JPH07190998A - 超音波探傷方法および装置 - Google Patents
超音波探傷方法および装置Info
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- JPH07190998A JPH07190998A JP5333769A JP33376993A JPH07190998A JP H07190998 A JPH07190998 A JP H07190998A JP 5333769 A JP5333769 A JP 5333769A JP 33376993 A JP33376993 A JP 33376993A JP H07190998 A JPH07190998 A JP H07190998A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄い材料からなる試料に生じた欠陥も確実に
検出でき、かつ、探傷面の狭い小さな試料へも容易に適
用可能な超音波探傷方法および装置を提供する。 【構成】 超音波探触子10から試料12に向けて集束
超音波を放射し、試料12からの反射超音波を超音波探
触子10で受信し、この受信信号により試料12の一面
に開口する開口欠陥12bを検出する超音波探傷方法に
おいて、試料12の一面に集束する集束超音波をこの試
料12に向けて放射した状態で超音波探触子10を試料
12の一面に沿って走査し、試料12の一面からの反射
超音波Bの受信強度の変動に基づいて開口欠陥12bの
存在およびその高さ寸法dFを検出する。
検出でき、かつ、探傷面の狭い小さな試料へも容易に適
用可能な超音波探傷方法および装置を提供する。 【構成】 超音波探触子10から試料12に向けて集束
超音波を放射し、試料12からの反射超音波を超音波探
触子10で受信し、この受信信号により試料12の一面
に開口する開口欠陥12bを検出する超音波探傷方法に
おいて、試料12の一面に集束する集束超音波をこの試
料12に向けて放射した状態で超音波探触子10を試料
12の一面に沿って走査し、試料12の一面からの反射
超音波Bの受信強度の変動に基づいて開口欠陥12bの
存在およびその高さ寸法dFを検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば薄板の突合せ
溶接継手部の未溶着部の寸法評価等に用いられる超音波
探傷方法および装置に関する。
溶接継手部の未溶着部の寸法評価等に用いられる超音波
探傷方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2枚の鋼板をその端面で突き合わせ、突
き合せ部の一方の面をシーム溶接、レーザ溶接等により
溶接して突合せ継手を形成した場合、他方の面の側に未
溶着部が生じて板厚方向に沿ったスリット状の開口欠陥
が生じることがある。従来、このようなスリット状の開
口欠陥を超音波探傷法により評価する方法としては、次
に挙げるようなものがあった。
き合せ部の一方の面をシーム溶接、レーザ溶接等により
溶接して突合せ継手を形成した場合、他方の面の側に未
溶着部が生じて板厚方向に沿ったスリット状の開口欠陥
が生じることがある。従来、このようなスリット状の開
口欠陥を超音波探傷法により評価する方法としては、次
に挙げるようなものがあった。
【0003】(1)垂直法によるもの 図3に示すように、照射する超音波ビームを1点に集束
することのできる点集束型超音波探触子1を用いて、水
中に没した試料2の表面に略垂直な方向から超音波ビー
ムを入射して試料2からの反射波を超音波探触子1によ
り受信する。試料2の突合せ継手部2aに未溶着部が生
じ、図3に示すようなスリット状の開口欠陥2bが試料
2の裏面側に存在する場合、試料2の表面で反射された
表面エコーS、開口欠陥2bの先端で反射された欠陥エ
コーFおよび試料2の裏面で反射された裏面エコーBが
超音波探触子1により受信される。
することのできる点集束型超音波探触子1を用いて、水
中に没した試料2の表面に略垂直な方向から超音波ビー
ムを入射して試料2からの反射波を超音波探触子1によ
り受信する。試料2の突合せ継手部2aに未溶着部が生
じ、図3に示すようなスリット状の開口欠陥2bが試料
2の裏面側に存在する場合、試料2の表面で反射された
表面エコーS、開口欠陥2bの先端で反射された欠陥エ
コーFおよび試料2の裏面で反射された裏面エコーBが
超音波探触子1により受信される。
【0004】図4は超音波探触子1で受信された受信信
号の一例を示す図であり、横軸が時間で縦軸が反射強度
を示す。表面エコーSおよび裏面エコーBは一般に反射
強度が強く、しかも板厚dが知られていれば特定の時間
