JPH07184829A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPH07184829A
JPH07184829A JP5337347A JP33734793A JPH07184829A JP H07184829 A JPH07184829 A JP H07184829A JP 5337347 A JP5337347 A JP 5337347A JP 33734793 A JP33734793 A JP 33734793A JP H07184829 A JPH07184829 A JP H07184829A
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JP
Japan
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light source
bending
endoscope
tip
fixing
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Application number
JP5337347A
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English (en)
Inventor
Minoru Okada
岡田  稔
Yusuke Sato
有亮 佐藤
Tetsushi Tagami
哲史 田上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先端湾曲部の状態確認、外ブレードと光源コ
ネクタの着脱が容易な内視鏡の提供である。 【構成】 先端部1,先端湾曲部2,軟性部3,湾曲操
作レバー4と湾曲固定・解除レバーのある操作部6等を
備えた内視鏡本体と、ライトガイドケーブル7,光源コ
ネクタ8,光源装置9等の光源用部品とよりなる内視鏡
において、操作部に湾曲固定・湾曲解除を表示する表示
窓を設け、また、片手のみを使用して光源装置から光源
コネクタを外せる構成である。更に、先端湾曲部と軟性
部にわたり装着する筒状の外ブレードについて、ドッキ
ング部30 と先端部1における着脱が容易な構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間工学的な立場から
使用者の心身の負担を軽減した内視鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明が対象とする内視鏡の構
成を示した説明図である。図中、1は先端部、2は先端
湾曲部、3は軟性部、4は湾曲操作レバー、5は湾曲固
定・解除レバー、6は操作部であり、主として、先端部
1〜操作部6で内視鏡本体を構成している。すなわち、
観察用の対物窓及び照明用の照明窓が設けられた先端部
1の手元側に先端湾曲部2,更に先端湾曲部2の手元側
に軟性部3が連続している。湾曲操作レバー4と湾曲固
定・解除レバー5が設けられた操作部6は、ドッキング
部3aを介して軟性部3と接続している。先端部1,先
端湾曲部2及び軟性部3を、被検査対象物に挿入して使
用するので、先端部1〜軟性部3をまとめて挿入部と称
することもある。そして内視鏡本体に、光源用品が連結
されている。主な光源用品は、7のライトガイドケーブ
ル、8の光源コネクタ、9の光源装置であり、内視鏡本
体の操作部6にライトガイドケーブル7が接続され、ラ
イトガイドケーブル7の一端に設けた光源コネクタ8を
介して光源装置9に接続している。
【0003】ところで、上述した内視鏡においては、湾
曲固定・解除レバー5を左右に回転操作して、先端湾曲
部2の湾曲状態の固定と解除を行うが、従来の内視鏡
は、先端湾曲部2の湾曲が固定状態にあるのか解除状態
にあるのか、認識がしにくい構成であった。すなわち、
湾曲固定・解除レバー5の傾き角により、先端湾曲部2
の湾曲が固定状態にあるのか解除状態にあるのか判断す
るしかなく、しかも内視鏡に対する使用者の姿勢などで
湾曲固定・解除レバー5の傾き角を誤認することもあ
り、正しく判断するには、ある程度の経験を必要とし
た。
【0004】なお、従来の内視鏡では、湾曲固定・解除
レバー5に、(F→)のような操作・指示マークをつ
け、矢印方向に湾曲固定・解除レバー5を回転すれば、
先端湾曲部2の湾曲が解除(FREE)状態になることを示
