JPH07189098A - 分解性不織布 - Google Patents

分解性不織布

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JPH07189098A
JPH07189098A JP5335508A JP33550893A JPH07189098A JP H07189098 A JPH07189098 A JP H07189098A JP 5335508 A JP5335508 A JP 5335508A JP 33550893 A JP33550893 A JP 33550893A JP H07189098 A JPH07189098 A JP H07189098A
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acid
solvent
aliphatic
nonwoven fabric
mixture
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JP5335508A
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Taiji Kameoka
泰治 亀岡
Takeshi Kashima
毅 加嶋
Masanobu Ajioka
正伸 味岡
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多価アルコール類と多塩基酸類の直接縮合反
応により得られたポリマーを用いて、自然環境下で容易
に分解し、分解物が安全で自然環境を破壊する事のない
熱可塑性分解性ポリマーの不織布を提供することを目的
とする。 【構成】 脂肪族多価アルコール類またはその混合物と
脂肪族多塩基酸類またはその混合物、あるいはさらにヒ
ドロキシカルボン酸類またはその混合物またはそれらの
オリゴマーを、有機溶剤を含む反応混合物中で直接縮合
反応して得られる分子量50,000以上の脂肪族ポリ
エステルを主成分とする繊維からなるウェブを結合させ
てなることを特徴とする分解性不織布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分解性不織布に関する。
更に詳しくは、脂肪族ポリエステルを主体とする繊維か
らなるウェブを結合させた分解性不織布に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】不織布とは、製編織しないでつくられた
布状物のことである。さらに詳しくは、繊維状物質から
なるウェブをその構成繊維を結合させることによってつ
くられた布状物であって、製繊、編織等が施されてない
布状物である。従来、不織布は衣料芯地類、カーペット
類、おむつ、生理用品、その他産業用資材として広く使
われている。不織布を構成する繊維素材には、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)等の芳香族ポリエステル類、ナイロン等のポリアミ
ド類、レーヨン等のセルロース類などが用いられてい
る。これらのポリマーを素材とする不織布およびその製
造方法が、例えば特開昭59−88961号公報、特開
昭59−94658号公報、特開昭59−94660号
公報等に記載されている。
【0003】しかし、これらの繊維素材はいずれも自然
環境下でほとんど分解しないか、または非常に分解速度
が低いものである。従って、これらの素材でつくられた
従来の不織布は、使用後、例えば埋設処理された場合、
半永久的に地中に残存する。また、投棄されたプラスチ
ック類により、景観が損なわれ海洋生物の生活環境が破
壊されるなどの問題も起こっている。
【0004】また、焼却処理した場合は、有毒なガスを
発生する等、地球環境を破壊する原因となる上、焼却炉
の劣化を促進する働きがあるため問題が生じている。熱
可塑性で分解性のあるポリマーとして、脂肪族ポリエス
テルが知られている。 しかし、多価アルコール類と多
塩基酸類によるエステル化反応は逐次反応であり、反応
時間と共に分子量は増大するが、この際生成する水は、
加水分解作用により重縮合体の分子量を低下させる作用
を有するので、直接縮合により得られる脂肪族ポリエス
テルは、分子量が高々10,000程度と言われてい
た。
【0005】特開平4−189822号公報、特開平4
−189823号公報には数平均分子量が5,000以
上で、末端基が実質的にヒドロキシル基であり、酸成分
が炭素数3以上の化合物またはその混合物である飽和ポ
