JPH07189214A - 軽徒橋 - Google Patents

軽徒橋

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JPH07189214A
JPH07189214A JP33154293A JP33154293A JPH07189214A JP H07189214 A JPH07189214 A JP H07189214A JP 33154293 A JP33154293 A JP 33154293A JP 33154293 A JP33154293 A JP 33154293A JP H07189214 A JPH07189214 A JP H07189214A
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和夫 杉本
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洋 植村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の浮体2が並設状態で歩板3により相互
に連結されており、歩板3により通路が構成されてい
る、渡河するための軽徒橋であって、浮体2として、舳
先21を有するボート形状のものを用いたことを特徴と
するものである。 【効果】 浮体2が舳先21を有するボート形状のもの
であるので、浮力が大きく、しかも、流水抵抗が小さ
い。従って、急流でも使用できる。浮力が大きいので、
軽徒橋全体での浮体2の数を少なくできる。更に、浮体
2を救助艇としても利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に風水害等の緊急時
に、人や車輌を渡河させるために、河川に臨時に設けら
れる軽徒橋に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】軽徒橋は、特に風水害等の
緊急時に用いられるものであるから、例えば次のような
特性が要求される。即ち、 (1) 急流でも使用できること。即ち、流水抵抗が小さい
こと。 (2) 浮力が大きいこと。 (3) 運搬が容易であること。 (4) 軽量であること。 (5) 組立、分解が容易であること。 しかし、これらの特性の多くを備えた軽徒橋は、未だ知
られていなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記のような特性を多く備え
た軽徒橋を提供することを目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】本発明は、複数の浮体が
並設状態で通路部材により相互に連結されており、通路
部材により通路が構成されている、渡河するための軽徒
橋であって、浮体として、舳先を有するボート形状のも
のを用いたことを特徴としている。
【0005】
【作用】舳先を有するボート形状の浮体を用いるので、
流水抵抗は小さく、しかも、浮力は大きい。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 (実施例1)図1は本実施例の軽徒橋の全体を示す平面
図、図2は図1のII矢視一部拡大図である。軽徒橋1
は、両岸101、102に渡されたいかり綱103に、
それぞれ係留索104で繋がれた複数の浮体2と、浮体
2を相互に連結して通路を構成する複数の歩板3とで構
成されている。浮体2は、舳先21を有するボートであ
り、舳先21を上流に向けた状態で、河川100を横切
るように、並設されている。浮体2は、アルミニウム又
はアルミニウム合金でできている。歩板3は、自身も相
互に連結されており、浮体2上に通路を構成している。
【0007】なお、105はひかえ綱である。ひかえ綱
105は、軽徒橋1の組立途中において、組立中の橋の
両端に繋いで橋を固定するものである。組立途中におい
ては、人が岸101、102でひかえ綱105を保持
し、ひかえ綱105の長さを調節する。組立後において
は、ひかえ綱105は、アンカー等で岸101、102
に確実に固定してもよく、又は取外してもよい。
【0008】図3ないし図5は浮体2を示す。図3は側
面図、図4は図3のIV矢視図、図5は図3のV矢視図で
ある。図3に示すように、舳先21は斜め上方に向かっ
て伸びている。また、浮体2は、底板22a、側板22
