JPH07187469A

JPH07187469A - 紙葉類搬送装置

Info

Publication number: JPH07187469A
Application number: JP5334941A
Authority: JP
Inventors: Junichi Tamamoto; 淳一玉本; Taichiro Yamashita; 太一郎山下
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1993-12-28
Filing date: 1993-12-28
Publication date: 1995-07-25

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】紙葉類を高速に表裏反転もしくは方向変更する
ことができる紙葉類搬送装置を提供する。【構成】紙葉類搬送装置は矢印Ａの方向へ紙葉類１ａを
搬入する搬入手段２と、矢印Ｃの方向へ紙葉類１ａを搬
出する搬出手段３と、前記搬入手段２と前記搬出手段３
の間にあって紙葉類１ａの先端を上方へ導くことにより
紙葉類１ａの後端を前記搬入手段２から前記搬出手段３
へ導く第１の案内手段４とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は郵便書状、紙幣等の紙葉
類の搬送方向を変更するのに好適な紙葉類搬送装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の紙葉類の搬送方向を変更する機構
については、例えば、特開昭62-171863号公報に開示さ
れているものがある。この公知例は、搬入手段で搬送さ
れた紙葉類の先端を筐体からなる停止手段を用いて停止
し、該紙葉類の後端をブラシで搬出手段へ移動させ、搬
出手段の搬送力により停止手段より引出し、該紙葉類の
後端を先端として搬出することにより、紙葉類を反転
し、搬送方向を変更するものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、紙葉類の後端をブラシで搬出手段へ移動させる構
成であるため、このブラシの回転速度によって、紙葉の
表裏反転速度が制限されてしまう。

【０００４】一方、近年では、紙葉の処理速度の高速化
が要求されているが、上記の従来技術においてはこの要
求に対応できないのが現状である。

【０００５】本発明の目的は紙葉類を高速で搬送方向を
変更させることができる紙葉類搬送装置を提供すること
にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の１つの特徴は、
紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬送装置におい
て、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前記搬出手段の
紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端の延長線が交
叉するように配置した紙葉類の搬入手段と、前記搬入手
段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の紙葉類取込端側
に設けられ、前記搬入手段から搬入された紙葉類の先端
を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記搬出手段側に移
行させる第１の案内手段とを備えることである。

【０００７】本発明のもう１つの特徴は、前述した１つ
の特徴に加えて、前記搬入手段の紙葉類取込端と前記第
１の案内手段との間に設けられ、前記搬入手段から搬入
される紙葉類を搬出手段側に湾曲案内させる第２の案内
手段とを備えることである。

【０００８】

【作用】本発明の１つの特徴においては、搬入手段で搬
入される紙葉は第１の案内手段内に搬入され、その紙葉
類類の先端は第１の案内手段に沿って導かれる。これに
より、搬入手段の紙葉類搬入端を通過した紙葉類の後端
は紙葉類の回転により搬出手段に導かれ、この搬出手段
によって搬出される。

【０００９】本発明のもう１つの特徴においては、搬入
手段で搬入される紙葉類は第１の案内手段内に搬入さ
れ、その紙葉の先端は第１の案内手段に沿って導かれ
る。紙葉類は搬入手段と第１の案内手段の成す角度によ
り搬出手段側に向かい凸に湾曲する。紙葉類の後端は搬
入手段の紙葉搬入端を通過した後、紙葉類の先端が第１
の案内手段に沿い、紙葉類全体が湾曲することにより発
生した力によって搬出手段側へ導かれる。そして、搬出
手段の紙葉取込端において該紙葉類の後端が取り込ま
れ、新たに先端として搬出手段によって搬出される。

【００１０】

【実施例】図１は本発明の装置の一実施例の構成を示す
斜視図であり、図１において、１は本発明の装置で処理
される紙葉類である。２は表裏もしくは向きを反転すべ
き紙葉類１を搬入する搬入手段、３は前記紙葉類１を搬
出させる搬出手段、４は前記搬入手段２から搬入された
紙葉類１を前記搬出手段３に案内移送させる第１の案内
手段である。５は前記搬入手段２から搬入される紙葉類
１を前記第１の案内手段４に案内する第２の案内手段、
６は前記搬入手段２から搬送された紙葉類の後端を前記
搬出手段３に移送させる搬送手段、７は前記搬送手段６
で搬送される紙葉類１を前記搬出手段３に案内する第３
の案内手段である。

