JPH0718512A - 孔密度の高い紡糸口金を有する2成分押出ヘッド - Google Patents
孔密度の高い紡糸口金を有する2成分押出ヘッドInfo
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- JPH0718512A JPH0718512A JP5259938A JP25993893A JPH0718512A JP H0718512 A JPH0718512 A JP H0718512A JP 5259938 A JP5259938 A JP 5259938A JP 25993893 A JP25993893 A JP 25993893A JP H0718512 A JPH0718512 A JP H0718512A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/28—Formation of filaments, threads, or the like while mixing different spinning solutions or melts during the spinning operation; Spinnerette packs therefor
- D01D5/30—Conjugate filaments; Spinnerette packs therefor
- D01D5/32—Side-by-side structure; Spinnerette packs therefor
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
- D01D5/28—Formation of filaments, threads, or the like while mixing different spinning solutions or melts during the spinning operation; Spinnerette packs therefor
- D01D5/30—Conjugate filaments; Spinnerette packs therefor
- D01D5/34—Core-skin structure; Spinnerette packs therefor
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S425/217—Spinnerette forming conjugate, composite or hollow filaments
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 孔密度の高い紡糸口金を有する2成分からな
る押出成形糸用押出ヘッドを提供する。 【構成】 第1の方向に沿って第1の成分Aを導入する
手段15と、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って
第2の成分Bを導入する手段20とを有する分配ユニッ
ト10を備え、前記の第1の方向に対して実質的に平行
である方向に沿って延びる押出孔31を有し、かつ、1
平方センチメートル当たり10個を超える孔密度を有す
る紡糸口金30に連なる送り領域で、分配ユニット10
の2つの手段が、所定の配分比を有する2つの成分A・
Bを導入する。
る押出成形糸用押出ヘッドを提供する。 【構成】 第1の方向に沿って第1の成分Aを導入する
手段15と、第1の方向とは異なる第2の方向に沿って
第2の成分Bを導入する手段20とを有する分配ユニッ
ト10を備え、前記の第1の方向に対して実質的に平行
である方向に沿って延びる押出孔31を有し、かつ、1
平方センチメートル当たり10個を超える孔密度を有す
る紡糸口金30に連なる送り領域で、分配ユニット10
の2つの手段が、所定の配分比を有する2つの成分A・
Bを導入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、孔密度の高い紡糸口
金を有する2成分押出ヘッドに関するものであり、さら
に詳しくは、孔密度の高い紡糸口金を備えた、2成分押
出成形糸のための押出ヘッドに関するものである。
金を有する2成分押出ヘッドに関するものであり、さら