b、後板22c及び前板22dで構成されており、広い
内部空間を有している。
【0009】図6は浮体2を4個積み重ねた状態を示す
斜視図である。軽徒橋1においては、複数の浮体2とし
て、全て同一の形状及び寸法のものを用いている。そし
て、上述したように、浮体2は広い内部空間を有してい
る。従って、図6のように、浮体2を積み重ねると、浮
体2の底部は下に配置されている浮体2の内部空間に入
り込むこととなり、積み重ねた状態における嵩高さは小
さくなる。即ち、堆積効率が向上する。
【0010】図7は歩板3を示す平面図、図8は図7の
VIII−VIII断面図である。歩板3は、平板31と、平板
31の両側縁に取付けられた梁部材32とで構成されて
いる。平板31の両側縁は、梁部材32の上端の断面コ
字状部32aに嵌合されている。梁部材32は、下端部
に台座32bを有している。
【0011】図9ないし図11は歩板3の浮体2への取
付構造を示す図である。図9は図2のIX−IX断面図、図
10は図9のX−X断面図、図11は図9のXI −XI
断面図である。歩板3は、浮体2の側板22bの上縁2
21bの上面222bに固定された2個のフック41、
42に、両側の梁部材32の台座32bをそれぞれ嵌入
させて、浮体2に取付けられている。上縁221bは中
空フレームになっている。223bは側板22bを補強
する骨組である。一方のフック42は、スプリング42
a(図11)によって本体42bが矢印A方向(図9)
に付勢されており、付勢された本体42bによって台座
32bを上面222bに固定された受部42cとの間に
挾持するようになっている。台座32bを挾持した状態
においては、ハンドル42dの先端が骨組223bより
側板22b側にあるため、本体42bは反A方向には回
動しないようになっている。本体42bを反A方向に回
動させるには、本体42bを矢印B方向(図11)に引
いた状態とする。本体42bを反A方向に動かせば、台
座32bはフック42から外れる。42eも本体42b
を引いたり回動させたりするためのハンドルである。図
10において、41aは台座32bが嵌入されるフック
41の溝である。
【0012】図12及び図13は歩板3同志の連結構造
を示す図である。図12は平面図、図13は図12のX
III 矢視図である。隣接する歩板3同志は、一方の歩板
3の端部に設けた雄部51を、他方の歩板3の端部に設
けた雌部52に嵌入し、嵌入された雄部51をピン53
により雌部52に係止することにより、連結されてい
る。図14はピン53の分解図である。ピン53は、ハ
ンドル部53aと、ピン本体53bと、座金53cとか
らなっている。ピン53は、差し込むだけで自動的に止
まり、解除する際には矢印C方向(図12)に引いて矢
印D方向(図13)に回動させればよい。
【0013】図2において、歩板3の両側縁の梁部材3
2には、所定の間隔を置いて複数の手摺用支柱6が取付
けられている。手摺用支柱6には、その上端に、ロープ
(図示せず)が張渡されている。図15は手摺用支柱6
の全体を示す図、図16は図15のXVI矢視部分図、図
17は手摺用支柱6の梁部材32への取付構造を示す正
面図、図18は図17のXVIII矢視図である。手摺用支
柱6は、上端にロープが通されるフック部61を有し、
下端に梁部材32への取付部62を有している。取付部
62にはピン62aが突設されている。一方、梁部材3
2の側縁には取付部62が差込まれるソケット63が取
付けられている。ソケット63には、上から下に向けて
L字状に伸びた溝63aが形成されている。手摺用支柱
6は、ピン62aを溝63aに沿って移動させながら、
取付部62をソケット63に差込み、矢印E方向(図1
8)に示すように90度回動させることにより、ソケッ
ト63に固定される。即ち、梁部材32に取付けられ
る。
【0014】図19は浮体2への係留索104の接続構
造を示す側面図である。係留索104は、舳先21に設
けた通孔21aを通して梁部材32の上端に結び付けら
れている。
【0015】上記構成の軽徒橋1によれば、次のような
作用効果を奏する。 (1)浮体2が舳先21を有するボートであるので、浮
力が大きく、しかも、流水抵抗が小さい。従って、急流
でも使用できる。浮力が大きいので、軽徒橋1全体での
浮体2の数を少なくできる。更に、浮体2を救助艇とし
ても利用できる。
