JPH0718564B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0718564B2
JPH0718564B2 JP61245212A JP24521286A JPH0718564B2 JP H0718564 B2 JPH0718564 B2 JP H0718564B2 JP 61245212 A JP61245212 A JP 61245212A JP 24521286 A JP24521286 A JP 24521286A JP H0718564 B2 JPH0718564 B2 JP H0718564B2
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JP
Japan
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heat exchanger
dew
air conditioner
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notch
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JP61245212A
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生明 岡部
秋男 鈴木
隆 鈴木
健一 森崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機に係り、特に薄形の壁掛形空気調和
機露水の処理に好適な、水処理装置を備えた空気調和機
に関する。
〔従来の技術〕
従来の例を第2図乃至第5図により説明する。第2図及
び第4図は、空気調和機の部分縦断面図、第3図は第2
図の空気調和機に具えられたエアーフィルターの正面図
で、第5図は第4図の空気調和機に具えられた熱交換器
の正面図である。以下、第2図および第3図の従来例を
説明する。
11は熱交換器で、風下側下部に切欠部11aを形成し、フ
ァン12との重なり部分の寸法を小さくして空気調和機が
薄形に成るように考慮されている。13は吸込み空気A及
びB内の塵を除塵するエアーフィルターで、枠部と網部
17とから構成されている。14は空気の吸込口、15は空気
の吐出し口である。吸込み空気Aは熱交換器11の通風抵
抗の小さい切欠部11aを通過するため、エアーフィルタ
ー13の枠部18に加えて具えられた桟16により通風抵抗が
他の部分より大きくされている。これにより、熱交換器
全体における通風量の平均化を図っている。この種の空
気調和機として関連するものには例えば実開昭58-19671
8号が挙げられる。
次に、第4図および第5図の従来例を説明する。20はフ
ァン21・21aは熱交換器のプレートフィンで、風下側下
部に切欠部22を形成してファン20との重なり部分の寸法
を小さくして空気調和機を薄形にしている。なお前記切
欠部が形成された部分のH寸法部のプレートフィンのピ
ッチP2は切欠部22の形成されていない部分のプレートフ
ィンのピッチP1より小さくされて吸込み空気の通風抵抗
を大きくしている。これにより、熱交換器全体における
通風量の均一化を図っている。
23はパイプ、24は結露した露玉である。25はこの露玉24
を受けて機外に排水するための露受部材である。この種
の空気調和機として関連するものには例えば実開昭58-3
9418号が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、プレートフィンに形成された切欠部が
ファンの上部(風下側)に位置され、また露受部材の外
まで突出しているので、運転や停止時の振動による露玉
落下や、その他の要因による露玉のファン側への落下
が、第2図に図示の露玉Cおよび第4図に図示の露玉24
の如く発生し、ファンによって室内に飛散される可能性
を有していた。
本発明の目的は、熱交換器から露玉が落下しても露受部
材内に導かれ、露水が室内に落下若しくは飛散されない
ようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、熱交換器の切欠部を風上側下部に形成し、
この切欠部によって形成される空間に位置されるととも
に露受部材の上方に位置された露案内部材を備え、該露
案内部材が前記熱交換器方向に下って傾斜されて成るこ
とにより、達成される。
〔作用〕
切欠部が風上側にあるので熱交換器より露玉が落下し難
くなり、例え振動等により露玉が落下しても、切欠部に
配置された露案内部材にて露玉を受け、該露玉を熱交換
器側に下った傾斜により熱交換器側に案内し、熱交換器
に沿って露受部材に導き、確実に露水の処理を行なうよ
うになるので、露水が室内に落下したり飛散されること
がない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
1はファン2のケーシングであり、このケーシングに、
露受部材3や熱交換器4等が装着されている。
なお、熱交換器4は後方に少し傾斜して配置され、プレ
ートフィンの風上側下部は切欠かれた切欠部4aが形成さ
れて奥行寸法が小さくされている。またファン2側には
プレートフィンに切欠部を設けないで、露玉が付着して
も矢印RやSのようにスムーズに露受部材3に流れる構
造にしてある。
5は化粧カバーで熱交換器4の前方から全体を覆う構成
で、略L字形で熱交換器4側に下って傾斜した露受部材
5aやフィルター支持部材5bを一体に形成している。
6は、吸込グリルで、前記化粧カバー5に装着されてい
る。7はこの吸込グリル6と前記フィルター支持部材5b
との間に挿入されているエアーフィルターである。
矢印A〜Eは吸込空気の流れ、矢印Fは吹出し空気の流
れである。また、矢印Tは熱交換器4の風上側に結露し
た露玉の流れであり、通常は熱交換器4に沿って露受皿
3に導かれる。
矢印Vは通常発生しない露玉で、例えば熱交換器4の前
方切欠部4aはプレートフィンに付着した状態で外部より
振動が加わった場合に落下することがある。しかし、こ
の落下する露玉Vを化粧カバー5と一体に形成した露受
部材5aによって受け該露受部材5aの傾斜面に沿って熱交
換器4との当接部まで導かれ該熱交換器4に沿って露受
部材に導かれるので機外に落下することがない。
また、この露受部材5aは熱交換器4の奥行きの薄い部分
の前方空間(切欠部4aによって形成される空間)に位置
され風量を調整する働きもあり、熱交換器4を通過する
吸込空気A〜Eを均一にする効果もある。
尚、熱交換器4の左右端部近傍に、フィルターガイド5b
から露案内部材5aに連らなる別な露案内部材(図示せ
ず)を設ければ、熱交換器4の左右ベンドパイプからの
水垂れも防止することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、熱交換器のプレートフィンの風上側に
切欠部を有するので、振動等によって切欠部から落下す
る露玉があってもファン側に落下することが防止され、
しかも落下した露玉は上記切欠部によって形成される空
間に配置された露案内部材によって受けられて、確実に
露受部材に導かれる。よって、露玉が室内に落下若しく
は飛散するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和機の縦断面図、第
2図は従来例の空気調和機の部分縦断面図、第3図は第
2図に具えられたエアーフィルターの正面図、第4図は
第2図とは別な空気調和機の部分縦断面図、第5図は第
4図に具えられた熱交換器の正面図である。 1……ケーシング、2……ファン、4……熱交換器、4a
……切欠部、5……化粧カバー、5a……露案内部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森崎 健一 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株式 会社日立製作所栃木工場内 (56)参考文献 実開 昭55−174520(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を置いて鉛直に且つ平行に配置された
    複数のプレートフィンおよびこの複数のプレートフィン
    に直交して貫通されたパイプとから成る熱交換器と、該
    熱交換器の下方に配置された露受部材とを備えた空気調
    和機において、 前記プレートフィンの風上側下部に形成された切欠部
    と、 この切欠部によって形成される空間に位置されるととも
    に上記露受部材の上方に位置された露案内部材とを備
    え、 該露案内部材が、前記熱交換器方向に下って傾斜されて
    成ることを特徴とする空気調和機。
JP61245212A 1986-10-17 1986-10-17 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0718564B2 (ja)

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JPS63101639A JPS63101639A (ja) 1988-05-06
JPH0718564B2 true JPH0718564B2 (ja) 1995-03-06

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WO2006025169A1 (ja) * 2004-07-30 2006-03-09 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置

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