JPH07188186A - トリアゾリノン製造のための方法および新規中間体 - Google Patents

トリアゾリノン製造のための方法および新規中間体

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JPH07188186A
JPH07188186A JP6302697A JP30269794A JPH07188186A JP H07188186 A JPH07188186 A JP H07188186A JP 6302697 A JP6302697 A JP 6302697A JP 30269794 A JP30269794 A JP 30269794A JP H07188186 A JPH07188186 A JP H07188186A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
    • C07D249/101,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D249/12Oxygen or sulfur atoms

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
キルもしくはフェニルを表す]のトリアゾリノンの製造
のための新規方法および新規中間体。 【効果】 既知化合物を含むトリアゾリノンが効率よく
製造でき、得られる化合物は除草剤および殺虫剤の中間
体として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリアゾリノン製造の
ための新規な方法および新規中間体に関するものであっ
て、トリアゾリノンの多くは既知であり、除草剤および
殺虫剤の製造のための中間体として使用される。
【0002】
【従来の技術】例えば、化合物4−メチル−5−トリフ
ルオロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−
トリアゾール−3−オンのようなある種の置換トリアゾ
リノンは、例えば、化合物4−メチル−5−トリフルオ
ロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリ
アゾール−3−チオンのような適切なトリアゾリンチオ
ンが、例えば、ナトリウムメチラートのような酸結合剤
の存在下で、例えば、ヨウ化メチルのようなアルキル化
剤と最初に反応し、その得られるアルキルチオトリアゾ
ール誘導体が、常法において単離され、次いで、酢酸の
存在下で過酸化水素とともに加熱され、そしてその生成
物が冷却され、次いで、中和され、常法において採取さ
れて得られることは既知である(米国特許第37800
52号−実施例2、参照)。
【0003】さらに、上記化合物4−メチル−5−トリ
フルオロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4
−トリアゾール−3−オンは、また1−トリフルオロア
セチル−4−メチルセミカルバジドを160℃〜180
℃で加熱し、続いて、酢酸エチルで抽出し、カラムクロ
マト処理によって得られることも、知られている(米国
特許第3780052号−実施例3、参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その得
られた生成物の収量および品質は、上記両方の合成法に
おいては決して満足できるものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願は、一般式(I)
【0006】
【化9】
【0007】[式中、R1は、各場合において任意に置
換されたアルキルもしくはシクロアルキルを表し、R2
は、アミノ、または各場合において任意に置換されたア
ルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキル、シクロ
アルキルアルキルもしくはフェニルを表す]のトリアゾ
リノンの製造方法に関するものであって、その方法は、
一般式(II)
【0008】
【化10】
【0009】[式中、R1およびR2は、前記意味を有
し、R3は、アルキルを表す]のアルキルスルホニルト
リアゾール誘導体を、温度0〜100℃、大気圧下で、
アルカリ金属水酸化物の水溶液と反応させ、その生成物
を酸性化し、次いで、常法により採取することを特徴と
する。
【0010】驚くべきことに、本発明による方法は、一
般式(I)のトリアゾリノンを、簡単な方法で非常に高
収量−先行技術と比較してかなり改良されている−、高
純度で採取することを可能にする。
【0011】それ故、本発明による方法は、先行技術の
価値ある改良法である。
【0012】本発明による方法によって好適に製造され
る式(I)の化合物は、次の場合のものである:式中、
1は、ハロゲン、シアノもしくはC1−C4−アルコキ
シによって任意に置換されている1〜6個の炭素原子を
有するアルキルを表すか、またはハロゲン、シアノもし
くはC1−C4−アルキルによって任意に置換されている
3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを表し、そ