【0016】(2)浮体2がアルミニウム又はアルミニ
ウム合金でできているので、軽量であり、この点からも
浮力が大きい。また、腐食を防止できる。
【0017】(3)図6に示すように、浮体2の堆積効
率が良いので、運搬が容易であり、一度に大量の浮体2
を運搬できる。また、運搬を小規模にできる。
【0018】(4)舳先21が斜め上方に延びているの
で、波かぶりを防止でき、この点からも急流での使用に
適している。
【0019】(5)歩板3の構造が簡単であり、軽量で
ある。
【0020】(6)歩板3の浮体2への取付け作業及び
歩板3同志の連結作業が簡単であるので、軽徒橋1を緊
急時に速かに設置することが可能である。
【0021】(7)手摺用支柱6が設けられているの
で、安全である。しかも、手摺用支柱6を簡単に取付け
ることができる。
【0022】(実施例2)図20に示すように、歩板3
を複数列、例えば3列に設けてもよい。これによれば、
大きな車輌や一度に多人数の通過も可能となる。
【0023】(実施例3)図21に示す浮体2aを用い
てもよい。浮体2aは、船底に、水よりも比重が小さい
材料106を蓋107で塞がれた状態で有している。材
料106としては、例えば、ポリウレタン発泡体が用い
られる。この浮体2aによれば、浸水しても、沈むこと
はなく、最低限の浮力を確保できる。
【0024】(実施例4)図22ないし図24に示す浮
体2bを用いてもよい。図22は側面図、図23は図2
2のXXIII 矢視図、図24は図22のXXIV矢視図で
ある。この浮体2bは舳先21が上方に延びてはいな
い。この浮体2bによっても、波かぶりの防止以外の点
では、実施例1と同様の作用効果を奏する。
【0025】(実施例5)図25ないし図27に示す浮
体2cを用いてもよい。図25は側面図、図26は図2
5のXXVI矢視図、図27は図25のXXVII 矢視図で
ある。この浮体2cは、舳先21が上方に延びてはいな
いが、舳先21が前後両方にある。この浮体2cによれ
ば、波かぶりの防止以外の点では、実施例1と同様の作
用効果を奏し、更に、河川の流れの方向性を考慮するこ
となく容易に配置できるという効果も奏する。また、生
産性も良い。
【0026】(実施例6)図28ないし図30に示す浮
体2dを用いてもよい。図28は側面図、図29は図2
8のXXIX矢視図、図30は図28のXXX矢視図であ
る。この浮体2dは、舳先21が上方に延びてはいない
が、内部空間が蓋108で塞がれている。蓋108は浮
体2dの本体20dに固定されている。この浮体2dに
よれば、波かぶりを確実に防止でき、ひいては沈むのを
確実に防止できる。その他は実施例1と同様の作用効果
を奏する。
【0027】図31及び図32は蓋108を本体20d
に固定するための取付構造を示す図である。図31は平
面図、図32は図30のXXXII−XXXII断面図であ
る。図において、109は蓋108の端部に設けた雄
部、110は本体20dの端部に設けた雌部である。雄
部109は、下方に延びた2本の縦棒109aの先端に
横棒109bが渡された構造を有している。雌部110
は、雄部109が差込まれる上下方向の貫通部110a
と内部を横方向に摺動するピン110bとを有してい
る。ピン110bはスプリング110cにより貫通部1
10a側に付勢されている。そして、蓋108は、雄部
109を貫通部110aに差込み、ピン110bの先端
110dを横棒109bの上に位置させることにより、
本体20dに取付けられている。蓋108を本体20d
から取外す場合には、ピン110bを矢印F方向(図3
1)に引いて先端110dを横棒109bの上から抜き
出し、雄部109を貫通部110aから抜き出せばよ
い。この取付構造により、蓋108は容易に本体20d
に取付けられる。
【0028】図33及び図34は歩板3の浮体2dへの
取付構造を示す図である。図33は平面図、図34は図
33のXXXIV−XXXIV断面図である。歩板3は、一
方の側縁が長い寸法のフック141に嵌入され、他方の
側縁が2個の前後移動可能なフック142に嵌入される
ことにより、浮体2dの蓋108上に取付けられてい
る。フック142は、スプリング142aにより矢印G
方向に付勢されている。この取付構造により、歩板3は
容易に浮体2dに取付けられる。
【0029】(実施例7)図35に示すように、2個の
浮体2bを船尾同志で連結したものを1個の浮体として
