくとも3つ
    の前記塔で支持された昇降可能な作業台70が、前記船の
    船郭16の前記外側表面26に沿って並んで配置され、その
    全てが24のために前記カーテンで囲われた空間の中に配
    置されており、 乾燥した研磨剤グリットが強磁性材料からできており、
    使用済みの混合材料を収集するための前記手段が磁気収
    集器112 を使って乾ドックのデッキから使用済みの混合
    材料を掃き集めるための手段を具備する場合に使用され
    るように手配される装置である請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記船の船郭表面26に対して、前記塔で
    支持された昇降可能な作業台70の夫々の周りに防水加工
    のカーテンで囲われた空間を形成し、その結果落下し、
    収集される使用済み研磨剤混合材料を乾燥したままにす
    る24のための手段と;前記分級を行うための研磨剤再生
    ステーション34と;前記乾燥した研磨剤グリットの供給
    の結果前記供給ホッパ38の組が空になる時、前記積重ね
    フレーム40上の前記供給ホッパ38の組を、前記再使用可
    能な乾燥研磨剤グリットでの前記再充填のために前記研
    磨剤再生ステーション34へ循環させ、前記フレーム40上
    のこうして再充填された組38を夫々の前記高くされた場
    所22へ循環して戻すための手段42,44 と:を具備し、 前記少なくとも1つの供給ホッパ38が、夫々の積重ねフ
    レーム40上で並んで配置される少なくとも3つの供給ホ
    ッパ38の組の少なくとも1つを構成し、少なくとも3つ
    の前記塔で支持された昇降可能な作業台70が、前記船の
    船郭16の前記外側表面26に沿って並んで配置され、その
    全てが24のために前記カーテンで囲われた空間の中に配
    置されている、請求項6記載の装置。
  9. 【請求項9】 各前記塔で支持された昇降可能な作業台
    70の下に配置され、そこから前方へ向って船の船郭16の
    前記外側表面26の付近まで延在している捕捉皿74と;各
    前記捕捉皿74によって収集された使用済みの研磨剤混合
    材料を、前記研磨剤再生ステーション34へ送り込むため
    の手段78, 80乃至98,28,100,124,132 :とを具備する請
    求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記供給手段が各前記供給ホッパ38の
    ための下にある吹付けポット36を更に具備し、それによ
    って乾燥した研磨剤グリットが各前記供給ホッパ38では
    重力によって夫々の下にある吹付けポット36へ、そして
    夫々の吹付けポット36では圧縮空気によって夫々の前記
    ホース58を通って供給され;各前記作業ヘッド60が、そ
    こを通って出てくる乾燥した研磨剤グリットがその辺り
    で解放される圧縮空気の流れに載ってスプレーすること
    によって駆動されるノズルである:請求項9記載の装
    置。
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