に詳しくは、孔密度の高い紡糸口金を備えた、2成分押
出成形糸のための押出ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来技術】公知のように、2成分糸は、個々の糸を製
造する際、2つの異なったポリマーを混合し、2つの成
分を所定の割合に有する個々の糸を得ることにより形成
される。現在では、この種の糸は、1平方センチメート
ル当たりの孔の数が限られた紡糸口金を使用すること
で、製造可能になっている。実際には、この孔の数は1
平方センチメートル当たりわずかに数個であるため、糸
の2成分の分布状態は十分一定になっている。一方、孔
密度の高い紡糸口金では、2成分の糸を製造することは
理論的に可能である。しかし、2成分の比の分布状態
は、全くバラバラであり非常に幅がある。すなわち、統
計上の不一致がきわめて高いということである。
造する際、2つの異なったポリマーを混合し、2つの成
分を所定の割合に有する個々の糸を得ることにより形成
される。現在では、この種の糸は、1平方センチメート
ル当たりの孔の数が限られた紡糸口金を使用すること
で、製造可能になっている。実際には、この孔の数は1
平方センチメートル当たりわずかに数個であるため、糸
の2成分の分布状態は十分一定になっている。一方、孔
密度の高い紡糸口金では、2成分の糸を製造することは
理論的に可能である。しかし、2成分の比の分布状態
は、全くバラバラであり非常に幅がある。すなわち、統
計上の不一致がきわめて高いということである。
【0003】よくあることであるが、2つの成分の粘度
が異なり、2成分を別々に紡ぐことになる程に粘度の差
が大きい場合には、2成分の比の分布状態はバラバラで
あり、2つの形態をとることになる。流動学によれば、
糸の直径は粘度に左右され、粘度の少ないポリマーに富
んだ糸の方が、平均よりも大きい直径を持っていること
が予測できる。
が異なり、2成分を別々に紡ぐことになる程に粘度の差
が大きい場合には、2成分の比の分布状態はバラバラで
あり、2つの形態をとることになる。流動学によれば、
糸の直径は粘度に左右され、粘度の少ないポリマーに富
んだ糸の方が、平均よりも大きい直径を持っていること
が予測できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の1つの目的
は、1平方センチメートル当たり10個を超える非常に
多数の孔を有し、しかも2つの成分の比の分布状態を所
定割合に近い、きわめて狭い範囲に限定して、多数の糸
を同時に押出成形することのできる押出ヘッドを提供す
ることにより、前記の問題を解決することである。さら
に、粘度の異なるポリマーで形成される2成分の糸を押
し出す際の1つの目的は、バラバラに得られ2つの形態
をとる自然の分布状態に比べ、2つの形態を有していて
もその特性が一層不明瞭な分布状態を得ることであり、
さらに、粘度が異なっていても、直径の差を同等に限定
することである。
は、1平方センチメートル当たり10個を超える非常に
多数の孔を有し、しかも2つの成分の比の分布状態を所
定割合に近い、きわめて狭い範囲に限定して、多数の糸
を同時に押出成形することのできる押出ヘッドを提供す
ることにより、前記の問題を解決することである。さら
に、粘度の異なるポリマーで形成される2成分の糸を押
し出す際の1つの目的は、バラバラに得られ2つの形態
をとる自然の分布状態に比べ、2つの形態を有していて
もその特性が一層不明瞭な分布状態を得ることであり、
さらに、粘度が異なっていても、直径の差を同等に限定
することである。
【0005】前記の目的の範囲内で、この発明に固有の
目的は、2成分を選択的に供給し押出孔に入れて混合す
ることにより、2成分間の比の変動と、糸の数の変動と
の分布状態を制限する押出ヘッドを提供することであ
る。
目的は、2成分を選択的に供給し押出孔に入れて混合す
ることにより、2成分間の比の変動と、糸の数の変動と
の分布状態を制限する押出ヘッドを提供することであ
る。
【0006】この発明のもう1つの目的は、構造が簡単
で、信頼性がきわめて高く、安全に使用できる押出ヘッ
ドを提供することである。この発明のもう1つの目的
は、所望により、一方の成分を他方の成分の横に並べ
(並列型、S-S 型)、あるいは、一方の成分で他方の成
