JPH071943U

JPH071943U - タイマー付き自動車用芳香器

Info

Publication number: JPH071943U
Application number: JP4151393U
Authority: JP
Inventors: 誠司村上
Original assignee: 株式会社ランドマック
Priority date: 1993-06-18
Filing date: 1993-06-18
Publication date: 1995-01-13

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】眠気がさしたとき等、必要に応じてスイッチ
を入れ、一定時間だけ芳香を含んだ風を送風口から吹き
出す、タイマー付き自動車用芳香器を提供する。【構成】箱１の端部に、前面に送風口４を設けた送風
部６を設ける。吸入口３を設け、内部に香料等１２を入
れた香料等収納部２を、送風部６の側面に設ける。送風
部６と香料等収納部２を流風孔７で連絡させる。箱１の
外面に、スイッチ５を設ける。箱１の内部に、スイッチ
５を入れる事によってタイマー１０が作動し、電池１１
からモーター９に電気を送る様に配線した、モーター９
とタイマー１０と電池１１を設ける。送風部６の内部
に、モーター９の回転軸１４の先端に接合されたファン
８が回転するように設けた事を特長とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、任意の時に芳香を放つ自動車用芳香器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、設置して常に芳香を放つものや、スプレー式のものが数多くあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらには次の様な欠点があった。（イ）設置型のものは、常に一定の芳香を放つため、眠気を覚ましたいとき等気分転換などの任意の時に、必要な量の芳香を即座に得ることが難しかった。（ロ）スプレー式のものは、芳香を得るための手順が煩わしく、香料の量の調整が難しかった。（ハ）いずれも車中全体に拡散するので、芳香が必要な人だけに供給することは困難だった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

箱（１）の端部に、前面に送風口（４）を設けた送風部（６）を設ける。側面に吸入口（３）を設け、内部に香料等（１２）を入れた香料等収納部（２）を、送風部（６）の側面に設ける。送風部（６）と香料等収納部（２）を流風孔（７）で連絡させる。箱（１）の外面に、スイッチ（５）を設ける。箱（１）の内部に、スイッチ（５）を入れる事によってタイマー（１０）が作動し、電池（１１）からモーター（９）に電気を送る様にリード線（１３）で配線した、モーター（９）とタイマー（１０）と電池（１１）を設ける。送風部（６）の内部に、モーター（９）の回転軸（１４）の先端に接合されたシロッコ型のファン（８）が回転するように設ける。本考案は、以上の様な構成よりなるタイマー付き自動車用芳香器。

【０００５】

【作用】

芳香器を身近に置くか、フック（１５）で自動車内のサンバイザーに掛ける等をして、眠気がさしたとき等、気分転換を図りたい時など、必要に応じてスイッチ（５）を入れる。タイマー（１０）によって一定時間だけモーター（９）に電気が送られ、ファン（８）は、吸入孔（３）、香料等（１２）、流風孔（７）を通り芳香を含んだ風を送風口（４）から一定量吹き出す。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。（イ）プラスチック製の箱（１）の上端部に、前面に送風口（４）を設けた送風部（６）を設ける。（ロ）側面に吸入口（３）を設け、内部に香料等（１２）を入れたプラスチック製の香料等収納部（２）を、送風部（６）の側面に設ける。（ハ）送風部（６）と香料等収納部（２）を流風孔（７）で連絡させる。（ニ）箱（１）の前面に、スイッチ（５）を設ける。（ホ）箱（１）の内部に、スイッチ（５）を入れる事によってタイマー（１０）が作動し、電池（１１）からモーター（９）に電気を送る様にリード線（１３）で配線した、モーター（９）とタイマー（１０）と電池（１１）を設ける。（ヘ）送風部（６）の内部に、モーター（９）の回転軸（１４）の先端に接合されたプラスチック製シロッコ型のファン（８）が回転するように設ける。本考案は以上の様な構造で、これを使用するときは、芳香器を身近に置くか、フック（１５）で自動車内のサンバイザーに掛ける等をして、眠気がさしたとき等など、必要に応じてスイッチ（５）を入れる。芳香を含んだ風が送風口（４）から吹き出し、即座に気分転換を図ることが出来、タイマー（１０）によって一定時間で停止するので、スイッチを切る等の煩わしさは必要ない。なお、香料等収納部（２）を透明材にすれば、香料等（１２）の残量や種類が一目でわかり、便利である。

【０００７】

【考案の効果】

運転中に眠い時や疲れた時の気分転換を気軽にできる便利さがある。芳香を車中に充満させることなく、必要に応じて楽しむことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す斜視図

【図２】本考案の断面図

【図３】本考案のブロック回路図

【符号の説明】

１箱２香料等収納部３吸入口４送風口５スイッチ６送風部７流風孔８ファン９モーター１０タイマー１１電池１２香料等１３リード線１４回転軸１５フック

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】箱（１）の端部に前面に送風口（４）を
設けた送風部（６）を設け、吸入口（３）を設け内部に
香料等（１２）を入れた香料等収納部（２）を送風部
（６）の側面に設け、送風部（６）と香料等収納部
（２）を流風孔（７）で連絡させ、箱（１）の外面にス
イッチ（５）を設け、箱（１）の内部にモーター（９）
とタイマー（１０）と電池（１１）を設け、タイマー
（１０）とモーター（９）タイマー（１０）とスイッチ
（５）タイマー（１０）と電池（１１）をリード線（１
３）で配線し、送風部（６）の内部にモーター（９）の
回転軸（１４）の先端に接合されたファン（８）が回転
するように設けた、タイマー付き自動車用芳香器。