したものもあるが、操作・指示マーク自体は変化しない
ため、判断の助けとはなっていなかった。また、このよ
うな操作・指示マークに対して合印を付けても、誤認防
止には十分でなかった。
【0005】また、図1で示した内視鏡には、軟性部の
基端部3aを部分的に改造して、金属網製の外ブレード
を先端湾曲部2,軟性部3にわたり装着して使用する構
造のものがある。被検査対象物に応じて、外ブレードが
装着された挿入部が適する場合と、外ブレードを装着し
ない樹脂外皮の挿入部が適する場合があり、使用者が必
要に応じて外ブレードを簡単に着脱できる内視鏡が望ま
れている。
【0006】更に、図1で示した内視鏡には、内視鏡操
作中に光源装置9から光源コネクタ8が不用意に外れな
いように、ライトガイドケーブル7を光源装置9と接続
する光源コネクタ8には、クリックリング8aが設けて
ある(図1参照)。しかし、内視鏡の使用を終了した
後、光源コネクタ8を光源装置9から外す際の操作が円
滑にできずに、内視鏡にダメージを与えてしまう危険が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の内視鏡には、先端湾曲部2が固定状態にあるのを解除
状態だと誤認して、被検査対象物内から内視鏡の先端湾
曲部2,軟性部3を引き抜くと、被検査対象物を傷付け
てしまうとか、内視鏡を破損するような事故の虞れがあ
った。
【0008】また、軟性部の基端部3aを部分的に改造
して、外ブレードを挿入部に装着できるものでは、簡単
に外ブレードを着脱できる構造になっていない。例え
ば、外ブレードを外す際、先端部1の部品の脱落防止構
造のために、外ブレードの先端側が内視鏡本体から外し
にくかったり、外ブレードの後端側を外すには、後述す
る折れ止め部材を外す必要がり、折れ止め部材を再装着
するときには、ゴム材質である折れ止め部材と、内蛇管
の樹脂外皮との摩擦抵抗が非常に大きくなり、装着しに
くいというけ欠点がある。
【0009】更に、光源コネクタ8を光源装置9から外
す際、クリックリング8aによるクリック力量以上の力
で引く抜く必要があり、一方の手で光源コネクタ8を握
り、他方の手で光源装置9が移動しないように、押さえ
ておく必要があった。そして、光源コネクタ8を光源装
置9から抜くときは、内視鏡本体を床に置いたり、内視
鏡本体を持ったまま光源装置9を押さえていたため、誤
って内視鏡本体を踏んでしまうとか、内視鏡本体を落と
してしまうとかして、内視鏡本体を破損することがあ
る。
【0010】本発明は、上述の事情に鑑みて、内視鏡の
使用中においては先端湾曲部が固定状態なのか、解除状
態なのか容易に確認でき、使用前又は使用後においては
外ブレードの着脱が簡単に行え、更に片手のみで光源装
置から光源コネクタを抜くことがでる構造を備え、使用
者の心身の負担を軽減した内視鏡を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、操作
部に連接した軟性部の先端側に設けた先端湾曲部と、前
記操作部に設けた、前記先端湾曲部に関する湾曲操作レ
バーと前記湾曲操作レバーによる湾曲状態の固定・解除
を行う湾曲固定・解除レバーと、を有する内視鏡におい
て、前記湾曲固定・解除レバーが所定位置にセットされ
たときに固定又は解除位置であることを示す表示手段を
設けたことを特徴としている。
【0012】更に、本発明の内視鏡は、先端部と先端湾
曲部と軟性部と操作部とを備えた内視鏡本体と、この内
視鏡本体と光源装置とを接続するライトガイドケーブル
及びこの光源装置とを備えた内視鏡光源用品とよりなる
内視鏡において、この先端湾曲部とこの軟性部にわたり
装着する外ブレードの一端側はねじ歯を設けた口金部材
に固定され、この口金部材にはこの外ブレードに対する
折れ止め部材がねじ結合されており、かつ、口金部材は
ねじ結合する引き込み部材の回転による引き込み作用に
より軟性部と操作部との間のドッキング部のスカートに
はめ合わされて、口金部材はこの引き込み部材とこのス
カートとに挟まれて固定され、この外ブレードの他端側
は先端口金部材に固定され、この先端口金部材は先端部
の先端枠とこの先端枠にねじ結合している押さえ部材と
に挟まれて固定されるように構成したことを特徴として
いる。
【0013】更に、本発明の内視鏡は、光源装置に差し
込むプラグにクリックリングを備えた光源コネクタにお