してR2は、アミノを表すか、または、各々が、アルキ
ル、アルケニルもしくはアルキニル基において6個まで
の炭素原子を有し、そして各々が、ハロゲン、シアノも
しくはC1−C4−アルコキシによって任意に置換されて
いるアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、
アルキルアミノもしくはジアルキルアミノを表すか、ま
たは、各々が、ハロゲン、シアノ、C1−C4−アルキ
ル、C1−C4−アルコキシもしくはC1−C4−アルコキ
シ−カルボニルによって任意に置換されているC3−C6
−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1
2−アルキルもしくはフェニルを表す。
【0013】アルキルのような基の定義において、また
アルコキシ、アルキルチオもしくはアルキルアミノにお
けるようなヘテロ原子との組み合わせにおいて述べられ
る炭化水素基は、明記していない場合でも、直鎖もしく
は分枝状である。
【0014】一般に、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素
もしくはヨウ素、好ましくはフッ素、塩素もしくは臭
素、特にフッ素もしくは塩素を表す。
【0015】特に、本発明による方法によって製造され
る式(I)の化合物は、次の場合のものである:式中、
1が、各々が、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メトキ
シもしくはエトキシによって任意に置換されているメチ
ル、エチル、n−もしくはi−プロピルまたはn−、i
−もしくはs−ブチルを表すか、または各々が、フッ
素、塩素、臭素、シアノもしくはメチルによって任意に
置換されているシクロプロピル、シクロプロピルメチ
ル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキ
シルを表し、そしてR2が、アミノを表すか、または、
各々が、フッ素、塩素、シアノ、メトキシもしくはエト
キシによって任意に置換されているメチル、エチル、n
−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチ
ル、アリル、プロパルギル、メトキシ、エトキシ、n−
もしくはi−プロポキシ、n−、i−もしくはs−ブト
キシ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−
プロピルアミノ、n−、i−もしくはs−ブチルアミ
ノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを表すか、ま
たは各々が、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エ
チル、n−もしくはi−プロピル、メトキシ−カルボニ
ルもしくはエトキシ−カルボニルによって任意に置換さ
れているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルもしくはフェニルを表す。
【0016】本発明による方法によって製造される化合
物の著しく好適な群は、次の場合の式(I)の化合物で
ある:式中、R1が、各々が、フッ素および/または塩
素により、任意にモノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘ
キサもしくはヘプタ置換されているメチル、エチル、n
−もしくはi−プロピル、シクロプロピルもしくはシク
ロプロピルメチルを表し、そしてR2が、メチル、エチ
ル、n−もしくはi−プロピル、メトキシ、エトキシ、
メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ,シクロ
プロピル、フェニルもしくはトリルを表す。
【0017】各基の前記一般的定義、または好適な範囲
が示された基の定義は、式(I)の最終生成物に適用さ
れ、同様に、各場合において製造のために必要とされる
出発物質もしくは中間体にも適用される。
【0018】これらの基の定義は、必要に応じ互いに組
み合わされる、すなわち好適な化合物の上記範囲内での
組み合わせも、また可能である。
【0019】例えば、3−ジフルオロメチル−4−メチ
ル−5−メチルスルホニル−4H−1,2,4−トリア
ゾールおよび水酸化カリウムが、出発物質として使用さ
れるならば、本発明による方法における反応過程は、次
の式によって略述される:
【0020】
【化11】
【0021】式(II)は、一般式(I)の化合物の製
造のために、本発明による方法において出発物質として
使用されるアルキルスルホニルトリアゾール誘導体の一
般的定義を提供する。
【0022】式(II)において、R1およびR2は、好
ましくは、または特に、R1およびR2について好適、ま
たは特に好適であるような式(I)の化合物の記述との
関連で既に前述された意味を有し;R3は、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル、特にメチルもしくはエチル
を表す。
【0023】一般式(II)の出発物質は、これまで、
文献からは未知であり;新規物質として、それらは本出
願の主題である。
