JPH07189735A - ガスタービンを清浄に保つかもしくは掃除するための方法及びこの方法を実施する装置 - Google Patents

ガスタービンを清浄に保つかもしくは掃除するための方法及びこの方法を実施する装置

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JPH07189735A
JPH07189735A JP6306480A JP30648094A JPH07189735A JP H07189735 A JPH07189735 A JP H07189735A JP 6306480 A JP6306480 A JP 6306480A JP 30648094 A JP30648094 A JP 30648094A JP H07189735 A JPH07189735 A JP H07189735A
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turbine
gas turbine
compressor
inlet
cleaning
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Mircea Fetescu
フェテスク ミルツェア
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ABB Management AG
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    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転経過を妨げることなく、ガスタービンに
おける「fouling」を効果的に克服できる方法並
びにこの方法を実施する装置を提供する。 【構成】 タービン部分2と前置された圧縮機部分3と
を有するガスタービン1の内部を少なくとも時折音波、
特にガスタービン1に配置された音波送信器(8a…1
3b)からの音波で負荷することによって堆積物が堆積
する内面を運転中に清浄に保つか掃除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタービン部分と前置され
た圧縮機部分とを有するガスタービンの堆積物に晒され
る内面を運転中に清浄に保つかもしくは掃除するための
方法に関する。
【0002】さらに本発明は前記方法を実施するための
装置にも関する。
【0003】
【従来技術】稼働中のガスタービンにおいては稼働期間
が長くなるにつれて、老化および特に内面における堆積
によって、放出出力及び効率の低下をもたらす、作業形
式の劣化が生じる。内面における堆積は一般的には、フ
ル回転での運転中であれ、運転休止中であれ再び除去で
きる劣化である。タービン部分及び圧縮機部分における
羽根並びに空気及び燃焼ガスの流動通路における堆積は
大気中のほこり及び湿気並びに燃料灰及び燃料の不燃成
分により惹起される(T.Zaba,Lossesin
Gas Turbines Due to Depo
sits onthe Blading,BBC−Pu
blikation No.CH−KW158387E
参照)。まさに圧縮機部分(Kompressor)に
おける「fouling」は放出出力の著しい劣化並び
に燃料消費量の増大をもたらす。これはR.Osswa
ld,Air Inlet Systems,GasT
urbine Technolozy,Amsterd
am,6.−8−Dezember 1989の論文の
Fig.3の線図に示されている。この線図には%で燃
料消費量の増大(Heat Rate Increas
e HR1;曲線g)とコンプレッサにおける低下する
圧力比に関連した出力の低下(Output Powe
r Decrease OPD;曲線h)が示されてい
る。
【0004】公知技術によれば、堆積物を予防的な処置
によってあらかじめ少なくとも部分的に回避する(一次
的な方法)か又は発生した堆積物を掃除処置によって少
なくとも部分的に除去する(二次的な方法)種々の可能
性が公知である。
【0005】コンプレッサにおいては「foulin
g」に対しては環境と空気ろ過度に関連して、特に局部
的な空調条件及び空気中の汚染物と有害物質との局部的
な源が影響を及ぼす。予防的な処置としては付加的でか
つ有効なフィルタシステムを前置することができる。二
次的な方法にはオンライン(on−line)及びオフ
−ライン(off−line)掃除が公知である。
【0006】コンプレッサのオンライン掃除には供給さ
れた固体粒子、例えばくるみ殻を用いた乾式の研磨掃
除、蒸気掃除、水の噴射及び細霧化された掃除液体の噴
射によるオンラインコンプレッサ洗浄がある。これらの
オンライン方法はいずれも比較的に少ない掃除効果を有
し、付加的な掃除媒体を必要とし、付加的な点検費用の
原因となる。
