JPH0719437A - 液体又は気体廃棄物の処理装置及び処理方法 - Google Patents

液体又は気体廃棄物の処理装置及び処理方法

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JPH0719437A
JPH0719437A JP5186739A JP18673993A JPH0719437A JP H0719437 A JPH0719437 A JP H0719437A JP 5186739 A JP5186739 A JP 5186739A JP 18673993 A JP18673993 A JP 18673993A JP H0719437 A JPH0719437 A JP H0719437A
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waste
electric plasma
plasma torch
liquid
gas
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JP5186739A
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Inventor
Chan Kuo-Chin
クオ−チン・チャン
Tsuen Shi-Tsun
シ−ツン・ツェン
Shen Uan Jain
ジャイン−シェン・ウアン
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Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は液体或いは気体廃棄物を処理する機
構を含み、この機構は電気プラズマトーチ区域内で高温
を発生する高温電気プラズマ装置及び液体或いは気体廃
棄物を直接上記の高温電気プラズマトーチ区域内に輸送
並びに噴射して高温処理を施す噴射装置から成る。 【効果】(1)比較的少量の廃棄物を処理するのに適す
る、(2)体積が比較的小さく、且つ操作及び制御しや
すい、(3)廃棄物が電極に触れるのが避けられるの
で、電極の清浄度が保持され、常に清掃する必要が無
い、(4)廃棄物処理の手続きが短時間内に大量の空気
を使用せずに迅速に完成され、且つ少量の副産物のみ生
じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は液体又は気体廃棄物の処
理装置及び処理方法に関し、更に詳しくは電気プラズマ
トーチ機 (plasma torch-jet) により発生した高温で液
体又は気体廃棄物を処理し、且つ電子でその分子を衝撃
してその化学結合 (chemical hand)を破壊し、引いて当
該廃棄物を原子或いは簡単な分子構造に分解する廃棄物
の処理装置及び処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】病院、学校図書館、研究機
構或いは小型工場等の廃棄物処理に対するニーズは、一
般に量が少なく且つ断続的である。その液体廃棄物が排
水処理の手続きで処理するのに適しない場合は、常に焼
却炉或いはその他適当な手続きで大量処理するのに適す
る比較的大きな量に累積されるまで長時間貯蔵されてい
る。この種の方法は使用の面が沢山の制限が有り、比較
的に大きい空間を必要とすると共に当該液体廃棄物の収
集、貯蔵、安全性及び輸送上の困難さ及び処理の複雑性
を増し、且つ常に異なる道具で操作処理すべきである。
【0003】電気プラズマの技術を利用して廃棄物を処
理する、なかんずく中高温で有毒廃棄物を処理する応用
は既に知られており、電極の電弧 (electric arc) に間
隔を置かせ、10,000℃をオーバーする高温電気プ
ラズマを発生させる原理及び実例は既に許可された幾つ
かのアメリカ特許案の中に掲載されており、本案では重
複して説明するに及ばない。
【0004】張氏等が1989年12月12日に許可さ
れたアメリカ特許第4,886,001号の「液体廃棄
物の電気プラズマ熱分解の方法及び装置」で、廃棄物と
水或いは溶剤の混合物を電気プラズマトーチの中に噴射
し熱分解を進める方法及び装置が示されている。これに
よれば、廃棄物状溶剤は同時にそれぞれ二つの異なる入
口から当該トーチの中にフィードインされ、廃棄物と溶