軸上の位置に現れるので、これら表面エコーSおよび裏
面エコーBと欠陥エコーFとを判別することができる。
そして、表面エコーSと欠陥エコーFとの間の時間差t
Fをカウンタ、ディジタイザ等により測定し、この時間
差tFおよび試料2の超音波伝播速度CL、板厚dから開
口欠陥2bの長さdFを推定、評価する。
号の一例を示す図であり、横軸が時間で縦軸が反射強度
を示す。表面エコーSおよび裏面エコーBは一般に反射
強度が強く、しかも板厚dが知られていれば特定の時間
軸上の位置に現れるので、これら表面エコーSおよび裏
面エコーBと欠陥エコーFとを判別することができる。
そして、表面エコーSと欠陥エコーFとの間の時間差t
Fをカウンタ、ディジタイザ等により測定し、この時間
差tFおよび試料2の超音波伝播速度CL、板厚dから開
口欠陥2bの長さdFを推定、評価する。
【0005】(2)斜角法によるもの 図5に示すように、斜角探触子3により試料2の表面に
対して所定角度(0°<θ<90°)で超音波ビームを
入射し、試料2からの反射波を斜角探触子3により受信
する。斜角探触子3は、中実の遅延材4に形成した傾斜
面4aの上に超音波振動子5を形成することにより構成
される。このような試験方法はJISZ2344に規定
されている。
対して所定角度(0°<θ<90°)で超音波ビームを
入射し、試料2からの反射波を斜角探触子3により受信
する。斜角探触子3は、中実の遅延材4に形成した傾斜
面4aの上に超音波振動子5を形成することにより構成
される。このような試験方法はJISZ2344に規定
されている。
【0006】試料2の突合せ継手部2aに未溶着部が生
じ、図5に示すようなスリット状の開口欠陥2bが試料
2の裏面側に存在する場合、斜角振動子3により受信さ
れた受信信号は、一例として図6に示すようなものにな
る。図6の横軸は時間、縦軸は反射強度のピーク値を示
し、図中Tは送信波、Fは欠陥エコーである。送信波T
と欠陥エコーFとの時間差L´をカウンタ、ディジタイ
ザ等により測定し、この時間差L´および試料2の超音
波伝播速度CLを用いて斜角探触子3から欠陥2bまで
の距離Lを求める。そして、開口欠陥2bの長さd
Fは、距離L、板厚dおよび超音波ビームの入射角θを
用いて次式により求められる。
じ、図5に示すようなスリット状の開口欠陥2bが試料
2の裏面側に存在する場合、斜角振動子3により受信さ
れた受信信号は、一例として図6に示すようなものにな
る。図6の横軸は時間、縦軸は反射強度のピーク値を示
し、図中Tは送信波、Fは欠陥エコーである。送信波T
と欠陥エコーFとの時間差L´をカウンタ、ディジタイ
ザ等により測定し、この時間差L´および試料2の超音
波伝播速度CLを用いて斜角探触子3から欠陥2bまで
の距離Lを求める。そして、開口欠陥2bの長さd
Fは、距離L、板厚dおよび超音波ビームの入射角θを
用いて次式により求められる。
【数1】dF=d−L×cosθ
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た超音波探傷法にはいずれも次のような問題があった。
た超音波探傷法にはいずれも次のような問題があった。
【0008】(1)垂直法によるもの この方法では、欠陥エコーFと表面エコーS(または裏
面エコーB)とを判別して欠陥エコーFと表面エコーS
(または裏面エコーB)との間の時間差tFから開口欠
陥2bの長さdFを推定していたので、欠陥エコーFと
表面エコーS等とを判別できない場合は開口欠陥2bの
長さdFは推定できない。一例として、図7(a)に示す
ように、試料2の板厚dが薄い場合は表面エコーSと裏
面エコーBとが時間軸上で近接し、一連のエコーとしか
目視で判別できない。また、図7(b)に示すように、開
口欠陥2bの長さdFが短い場合は欠陥エコーFが表面
エコーSまたは裏面エコーFのいずれかの中に含まれて
しまい、表面エコーSおよび裏面エコーBしか判別でき
ない。
面エコーB)とを判別して欠陥エコーFと表面エコーS
(または裏面エコーB)との間の時間差tFから開口欠
陥2bの長さdFを推定していたので、欠陥エコーFと
表面エコーS等とを判別できない場合は開口欠陥2bの
長さdFは推定できない。一例として、図7(a)に示す
ように、試料2の板厚dが薄い場合は表面エコーSと裏
面エコーBとが時間軸上で近接し、一連のエコーとしか
目視で判別できない。また、図7(b)に示すように、開
口欠陥2bの長さdFが短い場合は欠陥エコーFが表面
エコーSまたは裏面エコーFのいずれかの中に含まれて
しまい、表面エコーSおよび裏面エコーBしか判別でき
ない。
【0009】また、この方法では、開口欠陥2bの先端
で反射する欠陥エコーFを検出して開口欠陥2bの存在