リエステルに、その融点以上の溶融状態において、ヒド
ロキシル基の1/10〜2当量相当のイソシアネート基
を有するジイソシアネートを添加することによりなる、
高分子量ポリエステルの製造方法について記されてい
る。しかし、上記のようにイソシアネートが高分子鎖中
にある場合、分解過程で毒性の強いジアミンが生成し土
中に蓄積する恐れがある。脂肪族ポリエステルは、水の
存在下で比較的容易に加水分解を受け、微生物によって
も分解されるので上記用途に用い得るが、これらの不織
布は知られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多価アルコ
ール類と多塩基酸類あるいはさらにヒドロキシカルボン
酸類の直接縮合により、上記従来技術の欠点を克服した
生分解性によって毒性を持つ恐れのある物質を生じず
に、自然環境下で容易に分解し、自然環境を破壊するこ
とのない不織布を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、多価アルコール類
と多塩基酸類あるいはさらにヒドロキシカルボン酸類を
直接縮合により製造した、脂肪族ポリエステルを主成分
とする繊維からなるウェブを使用することにより不織布
が得られ、その強度、風合いなどの物性も優れているこ
と、また、ポリマーの持っている分解性を損なうことな
く不織布ができることを見いだし本発明を完成した。つ
まり本発明は、脂肪族ポリエステルを主成分とする繊維
からなるウェブを結合させてなることを特徴とする分解
性不織布である。
【0008】本発明に用いられる脂肪族ポリエステル
は、脂肪族多価アルコール類またはその混合物と脂肪族
多塩基酸類またはその混合物のポリエステルであり、さ
らにモノマーとしてヒドロキシカルボン酸類またはその
混合物、またはそれらのオリゴマーを含むものであり、
有機溶媒を含む反応混合物中で直接縮合反応することに
より得られる。
【0009】脂肪族ポリエステルの重合度は、100か
ら20000である。これより低い重合度では成形品に
したときの強度が小さく実用に適さない。また、重合度
が高すぎると、熱時溶融した状態での粘度が高く、成形
加工性が劣る。
【0010】重合方法は、多価アルコール類と多塩基酸
類あるいはさらにヒドロキシカルボン酸類を加えたもの
の加熱縮合反応を有機溶媒中で行い、生成した水または
過剰のモノマーを該有機溶媒と共に反応系外に留出させ
ると共に、留出した有機溶媒に溶解する水またはモノマ
ーの量以下の水またはモノマーの量を有する有機溶媒を
追加溶媒として反応系に装入しながら反応する。多価ア
ルコール類としては、脂肪族系水酸基を持つものであ
り、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3
−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグ
リコール、ポリテトラメチレングリコール1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、1,4−ベンゼンジメタノー
ル等があげられる。また、多塩基酸類としては、脂肪族
系カルボキシル基を持つものであり、例えばコハク酸、
シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデ
カン二酸、ドデカン二酸、1,4−フェニレンジ酢酸、
フェニルコハク酸等があげられ、もちろんこれらの無水
物も用いることができる。
【0011】ヒドロキシカルボン酸類については、乳
酸、グリコール酸、3−ヒドロキシブチリックアシッ
ド、4−ヒドロキシブチリックアシッド、3−ヒドロキ
シバレリックアシッド、5−ヒドロキシバレリックアシ
ッド、6−ヒドロキシカプロン酸等があげられる。分子
内に不斉炭素を有する場合はD体、L体、それぞれ単独
であっても良いし、D体とL体の混合物すなわちラセミ
体であっても良い。滑らかな不織布を得るためには、経
済性も考慮して、多価アルコールとしてエチレングリコ
ール、多塩基酸類としてコハク酸を用いたポリマーが好
ましく、乳酸およびグリコール酸を含む場合その割合は
50%以下が好ましく、20%以下がさらに好ましい。
【0012】この加熱縮合反応においては触媒を使用し
てもしなくても良いが、触媒を用いる場合には、反応速
度を上げることができる。使用する触媒としては、周期
表のII、III、IV、V族の金属、その酸化物ある
いはその塩などがあげられる。具体的には、亜鉛末、錫