剤が混合した後電気プラズマ室内のプラズマ・アークに
近い所で処理が進められ、高温電気プラズマ処理を経て
発生した気体及び微粒は更に再び組み合わせ室 (recomb
iation chamber) 及び清濁器を経わし一歩進んだ処理が
施される。張氏等の示す方法は廃棄物に対しプラズマ処
理を施す以前に予め適当な比例の特殊溶剤と混合するべ
きだが、この手続きが比較的複雑で特殊の専門技術を要
し、且つ大量の廃棄物の処理にのみ適する。張氏はその
発明の長所が廃棄物の中央処理工場の生産能力が高めら
れることだと述べているが、少量の廃棄物処理装置に対
する主な設計の理念は示されていなく解決もされていな
い。
【0005】Kalkarmi 氏が許可を得たアメリカ特許第
4,896,614号の「有毒廃棄物のノン・オキサイ
ド処理の方法及び装置」に示されている廃棄物の電気プ
ラズマ処理装置では、有毒な廃棄物は廃棄物貯蔵グルー
ブから一つの分離された輸送管路を経由して、電気プラ
ズマトーチ機の中に送られる。この電気プラズマトーチ
機は高さ約7〜8フィートの高温プラズマ電弧発生用の
内管を備え、廃棄物はこの内管に送られて高温処理され
る。 kalkarmi 氏の提供するこの装置の機構も大量の廃
棄物の処理に適するように設計されたもので、この装置
は高温及び高圧の状態の下に保持され、且つ複雑な管路
系統及びコントロール・バルブで累積貯蔵された大量の
廃棄物を処理している。
【0006】Pineau 氏等が許可を得たアメリカ特許第
4,980,092号の「廃棄物の化学的安定を破壊す
る方法」に示されている少なくとも一つの電気プラズマ
トーチ機を利用して廃棄物を熱分解しその化学的安定性
を破壊する方法によれば、廃棄物は上に向き案内され一
つのダクトの間の端を通過して電気プラズマトーチ機の
ノズルに押し進められるが、このノズルの軸線とダクト
開口端の軸線は実際的に一直線を成し、以て液体又は気
体廃棄物が電気プラズマトーチ機の常温区域内に噴射さ
れるのを期している。但し、少量且つ断続的な廃棄物の
処理にとっては、ノズルの軸をダクト開口端の軸線と同
一直線を成すように調整するのは、相当に手間がかかる
だろうし且つ特殊なメーターを使用すべきである。又、
別の整備で上記の一直線を成す状態を確保しなければ、
若し上記のダクト開口端の位置を動かし電気プラズマト
ーチ機のノズルから遠く離れさせると、廃棄物処理がこ
れに伴い大いに下がる。
【0007】上記の一般に知られている技術で少量の液
体廃棄物を処理する場合の主な困難は、廃棄物が電気プ
ラズマトーチ区域内に導入されるように正確に制御され
ていない点である。例えば Pineau 氏等の提供した廃棄
物は若し上記の確実な制御を期しようとすれば、その装
置は余分の設備により余分の操作をすべきなので、その
結果当該装置が少量廃棄物の処理に適しない。
【0008】又、大型の廃棄物処理装置に於ける電気プ
ラズマトーチ機はサイズが比較的に大きいので、廃棄物
は電極に触れるのが免がれる。又、一般の電極の清掃及
び保持の専門技術は廃棄物中央処理工場或いは大型の廃
棄物電気プラズマ処理反応装置の慣例操作手続きの一部
分に属するので、電極の保持及び清掃は以上の引用され
た例を制限する条件を構成するに至らないが、当該慣例
操作手続きはコストの低い少量操作の手続きに通用しな
いので、電気プラズマトーチを利用して廃棄物を処理す
る技術の範囲内では、依然と廃棄物が電気プラズマトー
チ機内に導入されるように正確に制御し、以て上記物制
限条件を克服すべきである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、この種の技術を
よく知っている者でも、やはり小型で使用しやすく且つ
一種の有効な方法で少量の液体又は気体廃棄物を発生す
る所に接近して操作できる廃棄物処理装置が必要であ
り、この装置を廃棄物を電気プラズマトーチ機の中に導
入ができるように正確に制御できる技術を提供し、以て
廃棄物が直接電極に触れるのが避けられ、電極が清浄度
を保持でき常に清掃しなくても済むようにすべきであ
る。
【0010】本発明の主な目的は、比較的少量の廃棄物
を処理するのに適する液体又は気体廃棄物の処理装置及
び処理方法を提供することにある。本発明の別の一つの
目的は、廃棄物を電気プラズマトーチ機内に導入するの