およびその長さdFを推定しているが、2枚の鋼板を突
合せ溶接した溶接部を探傷する場合などは開口欠陥2b
の先端が鋭利に尖っており、超音波が反射される面積が
超音波の波長に比較して非常に狭い(ほとんど線状の反
射体としてしか作用しない)。このため、超音波探触子
1で受信される欠陥エコーFの信号強度が小さくなり、
S/N比が低下して欠陥エコーFそのものの検出が困難
になる。
で反射する欠陥エコーFを検出して開口欠陥2bの存在
およびその長さdFを推定しているが、2枚の鋼板を突
合せ溶接した溶接部を探傷する場合などは開口欠陥2b
の先端が鋭利に尖っており、超音波が反射される面積が
超音波の波長に比較して非常に狭い(ほとんど線状の反
射体としてしか作用しない)。このため、超音波探触子
1で受信される欠陥エコーFの信号強度が小さくなり、
S/N比が低下して欠陥エコーFそのものの検出が困難
になる。
【0010】(2)斜角法によるもの この方法では、試料2内を伝播する横波を利用して開口
欠陥2bを検出しているので、通常使用される試料2の
超音波に対する減衰係数との兼ねあいから、最大で15
MHz程度の周波数を有する超音波探触子1しか使用で
きない。一例として、鋼板の横波速度は3230m/s
であるから、15MHzの超音波が鋼板内を伝播すると
きの波長は高々0.2mm程度である。そして、超音波
に対して反射体として作用しうるためには開口欠陥2b
の長さdFは波長の数倍以上必要であるから、鋼板を試
料2とした場合は1mm程度以下の長さdFを有する開
口欠陥2bは検出が困難である。
欠陥2bを検出しているので、通常使用される試料2の
超音波に対する減衰係数との兼ねあいから、最大で15
MHz程度の周波数を有する超音波探触子1しか使用で
きない。一例として、鋼板の横波速度は3230m/s
であるから、15MHzの超音波が鋼板内を伝播すると
きの波長は高々0.2mm程度である。そして、超音波
に対して反射体として作用しうるためには開口欠陥2b
の長さdFは波長の数倍以上必要であるから、鋼板を試
料2とした場合は1mm程度以下の長さdFを有する開
口欠陥2bは検出が困難である。
【0011】また、この方法では斜角探触子3を用いて
欠陥検出を行っており、斜角探触子3は試料2に対して
所定の入射角θをもって超音波を入射させるために、垂
直法に用いられる探触子1に比較して遅延材4と試料2
との接触面積が広くなり、かつ、超音波が傾斜して入射
するために探触子3を欠陥2bから遠い位置に配置しな
ければならない。このため、探傷面が狭い小さな試料へ
の適用が困難である。
欠陥検出を行っており、斜角探触子3は試料2に対して
所定の入射角θをもって超音波を入射させるために、垂
直法に用いられる探触子1に比較して遅延材4と試料2
との接触面積が広くなり、かつ、超音波が傾斜して入射
するために探触子3を欠陥2bから遠い位置に配置しな
ければならない。このため、探傷面が狭い小さな試料へ
の適用が困難である。
【0012】本発明の目的は、薄い材料からなる試料に
生じた欠陥も確実に検出でき、かつ、探傷面の狭い小さ
な試料へも容易に適用可能な超音波探傷方法および装置
を提供することにある。
生じた欠陥も確実に検出でき、かつ、探傷面の狭い小さ
な試料へも容易に適用可能な超音波探傷方法および装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、請求項1の発明は、超音波探触子
10から試料12に向けて集束超音波を放射し、試料1
2からの反射超音波を超音波探触子10で受信し、この
受信信号により試料12の一面に開口する開口欠陥12
bを検出する超音波探傷方法に適用される。そして、上
述の目的は、試料12の一面に集束する集束超音波をこ
の試料12に向けて放射した状態で超音波探触子10を
試料12の一面に沿って走査し、試料12の一面からの
反射超音波Bの受信強度の変動に基づいて開口欠陥12
bの存在およびその高さ寸法dFを検出することにより
達成される。
応付けて説明すると、請求項1の発明は、超音波探触子
10から試料12に向けて集束超音波を放射し、試料1
2からの反射超音波を超音波探触子10で受信し、この
受信信号により試料12の一面に開口する開口欠陥12
bを検出する超音波探傷方法に適用される。そして、上
述の目的は、試料12の一面に集束する集束超音波をこ
の試料12に向けて放射した状態で超音波探触子10を
試料12の一面に沿って走査し、試料12の一面からの
反射超音波Bの受信強度の変動に基づいて開口欠陥12
bの存在およびその高さ寸法dFを検出することにより
達成される。
【0014】この際、予め求められた、開口欠陥12b
の高さ寸法dFと試料12の一面からの反射超音波Bの