【0007】コンプレッサのオフライン掃除には停止し
た、冷えた機械において、外部駆動装置を用いてロータ
が回転させられる洗浄(crank wash)及び開
放された機械のもとでの掃除がある。このオフライン方
法は掃除に関してきわめて効果的であるが、しかし例え
ば必要な停止時間等による欠点がある。
【0008】ガスタービンのコンプレッサの従来のオン
及びオフライン掃除の効果は図1に示された、中間接続
された掃除における運転時間tに関連した電気的な出力
Eの典型的な曲線から読取ることができる。この場合、
一点鎖線で示された曲線aは老化に基づく、コンプレッ
サの「fouling」とは無関係な仮定的な、ゆっく
りとした出力の減退を示している。曲線bは「foul
ing」及びそれに続く掃除の結果与えられる、実際に
放出された出力の鋸歯状の経過を示している。この場合
には黒丸の円から白丸の円への上方へ向けられた飛躍的
な移行は1つの掃除過程に相応している。点Cによって
はオフライン掃除によって最大可能な出力が再生される
のに対し、他のオンライン掃除においては相対的な改善
しか行なわれない。曲線aとbとの間のハッチングのほ
どこされた面はコンプレッサにおける「foulin
g」の最適な克服によって達成され得る出力ポテンシャ
ルを表わしている。
【0009】タービン部分は従来はオンラインでは掃除
できなかった。これに対してタービン部分はオフライン
ではコンプレッサの場合と似たような形式で低い回転数
で洗浄されることができる。これはコンプレッサと比較
して出力の良好な改善をもたらす。
【0010】要約すれば、ガスタービンにおける「fo
uling」を克服する従来の方法は掃除媒体と特殊な
装備を使用するにも拘らず、ひかえめな改善(コンプレ
ッサのオンライン掃除)しかもたらさないか又は故障時
間が大きすぎ、ひいては総費用を高くする(オフライン
掃除)。
【0011】
【発明の課題】本発明の課題は運転経過を妨げることな
く、ガスタービンにおける「fouling」を効果的
に克服できる方法並びにこの方法を実施する装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決する手段】本発明の課題は冒頭に述べた形
式の方法において、ガスタービンの内部を少なくとも時
折り音波で負荷することによって解決された。
【0013】本発明の核心は、音波において、特に超低
周波音波の範囲において公知である、既にボイラの掃除
のため、静電式の分離器又はフィルタ系において効果を
もって使用されている非安定化作用を堆積物の上に、ガ
スタービンにおける「fouling」を阻止するため
に使用することである。これによって種々の形式の発生
する堆積物を付加的な掃除媒体なしでかつ運転の妨げな
しで効果的に除去できるだけではなく、規則的な使用に
よって厚い堆積物の形成をあらかじめ妨げることができ
るようになる。
【0014】これによって達成された改善は図2から明
らかである。図2にボイラのための効率Wの第1の曲線
eが運転時間tに関連して示されている。この曲線eは
第1の時間帯T1においては増加する「foulin
g」によって低下しかつ第2の時間帯T2においては従
来の掃除(sootblowing)によって再び上昇
し、曲線fで示された平均効率になる。さらに図2には
第1の曲線fとの比較で第2の曲線dが示されている。
この曲線dは連続する超低周波掃除に基づきコンスタン
トに高い効率を表わす。相応する改善(図1の前述のハ
ッチング部分を参照)はガスタービンにおいて音波掃除
を使用した場合にも生じる。
【0015】本発明による方法の有利な第1実施例の特
徴は500Hzよりも小さい周波数の音波、有利には5
0Hzよりも小さい超低周波範囲の音波が使用されるこ
とである。低い周波数によって、大きな有効性でもって
ガスタービンにおける堆積物が共振させられ、裂断され
かつ崩壊され、危険なくガス流内で外へ搬出される。こ
の場合、周波数は同時に、堆積物において種々の共振条
件を満たすことができるようにするために可変に選択可
能であると有利である。
【0016】本発明の方法の第2の有利な実施例の特徴
は音波がガスタービンの種々の個所に配置された局部的
な音波発信器により生ぜしめられることである。これに
よってガスタービンにおける構造又は運転経過に大きな
変更を加えることなしに音波掃除を実施すること及び場
合によっては音波掃除装置をあとから装備することがで
きる。
【0017】本発明の方法の有利な第3実施例の特徴は
音波送信器として圧縮空気で運転されるホーンが使用さ
れていることである。このようなホーンは確実でかつ少
ない監視で高い音波出力を放出できるだけではなく、ば
あいによっては圧縮機部分からの圧縮空気自体によって
運転することができる。
【0018】本発明の方法の別の有利な実施例の特徴は
音波が周期的な時間間隔で所定の時間帯に亘って放出さ
れ、周期的な時間間隔が5〜60min、特に10〜1
