JPH07185962A - ボルト・ナット押込み装置における押込み力最適化装置 - Google Patents

ボルト・ナット押込み装置における押込み力最適化装置

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JPH07185962A
JPH07185962A JP33502193A JP33502193A JPH07185962A JP H07185962 A JPH07185962 A JP H07185962A JP 33502193 A JP33502193 A JP 33502193A JP 33502193 A JP33502193 A JP 33502193A JP H07185962 A JPH07185962 A JP H07185962A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト又はナットに付勢するシリンダ押付け
力の調整が不要で、ソケット部とボルト又はナットとの
共回りやソケット部とボルト又はナットとの間の滑りを
自動的に解消することができるボルト・ナット押込み力
最適化装置の提供。 【構成】 ハンド部4に取り付けられ、ソケット部1か
らボルト5に伝達された回転トルクを検知するトルクセ
ンサ21により検知される回転トルクが、一定時間内に
予め定めたトルク値まで達していれば、ソケット部1に
ボルト5が嵌合された状態と判断し、一定時間経過後に
も予め定めたトルク値よりも上記した回転トルクが小さ
い場合に、更にその回転トルクに応じて共回りとすべり
とを区別する判断を行い、その判断あるいは判断した条
件に応じて、アクチュエータ3によるボルト5へのシリ
ンダ押付け力を調整したり、ナットランナ2の回転停止
あるいは継続の制御を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルト又はナットが挿
入配置されるソケット部をナットランナにより回転させ
る一方、ボルト又はナットの保持手段をアクチュエータ
によりストローク移動させて、当該保持手段により把持
したボルト又はナットを前記ソケット部に押込んで挿入
配置させるボルト・ナット押込み装置に適用される押込
み力最適化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボルト・ナット押込み装置とし
て、例えば図5に示すものがある。この図5に示す従来
のボルト・ナット押込み機構は、ボルト又はナットが挿
入配置されるソケット部1をナットランナ2により回転
させる一方、ボルト又はナットを把持するハンド部4を
アクチュエータ3によりストローク移動させて、ハンド
部4により把持した例えばボルト5をソケット部1に押
込んで挿入配置させるものである。なお、図5中、6は
ベース架台、7Aは取付ステー、7Bはエアシリンダ、
8は防振ゴム、9はフローティング、10はエアチャッ
ク、11はつめである。
【0003】即ち、この従来のボルト・ナット押込み装
置においては、ボルト5をソケット部1に挿入配置する
場合に、まず、ソケット部1をナットランナ2により回
転させ、次にアクチュエータ3を作動させ、ボルト5を
ソケット部1に押付ける。次に、アクチュエータ3のエ
アシリンダ7Bが最終まで押込まれてボルト5がソケッ
ト部1に入ったのを確認して、ナットランナ2によるソ
ケット部1の回転を停止させ、同時にハンド部4を開放
してボルト5からハンド部4を切り離し、アクチュエー
タ3を後退させることにより、ボルト5のソケット部1
への供給を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ボルトナット押込み装置の場合においては、アクチュエ
ータ3によりボルト又はナットに付勢するシリンダ押付
け力が最適であるかどうかをボルト又はナットをソケッ
ト部1に押付け時に認識することができず、しかも、そ
のシリンダ押付け力が最適値を越えた大きさになると、
ソケット部1にボルト又はナットが入らない状態でボル
ト又はナットはソケット部と共回りし、いつまでもソケ
ット部1にボルト又はナットが正しく嵌合された状態に
は至らない。また、そのシリンダ押付け力が小さ過ぎる
と、ソケット部にボルト又はナットが入らない状態で、
