JPH07187259A - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JPH07187259A
JPH07187259A JP5347063A JP34706393A JPH07187259A JP H07187259 A JPH07187259 A JP H07187259A JP 5347063 A JP5347063 A JP 5347063A JP 34706393 A JP34706393 A JP 34706393A JP H07187259 A JPH07187259 A JP H07187259A
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liquid
container body
inner container
casing
receiving plate
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Application number
JP5347063A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ozawa
善徳 小澤
Yasuhei Takezawa
泰平 竹澤
Toshio Furukawa
俊夫 古川
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Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 醤油または醤油含有液体調味料等の変質し易
い液体食品を収納し、これを少しずつ排出し得る注出容
器であって、注出容器内に収納する液体を精密濾過膜に
よって遮断し、該液体が外気由来の雑菌の侵入による汚
染を防止し、また液体送出流路内を外気が逆流して、注
出容器内に収納する液体が該外気により酸化褐変した
り、風味が劣化したりするのを極力防止できる液体注出
容器を提供すること。 【構成】 操作外筺22と、該操作外筺内に収納された
液体出口23を有するフィルム状の内部容器本体24
と、該内部容器本体を圧縮する手段25a、25bと、
該操作外筺の蓋体47を貫通し、その一方の開口端部は
該内部容器本体の液体出口23と、そして他方の開口端
部は液体吐出口26とそれぞれ液密的に連通する液体送
出流路Aと、該液体送出流路の途中に介装した精密濾過
膜28並びに開閉弁29とからなり、該開閉弁29の開
閉により液体の通閉を可能とする液体注出容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体食品を収納し、これ
を少しずつ排出しうる注出容器の改良に関し、特に醤油
及び醤油含有液体調味料等の変質しやすい液体食品の注
出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来醤油及び液体だし等の液体食品は、
包装容器に収納されて販売されるが、開封すると空気中
の雑菌により汚染され、変質し易い。また空気中の酸素
により酸化して、色沢、風味等の品質が劣化し易い。開
封後はこれらを予防するために冷蔵庫等に保管すること
が望ましい。しかしながら、これらの液体食品は、少し
ずつ排出して利用されることが多いため、冷蔵庫による
保管、管理は手間を要する。
【0003】従来、液体を収納し、これを少しずつ排出
しうる注出容器としては、図4に示されるように、圧縮
可能で、しかも形状復元性を有する操作外筺1と、該操
作外筺内に収納され、その流出口端2を外部に開放可能
とする可撓性の内部容器本体3と、操作外筺1と内部容
器本体3との間に形成される密閉空気室4と、前記空気
室4に外部の空気を導入する逆止弁5とを備えている注
出容器(特開平3−133748号公報参照)が知られ
ている。しかしながらこの注出容器は、流出口端2を閉
鎖する蓋体6の上部に設けた吐出弁(逆止弁)7を介し
て、内部容器内の液体を吐出するものであるが、吐出口
付近には該液体が付着し、空気中の雑菌に汚染されるた
め、吐出の都度、この汚染された液体の一部が内部容器
本体3内に逆流し、該内部容器本体内の液体が汚染され
る危険性を有する。特に、醤油または醤油含有液体調味
液等、微生物に対する汚染防止が求められている液体食
品を詰めて使用する場合問題が多い欠点を有する。
【0004】また、図5に示されるように、所定の液体
が収容される密閉空間10を内部に備えた容器本体11
と、該密閉空間10内に圧縮ガスまたは液化ガスを供給