末、アルミニウム、マグネシウム、チタン、ゲルマニウ
ム等の金属、酸化錫、酸化アンチモン、塩化亜鉛、酸化
アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン等の金属
酸化物、塩化第一錫、塩化第二錫、臭化第一錫、臭化第
二錫、フッ化アンチモン、塩化亜鉛、塩化マグネシウ
ム、塩化アルミニウム等の金属ハロゲン化物、硫酸錫、
硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム等の硫酸塩、炭酸マグネシ
ウム、炭酸亜鉛等の炭酸塩、酢酸錫、オクタン酸錫、乳
酸錫、酢酸亜鉛、酢酸アルミニウム等の有機カルボン酸
塩、トリフルオロメタンスルホン酸錫、トリフルオロメ
タンスルホン酸亜鉛、トリフルオロメタンスルホン酸マ
グネシウム、メタンスルホン酸錫、p−トルエンスルホ
ン酸錫等の有機スルホン酸塩が挙げられる。その他、ジ
ブチルチンオキサイド等の上記金属の有機金属酸化物、
または、チタニウムイソプロポキサイド等の上記金属の
金属アルコキサイド、または、ジエチル亜鉛等の上記金
属のアルキル金属、または、ダウエックス、アンバーラ
イト等のイオン交換樹脂などがあげられる。
【0013】その使用量は、使用する脂肪族多価アルコ
ール、脂肪族多塩基酸、および脂肪族ヒドロキシカルボ
ン酸、または、それらのオリゴマーの0.0001〜1
0重量%が良く、経済性を考慮すると、0.001〜2
重量%が好ましい。また、本発明に関わるポリエステル
の製造において用いられる溶媒は、例えば、トルエン、
キシレン、メシチレン等の炭化水素系溶媒、クロロベン
ゼン、ブロモベンゼン、ヨードベンゼン、ジクロロベン
ゼン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、p−クロ
ロトルエン等のハロゲン系溶媒、3−ヘキサノン、アセ
トフェノン、ベンゾフェノン等のケトン系溶媒、ジブチ
ルエーテル、アニソール、フェネトール、o−ジメトキ
シベンゼン、p−ジメトキシベンゼン、3−メトキシト
ルエン、ジベンジルエーテル、ベンジルフェニルエーテ
ル、メトキシナフタレン等のエーテル系溶媒、フェニル
スルフィド、チオアニソール等のチオエーテル系溶媒、
安息香酸メチル、フタル酸メチル、フタル酸エチル等の
エステル系溶媒、ジフェニルエーテル、または4−メチ
ルフェニルエーテル、3−メチルフェニルエーテル、3
−フェノキシトルエン等のアルキル置換ジフェニルエー
テル、または、4−ブロモフェニルエーテル、4−クロ
ロフェニルエーテル、4−ブロモフェニルエーテル、4
−メチル−4’−ブロモジフェニルエーテル等のハロゲ
ン置換ジフェニルエーテル、または、4−メトキシジフ
ェニルエーテル、4−メトキシフェニルエーテル、3−
メトキシフェニルエーテル、4−メチル−4’−メトキ
シジフェニルエーテル等のアルコキシ置換ジフェニルエ
ーテル、または、ジベンゾフラン、キサンテン等の環状
ジフェニルエーテル等のジフェニルエーテル系溶媒があ
げられ、これらは、混合して用いても良い。そして、溶
媒として容易に水と分液分離できるものが好ましく、特
に平均分子量の高いポリエステルを得るためにはエーテ
ル系溶媒、アルキル−アリールエーテル系溶媒およびジ
フェニルエーテル系溶媒がより好ましいが、アルキル−
アリールエーテル系溶媒およびジフェニルエーテル系溶
媒が特に好ましい。これらの溶媒の使用量は得られるポ
リマーの濃度で10〜80%であることが好ましい。
【0014】脂肪族ポリエステルの製造において、生成
した水または過剰のモノマーを反応系外に留出させるに
は、用いた有機溶媒と水またはモノマーとの共沸による
ことが好ましい。共沸により留出した有機溶媒は、含有
する水またはモノマーの量が該有機溶媒に対する水また
はモノマーの溶解度より多い場合は分液により水または
モノマーを除去した後、反応系内に戻してよくさらに用
いた有機溶媒に溶解した水またはモノマーを除くため
に、脱水、脱モノマー剤で処理したり、蒸留等により水
またはモノマーの含有量を低下させた後、反応系内に戻
してもよい。また共沸により留出した有機溶媒の代わり
に、新たな水またはモノマーの含有量の低い有機溶媒を
装入してもよい。また反応の始めの部分で水または過剰
のモノマーを減圧により除去し、その後に有機溶剤を加
え、有機溶媒を含む反応混合物より有機溶媒の一部を除
去することにより、反応混合物の水またはモノマーを所
定の値とすることもできる。
【0015】つまり、少なくとも反応のある段階で溶媒
