JPH07193894A - 圧電受話器 - Google Patents
圧電受話器Info
- Publication number
- JPH07193894A JPH07193894A JP33035693A JP33035693A JPH07193894A JP H07193894 A JPH07193894 A JP H07193894A JP 33035693 A JP33035693 A JP 33035693A JP 33035693 A JP33035693 A JP 33035693A JP H07193894 A JPH07193894 A JP H07193894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- tongue piece
- metal substrate
- ceramic plate
- case
- Prior art date
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- Granted
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- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話機やインターホン等の受話器に使用する
圧電受話器において、圧電受話器のハンドセット等への
組込みの自動化に対応できるような圧電受話器を提供す
ることを目的とする。 【構成】 金属基板11の周辺部の一部を延長した舌片
部11aと圧電セラミック板12の周辺部の一部を延長
したそれより小さい舌片部12aを設け、舌片部11a
内に舌片部12aが入るように貼り合わせた圧電振動板
13の外周部が、前面ケース15と背面ケース16と緩
衝材17で挟み込まれており、上記舌片部11a,12
aと重なるよう、金属基板11の舌片部11aと同一か
大きい形状で前面ケース15の一部を外周部に延長した
舌片部15aを有しており、背面ケース16には音響抵
抗材18が固定されている。
圧電受話器において、圧電受話器のハンドセット等への
組込みの自動化に対応できるような圧電受話器を提供す
ることを目的とする。 【構成】 金属基板11の周辺部の一部を延長した舌片
部11aと圧電セラミック板12の周辺部の一部を延長
したそれより小さい舌片部12aを設け、舌片部11a
内に舌片部12aが入るように貼り合わせた圧電振動板
13の外周部が、前面ケース15と背面ケース16と緩
衝材17で挟み込まれており、上記舌片部11a,12
aと重なるよう、金属基板11の舌片部11aと同一か
大きい形状で前面ケース15の一部を外周部に延長した
舌片部15aを有しており、背面ケース16には音響抵
抗材18が固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機やインターホン等
の受話器に使用する圧電受話器に関するものである。
の受話器に使用する圧電受話器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、圧電受話器としてハンドセット等
への組込みの自動化に対応したものがある。この種の圧
電受話器として特開平4−365299号公報の圧電受
話器があり図3に示すような構造であった。すなわち図
3のごとく金属基板1に圧電セラミック板2が貼り合わ
せられた圧電振動板3の前後が、前面ケース4と背面ケ
ース5で挟み込まれており、さらに圧電振動板3と背面
ケース5との間に圧電振動板3を均一に支持し、また、
背気室の気密性を保つ緩衝材6が挟み込まれている。ま
た、背面ケース5には圧電振動板3の共振を制動し周波
数特性を平坦化させる音響抵抗材7が固定されている。
また、前面ケース4と背面ケース5にはそれぞれ放音孔
4aと漏洩孔5aが形成されている。さらに金属基板1
と圧電セラミック板2の周辺部の一部に外周部に延長し
た舌片部をそれぞれ設け、金属基板1の舌片部1aを圧
電セラミック板2の舌片部2aより大きい形状とし、さ
らに金属基板1の舌片部1a内に圧電セラミック板2の
舌片部が入るように貼り合わせ、前面ケース4と背面ケ
ース5の外周部に舌片部を突出させ外部導電部としてい
る。
への組込みの自動化に対応したものがある。この種の圧
電受話器として特開平4−365299号公報の圧電受
話器があり図3に示すような構造であった。すなわち図
3のごとく金属基板1に圧電セラミック板2が貼り合わ
せられた圧電振動板3の前後が、前面ケース4と背面ケ
ース5で挟み込まれており、さらに圧電振動板3と背面
ケース5との間に圧電振動板3を均一に支持し、また、
背気室の気密性を保つ緩衝材6が挟み込まれている。ま
た、背面ケース5には圧電振動板3の共振を制動し周波
数特性を平坦化させる音響抵抗材7が固定されている。
また、前面ケース4と背面ケース5にはそれぞれ放音孔
4aと漏洩孔5aが形成されている。さらに金属基板1
と圧電セラミック板2の周辺部の一部に外周部に延長し
た舌片部をそれぞれ設け、金属基板1の舌片部1aを圧
電セラミック板2の舌片部2aより大きい形状とし、さ
らに金属基板1の舌片部1a内に圧電セラミック板2の
舌片部が入るように貼り合わせ、前面ケース4と背面ケ