【００１１】前述した各手段の構成を詳しく説明する
と、搬入手段２はプーリ１０に掛けられたベルト１１と
このベルト１１に対接するベルト１２とにより構成され
ている。前記プーリ１０は軸１７により支持されてい
る。

【００１２】第２の案内手段５は前述した搬入手段２を
構成する一方のベルト１２とこのベルト１２が掛けられ
たプーリ１３とで構成されている。前記プーリ１３は軸
１８により支持されており、前述した搬入手段２におけ
るプーリ１０の位置より前記第１の案内手段４側に突出
して設けられている。

【００１３】前述した搬入手段２においてベルト１１と
ベルト１２とにより紙葉類１を挟持搬入する紙葉類搬入
面は下方から上方に沿って第１の案内手段４側に傾斜す
るように配置されている。

【００１４】搬出手段３はプーリ１４とこのプーリ１４
に掛けられたベルト１１とこのベルト１１に対接するベ
ルト１５とにより構成されている。前記プーリ１４は軸
１９により支持されている。

【００１５】第３の案内手段７は前述した搬出手段３を
構成する一方のベルト１２とこのベルト１２が掛けられ
たプーリ１６と構成されている。前記プーリ１６は軸２
０により支持されており、前述した搬出手段３における
プーリ１４の位置より前記第１の案内手段４側に突出し
て設けられている。前記搬出手段３においてベルト１１
とベルト１２とにより紙葉類を挟持搬出する紙葉類搬出
面と前記第３の案内手段７はほぼ垂直に配置されてい
る。

【００１６】前記軸１７，１８，１９，２０は図示しな
い駆動装置により駆動される。

【００１７】搬送手段６はプーリ１０、１４に掛けられ
たベルト１１によって構成されている。この搬送手段６
のベルト１１は搬入手段２から搬入された紙葉類１の後
端を搬出手段３に移送するために、図面上左下がりに傾
斜している。

【００１８】前述した第１の案内手段４は、搬入手段２
の上方において、垂直方向に延びる第１の部材２１と、
搬出手段３の上方において垂直方向に延びる第２の部材
２２と、これらの第１の部材２１と第２の部材２２とを
連絡する湾曲部材２３とで構成されている。この第１の
案内手段４における第１の部材２１は搬入手段２から搬
入された紙葉類１の先端を湾曲部材２３に案内させる役
目を果たし、また湾曲部材２３は前述の第１の部材２１
で案内されてきた紙葉類１の先端を受けとめることによ
り、紙葉類１の中間部を搬出手段３に向かい凸に湾曲さ
せて、紙葉類１の後端を前記搬送手段６へ導く機能を果
たすものである。

【００１９】次に、上述した本発明の装置の一実施例の
動作を図２乃至図４を用いて説明する。

【００２０】まず、紙葉類１の搬送方向の寸法が搬入手
段２の延長上で搬入手段２の紙葉類搬入端から第１の案
内手段４までの距離よりも長い寸法を有するものを取り
扱う場合を説明する。以下、前述した寸法の紙葉類を長
い紙葉類１ａと称する。

【００２１】図２は紙葉類先端が案内手段４に接触した
状態を、また、図３は紙葉類後端が搬入手段２の紙葉類
搬入端を通過した状態を、また、図４は紙葉類の後端が
搬出手段３の紙葉類取込端で取り込まれた状態を示して
いる。

