JPH07187138A - 包装機における袋の拡張機構 - Google Patents
包装機における袋の拡張機構Info
- Publication number
- JPH07187138A JPH07187138A JP34853393A JP34853393A JPH07187138A JP H07187138 A JPH07187138 A JP H07187138A JP 34853393 A JP34853393 A JP 34853393A JP 34853393 A JP34853393 A JP 34853393A JP H07187138 A JPH07187138 A JP H07187138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- bag
- wires
- expanding
- whiskers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 拡張ひげの破損あるいは拡張ひげによる怪我
を防ぐこと。 【構成】 包装材に装着するホッパー1の筒部3下端
に、予め包材を扁平に押し拡げるような形状を記憶させ
た形状記憶合金よりなる一対の拡張ひげ5、5を取付
け、包装機本体にホッパー1を取付けたり取外したりす
る際には拡張ひげ5、5を内側に折曲げておいて、他物
と接触することによって生じる破損等をなくすようにし
たもの。
を防ぐこと。 【構成】 包装材に装着するホッパー1の筒部3下端
に、予め包材を扁平に押し拡げるような形状を記憶させ
た形状記憶合金よりなる一対の拡張ひげ5、5を取付
け、包装機本体にホッパー1を取付けたり取外したりす
る際には拡張ひげ5、5を内側に折曲げておいて、他物
と接触することによって生じる破損等をなくすようにし
たもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装機における袋の拡張
機構に関する。
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の包材を筒状に成形しついで投入さ
れた被包装物を収納しつつ順次下側の袋の口部と上側の
袋の底部を封止してゆく形式のいわゆる縦型ピロー包装
機と呼ばれる包装機では、下端部に拡張ひげと呼ばれる
一対の線状部材を斜め下方に張出させたホッパーが用い
られ、ホッパーの外周面に沿わせて曲成した包材をこれ
らの拡張ひげによって偏平に押し広げてしわのない袋を
形成するようにしている。
れた被包装物を収納しつつ順次下側の袋の口部と上側の
袋の底部を封止してゆく形式のいわゆる縦型ピロー包装
機と呼ばれる包装機では、下端部に拡張ひげと呼ばれる
一対の線状部材を斜め下方に張出させたホッパーが用い
られ、ホッパーの外周面に沿わせて曲成した包材をこれ
らの拡張ひげによって偏平に押し広げてしわのない袋を
形成するようにしている。
【0003】このため、この種の包装機では、ホッパー
を着脱したり保管したりする際に、この線状部材に触れ
て怪我をしたり、あるいはこの線状部材を他物に接触さ
せて曲げたり折ったりしてしまうといった問題を生じさ
せていた。
を着脱したり保管したりする際に、この線状部材に触れ
て怪我をしたり、あるいはこの線状部材を他物に接触さ
せて曲げたり折ったりしてしまうといった問題を生じさ
せていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
保管あるいは取扱いの際には支障がなく、しかも袋の成
形時には所要の押し広げ機能を発揮させることのできる
新たな袋の拡張機構を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
保管あるいは取扱いの際には支障がなく、しかも袋の成
形時には所要の押し広げ機能を発揮させることのできる
新たな袋の拡張機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するための包装機における袋の拡張機構と
して、包装機用ホッパーの下端に、予め包材を扁平に押
し拡げるべくホッパーの下端から若干突出するような形
状を記憶させた形状記憶効果を持つ素材によって形成し
た一対の拡張ひげを一体的に取付けて、ホッパーの着脱
や保管の際に生じる怪我や破損といった不都合をなくす
ようにしたものである。
る課題を達成するための包装機における袋の拡張機構と
して、包装機用ホッパーの下端に、予め包材を扁平に押
し拡げるべくホッパーの下端から若干突出するような形
状を記憶させた形状記憶効果を持つ素材によって形成し
た一対の拡張ひげを一体的に取付けて、ホッパーの着脱
や保管の際に生じる怪我や破損といった不都合をなくす
ようにしたものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したものである。
る。図1は本発明の一実施例を示したものである。
【0007】図において符号1で示したホッパーは、図
示しない秤量機から投入されてきた被包装物を下方の横
シール機構のもとへ導く一方、ここに取付けたフォーマ
2により長尺の包材1を筒部3の周面に沿わせて筒状に
曲成する機能を有するもので、さらにここで筒状に曲成
された包材は、図示しないプルタウンベルトにより下方
へ引出されつつ縦の合わせ目をシールされ、ついで、被
包装材を収納しつつ下方に設けた横シール機構により上
下の部分をシールされて、包装物として成形される。
示しない秤量機から投入されてきた被包装物を下方の横
シール機構のもとへ導く一方、ここに取付けたフォーマ
2により長尺の包材1を筒部3の周面に沿わせて筒状に
曲成する機能を有するもので、さらにここで筒状に曲成
された包材は、図示しないプルタウンベルトにより下方
へ引出されつつ縦の合わせ目をシールされ、ついで、被
包装材を収納しつつ下方に設けた横シール機構により上
下の部分をシールされて、包装物として成形される。
【0008】ところで、図中符号5、5は、曲成された
包材を偏平に押し拡げるべく上述したホッパー1の筒部
3下端に固定した一対の拡張ひげで、この拡張ひげ5、
5は形状記憶効果を有する合金をもって形成されてい
る。
包材を偏平に押し拡げるべく上述したホッパー1の筒部
3下端に固定した一対の拡張ひげで、この拡張ひげ5、
5は形状記憶効果を有する合金をもって形成されてい
る。
【0009】すなわちこの拡張ヒゲは、例えばチタン5
0%ニッケル50%のいわゆるニチノール(商品名)と
呼ばれている超弾性合金をはじめとして、金・カドミウ
ム、銀・カドミウム合金、銅・亜鉛系合金、銅・アルミ
ニウム系合金等の熱弾性マルチンサイト変態をもつ合金
により線状に形成され、ついでこれに、下端部が筒部3
の側方に若干突出するような湾曲形状を記憶させた上、
その上端を筒部3の径方向2個所に固定したものであ