ース5の外周部に舌片部を突出させ外部導電部としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、圧電受話器をハンドセット等へ組込む時
に外部導電部にリード線を半田付けする際、舌片状の外
部導電部が反り圧電セラミック板の一部にクラックが入
るという課題があった。
来の構成では、圧電受話器をハンドセット等へ組込む時
に外部導電部にリード線を半田付けする際、舌片状の外
部導電部が反り圧電セラミック板の一部にクラックが入
るという課題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、圧電受話器のハンドセット等への組込み自動化に対
応でき、さらに組込む際の舌片状の外部導電部が反ら
ず、圧電セラミック板のクラックが防止できる圧電受話
器を提供することを目的とする。
で、圧電受話器のハンドセット等への組込み自動化に対
応でき、さらに組込む際の舌片状の外部導電部が反ら
ず、圧電セラミック板のクラックが防止できる圧電受話
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の圧電受話器は、金属基板と圧電セラミック板
の周辺部の一部に外周部に延長した舌片部をそれぞれ設
け、前面ケースと背面ケースの外周部に上記舌片部を突
出させて外部導電部とし、さらに上記前面ケースの一部
を上記金属基板の舌片部と同一か大きい形状で外周部に
延長し上記金属基板の舌片部と重なるよう挟み込んだ構
成を有している。
に本発明の圧電受話器は、金属基板と圧電セラミック板
の周辺部の一部に外周部に延長した舌片部をそれぞれ設
け、前面ケースと背面ケースの外周部に上記舌片部を突
出させて外部導電部とし、さらに上記前面ケースの一部
を上記金属基板の舌片部と同一か大きい形状で外周部に
延長し上記金属基板の舌片部と重なるよう挟み込んだ構
成を有している。
【0006】
【作用】この構成によれば、外部導電部が舌片であるた
め位置が決まり、ハンドセット等へ組込みの自動化に対
応でき、さらに圧電受話器をハンドセット等へ組込む時
にリード線を半田付けする際、前面ケースの一部を外周
部に延長した舌片部が外部導電部の下にあるため外部導
電部が反らず、圧電セラミック板へのクラック発生が防
止できる圧電受話器を提供することができる。
め位置が決まり、ハンドセット等へ組込みの自動化に対
応でき、さらに圧電受話器をハンドセット等へ組込む時
にリード線を半田付けする際、前面ケースの一部を外周
部に延長した舌片部が外部導電部の下にあるため外部導
電部が反らず、圧電セラミック板へのクラック発生が防
止できる圧電受話器を提供することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図2は本発明の一実施例における圧
電受話器に使用する圧電振動板の平面図である。図2に
おいて金属基板11の周辺部の一部に外周部に延長した
舌片部11aと、圧電セラミック板12の周辺部の一部
に外周部に延長した舌片部12aがそれぞれ設けられて
おり、金属基板11の舌片部11aが圧電セラミック板
12の舌片部12aより大きい形状で、さらに金属基板
11の舌片部11a内に圧電セラミック板12の舌片部
12aが納まるように金属基板11と圧電セラミック板
12が貼り合わされて圧電振動板13が構成されてい
る。また、圧電セラミック板12の表裏両面には電極1
4が設けられている。
しながら説明する。図2は本発明の一実施例における圧
電受話器に使用する圧電振動板の平面図である。図2に
おいて金属基板11の周辺部の一部に外周部に延長した
舌片部11aと、圧電セラミック板12の周辺部の一部
に外周部に延長した舌片部12aがそれぞれ設けられて
おり、金属基板11の舌片部11aが圧電セラミック板
12の舌片部12aより大きい形状で、さらに金属基板
11の舌片部11a内に圧電セラミック板12の舌片部
12aが納まるように金属基板11と圧電セラミック板
12が貼り合わされて圧電振動板13が構成されてい
る。また、圧電セラミック板12の表裏両面には電極1
4が設けられている。
【0008】図1は本発明の一実施例における圧電受話
器の断面図である。図1において、図2に示した構造の
圧電振動板13の外周部が前面ケース15と背面ケース
16とで挟み込まれており、前面ケース15と背面ケー
ス16の外周部に上記舌片部11a,12aを突出させ
外部導電部としている。さらに、上記舌片部11a,1
2aと重なるように金属基板11の舌片部11aと同一
か大きい形状で前面ケース15の一部を外周部に延長し
た舌片部15aを有している。また、圧電振動板13と
背面ケース16との間にその圧電振動板13を均一に支
持し、また背気室の気密性を保つ緩衝材17が挟み込ま
れている。また、背面ケース16内の漏洩孔16aの部
分には、圧電振動板13の共振を制動し周波数特性を平
坦化させる音響抵抗材18が固定されている構成を有し
ている。さらに前面ケース15には放音孔15bが形成
されている。
器の断面図である。図1において、図2に示した構造の
圧電振動板13の外周部が前面ケース15と背面ケース
16とで挟み込まれており、前面ケース15と背面ケー
ス16の外周部に上記舌片部11a,12aを突出させ