いて、この光源コネクタの握持部に設けたスリットを摺
動する進退ノブに結合していてこのプラグに平行に光源
コネクタから出入する進退部材を有することを特徴とし
ている。
【0014】更に、本発明の内視鏡は、光源コネクタの
プラグを差し込む光源装置のソケット部に回転可能に円
筒状のソケット外筒を設け、このソケット外筒の内部に
摺動可能でソケット外筒と同心の円筒状の移動部材を設
け、ソケット外筒と移動部材間の滑り子−案内みぞ機構
によりソケット外筒の回転を移動部材の摺動に変換する
ことを特徴としている。
【0015】
【作用】湾曲固定・解除レバー5を、解除位置に設定し
たとき表示窓に解除を示す表示が現れ、固定位置に設定
したとき表示窓に固定を示す表示が現れる。
【0016】外ブレードは、先端部の抑え部材を取り外
し、更に操作部側の引き込み部材を回転させて、口金部
材を操作部から分離し、口金部材を先端側へ押していけ
ば、外すことができる。外ブレードの装着は、取り外し
と逆の手順で行う。
【0017】光源コネクタのプラグ側端面を光源装置の
ソケット部に当接し、進退ノブを光源装置側に摺動する
との進退を光源コネクタを握持する手で制御できるよう
にしてある。更に、本発明の内視鏡は、光源装置に差し
込むプラグにクリックリングを備えた光源コネクタにお
いて、この光源コネクタの握持部に設けたスリットを摺
動する進退ノブに結合していてこのプラグに平行に光源
コネクタから出入する進退部材を有することを特徴とし
ている。更に、本発明の内視鏡は、光源コネクタのプラ
グを差し込む光源装置のソケット部に回転可能に円筒状
のソケット外筒を設け、このソケット外筒の内部に摺動
可能でソケット外筒と同心の円筒状の移動部材を設け、
ソケット外筒と移動部材間の滑り子−案内みぞ機構によ
りソケット外筒の回転を移動部材の摺動に変換すること
を特徴としている。
【0018】
【実施例】第1実施例 図2は本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表示に関
する第1実施例を示す要部平面図である。図中、4は湾
曲操作レバー、5は湾曲固定・解除レバー、6は操作
部、10は湾曲固定・解除レバー5に設けた円形の透孔
(表示窓とも呼ぶ)、11は固定又は解除を意味する表
示である。湾曲操作レバー4の操作により、先端湾曲部
2に固定されたワイヤ(図示を省略)を押し引きして、
先端湾曲部2を湾曲できる構成になっている。
【0019】操作部6には、湾曲固定・解除レバー5を
回転操作して、固定位置又は解除位置にセットしたと
き、湾曲固定・解除レバー5に設けた表示窓から見える
場所に、固定又は解除を意味する表示11が設けられて
いる。図2では『E』が固定、『F』が解除を意味する
表示であるが、明瞭な表示であればこれに限定されな
い。例えば、標準的な操作・指示マークの使用が好まし
い。なお、表示の作成法は、印刷や彫刻した表示に塗料
を塗布する等によるが、耐久性のあるものがよい。
【0020】第2実施例 図3〜図5は本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表
示に関する第2実施例を示し、図3及び図4は要部平面
図、図5は要部断面図である。図中、6は操作部、12
はUDノブ、13はRLノブ、14はUDノブ12に対
する湾曲固定・解除レバー、15はRLノブ13に対す
る湾曲固定・解除レバー、16は湾曲固定・解除レバー
14に設けられている矩形の表示窓、17は湾曲固定・
解除レバー15に設けられている矩形の表示窓、18は
表示窓16に表示される固定又は解除を示す表示、19
は表示窓17に表示される固定又は解除を示す表示であ
る。
【0021】操作部6に設けられたUDノブ12を回転
操作すと、先端湾曲部2(図1参照)が上・下に湾曲
し、同じくRLノブ13を回転操作すと、先端湾曲部2
が左・右に湾曲する。そして、湾曲固定・解除レバー1
4を、湾曲固定あるいは解除位置まで回転させると、固
定又は解除を示す表示18である「E」又は「F」が、
表示窓16に表示される。同じく湾曲固定・解除レバー
15を、湾曲固定あるいは解除位置まで回転させると、
固定又は解除を示す表示19である「E」又は「F」
が、表示窓17に表示される。
【0022】図3は、先端湾曲部2の上・下の湾曲を固
定、先端湾曲部2の左・右の湾曲を解除としたときに対
応し、図4は、先端湾曲部2の上・下の湾曲を解除、先
