JPH07189007A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JPH07189007A
JPH07189007A JP5326995A JP32699593A JPH07189007A JP H07189007 A JPH07189007 A JP H07189007A JP 5326995 A JP5326995 A JP 5326995A JP 32699593 A JP32699593 A JP 32699593A JP H07189007 A JPH07189007 A JP H07189007A
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JP
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JP5326995A
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Michiyo Amano
美智代 天野
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各パーツ同志の連結関係及び連結位置に関す
る情報等を利用することにより、自動的に合印情報を付
加することができ、型紙作製作業の能率を上げることが
できる図形処理装置を提供すること。 【構成】 連結情報を持つ点に対して、まず、角上の点
であるか否かが判断され(S503)、その点が滑らか
な線上の点の場合は(S503:N)、S504に進
む。S504において、その点の位置に合印情報が既に
付加されているか否かが判断され、形状情報テーブルよ
り合印情報が付加されていない場合は(S504:
N)、新たに合印情報を作成して付加し(S505)、
形状情報テーブルの所定の場所に記憶する(S50
6)。また、その点が角の点の場合は(S503:
Y)、合印情報を付加する必要がないので処理を行わな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服等の型紙の図形処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる型紙は、主に衣料品等のように
布や革等の素材シートから物を製造する場合に用いら
れ、設計図としての役割を果たすものである。布や革等
のような平面の素材から一つの立体を形成するために、
通常の衣料品は、複数の部品から構成されている。例え
ば、図10のスカートは、図11(a)〜(e)に示す
ような表地前スカート、表地後ろスカート、表地ベルト
布、裏地前スカート、裏地後ろスカートの5つのパーツ
と、ベルト芯、ファスナー等の付属品が縫い合わされて
いる。
【0003】型紙の持つ情報としては、衣料分野を例に
とると、パーツの形状、縫い代幅情報、縫い合わせ位置
の目印情報等がある。
【0004】縫い合わせ位置の目印情報は、型紙上の所
定位置に何等かの記号が書き込まれたり、素材シート上
の所定位置の縫い代部分に切り込みを入れる等の形で出
力されるものであり、一般に、合印、ノッチ等と呼ばれ
ている(以下、合印情報と総称する)。この合印情報
は、型紙の段階で付加されているものである。
【0005】このような情報を持った型紙は、パーツ毎
に平面上で変形操作が施されたりして情報が変更される
のが普通である。しかし、これらのパーツは、それぞれ
が単独で成り立つわけではなく、それ等が全部集まった
時に意味をなすものである。例えば、合印情報を付加す
る場合には、縫い合わせる関係にある各々のパーツに対
して、同種の合印情報付けを別々に行う必要がある。図
13に示すようなスカートの脇線Xのヒップライン位置
Fより5mm下がった位置Gに合印情報を付加する場合
は、図11の表地前スカートの脇線上の該当位置6a、
表地後ろスカートの脇線上の該当位置16a、裏地前ス
カートの脇線上の該当位置36a及び裏地後ろスカート
の脇線上の該当位置46aの4箇所に対してそれぞれ合
印情報を付加する必要がある。
【0006】また、図13に示すようなスカートにおい
て、ウエストライン上の前中心A、ダーツ位置B,D、
脇線位置C、後ろ中心Eとなる位置については、図10
の各パーツの形状からわかるように、表地後ろスカート
及び裏地後ろスカートでは、角になっている部分である
ためその位置が明確であるが、表地前スカート、裏地前
