JPH07186502A - データ印 - Google Patents

データ印

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JPH07186502A
JPH07186502A JP26150993A JP26150993A JPH07186502A JP H07186502 A JPH07186502 A JP H07186502A JP 26150993 A JP26150993 A JP 26150993A JP 26150993 A JP26150993 A JP 26150993A JP H07186502 A JPH07186502 A JP H07186502A
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JP
Japan
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data
magnifying lens
printing plate
stamp
endless
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Pending
Application number
JP26150993A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakai
浩 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把持部とケース部を有し、前記ケース部には
複数の印版を有する無端印版帯と前記無端印版帯を移動
させる回転輪とを有するデータ印において、無端印版帯
の前面に拡大レンズを配設する事によって、押印データ
の実サイズが小さくても大きな押印データサイズで識別
できるデータ印を提供する。 【構成】 拡大レンズ7は、データ印1のケース部2
に、無端印版帯6を拡大表示できるように配置される。
無端印版帯6は、印版6aと印版6aとの間のスペース
位置に、拡大レンズ7にマーキングした指示枠7aの枠
内に押印される印版6aに対応する押印データ6bが来
るように所定の押印データ6bがマーキングされる。印
版6aの変更は、指示枠7aの枠内に入った拡大レンズ
7を透して拡大表示された押印データ6bを見て選ばれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ印に関するもの
で、特に書類等にデータとともに認印を押すときに用い
るデータ印に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータ印としては、実公
昭35−23426号公報に示されているように極めて
小型の印版を有する無端印版帯とこの無帯印版帯を可動
させる回転輪とを有しており、押印者はこの印版を直視
しながら回転輪を可動させて所定のデータを選択してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ印による
と、押印者は小型の印版を直視し回転軸を可動させて印
版を選択するものであるから、老眼者にとっては老眼鏡
をかけて印版を選択しなければならないという煩わしさ
があった。
【0004】また、直視する印版は逆さまに配置されて
いるため識別しづらいものであった。
【0005】そこで、本発明の目的はかかる従来技術の
問題に鑑み、無端印版帯の前面に拡大レンズを配設でき
るようにすることによって、押印データの実サイズが小
さくても大きな押印データサイズで識別できるデータ印
を提供することにある。
【0006】また、配設する拡大レンズの直視できる位
置に、押印される印版に対応する押印データが来るデー
タ印を提供することにある。
【0007】さらに、拡大レンズをデータ印とは着脱自
在とし、拡大レンズを使用する位置と使用しない位置と
に配置できるデータ印を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、把持部とケース部を有し、前記
ケース部には複数の印版を有する無端印版帯と前記無端
印版帯を可動させる回転輪とを有するデータ印におい
て、前記無端印版帯の直視できる位置に拡大レンズを備
えることをその要旨とする。
【0009】なお、前記無端印版帯には、印版と印版と
の間のスペース位置に所定の押印データがマーキングさ
れており、前記ケースには拡大レンズが配設され前記拡
大レンズの直視できる位置に、押印する印版に対応する
前記マーキングされた押印データが来ることができる。
【0010】また、前記拡大レンズはキャップに取り付
けられ、押印される印版の周囲に前記キャップを着脱自
在に連結できる凸部と、前記把持部に前記キャップを着
脱自在に連結できる凸部を設けることができる。
【0011】さらに、前記拡大レンズには、複数の押印
データの位置を揃えるための指示マークを設けることが
できる。
【0012】
【作用】かかる発明の構成によると、拡大レンズは、前
記無端印版帯の直視できる位置に備えることができるか
ら、押印者は、拡大レンズを通して押印データを見るこ
とになる。したがって、押印データの実サイズの小さい
ものを拡大させて識別することができる。
【0013】無端印版帯には、印版と印版との間のスペ
ース位置に所定の押印データがマーキングされており、
ケース部に配設された拡大レンズの直視できる位置に、
押印される印版に対応する前記押印データが来ることに
より、拡大レンズを通して拡大された押印データを見て
印版を選ぶことができる。
【0014】拡大レンズを取り付けられたキャップは、
印版を変更するとき押印される印版の周囲に設けた凸部
に連結され、一方押印するときは把持部に設けた凸部に