受信強度の変動との関係に基づいて開口欠陥12bの高
さ寸法dFを検出することが好ましい。
の高さ寸法dFと試料12の一面からの反射超音波Bの
受信強度の変動との関係に基づいて開口欠陥12bの高
さ寸法dFを検出することが好ましい。
【0015】また、請求項3の発明は、送信手段11に
より超音波探触子10を励振してこの超音波探触子10
から試料12に向けて集束超音波を放射し、試料12か
らの反射超音波を超音波探触子10により電気信号に変
換して受信手段13により受信し、この受信信号により
試料12の一面に開口する開口欠陥12bを検出する超
音波探傷装置に適用される。そして、上述の目的は、試
料12の一面に集束する集束超音波をこの試料12に向
けて放射した状態で超音波探触子10を試料12の一面
に沿って走査する走査手段17と、受信手段13からの
受信信号の強度変化を検出する強度変化検出手段14
と、強度変化検出手段14により検出された強度変化に
基づいて開口欠陥12bの存在およびその高さ寸法dF
を検出する欠陥検出手段15とを設けることにより達成
される。
より超音波探触子10を励振してこの超音波探触子10
から試料12に向けて集束超音波を放射し、試料12か
らの反射超音波を超音波探触子10により電気信号に変
換して受信手段13により受信し、この受信信号により
試料12の一面に開口する開口欠陥12bを検出する超
音波探傷装置に適用される。そして、上述の目的は、試
料12の一面に集束する集束超音波をこの試料12に向
けて放射した状態で超音波探触子10を試料12の一面
に沿って走査する走査手段17と、受信手段13からの
受信信号の強度変化を検出する強度変化検出手段14
と、強度変化検出手段14により検出された強度変化に
基づいて開口欠陥12bの存在およびその高さ寸法dF
を検出する欠陥検出手段15とを設けることにより達成
される。
【0016】この際、開口欠陥12bの高さ寸法dFと
試料12の一面からの反射超音波Bの受信強度の変動と
の関係が記憶された記憶手段15bを設け、記憶手段1
5bに記憶された関係に基づいて欠陥検出手段15が開
口欠陥12bの高さ寸法dFを検出することが好まし
い。
試料12の一面からの反射超音波Bの受信強度の変動と
の関係が記憶された記憶手段15bを設け、記憶手段1
5bに記憶された関係に基づいて欠陥検出手段15が開
口欠陥12bの高さ寸法dFを検出することが好まし
い。
【0017】
【作用】試料12の一面に集束する集束超音波をこの試
料12に向けて放射した状態で走査手段17により超音
波探触子10を試料12の一面に沿って走査すると、一
面に開口欠陥12bが存在しない場合は集束超音波は一
面においてほぼ全反射され、反射超音波の受信強度は一
定値をとる。しかし、一面に開口欠陥12bが存在する
と、この開口欠陥12bにより集束超音波は多方向に反
射されるものと考えられ、結果として超音波探触子10
により受信される反射超音波Bの受信強度が減衰する。
そこで、強度変化検出手段14は、受信手段13からの
受信信号の強度変化を検出し、欠陥検出手段15は、強
度変化検出手段14により検出された強度変化に基づい
て開口欠陥12bの存在およびその高さ寸法dFを検出
する。
料12に向けて放射した状態で走査手段17により超音
波探触子10を試料12の一面に沿って走査すると、一
面に開口欠陥12bが存在しない場合は集束超音波は一
面においてほぼ全反射され、反射超音波の受信強度は一
定値をとる。しかし、一面に開口欠陥12bが存在する
と、この開口欠陥12bにより集束超音波は多方向に反
射されるものと考えられ、結果として超音波探触子10
により受信される反射超音波Bの受信強度が減衰する。
そこで、強度変化検出手段14は、受信手段13からの
受信信号の強度変化を検出し、欠陥検出手段15は、強
度変化検出手段14により検出された強度変化に基づい
て開口欠陥12bの存在およびその高さ寸法dFを検出
する。
【0018】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0019】
【実施例】図1は、本発明による超音波探傷装置の一実
施例を示すブロック図である。この図において、10は
超音波探触子であり、送信器11から所定周期で供給さ
れるパルス状電圧により励振されて所定の焦点位置FC
に集束する超音波を試料12に向けて照射するととも
に、試料12で反射した超音波エコーを受信して電気信
号に変換する。この超音波探触子10は、上述した従来
の垂直法に用いられる超音波探触子1と同様の構成であ
ってもよい。超音波探触子10から放射される超音波の
周波数も、上述した従来の垂直法に用いられるものと同
等であってもよく、一例として50〜100MHz程度