を用いて水またはモノマーを除去しつつ縮合反応を進め
るものであり、この実施形態としては、溶媒は水または
モノマーと共沸するものでもしないものでもよく、水ま
たはモノマーと分液するものでもしないものでもよい。
また、他の実施形態としては、過剰の溶媒を予め装入し
ておき、単に溶媒を抜き出すのみで脱水、脱モノマーす
る方法、反応溶媒を他の溶媒を用いて脱水、脱モノマー
する方法も含まれる。またさらに変形として、反応溶媒
自体を液状のまま水またはモノマーを除去してもよい。
また、反応温度については、溶媒が水またはモノマーと
共沸するために、沸点が低下したとしても所定の温度で
行えばよい。
【0016】脂肪族ポリエステルの平均分子量は、反応
系に装入する有機溶媒の水またはモノマー量にも依存
し、溶媒の種類にもよるが、溶媒が400〜500pp
mと高い水またはモノマー量を有する場合、得られる脂
肪族ポリエステルの重量平均分子量は、15,000〜
50,000である。上記高水分、高モノマー量でもジ
フェニルエーテル系溶媒を用いると40,000〜5
0,000の重量平均分子量の脂肪族ポリエステルが得
られることは驚くべきことである。さらに、高い平均分
子量脂肪族ポリエステルを得るためには、反応系に装入
する有機溶媒の水またはモノマー量が低いことが望まし
く、共沸により留出した有機溶媒を脱水、脱モノマー剤
で処理して水またはモノマーを除去または減少させて反
応系内に戻すか水またはモノマー量の低い新たな有機溶
媒を反応器に装入することにより、装入する水またはモ
ノマー量を50ppm以下とすることにより重量平均分
子量50,000〜300,000の脂肪族ポリエステ
ルを得ることができる。
【0017】本発明の不織布に用いる平均分子量の高い
ポリエステルを得るために用いる脱水、脱モノマー剤と
しては、モレキュラシーブ3A、モレキュラシーブ4
A、モレキュラシーブ5A、モレキュラシーブ13X等
のモレキュラシーブ類、アルミナ、シリカゲル、塩化カ
ルシウム、硫酸カルシウム、五酸化二リン、濃硫酸、過
塩素酸マグネシウム、酸化バリウム、酸化カルシウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、あるいは、水素化
カルシウム、水素化ナトリウム、水素化リチウムアルミ
ニウム等の金属水素化物、または、ナトリウム等のアル
カリ金属等があげられる。中でも、取扱いおよび再生の
容易さからモレキュラシーブ類が好ましい。
【0018】本発明にかかわるポリエステルの製造方法
の一例を示すと以下の通りである。すなわち、分離器
(例えばDean Stark trap)を備えた反
応器に、溶媒および所定量のエチレングリコールとコハ
ク酸と乳酸と所定量の触媒を装入し、反応器を加熱し、
共沸により溶媒と水または過剰のモノマーを留出させ分
離器に導く。溶媒の溶解度以上の水またはモノマーを分
離器で分離して系外に除去し、溶解度分の水またはモノ
マーを含んだ溶媒は、反応系に戻す。この段階での重量
平均分子量は、500〜1,000であり、重量平均分
子量が5,000程度になっても良い。この間の反応時
間はおよそ0.5時間から数時間である。このオリゴマ
ー化の反応は、あらかじめ別の反応器で無溶媒、無触
媒、減圧化で行っても良いし、無触媒で溶媒を用いて行
っても良い。このまま溶媒の留出温度で反応が進むにつ
れて生成する水またはモノマーを除去し、水またはモノ
マーで飽和した溶媒を反応系に戻しながら反応を続けて
も良いが、数十時間反応しても溶媒の種類にもよるが、
重量平均分子量15,000〜50,000のものが得
られる。
【0019】さらに高分子量のポリマーを得るには、原
料中の水または過剰のモノマーがほぼ留出した後、分離
器をはずし、モレキュラシーブ等の乾燥剤を充填した管
を取り付け留出する溶媒がこの管を通って還流するよう
にするか、留出した溶媒を乾燥剤を入れた別の反応器で
処理して反応器に戻すようにするか、または新たな水ま
たはモノマー含有量の低い溶媒を反応器に装入する。こ
れらの方法により溶媒の溶解する水またはモノマーの量
を50ppm以下にし、このまま数十時間反応を続ける
事により、溶媒の種類にもよるが、重量平均分子量5
0,000〜300,000のコポリマーを得る事がで
きる。反応終了後、所望のコポリマーを得る処理方法は
どのような方法でも良いが、例えば、反応液にクロロホ
ルムを加え加熱し、その後アセトンに排出し析出した結
晶をろ過、乾燥すれば所望のコポリマーが得られる。こ
の方法により得られる脂肪族ポリエステルの重量平均分
