JPH07193327A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JPH07193327A
JPH07193327A JP33066293A JP33066293A JPH07193327A JP H07193327 A JPH07193327 A JP H07193327A JP 33066293 A JP33066293 A JP 33066293A JP 33066293 A JP33066293 A JP 33066293A JP H07193327 A JPH07193327 A JP H07193327A
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JP
Japan
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layer
active layer
semiconductor laser
lattice constant
band
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JP33066293A
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English (en)
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Hirohide Kurakake
博英 倉掛
Toru Uchida
徹 内田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発振波長1.3 μm帯又は1.5 μm帯のIII-V族
の半導体レーザ装置に関し、しきい電流の増加を抑制
し、かつしきい電流の温度依存性を十分に小さくする。 【構成】1.3 μm帯又は1.5 μm帯の発振波長を与える
格子定数とした組成を有するInGaAsからなる活性層15
と、活性層15を挟んで形成され、かつGaAsの格子定数
に近い格子定数を与える組成とすることより活性層15
に歪みを与える半導体層14,16とを有し、活性層1
5と半導体層14,16との間で価電子帯のバンド端不
連続ΔEvに対する伝導帯のバンド端不連続ΔEcの比
を大きくしたことを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ装置に関
し、より詳しくは、発振波長1.3 μm帯又は1.5 μm帯
のIII-V族の半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバを用いた光通信システ
ムは、主に大容量の幹線で用いられている。将来は各家
庭を含めた加入者系での光通信システムの利用が考えら
れている。この場合、価格を下げるため、温度制御系を
持たないペルチェフリーのシステムが必要になる。
【0003】しかし、光通信用の1.3 μm帯及び1.55μ
m帯のInGaAsP/InP 半導体レーザのしきい電流は環境温
度に大きく依存し、高温(85℃程度)では十分な光出
力が得られず、温度制御系を持たない光通信システムに
は不向きである。ところで、半導体レーザのしきい電流
の温度依存性は、特性温度(T0 )を見積もることで評
価される。1.3 μm帯又は1.55μm帯のInGaAsP/InP 半
導体レーザの特性温度は60K程度である。
【0004】これを大きくするため、活性層の幅を広く
する等半導体レーザの構造を変えると、特性温度は10
0Kを超えるものの、かえって損失が増えるため、しき
い電流は大幅に上昇し、実用に適しなかった。また、し
きい電流の温度依存性は活性層からのキャリアのオーバ
フローに依存するので、Alを添加することで活性層と
光導波路層の間のバンド端不連続を改善し、キャリアの
オーバフローを抑制したレーザが報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造では
なお十分なバンド端不連続が得られていないためか、A
l添加による結晶性の悪化のためか、十分なしきい電流
の温度依存性が得られていない。本発明は、係る従来例
の問題点に鑑みて創作されたものであり、しきい電流の
増加を抑制し、かつしきい電流の温度依存性を十分に小
さくすることが可能な1.3 μm帯又は1.5 μm帯のIII-
V族化合物の半導体レーザ装置の提供を目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、所
定の発振波長を与える格子定数とした組成を有するInGa
Asからなる活性層と、前記活性層を挟んで形成され、か
つGaAsの格子定数に近い格子定数を与える組成とするこ
とより前記活性層に歪みを与える半導体層とを有し、前
記活性層と前記半導体層との間で価電子帯のバンド端不
連続ΔEvに対する伝導帯のバンド端不連続ΔEcの比
を大きくしたことを特徴とする半導体レーザ装置によっ