の周波数とされる。
施例を示すブロック図である。この図において、10は
超音波探触子であり、送信器11から所定周期で供給さ
れるパルス状電圧により励振されて所定の焦点位置FC
に集束する超音波を試料12に向けて照射するととも
に、試料12で反射した超音波エコーを受信して電気信
号に変換する。この超音波探触子10は、上述した従来
の垂直法に用いられる超音波探触子1と同様の構成であ
ってもよい。超音波探触子10から放射される超音波の
周波数も、上述した従来の垂直法に用いられるものと同
等であってもよく、一例として50〜100MHz程度
の周波数とされる。
【0020】13は増幅器であり、超音波探触子10に
より受信された電気信号を増幅する。14はピーク検出
器であり、増幅器13によって増幅された受信信号に対
して、任意の時間軸上の受信信号のピーク値を検出す
る。時間軸設定は後述するコンピュータ15からの指令
に基づく。
より受信された電気信号を増幅する。14はピーク検出
器であり、増幅器13によって増幅された受信信号に対
して、任意の時間軸上の受信信号のピーク値を検出す
る。時間軸設定は後述するコンピュータ15からの指令
に基づく。
【0021】コンピュータ15は、中央演算回路15
a、半導体メモリ等の記憶手段15bおよび周辺機器と
のインターフェース回路15cを備え、超音波探傷装置
全体の制御を行う。このコンピュータ15は、一例とし
てマイクロコンピュータにより構成される。コンピュー
タ15は、ピーク検出器14から入力されたピーク値を
サンプリングして内部に取り込み、後述するXYZステ
ージ17のX軸方向の走査に伴う試料12のX軸方向の
移動量との関係を求め、この関係から開口欠陥の存在お
よびその長さを推定、評価する。記憶手段15b内に
は、所定の材質に対するピーク値の変動と欠陥の長さと
の関係を示す検量線図が予め記憶されており、中央演算
回路15aはこの検量線図に基づいて開口欠陥の評価を
行う(詳細は後述)。開口欠陥の評価結果はモニタ16
に表示される。
a、半導体メモリ等の記憶手段15bおよび周辺機器と
のインターフェース回路15cを備え、超音波探傷装置
全体の制御を行う。このコンピュータ15は、一例とし
てマイクロコンピュータにより構成される。コンピュー
タ15は、ピーク検出器14から入力されたピーク値を
サンプリングして内部に取り込み、後述するXYZステ
ージ17のX軸方向の走査に伴う試料12のX軸方向の
移動量との関係を求め、この関係から開口欠陥の存在お
よびその長さを推定、評価する。記憶手段15b内に
は、所定の材質に対するピーク値の変動と欠陥の長さと
の関係を示す検量線図が予め記憶されており、中央演算
回路15aはこの検量線図に基づいて開口欠陥の評価を
行う(詳細は後述)。開口欠陥の評価結果はモニタ16
に表示される。
【0022】17はXYZステージであり、このXYZ
ステージ17の上面に試料12が載置される。XYZス
テージ17は、載置された試料12を図中のX軸、Y軸
およびZ軸方向に移動させる。XYZステージ17の制
御はコンピュータ15により行われる。なお、XYZス
テージ17の上面には不図示の水槽が固定されており、
試料12は水槽内に没した状態でXYZステージ17上
に載置される。
ステージ17の上面に試料12が載置される。XYZス
テージ17は、載置された試料12を図中のX軸、Y軸
およびZ軸方向に移動させる。XYZステージ17の制
御はコンピュータ15により行われる。なお、XYZス
テージ17の上面には不図示の水槽が固定されており、
試料12は水槽内に没した状態でXYZステージ17上
に載置される。
【0023】次に動作を説明する。XYZステージ17
上に板状の試料12を載置し、超音波探触子10から照
射される超音波の焦点位置FCが試料12の裏面(図1
では下面)に位置するように、XYZステージ17を用
いて試料12のZ軸位置を調整する。
上に板状の試料12を載置し、超音波探触子10から照
射される超音波の焦点位置FCが試料12の裏面(図1
では下面)に位置するように、XYZステージ17を用
いて試料12のZ軸位置を調整する。
【0024】ついで、XYZステージ17を駆動して、
超音波の焦点位置FCが試料12の裏面を一方向(図示
例ではX軸方向)に走査するように試料12を超音波探
触子10に対して相対移動させ、このときの裏面エコー
Bのピーク値をピーク検出器14により検出する。
超音波の焦点位置FCが試料12の裏面を一方向(図示
例ではX軸方向)に走査するように試料12を超音波探
触子10に対して相対移動させ、このときの裏面エコー
Bのピーク値をピーク検出器14により検出する。
【0025】試料12の突合せ継手部12aに未溶着
