JPH07186245A - 熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造方法及びその装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造方法及びその装置

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JPH07186245A
JPH07186245A JP5347037A JP34703793A JPH07186245A JP H07186245 A JPH07186245 A JP H07186245A JP 5347037 A JP5347037 A JP 5347037A JP 34703793 A JP34703793 A JP 34703793A JP H07186245 A JPH07186245 A JP H07186245A
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JP
Japan
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metal
endless belt
thermoplastic resin
film
metal endless
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Pending
Application number
JP5347037A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagatake Muroi
長武 室井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIPETSUKU KK
Placo Co Ltd
Original Assignee
AIPETSUKU KK
Placo Co Ltd
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャストドラムと金属無端ベルトで挾持し、
ある程度溶融熱可塑性樹脂の厚みを規定した後、この金
属無端ベルト上で走行し、この走行中に大気温度及び走
行に伴う冷風により、所期の厚さを有し、光沢性、表面
平滑性などの外観特性に優れた熱可塑性樹脂シート又は
フイルムを得る。 【構成】 耐蝕性金属無端ベルト13の傾斜走行部14
上にTダイ15から溶融状態で押出された膜状の熱可塑
性樹脂Mを金属ローラ群10、11、12のうち、Tダ
イ15寄りに位置する一つの金属ローラ12近傍でその
手前側において金属無端ベルト13上に供給し、金属無
端ベルト13の外側に設けたキャストドラム16と金属
無端ベルト13で膜状の熱可塑性樹脂Mを挾圧しこの
後、この成形した熱可塑性樹脂層をこの金属ローラ12
上を通り走行する金属無端ベルト13上で冷却し所望厚
さのシート状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファィルなどの文具
用,各種パッケージ用ケース,各種の工業用途などに好
適な熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記熱可塑性樹脂シート又はフイルムの
製造方法としてエアーナイフ法,ポリシングロール法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のエアーナイフ法
は膜状の溶融樹脂をノズルから吹き出すエアー圧でキャ
ストドラムに圧着させてシート又はフイルムを製造する
ため、エアーを吹き付けるシート面の厚み変動ができ平
滑性の維持ができず、またシート又はフイルムの片面は
エアーで冷却されるため急冷が出来ない。この結果とし
て表面平滑性,厚み精度などの優れたシート又はフイル
ムができない欠点がある。後者のポリシングロール法
は、膜状の溶融樹脂を一対の金属ローラで挟圧してシー
トを生産する方式であるが、一対のロールの接点でシー
トの厚みと表面性の賦形を同時に完了させるため引取速
度が約4m/分以下と低い場合は表面平滑性の優れたシ
ートが得られるが、引取速度が約6m/分以上になると
シートの賦形が追随できなくなり、商品価値のあるシー
トが得られなくなる。本発明の目的は従来技術が持つ上
記の問題点を解決し、シートまたはフイルムの厚みに関
係なく光沢,表面平滑性などの外観特性の優れた熱可塑
性樹脂シート又はフイルムを製造可能な方法及びその装
置を市場に提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は少なくとも3本の金属ローラに掛合さ
れ、一定のテンションをかけフレキシブル性を付与した
耐蝕性金属無端ベルトの傾斜走行部乃至ほゞ水平な走行
部上にTダイから溶融状態で押出された膜状の熱可塑性
樹脂を前記金属ローラ群のうち、Tダイ寄りに位置する
一つの金属ローラ近傍でその手前側において金属無端ベ
ルト上に供給し、前記金属無端ベルトの外側に設けたキ
ャストドラムと前記金属無端ベルトで供給された前記膜
状の熱可塑性樹脂を挾圧しその後、この成形された熱可
塑性樹脂層をこの近傍の金属ローラ上を通過させ、走行
する金属無端ベルト上で冷却して所望厚さのシート状と