を正確に制御できる装置及び方法を提供し、以て廃棄物
が直接電極に触れるのが避けられ、電極の清浄度が保持
でき常に清掃しなくてもすむようにすることにある。本
発明の別の一つの目的は、体積が比較的小さく且つ操作
及び制御しやすい液体又は気体廃棄物の処理装置及び処
理方法を提供することにある。本発明の別の一つの目的
は、電気プラズマトーチ機により高温を発生し且つ電子
を利用してその分子を衝撃してその化学結合を破壊し、
廃棄物処理の手続きが短時間内に大量の空気を使用せず
に迅速に完成され、且つ少量の副産物のみ生じる液体又
は気体廃棄物の処理装置及び処理方法を提供することに
ある。本発明の別の一つの目的は、廃棄物に対し予め特
殊な液剤と混合したり事前の処理を施すステップを必要
とせず、直接液体又は気体廃棄物を処理できる装置及び
方法を提供することにある。
【0011】
【作用】簡単に言えば、本発明の比較的理想な実施例は
液体又は気体廃棄物を処理するための機構を含み、この
機構は電気プラズマトーチ区域内で高温を発生できる高
温電気プラズマ装置と、当該液体又は気体廃棄物を直接
輸送並びに上記の高温電気プラズマトーチ区域内に噴射
し、高温処理を進めるのに供じられる噴射装置から成
る。
【0012】上記の目的を達成するために提供された液
体又は気体廃棄物の処理装置及び処理方法は下記の長所
を有する:(1)比較的少量の廃棄物を処理するのに適
する、(2)体積が比較的小さく、且つ操作及び制御し
やすい、(3)廃棄物が直接電極に触れるのが避けられ
るので、電極の清浄度が保持され、常に清掃する必要が
無い、(4)廃棄物処理の手続きが短時間内で大量の空
気を使用せずに迅速に完成され、且つ少量の副産物のみ
生じる。この種の技術をよく知っている者は、下記の比
較的理想な実施例の詳細な説明を参照すれば、一歩進ん
で本発明の上記とその他の目的及び長所を了解できる。
【0013】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本発明の比較
的理想な実施例を詳細に説明する。図1は高端電気プラ
ズマトーチ装置内の正面断面図であり、電気プラズマト
ーチ装置10は構造の面で数個の同心環形区間に仕切ら
れ、その中で絶縁層14に巡らされた陰極部12は一番
中心の区間内に設けられ、陰極部12の頂端の部分が外
に露出しているので、電気プラズマ・ダクト16から噴
射したアルゴン・ガス或いは窒素ガスが正電荷を持ち、
陰極部12と電気プラズマ・ダクト16の開口端に接近
した陽極電圧17との間に介在するプラズマ・アークの
所で高温電気プラズマトーチ20が透過発生している。
上記の陰極部12は陰極部12 を巡る数個の冷却水ダク
ト22で冷却され、冷却水は陰極部12を冷却した後に
各冷却水ダクト22の有する冷却水がそれぞれ流れ返し
パイプ24に案内され外界に流れる。電気プラズマトー
チ20に接近した電気プラズマの温度が極めて高いの
で、上記の冷却水ダクト22により電気プラズマトーチ
装置10に限られた温度より低い状態の下での運転を保
持させる。(図に示されていない)冷却器或いは熱交換
器が、冷却水流れ返しパイプ24に案内され流れ返った
冷却水を冷却するのに供じられている。
【0014】上記の電気プラズマトーチ装置10は数個
の廃棄物輸送管30をも備え、これらにより液体又は気
体廃棄物を(図に示していない)貯蔵グルーブから上記
の電気プラズマ20の電気プラズマに接近し電気プラズ
マ・ノズルの頂端に輸送する。上記の電気プラズマトー
チ装置10は更に数個の外周り冷却水ダクト35に巡ら
され、以て上記の電気プラズマトーチ装置10を操作温
度範囲内の状態に保持している。
【0015】これら廃棄物輸送管の個数、直径及び長さ
は当該廃棄物を輸送並びに配列するのに適するように設
計されており、又電気プラズマトーチ20のサイズ及び
温度により決定され、比較的多くの廃棄物輸送管30の
サイズが比較的長く比較的高温な電気プラズマトーチ2
0を有する電気プラズマトーチ装置で使用されている。
廃棄物が完全に処理されるのを確保するため、一般に沢
山の直径が比較的小さい廃棄物輸送管30で廃棄物を輸
送しているが、これは電気プラズマトーチ装置10の製
造コストをアップさせると同時に、一部の廃棄物が直径
の比較的小さい廃棄物輸送管30で運送し難いために廃