連結される。
【0015】拡大レンズには、複数の印版の位置を揃え
るための指示マークを設けたことにより、個々の印版の
位置を揃えることができる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるデータ印
1の外観と拡大レンズ7の部分を拡大して示した斜視図
である。データ印1は、角筒状のケース部2とスライド
枠3と把持部4とから構成する。
【0017】ケース部2は、下面を開口した前後一対の
半割ケース2a,2bを抱き合わせ、これらの上端に角
枠2cを、下端にスライド枠3をそれぞれ被嵌して抱き
合わせ状態を保持している。
【0018】そして、ケース部2の上面に把持部4を立
設支持し、ケース部2は、図示しない押印版変更機構を
内設し、指で回転輪5を操作することにより後述する無
端印版帯6を移動できるようになっている。
【0019】ケース2aの側面は、前記押印版変更機構
を動かすための回転輪5をのぞませるための複数の長孔
2dと無端印版帯6を直視するための開口部2eとを穿
設してある。
【0020】前記開口部2eは、無端印版帯6を拡大表
示するための拡大レンズ7を直接装着する。この拡大レ
ンズ7は、一般的な光学ガラスまたは透明プラスチック
材料からなる凸レンズであって、単レンズ、複合レンズ
のいずれであってもよく、また、フレネルレンズであっ
てもよい。
【0021】さらに拡大レンズ7は、後述する無端印版
帯6に備える押印データ6bを二個分拡大表示できるほ
どの大きさを有し、中央部に、印刷のようなものでマー
キングされた指示枠7aを有する。なお、前記指示枠7
aは、拡大レンズ7により拡大表示される押印データ6
b,6b,…を一行分囲むことのできる大きさとなって
いる。
【0022】ケース部2の内部に組み付けられた図示し
ない押印版変更機構は、ケース部内枠の上部に回転輪軸
を、下部に受金をそれぞれ架着し、回転輪軸に5個の回
転輪5を回転自在に軸支し、この各回転輪5と受金との
間に亘って無端印版帯6をそれぞれ5本左右並べて架け
渡してある。そして、所定の回転輪5を回動操作して、
対応する無端印版帯6を移動させることのできる構造と
なっている。
【0023】スライド枠3は、左右案内側板3a,3b
を立設してあり、この案内側板3a,3bがケース部2
の開口下面の外周に外嵌する。そして、ケース部2の抱
き合わせ目の下部に長孔2fを、スライド枠3の案内側
板3a,3bにピン受孔3c,3dをそれぞれ穿設し、
これら長孔2fとピン受孔3c,3d(図示せず)との
間に支持ピン8を貫通して固定し、この支持ピン8でケ
ース部2の下部にスライド枠3を上下動自在に押嵌支持
した組付構造となっている。このスライド枠3の下面の
台座3eには印版3fを固設してあり、この印版3fの
中央開口部に前記無端印版帯6の下端が突入する。
【0024】図2は、図1の拡大レンズ7を示すもの
で、拡大レンズにより拡大表示される無端印版帯6を表
している。
【0025】無端印版帯6は、ゴム材質からなるエンド
レスの活字ベルトであり、データ等の文字を逆字で刻設
した印版6a,6a、…と、これら印版6a,6a、…
に対し同配列の正字で印刷した押印データ6b,6b、
…とを、それぞれ交互に配置してある。この場合、押印
されるべき印版6aの文字(ケース部2の下面位置に現
れる印版6aの文字)と拡大レンズにマーキングされた
指示枠7aの枠内に現れる押印データ6bの文字とが同
じになるように考慮して、印版6a,6a、…と押印デ
ータ6b,6b,…との配置が決められる。また、押印
データ6b,6b,…は、無端印版帯6の背景色に対
し、印版文字が浮かび上がるようなインクをもって印刷
されることが好ましい。さらに、押印データ6b,6
b,…は、印版6a,6a,…よりも窪んだ位置に印刷
されることが好ましい。
【0026】このように構成されるデータ印1の印版変
更に際しては、まず、ケース部2から一旦スライド枠3
を下方に引き下げ、回転輪5を回して無端印版帯6を移
動させ、拡大レンズ7を透して拡大表示された押印デー
タ6bを見る。そして、所望の押印されるべき印版6a
に対応する押印データ6bが、拡大レンズ7に施された
指示枠7aの枠内に入るまで回転輪5を操作する。所望
の押印データ6bが前記指示枠7aに出揃うと、前記ス
ライド枠3を上方に押し上げて終了する。このようにし
て押印者は、所望の押印データ6bを指示枠7aの枠内
に位置決めすると、ケース部2の下面に位置するこの押
印データ6bと同じ文字である印版6aを押印できる。
【0027】図2、図3及び図4は、この発明の他の実
施例を示すものである。なお、図2ないし図4に示す要
素のいくつかは図1に示した対応の要素と共通している
ので、これらの要素には同様の参照符号を付し、重複す
る説明を省略する。
【0028】10は、キャップであり、円筒部10aと
拡大レンズ7’とから構成する。3e’は、スライド枠
3の下面に固着した台座であり、印版3fを固設する。
この台座3e’は、前記円筒部10aの内径に着脱自在
に嵌合できる形状で構成される。4’は、把持部であ
り、上端部に、前記円筒部10aの内径に着脱自在に嵌
合できる形状をした凸部4aを有している。
【0029】このように構成されるデータ印11の印字
変更に際しては、キャップ10は、スライド枠3に固着
した台座3e’(凸部)に連結される(図2)。次にケ
ース部2から一旦スライド枠3を下方に引き下げ、回転
輪5を回して無端印版帯6を移動させ、拡大レンズ7’
を透して拡大表示された印版6aを選ぶ。そして前記ス
ライド枠3を上方に押し上げて終了する。
【0030】なお、キャップ10は、押印の際、必要な
くなるため、把持部4’に備えた凸部4aに連結される
(図4)。ところで、キャップ10は、台座3e’に連