スカート及びベルト上では、直線上の中間点であるため
その位置がはっきりせず、従って、これらの位置につい
ては、合印情報を付加するのが一般的である。即ち、図
11に示す表地前スカートについては、ウエスト前中心
位置1に、裏地前スカートについては、ウエスト前中心
位置31に、ベルトについては、前中心位置21,2
c、前ダーツ位置22,2b、後ろダーツ位置24,2
9、脇位置23,2a、後ろ中心位置25,28にそれ
ぞれ合印情報を付加する必要がある。
【0007】そして、以上のような合印情報の付加は、
作業者が各パーツに対して個別に行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一つの物を形成する型
紙は、それぞれのパーツがお互いに関連しあって成り立
っており、その関連がわかっていれば必然的に決まる情
報も存在する。特に、合印情報を付加するにあたって
は、各パーツ同志の連結関係がわかっていれば付加され
るべき合印情報が決まり、また、一つのパーツに合印情
報を付加した場合、そのパーツと連結関係にあるパーツ
の対応する位置に付加すべき合印情報も必然的に決ま
る。
【0009】しかしながら、各パーツの関連情報を利用
せず、型紙を一つづつ単独で操作しなければならない従
来の図形処理装置での合印情報付加作業は、処理の必要
なパーツを作業者が考慮しながら、各パーツに対して同
様の合印情報付加操作を行わなければならず、合印情報
の付加し忘れ等の不都合が発生し易く、作業者の操作も
煩雑になりがちであった。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、各パーツ同志の連結関係及び連
結位置に関する情報等を利用することにより、自動的に
合印情報を付加することができ、型紙作製作業の能率を
上げることができる図形処理装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明の図形処理装置は、衣服等のパーツ
の形状に関する情報を記憶する形状情報記憶手段と、前
記各パーツ同志の連結関係及び連結位置に関する情報を
記憶する連結情報記憶手段とを備えた図形処理装置にお
いて、前記形状情報記憶手段に記憶されているパーツの
形状に関する情報、及び前記連結情報記憶手段に記憶さ
れている連結関係及び連結位置に関する情報等に基づい
て、前記パーツ上の所定の位置に合印情報を付加する合
印情報付加手段と、前記合印情報付加手段により付加さ
れた前記合印情報を記憶する合印情報記憶手段とを備え
ている。
【0012】また、請求項2の発明の図形処理装置は、
前記請求項1の発明の構成に加えて、前記パーツ上に新
しく合印情報を付加したり、既に付加されている合印情
報を変更等する合印情報編集手段と、前記連結関係及び
連結位置に関する情報に基づいて、互いに連結関係にあ
るパーツを抽出する抽出手段とを備え、前記合印情報付
加手段が、前記合印情報編集手段により、あるパーツに
対して新しく合印情報が付加されたり、既に付加されて
いる合印情報が変更等された場合、前記抽出手段により
抽出された各パーツに対して、前記合印情報の付加され
た位置と対応する位置に同様にして合印情報を付加する
ように構成されている。
【0013】
【作用】前記の構成を有する請求項1の発明の図形処理
装置によれば、前記合印情報付加手段が、前記形状情報
記憶手段に記憶されているパーツの形状に関する情報、
及び前記連結情報記憶手段に記憶されている連結関係及
び連結位置に関する情報等に基づいて、前記パーツ上の
所定の位置に合印情報を付加し、その付加された情報
は、前記合印情報記憶手段によって記憶される。
【0014】また、請求項2の発明の図形処理装置によ
れば、前記合印情報編集手段により、あるパーツに対し
て新しく合印情報が付加されたり、既に付加されている
合印情報が変更等された場合、前記合印情報付加手段
が、前記抽出手段により抽出された各パーツに対して、
前記合印情報の付加された位置と対応する位置に同様に
して合印情報を付加する。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の図形処理装置を具体化した
実施例1を図面を参照して説明する。
【0016】図2は、本発明の図形処理装置を、アパレ
ルCADシステムとしてワークステーション上で具体化
した構成を示すブロック図である。