ソケット部とボルト又はナットとの間に滑りが生じ、や
はりソケット部とボルト又はナットとの嵌合状態で得ら
れない。したがって、従来はそれらの問題点を解消しよ
うと工程の稼働時間外にボルト又はナットに付勢するシ
リンダ押付け力の適宜調整を行っていたが、その適宜調
整は困難を窮めていた。
【0005】本発明は、上記した事情に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、ボルト又はナ
ットに付勢するシリンダ押付け力の調整が不要で、ソケ
ット部とボルト又はナットとの共回りやソケット部とボ
ルト又はナットとの間の滑りを自動的に解消することが
できるボルト・ナット押込み装置における押込み力最適
化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、ボルト又はナットが挿入配置されるソケ
ット部をナットランナにより回転させる一方、ボルト又
はナットの保持手段をアクチュエータによりストローク
移動させて、当該保持手段により把持したボルト又はナ
ットを前記ソケット部に押込んで挿入配置させるボルト
・ナット押込み装置において、前記保持手段に取り付け
られ、前記ソケット部からボルト又はナットに伝送され
た回転トルクを検知するトルクセンサと、該トルクセン
サにより検知される回転トルクが一定時間内に予め定め
たトルク値まで達している場合に、ボルト又はナットが
前記ソケット部に嵌合した状態と判断し、当該回転トル
クが一定時間経過後にも前記トルク値より小さい場合
に、更に当該回転トルクの大きさに応じてボルト又はナ
ットが前記ソケット部と共回りしているか否かを判定す
る判断手段と、該判断手段がボルト又はナットが前記ソ
ケット部に嵌合した状態と判断した時、前記アクチュエ
ータの駆動力を上昇させてボルト又はナットに対するシ
リンダ押付け力を上げ、同時に前記ナットランナの回転
動作を停止させる制御を行い、前記判断手段がボルト又
はナットが前記ソケット部と共回りしていると判断した
時、前記ナットランナの回転動作を継続させたまま、前
記アクチュエータの駆動力を低下させてボルト又はナッ
トに対するシリンダ押付け力を下げる制御を行い、前記
判断手段がボルト又はナットが前記ソケット部と共回り
していないと判断した時、前記ナットランナの回転動作
を継続させたまま、前記アクチュエータの駆動力を上昇
させてボルト又はナットに対するシリンダ押付け力を上
げる制御を行う制御手段と、を備えてなることを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明によるボルト・ナット押込み装置におけ
る押込み力最適化装置であれば、保持手段により把持し
たボルト又はナットに対しソケット部から伝達させる回
転トルクを、保持手段側に設けられたトルクセンサによ
り検知する。
【0008】このトルクセンサにより検知される回転ト
ルクが一定時間内に予め定めたトルク値まで達している
場合に、ボルト又はナットがソケット部に嵌合した状態
と判断し、その回転トルクが一定時間経過後にも上記し
たトルク値より小さい場合に、更にその回転トルクの大
きさに応じてボルト又はナットがソケット部と共回りし
ているか否かを判断することが判断手段によりなされ
る。
【0009】このように判断手段により上記した3つの
状態に判断されたことに応じて制御手段は次の3つの態
様の制御を行う。
【0010】即ち、制御手段は、判断手段によりボルト
又はナットがソケット部に嵌合した状態と判断した時、
アクチュエータの駆動力を上昇させてボルト又はナット
に対するシリンダ押付け力を上げ、同時にナットランナ
の動作を停止させる制御を行う。判断手段によりボルト
又はナットがソケット部と共回りしていると判定した
時、ナットランナの動作を継続させたまま、上記したア
クチュエータの駆動力を低下させてボルト又はナットに
対するシリンダ押付け力を下げる制御を行う。判断手段
によりボルト又はナットがソケット部と共回りしていな
いと判定した時、ナットランナの動作を継続させたま
ま、上記したアクチュエータの駆動力を上昇させてボル
ト又はナットに対するシリンダ押付け力を上げる制御を
行う。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のボルト・ナット押込み装置