することを特徴とする熱可塑性樹脂シート又はフイルム
の製造方法トとしてある。
【0005】前記課題を解決するために、この装置発明
は少なくとも3本の金属ローラに掛合され、一定のテン
ションをかけフレキシブル性を付与した耐蝕性金属無端
ベルトの傾斜走行部乃至ほゞ水平な走行部上に溶融状態
で膜状の熱可塑性樹脂を押出すためのTダイが配備して
あり、前記金属ローラ群のうち、このTダイ寄りに位置
する少なくとも一つの金属ローラ近傍でその手前側にお
いて前記金属無端ベルトに圧接するキャストドラムが配
置してあり、前記Tダイ寄りの一つの金属ローラ上を通
り走行する金属無端ベルトの走行域は前記金属無端ベル
トとキャストドラムで圧接形成された熱可塑性樹脂層を
冷却し所望厚さのシート状とする冷却領域としてあり、
この冷却領域終端位置にある前記少なくとも3本の金属
ローラのうちの一本の金属ローラに対して、前記金属無
端ベルトを介して熱可塑性樹脂シート又はフイルム引取
りローラが対向配備してあることを特徴とする熱可塑性
樹脂シート又はフイルムの製造装置としてある。
【0006】前記引取りローラは、前記金属無端ベルト
に対して位置調整可能に配備してあることを特徴とする
が望ましい。更に前記キャストドラム及び金属ローラ
は、内部から加温、冷却される構造としてあることが好
ましい。
【0007】前記課題を解決するために、この装置発明
の前記の金属ローラの数は3本であって、これら金属ロ
ーラはほゞ正三角形の各頂部に配置され、かつ正逆回転
可能に駆動装備され、前記Tダイを境にしてその両側に
一個ずつ前記キャストドラムが配備してあり、前記2つ
のキャストドラムは、前記金属無端ベルトの走行方向に
応じ押圧離反可能に配備してあり、金属無端ベルトの走
行方向に対応して、前記Tダイより下流側にある一方の
キャストドラムが前記金属無端ベルトの傾斜走行部に押
圧し、前記Tダイより上流側にある残りのキャストドラ
ムは前記金属無端ベルトの傾斜走行部から離反する構成
としてあることを特徴とする
【0008】本発明に使用される熱可塑性樹脂の一種で
あるポリプロピレン樹脂としては、結晶性のプロピレン
単独重合体またはプロピレンにプロピレン以外のコモノ
マー、例えばエチレンやブテンなどが1種以上共重合し
た結晶性のコポリマー、及びこれらの混合物を使用す
る。これらのポリプロピレン樹脂には、酸化防止剤,滑
剤,帯電防止剤,スリップ剤,アンチブロッキング剤,
紫外線吸収剤,造核剤,透明改良剤,有機過酸化物,顔
料,タルクや炭酸カルシュウムなどの無機系充填材,木
粉や合成繊維などの有機系充填材,ポリエチレンやエチ
レンプロピレンゴムなどの他樹脂やゴムを必要に応じ適
宣添加して使用することもある。更に、他の熱可塑性樹
脂としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリカーボネート、塩化ビニール等を
用いることができる。
【0009】
【実施例】次に、請求項1に記載された製造方法を実施
するための請求項2乃至請求項5に記載された装置発明
の代表的な実施例を次に説明する。図1において、Aは
熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造装置であり、3
本の金属ローラ10、11、12に掛合され、一定のテ
ンシヨンをかけフレキシブル性を付与した耐触性金属無
端ベルト13の傾斜走行部14上に溶融状態で膜状の熱
可塑性樹脂Mを押し出すためのTダイ15が配備してあ
る。
【0010】前記3本の金属ローラ10、11、12は
ほゞ正三角形の各頂部に配置され、かつ正逆回転可能に
駆動装備され、前記Tダイ15を境にしてその両側に一
個ずつキャストドラム16、17が配備してあり、前記
2つのキャストドラム16、17は、前記金属無端ベル
ト13の走行方向に応じ押圧離反可能に配備してあり、
金属無端ベルト13の走行方向に対応して、前記Tダイ
より下流側にある一方のキャストドラム16(または1
7)が前記金属無端ベルト13の傾斜走行部14に押圧
し、前記Tダイ15より上流側にある残りのキャストド
ラム17(または16)は前記金属無端ベルト13の傾
斜走行部14から離反する構成としてある。これら金属
ローラ10、11、12のうち、2本の金属ローラ10
と11間で前記金属無端ベルト13の傾斜走行部14は
形成され、この傾斜走行部14の両端部に位置する各金
属ローラ10、11の近傍でその手前側において前記キ
ャストドラム16、17がこの金属無端ベルト13の傾
斜走行部14の外側に配置してある。前記Tダイ15寄
りの金属ローラ10、11上を通り走行する金属無端ベ
ルト13の走行域は前記金属無端ベルト13とキャスト
ドラム16、17で圧接形成された熱可塑性樹脂層を冷
却し所望厚さのシート状とする冷却領域としてある。こ
の冷却領域終端位置にある前記3本の金属ローラのうち
の一本の金属ローラ12に対して、前記金属無端ベルト
を介して熱可塑性樹脂シート又はフイルム引取りローラ
19が対向配備してある。
【0011】前記引取りローラ19は、前記金属無端ベ
ルト13に対して位置調整可能に配備されている。即
ち、この引取りローラ19に金属無端ベルト13との間
隙寸法は、成形する熱可塑性樹脂シート又はフイルムの
厚さに応じ調整可能としてある。前記キヤストドラム1