分を覆う(シースコア型、S-C 型)ことのできる押出ヘ
ッドを提供することである。
で、信頼性がきわめて高く、安全に使用できる押出ヘッ
ドを提供することである。この発明のもう1つの目的
は、所望により、一方の成分を他方の成分の横に並べ
(並列型、S-S 型)、あるいは、一方の成分で他方の成
分を覆う(シースコア型、S-C 型)ことのできる押出ヘ
ッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的やその他の目
的を考慮し、この発明によれば、第1の方向に沿って第
1の成分を導入する手段と、第1の方向とは異なる第2
の方向に沿って第2の成分を導入する手段とを有する分
配ユニットを備えてなり、分配ユニットの2つの手段
が、前記の第1の方向に対して実質的に平行な方向に沿
って延びかつ1平方センチメートル当たり10個を超え
る密度になる複数の孔を有する紡糸口金に連なる送り領
域で、所定の配分比を有する前記2つの成分を導入する
ものである、孔密度の高い紡糸口金を有する2成分押出
ヘッドが提供される。
的を考慮し、この発明によれば、第1の方向に沿って第
1の成分を導入する手段と、第1の方向とは異なる第2
の方向に沿って第2の成分を導入する手段とを有する分
配ユニットを備えてなり、分配ユニットの2つの手段
が、前記の第1の方向に対して実質的に平行な方向に沿
って延びかつ1平方センチメートル当たり10個を超え
る密度になる複数の孔を有する紡糸口金に連なる送り領
域で、所定の配分比を有する前記2つの成分を導入する
ものである、孔密度の高い紡糸口金を有する2成分押出
ヘッドが提供される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。なお、これによってこの発明が限定され
るものではない。添付図面において、1は、この発明に
係る、孔密度の高い紡糸口金30を有する2成分成形糸
用の押出ヘッドである。押出ヘッド1は、環状かつ同心
円状であることが好ましい2つの領域で2つのポリマー
あるいは成分A・Bを受ける供給プレート2を有してい
る。
しく説明する。なお、これによってこの発明が限定され
るものではない。添付図面において、1は、この発明に
係る、孔密度の高い紡糸口金30を有する2成分成形糸
用の押出ヘッドである。押出ヘッド1は、環状かつ同心
円状であることが好ましい2つの領域で2つのポリマー
あるいは成分A・Bを受ける供給プレート2を有してい
る。
【0009】第1の成分Aは、濾過領域を形成すること
のできる複数の濾過孔3を通過する。第2の成分Bは、
通常は濾過孔3の影響を受ける領域の外側に設けられて
いる送り孔5を通過する。供給プレート2の、ポリマー
供給方向に沿った下流側には、濾過孔3を通して第1成
分(ポリマー)Aを集めるタンク11と、その周辺に設
けられ、送り孔5を通して導入した第2成分(ポリマ
ー)Bを送り込む環状タンク12とを備えた、分配プレ
ート10が配されている。
のできる複数の濾過孔3を通過する。第2の成分Bは、
通常は濾過孔3の影響を受ける領域の外側に設けられて
いる送り孔5を通過する。供給プレート2の、ポリマー
供給方向に沿った下流側には、濾過孔3を通して第1成
分(ポリマー)Aを集めるタンク11と、その周辺に設
けられ、送り孔5を通して導入した第2成分(ポリマ
ー)Bを送り込む環状タンク12とを備えた、分配プレ
ート10が配されている。
【0010】タンク11によって、第1成分Aは複数の
分配孔15を通過する。分配孔15は、好ましくは、放
射状にかつ円周に沿って配され、紡糸口金30の長手方
向とは同軸である第1の方向に沿って延びる。タンク1
2からは、分配孔15の延びる方向101に対して直角
な方向102に沿って、第2成分Bが、複数の放射状の
スロットあるいは溝20を通して導入される。この第2
成分Bは、次いで、分配プレート10の下方であって、
分配孔15の延びる送り方向に実質的に平行な方向に沿
って延びる押出孔31を備えた、孔密度の高い紡糸口金
30の上方に設けられた送り領域21の中へ送られる。
分配孔15を通過する。分配孔15は、好ましくは、放
射状にかつ円周に沿って配され、紡糸口金30の長手方
向とは同軸である第1の方向に沿って延びる。タンク1
2からは、分配孔15の延びる方向101に対して直角