子量は、溶媒の種類、触媒の種類および量、反応速度、
反応時間、共沸により留出した溶媒の処理方法等を変え
る事により、種々のものが得られるが、約15,000
〜300,000である。
【0020】本発明の方法において、縮合反応を触媒の
存在下行った場合には、ポリマー中に触媒が残存すると
ポリマーの熱安定性、耐候性に影響するため、ポリマー
中の触媒を除くことが好ましい。好ましい除去方法とし
ては、縮合反応溶液を攪拌下またはそのまま冷却して得
られる粉末個体状のポリマーを、親水性有機溶媒の存在
下酸性物質と接触させる方法である。この方法に使用さ
れる親水性有機溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸、酪酸等
のカルボン酸類、アセトニトリル等のニトリル類、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ヘキサメチ
ルホスホルアミド等のアミド類等があげられる。特に、
安価なしかも該ポリマーを溶解しないアルコール類が好
ましい。
【0021】酸性物質としては、塩酸、硫酸、硝酸、リ
ン酸等の無機酸、または、酢酸、パラトルエンスルホン
酸等の有機酸等があげられ、特に安価な塩酸、硫酸、硝
酸等が好ましい。
【0022】酸性物質の使用量は、ポリマーに対して
0.0001〜5.0モル/100重量部であり、好ま
しくは0.001〜1モル/100重量部がよい。0.
0001モルより少ないと触媒の除去効果が悪くなり、
また5.0モルより多いとポリマーが劣化する等の問題
が生じる場合がある。この方法で用いるポリマーの個体
状物としては、粉末状、顆粒状、粒状、フレーク状、ブ
ロック状の形態を示し、一般に該ポリマーを得る方法と
しては、常法の一旦ポリマーを良溶媒に溶解した後、貧
溶媒を滴下あるいは貧溶媒中に滴下する方法、または特
定の溶媒に加熱溶解後冷却晶析する方法がある。
【0023】ポリマーの性状としては、好ましくは嵩密
度が0.60g/ml以下であるが、より好ましくは
0.05〜0.5g/mlが良い。嵩密度が0.60g
/mlより大きいと酸性物質との接触が不十分となるた
めポリマー中の触媒が除去しきれないことがあり、逆に
嵩密度が0.05g/mlより小さいと触媒の除去には
何ら問題はないが、処理後の濾過性が悪くなるため操作
的に問題が生じる場合がある。ポリマーと酸性物質を接
触させる条件としては、好ましくは親水性有機溶媒中固
形分濃度3〜40重量%程度、接触温度は0〜100
℃、特に好ましくは0〜60℃、接触時間0.1〜24
時間程度、特に好ましくは0.5〜8時間程度である。
【0024】本発明の脂肪族ポリエステルは、通常公知
の熱可塑性ポリマーまたは可塑剤、更に各種の改質剤を
用いて、熱可塑性ポリマー組成物とする。熱可塑性ポリ
マー組成物中の脂肪族ポリエステルの占める割合は、目
的とする分解性より任意の割合のものが用いられるが、
一般には50%以上が好ましい。また熱可塑性ポリマー
組成物の製造は、公知の混練技術はすべて適用でき、組
成物の形状はペレット、棒状、粉状等で用いられる。
【0025】本発明の分解性不織布は、脂肪族ポリエス
テルを紡糸した後、ウェブを形成し、該ウェブを従来公
知の方法、例えばニードルパンチ法、ステッチボンド
法、ジェットボンド法、サーマルボンド法、レジンボン
ド法等により結合することにより得られる。原料繊維の
紡糸方法は、公知の紡糸方法が適用される。例えば、押
出機を用いて溶融紡糸する溶融紡糸法、上記脂肪族ポリ
エステルを主体とする樹脂を溶媒に溶解し、溶液とした
後、該溶液をノズルから貧溶媒中に吐出させる湿式紡糸
法、該溶液をノズルから乾燥気体中に吐出させる乾式紡
糸等が適用される。溶融紡糸法には、一軸押出機、二軸
押出機等公知の押出機を用いることができる。押出温度
が低いと押出安定性が得難く、また過負荷に陥りやす
い。押出温度が高いとポリマーの熱分解が激しくなり、
分子量の低下、強度低下、着色等が起こる。これらの点
を考慮すると、押出温度は、100〜300℃の範囲で
あり、さらに好ましくは130〜250℃の範囲であ
る。
【0026】押出機の口金(ノズル)の口径は、必要と
する繊維の直径(糸径)と、押出機の吐出速度や引き取
り速度との関係によって適宜決定されるが、好ましくは
口径0.1〜3.0mm程度である。いずれの紡糸法に
おいても、紡糸後の繊維の延伸は必ずしも行う必要はな
いが、延伸を行う場合には、1.1〜10倍、好ましく
は2〜8倍に延伸する。延伸温度は、0〜100℃の範