6、17及び金属ローラ10、11、12は、その内部
から加温、冷却される構造としてある。前記金属無端ベ
ルト13は、SUS、炭素鋼乃至チタン合金の一種から
なり、耐腐蝕性などの点よりSUSが好ましい。前記キ
ャストドラム16、17は好適には金属ローラとしてあ
る。前記引取りローラ19は鉄ローラまたはゴムローラ
からなる。
【0012】また前記溶融樹脂に接する面の金属無端ベ
ルト13の表面粗度は表面平滑性を重視したシートの製
造を目的とした場合は、0.5μm以下、好ましくは
0.3μm以下のものが好適であり、この金属無端ベル
ト13は金属伸薄板を溶接によってベルトにして使用さ
れるため溶接繋ぎ部の凹凸がシートに影響しないように
する必要がある。金属無端ベルト13の厚みが薄い場合
は繋ぎ部に凹凸が発生し易く、厚い場合は金属無端ベル
ト13のフレキシビリティがなくなり使用に支障をきた
すので金属無端ベルト13の厚みは0.5〜1.2mm
程度が適当である。
【0013】次に前記実施例装置の作用を請求項1に記
載された発明である製造方法の代表的な実施例と共に説
明する。前記金属ローラ10、11、12及びキャスト
ドラム16の温度を成形温度に設定し、金属ローラ1
0、11、12を正転駆動して、前記金属無端ベルト1
3を時計周り方向へ走行する時には、一方の傾斜走行部
14の上部側にある金属ローラ10近傍で手前側におい
て、Tダイから溶融状態で押し出された膜状の熱可塑性
樹脂MをTダイ15の下流側にある一方のキャストドラ
ム16によりこの傾斜走行部14上に押圧し(図1参
照)、このキャストドラム16と前記金属無端ベルト1
3で挾持しこの後、この成形された熱可塑性樹脂層を金
属無端ベルト13と共に、この近傍の金属ローラ10上
を通過させ、他方の下り傾斜走行部20で形成される冷
却領域において、前記熱可塑性樹脂層を走行する前記金
属無端ベルト13上で大気温度及び走行に伴い生じる冷
風で冷却し、かつ熱可塑性樹脂の粘稠度及びこの金属無
端ベルト13の走行速度に応じてこの一度挾持され厚み
をある程度規定された熱可塑性樹脂層は徐々に平坦化さ
れ、目的の厚さになり、最終的に所望厚さのシート状と
なる。このシートを前記引取りローラ19によりこの金
属無端ベルト13上から剥離し引き取り、次工程へ送り
込む。この際、引取りローラ19がゴムローラの場合に
は、引取りローラ19は金属無端ベルト13に略圧接し
た状態となり、この引取りローラ19が鉄ローラの場合
には、引取りローラ19に金属無端ベルト13から若干
離反した状態にセットされる。なお、前記Tダイ15の
上流側にある他方のキャストドラム17は前記傾斜走行
部14から離反し、停止している。この正回転のとき
は、前記冷却領域の長さは余り長くとれない。
【0014】次に、金属ローラ10、11、12を逆転
する時には、前記一方のキャストドラム16を前記傾斜
走行部14から離反して停止させ、前記他方のキャスト
ドラム17を前記金属ローラ11近傍でその手前側にお
いてこの傾斜走行部14上に押圧し(図2参照)、この
キャストドラム16と前記金属無端ベルト13で挾持し
この後、この成形された熱可塑性樹脂層を金属無端ベル
ト13と共にこの近傍の金属ローラ11上を通過させ、
水平走行部21で形成される冷却領域において同様に熱
可塑性樹脂を冷却して所望厚さのシート状とし、前記引
取りローラ19により引き取られる。請求項2の代表的
な実施例の場合には、前記キャストドラムは一つでも充
分である。この逆転回転でこの実施例の装置を利用する
ときは前記冷却領域の長さは、前述の正回転のときより
も1.2倍乃至1.5倍長くなるように設けてある。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載された特定発明の製造方
法により、先ず前記キャストドラムと前記金属無端ベル
トで挾持し、ある程度溶融熱可塑性樹脂の厚みを規定し
た後、この金属無端ベルト上で走行し、この走行中に大
気温度及び走行に伴う冷風によって、この熱可塑性樹脂
層を冷却しつつ、この熱可塑性樹脂の粘稠度及び前記金
属無端ベルトの走行速度に応じて熱可塑性樹脂層の厚さ
を徐々に平坦となり、所期の厚さになり、光沢性、表面
平滑性などの外観特性に優れた熱可塑性樹脂シート又は
フイルムを得ることができる。更に、製品シート又はフ
イルムの厚みを薄い物から厚い物まで製造できる上、生
産速度を高速化可能である。したがって、本発明の製造
方法によって得られるシート又はフイルムは、文具用、
化粧品や家庭用品などのパッケージ用ケース、工業用素
材などに好適である。
【0016】請求項2に記載された装置発明は前記請求
項1の製造方法を実施でき、同等の効果を奏することが
できる。請求項3に記載された装置発明では、請求項2
に記載された装置発明の効果に加えて、前記種々の厚み
のシート又はフイルムを支障なく引き取ることができ
る。請求項4に記載された装置発明では、請求項2乃至
請求項3に記載された装置発明の効果に加え、フイルム
の冷却速度を調節することができる。請求項5記載の装
置発明では、請求項2乃至請求項4記載の装置発明の効
果に加えて、前記金属無端ベルトの走行方向に応じて2
つのキャストドラムを選択的に使い分けて、前記シート
又はフイルムを製造でき、キャストドラムを一つしか設
けてないものに比べ、キャストドラムの寿命を長くし、
