JPH071947U - 医療ガス配管設備のブロー用工具 - Google Patents
医療ガス配管設備のブロー用工具Info
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- JPH071947U JPH071947U JP3270193U JP3270193U JPH071947U JP H071947 U JPH071947 U JP H071947U JP 3270193 U JP3270193 U JP 3270193U JP 3270193 U JP3270193 U JP 3270193U JP H071947 U JPH071947 U JP H071947U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 医療ガス配管設備における複数種類の各医療
ガス毎のDISS方式ベースブロックに共通に用いるこ
とができ、それらのベースブロックに内蔵された逆止弁
を開き、手動でガスの開閉を行うことができるようにす
ること。 【構成】 手動開閉弁の端部に案内筒を固定し、この案
内筒は、袋ナットを用いてベースブロックに接続した状
態でシール材を介在してベースブロックの端面に気密に
取付けられ、この案内筒内でばねによって変位可能な押
圧筒は、各ベースブロックの接続孔のうち、最小の内径
未満の値を有する外径を有し、押圧筒のばねのばね荷重
は、逆止弁の弁体に作用するばね荷重を超える値に選ば
れ、したがって本件ブロー用工具を袋ナットを用いて装
着した状態で、押圧筒が逆止弁の弁体を変位して開弁状
態とする。
ガス毎のDISS方式ベースブロックに共通に用いるこ
とができ、それらのベースブロックに内蔵された逆止弁
を開き、手動でガスの開閉を行うことができるようにす
ること。 【構成】 手動開閉弁の端部に案内筒を固定し、この案
内筒は、袋ナットを用いてベースブロックに接続した状
態でシール材を介在してベースブロックの端面に気密に
取付けられ、この案内筒内でばねによって変位可能な押
圧筒は、各ベースブロックの接続孔のうち、最小の内径
未満の値を有する外径を有し、押圧筒のばねのばね荷重
は、逆止弁の弁体に作用するばね荷重を超える値に選ば
れ、したがって本件ブロー用工具を袋ナットを用いて装
着した状態で、押圧筒が逆止弁の弁体を変位して開弁状
態とする。
Description
【0001】
本考案は、医療ガス配管設備の接合作業時において管内へ不活性ガスの供給、 接合完了後において、管内の洗浄を行うためのガスの供給、あるいは、配管設備 全体の施工完了後において所定の医療ガスに置換するのに用いられる医療ガス配 管設備のブロー用工具に関する。
【0002】
病院では、酸素、笑気、(圧縮)空気および吸引などの医療ガスを配管によっ て手術室および病室などに供給する医療ガス配管設備が備えられている。病院で は、常に多くの患者が医療ガスの投与などを受けており、したがってその供給を 誤ると、重大な事故になる可能性があり、医療ガスの種類を誤ることなく供給す ることが重要な課題である。
【0003】 医療ガスの接続誤りを防ぐために、DISS(Diameter Index Safety System )方式において、手術室または病室などの部屋の天井にベースブロックが固定さ れ、このベースブロックに、可撓性ホースの両端部にそれぞれ取付けられている ホース接続具のうちの一方が接続され、そのホースの他端部には、他方のホース 接続具が接続され、この他方ホース接続具にソケットアセンブリが接続され、そ のソケットアセンブリには、アダプタプラグが接続され、医療ガスが供給される 。ベースブロックには、医療ガスが無駄に放出されることあるいは放出によって 室内の危険雰囲気の醸成を防ぐために、逆止弁が内蔵されており、そのベースブ ロックにホース接続具を接続することによって逆止弁の弁体が変位されて開弁状 態となるように構成される。配管施工時に、ベースブロックを天井板に固定した 状態で、しかもそのベースブロックにはホース接続具を接続しない状態で、(a )ベースブロックに医療ガスを供給する管を硬ろう付けまたは溶接接合する際に 、管の内部に酸化物によるスケールができないように、不活性ガス、たとえば窒 素ガス、炭酸ガスなどを流しながら、作業を行う必要があり、(b)またその管 の接合終了後には、管内にガスを供給して洗浄する必要があり、(c)さらに、 配管設備全体の施工完了後には、所定の医療ガスに置換する必要がある。