【0017】ワークステーションの本体1には、入力装
置としてのマウス6、キーボード7、ディジタイザ8、
記憶装置としてのハードディスク9、出力装置としての
ディスプレイ10及びプロッタ11が接続されている。
また、ワークステーション本体1は、主として、CPU
2、ROM3、RAM4及びインターフェース5からな
り、合印情報付けを含むパターン処理をはじめとする図
形処理装置システム全体の制御を行う。
【0018】前記ROM3には、アパレルCADシステ
ムの制御を行うプログラム、例えば連結関係にあるパー
ツを検索、抽出したり、合印情報付加処理を行なうため
のプログラム等が格納されている。RAM4は、検索、
抽出されたパーツ等のデータの一時的な保持を行うため
の領域が設けられている。インターフェース5は、各種
周辺装置とのやりとりを行うためのものである。また、
マウス6とキーボード7は、合印情報付加処理をCPU
2に対して指示する等の操作を行うためのものである。
デジタイザ8は、型紙の形状を入力するためのものであ
る。このCPU2が、本発明の合印情報付加手段、合印
情報編集手段及び抽出手段を構成している。
【0019】ハードディスク9は、形状データや連結デ
ータ等の型紙に関するデータ等を記憶するためのもので
ある。ディスプレイ10は、型紙の形状をデータに基づ
いて表示するものであり、プロッタ11は、型紙の形状
をデータに基づいて印刷するためのものである。
【0020】形状情報テーブル91には、各パーツを構
成する全ての構成点(POINT)について、構成点番
号、座標データ及びその構成点位置の形状データが記入
されている。座標情報はパーツ毎の基準軸を基に決めら
れているものとする。また、構成点位置の形状データ
は、角の点(CORNER)か滑らかな線上の点(SM
OOTH)かの情報である。この形状情報テーブルは合
印情報(NOTCH)も含み、この合印情報は、合印番
号、基準となる構成点番号、基準構成点からの距離デー
タから成っている。
【0021】また、連結データとして、パーツ間連結デ
ータのテーブル92、各パーツを構成する全ての点につ
いての部位情報のテーブル93が記入されている。パー
ツ間連結テーブル92は、立体に組み立てたときに連結
されるか、背面にくるか、裏側にくるかするパーツの番
号のリスト形式で示されている。部位情報テーブル93
は、立体に組み立てたときに同じ位置になる点には同じ
記号を付すことによって示されている。図10〜13に
示すようなスカートを例にとって、形状情報テーブル9
1の構造を図3に、パーツ間連結データ92と部位情報
テーブル93の構造を図4にそれぞれ示した。
【0022】そして、形状情報テーブル91が、本発明
の形状情報記憶手段及び合印情報記憶手段を構成し、パ
ーツ間連結データテーブル92及び部位情報テーブル9
3が、本発明の連結情報記憶手段を構成している。
【0023】パーツ操作として、合印位置を指定して合
印情報の付加や編集を行う等のプログラムが、システム
プログラム31に内蔵されている。
【0024】本実施例1は、以上のように構成されてい
る。
【0025】次に、実施例1の動作について、図10に
示すようなスカートを作成する場合の合印情報の付加処
理を例とし、図5に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0026】また、図11(a)〜(e)に、図10に
示すスカートを構成するの各パーツの形状を示す。そし
て、図12に各パーツを組み立てた形状を示し、図13
にスカートを組み立てた状態での合印情報の位置A〜G
を示す。
【0027】まず、図5のフローチャートの処理が開始
される前に、図11(a)〜(e)の各パーツがデジタ
イザ8により入力されており、図6に示すように、PA
RTS1〜PARTS5に関する形状情報テーブルが作
成されているものとする。そして、作業者により、図7
(a)に示すパーツ間連結データのテーブルと図7
(b)に示す部位情報のテーブルとが作成され、この状
態において、図5のフローチャートの処理が開始され
る。
【0028】まず、全てのパーツに対して処理が行われ
たか否かが判断され(S501、Sはステップを示す。
以下同様)、全パーツ未処理なので(S501:Y)、
図7(a)に示すパーツ部位情報テーブルより1番目の
パーツ(PARTS1)について処理を行う。ここで、
PARTS1には、連結情報を持つ構成点としてPOI