【００２２】図２において、搬入手段２により矢印Ａの
方向に搬送された紙葉類１ａの先端は第１の案内手段４
に接触する。紙葉類１ａと第１の案内手段４から成る入
射角Ｓは搬入される紙葉類が座屈や滞留を生じない角度
の範囲内で構成されているため、紙葉類１ａの先端は第
１の案内手段４に沿って、その第１の部材２１から湾曲
部材２３へ導かれる。ここで、第２の案内手段５が第１
の案内手段４へ突出しているため、紙葉類１ａの後端が
搬入手段２から搬入されるまで、紙葉類１ａは搬入手段
２と第２の案内手段５により保持搬送され、紙葉類１ａ
の中間部は搬出手段３側に向かい凸に湾曲する。紙葉類
１ａの後端が搬入された後、図３に示す第１の案内手段
４、第２の案内手段５に沿って湾曲し、該紙葉類１ａに
生じる復元力Ｄ、Ｅ、Ｅ’のうちＥにより紙葉類１ａの
後端は搬送手段６へ導かれる。紙葉類１ａの後端は前記
矢印Ｅ方向の力と搬送手段６により矢印Ｂ方向へ搬送さ
れ、搬出手段３へ導かれる。第３の案内手段７は第１の
案内手段４側へ突出しているため、紙葉類１ａを搬出手
段３の紙葉類取込端へ導くことができる。さらに、第１
の案内手段４の部材４１と第３の案内手段７と搬出手段
３の紙葉類搬出面を立位にした場合、紙葉類１ａに働く
重力の方向と矢印Ｃで示す搬出手段３による紙葉類の搬
出方向が略平行となり、紙葉類１ａの後端が搬出手段３
の紙葉類取込端へ導かれるため、搬出手段３への取り込
みがより容易となる。図４において、搬出手段３へ取り
込まれた紙葉類１ａはこれまでの後端を新たに先端とし
て、矢印Ｃの方向へ搬送される。この搬出手段３の搬送
方向が、搬入手段２の方向に向かうように配置されてい
れば、紙葉類１の向きを変更することができ、また、搬
出手段３の搬送方向が搬入手段とは離れる方向に配置さ
れていれば、紙葉類１の表裏を反転することができる。

【００２３】次に、搬送方向の寸法が搬入手段２の延長
上で搬入手段２の紙葉類搬入端から第１の案内手段４ま
での距離よりも短い紙葉類を搬送する場合の動作を図５
乃至図７を用いて説明する。以下、前述した寸法の紙葉
類を短い紙葉類１ｂと称する。

【００２４】図５は紙葉類１ｂの先端が案内手段４に接
触した状態を、図６は紙葉類１ｂの後端が搬入手段２の
紙葉類搬入端を通過した状態を、図７は紙葉類１ｂの後
端が搬出手段３の紙葉類取込端で取り込まれた状態を示
す。

【００２５】図５において、搬入手段２により矢印Ａの
方向に搬送された紙葉類１ｂの後端が搬入手段２の紙葉
類搬入端を通過した後、紙葉類１ｂの先端が第１の案内
手段４に接触する。紙葉類１ｂと第１の案内手段４から
成る入射角Ｓは搬入される紙葉類が座屈や滞留を生じな
い角度の範囲内で構成されているため、紙葉類１ｂの先
端は第１の案内手段４から、矢印Ｆ方向の力を受ける。
ここで紙葉類１ｂには、図６に示される重心Ｇ周りに矢
印Ｈの力が発生し、紙葉類１ｂの後端は搬出手段３に近
づく方向に移動する。また、紙葉類１ｂの後端がベルト
１１に接触する場合は搬送手段６により、紙葉類１ｂの
後端は搬出手段３へ導かれる。第３の案内手段７は第１
の案内手段４側へ突出しているため、紙葉類１ｂを搬出
手段３の紙葉類取込端へ導くことができる。さらに、第
１の案内手段４の第１の部材４１と第３の案内手段７と
搬出手段３の紙葉類搬出面を立位にした場合、紙葉類１
ｂに働く重力の方向と矢印Ｃの方向が略平行となり、紙
葉類１ｂの後端が搬出手段３の紙葉類取込端へ導かれる
ため、搬出手段３への取り込みがより容易となる。図７
において、搬出手段３へ取り込まれた紙葉類１ｂはこれ
までの後端を新たに先端として、矢印Ｃの方向へ搬送さ
れる。この搬出手段３の搬送方向が、搬入手段２の方向
に向かうように配置されていれば、紙葉類１の向きを変
更することができ、また、搬出手段３の搬送方向が搬入
手段とは離れる方向に配置されていれば、紙葉類１の表
裏を反転することができる。

【００２６】前記実施例において、図８に示すように、
第１の案内手段４の第１の部材２１と第２の部材２２が
処理すべき紙葉類に比べ充分に長い場合、第１の案内手
段４の湾曲部材２３を設置しなくとも構成可能である。