な方向102に沿って、第2成分Bが、複数の放射状の
スロットあるいは溝20を通して導入される。この第2
成分Bは、次いで、分配プレート10の下方であって、
分配孔15の延びる送り方向に実質的に平行な方向に沿
って延びる押出孔31を備えた、孔密度の高い紡糸口金
30の上方に設けられた送り領域21の中へ送られる。
【0011】2つの成分A・Bの間の配分比が希望どお
りになるためには、第2成分Bが送られる区域、すなわ
ち、第2成分Bが紡糸口金30の押出孔31に到達し第
1成分Aと混合されるためにたどらなければならない経
路を調整する必要がある。
りになるためには、第2成分Bが送られる区域、すなわ
ち、第2成分Bが紡糸口金30の押出孔31に到達し第
1成分Aと混合されるためにたどらなければならない経
路を調整する必要がある。
【0012】幅と深さが一定であることが好ましい放射
状スロット20が設けられているので、第2ポリマーB
が流れる各スロット20の縁と第1ポリマーAが流れる
分配孔15との間の距離は、分配プレート10の周辺領
域から中心部に向かって次第に小さくなっている。
状スロット20が設けられているので、第2ポリマーB
が流れる各スロット20の縁と第1ポリマーAが流れる
分配孔15との間の距離は、分配プレート10の周辺領
域から中心部に向かって次第に小さくなっている。
【0013】紡糸口金30の押出孔31に対する分配プ
レート10の分配孔15の位置は、要求される2成分糸
の製品の種類によって決められる。シースコア型の2成
分糸の製品の場合には、図5に示すように、分配孔15
が押出孔31と同軸に設けられ、溝20が内側に配され
る。このようにして、第1成分Aは実質的に第2成分B
によって覆われる。
レート10の分配孔15の位置は、要求される2成分糸
の製品の種類によって決められる。シースコア型の2成
分糸の製品の場合には、図5に示すように、分配孔15
が押出孔31と同軸に設けられ、溝20が内側に配され
る。このようにして、第1成分Aは実質的に第2成分B
によって覆われる。
【0014】並列型の糸を製造する場合には、図6に示
すように、分配孔15は押出孔31に対しずらせて設け
られる。これにより、2つの成分A・Bが紡糸口金30
の押出孔31において実質的に横に並ぶ。前述したよう
に、分配孔15の配列は、同じ量のポリマーAが紡糸口
金30のそれぞれの押出孔31から流れ出るようにする
ための条件である。しかし、すべての押出孔31から同
じ量のポリマーBが流れ出るようにするためには、第2
ポリマーBの環状タンク12から紡糸口金30の押出孔
31へ至るまでの合計圧力低下が、個々の押出孔31に
ついて同じでなければならない。すなわち、その圧力低
下は、環状タンク12により近い押出孔31に関するも
のの合計と、タンク12からより遠い押出孔31に関す
るものの合計とが、同じでなければならない。
すように、分配孔15は押出孔31に対しずらせて設け
られる。これにより、2つの成分A・Bが紡糸口金30
の押出孔31において実質的に横に並ぶ。前述したよう
に、分配孔15の配列は、同じ量のポリマーAが紡糸口
金30のそれぞれの押出孔31から流れ出るようにする
ための条件である。しかし、すべての押出孔31から同
じ量のポリマーBが流れ出るようにするためには、第2
ポリマーBの環状タンク12から紡糸口金30の押出孔
31へ至るまでの合計圧力低下が、個々の押出孔31に
ついて同じでなければならない。すなわち、その圧力低
下は、環状タンク12により近い押出孔31に関するも
のの合計と、タンク12からより遠い押出孔31に関す
るものの合計とが、同じでなければならない。
【0015】分配孔15の半径方向の縁に沿って設けら
れた三角区域16に実質的に形成された送り領域によっ
て開口部が設けられているので、外部周辺領域の距離が
内部領域の距離よりも大きくなる。したがって、全圧力
低下は、各押出孔31に向かうそれぞれの経路に沿って
実質的に一定している。
れた三角区域16に実質的に形成された送り領域によっ
て開口部が設けられているので、外部周辺領域の距離が
内部領域の距離よりも大きくなる。したがって、全圧力
低下は、各押出孔31に向かうそれぞれの経路に沿って
実質的に一定している。
【0016】通路の間隙、実質的には、スロット20に