【0024】一般式(II)の新規アルキルスルホニル
トリアゾール誘導体は、一般式(III)
【0025】
【化12】
【0026】[式中、R1、R2およびR3は、前記意味
を有する]のアルキルチオトリアゾール誘導体が、温度
0〜100℃で、必要ならば反応補助剤の存在で、そし
て必要ならば希釈剤の存在下でオキシダントと反応する
場合に得られる(製造実施例、参照)。
【0027】この目的に適する酸化剤の例は、酸素、オ
ゾン、過酸化水素、塩素、次亜塩素酸ナトリウム溶液、
過マンガン酸カリウム、過ギ酸、過酢酸、過プロピオン
酸および任意にハロゲン化された過安息香酸である。
【0028】この目的に適する反応補助剤−特に過酸化
水素が用いられる場合−は、主に、元素の周期表のサブ
グループIV,VおよびVIの金属の塩である。列挙で
きる例は、(メタ)バナジン酸ナトリウム、モリブデン
酸ナトリウムおよびタングステン酸ナトリウムである。
【0029】この目的に適する希釈剤は、特に、脂肪
族、脂環式もしくは芳香族の任意にハロゲン化された炭
化水素類、例えば、ベンジン、ベンゼン、トルエン、キ
シレンクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテ
ル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、テトラクロロメタン;エーテル類、例えばジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、またはエチレングリコールジ
メチルエーテルもしくはエチレングリコールジエチルエ
ーテル;ケトン類、例えばアセトン、ブタノンもしくは
メチルイソブチルケトン;ニトリル類、例えばアセトニ
トリル、プロピオニトリルもしくはベンゾニトリル;ア
ミド類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミド、N−メチル−ホルムアニリ
ド、N−メチル−ピロリドンもしくはヘキサメチルリン
酸トリアミド;カルボン酸類、例えばギ酸、酢酸もしく
はプロピオン酸;エステル類、例えば酢酸メチルもしく
は酢酸エチル、ジメチルスルホキシドのようなスルホキ
シド類、アルコール類、例えばメタノール、エタノー
ル、n−もしくはi−プロパノール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、それらの水
との混合液、または純粋な水、である。
【0030】前駆体として必要とされる一般式(II
I)のアルキルチオトリアゾール誘導体は、これまで、
化合物4−メチル−3−トリフルオロメチル−5−メチ
ルチオ−1H−1,2,4−トリアゾール(米国特許第
3780052号−実施例2、参照)を除いて、文献か
らは未知である;新規物質として、それらは、本出願の
主題である。
【0031】一般式(III)のアルキルチオトリアゾ
ール誘導体は、一般式(IV)
【0032】
【化13】
【0033】[式中、R1およびR2は、前記意味を有す
る]のトリアゾリンチオンが、温度0〜100℃で、必
要ならば、例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリ
ウムのような酸受容体の存在下で、そして必要ならば、
例えばメタノールもしくはエタノールのような希釈剤の
存在下で、例えば、臭化メチル、ヨウ化メチル、臭化エ
チルもしくはヨウ化エチルのようなアルキル化剤と反応
する場合に得られる(製造実施例、参照)。
【0034】一般式(IV)のトリアゾリンチオンは、
既知であり、および/または本質的に既知の方法によっ
て製造することができる(米国特許第3719686号
および米国特許第3780052号参照)。
【0035】一般式(IV)のトリアゾリンチオンは、
一般式(V) R1−CO−X (V) [式中、R1は、前記意味を有し、Xは、ヒドロキシル
もしくはハロゲンを表す]のカルボン酸が、一般式(V
I) R2−NH−CS−NH−NH2 (VI) [式中、R2は、前記意味を有する]のアルキルチオセ
ミカルバジドと、温度0〜100℃で反応する場合に得
られる(製造実施例、参照)。
【0036】一般式(I)のトリアゾリノンの製造のた
めの本発明による方法は、アルカリ金属水酸化物の水溶
液を用いて実施される。この目的に好適なものは、水酸
化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの水溶液である。
【0037】本発明による方法を実施する場合には、反
応温度は、実際的な範囲内で変化させられる。一般に、
その方法は、温度0〜100℃、好ましくは温度10〜
80℃、特別には温度20〜60℃で実施される。
【0038】一般には、本発明による方法は、大気圧下
で実施される。しかし、その方法は、また加圧もしくは
減圧下−一般に0.1〜10bar−で実施することも
できる。
【0039】式(I)の化合物の製造のための本発明に
よる方法を実施するために、水に溶解されたアルカリ金
属水酸化物(“アルキル金属水酸化物の水溶液”)の1
〜15モル、好ましくは2〜8モルが、式(II)のア
ルキルスルホニルトリアゾール誘導体の1モルに対して
通常用いられる。
【0040】本発明による方法の好適な実施態様におい