【００２７】さらに、紙葉類１ｃ、１ｄ、１ｅ、１ｆが
重なりをもって搬送される場合の動作を図９乃至図１１
を用いて説明する。

【００２８】図９において、紙葉類１ｃ、１ｄ、１ｅ、
１ｆは搬入手段２により矢印Ａの方向へ互いに重なる状
態で搬送される。紙葉類１ｃと第１の案内手段４から成
る入射角Ｓは座屈、滞留を生じない角度の範囲内で構成
されているため、紙葉類１ｃの先端は第１の案内手段４
に沿って上方へ導かれ、併せて紙葉類１ｃは図１０に示
すように湾曲する。図１０において、紙葉類１ｃの湾曲
によって生じる矢印Ｄ、Ｅ、Ｅ’の方向の力のうち、紙
葉類１ｃの後端は矢印Ｅの力により搬送手段６へ導かれ
る。搬送手段６は矢印Ｂ方向へ紙葉類１ｃの後端を導
く。このとき、後続の紙葉類１ｄと先行する紙葉類１ｃ
との間に相対的な入射角Ｒが構成され、入射角Ｒは入射
角Ｓより小さく座屈、滞留を生じない角度の範囲内で構
成されるため、紙葉類１ｄの先端は紙葉類１ｃに沿って
上方へ導かれ、紙葉類１ｄは紙葉類１ｃ同様に湾曲す
る。このような動作が紙葉類１ｄと紙葉類１ｅ、紙葉類
１ｅと紙葉類１ｆとの間に起こり、紙葉類１ｃ、１ｄ、
１ｅ、１ｆの後端は順次搬送手段６に沿って矢印Ｂの方
向へ導かれる。図１１において、紙葉類１ｃ、１ｄ、１
ｅ、１ｆはこれまでの後端を新たに先端として搬出手段
３により矢印Ｃの方向へ搬送される。この搬出手段３の
搬送方向が、搬入手段２の方向に向かうように配置され
ていれば、紙葉類１の向きを変更することができ、ま
た、搬出手段３の搬送方向が搬入手段とは離れる方向に
配置されていれば、紙葉類１の表裏を反転することがで
きる。

【００２９】前述した紙葉類が互いに重なる動作におい
て、紙葉類１ｃ、１ｄ、１ｅ、１ｆそれぞれの搬送方向
の寸法および厚さは問わない。

【００３０】前記実施例において、図１２に示すよう
に、搬入手段２と第１の案内手段４との間の入射角Ｓ’
はほぼ０度から座屈、滞留を生じない角度の範囲内で任
意に構成可能である。すなわち、搬入手段２と搬出手段
３は略平行から略直交までの位置関係を取りうる。ま
た、図１１に示すように、搬送手段６は必須ではない。

【００３１】前記実施例において、第１の案内手段４は
平面と円筒面から構成されていたが、図１３に示すよう
に第１の案内手段４の第１の部材２１を円筒面から構成
しても同等であり、また図１４に示すように第１の案内
手段４は複数の平面と円筒面からも構成可能である。

【００３２】前記実施例において図１５に示すように第
１の案内手段４の第１の部材２１を伸縮することによ
り、様々な長手寸法の書状に対応することができる。

【００３３】前記実施例において案内手段４は面であっ
たが、図１６に示すように同一側面形状から構成される
複数の線材２４で構成しても同等である。

【００３４】前記実施例において案内手段４の紙葉類が
接触する内面は案内手段４の構成材をそのまま用いてい
たが、図１７に示すように、内面に例えばポリ４フッ化
エチレンのような低摩擦材２５を用いることにより、紙
葉類の案内を滑らかに行うことができる。

【００３５】前記実施例において紙葉類搬送装置は立位
で構成したが、図１８に示すように紙葉類搬送装置を傾
けた場合においても、図２乃至図１１に示す紙葉類の搬
送方向の変更が可能である。

【００３６】次に前述した本発明の紙葉類搬送装置を適
用した他の実施例を示す。

【００３７】図１９は紙葉類搬送装置を紙葉類表裏反転
装置に適用したときの断面図である。図１９において、
８は前記搬入手段２へ紙葉類を搬送する第１の搬送路、
９は前記搬出手段３から搬出された紙葉類を搬送する第
２の搬送路であり、前記第１の搬送路８と前記第２の搬
送路９とは、紙葉類搬送装置を間に設置して、反対に位
置している。１ｈは反転すべき紙葉類であり、反転前の
該紙葉類の上面を矢印Ｍで示す。

【００３８】本装置の動作を紙葉類１ｈを用いて説明す
る。第１の搬送路８で搬送される紙葉類１ｈの矢印Ｍは
図面上上面にあり、搬入手段２により第１の案内手段４
へ案内された紙葉類１ｈは立位となり、紙葉類１ｈの矢
印Ｍは図面上右面にある。紙葉類搬送装置を通過後、搬
出手段３から第２の搬送路９で搬送される紙葉類１ｈの
矢印Ｍは下面にある。第１の搬送路８で上面にあった矢
印Ｍが第２の搬送路９では下面になることにより、紙葉
類の表裏反転がなされる。

