JPH0718982Y2 - 光環境測定用棒状センサ - Google Patents

光環境測定用棒状センサ

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JPH0718982Y2
JPH0718982Y2 JP6731789U JP6731789U JPH0718982Y2 JP H0718982 Y2 JPH0718982 Y2 JP H0718982Y2 JP 6731789 U JP6731789 U JP 6731789U JP 6731789 U JP6731789 U JP 6731789U JP H0718982 Y2 JPH0718982 Y2 JP H0718982Y2
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optical
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要 須藤
孝志 守谷
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、植物群落内の光強度を測定するための棒状の
光センサに係り、特に受光部を構成する光透過窓の中央
部と左右両端部における受光感度特性を平均化した光環
境測定用棒状センサに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に光強度の測定をする場合には、特定の被測定地点
において、点測定光センサにより一測定点の光強度を測
定すれは、その測定値により該測定地点を含むフィール
ド全体の光強度を代表させることができる。しかし、水
田内や麦畑内等植物が群生する、所謂植物群落内の光強
度は、植物体により遮光された影の部分や、植物体の反
射光が照射される部分等が交錯し、部分的に光強度が激
しく変化するものである。このように部分的に光強度が
激しく変化している場所における光強度の測定をする場
合には、上記点測定光センサによっては部分的な光強度
の測定値を得ることはできても、当該群落全体の平均的
な光環境を測定することができない。
そこで従来から、第6図及び第7図に示すように、ケー
ス50の上面に構成した長方形状光透過窓51内に受光部52
を露出させて成る導光体53の左右両端部にそれぞれ光セ
ンサ54a,54bを配置し、該受光部52を介して導光体53内
に透過させた光を上記両光センサ54a,54bによって受光
し、かつ、両光センサ54a,54bによる光出力信号を平均
化することにより植物群落内の所定広域における光強度
を測定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の光環境測定用棒状センサは、導光体
53の受光部52を露出させる光透過窓51がその中央部から
左右両端部まで同一形成幅Wに成る長方形状に形成され
ているため、第7図に示すように、左右両端部に比較し
て光センサ54a,54bから遠く成る中央部の受光感度特性
A,Bが低下し、その平均化信号Cが一定しないという問
題を有するものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、棒
状センサの受光部を構成する光透過窓の開口比率を変え
ることにより該受光部における光受光量を調整すること
により受光感度特性を均一化した光環境測定用棒状セン
サを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る光環境測定用
棒状センサは、ケース上面に構成した光透過窓をその中
央部から左右両端部にかけて形成幅を徐々に狭く成るよ
うに形成することを要旨とするものであり、特に該光透
過窓の形成幅がその中央部から左右両端部に欠けて指数
曲線状を呈するように形成することにより均一化された
好ましい受光感度特性を得たものである。
〔作用〕
而して、上記構成によれば、導光体の左右両端部に配置
した一対の光センサが上記導光体の受光部を介して群落
内の光を受光するに際し、光透過窓の中央部から左右両
端部にかけて徐々に狭く形成してあるため、左右一対の
光センサから離れ、受光感度特性が低下する中央部にお
いては、左右両端部よりも受光量が多く成り、左右両端
部と同じ受光感度特性を呈し、棒状センサ全体として中
央部から左右両端部にかけて均一化した測定値を得るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る光環境測定用棒状センサに関する実
施例を図面に従って説明する。
第1図乃至第3図において、1は、植物群落内における
被測定広域の広さに対応する長さのアルミ製又はステン
レス製等、光が透過しない材料で形成したケースであ
り、該ケース1の上面側には、その長手方向に沿った光