5minであり、所定の時間帯が5〜60sec、特に
15〜30secであることである。比較的に短い周期
的な音波照射によって厚い被膜の形成がすでに妨げら
れ、したがって効率の降下が当初から確実に回避され
る。
【0019】本発明の方法を実施するための装置の特徴
はガスタービンに、音波をガスタービンの内部へ放出す
る音波送信器が配置されていることである。
【0020】本発明の装置の有利な実施例の特徴は、ガ
スタービンが入口側のタービン入口を有するタービン部
分と、入口側の空気入口を有する、前置された圧縮機部
分と、圧縮器部分とタービン部分との間に配置された燃
焼室とを有し、少なくとも1つの音波送信器が圧縮機部
分の空気入口に配置されていることである。コンプレッ
サの第1段が特に強く「fouling」に見舞われる
ので、これによってわずかな費用で高い効果が達成され
る。
【0021】従属請求項には他の実施例が記載されてい
る。
【0022】
【実施例】図4においては概略的にガスタービンの構造
が示され、このガスタービンには一例として本発明によ
る清浄に保つ装置が装備されている。ガスタービン1は
適当な回転及び案内羽根を有するタービン部分2と、適
当な回転及び案内羽根を有する圧縮機部分3(コンプレ
ッサ)と、圧縮機部分3により燃焼空気が供給され、タ
ービン入口5を介してタービン部分2の入口側と接続さ
れた燃焼室4(この例ではリング状)とを有している。
圧縮機部分3自体は圧縮しようとする燃焼空気を空気入
口7を介して受取る。この空気入口7の前には通常フィ
ルタ(図示せず)が接続されている。タービン部分2と
圧縮機部分3の回転羽根は、この例では、タービン軸1
9を中心として回転する共通のタービン軸6の上に配置
されている。
【0023】ガスタービンの回転羽根及び案内羽根及び
ガスタービンの内面はタービンを通って流れる媒体から
分離された堆積物の対象である。したがって図4に示さ
れた実施例においては、ガスタービン1に多数の音波送
信器8a…13bが取付けられている。これらの音波送
信器は集中度の高い低周波音波をガスタービンの内部へ
放出する。音波は形成されている堆積物を裂断するかも
しくは新しい堆積物の形成を効果的に阻止する。既に冒
頭で述べたように堆積物の大きな部分は吸込まれた燃焼
空気の汚染物及び添加物に起因するので、圧縮機の第1
段が特に堆積物に見舞われる。したがって有利には圧縮
機部分3の空気入口7に音波送信器13a,bが配置さ
れる。この音波送信器の音波は圧縮機部分3の入口側、
ひいては第1の段に作用させられる。音波送信器13
a,bの数と位置は原則的には空気入口7の幾何学的な
形状と個々の音波送信器の照射集中度に合わせられる。
したがって場合によっては唯一の音波送信器を使用する
だけで十分である。しかし、たいていはタービン軸線1
9を中心として均一に分配して多数の音波送信器13
a,bを配置し、圧縮機部分3の入口段が音波で均一に
照射されるようにすることが有利である。音波送信器1
3a,bの配置が、図4に示されているように、空気入
口7の内壁及び(又は)外壁において行なわれるかはそ
れぞれの場合に関連する。
【0024】しかし、音波送信器の使用は図示の実施例
の場合には圧縮機部分3の空気入口7に限定されるもの
ではない。燃焼室4からの熱い燃焼ガスに直接的に晒さ
れるタービン部分2の入口段も堆積物による高められた
危険に晒される。したがってそこにも、特にタービン入
口5にも音波送信器10a,bを装備することが有利で
ある。さらに圧縮機部分3とタービン部分2との個々の
段に別の音波送信器11a,bと12a,bもしくは8
a,b及び9a,bを配置し、これらの音波送信器で圧
縮機もしくはタービン部分の後方の段からも堆積物を除
去したり、この後方の段にも堆積物が形成されないよう
にすることができる。この場合にも送信器の配置は幾何
学的な形状及び内部の流動及びサーモダイナミック式の
状態に関連する。
【0025】音波送信器8a…12bは500Hzより
も小さい周波数範囲、特に50Hzよりも小さい超低周
波音波範囲、例えばほぼ20Hzで運転される。この音
波周波数は他の装置を掃除する場合にすでに効果的であ
ることが証明されている。この場合、音波送信器8a…
12bは連続運転ではなく、周期的な時間間隔で所定の
時間帯にわたって所望の集中度の音波を放出するように
制御される。ガスタービンの変化しない高い効率を保証
するためには5〜60minの周期的な時間間隔と5〜
20secの所定の時間帯とが特に効果的であることが
証明された。この場合、周波数、音圧及び時間パラメー
タは各使用例における堆積物の形式に特に合わせられ
る。
【0026】音波送信器としては特に圧縮空気で運転さ
れる音響的なホーンが有利である。このホーンは振動す
るダイヤフラムの原理で働き、例えばマーク「SONO
FORCE」が付けられて型呼称1KT230/22
0、1KT150/250又は1KT150/360で
スイスの会社Kockumation AB,Malm