【００３９】さらに前述した紙葉類反転機構を適用した
他の実施例を示す。

【００４０】図２０は紙葉類搬送装置を紙葉類搬送方向
反転装置に適用したときの断面図である。図２０におい
て、前記第２の搬送路９は紙葉類搬送装置にたいして前
記第１の搬送路８と同じ方向に設置されている。１ｊは
反転すべき紙葉類であり、反転前の該紙葉類の進行方向
と先端を矢印Ｎで示す。

【００４１】本装置の動作を紙葉類１ｊを用いて説明す
る。第１の搬送路８で搬送される紙葉類１ｊの矢印Ｎは
進行方向先端にあり、搬入手段２により第１の案内手段
４へ案内された紙葉類１ｊは立位となり、紙葉類１ｊの
矢印Ｎは図面上紙葉類上端にある。紙葉類搬送装置を通
過後、搬出手段３から第２の搬送路で搬送される紙葉類
１ｊの矢印Ｎは進行方向後端にある。第１の搬送路８で
は進行方向先端にあった矢印Ｎが第２の搬送路９では進
行方向後端になることにより、紙葉類の搬送方向反転が
なされる。

【００４２】本発明の実施例によれば、ブラシを使用し
ないため、ブラシが紙葉類を叩く際に発生する音がない
ため、騒音の低減になる。また、従来問題となったブラ
シの磨耗も問題でなくなり、保守管理上有効である。

【００４３】

【発明の効果】本発明によれば、紙葉類の長手寸法によ
らず紙葉類の高速な搬送方向の変更が可能であり、紙葉
類が互いに重なった状態で搬送される場合においても紙
葉類の高速な搬送方向の変更が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の紙葉類搬送装置の一実施例を示す斜視
図である。