するために、圧縮ガスまたは液化ガスの流入は許容する
が、該密閉空間内からの気体及び液体の流出を阻止する
第1のバルブ手段12と、前記容器本体を内外に貫通し
て設けられ、該容器本体の密閉空間側の開口端が前記液
体中に挿入せしめられることにより、前記圧縮ガス又は
液化ガスの供給に基ずいて高められた該密閉空間内の圧
力によって、かかる液体を外部に送出せしめる液体送出
流路13と、該液体送出流路上に配されて、該液体送出
流路を連通、遮断制御せしめる第2のバルブ手段14
と、該第2のバルブ手段よりも前記密閉空間側の開口端
側に位置する前記液体送出流路上に配されて、該液体送
出流路を通じて外部に送出される液体を除菌する多孔質
膜15とを有する液体注出容器(特開平2−21928
号公報参照)も知られている。しかしながらこの液体注
出容器は、容器本体の密閉空間10内に圧縮ガスまたは
液化ガスを供給し、前記圧縮ガス又は液化ガスの供給に
基ずいて高められた該密閉空間内の圧力によって、かか
る液体を外部に送出せしめるものであるから、圧縮する
ガスとの接触により該液体が微生物により汚染された
り、酸化により風味が劣化したりする大きな欠点を有す
る。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】従って、本発明は、吐
出の際に内部容器本体内の液体が微生物により汚染され
たり、酸化により風味が劣化したりすることのない液体
注出容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決した液体注出容器であって、即ち操作外筺と、
該操作外筺内に収納され液体出口を有するフィルム状の
内部容器本体と、該内部容器本体を圧縮操作する手段
と、該操作外筺の周壁を貫通し、その一方の開口端部は
該内部容器本体の液体出口とそして他方の開口端部は液
体吐出口とそれぞれ液密的に連通する液体送出流路と、
該液体送出流路の途中に介装した精密濾過膜並びに開閉
弁とからなり、該開閉弁の開閉により液体の通閉を可能
としたことを特徴とする液体注出容器である。
【0007】以下、本発明を添付した図面に添って詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施態様を示す概略説
明図で、図2及び図3はそれぞれ別の実施態様を示す概
略説明図である。
【0008】図1は、本発明の一実施態様を示す概略説
明図であって、即ち内部空間21を有する操作外筺22
と、該操作外筺に収納され液体出口23を有するフィル
ム状の内部容器本体24と、該内部容器本体24を圧縮
操作する手段25a、25bと、該操作外筺の周壁に貫
通して設けられ、その一方の開口端部を該内部容器本体
の液体出口23に、そして他方の開口端部を該操作外筺
の外部に設けられた液体吐出口26にそれぞれ液密的に
連通する液体送出流路A(一点鎖線)と、該液体送出流
路Aに介装した精密濾過膜28並びに開閉弁29とから
なり、該開閉弁29の操作により液体送出流路Aの通閉
を可能に構成する。
【0009】上記内部容器本体24を圧縮する手段とし
ては、図1に示されるように、操作外筺22の内周壁の
底部より上方に向かって連続してネジ部30を設け、こ
れに螺合して上下動する底板25bと、操作外筺22の
内部にあって内部容器本体24の底部を支持する受板3
1と、該底板25bと該受板31との間に介装した発条
25bとからなり、該底板25bを螺動することによ
り、内部容器本体24を挟圧(押圧)するように構成す
る方法が挙げられる。なお、上記底板25bの螺動は、
手動、電動いずれでもよい。電動手段としては、図面簡
略化のため図示していないが、該底板25bに螺子を兼
ねた貫通孔を設け、該螺子部に螺合する回転軸を貫通挿
入し、この回転軸をモ−タ−等の駆動手段により回転可
能に構成し、操作外筺内周壁に設けたネジ部30を取外
して平滑な内周壁とした後、モ−タ−を駆動して底板2
5bを上下動してもよい。
【0010】また、内部容器本体24を圧縮する別の手
段としては、図2に示されるように、操作外筺22の内
部にあって内部容器本体24の底部を支持する受板31
と、該受板31と操作外筺の底部32との間に介装され
たベロ−ズ33と、該ベロ−ズの内部を加圧する空気ポ
ンプ34と、該ポンプ34と該ベロ−ズ33とを連通す
るチュ−ブ35とよりなり、該空気ポンプ34を操作す
ることにより、ベロ−ズ33内を膨張させ内部容器本体
24を挟圧(押圧)するように構成する方法が挙げられ
る。