棄物処理の能力に不利な影響をもたらす可能性が有る。
【0016】廃棄物輸送管30も内側に向き斜角38に
て折れ曲った形に成形されているので、当該液体又は気
体廃棄物を正確に上記の電気プラズマトーチ20の中で
温度が最も高い中心部に噴射できる、その極めて高い温
度により、有毒の廃棄物がミクロ・セカンドを単位とす
る極めて短い時間内に完全に分解される。
【0017】上記の廃棄物運送管30は取り替えできる
組成エレメントに製造することもでき、各組成エレメン
トは異なる個数の廃棄物輸送管30を有してもよく、且
つこれら廃棄物輸送管30は直径、長さが異なる並びに
内側に向き斜角38にて折れ曲ってもよく、電プラズマ
トーチ20のサイズと温度及び廃棄物の輸送と配列に一
番適した因子で最良の選択ができる。この取り替え可能
な廃棄物輸送管の組成エレメントは取り外して修理保全
するのがたやすいので、廃棄物処理のコストが下げられ
る。
【0018】図2は別の高温電気プラズマトーチ装置4
0の頂上面断面図であり、この電気プラズマトーチ装置
40は構造の面で数個の同心環形区間に仕切られ、その
中で絶縁層44に巡らされた陰極部は一番中心の区間内
に設けられ、この絶縁層44は又内部に数個の電気プラ
ズマ・ダクト46及び冷却水ダクト52を含む電気プラ
ズマ管壁43で巡らされている。正電荷を持つアルゴン
・ガス或いは窒素ガスの電気プラズマ・ガスが上記の電
気プラズマ・ダクト46の中に導入される。電気プラズ
マ・ダクト46の開口端に接近した底端に、プラズマ・
アークが陽極電圧を有する電気プラズマ管壁43をと上
記陰極42との間に介在する区域内に形成されている。
陰極部42と電気プラズマ・ダクト46の開口端に接近
した陽極電圧との間に介在するプラズマ・アークの所
で、高温電気プラズマトーチが透過発生している。上記
の陰極部42は陰極部42を巡る数個の冷却水ダクトで
冷却され、冷却水は陰極部42を冷却した後に各冷却水
ダクト52の有する冷却水がそれぞ流れ返しパイプ54
に案内され外界に流れる。電気プラズマトーチに接近し
た電気プラズマの温度が極めて高いので、上記の冷却水
ダクト52により電気プラズマトーチ装置40に限られ
た温度より低い状態の下での運転を保持させる。(図に
示されていない)冷却器或いは熱交換器が、冷却水流れ
返しパイプ54に案内され流れ返った冷却水を冷却する
に供じられる。
【0019】上記の電気プラズマトーチ装置40もそれ
ぞれノズルを有する数個の廃棄物噴射管60を備え、こ
れらにより液体又は気体廃棄物を(図に示していない)
貯蔵グルーブから上記の電気プラズマトーチに接近した
電気プラズマ・ノズルの頂端に輸送し噴出する。このノ
ズルの所は、正確な制御により噴射管60の輸送した廃
棄物を直接上記のプラズマトーチの高温区域内に噴射で
きるように設計されている。
【0020】上記の廃棄物噴射管60及びノズルの個数
と直径も当該廃棄物の輸送及び配列に一番適するように
設計されており、又電気プラズマトーチのサイズ及び温
度により決定され、比較的多数の廃棄物噴射管60のサ
イズが比較的長く温度が比較的高い電気プラズマの電気
プラズマトーチ装置40で使用されている。廃棄物が完
全に処理されるのを確保するため、一般に沢山の直径が
比較的小さい廃棄物輸送管60で廃棄物を輸送している
が、これは電気プラズマトーチ装置40の製造コストを
アップさせると同時に、一部の廃棄物が直径の比較的小
さい廃棄物輸送管60で輸送し難いので、廃棄物処理の
能力に不利な影響をもたらす可能性が有る。
【0021】上記の廃棄物噴射管60及びそのノズルは
取り替えできる組成エレメントに製造することもでき、
各組成エレメントは異なる個数の廃棄物噴射管60を有
してもよく、且つこれら廃棄物噴射管60はその直径・
長さ及び開口の直径が異なってもよく、電気プラズマト
ーチのサイズと温度及び廃棄物の輸送と配列に一番適し
た因子で最良の選択ができる。この取り替え可能な噴射
管の組成エレメントは取り外して修理保全するのがたや
すいので、廃棄物処理のコストが下げられる。
【0022】図3は図1または図2に示される電気プラ
ズマトーチ装置10或いは40の如きものを使用した廃
棄物処理装置70を示す概略構成図である。この廃棄物
処理装置70は、電気プラズマトーチ処理室71と気体
濾過室72、酸性物質除去室73及び煙突74から成