における押込み力最適化装置が適用された一実施例のボ
ルト・ナット供給装置のシステム構成図である。
【0012】この一実施例のボルト・ナット供給装置
は、ボルト又はナットが挿入配置されるソケット部1を
ナットランナ2により回転させる一方、ボルト又はナッ
トを保持するハンド部4をアクチュエータ3によりスト
ローク移動させて、ハンド部4により把持した例えばボ
ルト5をソケット部1に押込んで挿入配置させるボルト
・ナット押込み装置100に、本発明の押込み力最適化
装置を適用するものである。なお、6はベース架台、7
Aは取付けステー、7Bはエアシリンダ、8は防振ゴ
ム、9はフローティング、10はエアチャック、11は
つめである。
【0013】更に、本発明の押込み力最適化装置の構成
各部として、本実施例では、トルクセンサ21、トルク
モニタ及び演算ユニット22、圧力コントロールユニッ
ト23、圧力コントロールバルブ24、圧力センサ2
5、ナットランナ制御盤26を備えている。
【0014】そして、トルクセンサ21は、保持手段と
してのハンド部4側に取り付けられ、ソケット部1から
ボルト5又はナットに伝達される回転トルクを検知す
る。
【0015】トルクモニタ及び演算ユニット22は、ト
ルクセンサ21にて検知される回転トルクの大きさをモ
ニタし得ると共に、トルクセンサ21により検知される
回転トルクが一定時間内に予め定めたトルク値まで達し
ている場合に、ボルト5又はナットがソケット部に嵌合
した状態と判断し、その回転トルクが一定時間経過後に
も予め定めたトルク値よりも小さい場合に、更にその回
転トルクがある程度大きい時、ボルト5又はナットがソ
ケット部1に入らない状態でボルト5又はナットがソケ
ット部1と共に共回りしていると判断し、その回転トル
クが小さい時にボルト5又はナットがソケット部1に入
らない状態で、ボルト5又はナットとソケット部1との
間にすべりが生じていると判断する判断手段として動作
される。
【0016】更に、このトルクモニタ及び演算ユニット
22の制御下で、圧力コントロールユニット23が制御
動作され、この圧力コントロールユニット23により圧
力センサ25の検知した回転トルクに基づいて圧力コン
トロールバルブ25が駆動されることにより、エアシリ
ンダ3への供給圧力が調整される。また、このトルクモ
ニタ及び演算ユニット22の制御下で、ナットランナ制
御盤26が制御動作され、このナットランナ制御盤26
によりナットランナ2が駆動されてソケット部1の回転
及びこの停止がなされる。即ち、これらの組合せ構成は
本発明の押込み最適化装置における制御手段として図2
に示す関係で動作されるもので、上記した判断手段がボ
ルト又はナットがソケット部1に嵌合した状態と判断し
た時、アクチュエータ3の駆動力を上昇させてボルト又
はナットに対するシリンダ押付け力を上げ、同時にナッ
トランナ2の回転動作を停止させる制御を行い、これに
よりソケット部1にボルト又はナットを挿入することを
行わせる。また、上記した判断手段によりボルト又はナ
ットがソケット部1と共回りしていると判定した時、ナ
ットランナ2の回転動作を継続させたまま、アクチュエ
ータ3の駆動力を低下させてボルト又はナットに対する
シリンダ押付け力を下げる制御を行い、これによりその
共回りを解消してソケット部1にボルト又はナットを挿
入し得る状態へ移行させる。また、上記した判断手段が
ボルト又はナットがソケット部1と共回りせずにソケッ
ト部1とボルト又はナット間が滑っていると判断した
時、ナットランナ2の回転動作を継続させたまま、アク
チュエータ3の駆動力を上昇させてボルト又はナットに
対するシリンダ押付け力を上昇させる制御を行い、これ
によりその滑りを解消してソケット部1にボルト又はナ
ットを挿入し得る状態へ移行させる制御動作を行えるも
のである。
【0017】次に、トルクモニタ及び演算ユニット22
の制御下での一連の動作で、ボルト5をソケット部1に
挿入配置させる場合を例に挙げて図3及び図4のフロー
チャートに従って説明する。
【0018】まず、ナットランナ制御盤26からナット
ランナ2へソケット部1を回転させるための回転信号を
出力し(ST1)、ナットランナ2を起動する。次に圧
力コントロールユニット23から圧力コントロールバル