【0011】さらにまた、操作外筺内部の内部容器本体
24を圧縮する別の手段としては、図3に示されるよう
に、操作外筺内部の内部空間21を気密可能な構造と
し、該空間部を加圧する空気ポンプ34を操作外筺に図
2と同様に装着し、該空気ポンプを操作することによ
り、該空間部を加圧して内部容器本体24を圧縮するよ
うに構成する。操作外筺22の内部空間21を気密可能
な構造するには、該操作外筺22の開口上端部と、蓋体
47をパッキン49を介して、連結部材48により螺合
等により気密的に密閉する方法が挙げられる。
【0012】図2及び図3に示される空気ポンプ34と
しては、シリンダ−41とピストン42とからなるポン
プであって、シリンダ−の空気吸入口及び吐出口にはそ
れぞれ逆止弁43及び44を設けている。ピストンの先
端とシリンダ−の下端の間には発条50を設け、往復運
動を便利ならしめる。このポンプを繰り返し操作するこ
とにより、図2においてはベロ−ズ33の内圧を、また
図3においては内部空間21の圧力を高めることができ
る。
【0013】次に、フィルム状の内部容器本体として
は、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリ塩化ビニ−ル等の合成樹脂フィルムで構成される袋
状のものが挙げられる。これらを積層したもの、あるい
は更にアルミ箔をラミネ−トしたものも用いることがで
きる。特にアルミ箔をラミネ−トし積層したフィルム
は、空気透過防止能が優れているので、特に好ましい。
【0014】精密濾過膜としては、精密濾過膜、精密濾
過板、あるいはガラス繊維濾紙であって、雑菌の通過
(侵入)ができない孔径を有するものであればどのよう
なものでもよく、通常0.4μm以下の孔径を有するも
のが好ましい。精密濾過膜としては、酢酸セルロ−ス
膜、ニトロセルロ−ス膜、親水性ポリスルフォン膜、親
水性テフロン膜等が挙げられる。また、形状としては、
平膜、プリ−ツ状平膜または中空糸膜状のものいずれで
もよい。
【0015】本発明において、精密濾過膜を介装するこ
とは極めて重要であって、この膜を介装しない場合は、
本発明の目的を達成できない。即ち、図4に示すごと
き、流出口端2を閉鎖する蓋体6の上部に設けた吐出弁
(逆止弁)7のみによって、内部容器内の液体と外気と
を遮断するものにおいては、吐出口付近に該液体が付着
し、空気中の雑菌に汚染されるため、吐出の都度、この
汚染された液体の一部が内部容器内に逆流し、内部容器
本体に収納される液体が汚染される危険性を有する。特
に、醤油または醤油含有液体調味液等、微生物に対する
汚染防止が求められている液体食品を詰めて使用する場
合、問題が多いので使用できない欠点を有する。これに
対し、精密濾過膜を介装することにより、この欠点を解
消することができる。
【0016】精密濾過膜を介装する位置としては、図1
の一点鎖線で示す如く、内部容器本体24の液体出口2
3、貫通孔36、シリンダ−37、注出管38を経て液
体吐出口26に至る液体送出流路Aの途中であれば、任
意の位置が挙げられ、特に図1、図2に示す如き内部容
器本体24における液体出口23の開口端部または図3
に示す如き、内部容器本体の液体出口23と蓋体47に
設けた貫通孔36の流路内に介装することが好ましい。
また該液体送出流路内に介装する精密濾過膜は、2箇所
以上に設けても良い。図1及び図2においては、精密濾
過膜28は平膜状のものを用いた例を示し、図3は中空
糸膜状のものを用いた例を示す。図1及び図2に示すよ
うに内部容器本体24の液体出口23の端部に精密濾過
膜28を装着しておけば、内部容器本体24の交換の
際、該内部容器本体内の液体が外部の雑菌により汚染さ
れることを防止でき、また使い捨て容器とすることがで
きる。
【0017】液体送出流路Aの途中に開閉弁29を介装
させ、液体の通閉を可能とする。この開閉弁を介装する
ことにより、内部容器本体24の液体出口23から操作
外筺22の外部に設けられた液体吐出口に至る図1に於
ける一点鎖線で示す液体送出流路A内に液体を常時満た
すことが可能となり、この液体によって、外部から空気
の侵入を防止し、流路内が雑菌により汚染されるのを極
力防止し、かつ内部容器本体内に空気の侵入を防止し
て、該液体の酸化を防止することができる。また膜の乾
燥による目詰まりを防止できる。
【0018】開閉弁29としては、図1に示されるよう
に、シリンダ−37と、該シリンダ−内を往復できるピ
ストン40と、該シリンダ−に分岐して連通する注出管
38と、該シリンダ−内に形成される弁座45と、この