【0004】
先行技術では、ベースブロック内に逆止弁が設けられているので、配管の接合 時a、前述の洗浄時bおよび同様に前述のガス置換c等において、ガスを円滑に 流すことが困難であり、特にそのベースブロックとホース接続具とは、DISS 方式に従って各医療ガス毎に構造が異なり、これによって逆止弁を必要な作業時 にのみ開いたままに保持することが困難である。
【0005】 本考案の目的は、各種の医療ガスが供給されるベースブロックなどの接続具に 内蔵された逆止弁を開くことができるようにするために、その複数の種類の医療 ガスに共通に用いることができるようにした医療ガス配管設備のブロー用工具を 提供することである。
【0006】
本考案は、手動開閉弁と、 手動開閉弁の端部に固定される案内筒と、 案内筒と軸線方向に相対的に変位可能な押圧筒と、 押圧筒に軸線方向外方のばね力を作用するばねと、 案内筒に設けられる袋ナットとを含み、 案内筒の手動開閉弁とは反対側の端部には、複数種類の各医療ガス毎に設けら れる接続具に袋ナットが螺着された状態で、その接続具の端面に当接して気密性 を達成するシール材が設けられ、 押圧筒の外径は、前記各接続具の接続孔のうち、最小の内径未満の値に選ばれ 、 前記ばねのばね荷重は、接続具に備えられる逆止弁の弁体に作用するばね荷重 を超える値に選ばれることを特徴とする医療ガス配管設備のブロー用工具である 。
【0007】
本考案に従えば、ベースブロックなどの接続具に、本件ブロー用工具の袋ナッ トを着脱可能に螺着し、この状態で、案内筒の端部に設けられているシール材が 接続後の端面に当接して気密性が達成され、この状態で、各接続具の接続孔のう ち、最小の内径D22(図8参照)未満の値である外径D0を有する押圧筒は、 その袋ナットが接続された接続具の接続孔内に入り込み、この押圧筒によって接 続具に内蔵されている逆止弁の弁体が変位されて逆止弁が開弁状態になる。手動 開閉弁を開くことによって、接続具内のガスを排出することができ、したがって 硬ろう付けまたは溶接接合の施工時に不活性ガスを流し、また接合後に不活性ガ スを流して洗浄し、あるいはまた配管設備全体の施工完了後所定の医療ガスに置 換することが可能である。
【0008】 押圧筒に軸線方向外方のばね力を作用するばね54のばね荷重は、接続具の逆 止弁の弁体を閉じる方向にばね力を与えているばね14のばね荷重を超える値に 選ばれ、したがって、上述のように袋ナットで接続具に本件ブロー用工具が装着 された状態で押圧筒は逆止弁の弁体を変位してその逆止弁を開弁状態にすること ができる。
【0009】 ブロー用工具を接続具から取外すと、逆止弁の作用によって接続具が閉塞され 、医療ガスの無駄なまた危険な排出がない。
【0010】
図1は本考案の一実施例の医療ガス配管設備のブロー用工具1の断面図であり 、図2はその外観図である。このブロー用工具1は、図3に示される医療ガス配 管設備2の作業時に用いられる。医療ガス配管設備2は、病院の手術室または病 室などの天井板3に固定される接続具であるベースブロック4と、可撓性ホース 5と、この可撓性ホース5の一端部に固定され、ベースブロック4に着脱可能な ホース接続具6と、ホース5の他端部に固定されるもう1つのホース接続具7と 、このホース接続具7に取付けられるソケットアセンブリ8と、そのソケットア センブリに着脱可能なアダプタプラグ9とを有する。ベースブロック4とホース 接続具6とは、DISS方式で医療ガス毎に異なる構成となっている。したがっ て1つのホース接続具6は、それに対応する1つの種類の医療ガスのベースブロ ック4には接続することができても、他の種類の医療ガスのベースブロックには 接続することができないように構成される。医療ガスは、酸素、笑気、(圧縮) 空気および吸引であり、管10に接続されて供給される。吸引というのは、体液 などを真空引きすることを意味する。