ては、アルキル金属水酸化物の溶液が、最初に導入さ
れ、式(II)のアルキルスルホニルトリアゾールが、
徐々に−必要ならば冷却しつつ定量添加される。次い
で、その反応混合液は、反応が終了するまで−必要なら
ば高温で撹拌される。続いて、その混合液は、酸、好ま
しくは例えば、塩酸もしくは硫酸のようなプロトン酸を
用いて酸性にされる。必要ならば、その反応混合液は、
酸性化段階の前もしくは後に濃縮されるか、または水で
希釈することができる。
【0041】その反応生成物は、常法において精製さ
れ、単離される。例えば、それは、水とほとんど混和し
ない有機溶媒、例えば、塩化メチレンもしくは酢酸エチ
ルとともに振盪され、その有機相が分別され、例えば硫
酸ナトリウムを用いて乾燥される。次いで、その混合液
は濾過され、溶媒が、減圧蒸留によってその濾液から注
意深く除去される。残渣として残る粗生成物は、その後
の反応に直接使用されるか、常法、例えばカラムクロマ
トグラフィーおよび/または再結晶化によってさらに精
製される。
【0042】本発明による方法によって製造されるべき
式(I)のトリアゾリノンは、農業において利用される
活性化合物の製造のための中間体として使用することが
できる(米国特許第3780052号、米国特許第37
80053号、米国特許第3780054号および欧州
特許出願公開第341489号、参照)。
【0043】
【実施例】
製造実施例: (実施例1)
【0044】
【化14】
【0045】4−メチル−3−メチルスルホニル−5−
トリフルオロメチル−4H−1,2,4−トリアゾール
112g(0.49モル)を、水1.64リットル中
水酸化ナトリウム111g(2.78モル)の溶液に添
加し、その反応混合液を、16時間50℃で撹拌する。
続いて、この過程で生成した澄明な黄色がかった溶液
を、濃塩酸を用いて酸性化し、次いで、水流ポンプ真空
下で、その容量を約半量に濃縮し、最後に塩化メチレン
とともに振盪する。その有機相を分別した後、水相を塩
化メチレンを用いてさらに2回再抽出する。一つに合わ
せた有機相を、硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、濾過す
る。次いで、その溶媒を、水流ポンプ真空下で蒸留によ
って、濾液から注意深く除去する。
【0046】4−メチル−5−トリフルオロメチル−
2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−
3−オン 71g(理論量の87%)を、融点64℃の
白色粉末として得る。
【0047】(実施例2)
【0048】
【化15】
【0049】4−エチル−3−トリフルオロメチル−5
−メチルスルホニル−4H−1,2,4−トリアゾール
317g(1.30モル)を、水1.8リットル中水
酸化ナトリウム294g(7.35モル)の溶液に、3
0℃以下で滴下し(氷水で冷却しつつ)、その混合液
を、8時間20℃で撹拌する。続いて、混合液を、氷水
1.5リットル中に撹拌し、そのpHを、濃塩酸を用い
て2〜3とし、混合液を酢酸エチルを用いて繰り返し抽
出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、その溶媒を蒸発させ
る。
【0050】融点54℃の4−エチル−5−トリフルオ
ロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリ
アゾール−3−オン 215g(理論量の91%)を得
た。同様にして製造される式(I)の化合物のその他の
実施例は、以下の表1に挙げられるものである。
【0051】本発明によって製造される式(I)の化合
物の実施例
【0052】
【表1】
【0053】式(II)の出発物質: (実施例(II−1))
【0054】
【化16】
【0055】4−メチル−3−トリフルオロメチル−5
−メチルチオ−4H−1,2,4−トリアゾール 33
5g(1.7モル)を、塩化メチレン2.5リットル中
に入れる。これに、ヘプタモリブデン酸アンモニウム四
水和物5g(4ミリモル)およびギ酸225g(4.9
モル)を添加し、次に、その混合液を還流し、そして3
5%濃度の過酸化水素溶液560g(H22 5.76
モル)を、激しく撹拌しつつ滴下する。還流を16時間
継続し、次いで、過剰の過酸化水素を、亜硫酸水素ナト
リウム(39%濃度水溶液)を用いて除去し、生成物を
塩化メチレンを用いて3回抽出する。合わせた有機相
を、5%濃度亜硫酸水素ナトリウム水溶液、次に水を用
いて洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥、濾過する。
【0056】溶媒を、水流ポンプ真空下で蒸留してその
濾液から注意して除去する。
【0057】融点96℃の4−メチル−3−メチルスル
ホニル−5−トリフルオロメチル−4H−1,2,4−
トリアゾール 325g(理論量の83.5%)を得
た。
【0058】(実施例(II−2))
【0059】
【化17】
【0060】4−エチル−3−トリフルオロメチル−5
−メチルチオ−4H−1,2,4−トリアゾール 72
7.6g(3.45モル)、ギ酸624gおよびモリブ
デン酸アンモニウム10gを、ジクロロメタン2リット