用いてもよい。これによれば、1個の浮体の浮力がより
大きくなるので、より重量のある物でも渡河可能とな
る。また、浮体が大型である場合には運搬が困難となる
が、本実施例によれば、それを解消できる。
【0030】図36ないし図38は船尾同志の連結構造
を示す図である。図36は分解平面図、図37は図36
のXXXVII 矢視図、図38は図36のXXXVIII矢視
図である。各浮体2bの後板22cの下部には雄部12
1と雌部122とが並設されており、一方の浮体2bの
雄部121には他方の浮体2bの雌部122が対向して
おり、一方の浮体2bの雌部122には他方の浮体2b
の雄部121が対向している。また、各浮体2bの雌部
122の上方には、雌部122に嵌入した雄部121を
雌部122と共に貫通する棒体123が設けられてい
る。更に、各浮体2bの後板22cの上隅には小型雄部
124と小型雌部125が設けられており、一方の浮体
2bの小型雄部124には他方の浮体2bの小型雌部1
25が対向しており、一方の浮体2bの小型雌部125
には他方の浮体2bの小型雄部124が対向している。
そして、両浮体2bは、小型雄部124を小型雌部12
5に嵌入させるとともに、雄部121を雌部122に嵌
入させ、棒体123を雄部121が嵌入した状態にある
雌部122に貫通させることにより、船尾同志で連結さ
れている。この連結構造によれば、両浮体2bが船尾同
志で容易に連結される。
【0031】(実施例8)図39及び図40に示すよう
な歩板3aを用いてもよい。図39は平面図、図40は
図39のXXXX−XXXX断面図である。歩板3a
は、中空フレーム状の梁部材132の上端にて平板13
1が支持されたものである。132bはフックに固定さ
れる台座である。
【0032】(実施例9)図41及び図42に示すよう
な歩板3bを用いてもよい。図41は平面図、図42は
図41のXXXXII−XXXXII断面図である。歩板3
bは、平板231が梁部材232の下端にて支持された
ものである。232bはフックに固定される台座であ
る。
【0033】(実施例10)図43及び図44に示すよ
うなフック242を用いた取付構造によって、歩板を浮
体に取付けてもよい。図43は側面図、図44は図43
のXXXXIV−XXXXIV断面図である。フック242
は、本体242aがスプリング242bにより矢印H方
向(図43)に付勢されて構成されている。図43は台
座32bを固定した状態である。台座32bの固定を解
くには、本体242aを、把持し、反H方向に引き、1
80度回動させ、骨組223bに当接させればよい。
【0034】(実施例11)図45ないし図48に示す
ような歩板同志の連結構造を採用してもよい。図45は
連結構造を示す分解平面図、図46は図45のXXXX
VI矢視図、図47は連結状態を示す側面図、図48は図
47のXXXXVIII−XXXXVIII断面図である。両歩
板3は、一方の歩板3に設けた雄部151を他方の歩板
3に設けた雌部152に嵌入させ、両者151、152
にL字形のピン153の長部153aを貫通させること
により、連結されている。ピン153は、連結に使用し
ない場合には、図46に示すように、歩板3の側縁に備
え付けておく。
【0035】(実施例12)係留索104は、図49に
示すように、浮体2に接続してもよい。浮体2の船底に
はウィンチ112が設置されており、係留索104は浮
体2の舳先21の通孔21aを通ってウィンチ112に
接続されている。これによれば、ウィンチ112を回す
ことにより、係留索104の長さの調節が容易となる。
【0036】(実施例13)軽徒橋全体は、図50のよ
うに設置してもよい。この軽徒橋1aは、浮体2及び歩
板3cのみで構成されている。この場合、通路の両端を
構成する歩板3cは、図51及び図52に示すようにし
て、岸101、102に固定されている。図51は平面
図、図52は図51のXXXXXII−XXXXXII断面
図である。即ち、歩板3cは、アンカー113を打ち付
けることにより、岸101、102に固定されている。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の軽徒橋によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1記載の軽徒橋によれば、浮体が舳先を有
するボート形状のものであるので、浮力が大きく、しか