結できるような形状としたが、スライド枠3を被嵌する
ような形状として、スライド枠3に連結してもよい。こ
の場合、キャップ10は、印版3fと距離を置くことに
なり、連結時の印版3fからのインク付着を防止でき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。拡
大レンズの装着により、 1.日付が拡大され読み取り易い。 2.スタンプの際、拡大レンズ取り付け位置から日付の
上下方向を容易に認識できるため、逆さまに押印される
可能性が少ない。 更に又、レンズ窓から見る直下の無端印版帯の印版と印
版との間にスタンプされる日付と同じ日付がくるように
マーキングされていることにより、 1.従来のように裏返しとなった日付を読む必要がなく
容易に合わせることが出来る。 2.マーキングされた日付の色を無端印版帯の色に対し
て明瞭に認識できるものに出来るため、日付を読み取る
ことが容易である。 更に又、拡大レンズは日付を合わせるとき以外は把持部
に装着して置くことが出来るため、拡大レンズを紛失し
たりすることがなく、便利である。更に、印版面への拡
大レンズの取り付けははめ込みであるため、着脱が容易
である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されたデータ印1の外
観と拡大レンズ7の部分を拡大して示した斜視図であ
る。
【図2】この発明の他の実施例に適用されたデータ印1
を示した外観斜視図であって、拡大レンズ7’の使用状
態を示す。
【図3】図2に示したキャップ10を台座(凸部)3
e’から着脱した状態を示す図である。
【図4】図2に示した凸部4aに、キャップ10を連結
した図であって、拡大レンズ7’を使用しない状態を示
す。
【符号の説明】
1、11 データ印 2 ケース部 3 スライド枠 3e、3e’ 台座(凸部) 3f 印版 4、4’ 把持部 4a 凸部 5 回転輪 6 無端印版帯 6a 印版 6b 押印データ 7、7’ 拡大レンズ 7a 指示枠 10 キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部とケース部を有し、前記ケース部
    には複数の印版を有する無端印版帯と前記無端印版帯を
    移動させる回転輪とを有するデータ印において、前記無
    端印版帯の直視できる位置に拡大レンズを備えることを
    特徴とするデータ印。
  2. 【請求項2】 前記無端印版帯には印版と印版との間の
    スペース位置に所定の押印データがマーキングされてお
    り、前記ケースには拡大レンズが配設され前記拡大レン
    ズの直視できる位置に、押印する印版に対応する前記マ
    ーキングされた押印データが来ることを特徴とする請求
    項1記載のデータ印。
  3. 【請求項3】 前記拡大レンズはキャップに取り付けら
    れ、押印される印版の周囲に前記キャップを着脱自在に
    連結できる凸部と、前記把持部に前記キャップを着脱自
    在に連結できる凸部とを設けることを特徴とする請求項
    1記載のデータ印。
  4. 【請求項4】 前記拡大レンズには、複数の押印データ
    の位置を揃えるための指示マークを設けることを特徴と
    する請求項1ないし3記載のデータ印。
JP26150993A 1993-09-24 1993-09-24 データ印 Pending JPH07186502A (ja)

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JP26150993A JPH07186502A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 データ印

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JP26150993A JPH07186502A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 データ印

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JP26150993A Pending JPH07186502A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 データ印

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JP (1) JPH07186502A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7765924B2 (en) 2003-10-31 2010-08-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Stamp
JP2011011481A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Shachihata Inc 回転印

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7765924B2 (en) 2003-10-31 2010-08-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Stamp
JP2011011481A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Shachihata Inc 回転印

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