ル中に入れる。30%濃度の過酸化水素溶液2346g
を、35℃以下で1時間かけて滴下する。撹拌を8時間
継続し(反応は最初は発熱的である)、氷水2リットル
を添加し、過剰の過酸化水素を、亜硫酸水素ナトリウム
溶液を添加して除去し、その混合液を、ジクロロメタン
を用いて繰り返し抽出し、合わせた有機相を、硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を、ロータリーエバポレーターで
蒸発させる。
【0061】4−エチル−3−トリフルオロメチル−5
−メチルスルホニル−4H−1,2,4−トリアゾール
811.6g(理論量の96.8%)を、油状物とし
て得る。
【0062】1H NMR(CDCl3、d):1.56
−1.61;3.60;4.48−4.56ppm。
【0063】同様にして製造される式(II)の化合物
のその他の実施例は、以下の表2に挙げられるものであ
る。
【0064】式(II)の化合物の実施例
【0065】
【表2】
【0066】式(III)の前駆体: (実施例(III−1))
【0067】
【化18】
【0068】4−メチル−5−トリフルオロメチル−
2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−
3−チオン 250g(1.36モル)を、エタノール
1.64リットル中に入れる。これに、水酸化ナトリウ
ム61.2g(1.53モル)を添加すると、1時間内
に澄明な溶液となり、その反応は、最初は発熱的であ
る。続いて、ヨウ化メチル217g(1.53モル)を
滴下し、その混合液を16時間20℃で撹拌する。次い
で、その容量を約半分まで濃縮し、氷水約3リットルと
ともに撹拌し、濃塩酸で酸性として、塩化メチレンを用
いて3回抽出する。合わせた有機相を、硫酸マグネシウ
ムで乾燥、濾過する。溶媒を、水流ポンプ真空下で蒸留
してその濾液から注意深く除去する。
【0069】4−メチル−3−メチルチオ−5−トリフ
ルオロメチル−4H−1,2,4−トリアゾール 20
7.4g(理論量の77.4%)を、融点46℃の黄色
粉末として得た。
【0070】(実施例(III−2))
【0071】
【化19】
【0072】4−エチル−5−トリフルオロメチル−
2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾリン−
3−チオン 371.3g(1.88モル)および水酸
化ナトリウム83.5g(2.09モル)を、エタノー
ル1.5リットル中に入れる。ヨードメタン296.8
g(2.09モル)を、30℃以下(冷却して)で添加
し、撹拌を8時間20℃で継続する。その反応溶液を、
氷水1.5リットルとともに撹拌し、ジクロロメタンを
用いて3回抽出し;合わせた有機相を、硫酸ナトリウム
で乾燥し、蒸発させる。
【0073】4−エチル−3−トリフルオロメチル−5
−メチルチオ−4H−1,2,4−トリアゾール 37
1.4g(理論量の93.6%)を、オイルとして得
る。1H NMR(CDCl3、d):1.40−1.4
5;280;4.04−4.10ppm.同様にして製
造される式(III)の化合物のその他の実施例は、以
下の表3に挙げられるものである。
【0074】式(III)の前駆体の実施例
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】式(IV)の前駆体: (実施例(IV−1))
【0078】
【化20】
【0079】4−メチル−チオセミカルバジド257g
(2.44モル)を、トリフルオロ酢酸1.2リットル
に添加し、その混合液を16時間還流する。次いで、そ
れを水流ポンプ真空下で濃縮し、残渣を、ジエチルエー
テル/石油エーテル(容量で5:100)を用いて粉砕
し、結晶形で得られる生成物を吸引濾過して単離する。
【0080】融点115℃の4−メチル−5−トリフル
オロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−ト
リアゾール−3−チオン 444.5g(理論量の9
5.5%)を得る。
【0081】(実施例(IV−2))
【0082】
【化21】
【0083】トリフルオロ酢酸248g(2.18モ
ル)を、キシレン1000ml中の4−エチル−チオセ
ミカルバジド235.4g(1.98モル)に滴下し、
その過程で、温度は50℃に上昇する。還流温度で1時
間後、生成する反応水を、還流条件下で3時間かけて水
分離器により除去する。反応終了後、反応混合液を濃縮
する。
【0084】融点93℃の4−エチル−5−トリフルオ
ロメチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリ
アゾール−3−チオン 371.3gを得る。
【0085】同様にして製造される式(IV)の化合物
のその他の実施例は、以下の表4に挙げられるものであ
る。
【0086】
【表5】
【0087】
【表6】
【0088】式(VI)の前駆体: (実施例(VI−1))
【0089】
【化22】
【0090】ヒドラジン水和物30g(0.6モル)
を、エタノール250ml中で還流し、エタノール50
ml中イソチオシアン酸メチル36.5g(0.5モ
ル)溶液を、30分かけて滴下する。還流条件下でその