端湾曲部2の左・右の湾曲を固定としたときに対応して
いる。図5は、RLノブ13関連の構造を示す要部断面
図である。操作部にRLノブ13と同心的に設けられ回
転軸13aの先端には、表示板19′がナット19a′
で固定されて設けてある。そして、表示板19′には、
表示窓17から見えるように 固定又は解除を示す表示
である「E」又は「F」が設けてある。
【0023】第3実施例 図6〜図8は本発明に係る内視鏡の外ブレード着脱構造
に関する第3実施例を示す要部断面図で、図6は軟性部
の基端部3aを部分的に改造してなる外ブレード着脱構
造に係るドッキング部3a0 の片側断面図、図7は外ブ
レードを装着した場合における内視鏡の先端付近の片側
断面図、図8は外ブレードを外した場合における内視鏡
の先端付近の片側を省略した断面図である。図中、3a
1 はドッキング部雄ねじ、3a2 はドッキング部スカー
ト、20は樹脂外皮を有する内蛇管、20aは操作部側
にフランジ状部20a′を形成してあって、内蛇管20
の一端と結合している内蛇管口金、21はドッキング部
雄ねじ3a1 に対する雌ねじ部21aを備えた止め輪、
22は円筒と円錐台との合体様の外形とその外形に類似
した形状の貫通穴を有する第1折れ止め部材である。
【0024】23は金属網製の外ブレード、24は円筒
状部に二つの雄ねじ24a,24bを有し、一端部が雄
ねじ24bから続く漏斗状部24cが形成されている口
金部材、25は口金部材24の雄ねじ24aに対する雌
ねじ25aを有する円筒形の引き込み部材、26は口金
部材24の雄ねじ24bに対して円筒状部に雌ねじ26
aを有し、円筒と円錐台との合体様の外形をなす第2折
れ止め部材である。28は先端口金、29は先端部分に
雄ねじ29aを有し、先端より約2/3長さの位置に突
起30を備えた先端枠、31は先端枠29の雄ねじ29
aに対する雌ねじ31aを有し、円筒と円錐台との合体
様の外形をなす押さえ部材、32は円筒形をなし、先端
より約1/2長さの位置まで先端枠29の雄ねじ29a
に対する雌ねじ32aを有する先端キャップである。
【0025】止め輪21をドッキング部3a0 とねじ結
合するとともに、止め輪21の当接部21bが内蛇管口
金20aのフランジ状部20a′を押圧することによ
り、内蛇管口金20aと結合している内蛇管20は、ド
ッキング部3a0 を介して操作部6と接続されている。
内蛇管20の操作部側端部を曲げ作用に対して保護する
ため、ドッキング部スカート3a2 にはめ合わせて、第
1折れ止め部材22を内蛇管20の適当部分の外周に対
して設けてある。
【0026】外ブレード23の操作部側端部は、口金部
材24にはめ合わせて固定されている。外ブレード23
の操作部側端部を曲げ作用に対して保護するため、口金
部材24にねじ結合して、第2折れ止め部材26を外ブ
レード23の適当部分の外周に対して設けてある。この
ようにして結合されている外ブレード23,口金部材2
4及び第2折れ止め部材26よりなる結合体を、引き込
み部材25とのねじ作用で、ドッキング部スカート3a
2 にはめ合わせるようにして引き込ませ、ドッキング部
3a0 を介して操作部6と接続している。なお、第2折
れ止め部材26の円錐台様の先端開口と外ブレード23
表面との間には、クリヤランス27ができるように、設
定されいる。
【0027】外ブレード23の先端側には、先端口金部
材28が固定して設けられいる。そして、内視鏡の先端
部1に装着されている先端枠29の環状突起30に、先
端口金部材28の内側が当接している。また、先端枠2
9の先端部分には、押さえ部材31が着脱可能にねじ込
まれており、その結果、先端枠29の環状突起30と押
さえ部材31の端面との間に、先端口金部材28が挟み
込まれる構造となる。外ブレード23を装着していない
ときは、押さえ部材31の代わりに先端キャップ32を
装着して使用する。
【0028】装着されている外ブレード23を外すとき
は、まず、先端部1の押さえ部材31を回転させて取り
外し、次に、ドッキング部側の引き込み部材25を回転
させれば、外ブレード23はドッキング部のスカート3
2 と引き込み部材25から離れるので、先端部1側で
内視鏡本体から外ブレード23を取り外すことができ
る。外ブレード23を装着するときは、上記と逆の手順
で行えばよい。外ブレード23が装着されていないと