囲から選択される。繊維の好ましい糸系は、0.5〜4
0デニールである。また、好ましい繊維長は、0.5〜
30cmである。
【0027】得られた繊維から、ウェブと呼ばれる繊維
の塊状態を形成させる。ウェブの状態では繊維どうしが
結合していないのでこのままでは不織布とはいえない。
ウェブの製造方法としては公知の方法を用いることがで
き、特に限定されない。例えば、フラットカード機、ロ
ーラカード機、ガーネット機等を用いるカード式、メル
トブローン式が挙げられる。また、樹脂を紡糸する際、
紡糸機のノズルから繊維が出るときに高速空気を吹き付
け、気流に直角な穴あきコンベア上に集めてウェブを形
成させるスパンボンド式でもよい。
【0028】上記脂肪族ポリエステルを主成分とする樹
脂の繊維からなるウェブから、本発明の分解性不織布を
得るには公知の方法を用いることができる。例えば、針
により交絡させるニードルパンチ法、糸により交絡させ
るステッチボンド法、水流により交絡させるジェットボ
ンド法、熱により接着させるサーマルボンド法、樹脂の
接着を利用するレジンボンド法が挙げられる。
【0029】本発明に用いられる脂肪族ポリエステルを
主成分とする繊維は、必要に応じて可塑剤、紫外線吸収
剤、光安定剤、熱安定剤、滑剤、酸化防止剤等を配合し
てもよい。このようにして得られた脂肪族ポリエステル
を主成分とする熱可塑性ポリマー組成物の不織布は、従
来知られている生分解性のポリヒドロキシカルボン酸の
不織布と比較して、弾力性に優れ且つ風合いがよい。例
えば、以下の実施例から明らかなように、本発明の不織
布は、ポリ乳酸の不織布と比較して反発弾性率が大きく
且つ風合いがよく、ポリエチレンの不織布と同様の性質
を示し、弾力性のある滑らかな用途の例えば、おむつ、
生理用品あるいはその他の産業資材等に好適に使用でき
る。
【0030】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定
されるものではない。なお、実施例中の重量平均分子量
はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(カラム温
度40℃、クロロホルム溶媒)により、ポリスチレン標
準サンプルとの比較で求めた。
【0031】製造例1 エチレングリコール20.0gとコハク酸38.1gに
ジフェニルエーテル207.0g、金属錫0.931g
を加え、130℃/140mmHgで7時間、系外に水
を流出させながら加熱攪伴しオリゴマー化した。これ
に、Dean Stark trapを取り付け、14
0℃/30mmHgで8時間共沸脱水を行い、その後、
モレキュラシーブ3A20gを充填した管を付け、流出
した溶媒がモレキュラシーブ層中を通って反応器に戻る
ようにし、130℃/17mmHgで49時間攪伴し
た。その反応マスを400mlのクロロホルムに溶か
し、3lのアセトンに加え再沈した後、HClのIPA
溶液(HCl0.7wt%)で0.5時間スラッジング
し(3回)、IPAで洗浄してから減圧下60℃で6時
間乾燥した。ポリマー中の触媒の錫の含有量は10pp
m以下になっていた。このポリマーの重量平均分子量は
124,000であった。
【0032】製造例2 1,4−ブタンジオール50.5gとコハク酸66.5
gにジフェニルエーテル293.0g、金属錫2.02
gを加え、130℃/140mmHgで7時間、系外に
水を流出させながら加熱攪伴しオリゴマー化した。これ
に、DeanStark trapを取り付け、140
℃/30mmHgで8時間共沸脱水を行い、その後、モ
レキュラシーブ3A40gを充填した管を付け、流出し
た溶媒がモレキュラシーブ層中を通って反応器に戻るよ
うにし、130℃/17mmHgで49時間攪伴した。
その反応マスを600mlのクロロホルムに溶かし、4
lのアセトンに加え再沈した後、HClのIPA溶液
(HCl0.7wt%)で0.5時間スラッジングし
(3回)、IPAで洗浄してから減圧下60℃で6時間
乾燥した。このポリマー中に含まれる触媒の錫の含有量
は10ppm以下になっていた。このポリマーの重量平
均分子量は118,000であった。
【0033】製造例3 trans−1,4−シクロヘキサンジメタノール8
0.8gとコハク酸66.5gにジフェニルエーテル2
93.0g、金属錫2.02gを加え、130℃/14
0mmHgで7時間、系外に水を流出させながら加熱攪
伴しオリゴマー化した。これに、Dean Stark
trapを取り付け、140℃/30mmHgで8時
間共沸脱水を行い、その後、モレキュラシーブ3A40