【0011】 図4は、医療ガスの1つである酸素のためのベースブロック4の断面図である 。天井板3(図3参照)に固定されるベースブロック本体11には、カバー13 が気密に螺着され、この本体11内には、逆止弁25が設けられ、この逆止弁2 5では、ばね14によってばね力が与えられた弁体15がゴムまたは合成樹脂な どの軟質材料から成る弁座16に着座して閉じる方向にばね力が作用される。こ の弁体15には弁孔17が形成される。弁体15には、カバー13の筒部18の 通路19内に挿通される直円筒状の弁棒20が一体的に形成されており、この弁 棒20には、ガス流過孔21が形成される。カバー13の筒部18には、おねじ 22が刻設される。ベースブロック本体11には、銅製などの管10が固定され ており、この管10には、銅管23が参照符24で示す部分で硬ろう付けまたは 溶接接合される。このような接合時に、管10,23内に図4の上部から下流に 不活性ガス、たとえばN2またはCO2などを流したままとし、これによって管1 0,23の内部に酸化物によるスケールが生じることを防ぐ必要がある。また管 10,23の接合終了後、管10,23内を洗浄するためにガスを流す必要があ る。さらに、配管設備全体の施工が完了したとき、洗浄に用いたガスを所定の医 療ガスと置換する必要がある。このようなとき、逆止弁25を開いておくことが 必要であり、そのために本件ブロー用工具1が用いられる。
【0012】 図5は、酸素のベースブロック4に酸素のホース5のホース接続具6が装着さ れて逆止弁25が開弁状態となっている状態を示す断面図である。ホース接続具 6の袋ナット26をカバー13の筒部18のおねじ22に螺着することによって 、接続部材27は、弁棒20をばね14のばね力に抗して上方に変位させ、これ によって弁体15は弁座16から図5の上方に離間し、弁棒20に形成されてい るガス流過孔21は、筒部18の案内面19よりも上方に位置し、これによって 管10からの酸素ガスを、ホース5に供給することができる。袋ナット26をカ バー13の筒部18に螺着した状態で、接続部材27は、筒部18の円錐状の内 周面28に当接して気密性が達成される。
【0013】 図6は、酸素のベースブロック4の一部とホース接続具6との分解断面図であ る。DISS方式によって、各寸法の内径/外径D11〜D14および長さL1 1〜L15が表1および表2のように定められる。円錐面28の角度θ1は、6 0度である。袋ナット26には、おねじ22に螺合するめねじ29が形成され、 接続部材27の段差部30は、袋ナット26の段差部31に当接して係合する。 後述の袋ナット26a,26b,26cもまた袋ナット26と同一形状である。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】 図7は医療ガスである笑気のためのベースブロック4aとそれに着脱可能に接 続されるホース接続具6aとが接続された状態を示す断面図であり、図8はその 一部の分解した状態を示す断面図である。この笑気のベースブロック4aとホー ス接続具6aとの基本的構成は、前述の酸素のベースブロック4およびホース接 続具6に類似し、対応する部分には同一の参照符に添え字aを付して示す。カバ ー13aの筒部18aには、円錐面28aに連なる接続孔32aとその接続孔3 2aよりももっと大きい接続孔33aが形成される。接続部材27aは、接続孔 32aに挿入される接続部34aと、接続孔33aに挿入される接続部35aと を有し、さらにフランジ36aが連なる。θ2=70度である。内径/外径D2 1〜D25および長さL21〜27は、表3および表4のとおりである。
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】 図9は、医療ガスである(圧縮)空気のベースブロック4bとそれに着脱可能 に接続されるホース接続具6bとが接続された状態を示す断面図であり、図10 はその一部の分解した状態を示す断面図である。この(圧縮)空気のベースブロ ック4bとホース接続具6bとの構成は、前述の笑気のためのベースブロック4 aおよびホース接続具6bの構成に類似し、対応する部分には同一の数字に添え 字bを付して示す。カバー13bの筒部18bには、円錐面28aに連なる接続 孔32bとその接続孔32bよりももっと大きい接続孔33bが形成される。接 続部材27bは、接続孔32bに挿入される接続部材34bと、接続孔33bに 挿入される接続部35bとを有し、さらにフランジ36bが連なる。θ3=70 度である。内径/外径D31〜D38および長さL31〜L38は、表5および 表6のとおりである。