き、軟性部3におけるドッキング部側の曲げ作用に対す
る保護は、第1折れ止め部材22でなされる。
【0029】第4実施例 図9は本発明に係る内視鏡の光源コネクタの着脱構造に
関する第4実施例における光源コネクタの片側断面図、
図10(a)〜(c)は本発明に係る内視鏡の光源コネ
クタの着脱機構に関する第4実施例における作用説明図
である。図中、7はライトガイドファイバー7aを保護
するためのライトガイドケーブル、7bはライトガイド
ファイバー7aの端面を光源装置9の熱から保護するた
めのガラスロッド、8は光源コネクタ、8aは光源装置
9に挿入されるプラグ部、8bは握持部、8cはプラ
グ、8dはクリックリング、8eは握持部8bの固定リ
ング、8fは固定リング8eに取り付けられている合成
樹脂製の握り、8gは固定リング8eと握り8fとの間
に形成されている間隙部、8hは間隙部8gに組み込ま
れている進退部材、8iは進退部材に固定されている進
退ノブ、8jは握り8fに設けられ進退ノブ8iが移動
するためのスリットである。前述の構成において、プラ
グ8cは、固定リング8eに接続されており、また、進
退ノブ8iは、握り8fを保持した手で進退部材8h
を、プラグ8cの方向に進退できる。
【0030】上記の構成によれば、光源コネクタ8を光
源装置9から引き抜くとき、例えば握り8fを保持した
手の親指Tで、進退ノブ8iを光源装置9の方向に押し
ながら、光源コネクタ8を光源装置9から引き抜くこと
ができる。図10(a)〜(c)は、光源装置9から光
源コネクタ8を引き抜くときの手順を示してある。光源
コネクタ8の握り8fを片手で握持し、親指Tを進退ノ
ブ8iに載せる〔図10(a)〕。次に、親指Tで進退
ノブ八iを光源装置9側に押し付けながら、握持部8b
を手元側に後退する〔図10(b)〕。クリックリング
8dが光源装置9のソケット部9aから抜けるまで、図
10(b)の操作を行うことにより〔図10(c)〕、
光源装置9から光源コネクタ8を抜去できる。
【0031】第5実施例 図11は本発明に係る内視鏡の光源コネクタの着脱構造
に関する第5実施例における光源装置ソケット部の作用
を説明する断面図、図12は図11に続く光源装置ソケ
ット部の作用を説明する断面図、図13は第5実施例に
おける光源装置ソケット部の移動部材の斜視図である。
図中、9は光源装置、9aは光源装置9のソケット部、
9bは光源装置9の前面パネル、9cはソケット部9a
に回転可能に設けられている円筒状のソケット外筒、9
dはソケット外筒9cに設けられている滑り子であるピ
ン、9eはソケット外筒9cの内部で摺動可能であり、
かつ、ソケット外筒9cと同心の円筒状の移動部材であ
る。移動部材9eには、ピン9dの先端部が嵌合する案
内みぞ9fと、回転規制部材9gが嵌合する孔9hが設
けられている。
【0032】図11では、光源コネクタ8が光源装置9
に接続された状態にある。この状態から 光源コネクタ
8を抜去するには、ソケット外筒9cを回転させる。ソ
ケット外筒9cの回転に伴い、移動部材9eが図11で
右方向へ回転することなく摺動する。その結果、光源コ
ネクタ8も右方向に移動し、クリックリング8dによる
固定が解除される。すなわち、ソケット外筒9cを回転
させるだけで、光源装置9とのクリック接続が解除され
る。図12は、光源コネクタ8を抜去するために、ソケ
ット外筒9cを回転させた状態を示してある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡は、
人間工学的な立場から使用者の心身の負担を軽減する効
果がある。すなわち、内視鏡の使用中において、先端湾
曲部が固定状態なのか、解除状態なのか容易に確認でき
るので、誤認操作により被検査対象物を傷付けてしまう
とか、内視鏡を破損するような事故を防止できる。ま
た、外ブレードが着脱自在なので、外ブレードの装着が
被検査対象物を傷付ける虞れのあるときは、外ブレード
を簡単に外して、内視鏡を使用できる。外ブレードを外
した場合でも、内蛇管用の折れ止め部材は装着されてい
るので、折れ止め機能は維持される一方、外ブレード用
の折れ止め部材を内蛇管に装着させておく必要がないの
で、作業が楽くである。更に、片手のみの軽い力で光源
装置から光源コネクタを抜くことができるので、作業姿
勢に無理がなくて事故の発生も低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする内視鏡の構成を示した説明