NT1〜POINT8までの8つの点が存在しており、
それらの点全てがチェックされたか否かが判断される
(S502)。全POINT未チェックなので(S50
2)、連結情報を持つ1番目の構成点(POINT1)
についてチェックを行う。
【0029】S503において、POINT1が角上の
点であるか否かが判断され(S503)、図6に示す形
状情報テーブルより、PARTS1のPOINT1はS
MOOTH(滑らかな線上の点)であるため(S50
3:N)、POINT1に対応する構成点1の位置が合
印情報付加候補となり、S504に進む。ここで、PO
INT1に対応する構成点1は、図11(a)に示すP
ARTS1の形状の見た限りでは角の点(CORNE
R)のようであるが、実際は、前スカートのパーツは前
中心を「わ」として折った場合の半分の型紙であるた
め、構成点1及び8は滑らかな線上の点である。ベルト
の前中心の構成点21、2Cも同様である。
【0030】S504において、構成点1の位置に合印
情報が既に付加されているか否かが判断され、図6に示
す形状情報テーブルより構成点1の位置に合印情報は存
在しないため(S504:N)、新たに合印情報を作成
して構成点1の位置に付加する(S505)。ここで作
成される合印情報は、PARTS1の合印情報NOTC
H1として、合印番号=1,参照点番号=1,距離=0
というデータであり、形状情報の一部として形状情報テ
ーブルのPARTS1のエリアに記憶し(S506)、
S502に戻る。次に、連結情報を持つ2番目の構成点
(POINT2)についてチェックを行う。形状情報テ
ーブルより、PARTS1のPOINT2はCORNE
R(角の点)であるため(S503:Y)、構成点2の
位置に合印情報は付加されず、S502に戻り次の連結
情報を持つ3番目の構成点(POINT3)についてチ
ェックを行う。
【0031】以下、形状情報テーブルよりPOINT3
〜POINT5までは、CORNER(角の点)である
ため、合印情報(NOTCH)はPARTS1の構成点
3〜5の位置には付加されない。
【0032】次に、形状情報を持つ6番目の構成点(P
OINT6)については、CORNER(滑らかな線上
の点)であり(S503:Y)、形状情報テーブルより
構成点6の位置に合印情報は存在していないため(S5
04:N)、新たに合印情報(合印番号=2,参照点番
号=6,距離=0)を作成して構成点6の位置に付加す
る。そして、POINT7については角の点であるため
(S503:Y)、先の構成点2〜5までの処理と同様
の処理がなされ、最後のPOINT8は、POINT1
と同様に滑らかな線上の点であり(S503:N)、ま
だ合印情報は存在しないため(S504:N)、合印情
報(合印番号=3,参照点番号=8,距離=0)を構成
点8の位置に付加する。この結果、形状情報テーブルの
PARTS1のエリアは図8に示すようになる。
【0033】そして、上記処理のS505,506が本
発明の合印情報付加手段に対応している。
【0034】以上がパーツ1についての自動合印付加処
理であり、同様にして、PARTS2〜5についても、
所定の位置に合印情報が自動的に付加される。結果とし
て、PARTS2については、構成点16の位置に、P
ARTS3については、構成点21,22,23,2
4,25,28,29,2a、2b,2cの位置に、パ
ーツ4については、構成点31、36、38の位置に、
パーツ5については、構成点46の位置にそれぞれ合印
情報が自動的に付加される。これによって、プロッタ1
1による出力時には、上記処理により合印情報(NOT
CH)が付加された構成点の位置に何等かの印が付加さ
れる。
【0035】また、図5のフローチャートの処理を開始
する前に、作業者によりある構成点に対して、予め合印
情報が付加されていて形状情報テーブルにNOTCHと
して記憶されていることがあり、この場合は、S504
において、その構成点の位置に合印情報が既に付加され
ているか否かが判断されるので、合印情報が重なること
はない。
【0036】尚、上記の実施例1では、各構成点が角の
点か滑らかな線上の点かの情報を予め形状情報テーブル
に持っているものとし、この情報に基づいて合印情報を
付加するか否かの判断を行っているが、この情報を持た
ない形状情報テーブルであっても、例えばある構成点と
その前後の構成点を結ぶ線の傾きの差を求めることによ
り、角の点であるか滑らかな線上の点であるかを判別