より形成され、紡糸口金30と分配プレート10との距
離となる間隙は、半径に沿って同じであることが好まし
い。周辺部に沿った長さは、孔の外側環状部から中心部
に向かって次第に減少する。放射状に設けられるスロッ
ト20の幅を一定にするだけで、長さが周辺領域から中
心部へこのように減少する。
より形成され、紡糸口金30と分配プレート10との距
離となる間隙は、半径に沿って同じであることが好まし
い。周辺部に沿った長さは、孔の外側環状部から中心部
に向かって次第に減少する。放射状に設けられるスロッ
ト20の幅を一定にするだけで、長さが周辺領域から中
心部へこのように減少する。
【0017】したがって、同じ量の流体材料に関して、
放射状のスロット20から、送り領域により形成される
間隙を通って紡糸口金30の押出孔31へ送られる第2
成分Bの部分的な圧力低下は、押出孔31の外側環状部
から中心部に向って次第に減少する。すなわち、押出孔
31は、中心部ではスロット20に対して距離が短く、
スロット20の長い経路で生じた部分的な圧力低下を補
っている。
放射状のスロット20から、送り領域により形成される
間隙を通って紡糸口金30の押出孔31へ送られる第2
成分Bの部分的な圧力低下は、押出孔31の外側環状部
から中心部に向って次第に減少する。すなわち、押出孔
31は、中心部ではスロット20に対して距離が短く、
スロット20の長い経路で生じた部分的な圧力低下を補
っている。
【0018】外側のタンク12のスロット20を中心部
に向かって流れる第2成分Bは、それがどのような種類
のものであっても、中心部よりは外部の領域の方が圧力
が高い。したがって、分配ユニット10と紡糸口金30
との間の通過間隙を計算により設けることが可能であ
り、スロット20に沿った部分的な圧力低下は、外部と
内部の圧力差に実質的に等しい。そして、一定量の成分
が分配ユニット10と紡糸口金30との間に形成された
間隙を流れて、紡糸口金30の個々の押出孔31に同量
の第2成分Bが入り込む。一方、第1成分Aについて
は、紡糸口金30の押出孔31と分配プレート10の分
配孔15との間に位置関係があり、第1成分Aの量はす
べての押出孔31に関して実質的に同じである。
に向かって流れる第2成分Bは、それがどのような種類
のものであっても、中心部よりは外部の領域の方が圧力
が高い。したがって、分配ユニット10と紡糸口金30
との間の通過間隙を計算により設けることが可能であ
り、スロット20に沿った部分的な圧力低下は、外部と
内部の圧力差に実質的に等しい。そして、一定量の成分
が分配ユニット10と紡糸口金30との間に形成された
間隙を流れて、紡糸口金30の個々の押出孔31に同量
の第2成分Bが入り込む。一方、第1成分Aについて
は、紡糸口金30の押出孔31と分配プレート10の分
配孔15との間に位置関係があり、第1成分Aの量はす
べての押出孔31に関して実質的に同じである。
【0019】第2成分Bを供給して混合することによっ
て、分配比が実質的に一定である2成分糸の製品を得る
ことが可能になる。2成分糸の製造においては、各押出
孔31に向かって流れる同量の第2成分Bを得ることが
できるので、2つの成分A・Bの比率に関する狭い分布
曲線を確保して、分布状態をかなり均一にすることがで
きる。
て、分配比が実質的に一定である2成分糸の製品を得る
ことが可能になる。2成分糸の製造においては、各押出
孔31に向かって流れる同量の第2成分Bを得ることが
できるので、2つの成分A・Bの比率に関する狭い分布
曲線を確保して、分布状態をかなり均一にすることがで
きる。
【0020】上述したことから、この発明によれば、意
図した狙いや目的を達成することができる。特に、1平
方センチメートル当たり40〜200個の押出孔31を
有する紡糸口金30で1〜30デシテックス(糸の直径
が10〜70ミクロン)の糸を、また、1平方センチメ
ートル当たり10〜40個の押出孔31を有する紡糸口
金30で50デシテックス(糸の直径が70ミクロン)
を超える糸を製造することのできる、2成分紡糸口金3
0が形成されることが強調されている。
図した狙いや目的を達成することができる。特に、1平
方センチメートル当たり40〜200個の押出孔31を
有する紡糸口金30で1〜30デシテックス(糸の直径
が10〜70ミクロン)の糸を、また、1平方センチメ