て達成され、第2に、前記活性層の歪量は、臨界膜厚の
ときの歪量の70%以上としたことを特徴とする第1の
発明に記載の半導体レーザ装置によって達成され、第3
に、前記半導体層はクラッド層又は光導波路層であるこ
とを特徴とする第1又は第2の発明に記載の半導体レー
ザ装置によって達成され、第4に、前記クラッド層はII
I-V族半導体基板上に緩和バッファ層を介して形成され
ていることを特徴とする第3の発明に記載の半導体レー
ザ装置によって達成され、第5に、前記光導波路層はク
ラッド層及び緩和バッファ層を介してIII-V族半導体基
板上に形成されていることを特徴とする第3の発明に記
載の半導体レーザ装置によって達成され、第6に、前記
III-V族半導体基板は三元化合物からなることを特徴と
する第4又は第5の発明に記載の半導体レーザ装置によ
って達成される。
【0007】
【作用】しきい電流は、外部から注入された電流がどの
程度活性層内にキャリアとして残るかで決まる。ところ
で半導体レーザのキャリアにはホールと電子があり、と
もに電流キャリアとして寄与する。ホールは有効質量が
大きいためオーバフローしにくいけれども注入もされに
くい。一方、電子は有効質量が小さいため注入されやす
いけれどもオーバフローもし易い。従って、しきい電流
の向上のためには、活性層とこれに隣接する半導体層の
間においてホール側のバンド端不連続ΔEvに対して電
子側のバンド端不連続ΔEcを大きくすることが有効で
ある。
【0008】ところで、本願発明者は半導体基板、又は
活性層を挟む半導体層の格子定数(又はIn組成)を変化
させることにより、ΔEc/ΔEvを大きく変化させる
ことができることを見出した。特に、GaAsの格子定数に
より近い格子定数とすることによりΔEc/ΔEvを大
きくすることができる。一方、発振波長の面において
は、半導体基板の格子定数と活性層の格子定数とが同じ
である格子整合系では半導体基板がGaAsの組成に近づく
ほど短波長になり、1.31μm又は1.55μmの発振波長は
得られなくなる。
【0009】従って、1.31μm又は1.55μmの発振波長
を得るためには、活性層にはIII-V族系で最も長波長が
得られるInGaAsを用いる必要がある。更に、一層大きな
ΔEc/ΔEvを確保するためには、前記したように半
導体基板の格子定数をGaAsの格子定数により近づけるこ
とが有効であり、このため活性層の歪量をより増す必要
がある。
【0010】ところで、歪みを導入した結晶では、臨界
膜厚のため導入できる歪量が制限される。このため、臨
界膜厚を有するInGaAs活性層で得られるΔEc/ΔEv
が最も大きくなる。実用上、歪み活性層の歪量は、歪み
活性層の膜厚が臨界膜厚に相当する歪量の70%以上で
あることが好ましい。以上により、所定の発振波長、例
えば1.31μm又は1.55μmが得られるような格子定数を
有するInGaAs膜で活性層を形成し、かつ活性層の膜厚が
臨界膜厚となるような歪量に相当する格子定数、又はこ
の近辺で少し大きい格子定数で活性層を挟む半導体層又
は半導体基板を作成することにより、ΔEc/ΔEv比
を最も大きくすることができる。これにより、キャリア
のオーバフローが少なく、しきい電流の温度依存性が小
さいレーザを実現できる。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例に
係る半導体レーザ装置について説明する。一例として、
ここでは、分離閉じ込め型(SCH)の半導体レーザ装
置について説明する。まず、半導体レーザ装置の構成に
ついて図1を参照しながら説明する。
【0012】図1(a)は、本発明の実施例に係る半導
体レーザ装置の斜視図である。図中、12はGaAs基板1
1上に形成されたIn0.2Ga0.8As層(緩和バッファ層)で
あり、13はIn0.2Ga0.8As層12に格子整合されたn−
InGaP 層(クラッド層)である。In0.2Ga0.8As層12は
GaAs基板11とn−InGaP 層13との格子不整合を緩和
する働きを有する。
【0013】14はn−InGaP 層13と格子整合された
InGaAsP 層(光導波路層)であり、光導波路層14の組
成波長を1.05μmとした。15はIn0.2Ga0.8As層12に
対して1.5 %の歪量を有し、かつ10nmの膜厚を有す
るIn0.42Ga0.58As層(活性層)である。また、歪量1.5
%は、膜厚10nmが臨界膜厚に相当する歪量約2%の
75%程度に相当する。これは、In0.2Ga0 .8As層12の
格子定数(又はIn組成)が臨界膜厚の歪量に相当する格
子定数(又はIn組成)よりも大きくなっている場合に相
当する。更に、この活性層15は発振波長1.31μmを有
し、ΔEc/ΔEv比は歪量1.5 %、かつ膜厚10nm
のときの最大値約2.5 となっている。
【0014】16はIn0.42Ga0.58As層15上のInGaAsP
層(光導波路層)で、下部のInGaAsP 層14と同じ組成