混合液の撹拌を10分間継続し、次いで、混合液を+5
℃まで冷却し、吸引濾別する。
【0091】融点138℃の4−メチル−チオセミカル
バジド 45g(理論量の86%)を得た。
【0092】(実施例(VI−2))
【0093】
【化23】
【0094】10%濃度のヒドラジン水和物水溶液18
10g(3.62モル)を入れ、0〜5℃まで撹拌しつ
つ冷却する。イソチオシアン酸エチル300g(3.4
5モル)を、1時間かけて0〜5℃で滴下し、撹拌を2
時間継続し、沈殿した生成物を吸引濾別する。その濾過
を蒸発させた後、両方の残渣を合わせる。
【0095】融点85℃の4−エチル−チオセミカルバ
ジド 379gを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クルト・フインダイゼン ドイツ51375レーフエルクーゼン・デユン フエルダーシユトラーセ28 (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・デイール ドイツ42329ブツペルタール・ヘーエ35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
    キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
    または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
    キルもしくはフェニルを表す]のトリアゾリノンの製造
    方法であって、一般式(II) 【化2】 [式中、R1およびR2は、前記意味を有し、R3は、ア
    ルキルを表す]のアルキルスルホニルトリアゾール誘導
    体を、温度0〜100℃、大気圧下で、アルカリ金属水
    酸化物の水溶液と反応させ、その生成物を酸性化し、次
    いで、常法により採取することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 R1が、ハロゲン、シアノもしくはC1
    4−アルコキシによって任意に置換されている1〜6
    個の炭素原子を有するアルキルを表すか、またはハロゲ
    ン、シアノもしくはC1−C4−アルキルによって任意に
    置換されている3〜6個の炭素原子を有するシクロアル
    キルを表し、そしてR2が、アミノを表すか、または、
    各々が、アルキル、アルケニルもしくはアルキニル基に
    おいて6個までの炭素原子を有し、そして各々が、ハロ
    ゲン、シアノもしくはC1−C4−アルコキシによって任
    意に置換されているアルキル、アルケニル、アルキニ
    ル、アルコキシ、アルキルアミノもしくはジアルキルア
    ミノを表すか、または、各々が、ハロゲン、シアノ、C
    1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシもしくはC1
    −C4−アルコキシ−カルボニルによって任意に置換さ
    れているC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロ
    アルキル−C1−C2−アルキルもしくはフェニルを表す
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 R1が、各々が、フッ素、塩素、臭素、
    シアノ、メトキシもしくはエトキシによって任意に置換
    されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル
    またはn−、i−もしくはs−ブチルを表すか、または
    各々が、フッ素、塩素、臭素、シアノもしくはメチルに
    よって任意に置換されているシクロプロピル、シクロプ
    ロピルメチル、シクロブチル、シクロペンチルもしくは
    シクロヘキシルを表し、そしてR2が、アミノを表す
    か、または、各々が、フッ素、塩素、シアノ、メトキシ
    もしくはエトキシによって任意に置換されているメチ
    ル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−も
    しくはs−ブチル、アリル、プロパルギル、メトキシ、
    エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−も
    しくはs−ブトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、n
    −もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−もしくはs
    −ブチルアミノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノ
    を表すか、または各々が、フッ素、塩素、臭素、シア
    ノ、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、メト
    キシ−カルボニルもしくはエトキシ−カルボニルによっ
    て任意に置換されているシクロプロピル、シクロブチ