透過窓2を開設する。この光透過窓2は、その形成幅W
が中央部2aから左右両端部2b,2bにかけて徐々に狭く成
るように、その開口縁が例えば指数曲線を為すように開
設して成るものであり、上記ケース1の側方開口3側か
ら導光体4を挿入してその外周面側を上記光透過窓2内
に露出させ、更に該導光体4の両端部に光センサ5a,5b
を嵌着させたものである。本実施例において、導光体4
は、400〜800nm程度の波長の光がフラットに透過し得る
ようなガラス又は透明合成樹脂材料により所定長のパイ
プ状に成形されている。また上記導光体4の長さは、植
物群落の種類や被測定部位の環境条件等の測定の目的に
より選定されるものであるが、一般的には300〜1000mm
程度の長さが必要である。またケース1の光透過窓2に
対応する導光体4の外周面には該光透過窓2の形状に一
致して嵌まり合い、その外表面がケース1の外表面と一
致する突条の受光部4aが形設してあり、したがって、ケ
ース1の光透過窓2に照射する光を、その照射変位に伴
い光透過窓2の全開口部を利用して有効に導光体4内に
導入することができるようになっている。しかも、この
光透過窓2は上記の如く、左右両端部に比較して中央部
の形成幅が広く成っているため、その受光量は左右両端
部のそれよりも多く成る。
上記光センサ5a,5bは、照度、日射、光量子測定用等の
種類を測定の目的によって使い分けすることも可能であ
り、適宜これを選択構成して所望の光環境測定を行うこ
とができるものである。また、6a,6bは、光センサ5a,5b
の装着部をシールするためのOリングであり、パイプ状
導光体4内に対する不純物の侵入を防止するためのもの
である。7は、ケース1の側方開口部を被蓋する蓋であ
る。
導光体4の両端に配置した両光センサ5a,5bは、それぞ
れリード線8a,8bを介して平均化装置9に接続すると共
に、該平均化装置9の出力を信号線10a,10bに送出する
ように構成する。第4図は、上記接続法の一例を示すも
のである。而して、棒状センサの光透過窓2部に照射し
た植物群落内の光は、部分的な光強度のばらつきの有無
にもかかわらず、第5図に示すように、導光体4の左右
両端部に構成した両光センサ5a,5bが導光体4の長さ方
向に対して有する特性A,Bを平均化し、両者の平均値、
即ち平均化信号Cを送出する。11は、平均化装置9に接
続したアース線である。
尚、上記導光体4の断面形状は、円筒に限定されるもの
ではなく、それが光を透過させるものであれば、丸棒
状、四角形状、六角形状その他任意の形状を選ぶことが
できるものであり、受光部4aの形状についても、突条で
ある必要はなく、本考案の目的の範囲内において適宜設
計変更することができる。
〔考案の効果〕
本考案に係る光環境測定用棒状センサは、以上のように
構成したから、光透過窓の中央部と左右両端部における
受光感度特性を均一化し、平均した信号出力を得ること
ができ、したがって所定広域の植物群落内における平均
した光強度を測定することができるばかりでなく、棒状
センサの構造を簡略化し、価格の低減化を図ることがで
きる。これにより、棒状センサの使用を一般化し、農家
レベルにおいて栽培管理の数値化等、係数的かつ綿密な
農作業管理が可能と成り、農業生産性の向上に貢献でき
る等、優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光環境測定用棒状センサの斜視
図、 第2図は同平面図、 第3図は同第2図III−III線断面図、 第4図は光センサの接続法の一例を示す回路図、 第5図は光センサの特性を示す説明図、 第6図は従来の棒状センサを示す斜視図、 第7図は同光センサの特性を示す説明図である。 1……ケース、2……光透過窓 2a……中央部、2b……左右両端部 4……導光体、4a……受光部 5a,5b……光センサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース上面に構成する光透過窓をその中央
    部から左右両端部にかけて形成幅を徐々に狭く成るよう
    に形成したことを特徴とする光環境測定用棒状センサ。
  2. 【請求項2】光透過窓の形成幅がその中央部から左右両
    端部にかけて指数曲線状を成して形成されることを特徴
    とする請求項1記載の光環境測定用棒状センサ。
JP6731789U 1989-06-12 1989-06-12 光環境測定用棒状センサ Expired - Fee Related JPH0718982Y2 (ja)

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JPH038730U JPH038730U (ja) 1991-01-28
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