その使用期間を長くできる。更に、数本の金属ローラ群
及び金属ベルトを正逆回転可能に装備し、キャストドラ
ムで挟圧後の金属無端ベルトに沿った冷却領域として、
前記金属無端ベルトの下り傾斜走行部と水平走行部とを
選択的に利用でき、金属無端ベルトの水平走行部を冷却
槽中に浸漬するなど一台の装備で2種の冷却領域を形成
することが可能となる。又は冷却領域の長さを、2種に
することも可能となる。前記3本の金属ローラをほゞ正
三角形の各頂部に配置することにより、装置全体の設置
スペースを小さく出来、装置を小型化出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の代表的実施例を
示す説明図である。
【図2】キャストドラムを切り替えて使用した状態を示
す図1と同様の図である。
【符号の説明】
10、11、12 金属ローラ 13 金属無端ベルト 15 Tダイ 16、17 キャストドラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも3本の金属ローラに掛合され、
    一定のテンションをかけフレキシブル性を付与した耐蝕
    性金属無端ベルトの傾斜走行部乃至ほゞ水平な走行部上
    にTダイから溶融状態で押出された膜状の熱可塑性樹脂
    を前記金属ローラ群のうち、Tダイ寄りに位置する一つ
    の金属ローラ近傍でその手前側において金属無端ベルト
    上に供給し、前記金属無端ベルトの外側に設けたキャス
    トドラムと前記金属無端ベルトで供給された前記膜状の
    熱可塑性樹脂を挾圧しその後、この成形された熱可塑性
    樹脂層をこの近傍の金属ローラ上を通過させ、走行する
    金属無端ベルト上で冷却して所望厚さのシート状とする
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製
    造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも3本の金属ローラに掛合され、
    一定のテンションをかけフレキシブル性を付与した耐蝕
    性金属無端ベルトの傾斜走行部乃至ほゞ水平な走行部上
    に溶融状態で膜状の熱可塑性樹脂を押出すためのTダイ
    が配備してあり、前記金属ローラ群のうち、このTダイ
    寄りに位置する少なくとも一つの金属ローラ近傍でその
    手前側において前記金属無端ベルトに圧接するキャスト
    ドラムが配置してあり、前記Tダイ寄りの一つの金属ロ
    ーラ上を通り走行する金属無端ベルトの走行域は前記金
    属無端ベルトとキャストドラムで圧接形成された熱可塑
    性樹脂層を冷却し所望厚さのシート状とする冷却領域と
    してあり、この冷却領域終端位置にある前記少なくとも
    3本の金属ローラのうちの一本の金属ローラに対して、
    前記金属無端ベルトを介して熱可塑性樹脂シート又はフ
    イルム引取りローラが対向配備してあることを特徴とす
    る熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造装置。
  3. 【請求項3】前記引取りローラは、前記金属無端ベルト
    に対して位置調整可能に配備してあることを特徴とする
    請求項3記載の熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造
    装置。
  4. 【請求項4】前記キヤストドラム及び金属ローラは、内
    部から加温、冷却される構造としてあることを特徴とす
    る請求項2又は3記載の熱可塑性樹脂シート又はフイル
    ムの製造装置。
  5. 【請求項5】前記金属ローラの数は3本であって、これ
    ら金属ローラはほゞ正三角形の各頂部に配置され、かつ
    正逆回転可能に駆動装備され、前記Tダイを境にしてそ
    の両側に一個ずつ前記キャストドラムが配備してあり、
    前記2つのキャストドラムは、前記金属無端ベルトの走
    行方向に応じ押圧離反可能に配備してあり、金属無端ベ
    ルトの走行方向に対応して、前記Tダイより下流側にあ
    る一方のキャストドラムが前記金属無端ベルトの傾斜走
    行部に押圧し、前記Tダイより上流側にある残りのキャ
    ストドラムは前記金属無端ベルトの傾斜走行部から離反
    する構成としてあることを特徴とする請求項2、3又は
    4記載の熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造装置。
JP5347037A 1993-12-27 1993-12-27 熱可塑性樹脂シート又はフイルムの製造方法及びその装置 Pending JPH07186245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100277013B1 (ko) * 1998-05-13 2001-02-01 장용균 폴리에스테르 시트의 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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