る。上記の電気プラズマトーチ装置10或いは40は密
閉装置75の中に位置する電気プラズマトーチ処理室7
1の中に取り付けられ、上記の密閉装置75は廃棄物で
ある気体或いは液体が脱出するのを防止できる密閉した
空間であり、且つこの密閉装置75で廃棄物処理の過程
で生じた気体及び液体産物を収集することもできる。電
気プラズマトーチ装置10或いは40の熱で焼却された
後の廃棄物は直ぐに例えば水素(H2)、一酸化炭素
(CO)、二酸化炭素(CO2)及び塩化水素(HC
l)等の原子或いは簡単な分子に分解され、上記の密閉
装置75の中に収集される並びにポンプで気体濾過室7
2の中に送られて処理され、濾過処理された気体或いは
液体が更に酸性物質除去室73の中に送られて酸性物質
除去の処理が施され、当該酸性物質は適当な除酸化学添
加剤に中和され、上記処理のステップを経由した産物は
煙突74から大気の中に排出される。
【0023】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明は比較的少
量の廃棄物の処理の適した液体又は気体廃棄物の処理装
置及び処理方法を提供できる。この廃棄物処理の装置は
体積が小さく且つ比較的少量の液体又は気体廃棄物を発
生する所で簡易に操作と制御でき、又正確な制御により
廃棄物を電気プラズマトーチ内の廃棄物輸送管に噴射し
以て廃棄物が直接電極に触れるのを避けられるので、電
極が清浄度を保持でき保持でき常に清掃する必要が無
い。又電気プラズマトーチ機を使って高温を発生してい
るので、短時間内で大量の空気を使わずに廃棄物処理の
手続が迅速に完成され、且つその発生した極く僅かな副
産物もたやすく濾過並びに処理された後安全に大気の中
に安全に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体又は気体廃棄物処理装置の正面断
面図である。
【図2】本発明の交互式液体又は気体廃棄物処理装置の
頂上面断面図である。
【図3】図1または図2に示される電気プラズマ熱処理
装置の如きもの使用した廃棄物処理装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
10,40 高温電気プラズマトーチ装置 12,42 陰極部 16,46 電気プラズマ・ダクト 20 電気プラズマトーチ 22,52 冷却水ダクト 24,54 冷却水流れ戻りパイプ 30 廃棄物輸送管 35 外周り冷却水ダクト 43 電気プラズマ管壁 44 絶縁層 60 廃棄物噴射管 70 廃棄物処理装置 71 電気プラズマトーチ処理室 72 気体濾過室 73 酸性物質除去室 74 煙突 75 密閉装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05H 1/42 9014−2G (72)発明者 クオ−チン・チャン 台湾・31015・タイワン・シンチュ・チュ ツン・チュン・シン・アールディ・セクシ ョン・4・ナンバー・195 (72)発明者 シ−ツン・ツェン 台湾・31015・タイワン・シンチュ・チュ ツン・チュン・シン・アールディ・セクシ ョン・4・ナンバー・195 (72)発明者 ジャイン−シェン・ウアン 台湾・31015・タイワン・シンチュ・チュ ツン・チュン・シン・アールディ・セクシ ョン・4・ナンバー・195

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温電気プラズマトーチ発生用の高温電
    気プラズマ装置と、液体又は気体の廃棄物を輸送し直接
    に当該高温電気プラズマトーチの中に噴射し当該廃棄物
    の高温処理を完成する噴射装置からなることを特徴とす
    る液体又は気体廃棄物の処理装置。
  2. 【請求項2】 上記の高温電気プラズマ装置は高温電気
    プラズマトーチの発生用の電極部を含んだ延長された管
    状電気プラズマ装置であり、上記の噴射装置は上記の延
    長された管状電気プラズマ装置に沿って配列する数個の
    廃棄物輸送管から成り、各輸送管にそれぞれ上記の電気
    プラズマトーチに接近するノズルが有り、以て液体又は
    気体の廃棄物を上記の高温電気プラズマトーチの中に噴