    ル、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはフェニル
    を表すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1が、各々が、フッ素および/または
    塩素により、任意にモノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、
    ヘキサもしくはヘプタ置換されているメチル、エチル、
    n−もしくはi−プロピル、シクロプロピルもしくはシ
    クロプロピルメチルを表し、そしてR2が、メチル、エ
    チル、n−もしくはi−プロピル、メトキシ、エトキ
    シ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ,シ
    クロプロピル、フェニルもしくはトリルを表すことを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応が、温度10℃〜80℃において実
    施されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 水に溶解されたアルカリ金属水酸化物の
    1〜15モルが、一般に、式(II)のアルキルスルホ
    ニルトリアゾール誘導体の1モル当たりに使用されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 一般式(II) 【化3】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
    キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
    または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
    キルもしくはフェニルを表し、そしてR3は、アルキル
    を表す]のアルキルスルホニルトリアゾール誘導体。
  8. 【請求項8】 一般式(II) 【化4】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
    キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
    または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
    キルもしくはフェニルを表し、そしてR3は、アルキル
    を表す]のアルキルスルホニルトリアゾール誘導体の製
    造方法であって、一般式(III) 【化5】 [式中、R1、R2およびR3は、前記意味を有する]の
    アルキルチオトリアゾール誘導体を、温度0℃〜100
    ℃で、必要ならば反応補助剤の存在下で、そして必要な
    らば希釈剤の存在下で酸化剤と反応させることを特徴と
    する方法。
  9. 【請求項9】 一般式(III) 【化6】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
    キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
    または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
    キルもしくはフェニルを表し、そしてR3は、アルキル
    を表す]のアルキルチオトリアゾール誘導体であるが、
    化合物4−メチルー3−トリフルオロメチル−5−メチ
    ルチオ−1H−1,2,4−トリアゾールを除いた化合
    物。
  10. 【請求項10】 化合物4−メチルー3−トリフルオロ
    メチル−5−メチルチオ−1H−1,2,4−トリアゾ
    ールを除く一般式(III) 【化7】 [式中、R1は、各場合において任意に置換されたアル
    キルもしくはシクロアルキルを表し、R2は、アミノ、
    または各場合において任意に置換されたアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジ
    アルキルアミノ、シクロアルキル、シクロアルキルアル
    キルもしくはフェニルを表し、そしてR3は、アルキル
    を表す]のアルキルチオトリアゾール誘導体の製造方法
    であって、一般式(IV) 【化8】 [式中、R1およびR2は、前記意味を有する]のトリア
    ゾリンチオンを、温度0℃〜100℃で、必要ならば、
    例えば水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムのよう
    な酸受容体の存在下で、そして必要ならば、例えばメタ
    ノールもしくはエタノールのような希釈剤の存在下で、
    例えば、臭化メチル、ヨウ化メチル、臭化エチルもしく
    はヨウ化エチルのようなアルキル化剤と反応させること
    を特徴とする方法。
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