【図２】本発明の装置の一実施例における長い紙葉類の
搬入時の動作を示す説明図である。

【図３】本発明の装置の一実施例における長い紙葉類の
湾曲時の動作を示す説明図である。

【図４】本発明の装置の一実施例における長い紙葉類の
搬出時の動作を示す説明図である。

【図５】本発明の装置の一実施例における短い紙葉類の
搬入時の動作を示す説明図である。

【図６】本発明の装置の一実施例における短い紙葉類の
回転時の動作を示す説明図である。

【図７】本発明の装置の一実施例における短い紙葉類の
搬出時の動作を示す説明図である。

【図８】本発明の装置における第１の案内手段が湾曲部
材を用いない場合の側面断面図である。

【図９】本発明の装置の一実施例における互いに重なる
紙葉類の搬入時の動作を示す説明図である。

【図１０】本発明の装置の一実施例における互いに重な
る紙葉類の回転時の動作を示す説明図である。

【図１１】本発明の装置の一実施例における互いに重な
る紙葉類の搬出時の動作を示す説明図である。

【図１２】本発明の装置における搬入方向と搬出方向が
略平行の場合の側面断面図である。

【図１３】本発明の装置における第１の案内手段が２つ
の円筒面からなる場合の側面断面図である。

【図１４】本発明の装置における第１の案内手段が複数
の平面と円筒面からなる場合の側面断面図である。

【図１５】本発明の装置における第１の案内手段が複数
の線材からなる場合の斜視図である。

【図１６】本発明の装置における第１の案内手段に伸縮
できる部材を用いたときの側面断面図である。

【図１７】本発明の紙葉類搬送装置全体を傾斜したとき
の側面断面図である。

【図１８】本発明の装置における第１の案内手段に低摩
擦材を用いたときの側面断面図である。

【図１９】本発明の紙葉類搬送装置を紙葉類の表裏反転
装置に適用した場合の側面断面図である。

【図２０】本発明の紙葉類搬送装置を紙葉類の搬送方向
反転装置に適用した場合の側面断面図である。

【符号の説明】

１，１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄ，１ｅ，１ｆ，１ｈ，１ｊ
…紙葉類，２…搬入手段，３…搬出手段，４…第
１の案内手段，５…第２の案内手段，６…搬送手
段，７…第３の案内手段，８…第１の搬送路，９
…第２の搬送路，１１，１２，１５…ベルト，１０，
１３，１４，１６，２６，２７…プーリ，１７，１
８，１９，２０…軸，２１，２２，２３…第１の案内
手段部材，２４…第１の案内手段線材，２５…低摩擦
材。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬送
装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前記
搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端の
延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段と、
前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の紙葉
類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入された紙
葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記搬出
手段側に移行させる第１の案内手段とを備えたことを特
徴とする紙葉類搬送装置。
【請求項２】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬送
装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前記
搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端の
延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段と、
前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の紙葉
類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入された紙
葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記搬出
手段側に移行させる第１の案内手段と、前記搬入手段の
紙葉類取込端と前記第１の案内手段との間に設けられ、
前記搬入手段から搬入される紙葉類を搬出手段側に湾曲
案内させる第２の案内手段とを備えたことを特徴とする
紙葉類搬送装置。
【請求項３】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬送
装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前記
搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端の
延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段と、
前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の紙葉
類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入された紙
葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記搬出
手段側に移行させる第１の案内手段と、前記搬入手段の
紙葉類搬入端と前記搬出手段の紙葉類取込端との間に設
けられ前記搬入手段から搬入された紙葉類の後端を前記
搬出手段側に移行させる搬送手段とを備えたことを特徴
とする紙葉類搬送装置。
【請求項４】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬送
装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前記
搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端の
延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段と、
前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の紙葉
類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入された紙
葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記搬出
手段側に移行させる第１の案内手段と、前記搬入手段の
紙葉類取込端と前記第１の案内手段との間に設けられ、
前記搬入手段から搬入される紙葉類を搬出手段側に湾曲
案内させる第２の案内手段と、前記搬入手段の紙葉類搬
入端と前記搬出手段の紙葉類取込端との間に設けられ前
記搬入手段から搬入された紙葉類の後端を前記搬出手段
側に移行させる搬送手段とを備えたことを特徴とする紙
葉類搬送装置。
【請求項５】前記第１の案内手段が搬出手段３に近接し
て設けられた第１の部材４１と、搬入手段２に近接して
設けられた第２の部材４２とで構成したことを特徴とす
る請求項１乃至４のいずれかに記載の紙葉類搬送装置。
【請求項６】前記第１の案内手段が搬出手段３に近接し
て設けられた第１の部材４１と、搬入手段２に近接して
設けられた第２の部材４２と、前記第１の部材４１と前
記第２の部材４２を連絡する第３の部材４３で構成した
ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の紙
葉類搬送装置。
【請求項７】前記第１の案内手段の第３の部材が湾曲し
ていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記
載の紙葉類搬送装置。
【請求項８】前記搬出手段の搬送方向を搬入手段側に向
かって配置したことを特徴とする請求項１乃至７のいず
れかに記載の紙葉類搬送装置。
【請求項９】前記搬出手段の搬送方向を搬入手段側と反
対側に配置したことを特徴とする請求項１乃至７のいず
れかに記載の紙葉類搬送装置。
【請求項１０】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬
送装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前
記搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端
の延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段
と、前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の
紙葉類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入され
た紙葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記
搬出手段側に移行させる第１の案内手段とを備えたこと
を特徴とする紙葉類搬送装置。
【請求項１１】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬
送装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前
記搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端
の延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段
と、前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の
紙葉類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入され
た紙葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記
搬出手段側に移行させる第１の案内手段と、前記搬入手
段の紙葉類取込端と前記第１の案内手段との間に設けら
れ、前記搬入手段から搬入される紙葉類を搬出手段側に
湾曲案内させる第２の案内手段とを備えたことを特徴と
する紙葉類搬送装置。
【請求項１２】紙葉類の搬送方向を変更させる紙葉類搬
送装置において、前記紙葉類を搬出する搬出手段と、前
記搬出手段の紙葉類取込端の延長線に対し紙葉類搬入端
の延長線が交叉するように配置した紙葉類の搬入手段
と、前記搬入手段の紙葉類搬入端および前記搬出手段の
紙葉類取込端側に設けられ、前記搬入手段から搬入され
た紙葉類の先端を拘束し、かつその紙葉類の後端を前記
搬出手段側に移行させる第１の案内手段と、前記搬入手
段の紙葉類搬入端と前記搬出手段の紙葉類取込端との間
に設けられ前記搬入手段から搬入された紙葉類の後端を
前記搬出手段側に移行させる搬送手段とを備えたことを
特徴とする紙葉類搬送装置。