る。
0%ニッケル50%のいわゆるニチノール(商品名)と
呼ばれている超弾性合金をはじめとして、金・カドミウ
ム、銀・カドミウム合金、銅・亜鉛系合金、銅・アルミ
ニウム系合金等の熱弾性マルチンサイト変態をもつ合金
により線状に形成され、ついでこれに、下端部が筒部3
の側方に若干突出するような湾曲形状を記憶させた上、
その上端を筒部3の径方向2個所に固定したものであ
る。
【0010】したがって、このように構成れたホッパー
1は、包装機本体から取外す際に予め拡張ひげ5、5を
それ自体の持つ超弾性を利用して大きく内側に折曲げる
か、あるいはさらに筒部3に内部に折曲げて収納し、作
業者の身体や他物に接触しない状態となした上で保管す
る。
1は、包装機本体から取外す際に予め拡張ひげ5、5を
それ自体の持つ超弾性を利用して大きく内側に折曲げる
か、あるいはさらに筒部3に内部に折曲げて収納し、作
業者の身体や他物に接触しない状態となした上で保管す
る。
【0011】そして、このホッパー1を包装機に装着す
る必要が生じたら、このホッパー1を再び包装機本体に
装着する。その場合、拡張ひげ5、5は、それ自身の超
弾性特性により元の状態、つまり、先端部が筒部3の外
方へ若干突出するような湾曲形状に戻るが、戻らないよ
うな場合には、拡張ひげ5、5に直接火を当てるか、あ
るいはこれに高温の蒸気を吹付けて加熱し、元の状態に
戻して使用する。
る必要が生じたら、このホッパー1を再び包装機本体に
装着する。その場合、拡張ひげ5、5は、それ自身の超
弾性特性により元の状態、つまり、先端部が筒部3の外
方へ若干突出するような湾曲形状に戻るが、戻らないよ
うな場合には、拡張ひげ5、5に直接火を当てるか、あ
るいはこれに高温の蒸気を吹付けて加熱し、元の状態に
戻して使用する。
【0012】なお、上述した実施例では筒部3の下端に
固定する拡張ひげ5、5を熱弾性マルチンサイト変態を
もつ合金により形成するようにしたものであるが、この
拡張ひげ5、5には、包材を扁平に押し拡げるという比
較的小さな応力しか作用しないことを考慮するならば、
形状記憶効果を有する他の高分子材料を用いて成形する
ことも可能である。
固定する拡張ひげ5、5を熱弾性マルチンサイト変態を
もつ合金により形成するようにしたものであるが、この
拡張ひげ5、5には、包材を扁平に押し拡げるという比
較的小さな応力しか作用しないことを考慮するならば、
形状記憶効果を有する他の高分子材料を用いて成形する
ことも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ホッ
パーの筒部下端に形状記憶効果を持つ素材からなる一対
の拡張ひげを取付けたので、包装機本体への着脱や保管
に際して超弾性を有するこの拡張ひげをホッパーの筒部
の内側へ折曲げておくことにより、この拡張ひげに触れ
て怪我をしたり、あるいはこの拡張ひげを他物に接触さ
せて破損させるといった不都合を未然に防ぐことができ
るとともに、ホッパーからの突出部をなくすことによっ
て、包装物の成形に必要な多種類のホッパーをより少な
い保管スペース内に収納、保管することができる。
パーの筒部下端に形状記憶効果を持つ素材からなる一対
の拡張ひげを取付けたので、包装機本体への着脱や保管
に際して超弾性を有するこの拡張ひげをホッパーの筒部
の内側へ折曲げておくことにより、この拡張ひげに触れ
て怪我をしたり、あるいはこの拡張ひげを他物に接触さ
せて破損させるといった不都合を未然に防ぐことができ
るとともに、ホッパーからの突出部をなくすことによっ
て、包装物の成形に必要な多種類のホッパーをより少な
い保管スペース内に収納、保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の斜視図である。
1 ホッパー 2 フォーマー 3 筒部 5 形状記憶合金よりなる拡張ひげ
Claims (1)
- 【請求項1】 被包装物の投入流路の一部をなし、かつ
長尺包材の筒状成形ガイドをなす包装機用ホッパーの下
端に、予め上記包材を扁平に押し拡げるべく上記ホッパ
ーの下端から若干突出するような形状を記憶させた形状
記憶効果を持つ素材よりなる一対の拡張ひげを一体的に
取付けたことを特徴とする包装機における袋の拡張機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34853393A JPH07187138A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 包装機における袋の拡張機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34853393A JPH07187138A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 包装機における袋の拡張機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07187138A true JPH07187138A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18397655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34853393A Withdrawn JPH07187138A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 包装機における袋の拡張機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07187138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112520A (ja) * | 2002-03-18 | 2007-05-10 | Frito-Lay North America Inc | 直立可能袋 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP34853393A patent/JPH07187138A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112520A (ja) * | 2002-03-18 | 2007-05-10 | Frito-Lay North America Inc | 直立可能袋 |
JP4499116B2 (ja) * | 2002-03-18 | 2010-07-07 | フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド | 直立可能袋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |