JPH07194650A - 綿 棒 - Google Patents
綿 棒Info
- Publication number
- JPH07194650A JPH07194650A JP35351393A JP35351393A JPH07194650A JP H07194650 A JPH07194650 A JP H07194650A JP 35351393 A JP35351393 A JP 35351393A JP 35351393 A JP35351393 A JP 35351393A JP H07194650 A JPH07194650 A JP H07194650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cotton
- swab
- shape
- external acoustic
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全に耳掃除が出来る綿棒を提供する。
【構成】 軸体の端部に綿体部を設けた綿棒において、
綿体部の先端より耳垢が溜まる軟骨性外耳道に対応した
距離を以て耳の入口である外耳孔より大きい当止め部4
を軸体に設け、綿体部の挿入距離を軟骨性外耳道に対応
する様に綿体部先端より当止め部4迄とし、綿体部を軟
骨性外耳道より奥へ突き入ることを阻止して、耳掃除の
安全性を確保する。
綿体部の先端より耳垢が溜まる軟骨性外耳道に対応した
距離を以て耳の入口である外耳孔より大きい当止め部4
を軸体に設け、綿体部の挿入距離を軟骨性外耳道に対応
する様に綿体部先端より当止め部4迄とし、綿体部を軟
骨性外耳道より奥へ突き入ることを阻止して、耳掃除の
安全性を確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安全に使用できる耳掃除
用の綿棒に関するものである。
用の綿棒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耳掃除によって排出される耳垢は、軟骨
性外耳道に存する皮脂腺、耳垢腺から分泌される粘液に
ゴミ等が吸着され、これが乾いて固まったものであり、
前記軟骨性外耳道は耳の最外部を構成する外耳道におい
て、耳の入口である外耳孔から約3分の1部位迄の距離
を有するものであり、したがって耳掃除は軟骨性外耳道
だけを掃除すれば充分である。
性外耳道に存する皮脂腺、耳垢腺から分泌される粘液に
ゴミ等が吸着され、これが乾いて固まったものであり、
前記軟骨性外耳道は耳の最外部を構成する外耳道におい
て、耳の入口である外耳孔から約3分の1部位迄の距離
を有するものであり、したがって耳掃除は軟骨性外耳道
だけを掃除すれば充分である。
【0003】しかしながら、従来より綿棒は単に軸体の
両端或いは一端に綿体部を設けているに過ぎないため、
耳の掃除の際に綿体部を軟骨性外耳道よりも奥へ入れ過
ぎて耳の穴を傷つけたり、鼓膜を傷つけたり、破ったり
する様な危険を生じていた。
両端或いは一端に綿体部を設けているに過ぎないため、
耳の掃除の際に綿体部を軟骨性外耳道よりも奥へ入れ過
ぎて耳の穴を傷つけたり、鼓膜を傷つけたり、破ったり
する様な危険を生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耳垢の溜まる
軟骨性外耳道より奥へ綿体部を挿入出来ない様にして、
安全性を確保した綿棒を提供する手段を提供せんとする
ものである。
軟骨性外耳道より奥へ綿体部を挿入出来ない様にして、
安全性を確保した綿棒を提供する手段を提供せんとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、綿棒の綿体部が耳赤の溜まらない耳の奥まで入
り過ぎる課題に鑑み、軸体の端部に綿体部を設けた綿棒
において、綿体部の先端より耳垢が溜まる軟骨性外耳道
に対応した距離を以て耳の入口である外耳孔より大きい
当止め部を軸体に設け、綿体部の挿入距離を軟骨性外耳
道に対応する様に綿体部先端より当止め部迄とし、綿体
部を軟骨性外耳道より奥へ突き入ることを阻止し、耳掃
除の安全性を確保する様にして、上記欠点を解決せんと
したものである。
基づく、綿棒の綿体部が耳赤の溜まらない耳の奥まで入
り過ぎる課題に鑑み、軸体の端部に綿体部を設けた綿棒
において、綿体部の先端より耳垢が溜まる軟骨性外耳道
に対応した距離を以て耳の入口である外耳孔より大きい
当止め部を軸体に設け、綿体部の挿入距離を軟骨性外耳
道に対応する様に綿体部先端より当止め部迄とし、綿体
部を軟骨性外耳道より奥へ突き入ることを阻止し、耳掃
除の安全性を確保する様にして、上記欠点を解決せんと
したものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係る綿棒であり、紙製、プラスチ
ック製、木製等から成る軸体2の端部に、脱脂綿、化学
繊維等の適宜繊維体を接着剤を介して巻装付着して綿体
部3を設け、該綿体部3の先端より軟骨性外耳道に対応
した距離を以て当止め部4を軸体2に設けている。
すると、1は本発明に係る綿棒であり、紙製、プラスチ
ック製、木製等から成る軸体2の端部に、脱脂綿、化学
繊維等の適宜繊維体を接着剤を介して巻装付着して綿体
部3を設け、該綿体部3の先端より軟骨性外耳道に対応
した距離を以て当止め部4を軸体2に設けている。
【0007】当止め部4は紙製、プラスチック製、木製
の他に、脱脂綿、化学繊維等の適宜繊維体を圧縮成型等
の手段により、所定肉厚を有する円盤状に設けると共
に、その外径を耳の入口である外耳孔より大きく形成
し、軸体2に一体形成している。
の他に、脱脂綿、化学繊維等の適宜繊維体を圧縮成型等
の手段により、所定肉厚を有する円盤状に設けると共
に、その外径を耳の入口である外耳孔より大きく形成
し、軸体2に一体形成している。
【0008】綿体部3は、水滴状に形成したものの他
に、圧縮成型等の手段により以下後述する形状に形成し
ている。
に、圧縮成型等の手段により以下後述する形状に形成し
ている。
【0009】即ち、断面略楕円状の綿体部3aの周囲に一
条の溝5を設けたもの、又断面略楕円状の綿体部3b外周
に断面三角山状に突出する環状突条6、6a…を所定間隔
置きに3条及び4条一体形成したもの、又断面略楕円状
の綿体部3c外周に3条の環状突条6、6a…を所定間隔置
きに設けると共に、綿体部3先端側の環状突条6から基
端部にわたり断面三角山状に突出する縦突条7、7aを半
径方向に一対設けて一体形成したものである。
条の溝5を設けたもの、又断面略楕円状の綿体部3b外周
に断面三角山状に突出する環状突条6、6a…を所定間隔
置きに3条及び4条一体形成したもの、又断面略楕円状
の綿体部3c外周に3条の環状突条6、6a…を所定間隔置
きに設けると共に、綿体部3先端側の環状突条6から基
端部にわたり断面三角山状に突出する縦突条7、7aを半
径方向に一対設けて一体形成したものである。
【0010】又、軸体2は、丸棒状のものの他に、軸体
2aの表面に所定数の螺旋溝から成る凹凸部8、8a…を形
成してストランド(撚り糸)状に設けたもの、又は軸体
2bの表面部に所定数の断面三角山状に突出する縦突条
9、9a…を形成して断面星型状に設けたものがある。
2aの表面に所定数の螺旋溝から成る凹凸部8、8a…を形
成してストランド(撚り糸)状に設けたもの、又は軸体
2bの表面部に所定数の断面三角山状に突出する縦突条
9、9a…を形成して断面星型状に設けたものがある。
【0011】そして、上記形状の綿体部3、3a…と軸体
2、2a…を組み合わせて図示する綿棒1を構成してい
る。
2、2a…を組み合わせて図示する綿棒1を構成してい
る。
【0012】次に本発明に係る綿棒の作用について説明
すると、綿体部3の挿入距離を軟骨性外耳道に対応して
綿体部3先端より当止め部4迄と成しているため、当止
め部4により綿体部3が軟骨性外耳道より奥へ突き入る
ことを阻止している。
すると、綿体部3の挿入距離を軟骨性外耳道に対応して
綿体部3先端より当止め部4迄と成しているため、当止
め部4により綿体部3が軟骨性外耳道より奥へ突き入る
ことを阻止している。
【0013】
【発明の効果】要するに本発明は、軸体2の端部に綿体
部3を設けた綿棒1において、綿体部3の先端より軟骨
性外耳道に対応した距離を以て外耳孔より大きい当止め
部4を軸体2に設けたので、綿体部3の挿入距離を耳垢
の溜まる軟骨性外耳道よりも奥迄入らない様に保持する
ことが出来るため、従来の様に綿体部3を耳の穴の奥迄
入れ過ぎて痛みを感じたり、耳の穴を傷つけたり、鼓膜
を破る様なことはなく、耳掃除の安全性を確保出来る。
部3を設けた綿棒1において、綿体部3の先端より軟骨
性外耳道に対応した距離を以て外耳孔より大きい当止め
部4を軸体2に設けたので、綿体部3の挿入距離を耳垢
の溜まる軟骨性外耳道よりも奥迄入らない様に保持する
ことが出来るため、従来の様に綿体部3を耳の穴の奥迄
入れ過ぎて痛みを感じたり、耳の穴を傷つけたり、鼓膜
を破る様なことはなく、耳掃除の安全性を確保出来る。
【0014】又、前記軸体2aの表面に、所定数の螺旋溝
から成る凹凸部8、8a…を形成したり或いは前記軸体2b
の表面に、所定数の縦突条9、9a…を形成したので、使
用中の滑り止め作用を成すことにより持ち易くして、又
使用中の綿棒1の回転操作を極めて容易と成すことが出
来る。
から成る凹凸部8、8a…を形成したり或いは前記軸体2b
の表面に、所定数の縦突条9、9a…を形成したので、使
用中の滑り止め作用を成すことにより持ち易くして、又
使用中の綿棒1の回転操作を極めて容易と成すことが出
来る。
【0015】又、前記綿体部3aは周囲に一条の溝5を設
けたので、綿体部3aにて掻き取られた耳垢が溝5内に保
持され、耳の穴内に耳垢を残留することなく効果的に排
出出来る。
けたので、綿体部3aにて掻き取られた耳垢が溝5内に保
持され、耳の穴内に耳垢を残留することなく効果的に排
出出来る。
【0016】又、前記綿体部3bは3条又は4条の環状突
条6、6a…を所定間隔置きに設けたので、軸体2を耳の
穴に沿って引っ掻き操作することにより、該環状突条
6、6a…により耳垢が掻き取られ、掻き取られた耳垢を
環状突条6、6a…間に保持して耳の穴内に耳垢を残留す
ることなく排出出来る。
条6、6a…を所定間隔置きに設けたので、軸体2を耳の
穴に沿って引っ掻き操作することにより、該環状突条
6、6a…により耳垢が掻き取られ、掻き取られた耳垢を
環状突条6、6a…間に保持して耳の穴内に耳垢を残留す
ることなく排出出来る。
【0017】又、前記綿体部3cは3条の環状突条6、6a
…を所定間隔置きに設けると共に、綿体部3c先端側の環
状突条6から基端部にわたり縦突条7、7aを半径方向に
一対設けたので、上段と同様なる効果を奏すると共に、
縦突条7、7aが耳の穴に対する綿体部3cの挿入方向への
引っ掛かりを良好とし耳垢の掻き取り作用を一層効果的
に行うことが出来る等その実用的効果甚だ大なるもので
ある。
…を所定間隔置きに設けると共に、綿体部3c先端側の環
状突条6から基端部にわたり縦突条7、7aを半径方向に
一対設けたので、上段と同様なる効果を奏すると共に、
縦突条7、7aが耳の穴に対する綿体部3cの挿入方向への
引っ掛かりを良好とし耳垢の掻き取り作用を一層効果的
に行うことが出来る等その実用的効果甚だ大なるもので
ある。
【図1】本発明に係る綿棒の正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】綿棒の変形例を示す図である。
【図5】図4(e)のAーA拡大断面図である。
【図6】図4(j)のBーB拡大断面図である。
【図7】図4(n)のCーC拡大断面図である。
1 綿棒 2 軸体 3 綿体部 4 当止め部 5 溝 6、6a… 環状突条 7、7a 縦突条 8、8a… 凹凸部 9、9a… 縦突条
Claims (7)
- 【請求項1】 軸体の端部に綿体部を設けた綿棒におい
て、綿体部の先端より軟骨性外耳道に対応した距離を以
て外耳孔より大きい当止め部を軸体に設けたことを特徴
とする綿棒。 - 【請求項2】 前記軸体の表面に所定数の螺旋溝から成
る凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1の綿棒。 - 【請求項3】 前記軸体の表面に所定数の縦突条を形成
したことを特徴とする請求項1の綿棒。 - 【請求項4】 前記綿体部は周囲に一条の溝を設けたこ
とを特徴とする請求項1、2又は3の綿棒。 - 【請求項5】 前記綿体部は3条の環状突条を所定間隔
置きに設けたことを特徴とする請求項1、2又は3の綿
棒。 - 【請求項6】 前記綿体部は4条の環状突条を所定間隔
置きに設けたことを特徴とする請求項1、2又は3の綿
棒。 - 【請求項7】 前記綿体部は3条の環状突条を所定間隔
置きに設けると共に、綿体部先端側の環状突条から基端
部にわたり縦突条を半径方向に一対設けたことを特徴と
する請求項1、2又は3の綿棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35351393A JPH07194650A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 綿 棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35351393A JPH07194650A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 綿 棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194650A true JPH07194650A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18431355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35351393A Pending JPH07194650A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 綿 棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07194650A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280605A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 口腔用組成物塗布用綿棒 |
US10639214B1 (en) | 2014-11-17 | 2020-05-05 | Jack J. Britvan | Ear cleaning device with personal and medical applicator uses |
WO2021236011A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | National University Of Singapore | A swab |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35351393A patent/JPH07194650A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280605A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 口腔用組成物塗布用綿棒 |
WO2006112124A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-26 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 口腔用組成物塗布用綿棒 |
US10639214B1 (en) | 2014-11-17 | 2020-05-05 | Jack J. Britvan | Ear cleaning device with personal and medical applicator uses |
WO2021236011A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | National University Of Singapore | A swab |
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