弁座に対応しピストンの先端部に形成される弁46とよ
りなり、該ピストン40の往復により液体送出流路を開
閉可能に構成したものが挙げられる。また、ピストンと
シリンダ−の隙間から液体が外部に流出するのを防止す
るためのO−リング49を介装する。そして、シリンダ
−37の内部に発条39を介装し、使用時以外はピスト
ンを上部に押し上げ、流路を遮断し、使用時にピストン
を押し下げると流路が開通するように構成されている。
そして開閉弁29の液体吸入口27と、内部容器本体の
液体出口23を、操作外筺の蓋体の貫通孔36を介して
液密的に連通する。なお、48は操作外筺22と、その
蓋体47を連結する接続部材である。
【0019】また、内部容器本体の開口端部から、蓋体
の貫通孔36、シリンダ−37、ピストン40、注出管
38を経て吐出口26に至る一点鎖線で示す液体送出流
路Aを構成する部材については、抗菌性素材、例えば抗
菌性ゼオライトを含有する合成樹脂を使用することが好
ましい。このことにより該流路内において、液体が雑菌
により汚染されることを防止できる。抗菌性ゼオライト
としては例えばゼオミック(品川燃料社製)が挙げられ
る。
【0020】フィルム状の内部容器本体24に充填され
る液体としては、任意の液体、例えば醤油または醤油含
有液体調味料が挙げられる。醤油としては、濃口醤油、
淡口醤油、白醤油、生醤油、減塩醤油からなる群より選
ばれた醤油が挙げられ、また醤油含有液体調味料として
は、つゆ類、たれ類、液体だし類、ドレッシング、ス−
プ類、納豆用調味料等が挙げられる。そして、特に減塩
醤油は、他の醤油に比べて食塩濃度がほぼ半分であるの
で、微生物汚染に対する配慮が非常に重要な食品であ
り、本発明の液体注出容器は、この減塩醤油に非常に向
いている。
【0021】本発明の図1に示した液体注出容器を操作
するには、操作外筺22の底板25bのつまみ部25c
を螺動することにより、該底板を上部に押上げ、該底板
と該受板31との間に介装した発条25aを圧縮し、こ
の発条により受板31を上部に押上げる。そして内部容
器本体24を圧縮することにより、内部の液体を押圧す
る。このような状態において、開閉弁29のピストン4
0を押し下げると、該内部容器本体の液体は、液体出口
23、精密濾過膜28、貫通孔36、液体吸入口27、
シリンダ−37、注出管38を経て吐出口26に至る一
点鎖線で示す液体送出流路Aを経て該吐出口26より注
出される。そして、ピストン40の押圧を解除すると、
液体送出流路Aは閉鎖され、液体は該流路内に停滞し、
吐出は停止される。
【0022】本発明の図2に示した液体注出容器を操作
するには、空気ポンプ34のピストン42を操作し、ベ
ロ−ズ33内に空気を圧入し、ベロ−ズの体積を上昇さ
せ受板31を上部に押上げる。そして内部容器本体24
を挟圧することにより、液体を液体送出流路から操作外
筺外に注出可能とする。このような状態において、開閉
弁29のピストン40を押し下げると、内部容器本体の
液体は、液体出口23、精密濾過膜28、貫通孔36、
液体吸入口27、シリンダ−37、注出管38に至る一
点鎖線で示す液体送出流路Aを経て吐出口26より注出
される。そして、ピストン40の押圧を解除すると、液
体送出流路Aは閉鎖され、液体は該流路内に停滞し、吐
出は停止される。
【0023】本発明の図3に示した液体注出容器を操作
するには、空気ポンプ34のピストン42を操作し、内
部空間21に空気を圧入し、該空間部の圧力を上昇させ
ることにより、内部容器本体24を圧縮し、その中の液
体を該液体送出流路Aから操作外筺外に注出可能とす
る。このような状態において、開閉弁29のピストン4
0を押し下げると、内部容器本体の液体は、液体出口2
3、精密濾過膜28、貫通孔36、シリンダ−37、注
出管38に至る一点鎖線で示す液体送出流路Aを経て吐
出口26より注出される。そして、ピストン40の押圧
を解除すると、液体送出流路Aは閉鎖され、液体は該流
路内に停滞し、吐出は停止される。図1及び図2の場合
は、内部容器本体24は受板31により挟圧され、一旦
縮小した後は、それ以上復元することはない。即ち、内
部容器本体24内に気相部が形成されることはない。ま
た、図3の場合は、内部容器本体24は、内部空間21
を加圧することにより圧縮され、以下同様に復元するこ
とはない。
【0024】
【本発明の効果】従来、醤油特に減塩醤油は開栓後卓上
壜等に入れて使用すると雑菌により汚染され、また空気
と接触して酸化褐変を起こしやすい。本出願人は、先に