【0020】
【表5】
【0021】
【表6】
【0022】 図11は気体を真空引きする吸引のためのベースブロック4cと、それに着脱 可能に接続されるホース接続具6cとの接続状態を示す断面図であり、図12は その一部の分解した状態を示す断面図である。この吸引のためのベースブロック 4cおよびホース接続具6cの構成は、前述の笑気および圧縮空気のためのベー スブロック4a,4bならびにホース接続具6a,6bに類似し、対応する部分 には同一の数字に添え字cを付して示す。カバー13cの筒部18cには円錐面 28cに連なる接続孔32cが形成され、この接続孔32cには接続部材27c の接続部34cが挿入され、その先端部38cが円錐面28cに当接して、気密 性が達成される。θ4=70度である。内径/外径D41〜D43および長さL 41〜L44は表7および表8のとおりである。吸引もまた、前述のように医療 ガスと称することにする。
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】 医療ガス配管設備2において、ベースブロック4,4a,4b,4cとそれに 関連する前述の施工作業を行うに当たっては、前述の図1および図2に示される ブロー用工具1が用いられる。酸素のベースブロック4には、ブロー用工具1の 接続手段41が着脱可能に図13に示されるように装着される。もう1つの接続 手段42は、笑気のためのベースブロック4aに図14のように、また圧縮空気 のためのベースブロック4bに図15のように、さらに吸引のためのベースブロ ック4cに図16のように共通にそれぞれ接続されることができる。これらの接 続手段41,42がベースブロック4,4a,4b,4cに装着された状態では 、逆止弁25,25a,25b,25cはそれらの弁体15,15a,15b, 15cが弁棒20,20a,20b,20cを介して図13〜図16に示される ように押し上げられて開弁状態となり、したがってブロー用工具1のボール弁で ある手動開閉弁43のハンドル44を角変位操作して開閉することができる。こ のような逆止弁25,25a,25b,25cの開弁状態はまた、前述の図5、 図7、図9,図11と同様である。
【0026】 ブロー用工具1の酸素のための接続手段41は、手動用開閉弁43の一端部5 0に接続される接続部材45と、この接続部材45に溶接されて固定される押圧 筒46と、この押圧筒46に関連して設けられる袋ナット47とを含む。袋ナッ ト47はめねじ48を有し、このめねじ48が図4および図13に示されるベー スブロック4の筒部18のおねじ22に螺合して本件ブロー用工具1がベースブ ロック4に図13のように装着される。押圧筒46には、Oリング49が取付け られており、このOリング49が円錐面28に当接して気密性が達成され、この 装着状態で、押圧筒46が逆止弁25の弁棒20をばね14のばね力に抗して前 述の図5に関連して述べたように押し上げて開弁状態とする。こうしてボール弁 43を開閉して、管10からのガスの開閉を行い、施工作業などを行うことがで きる。
【0027】 ブロー用工具1のもう1つの接続手段42の構成を述べる。ボール弁43の接 続手段41とは反対側の端部70には、接続部材51を介して案内筒52が螺着 されて固定される。この案内筒52内には、案内孔53が形成され、この内部に ばね54が収納される。案内筒52内には、押圧筒55の外向きフランジ状の基 端部56が入り込む。この基端部56の外径は、押圧筒55の残余の部分よりも 大きい外径を有し、この基端部56にばね54のばね力が作用する。基端部56 は、案内筒52の案内孔53に形成された半径方向内方に突出した段差部57に 当接して押圧筒55の抜出しが防がれる。案内筒52の端部には、外向きフラン ジ58が形成され、ここに袋ナット59が係合する。この袋ナット59にはめね じ60が形成される。案内筒52の手動開閉弁43とは反対側(図1の下方)の 端部である前記フランジ58には、シール材61が固定される。ばね54の押圧 筒55に作用するばね荷重は、逆止弁25,25a,〜25cに備えられるばね 14,14a,14b,14cの弁体15,15a,15b,15cに作用する ばね荷重を超える値に選ぶ。したがって接続手段42を笑気、(圧縮)空気およ び吸引の各医療ガス毎のベースブロック4a,4b,4cに共通に接続したとき 、逆止弁25a,25b,25cを開弁状態とすることができる。