し、合印情報を付加するか否かの判断を行うように構成
してもよい。
【0037】次に、本発明の実施例2の動作を図9に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0038】まず、実施例1の場合と同様に、図9のフ
ローチャートの処理が開始される前に、図11(a)〜
(e)の各パーツがデジタイザ8により入力されてお
り、図6に示すように、PARTS1〜PARTS5に
関する形状情報テーブルが作成されているものとする。
そして、作業者により、図7(a)に示すパーツ間連結
データのテーブルと部位情報のテーブルとが作成され、
この状態において、図9のフローチャートの処理が開始
される。
【0039】S601において、作業者により合印情報
付け作業を行う対象パーツとして、図11(a)のPA
RTS1が選択され、さらに、脇線A上のヒップライン
位置、即ち構成点6から5mm下がった位置6aに合印
情報50が付加されると(S602)、これによって、
図6に示す形状情報テーブルのPARTS1のエリアに
合印情報50(合印番号=50、参照点番号=6、距離
=5)が記憶される。次に、今操作を行ったPARTS
1に対して連結関係にあるパーツを、図7(a)に示す
パーツ間連結データテーブルに基づいて抽出すると、P
ARTS2,3,4,5が得られる(S603)。ここ
で、合印情報50の参照点番号が「6」なので、図7に
示す部位情報テーブルを検索して、POINT6の部位
情報「SKSH」を得る(S604)。
【0040】そして、抽出された全てのパーツに対して
処理が行われたか否かが判断され(S605)、全パー
ツ未処理なので(S605:Y)、まずPARTS2に
ついて「SKSH」という部位情報を持つPOINTを
抽出する(S606)。部位情報テーブルより、POI
NT16が抽出され(S607:Y)、このPOINT
16に対応する構成点16の位置にはまだ合印情報が存
在しないため(S608:Y)、新たに合印情報を作成
して構成点16から5mm下がった16aの位置に合印
情報を付加する(S609,S610)。ここで作成さ
れる合印情報は、PARTS2の合印情報NOTCH5
1として、合印番号=51,参照点番号=16,距離=
5というデータであり、形状情報の一部として形状情報
テーブルのPARTS2のエリアに記憶し(S50
6)、S607に戻る。
【0041】PARTS3についは、「SKSH」とい
う部位情報を持つPOINTが存在しないため(S60
6,S607:N)、PARTS4のチェックに移る。
PARTS4及びPARTS5については、PARTS
2の場合と同様の処理がなされ、PARTS4について
は、POINT36に対応する構成点36から5mm下
がった36aの位置に合印情報を付加し、形状情報テー
ブルのPARTS4のエリアに合印情報NOTCH52
として、合印番号=52、参照点番号=36、距離=5
を記憶し、PARTS5については、POINT46に
対応する構成点46から5mm下がった46aの位置に
合印情報を付加し、形状情報テーブルのPARTS5の
エリアに合印情報NOTCH53として、合印番号=5
3、参照点番号=46、距離=5を記憶する。
【0042】そして、上記処理のS602が本発明の合
印情報編集手段に、S603が抽出手段に、S609,
S610が合印情報付加手段にそれぞれ対応している。
【0043】以上が、PARTS1に付けられた合印情
報を、PARTS1に関連するパーツに対して自動的に
付加する処理である。これよって、プロッタ11による
出力時には、上記処理により合印情報(NOTCH)が
付加された位置に何等かの印が付加される。
【0044】尚、上記の実施例1は、作業者が、あるパ
ーツに対して新たに合印情報を付加した場合に、連結関
係にあるパーツの対応する位置にも同様に合印情報を付
加するというものであるが、既に存在している合印情報
の位置をずらしたり、削除した場合についても、連結関
係にあるパーツの対応する位置に付加されている合印情
報に対して同様の処理がなされるように構成してもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1の図形処理装置によれば、形状情報記憶
手段に記憶されているパーツの形状に関する情報、及び
連結情報記憶手段に記憶されている連結関係及び連結位
置に関する情報等に基づいて、パーツ上の所定の位置に