ブ24へエアシリンダ7Bによってアクチュエータ3を
下降(前進)させるための信号を出力し(ST2)、ア
クチュエータ3を下降させ、ボルト5をソケット部1に
押し当てる。次にトルクセンサ21のトルク値をトルク
モニタ及び演算ユニット22に取込み(ST3)、判定
処理を実行する(ST4)。
【0019】このST4の判定処理が実行されると、一
定時間を経過するまでは(ST6)、ボルト5がソケッ
ト部1に入るまでボルト5がソケット部1に入っていた
か否かの判定が繰返しなされ(ST5)、ボルト5がソ
ケット部1に入ったと判断された時に(ST5肯定)、
ST10以降のルーチンへと進む。
【0020】一定時間の経過後は、ボルト5がソケット
部1に入らなかった時に(ST6否定、ST6肯定)、
N回目回転トルク値と前回の(N−1)回目回転トルク
値の比較を行い(ST7)、N回目回転トルク値が前回
の(N−1)回目回転トルク値よりも小さければエアシ
リンダ3への供給圧力を減圧するための信号を圧力コン
トロールユニット23から圧力コントロールバルブ24
へ出力し(ST8)、また、N回目回転トルク値が前回
の(N−1)回目回転トルク値より小さくならなければ
エアシリンダ3への供給圧力を増圧するための信号を圧
力コントロールユニット23から圧力コントロールバル
ブ24へ出力する(ST9)。
【0021】このST8又はST9の処理は、ST5で
ボルト5がソケット部1に入ったと判断されるまで繰返
し実行する。
【0022】このようにして、トルクセンサ25により
検知される回転トルクが一定時間経過後にも予め定めた
トルク値よりも小さい場合に、ボルト5がソケット部1
に嵌合した状態とならないことに対処し、トルクセンサ
25により検知される回転トルクがある程度大きい時、
ボルト5がソケット部1に入らない状態でソケット部1
とボルト5とが共回りしていると判断し、またそのトル
ク値が小さい時、ボルト5がソケット部1に入らない状
態でソケット部1とボルト5との間が滑っていると判断
し、各判断に対応させて上記したようにアクチュエータ
3によってボルト5に付勢させるシリンダ押付け力を調
節し、ボルト5がソケット部1に嵌合された状態へと導
く。
【0023】前述の如くの制御動作でソケット部1にボ
ルト5が入ったとき(ST5肯定)、ナットランナ制御
盤26からナットランナ2へソケット部1を停止させる
ための停止信号を出力し(ST10)、ナットランナ2
を停止する。次に、アクチュエータ3が限界位置まで下
降したとき(ST11)、ボルト5がソケット部1へ確
実に挿入配置されたことになるので、ソケット挿入完了
信号を圧力コントロールユニット23から圧力コントロ
ールバルブ24に出力し、また、ランナ制御盤26から
ナットランナ2に出力し(ST12)、アクチュエータ
3が上昇し(ST13)、終了となる。
【0024】このようなことから本実施例によれば、ハ
ンド部4により把持したボルト5又はナットをアクチュ
エータ3のストローク動作によりソケット部1に押込ん
で挿入配置させる際、ボルト5又はナットに対する最適
押付け力が工程中で確保されるので、ソケット部1への
ボルト5又はナットの挿入配置を確実に達成することが
できる。しかも、工程中でボルト5又はナットがソケッ
ト部1に入らない状態でソケット部1とボルト5又はナ
ットが共回りしている時、ナットランナ2の回転動作を
継続させてソケット部1を回転させたまま、アクチュエ
ータ3によりボルト5又はナットに付勢するシリンダ押
付け力を下げる自動調整を行い、又、ボルト5又はナッ
トがソケット部1に入らない状態でソケット部1とボル
ト5又はナットとの間に滑りが生じている時、ナットラ
ンナ2の回転動作を継続させてソケット部1を回転させ
たまま、アクチュエータ3によりボルト5又はナットに
付勢するシリンダ押付け力を上げる自動調整を行って、
ボルト5又はナットがソケット部1に嵌合される状態に
導くので、工程の稼働時間外にエアシリンダへの供給圧
力の適合調整をしなくても済む。
【0025】なお、本実施例では、アクチュエータの駆
動源としてエアシリンダ及びその作動系を適用したが、
油圧シリンダ及びその作動系等を適用できるのは勿論の
ことである。また、シリンダ以外のサーボモータにサキ
ュレーティングボールを加えた構成等のメカニズムに対