【0028】 押圧筒57の外径D0は、図8に示される笑気のためのベースブロック4aの 接続孔32aの内径をD22、図10に示される(圧縮)空気のためのベースブ ロック4bの接続孔32bの内径D32および図12に示される吸引のためのベ ースブロック4cの接続孔32cの内径D42のうち、最小の内径D22,D3 2未満の値に選ばれ、この実施例では、笑気および(圧縮)空気のためのホース 接続具6aの接続部34aの外径D25および圧縮空気の図10に示されるホー ス接続具6bの接続具37bの外径D37と等しい値7.51mmφに設定され る。したがって押圧筒55は、3つのベースブロック4a,4b,4cの接続孔 32a,32b,32c内に入り込み、逆止弁25a,25b,25cの弁棒2 0a,20b,20cに当接して開弁状態とすることが可能である。
【0029】 押圧筒55は、図1に示される自然状態で、その基端部56は、案内筒52の 段差部57に当接しており、袋ナット59は案内筒52のフランジ58に当接し て引出された状態となっている。この状態で、案内部52のシール材61の端面 から押圧筒55の先端部までの長さL0は、図8に示される笑気のホース接続具 6aにおける長さL23および図10に示される(圧縮)空気のホース接続具6 bの長さL33、さらに図12に示される吸引用ホース接続具6cの長さL42 のうち、最も長い長さL42に等しい値に選ぶ(L0=L42,L0<L23= L33)。したがって、ブロー用工具1の接続手段42を図14の笑気のための ベースブロック4aおよび図15の(圧縮)空気用ベースブロック4bに袋ナッ ト59を用いて装着したとき、押圧筒55は、ばね54のばね力に抗して変位量 ΔL(=L0−L23=L0−L33)だけ縮んで変位することになり、これに 対して、図16に示されるように吸引用ベースブロック4cに接続手段42を装 着した状態では、押圧筒55はばね54のばね力に抗して変位することはない。
【0030】
以上のように本考案によれば、本件ブロー用工具を、複数種類の各医療ガス毎 に設けられる接続具に共通に接続し、これによって接続具に内蔵されている逆止 弁を開き、したがって手動開閉弁を開くことによって、硬ろう付けまたは溶接接 合時などの配管施工時に不活性ガスを流して、管の内部に酸化物によるスケール ができないようにすることができ、また管の接合終了後に、管内のガスによる洗 浄を行うことができ、さらに配管設備全体の施工が完了した後洗浄に用いたガス を所定の医療ガスに置換することが容易に可能になる。
【図1】本考案の一実施例のブロー用工具1の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示されるブロー用工具1の外観図であ
る。
る。
【図3】医療ガス供給設備2を示す断面図である。
【図4】酸素のベースブロック4の断面図である。
【図5】酸素のベースブロック4にホース接続具6を接
続した状態を示す断面図である。
続した状態を示す断面図である。
【図6】酸素のベースブロック4の一部と、ホース接続
具6を分解して示す断面図である。
具6を分解して示す断面図である。
【図7】笑気のベースブロック4aとホース接続具6a
とを接続した状態を示す断面図である。
とを接続した状態を示す断面図である。
【図8】笑気のベースブロック4aの一部とホース接続
具6aを分解して示す断面図である。
具6aを分解して示す断面図である。
【図9】(圧縮)空気のベースブロック4bにホース接
続具6bを接続した状態を示す断面図である。
続具6bを接続した状態を示す断面図である。
【図10】(圧縮)空気のベースブロック4bとホース
接続具6bとの分解した状態を示す断面図である。
接続具6bとの分解した状態を示す断面図である。
【図11】吸引のベースブロック4cとホース接続具6
cとを接続した状態を示す断面図である。
cとを接続した状態を示す断面図である。
【図12】吸引のベースブロック4cとホース接続具6