ートル当たり10〜40個の押出孔31を有する紡糸口
金30で50デシテックス(糸の直径が70ミクロン)
を超える糸を製造することのできる、2成分紡糸口金3
0が形成されることが強調されている。
【0021】この発明の重要な特徴は、2つの成分A・
Bが2つの異なった方向に分散しているために、しか
も、第2成分Bに対しては、経路全体を通じて全体圧力
が均一的に低下する幾何学的な分布状態を用いているた
めに、明らかに均一に分布している分配孔15から供給
される第1成分Aと組み合わされる第2成分Bの量をす
べての押出孔31に関して均一となるように調整するこ
とができる。したがって、孔密度の高い紡糸口金30で
押出成形された2成分製品は、すべての押出孔31に存
在する2つの成分が、あらかじめ選択できる配分比をも
って実質的に等しい分布状態を有している。
Bが2つの異なった方向に分散しているために、しか
も、第2成分Bに対しては、経路全体を通じて全体圧力
が均一的に低下する幾何学的な分布状態を用いているた
めに、明らかに均一に分布している分配孔15から供給
される第1成分Aと組み合わされる第2成分Bの量をす
べての押出孔31に関して均一となるように調整するこ
とができる。したがって、孔密度の高い紡糸口金30で
押出成形された2成分製品は、すべての押出孔31に存
在する2つの成分が、あらかじめ選択できる配分比をも
って実質的に等しい分布状態を有している。
【0022】この発明にあっては、上記の実施例に関
し、すべての詳細な点について、その他の技術的に等価
な要素とさらに取り替えることができる。実際的には、
使用材料、付随する形態や寸法などは、必要に応じてど
のようなものにもできる。
し、すべての詳細な点について、その他の技術的に等価
な要素とさらに取り替えることができる。実際的には、
使用材料、付随する形態や寸法などは、必要に応じてど
のようなものにもできる。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る2成分押出ヘッドは、上
記のように構成されているので、2つの成分の比の分布
状態を所定割合に近い、きわめて狭い範囲に限定して、
多数の糸を同時に押出成形することができるうえ、構造
が簡単で、信頼性もきわめて高く、安全に使用すること
ができる。また、所望により、一方の成分が他方の成分
の横に並び、あるいは、一方の成分が他方の成分を覆っ
た、2成分糸を得ることができる。
記のように構成されているので、2つの成分の比の分布
状態を所定割合に近い、きわめて狭い範囲に限定して、
多数の糸を同時に押出成形することができるうえ、構造
が簡単で、信頼性もきわめて高く、安全に使用すること
ができる。また、所望により、一方の成分が他方の成分
の横に並び、あるいは、一方の成分が他方の成分を覆っ
た、2成分糸を得ることができる。
【図1】この発明の実施例に係る押出ヘッドにおける、
紡糸口金の押出孔の面に沿った断面図。
紡糸口金の押出孔の面に沿った断面図。
【図2】その押出ヘッドにおける、第2成分のための分
配溝に沿った断面図。
配溝に沿った断面図。
【図3】その押出ヘッドにおける、第1成分のための分
配孔を示す平面図。
配孔を示す平面図。
【図4】その押出ヘッドにおける、第2成分のための分
配溝の配列を示す拡大平面図。
配溝の配列を示す拡大平面図。
【図5】その押出ヘッドにより、S-C 型の糸を製造する
ための、紡糸口金の押出孔と分配ユニットの分配孔との
相互配列を示す断面図。
ための、紡糸口金の押出孔と分配ユニットの分配孔との
相互配列を示す断面図。
【図6】その押出ヘッドにより、S-S 型の糸を製造する
ための、紡糸口金の押出孔と分配ユニットの分配孔との
相互配列を示す断面図。
ための、紡糸口金の押出孔と分配ユニットの分配孔との
相互配列を示す断面図。
1 押出ヘッド 2 供給プレート 3 濾過孔 5 送り孔 10 分配ユニット(分配プレート) 11 タンク 12 タンク 15 分配孔 20 スロット(溝) 21 送り領域 30 紡糸口金 31 押出孔 A 第1成分(第1ポリマー) B 第2成分(第2ポリマー)
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の方向(101) に沿って第1の成分