oeから提供されている。このホーンは例えば220、
250又は360Hzの周波数を発生させ、1m間隔で
大きさが140dB以上の音圧を生ぜしめる。ホーンを
運転するための圧縮空気源としては何らかの適当な圧縮
空気源を用いることができる。いずれにしても、図4に
おいて音波送信器10bの例において示したように、圧
縮空気を圧縮機部分3から直接的に取出し、制御可能な
弁14を有する圧縮空気導管18を介して音波送信器に
導くこともできる。
【0027】ガスタービンに取付けられた多数の音波送
信器10a,b、12a,b及び13a,bの原理的な
供給及び制御方式は図5に示されている。音波送信器
は、これらすべてがその使用場所に基づき同じ負圧で運
転できる限りにおいては、共通の圧縮空気源15から適
当な圧縮空気導管18a−cを介して供給される。圧縮
空気導管18a−cにおいては電器的に制御可能な弁1
4a−cが配置されている。この弁14a−cを介して
送信器への圧縮空気の供給が制御される。弁14a−c
の制御はタイマ17により所望の時間間隔で所望の時間
帯に亘って作動される弁制御装置を介して行なわれる。
もちろんこの場合には個々の音波送信器10a,b、1
2a,b及び13a,bは必ずしも同じ時間に働かせる
必要はないことは言うまでもない。
【0028】全体として本発明によっては従来の掃除方
法と問題なく組合わせることができる新しい効果的な方
法が種々の形式の堆積物の除去もしくは阻止するために
得られる。この方法の利点は、 −オンラインで使用され、連続的にかつ予防的にガスタ
ービンの表面に堆積物が形成されないようにし、ひいて
はガスタービンが下降しない高い効率で運転されるこ
と、 −組込み費用、連続運転費用、監視費用がきわめて低い
こと、 −ガスタービンの損傷又は環境の劣化をもたらさないこ
と、 −組込み(あとからの組込みを含めて)が簡単に行なわ
れること、 −既存の又は新しいガスタービンの運転効果が著しく改
善されること である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービンの電器的な放出出力が「foul
ings」の影響を受けて運転期間に亘って変化する様
子と従来の方法を用いたコンプレッサの周期的なオン及
びオフライン掃除との関係を示した図。
【図2】ボイラの効率Wと運転時間との関係を従来の掃
除方法と超低周波掃除方法を用いた運転で示した図。
【図3】燃料消費量の増大(Heat Rate In
crease HR1:曲線g)と、増大する「fou
ling」によるコンプレッサにおける圧力値の低下
(Pressure Ratio Decrease
PRD)に関連した出力の低下(Output Pow
er Decrease OPD;曲線hとを示した
図。
【図4】ガスタービンにおいて音波送信器を使用した1
実施例の原理図。
【図5】図4の音波送信器を運転する回路例を示した
図。
【符号の説明】
1 ガスタービン、 2 タービン部分、 3 圧縮機
部分、 4 燃焼室、5 タービン入口、 6 タービ
ン軸、 7 空気入口、 8a,b;9a,b;10
a,b;11a,b;12a,b;13a,b 音波送
信器、 14,14a−c 弁、 15 圧縮空気源、
16 弁制御装置、 17 タイマ、18,18a−
c 圧縮空気導管、 19 タービン軸線

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン部分(2)と前置された圧縮機
    部分(3)とを有するガスタービン(1)の堆積物に晒
    される内面を運転中に清浄に保つかもしくは掃除するた
    めの方法において、ガスタービン(1)の内部を少なく
    とも一時的に音波で負荷することを特徴とする、ガスタ
    ービンを清浄に保つかもしくは掃除するための方法。
  2. 【請求項2】 500Hzよりも小さい、有利には超低
    周波範囲で50Hzよりも小さい固定の又は変動する周
    波数を有する音波が使用される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 音波がガスタービン(1)のいろんな部
    位に配置されている局部的な音波送信器(8a…12
    b)により生ぜしめられた音波である、請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 音波送信器(8a…12b)として圧縮
    空気で作動される音響的なホーンが使用されている、請
    求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 音波が周期的な時間間隔で所定の時間帯
    に亘って放出される、請求項1から4までのいずれか1
    項記載の方法。
  6. 【請求項6】 周期的な時間間隔が5minと60mi
    nとの間、特に10minから15minまでであっ
