JPH07192362A - リール駆動装置 - Google Patents

リール駆動装置

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JPH07192362A
JPH07192362A JP5334033A JP33403393A JPH07192362A JP H07192362 A JPH07192362 A JP H07192362A JP 5334033 A JP5334033 A JP 5334033A JP 33403393 A JP33403393 A JP 33403393A JP H07192362 A JPH07192362 A JP H07192362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide base
base
reel
cassette
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP5334033A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Naruoka
良彦 成岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5334033A priority Critical patent/JPH07192362A/ja
Publication of JPH07192362A publication Critical patent/JPH07192362A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライドベース側に駆動切換機構を配設するこ
とにより、装置全体の小型化およびスライドベースの引
き出し量を大きく取ることができるリール駆動装置の提
供を目的とする。 【構成】カセット2をスライドベース1に装填すると、
テープローディングを開始する。入口側スライダ3と出
口側スライダ4に配設された回転ローラおよび傾斜ガイ
ドなどにより、カセット2内に収納された図示しない磁
気テープTを引き出し、カセット2を装填したスライド
ベース1を回転ヘッド12の方向に移動する。リール台
5を駆動するための駆動切換機構6はスライドベース1
に配設されているため、駆動切換機構6もスライドベー
ス1と共に同方向に移動する。駆動切換機構6は、磁気
テープTのローディング動作中は、供給側のリール台5
側に当接し、キャプスタンモータ7からの動力を伝達
し、磁気テープTにバックテンションを架けて余分な弛
みがでないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばヘリカルス
キャン方式の磁気記録再生装置のテープローディング機
構におけるリール駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリカルスキャン方式VTRのリ
ール駆動装置を図6に示す。図6において、131は磁
気テープを収納したカセット、132はカセット131
を載せて所定の位置までローディングするスライドベー
ス、133は回転ヘッド134およびキャプスタンモー
タ135、駆動切換機構136などを配設したメインベ
ースである。
【0003】従来のリール駆動装置では、カセット13
1をスライドベース132に装填すると、磁気テープT
はテープローディング手段により回転ヘッド134に斜
めに巻回する。キャプスタンモータ135の動力は、伝
達ベルト137により駆動切換機構136に伝達する。
駆動切換機構は、スライドベース132上に配設された
2つのリール台138の回転を制御する。
【0004】ここで、カセット131内に回転ドラム1
32が入り込むタイプのテープローディング機構を有す
るVTRでは、ベルト137によりキャプスタンモータ
135に連結された駆動切換機構136の位置は常に固
定されており、テープローディングの機構動作に関与し
ていない。従って、スライドベース132上に配設さ
れ、カセット131のスライド動作と共に移動するリー
ル台138は、駆動切換機構136と相対運動を行う。
カセット131の排出時にはアンローディングと共に磁
気テープTを巻取る必要があることから、駆動切換機構
136は常にリール台138と係合していなければなら
ない。従ってスライドベースの移動量は、上記相対動作
の際に駆動切換ギヤ139とリール台138のギヤとが
常に噛み合う範囲に限定されることから、装置全体の小
型化を阻害するばかりか、スライドベースの引き出し量
を大きく取ることができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のリール駆動装置によれば、駆動切換機構をメインベー
スに配設しているため、装置全体の小型化を阻害するば
かりか、スライドベースの引き出し量を大きく取ること
ができないという欠点があった。
【0006】そこで、この発明は上記欠点を除去し、ス