(A) を導入する手段(15)と、第1の方向(101) とは異な
る第2の方向(102) に沿って第2の成分(B) を導入する
手段(20)とを有する分配ユニット(10)を備えてなり、分
配ユニット(10)の2つの手段(15)(20)が、前記の第1の
方向(101) に対して実質的に平行な方向に沿って延びか
つ1平方センチメートル当たり10個を超える密度にな
る複数の孔(31)を有する紡糸口金(30)に連なる送り領域
(21)で、所定の配分比を有する前記2つの成分(A)(B)を
導入するものである、孔密度の高い紡糸口金を有する2
成分押出ヘッド。 - 【請求項2】 第1の方向(101) に沿って第1の成分
(A) を導入する手段(15)と、第1の方向(101) に対して
実質的に直角である第2の方向(102) に沿って第2の成
分(B) を導入する手段(20)とを有する分配ユニット(10)
を備えてなり、分配ユニット(10)が、前記の第1の方向
(101) に対して実質的に平行な方向に沿って延びかつ1
平方センチメートル当たり10個を超える密度になる複
数の孔(31)を有する紡糸口金(30)に連なる送り領域(21)
で、所定の配分比を有する前記2つの成分(A)(B)を導入
するものである、孔密度の高い紡糸口金を有する2成分
押出ヘッド。 - 【請求項3】 さらに、供給プレート(2) が、押し出さ
れる材料成分(A)(B)の前進する方向に沿って分配ユニッ
ト(10)の上流に配され、その供給プレート(2) が、第1
の成分(A) に対しては濾過領域(3) を形成し、第2の成
分(B) の送りに対しては複数の送り孔(5) を形成する、
請求項1または2記載の、孔密度の高い紡糸口金を有す
る2成分押出ヘッド。 - 【請求項4】 紡糸口金(30)が環状であり、分配ユニッ
ト(10)が、紡糸口金(30)の中に、第1の成分(A) を集め
るタンク(11)とその周辺に設けられ第2の成分(B) を導
入するタンク(12)とを有する分配プレート(10)を備え、
その分配プレート(10)には、実質的に放射状に配されて
第1の成分(A) を通過させる複数の分配孔(15)と、第2
の成分(B) を通過させるために、前記の分配孔(15)に対
して実質的に直角な方向に沿って分配孔(15)列の間に延
びる複数の放射状のスロットあるいは溝(20)とが形成さ
れている、請求項1、2または3記載の、孔密度の高い
紡糸口金を有する2成分押出ヘッド。 - 【請求項5】 紡糸口金(30)が方形であり、分配ユニッ
ト(10)が、第1の成分(A) を通過させるために整列した
分配孔(15)の設けられた分配プレート(10)と、第2の成
分(B) を導入するためのタンク(12)に連なり、前記の整
列した分配孔(15)列の間に延びる複数のスロットあるい
は溝(20)とを備え、そのスロットあるいは溝(20)が可変
的な断面を有し、紡糸口金(30)の孔(31)に向かうあらゆ
る経路に沿って合計圧力が一定して低下するようにされ
ている、請求項1、2、3または4記載の、孔密度の高
い紡糸口金を有する2成分押出ヘッド。 - 【請求項6】 送り領域(21)が紡糸口金(30)に連なり、
その送り領域(21)では、第2の成分(B) の通過区域があ
らかじめ設定され、送り領域(21)のすべてにおいて、第
2の成分(B) の分布が一様になる、請求項1、2、3、
4または5記載の、孔密度の高い紡糸口金を有する2成
分押出ヘッド。 - 【請求項7】 第1の成分(A) を導入する手段(15)もし
くは分配孔(15)が紡糸口金(30)の孔(31)と同軸に配さ
れ、それによって、一方の成分が他方の成分を完全に覆
った2成分糸を得る、請求項1、2、3、4、5または
6記載の、孔密度の高い紡糸口金を有する2成分押出ヘ
ッド。 - 【請求項8】 第1の成分(A) を導入する手段(15)もし
くは分配孔(15)が紡糸口金(30)の孔(31)の列に対してず
れて配され、それによって、2つの成分(A)(B)が横に並
ぶように配された2成分糸を得る、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載の、孔密度の高い紡糸口金を有
する2成分押出ヘッド。
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