部、つまり開口欠陥12bが存在すると、超音波の焦点
位置FCが開口欠陥12bに接近するに連れて裏面エコ
ーBのピーク値は減少し、超音波の焦点位置FCが開口
欠陥12bの位置に一致したところでピーク値は最低に
なる。これ以降は、超音波の焦点位置FCが開口欠陥1
2bから遠ざかるに連れて裏面エコーBのピーク値は上
昇し、元の値に戻る。この現象は、超音波が開口欠陥1
2bにより多方向に反射され、超音波探触子10によっ
て受信される裏面エコーBの信号強度が小さくなるため
であると考えられる。
部、つまり開口欠陥12bが存在すると、超音波の焦点
位置FCが開口欠陥12bに接近するに連れて裏面エコ
ーBのピーク値は減少し、超音波の焦点位置FCが開口
欠陥12bの位置に一致したところでピーク値は最低に
なる。これ以降は、超音波の焦点位置FCが開口欠陥1
2bから遠ざかるに連れて裏面エコーBのピーク値は上
昇し、元の値に戻る。この現象は、超音波が開口欠陥1
2bにより多方向に反射され、超音波探触子10によっ
て受信される裏面エコーBの信号強度が小さくなるため
であると考えられる。
【0026】超音波の焦点位置FCが開口欠陥12bを
X軸方向に横切ったときの裏面エコーBの信号強度とそ
のときのX軸位置との関係を図2に模式的に示す。試料
12の裏面に欠陥がないときの裏面エコーBのピーク値
をP0、裏面エコーBのピーク値の最大減少値をPF、裏
面エコーBのピーク値がP0に対して3dB減少した
(P0の約71%)箇所のX軸方向の幅をd-3、裏面エ
コーBのピーク値がP0に対して6dB減少した(P0の
約50%)箇所のX軸方向の幅をd-6とすると、PF/
P0、d-3およびd-6と開口欠陥12bの長さdFとの間
には所定の相関がある。したがって、試料12と同一材
質、同一板厚の標準試料について開口欠陥12bの長さ
とこれらPF/P0、d-3およびd-6との間の相関を予め
求めて検量線図を作製し、これをコンピュータ15の記
憶手段15b内に記憶させておく。
X軸方向に横切ったときの裏面エコーBの信号強度とそ
のときのX軸位置との関係を図2に模式的に示す。試料
12の裏面に欠陥がないときの裏面エコーBのピーク値
をP0、裏面エコーBのピーク値の最大減少値をPF、裏
面エコーBのピーク値がP0に対して3dB減少した
(P0の約71%)箇所のX軸方向の幅をd-3、裏面エ
コーBのピーク値がP0に対して6dB減少した(P0の
約50%)箇所のX軸方向の幅をd-6とすると、PF/
P0、d-3およびd-6と開口欠陥12bの長さdFとの間
には所定の相関がある。したがって、試料12と同一材
質、同一板厚の標準試料について開口欠陥12bの長さ
とこれらPF/P0、d-3およびd-6との間の相関を予め
求めて検量線図を作製し、これをコンピュータ15の記
憶手段15b内に記憶させておく。
【0027】図8は突合せ継手部に存在する開口欠陥1
2bの長さdFと裏面エコーBの減少率PF/P0との関
係の一例を示す図、図9は開口欠陥12bの長さdFと
裏面エコーBの強度が3dB、6dB減少した箇所のX
軸方向の幅dー3、dー6との関係の一例を示す図である。
2bの長さdFと裏面エコーBの減少率PF/P0との関
係の一例を示す図、図9は開口欠陥12bの長さdFと
裏面エコーBの強度が3dB、6dB減少した箇所のX
軸方向の幅dー3、dー6との関係の一例を示す図である。
【0028】コンピュータ15は、ピーク検出器14か
ら入力されてくる裏面エコーBのピーク値をサンプリン
グし、XYZステージ17のX軸方向の移動量との関係
を求めて図2に示すようなグラフを作成する。ついで、
このグラフから上述のPF/P0、d-3およびd-6を求
め、記憶手段15b内に記憶されている検量線図、一例
として図8、図9に示すような図から開口欠陥12bの
長さdFを求める。
ら入力されてくる裏面エコーBのピーク値をサンプリン
グし、XYZステージ17のX軸方向の移動量との関係
を求めて図2に示すようなグラフを作成する。ついで、
このグラフから上述のPF/P0、d-3およびd-6を求
め、記憶手段15b内に記憶されている検量線図、一例
として図8、図9に示すような図から開口欠陥12bの
長さdFを求める。
【0029】したがって、本実施例によれば、裏面エコ
ーBのピーク値の変動により開口欠陥12bの存在およ
びその長さdFを推定、評価しており、試料12の板厚
および超音波の波長によらず開口欠陥12bの存在によ
り裏面エコーBのピーク値は変動するので、試料12の
板厚が薄い場合でも確実に開口欠陥12bの評価が行え
る。また、試料12の表面に対して斜めに超音波を入射
する必要もないので、探傷面の狭い小さな試料に対して