ライドベース側に駆動切換機構を配設することにより、
装置全体の小型化およびスライドベースの引き出し量を
大きく取ることができるリール駆動装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、カセットテープを載置し、該カセッ
トテープを駆動する位置に移動させるスライドベース
と、前記スライドベースのスライド動作と連動してテー
プローディング動作を行い、前記カセット内に回転ドラ
ムを入り込ませるテープローディング手段と、前記スラ
イドベースに配設したリール台と、前記リール台の回転
方向を切り換える駆動切換手段と、前記スライドベース
を支持するメインベースと、前記メインベースに配設さ
れたキャプスタンモータと、前記駆動手段と前記キャプ
スタンモータ間に懸架したベルト部材と、前記ベルト部
材の少なくとも一部に接するローラ部材と、前記駆動手
段と前記キャプスタンモータ間の距離に応じて前記ロー
ラ部材を移動する手段とを具備している。
【0008】
【作用】このように構成されたものにおいては、キャプ
スタンモータから駆動手段に動力を伝達するベルト部材
の少なくとも一部に接したローラ部材を、カセットのス
ライド位置に応じて移動することにより、ベルト部材の
弛みを防止し、装置全体の小型化およびスライドベース
の引き出し量を大幅に拡大できる。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照し、詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すリール駆動装
置の構成図である。図1において、1はカセット2を収
納するスライドベース、3は回転ローラおよび傾斜ガイ
ドなどを具備し、磁気テープTを引き出す入口側スライ
ダ、4は回転ローラおよび傾斜ガイドなどを具備し、磁
気テープTを引き出す出口側スライダ、5はスライドベ
ース1に配設され、カセット2のリールに係合するリー
ル台、6はリール台5の回転方向を切り換える駆動切換
機構、7はメインベース8に配設されたキャプスタンモ
ータ、9は駆動切換機構6とキャプスタンモータ7の間
に懸架し、動力を伝達する伝達ベルト、10は矢印方向
Aに移動し、伝達ベルト9に内側から当接するプーリ、
11はメインベース8に回転自在に支持され、伝達ベル
ト9の外側から当接するプーリ、12は磁気ヘッドを周
面に具備した回転ヘッドである。
【0010】スライドベース1は回転ヘッド12に対し
て自在に接近したり遠ざかったりする方向でメインベー
ス8に支持される。入口側スライダ3および出口側スラ
イダ4はスライドベース1の回転ヘッド12側に配設す
る。駆動切換機構6は、ギア6a、6b、6c、6dか
ら構成する。キャプスタンモータ7に懸架された伝達ベ
ルト9により、ギヤ6aに動力が伝達する。ギヤ6aは
首振り機構により接続されたギヤ6bに動力を伝達す
る。ギヤ6bはキャプスタンモータ7の回転方向によ
り、巻取り側または供給側のリールに噛み合っているギ
ヤ6cまたはギヤ6dに当接し動力を伝達する。ギヤ6
cまたはギヤ6dはそれぞれ巻取り側または供給側リー
ル台に動力を伝達する。プーリ10は図示しない調整レ
バー14の一端に回転自在に支持される。調整レバー1
4は他端を回転中心軸によりメインベース8上に回転自
在に支持される。
【0011】図1の状態のときにカセット2をスライド
ベース1に装填すると、テープローディングを開始す
る。入口側スライダ3と出口側スライダ4に配設された
回転ローラおよび傾斜ガイドなどにより、カセット2内
に収納された図示しない磁気テープTを引き出し、カセ
ット2を装填したスライドベース1を回転ヘッド12の
方向に移動する。リール台5を駆動するための駆動切換
機構6はスライドベース1に配設されているため、駆動
切換機構6もスライドベース1と共に同方向に移動す
る。
【0012】駆動切換機構6は、磁気テープTのローデ
ィング動作中は、供給側のリール台5側に当接し、キャ
プスタンモータ7からの動力を伝達し、磁気テープTに
バックテンションを架けて余分な弛みがでないように制
御する。
【0013】図2はこの実施例におけるリール台装置の
テープローディング動作を示す構成図である。キャプス
タンモータ7と駆動切換機構6との間の距離はスライド
ベース1の移動に伴い変化するが、キャプスタンモータ
7と駆動切換機構6との間に懸架した伝達ベルト9はプ
ーリ10のA方向の移動により常に周長が一定になる。
このため、スライドベース1の移動中でもキャプスタン
モータ7からの動力は駆動切換機構6を介してリール台
5に伝達する。
【0014】図3はこの実施例におけるリール台装置の
テープローディング動作終了状態を示す構成図である。
入口側スライダ3と出口側スライダ4は、さらに回転ヘ
ッド12に巻回し、所定の巻回量となった位置で停止す
る。
【0015】カセット2の排出動作は、図1〜図3に示
すローディング動作を逆に行う。この場合も駆動切換機
構6は、供給側のリール台5側に当接し、キャプスタン
モータ7からの動力を伝達し、磁気テープTにバックテ