gを充填した管を付け、流出した溶媒がモレキュラシー
ブ層中を通って反応器に戻るようにし、130℃/17
mmHgで40時間攪伴した。その反応マスを600m
lのクロロホルムに溶かし、4lのアセトンに加え再沈
した後、HClのIPA溶液(HCl0.7wt%)で
0.5時間スラッジングし(3回)、IPAで洗浄して
から減圧下60℃で6時間乾燥した。ポリマー中の触媒
の錫の含有量は10ppm以下になっていた。このポリ
マーの重量平均分子量は122,000であった。
【0034】製造例4 エチレングリコール20.2gとコハク酸38.5gと
乳酸7.3gにジフェニルエーテル123.0g、金属
錫0.66gを加え、125℃/140mmHgで9時
間、系外に水を流出させながら加熱攪伴しオリゴマー化
した。これに、Dean Stark trapを取り
付け、140℃/15mmHgで3時間共沸脱水を行
い、その後、モレキュラシーブ3A30gを充填した管
を付け、流出した溶媒がモレキュラシーブ層中を通って
反応器に戻るようにし、130℃/13mmHgで33
時間攪伴した。その反応マスを720mlのアセトニト
リルに溶かし、1NのHCl水溶液300mlを加え
0.5時間攪伴した後、IPA320mlを加えてから
メタノール4.5l中に放出し再沈した。ノルマルヘキ
サン3lで洗浄した後減圧乾燥した。ポリマー中の触媒
の錫の含有量は10ppm以下になっていた。このポリ
マーの重量平均分子量は147,000であった。
【0035】製造例5 1、4ブタンジオール35.0gとコハク酸30.4
g、アジピン酸9.4gにジフェニルエーテル176
g、金属錫0.66gを加え、130℃/140mmH
gで10時間、系外に水を流出しながら加熱撹拌しオリ
ゴマー化した。これに、Dean Stark tra
pを取り付け、140℃/15mmHgで5時間共沸脱
水を行い、その後、モレキュラーシーブ3Aを30g充
填した管を付け、留出した溶媒がモレキュラーシーブ層
中を通って反応器に戻るようにし、130℃/13mm
Hgで30時間攪拌した。その反応マスを720mlの
アセトニトリルに溶かし、1NのHCl水溶液300m
lを加え0.5時間攪拌した後、IPA320mlを加
えてからメタノール4.5l中に放出し再沈した。ノル
マルヘキサン3lで洗浄した後減圧乾燥した。このポリ
マーの重量平均分子量は137,000であった。ポリ
マー中の触媒の錫の含有量は10ppm以下になってい
た。
【0036】実施例1〜5 製造例1〜5で得られた脂肪族ポリエステルを真空乾燥
機などで乾燥後、紫外線吸収剤として2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを
0.1Wt%加え、スクリュー式小型押出機を用いて1
60℃で溶融押出紡糸した。この繊維を長さ約4cmの
単繊維に切断し、攪伴してランダムなウェブを形成させ
た後、プレス温度60℃、プレス圧10Kg/cm2
熱プレスして分解性不織布を得た。この不織布の重さは
160g/cm2 、厚さは2mmであった。
【0037】得られた分解性不織布には、繊維の形状が
残っており、溶融してできるフィルムとは明らかに異な
る布状形態を保ち、不織布の表裏を両手にてつかみ、布
面に垂直な方向に引っ張っても破れたり、形状が崩れた
りしなかった。 反発弾性率 JIS K−6041に準じ、大きさが
一辺100mm、厚さ2mmで上下両面が平行である試
験片を作成し、この試験片の上面から460mm上の距
離から、JIS B−1501(玉軸受用球)に規定す
る5/8並級の鋼球を回転させないように自由落下さ
せ、その時の最高反発距離を測定した。反発弾性率は、
次の式によって算出し、3回の平均値を求めた。 R=D1/D0×100 ここに R:反発弾性率(%) D0:落下距離460(mm) D1:反発距離(mm) 風合い 得られた不織布の表面を手で触り、その感触を以下の基
準から選びこの値を風合いとした。 基準 1:感触はごわごわしている。 2:感触はややごわごわしている。 3:感触はややなめらかである。 4:感触はなめらかである。 土壌分解性試験 5×5cmの大きさを有する不織布を温度35℃、水分
30%の土壌中に埋設し、不織布の分解性試験を行い2
カ月後の外観変化を観察した。これらの結果をまとめて
表−1(表1、2)に示す。
【0038】比較例1 脂肪族ポリエステルの代わりに高密度ポリエチレン(密
度0.95g/cm3、MI1.0g/10分)を用
い、紡糸温度を200℃にしたほかは実施例1と同様に