も開口欠陥12bの評価が可能である。
ーBのピーク値の変動により開口欠陥12bの存在およ
びその長さdFを推定、評価しており、試料12の板厚
および超音波の波長によらず開口欠陥12bの存在によ
り裏面エコーBのピーク値は変動するので、試料12の
板厚が薄い場合でも確実に開口欠陥12bの評価が行え
る。また、試料12の表面に対して斜めに超音波を入射
する必要もないので、探傷面の狭い小さな試料に対して
も開口欠陥12bの評価が可能である。
【0030】本実施例の超音波探傷装置による開口欠陥
12bの評価では、開口欠陥12bが試料12の裏面に
開口していることが好ましい。また、超音波の拡散を防
止するために試料12の表面が平坦加工されていること
が好ましい。
12bの評価では、開口欠陥12bが試料12の裏面に
開口していることが好ましい。また、超音波の拡散を防
止するために試料12の表面が平坦加工されていること
が好ましい。
【0031】以上説明した実施例と請求の範囲との対応
において、送信器11は送信手段を、増幅器13は受信
手段を、XYZテーブル17は走査手段を、ピーク検出
器14は強度変化検出手段を、コンピュータ15は欠陥
検出手段をそれぞれ構成している。
において、送信器11は送信手段を、増幅器13は受信
手段を、XYZテーブル17は走査手段を、ピーク検出
器14は強度変化検出手段を、コンピュータ15は欠陥
検出手段をそれぞれ構成している。
【0032】なお、本発明の超音波探傷方法および装置
は、その細部が上述の一実施例に限定されず、種々の変
形が可能である。一例として、上述の一実施例では突合
せ溶接継手部に生じた開口欠陥の評価を行っていたが、
薄肉材料の一面に発生するスリット状のクラックに対し
ても適用可能である。
は、その細部が上述の一実施例に限定されず、種々の変
形が可能である。一例として、上述の一実施例では突合
せ溶接継手部に生じた開口欠陥の評価を行っていたが、
薄肉材料の一面に発生するスリット状のクラックに対し
ても適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、試料の一面からの反射超音波の受信強度の変動に
より開口欠陥の存在およびその長さを推定、評価してい
るので、試料の板厚が薄い場合でも確実に開口欠陥の評
価が行える。また、試料の表面に対して斜めに超音波を
入射する必要もないので、探傷面の狭い小さな試料に対
しても開口欠陥の評価が可能である。
れば、試料の一面からの反射超音波の受信強度の変動に
より開口欠陥の存在およびその長さを推定、評価してい
るので、試料の板厚が薄い場合でも確実に開口欠陥の評
価が行える。また、試料の表面に対して斜めに超音波を
入射する必要もないので、探傷面の狭い小さな試料に対
しても開口欠陥の評価が可能である。
【図1】本発明の一実施例である超音波探傷装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】裏面エコーのピーク値とX軸位置との関係の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】従来の超音波探傷方法の一例である垂直法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図4】垂直法の受信信号の一例を示す図である。
【図5】従来の超音波探傷方法の他の例である斜角法を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図6】斜角法の受信信号の一例を示す図である。
【図7】垂直法の受信信号の他の例を示す図である。
【図8】開口欠陥の長さと裏面エコーの減少率との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図9】開口欠陥の長さと裏面エコーの強度が3dB、
6dB減少したX軸方向の幅との関係を示す図である。
6dB減少したX軸方向の幅との関係を示す図である。
B 裏面エコー 10 超音波探触子 12 試料 12a 突合せ継手部 12b 開口欠陥 14 ピーク検出器 15 コンピュータ 15b 記憶手段 17 XYZテーブル
Claims (4)
- 【請求項1】 超音波探触子から試料に向けて集束超音
波を放射し、前記試料からの反射超音波を前記超音波探
触子で受信し、この受信信号により前記試料の一面に開
口する開口欠陥を検出する超音波探傷方法において、 前記試料の一面に集束する前記集束超音波をこの試料に
向けて放射した状態で前記超音波探触子を前記一面に沿
って走査し、前記試料の一面からの反射超音波の受信強
度の変動に基づいて前記開口欠陥の存在およびその高さ