ンションを架けて余分な弛みがでないように制御する。
【0016】図4はカセット動作と連動したプーリ10
の移動機構の構成図である。図4に示すように、スライ
ドベース1には係合溝1aが形成されており、メインベ
ース8に回動中心13を有し、他端にプーリ10を具備
する調整レバー14に設けられた係合ピン15と係合す
る。ローディング動作を開始すると、スライドベース1
が回転ヘッド12方向に移動すると、係合溝1aに係合
した係合ピン15が溝形状にに沿ってA方向に回動す
る。これにともなってプーリ10がA方向に移動する。
【0017】図5はテープローディング動作終了状態に
おけるプーリ14を示す構成図である。キャプスタンモ
ータ7と駆動切換機構6との間の距離はスライドベース
1の移動に伴い変化するが、プーリ10の移動により伝
達ベルト9の周長が常に一定に保たれるため、スライド
ベース移動中でもキャプスタンモータ7からの動力は駆
動切換機構6を介してリール台5に伝達可能となる。
【0018】この実施例において、プーリ10および1
1により伝達ベルト9の周長を常に一定に保つことによ
り、駆動切換機構6をスライドベース1側に配設するこ
とができ、スライダベース1の引出し量を大幅に拡大で
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、スライドベースの
移動による駆動切換機構とキャプスタンモータとの距離
の変化に応じて伝達ベルトの一部に接するプーリを移動
させて伝達ベルトの長さに応じた動力伝達経路を形成す
ることにより、スライドベースの引き出し量を拡大でき
るばかりか、装置全体の小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すリール駆動装置の構
成図である。
【図2】図1の実施例の動作を示す説明図である。
【図3】図1の実施例の動作を示す説明図である。
【図4】図1の実施例におけるプーリ10の動作を示す
説明図である。
【図5】図1の実施例におけるプーリ10の動作を示す
説明図である。
【図6】従来のリール駆動装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1…スライドベース、1a…係合溝、2…カセット、3
…入口側スライダ、4…出口側スライダ、5…リール
台、6…駆動切換機構、7…キャプスタンモータ、8…
メインベース、9…伝達ベルト、10…プーリ、11…
プーリ、12…回転ヘッド、13…回転中心軸、14…
調整レバー、15…係合ピン、T…磁気テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープを載置し、該カセットテ
    ープを駆動する位置に移動させるスライドベースと、 前記スライドベースのスライド動作と連動してテープロ
    ーディング動作を行い、前記カセット内に回転ドラムを
    入り込ませるテープローディング手段と、 前記スライドベースに配設したリール台と、 前記リール台の回転方向を切り換える駆動切換手段と、 前記スライドベースを支持するメインベースと、 前記メインベースに配設されたキャプスタンモータと、 前記駆動手段と前記キャプスタンモータ間に懸架したベ
    ルト部材と、 前記ベルト部材の少なくとも一部に接するローラ部材
    と、 前記駆動手段と前記キャプスタンモータ間の距離に応じ
    て前記ローラ部材を移動する手段とを具備したことを特
    徴とするリール駆動装置。
JP5334033A 1993-12-28 1993-12-28 リール駆動装置 Pending JPH07192362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334033A JPH07192362A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 リール駆動装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334033A JPH07192362A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 リール駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH07192362A true JPH07192362A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18272756

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334033A Pending JPH07192362A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 リール駆動装置

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