自動的に合印情報を付加するように構成しているので、
作業者が、連結関係にあるパーツを意識することなく作
業を行うことができると共に、同じ合印情報付加操作を
何度も行う必要がないため、作業が非常に軽減され、型
紙作製作業の能率を上げることができる。
【0046】また、請求項2の図形処理装置によれば、
あるパーツに対して新しく合印情報が付加されたり、既
に付加されている合印情報が変更等された場合、そのパ
ーツと連結関係にあるパーツに対しても同様に合印情報
が自動的に付加するように構成しているので、作業者
は、各パーツ同志の連結関係を考慮することなく、合印
情報付加作業を行うことができ、合印情報の付加し忘
れ、変更のし忘れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本実施例のアパレルCADシステムの電気的構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の形状情報データテーブルの説明図で
ある。
【図4】本実施例のパーツ間連結データテーブル及び部
位情報テーブルの説明図である。
【図5】実施例1の動作を示すフローチャートである。
【図6】処理開始前の形状情報テーブルの状態図であ
る。
【図7】本実施例のパーツ間連結データテーブル及び部
位情報テーブルの状態図である。
【図8】処理後の形状情報テーブルの状態図である。
【図9】実施例2の動作を示すフローチャートである。
【図10】本実施例で使用したスカートの正面図及び背
面図である。
【図11】図10のスカートを構成するパーツ形状を示
す図である。
【図12】図11のパーツを組み立てた状態を示す図で
ある。
【図13】スカートを組み立てた状態での合印情報の位
置を示す図である。
【符号の説明】
2 CPU 91 形状情報テーブル 92 パーツ間連結情報テーブル 93 部位情報テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服等のパーツの形状に関する情報を記
    憶する形状情報記憶手段と、前記各パーツ同志の連結関
    係及び連結位置に関する情報を記憶する連結情報記憶手
    段とを備えた図形処理装置において、 前記形状情報記憶手段に記憶されているパーツの形状に
    関する情報、及び前記連結情報記憶手段に記憶されてい
    る連結関係及び連結位置に関する情報等に基づいて、前
    記パーツ上の所定の位置に合印情報を付加する合印情報
    付加手段と、 前記合印情報付加手段により付加された前記合印情報を
    記憶する合印情報記憶手段と、 を備えたことを特徴とする図形処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パーツ上に新しく合印情報を付加し
    たり、既に付加されている合印情報を変更等する合印情
    報編集手段と、前記連結関係及び連結位置に関する情報
    に基づいて、互いに連結関係にあるパーツを抽出する抽
    出手段とを備え、 前記合印情報付加手段が、前記合印情報編集手段によ
    り、あるパーツに対して新しく合印情報が付加された
    り、既に付加されている合印情報が変更等された場合、
    前記抽出手段により抽出された各パーツに対して、前記
    合印情報の付加された位置と対応する位置に同様にして
    合印情報を付加するように構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の図形処理装置。
JP5326995A 1993-12-24 1993-12-24 図形処理装置 Pending JPH07189007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102622494A (zh) * 2012-04-12 2012-08-01 际华三五零二职业装有限公司 一种特体服装的放缩裁剪方法

Cited By (1)

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CN102622494A (zh) * 2012-04-12 2012-08-01 际华三五零二职业装有限公司 一种特体服装的放缩裁剪方法

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