cとを分解して示す断面図である。
cとを分解して示す断面図である。
【図13】酸素のベースブロック4にブロー用工具1の
接続手段41を接続した状態を示す断面図である。
接続手段41を接続した状態を示す断面図である。
【図14】笑気のベースブロック4aにブロー用工具1
の接続手段42を接続した状態を示す断面図である。
の接続手段42を接続した状態を示す断面図である。
【図15】(圧縮)空気のベースブロック4bにブロー
用工具1の接続手段42を接続した状態を示す断面図で
ある。
用工具1の接続手段42を接続した状態を示す断面図で
ある。
【図16】吸引のベースブロック4cにブロー用工具1
の接続手段42を接続した状態を示す断面図である。
の接続手段42を接続した状態を示す断面図である。
1 ブロー用工具 2 医療ガス配管設備 3 天井板 4,4a,4b,4c ベースブロック 5 ホース 6,6a,6b,6c,7 ホース接続具 10,23 管 14,14a,14b,14c,54 ばね 15,15a,15b,15c 弁体 16,16a,16b,16c 弁座 20,20a,20b,20c 弁棒 25,25a,25b,25c 逆止弁 32,32a,32b,32c;33,33a,33
b,32c 接続孔 41,42 接続手段 50,70 端部 52 案内筒 55 押圧筒 59 袋ナット
b,32c 接続孔 41,42 接続手段 50,70 端部 52 案内筒 55 押圧筒 59 袋ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 手動開閉弁と、 手動開閉弁の端部に固定される案内筒と、 案内筒と軸線方向に相対的に変位可能な押圧筒と、 押圧筒に軸線方向外方のばね力を作用するばねと、 案内筒に設けられる袋ナットとを含み、 案内筒の手動開閉弁とは反対側の端部には、複数種類の
各医療ガス毎に設けられる接続具に袋ナットが螺着され
た状態で、その接続具の端面に当接して気密性を達成す
るシール材が設けられ、 押圧筒の外径は、前記各接続具の接続孔のうち、最小の
内径未満の値に選ばれ、 前記ばねのばね荷重は、接続具に備えられる逆止弁の弁
体に作用するばね荷重を超える値に選ばれることを特徴
とする医療ガス配管設備のブロー用工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270193U JP2502110Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 医療ガス配管設備のブロ―用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270193U JP2502110Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 医療ガス配管設備のブロ―用工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071947U true JPH071947U (ja) | 1995-01-13 |
JP2502110Y2 JP2502110Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12366161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3270193U Expired - Lifetime JP2502110Y2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 医療ガス配管設備のブロ―用工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502110Y2 (ja) |
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1993
- 1993-06-17 JP JP3270193U patent/JP2502110Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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