外部導電部としている。さらに、上記舌片部11a,1
2aと重なるように金属基板11の舌片部11aと同一
か大きい形状で前面ケース15の一部を外周部に延長し
た舌片部15aを有している。また、圧電振動板13と
背面ケース16との間にその圧電振動板13を均一に支
持し、また背気室の気密性を保つ緩衝材17が挟み込ま
れている。また、背面ケース16内の漏洩孔16aの部
分には、圧電振動板13の共振を制動し周波数特性を平
坦化させる音響抵抗材18が固定されている構成を有し
ている。さらに前面ケース15には放音孔15bが形成
されている。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧電振動板の外
部導電部が前面ケースの舌片部で保護されているため位
置が決まり、ハンドセット等へ組込みの自動化に対応で
き、さらに圧電受話器をハンドセット等へ組込む時にリ
ード線を半田付けする際、前面ケースの一部を外周部に
延長した舌片部が外部導電部の下にあるため外部導電部
が反らず、圧電セラミック板へのクラックが防止できる
圧電受話器を実現することができる。
部導電部が前面ケースの舌片部で保護されているため位
置が決まり、ハンドセット等へ組込みの自動化に対応で
き、さらに圧電受話器をハンドセット等へ組込む時にリ
ード線を半田付けする際、前面ケースの一部を外周部に
延長した舌片部が外部導電部の下にあるため外部導電部
が反らず、圧電セラミック板へのクラックが防止できる
圧電受話器を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例による圧電受話器の断面図
【図2】本発明の一実施例による圧電受話器に使用する
圧電振動板の平面図
圧電振動板の平面図
【図3】従来の圧電受話器の断面図
11 金属基板 11a 舌片部 12 圧電セラミック板 12a 舌片部 13 圧電振動板 14 電極 15 前面ケース 15a 舌片部 15b 放音孔 16 背面ケース 16a 漏洩孔 17 緩衝材 18 音響抵抗材
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電セラミック板を金属基板に貼り合わ
せた圧電振動板と、上記圧電振動板を覆った前面ケース
および背面ケースと、上記圧電振動板と上記背面ケース
との支持部に挟み込んだ上記圧電振動板を均一に支持し
上記背面ケースの空間の気密性を保つ緩衝材と、上記背
面ケースの漏洩孔に固定された上記圧電振動板の共振を
制動し周波数特性を平坦化させる音響抵抗材とからな
り、上記金属基板と上記圧電セラミック板の周辺部の一
部に外周部に延長した舌片部をそれぞれ設け、上記金属
基板の舌片部が上記圧電セラミック板の舌片部より大き
い形状とし、さらに上記金属基板の舌片部内に上記圧電
セラミック板の舌片部が入るように上記金属基板と上記
圧電セラミック板を貼り合わせ、上記前面ケースと上記
背面ケースの外周部に上記舌片部を突出させて外部導電
部とし、さらに上記前面ケースの一部を上記金属基板の
舌片部と同一か大きい形状で外周部に延長し上記金属基
板の舌片部と重なる構造とした圧電受話器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05330356A JP3134643B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 圧電受話器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05330356A JP3134643B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 圧電受話器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193894A true JPH07193894A (ja) | 1995-07-28 |
JP3134643B2 JP3134643B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=18231702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05330356A Expired - Fee Related JP3134643B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 圧電受話器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134643B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP05330356A patent/JP3134643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3134643B2 (ja) | 2001-02-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201 |
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