JPH0719347U - ガラス保護フイルム及び航空機用窓ガラス - Google Patents

ガラス保護フイルム及び航空機用窓ガラス

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JPH0719347U
JPH0719347U JP4910693U JP4910693U JPH0719347U JP H0719347 U JPH0719347 U JP H0719347U JP 4910693 U JP4910693 U JP 4910693U JP 4910693 U JP4910693 U JP 4910693U JP H0719347 U JPH0719347 U JP H0719347U
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JP
Japan
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glass
protective film
film
glass protective
synthetic resin
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Pending
Application number
JP4910693U
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English (en)
Inventor
かをり 井上
Original Assignee
かをり 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス表面に貼着し、フイルムを交換する
だけで容易に、且つ安価にて、常にガラスを無傷に保持
するガラス保護フイルム及び航空機用窓ガラスを提供す
る。 【構成】 ガラス保護フイルム1は合成樹脂フイルム
3とその片面に重層をなす粘着層5とからなる。合成樹
脂フイルム3はロックウエル硬度がM85以上であるポ
リカーボネートを主原料とする高分子樹脂からなり、
0.05〜0.1mmの厚さを有す。粘着層5はスチレン
ーブタジエン共重合体を主原料とする粘着剤からなり、
0.01〜0.05mmの厚さを有する。この粘着剤は粘
着性が強く、剥離性がよく、フイルムと同様高温、低温
等熱変化に強く、透明、難燃性である。このガラス保護
フイルムを貼着したガラスはフイルムを交換するだけ
で、ガラスの交換を行うより作業性も容易になり、トー
タルコストも低減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
ガラス保護フイルム及び航空機用窓ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来表面保護フイルムについては数多くのものが実施されている。例えば金属 板、建材、家具、などの表面に貼着し擦傷を防止するとか又ガラスの表面に貼着 し破損防止とか、飛散防止とか等の目的に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの保護フイルムは被保護物の使用時には剥離され、使用する迄の表面保 護の目的で貼着されている。しかし高速車や航空機の窓ガラスなどの表面には従 来保護フイルムでは十分な性能を有しないため用いられていない。これら窓ガラ スは小塊物等が衝突し、ガラス表面が傷ついてきた場合にガラス自体を交換して いる。このガラス交換にはガラス資材費、交換作業費、ロスタイム費等に多大の 費用を要する。そこでこの修復費用の節減と、作業性の向上を計るためのガラス 保護フイルム及び航空機用窓ガラスを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記課題に対し提供する第1考案のガラス保護フイルムはロックウエル硬度が M85以上の透明な合成樹脂フイルムと、 該合成樹脂フイルムの片面に設けられた粘着層とを備えたことを特徴とするも のである。
【0005】 第2考案の航空機用窓ガラスはガラス保護フイルムを上記粘着層を介して外面 に貼着したことを特徴とするものである。 上記粘着層を有するガラス保護フイルムはロックウエル硬度がM85以上の合 成樹脂からなり、表面が傷つき難いものである。例えばポリカーボネートを主原 料とする合成樹脂からなるフイルムはロックウエル硬度がM85以上であり、透 明で、衝撃強さ、引張強さ、強度係数などの高い、優れた機械的性質を持ち、高 温、低温等熱変化に強く、吸湿性が低く、透明、難燃性である。かかる合成樹脂 フイルムの片面に設けられた貼着層は、粘着性が強く、剥離性がよく、加工性が よい粘着剤からなる。
【0006】 この硬度の高いガラス保護フイルムはガラスに匹敵する傷つき難いものであり 、これをガラス表面に貼着することにより、ガラス表面が保護される。このガラ ス保護フイルム表面が損傷した場合にはこのガラス保護フイルムを剥離し、新品 のガラス保護フイルムを貼着することによりガラス表面は修復され常にきれいな 状態で保持される。又このガラス保護フイルム交換作業は剥離性が良く容易に行 うことが出来る。
【0007】 前記ガラス保護フイルムを貼着した航空機用窓ガラスは予め専用の形にガラス 保護フイルムを形成することにより、ガラス保護フイルムを容易にかつ安価に交 換修復することが出来る。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例につき説明する。図1に合成樹脂フイルム3とその片面に重 層をなす粘着層5とからなるガラス保護フイルム1の構成図を示す。合成樹脂フ イルム3は上記の通りロックウエル硬度がM85以上であり、透明で、衝撃強さ 、引張強さ、強度係数などの高い、優れた機械的性質を持ち、高温、低温等熱変 化に強く、吸湿性が低く、透明、難燃性であるポリカーボネートを主原料とする 高分子樹脂からなり、0.05〜0.1mmの厚さを有す。粘着層5はスチレンー ブタジエン共重合体を主原料とする粘着剤からなり、0.01〜0.05mmの厚 さを有する。この粘着剤は粘着性が強く、剥離性がよく、合成樹脂フイルム3と 同様高温、低温等熱変化に強く、透明、難燃性である。このガラス保護フイルム 1をガラスに貼着する方法は空気の混入を防止するため公知の遮光フイルムの貼 着方法を適用すればよい。またガラス保護フイルム1は上記性質を有する他の合 成樹脂でも良い。粘着剤も同様上記の性質を有するアクリル系樹脂粘着剤など他 の粘着剤でもよい。
【0009】 上記ガラス保護フイルム1を図2のごとく航空機用窓ガラス7のガラス9表面 に貼着した。この航空機用窓ガラス7に砂の細粒を噴射し、表面の擦傷状態をテ ストした結果透明度を阻害するような傷は生じないことが判った。また剥離性の テストの結果粘着性が強力であり、強力な力を要するが完全に剥離する。このガ ラス保護フイルム1を貼着したガラスは表面を擦傷すればガラス保護フイルム1 を交換するだけで済み、ガラスの交換を行うより作業性も容易になり、トータル コストも低減される。また航空機用窓ガラス7も上記ガラス保護フイルム1を貼 着しており上記同様の効果がある。
【0010】
【考案の効果】
第1考案のガラス保護フイルムの使用により従来ガラス表面の擦傷を生じた場 合にガラス自体を交換してきたが、ガラス保護フイルムの交換だけで済み、交換 作業の簡素化とトータルコストの節減が出来る。また第2考案の航空機用窓ガラ スも上記同様ガラス保護フイルムの交換だけで作業の簡素化とコストの節減が出 来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガラス保護フイルムの構成図である。
【図2】 ガラス保護フイルムを貼着した航空機用窓ガ
ラスの構成図である。
【符号の説明】
1・・ガラス保護フイルム 3・・合成樹脂フイルム
5・・粘着層 7・・航空機用窓ガラス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロックウエル硬度がM85以上の透明な合
    成樹脂フイルムと、 該合成樹脂フイルムの片面に設けられた粘着層と、 を備えたことを特徴とするガラス保護フイルム。
  2. 【請求項2】上記合成樹脂フイルムがポリカーボネート
    である請求項1記載のガラス保護フイルム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のガラス保護フイル
    ムを上記粘着層を介して外面に貼着したことを特徴とす
    る航空機用窓ガラス。
JP4910693U 1993-09-09 1993-09-09 ガラス保護フイルム及び航空機用窓ガラス Pending JPH0719347U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011068723A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Shin Etsu Polymer Co Ltd 被覆用フィルム、粘着フィルムおよび積層フィルム
JP2021066854A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 凸版印刷株式会社 粘着シート

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