して本発明を適用できるのも勿論のことである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ソ
ケット部にボルト又はナットが嵌合された状態とソケッ
ト部にボルト又はナットが入らない状態とをボルト又は
ナットに伝達された回転トルクの経時変化で区別して判
断することができ、ソケット部にボルト又はナットが入
らないとき、上記回転トルクの大きさに応じてソケット
部とボルト又はナットとが共回りしているか、あるいは
ソケット部とボルト又はナットとの間に滑りが生じてい
るかを区別して判断することができる。そして、各判定
に対処してアクチュエータによるボルト又はナットに対
するシリンダ押付け力の調整並びにナットランナの回転
停止あるいは回転継続が工程中で自動的に確実に行わ
れ、上記した共回り又は滑りが解消される。従って、従
来必要とされていた工程の稼働時間外でのボルト又はナ
ットに対するシリンダ押付け力の適宜調整をしなくても
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボルト・ナット押込み装置における押
込み力最適化装置が適用された一実施例のボルト・ナッ
ト供給装置のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例の作用を説明するために用い
た回転トルク一状態一対応の関係を表した図である。
【図3】本発明の一実施例の制御フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の制御フローの他の一部を示
すフローチャートである。
【図5】従来のボルト・ナット押込み機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ソケット部 2 ナットランナ 3 アクチュエータ 4 ハンド部 5 ボルト 7B エアシリンダ 21 トルクセンサ 22 トルクモニタ及び演算ユニット 23 圧力コントロールユニット 24 圧力コントロールバルブ 25 圧力センサ 26 ナットランナ制御部 100 ボルト・ナット押込み機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト又はナットが挿入配置されるソケ
    ット部をナットランナにより回転させる一方、ボルト又
    はナットの保持手段をアクチュエータによりストローク
    移動させて、当該保持手段により把持したボルト又はナ
    ットを前記ソケット部に押込んで挿入配置させるボルト
    ・ナット押込み装置において、 前記保持手段に取り付けられ、前記ソケット部からボル
    ト又はナットに伝達された回転トルクを検知するトルク
    センサと、 該トルクセンサにより検知される回転トルクが一定時間
    内に予め定めたトルク値まで達している場合に、ボルト
    又はナットが前記ソケット部に嵌合した状態と判断し、
    当該回転トルクが一定時間経過後にも前記トルク値より
    小さい場合に、更に前記回転トルクの大きさに応じてボ
    ルト又はナットが前記ソケット部と共回りしているか否
    かを判断する判断手段と、 該判断手段がボルト又はナットが前記ソケット部に嵌合
    した状態と判断した時、前記アクチュエータの駆動力を
    上昇させてボルト又はナットに対するシリンダ押付け力
    を上げ、同時に前記ナットランナの回転動作を停止させ
    る制御を行い、前記判断手段がボルト又はナットが前記
    ソケット部と共回りしていると判断した時、前記ナット
    ランナの回転動作を継続させたまま、前記アクチュエー
    タの駆動力を低下させてボルト又はナットに対するシリ
    ンダ押付け力を下げる制御を行い、前記判断手段がボル
    ト又はナットが前記ソケット部と共回りしていないと判
    断した時、前記ナットランナの回転動作を継続させたま
    ま、前記アクチュエータの久遠力を上昇させてボルト又
    はナットに対するシリンダ押付け力を上げる制御を行う
    制御手段と、を備えてなることを特徴とするボルト・ナ
    ット押込み装置における押込み力最適化装置。
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