を有する。17はInGaAsP 層と格子整合された上部のp
−InGaP 層(クラッド層)である。18は約5μmの幅
にパターニングされたp−InGaP 層17上に形成された
+−InGaAs層(コンタクト層)である。次に、上記の
組成を有する半導体レーザ装置の模式的なエネルギバン
ド図を図1(b)に示す。図1(b)において、活性層
15の膜厚は10nmと薄いため、量子効果が生じてお
り、この量子効果を含めた活性層15の発振波長は1.31
μmとなっている。ΔEvは光導波路層14及び16と
活性層15との間の価電子帯のバンド端不連続を表し、
ΔEcは光導波路層14及び16と活性層15との間の
伝導帯のバンド端不連続を表す。活性層15に歪みを導
入して光導波路層14の格子定数をGaAsの格子定数に近
くしているため、ΔEc/ΔEvは最も大きくなってお
り、活性層15内に電子及びホールがキャリアとして残
る量が増大する。このため、しきい電流の温度依存性が
減少し、高温での動作が可能となる。従って、冷却機を
省略できる。
【0015】次に、上記に示された活性層その他の半導
体層の組成の決め方について説明する。図2は、ΔEc
/ΔEvの比率が基板の格子定数で変化する様子を示す
特性図である。縦軸は比例目盛のΔEvに対するΔEc
の比率を表し、横軸は格子定数の異なる基板としてのIn
GaAsの緩和バッファ層12について格子定数の代わりに
InGaAsのIn組成で表している。
【0016】この特性図は理論計算に基づくものであ
り、量子効果を考慮して活性層には歪み量子井戸層を適
用し、量子効果を含めて発振波長が1.31μmになるよう
にした。このとき、活性層15の膜厚を10nmとし、
歪量を1.5 %にした。また、光導波路層14,16の組
成波長を1.05μmとした。なお、図3はマシューにより
計算された歪み(ミスマッチ)に対する臨界膜厚を示
す。縦軸は比例目盛で示した臨界膜厚(Å)を表し、横
軸は比例目盛で示した歪量(ミスマッチ:%)を表す。
活性層15の歪量1.5 %は、膜厚10nmが臨界膜厚に
相当する歪量約2%の75%程度に相当する。従って、
歪量1.5 %,膜厚10nmの組み合わせは活性層15の
膜厚が臨界膜厚となるような歪量に相当する格子定数よ
りも少し大きい格子定数での歪量及び膜厚の組み合わせ
に相当する。
【0017】図2において、特性図に示された特性曲線
の右端は活性層がInP の格子定数×1.015 に相当する格
子定数を有するInGaAsP となっていることを示す。この
点よりも左側の実線上の領域は、緩和バッファ層と活性
層の間の歪量1.5%及び活性層の発振波長1.31μmを保
持しながら、活性層がInGaAsP の組成(即ち格子定数)
で、かつIn組成が少なくなるように(即ち、格子定数が
小さくなる方向に)変化する領域を示す。
【0018】実線の左端は活性層15がInGaAsP 組成か
らInGaAs組成となる点を示す。このとき、InGaAsの緩和
バッファ層12のIn組成が約0.2 となり、緩和バッファ
層12の格子定数は活性層15の格子定数と比べて、更
に1.5 %程GaAsの格子定数に近くなっている。そして、
最も大きなΔEc/ΔEv比約2.5 を得ることができ
る。
【0019】また、実線の左端の更に左側の点線で示す
部分は、活性層がInGaAs組成で変化する領域を示し、発
振波長が1.31μmよりも小さくなる領域を示している。
なお、この間、光導波路層の格子定数は緩和バッファ層
と格子整合されており、組成波長1.05μmが保持されて
いる。以上のように、1.31μmの発振波長を有する活性
層15の膜厚10nm、歪量1.5 %の場合、InGaAsの緩
和バッファ層12のIn組成が約0.2 のときに、光導波路
層14,16と活性層15との間で最も大きなΔEc/
ΔEv約2.5 を得ることができる。
【0020】なお、活性層15の歪量は活性層15の膜
厚が臨界膜厚となるまで大きくでき、このときGaAsの格
子定数に最も近づけることができるので、上記のΔEc
/ΔEvよりも更に大きくすることが可能である。実用
上、活性層15の膜厚を丁度臨界膜厚とすることは困難
であり、ΔEc/ΔEv比の大きさを考慮した場合、活
性層15の歪量は、活性層15の膜厚が臨界膜厚に相当
する歪量の70%以上であることが好ましい。これは、
活性層15の膜厚が臨界膜厚となるような歪量に相当す
る格子定数から、その歪量の70%に相当する格子定数
までの範囲内の格子定数を有する緩和バッファ層12を
作成することを示す。
【0021】また、別の検討結果によれば、InGaAsから
なる活性層の歪量2.3 %、膜厚70Åのとき、発振波長
が最も大きくなるので、この条件を満たす組成、構造で
活性層や光導波路層等を形成すれば、ΔEc/ΔEvを
最も大きくすることができる。以上により、発振波長が
1.31μmになるような格子定数を有するInGaAs膜で活性
層15を形成し、かつ活性層15の膜厚が臨界膜厚とな