も、流水抵抗が小さい。従って、急流でも使用できる。
浮力が大きいので、軽徒橋全体での浮体の数を少なくで
きる。更に、浮体を救助艇としても利用できる。
【0038】(2)請求項2記載の軽徒橋によれば、図
6に示すように、浮体の堆積効率が良いので、運搬が容
易であり、一度に大量の浮体を運搬できる。また、運搬
を小規模にできる。
【0039】(3)請求項3記載の軽徒橋によれば、軽
量であり、この点からも浮力が大きい。また、腐食を防
止できる。
【0040】(4)請求項4記載の軽徒橋によれば、波
かぶりを防止でき、この点からも急流での使用に適して
いる。
【0041】(5)請求項5記載の軽徒橋によれば、軽
徒橋の安定性を向上できる。
【0042】(6)請求項6記載の軽徒橋によれば、歩
板の構造が簡単であり、軽量である。
【0043】(7)請求項7及び8に記載の軽徒橋によ
れば、歩板の浮体への取付け作業及び歩板同志の連結作
業が簡単であるので、軽徒橋を緊急時に速かに設置する
ことができる。
【0044】(8)請求項9記載の軽徒橋によれば、渡
河する際における安全性を向上できる。
【0045】(9)請求項10記載の軽徒橋によれば、
手摺用支柱を簡単に取付けることができる。
【0046】(10)請求項11記載の軽徒橋によれ
ば、大きな車輌や一度に多人数を渡河させることができ
る。
【0047】(11)請求項12記載の軽徒橋によれ
ば、たとえ浸水しても、浮体が沈むのを確実に防止でき
る。
【0048】(12)請求項13記載の軽徒橋によれ
ば、浮体を設置する際に、河川の流れ方向を気にしなく
て済む。従って、設置がより容易且つ速かとなる。ま
た、浮体の生産性が向上する。
【0049】(13)請求項14記載の軽徒橋によれ
ば、浮体への浸水を確実に防止できるので、軽徒橋の安
全性をより向上できる。
【0050】(14)請求項15記載の軽徒橋によれ
ば、浮体の浮力を向上でき、この点からも軽徒橋の安定
性を向上できる。また、浮体が大型の場合に運搬が困難
となるのを、解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の軽徒橋の全体を示す平面図であ
る。
【図2】 図1のII矢視一部拡大図である。
【図3】 実施例1の浮体を示す側面図である。
【図4】 図3のIV矢視図である。
【図5】 図3のV矢視図である。
【図6】 実施例1の浮体を多数積み重ねた状態を示す
斜視図である。
【図7】 実施例1の歩板(通路部材)を示す平面図で
ある。
【図8】 図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】 実施例1の歩板の浮体への取付構造を示す図
である。
【図10】 図9のX−X断面図である。
【図11】 図9のXI −XI 断面図である。
【図12】 実施例1の歩板同志の連結構造を示す分解
平面図である。
【図13】 図12のXIII 矢視図である。
【図14】 図12の連結構造で用いるピンの分解図で
ある。
【図15】 実施例1の手摺用支柱の全体を示す図であ
る。
【図16】 図15のXVI矢視部分図である。
【図17】 実施例1の手摺用支柱の歩板への取付構造
を示す正面図である。
【図18】 図17のXVIII矢視図である。
【図19】 実施例1の浮体への係留索の接続構造を示
す側面図である。
【図20】 実施例2の軽徒橋の一部斜視図である。
【図21】 実施例3の浮体を示す断面図である。
【図22】 実施例4の浮体を示す側面図である。
【図23】 図22のXXIII 矢視図である。
【図24】 図22のXXIV矢視図である。
【図25】 実施例5の浮体を示す側面図である。
【図26】 図25のXXVI矢視図である。
【図27】 図25のXXVII 矢視図である。
【図28】 実施例6の浮体を示す側面図である。
【図29】 図28のXXIX矢視図である。
【図30】 図28のXXX矢視図である。
【図31】 実施例6の浮体における蓋の取付構造を示
す平面図である。
【図32】 図31のXXXII−XXXII断面図であ
る。
【図33】 実施例6の歩板の浮体への取付構造を示す
平面図である。
【図34】 図33のXXXIV−XXXIV断面図であ
る。
【図35】 実施例7の浮体を示す斜視図である。
【図36】 実施例7の浮体の船尾における連結構造を
示す分解平面図である。