して不織布を得た。その物性を前記測定方法により測定
した。結果を表−1(表1、2)に示す。
【0039】比較例2 脂肪族ポリエステルの代わりに重量平均分子量約11万
のポリ乳酸(L−体)を用い、紡糸温度を180℃にし
たほかは実施例1と同様にして不織布を得た。その物性
を前記測定方法により測定した。結果を表−1(表1、
2)に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明の脂肪族ポリエステルを主成分と
するポリマーを主体をする不織布は、伸び率が優れ、廃
棄物として地中に埋設されたり海や川に投棄されても紙
や木等の天然物と同じように自然環境中で一定期間の内
に無害な水と炭酸ガスに分解する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 彰宏 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 鈴木 和彦 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族多価アルコール類またはその混合
    物と脂肪族多塩基酸類またはその混合物、あるいはさら
    にヒドロキシカルボン酸類またはその混合物またはそれ
    らのオリゴマーを、有機溶剤を含む反応混合物中で直接
    縮合反応して得られる分子量50,000以上の脂肪族
    ポリエステルを主成分とする繊維からなるウェブを結合
    させてなることを特徴とする分解性不織布。
  2. 【請求項2】 脂肪族多塩基酸類がコハク酸である請求
    項1記載の分解性不織布。
  3. 【請求項3】 脂肪族多価アルコール類がエチレングリ
    コール、1,4−ブタンジオールである請求項1記載の
    分解性不織布。
  4. 【請求項4】 脂肪族多塩基酸類がコハク酸であり、脂
    肪族多価アルコール類がエチレングリコール、1,4−
    ブタンジオールである請求項1記載の分解性不織布。
  5. 【請求項5】 脂肪族ポリエステル中に含まれる触媒の
    含有量が50ppm以下である請求項1記載の分解性不
    織布。
JP5335508A 1993-11-18 1993-12-28 分解性不織布 Pending JPH07189098A (ja)

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JP5335508A JPH07189098A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 分解性不織布
DE1994630291 DE69430291T2 (de) 1993-11-18 1994-11-15 Geformte Gegenstände aus abbaubarem aliphatischem Polyester
US08/340,902 US5714230A (en) 1993-11-18 1994-11-15 Degradable aliphatic polyester formed products
EP94118058A EP0654492B1 (en) 1993-11-18 1994-11-15 Degradable aliphatic polyester formed products
KR1019940030329A KR0164893B1 (ko) 1993-11-18 1994-11-17 분해성 지방족 폴리에스테르 가공품
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997013920A1 (fr) * 1995-10-13 1997-04-17 Uni-Charm Corporation Voile biodegradable et hydrolysable
JP2010525152A (ja) * 2007-04-24 2010-07-22 タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ 生分解性マクロマー
JP2013532236A (ja) * 2010-06-03 2013-08-15 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 未架橋アルキドオリゴマーで作製された繊維及び不織布

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