るような歪量に相当する格子定数、又はこの近辺で少し
大きい格子定数で隣接半導体層14,16、即ちGaAs基
板11又はGaAs基板11側の緩和バッファ層12を作成
することにより、ΔEc/ΔEv比をより大きくするこ
とができる。これにより、キャリアのオーバフローが少
なく、活性層15内に電子及びホールがキャリアとして
残る量が増大する。
【0022】このため、しきい電流の温度依存性が減少
し、高温での動作が可能となる。従って、冷却器が不要
となり、ペルチェフリーとすることが可能となる。な
お、発振波長が1.55μmを有する半導体レーザ装置を作
成する場合にも上記を適用することができる。この場合
も、歪み活性層がInGaAs層であるとき、かつ歪み活性層
の膜厚が臨界膜厚となるような歪量に相当する格子定
数、又はこの近辺で少し大きい格子定数で隣接半導体層
又は半導体基板を作成することにより、ΔEc/ΔEv
比を大きくすることができる。
【0023】また、SCH型を用いているが、活性層を
挟んでクラッド層を直接形成してもよい。この場合、ク
ラッド層をGaAsの格子定数に近くすることにより、ΔE
c/ΔEv比をより大きくすることができる。更に、Ga
As基板を用いているが、三元のIII-V族の化合物半導体
基板、例えばInGaP を用いることもできる。この場合
も、活性層を挟む半導体層はGaAsの格子定数に近くする
ことにより、ΔEc/ΔEv比をより大きくすることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体レーザ装
置においては、発振波長が所定の値になるような格子定
数を有するInGaAs膜で活性層を形成し、かつ活性層の膜
厚が臨界膜厚となるような歪量に相当する格子定数、又
はこの近辺で少し大きい格子定数で隣接半導体層又は半
導体基板を作成することにより、キャリアのオーバフロ
ーに対してΔEc/ΔEv比をより有効な大きさにする
ことができる。これにより、活性層内に電子及びホール
がキャリアとして残る量が増大し、しきい電流の温度依
存性が小さいレーザを実現できる。
【0025】このため、しきい電流の温度依存性が減少
し、高温での動作が可能となる。従って、冷却器が不要
となり、ペルチェフリーとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る半導体レーザ装置の構成
について示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る半導体レーザ装置の緩和
バッファ層のInのモル比に対するΔEc/ΔEv比の関
係について示す特性図である。
【図3】半導体レーザ装置の歪み活性層のミスマッチと
臨界膜厚との関係について示す特性図である。
【符号の説明】
11 GaAs基板、 12 In0.2Ga0.8As層、 13 n-InGaP 層(クラッド層)、 14,16 InGaAsP 層(光導波路層)、 15 In0.42Ga0.58As層、 17 p-InGaP 層(クラッド層)、 18 p-InGaAs層(コンタンクト層)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の発振波長を与える格子定数とした
    組成を有するInGaAsからなる活性層と、 前記活性層を挟んで形成され、かつGaAsの格子定数に近
    い格子定数を与える組成とすることより前記活性層に歪
    みを与える半導体層とを有し、 前記活性層と前記半導体層との間で価電子帯のバンド端
    不連続ΔEvに対する伝導帯のバンド端不連続ΔEcの
    比を大きくしたことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記活性層の歪量は、臨界膜厚のときの
    歪量の70%以上としたことを特徴とする請求項1記載
    の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体層はクラッド層又は光導波路
    層であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記クラッド層はIII-V族半導体基板上
    に緩和バッファ層を介して形成されていることを特徴と
    する請求項3記載の半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記光導波路層はクラッド層及び緩和バ
    ッファ層を介してIII-V族半導体基板上に形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記III-V族半導体基板は三元化合物か
    らなることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の半
    導体レーザ装置。
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