【図37】 図36のXXXVII 矢視図である。
【図38】 図36のXXXVIII矢視図である。
【図39】 実施例8の歩板を示す平面図である。
【図40】 図39のXXXX−XXXX断面図であ
る。
【図41】 実施例9の歩板を示す平面図である。
【図42】 図41のXXXXII−XXXXII断面図で
ある。
【図43】 実施例10の歩板の浮体への取付構造にお
いて用いるフックを示す側面図である。
【図44】 図43のXXXXIV−XXXXIV断面図で
ある。
【図45】 実施例11の歩板同志の連結構造を示す分
解平面図である。
【図46】 図45のXXXXVI矢視図である。
【図47】 実施例11の歩板の連結状態を示す側面図
である。
【図48】 図47のXXXXVIII−XXXXVIII断面
図である。
【図49】 実施例12の浮体への係留索の接続構造を
示す斜視図である。
【図50】 実施例13の軽徒橋の全体を示す平面図で
ある。
【図51】 図50の軽徒橋の端の歩板を示す平面図で
ある。
【図52】 図51のXXXXXII−XXXXXII断面
図である。
【符号の説明】
1、1a 軽徒橋 2 浮体 3 歩板(通路部材) 6 手摺用支柱 21 舳先 31 平板 32 梁部材 32b 台座 41、42 フック 42a スプリング 51 雄部 52 雌部 53 ピン 63 ソケット 101、102 岸 103 いかり綱 104 係留索 106 材料 107 蓋 108 蓋

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の浮体が並設状態で通路部材により
    相互に連結されており、通路部材により通路が構成され
    ている、渡河するための軽徒橋であって、 浮体として、舳先を有するボート形状のものを用いたこ
    とを特徴とする軽徒橋。
  2. 【請求項2】 浮体は、全て同一の形状及び寸法のもの
    であり、複数の浮体を積み重ねた場合に上の浮体の少な
    くとも底部が下の浮体内に入り込む形状を有している請
    求項1記載の軽徒橋。
  3. 【請求項3】 浮体が、アルミニウム製又はアルミニウ
    ム合金製である請求項1記載の軽徒橋。
  4. 【請求項4】 舳先が斜め上方に向かって延びている請
    求項1記載の軽徒橋。
  5. 【請求項5】 浮体は、両岸に両端が固定されたいかり
    綱に係留索を介して繋がれている請求項1記載の軽徒
    橋。
  6. 【請求項6】 通路部材は、平板と、平板の両側縁に取
    付けられた梁部材とからなり、梁部材は下端に台座を有
    している請求項1記載の軽徒橋。
  7. 【請求項7】 通路部材は、浮体の側縁の上面に固定さ
    れた2個のフックに両側の梁部材の台座をそれぞれ嵌入
    させて浮体に取付けられており、一方のフックは、スプ
    リングにより付勢されており、反付勢方向に動かすこと
    により梁部材の台座から外れるようになっている請求項
    6記載の軽徒橋。
  8. 【請求項8】 隣接する通路部材は、一方の通路部材の
    端部に設けた雄部を、他方の通路部材の端部に設けた雌
    部に嵌入し、嵌入された雄部をピンにより雌部に係止す
    ることにより、連結されている請求項1記載の軽徒橋。
  9. 【請求項9】 通路部材の両側縁には、間隔を置いて手
    摺用支柱が立設されている請求項1記載の軽徒橋。
  10. 【請求項10】 手摺用支柱は、通路部材の両側縁に設
    けられたソケットに、下端部が差込まれて固定されてい
    る請求項9記載の軽徒橋。
  11. 【請求項11】 通路部材が、通路の幅方向に複数並設
    されている請求項1記載の軽徒橋。
  12. 【請求項12】 浮体は、船底に、水よりも比重が小さ
    い材料を蓋で塞がれた状態で有している請求項1記載の
    軽徒橋。
  13. 【請求項13】 浮体は、船尾も舳先と同じ形状を有し
    ている請求項1記載の軽徒橋。
  14. 【請求項14】 浮体が、蓋で塞がれたものである請求
    項1記載の軽徒橋。
  15. 【請求項15】 2個の浮体を船尾同志で連結したもの
    を並設している請求項1記載の軽徒橋。
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