寸法を検出することを特徴とする超音波探傷方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の超音波探傷方法におい
て、 予め求められた、前記開口欠陥の高さ寸法と前記試料の
一面からの反射超音波の受信強度の変動との関係に基づ
いて前記開口欠陥の高さ寸法を検出することを特徴とす
る超音波探傷方法。 - 【請求項3】 送信手段により超音波探触子を励振して
この超音波探触子から試料に向けて集束超音波を放射
し、前記試料からの反射超音波を前記超音波探触子によ
り電気信号に変換して受信手段により受信し、この受信
信号により前記試料の一面に開口する開口欠陥を検出す
る超音波探傷装置において、 前記試料の一面に集束する前記集束超音波をこの試料に
向けて放射した状態で前記超音波探触子を前記一面に沿
って走査する走査手段と、 前記受信手段からの受信信号の強度変化を検出する強度
変化検出手段と、 前記強度変化検出手段により検出された強度変化に基づ
いて前記開口欠陥の存在およびその高さ寸法を検出する
欠陥検出手段とを備えることを特徴とする超音波探傷装
置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の超音波探傷装置におい
て、 前記開口欠陥の高さ寸法と前記試料の一面からの反射超
音波の受信強度の変動との関係が記憶された記憶手段を
備え、 前記欠陥検出手段は、前記記憶手段に記憶された前記関
係に基づいて前記開口欠陥の高さ寸法を検出することを
特徴とする超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333769A JPH07190998A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333769A JPH07190998A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190998A true JPH07190998A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18269755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5333769A Pending JPH07190998A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 超音波探傷方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07190998A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194348A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Nikko Kensa Service Kk | ロールの剥離検査方法 |
CN105241964A (zh) * | 2015-09-10 | 2016-01-13 | 河海大学常州校区 | 圆柱形曲面工件相控聚焦超声检测的延时计算方法 |
CN108431593A (zh) * | 2015-12-24 | 2018-08-21 | 株式会社Posco | 裂纹测量装置和方法 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5333769A patent/JPH07190998A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001194348A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-19 | Nikko Kensa Service Kk | ロールの剥離検査方法 |
CN105241964A (zh) * | 2015-09-10 | 2016-01-13 | 河海大学常州校区 | 圆柱形曲面工件相控聚焦超声检测的延时计算方法 |
CN105241964B (zh) * | 2015-09-10 | 2017-09-29 | 河海大学常州校区 | 圆柱形曲面工件相控聚焦超声检测的延时计算方法 |
CN108431593A (zh) * | 2015-12-24 | 2018-08-21 | 株式会社Posco | 裂纹测量装置和方法 |
JP2019504311A (ja) * | 2015-12-24 | 2019-02-14 | ポスコPosco | 亀裂測定装置及び方法 |
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