図である。
【図2】本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表示に
関する第1実施例を示す要部平面図である。
【図3】本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表示に
関する第2実施例を示す要部平面図である。
【図4】本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表示に
関する第2実施例を示す要部平面図である。
【図5】本発明に係る内視鏡の湾曲固定・解除の表示に
関する第2実施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係る内視鏡の外ブレード着脱機構に関
する第3実施例におけるドッキング部の片側断面図であ
る。
【図7】本発明に係る内視鏡の外ブレード着脱機構に関
する第3実施例における外ブレードを装着した場合にお
ける内視鏡の先端付近の片側断面図である。
【図8】本発明に係る内視鏡の外ブレード着脱機構に関
する第3実施例における外ブレードを外した場合におけ
る内視鏡の先端付近の片側を省略した断面図である。
【図9】本発明に係る内視鏡の光源コネクタの着脱機構
に関する第4実施例における光源コネクタの片側断面図
である。
【図10】(a)〜(b)は本発明に係る内視鏡の光源
コネクタの着脱機構に関する第4実施例における作用説
明図である。
【図11】本発明に係る内視鏡の光源コネクタの着脱機
構に関する第5実施例における光源装置ソケット部の作
用を説明する断面図である。
【図12】図11に続く光源装置ソケット部の作用を説
明する断面図である。
【図13】本発明に係る内視鏡の光源コネクタの着脱機
構に関する第5実施例における光源装置ソケット部の移
動部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 先端部 2 先端湾曲部 3 軟性部 4 湾曲操作レバー 5 湾曲固定・解除レバー 6 操作部 7 ライトガイドケーブル 8 光源コネクタ 9 光源装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部に連接した軟性部の先端側に設け
    た先端湾曲部と、前記操作部に設けた、前記先端湾曲部
    に関する湾曲操作レバーと前記湾曲操作レバーによる湾
    曲状態の固定・解除を行う湾曲固定・解除レバーと、を
    有する内視鏡において、 前記湾曲固定・解除レバーが所定位置にセットされたと
    きに固定又は解除位置であることを示す表示手段を設け
    たことを特徴とする内視鏡。
JP5337347A 1993-12-28 1993-12-28 内視鏡 Pending JPH07184829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337347A JPH07184829A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 内視鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2320262A1 (de) 2009-11-10 2011-05-11 Siemens Aktiengesellschaft Inspektionsvorrichtung und Verfahren zum Positionieren einer Inspektionsvorrichtung
WO2011058008A1 (de) 2009-11-10 2011-05-19 Siemens Aktiengesellschaft Inspektionsvorrichtung und verfahren zum positionieren einer inspektionsvorrichtung
JP2019018049A (ja) * 2018-10-24 2019-02-07 富士フイルム株式会社 コネクタ
JP2020138043A (ja) * 2020-05-15 2020-09-03 富士フイルム株式会社 コネクタ

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