醤油収納容器の内部にプラスチック製の浮蓋を入れ、醤
油表面に浮かべて、気相中の酸素と接触を防止し、醤油
の酸化褐変、風味の劣化を防止する、酸化防止醤油容器
を開発した(実公昭61−1818)が、本発明は、こ
れを更に改良したもので、内部容器本体内の醤油は、外
部の空気に対し完全に接触することがないので、より酸
化褐変、風味の劣化が防止される。また、本発明によれ
ば、内部容器本体内の液体は、注出容器から吐出される
までは、外気と直接接触することがないので、酸化褐変
及び風味の劣化を防止できる。また、内部容器本体は出
口が精密濾過膜にて遮断されているので、外部から内部
容器本体内へ雑菌が侵入するのを防止できるので、品質
が長期間安定である。また冷蔵庫等に保管するなどの煩
わしさから開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す概略説明図を示す。
【図2】本発明の別の実施態様を示す概略説明図を示
す。
【図3】本発明のさらに別の実施態様を示す概略説明図
を示す。
【図4】従来の液体注出容器の概略説明図を示す。
【図5】従来の別の液体注出容器の概略説明図を示す。
【符号の説明】
1.操作外筐 2.流出口端 3.内部容器本体 4.密閉空気室 5.逆止弁 6.蓋体 7.吐出弁(逆止弁) 10.密閉空間 11.容器本体 12.バルブ手段 13.液体送出流路 14.バルブ手段 15.多孔質膜 21.内部空間 22.操作外筐 23.液体出口 24.内部容器本体 25a.発条 25b.底板 25c.つまみ部 26.液体吐出口 27.液体吸入口 A.液体送出流路 28.精密濾過膜 29.開閉弁 30.ネジ部 31.受板 32.底部 33.ベローズ 34.空気ポンプ 35.チューブ 36.貫通孔 37.シリンダー 38.抽出管 39.発条 40.ピストン 41.シリンダー 42.ピストン 43.逆止弁 44.逆止弁 45.弁座 46.弁 47.蓋体 48.接続部材 49.パッキン 50.発条

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作外筺と、該操作外筺内に収納され液
    体出口を有するフィルム状の内部容器本体と、該内部容
    器本体を圧縮操作する手段と、該操作外筺の周壁を貫通
    し、その一方の開口端部は該内部容器本体の液体出口
    と、そして他方の開口端部は液体吐出口とそれぞれ液密
    的に連通する液体送出路と、該液体送出路の途中に介装
    した精密濾過膜並びに開閉弁とからなり、該開閉弁の開
    閉により液体の通閉を可能としたことを特徴とする液体
    注出容器。
  2. 【請求項2】 操作外筺内に収納される内部容器本体を
    圧縮する手段が、操作外筺内周壁の底部より上方に連続
    して設けたネジ部と、これに螺合し上下動する底板と、
    操作外筺内にあって内部容器本体を支持する受板と、該
    底板と該受板との間に介装した発条とからなり、該底板
    を螺動することにより、受板を押上げ内部容器本体を挟
    圧するように構成した請求項1に記載の液体注出容器。
  3. 【請求項3】 操作外筺内に収納される内部容器本体を
    圧縮する手段が、操作外筺内にあって内部容器本体を支
    持する受板と、該受板と操作外筺の底部との間に介装さ
    れたベロ−ズと、該ベロ−ズの内部を加圧する空気ポン
    プとよりなり、該空気ポンプを操作することにより、ベ
    ロ−ズ内を膨張させることにより受板を押上げ内部容器
    本体を挟圧するように構成した請求項1に記載の液体注
    出容器。
  4. 【請求項4】 操作外筺内に収納される内部容器本体を
    圧縮する手段が、密閉された空間部を有する操作外筺
    と、該空間部を加圧する空気ポンプとよりなり、該空気
    ポンプを操作して、該空間部を加圧することにより、内
    部容器本体を圧縮するように構成した請求項1に記載の
    液体注出容器。
  5. 【請求項5】 精密濾過膜が、平膜、プリ−ツ状平膜ま
    たは中空糸膜である請求項1〜4に記載の液体注出容
    器。
  6. 【請求項6】 液体が醤油または醤油含有液体調味料で
    ある請求項1〜4に記載の液体注出容器。
  7. 【請求項7】 醤油が、減塩醤油である請求項6に記載
    の液体注出容器。
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