    て、与えられた時間帯が5secと60secとの間、
    特に15secから30secである、請求項5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 音波が圧縮機部分(3)の少なくとも入
    口側に供給される、請求項1から6までのいずれか1項
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 ガスタービン(1)に少なくとも1つの
    音波送信器(8a…12b)が配置され、この音波送信
    器が音波をガスタービン(1)の内部へ発信することを
    特徴とする、ガスタービンを清浄に保つかもしくは掃除
    するための装置。
  9. 【請求項9】 タービン(1)が入口側のタービン入口
    (5)を有するタービン部分(2)と、入口側の空気入
    口(7)を有する前置された圧縮機部分(3)と、該圧
    縮機部分(3)とタービン部分(2)との間に配置され
    た燃焼(4)とを有し、少なくとも1つの音波送信器
    (8a…12b)が圧縮機部分(3)の空気入口(7)
    に配置されている、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 ガスタービン(1)の1つの段にそれ
    ぞれ複数の音波送信器(8a…12b)がタービン軸
    (19)の周囲に分配されて配置されている、請求項9
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 圧縮機部分(3)の空気入口にもター
    ビン部分(2)のタービン入口(5)にも音波送信器
    (10a,b;13a,b)が配置されている、請求項
    10記載の装置。
  12. 【請求項12】 圧縮機部分(3)の段とタービン部分
    (2)の段とに付加的に音波送信器が配置されている、
    請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 音波送信器(8a…12b)が圧縮空
    気で作動する音響的なホーンとして構成されており、制
    御可能な弁(14,14a−c)を備えた圧縮空気導管
    (18,18a−c)を介して圧縮空気源(15)に接
    続されている、請求項8から12までのいずれか1項記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 弁(14,14a−c)の制御がタイ
    マ(17)で制御された弁制御装置(16)を介して行
    なわれる、請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 圧縮空気源(15)としてガスタービ
    ン(1)の圧縮機部分(3)自体が使用されている、請
    求項13又は14記載の装置。
JP6306480A 1993-12-09 1994-12-09 ガスタービンを清浄に保つかもしくは掃除するための方法及びこの方法を実施する装置 Pending JPH07189735A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4341996A DE4341996A1 (de) 1993-12-09 1993-12-09 Verfahren zum Reinhalten bzw. Reinigen einer Gasturbine sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE4341996.8 1993-12-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07189735A true JPH07189735A (ja) 1995-07-28

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ID=6504575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6306480A Pending JPH07189735A (ja) 1993-12-09 1994-12-09 ガスタービンを清浄に保つかもしくは掃除するための方法及びこの方法を実施する装置

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US (1) US5758486A (ja)
JP (1) JPH07189735A (ja)
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GB (1) GB2290829B (ja)

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