    射することを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装
    置。
  3. 【請求項3】 更に数個の冷却装置を含み、これらの冷
    却装置には延長された管状電気プラズマ装置に接近して
    取り付けられた数個の冷却水ダクトから成り、以て上記
    の管状電気プラズマ装置を冷却することを特徴とする請
    求項2記載の廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 上記の廃棄物輸送管は上記のノズルの所
    で上記の電気プラズマトーチに向き折り曲がり、以て当
    該液体又は気体廃棄物を正確に前記高温プラズマトーチ
    の中に噴射させることを特徴とする請求項2記載の廃棄
    物処理装置。
  5. 【請求項5】 上記の高温電気プラズマ装置は高温電気
    プラズマトーチ発生用の電極部を含んだ延長された管状
    電気プラズマ装置であり、上記の噴射装置は数個の廃棄
    物輸送管から成り、各輸送管にそれぞれ上記の電気プラ
    ズマトーチに接近するノズルが有り、以て液体又は気体
    の廃棄物を上記の高温電気プラズマトーチの中に噴射す
    ることを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】 高温電気プラズマ発生用の高温電気プラ
    ズマ装置と、液体又は気体の廃棄物を輸送し直接に上記
    の高温電気プラズマの中に噴射し当該廃棄物の高温処理
    を完成する噴射装置から成る電気プラズマ機構、及びこ
    の電気プラズマ機構を収納する並びに液体又は気体がそ
    こから脱出するのを防止する密封装置で構成されたこと
    を特徴とする液体又は気体廃棄物の処理装置。
  7. 【請求項7】 上記の高温電気プラズマ装置は高温電気
    プラズマトーチ発生用の電極部を含んだ延長された管状
    電気プラズマ装置であり、上記の噴射装置は数個の廃棄
    物輸送管から成り、各輸送管にそれぞれ上記の電気プラ
    ズマトーチに接近するノズルが有り、以て液体又は気体
    の廃棄物を高温電気プラズマトーチの中に噴射し、上記
    数個の冷却装置は上記の延長された管状電気プラズマ装
    置に接近して取り付けられた数個の冷却ダクトから成
    り、以て上記の管状電気プラズマ装置を冷却することを
    特徴とする請求項6記載の液体又は気体廃棄物の処理装
    置。
  8. 【請求項8】 一歩進んで第2級気体処理装置を含み、
    この気体処理装置には濾過装置と酸性物質を除去する装
    置が含まれる並びに、上記の密封装置から高温処理の過
    程で発生した既に分解された廃棄物気体を接収でき、以
    て既に分解された当該廃棄物気体を濾過する並びにその
    酸性物質を除去するとこを特徴とする請求項7記載の液
    体又は気体廃棄物の処理装置。
  9. 【請求項9】 一歩進んで最終排出装置を含み、以て上
    記の第2級気体処理装置を経由して再処理された廃棄物
    気体を排出することを特徴とする請求項8記載の液体又
    は気体廃棄物の処理装置。
  10. 【請求項10】 (a)高温電気プラズマ装置により高
    温電気プラズマトーチを発生するステップ、(b)当該
    液体又は気体廃棄物を輸送する並びにこれを上記の高温
    電気プラズマトーチの中に噴射しその中で当該廃棄物の
    高温処理を完成するステップを含むことを特徴とする液
    体又は気体廃棄物の処理方法。
  11. 【請求項11】 更に(c)高温処理の過程で発生した
    既に分解された廃棄物気体を接収すること並びに、既に
    分解された当該廃棄物気体を濾過する並びにその酸性物
    質を除去し、且つ(d)最終処理を完成する並びに当該
    廃棄物気体を排出するステップを含むことを特徴とする
    請求項10記載の液体又は気体廃棄の処理方法。 【0001】
JP5186739A 1993-06-30 1993-06-30 液体又は気体廃棄物の処理装置及び処理方法 Pending JPH0719437A (ja)

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