JPH0718329U - 操作スイッチ装置 - Google Patents

操作スイッチ装置

Info

Publication number
JPH0718329U
JPH0718329U JP5342893U JP5342893U JPH0718329U JP H0718329 U JPH0718329 U JP H0718329U JP 5342893 U JP5342893 U JP 5342893U JP 5342893 U JP5342893 U JP 5342893U JP H0718329 U JPH0718329 U JP H0718329U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
detecting
operated
delay
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5342893U
Other languages
English (en)
Inventor
尚美 中田
Original Assignee
オタリ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オタリ株式会社 filed Critical オタリ株式会社
Priority to JP5342893U priority Critical patent/JPH0718329U/ja
Publication of JPH0718329U publication Critical patent/JPH0718329U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Keying Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチを操作してから、応答があるまでの時
間を一定にし、スイッチを操作してから実際に操作対象
の動作が開始されるまでの時間を一定にする操作スイッ
チ装置を提供する。 【構成】スイッチ手段1と、スイッチ手段1が操作され
てから予め設定された時間が経過した後信号を出力する
遅延手段2と、スイッチ手段1が操作されたことを検出
する第1の検出手段4と、第1の検出手段4がスイッチ
手段1が操作されたことを検出した後、遅延手段2の出
力を検出する第2の検出手段5と、第2の検出手段5が
遅延手段2の出力を検出した後制御対象7を制御する制
御手段6から構成した操作スイッチ装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、スイッチによって操作対象となる他の装置等を操作するための操 作スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
操作スイッチ装置は、機械などの操作対象を操作員が操作するために使用され る。操作スイッチは、例えば、押しボタンスイッチでり、操作対象は、テープレ コーダーなどである。そして、操作スイッチがテープレコーダーの録音開始スイ ッチである場合は、録音開始のための操作スイッチを操作すると、テープレコー ダーは再生状態や停止状態から録音状態になる。
【0003】 従来の操作スイッチ装置は、スイッチ手段と、スイッチ手段が操作されたこと を検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づいて操作対象を制御する制御 手段から構成される。スイッチ手段は電気的な接点を持ったスイッチで実現され 、検出手段と制御手段は、マイクロプロセッサによって実現されている。スイッ チ手段が操作されたことを検出する検出手段は、マイクロプロセッサの中で1つ のプロセスとして実現され、かつ制御対象を制御する制御手段も、マイクロプロ セッサの中で1つのプロセスとして実現される。マイクロプロセッサは、通常は 検出手段のプロセスは実行しておらず、他のプロセスを実行している。そして、 スイッチ手段が操作されると、マイクロプロセッサに割り込みが発生し、検出手 段が、スイッチ手段の操作を検出した後に、他のプロセスの実行を中断し、制御 手段を通じて、スイッチ手段に対応した制御を行なう。
【0004】 このように、検出手段と制御手段をマイクロプロセッサで実現する構成は、1 つのスイッチ手段に複数の機能を持たせたり、場合によってはスイッチ手段の操 作を無効することができ、操作スイッチ装置を組み込んだシステム全体の機能の 向上や安全性の向上に役に立つ。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の操作スイッチ装置は、スイッチ手段を操作してから操作対象 が実際に動作をはじめるまでの時間が一定しないという課題があった。この時間 のばらつきは、一般的に、ばらつきの範囲が1/100秒以下であれば問題はな いが、1/25秒以上の場合は、操作感覚が非常に不快である。さらに、1/1 0秒以上ばらつくと、システムの動作が不安定であるという印象を受ける。
【0006】 このばらつきが生じる原因は、マイクロプロセッサが検出手段からの割り込み を処理するまでの時間が一定しないところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の課題を解決するために、スイッチ手段と、スイッチが操作さ れてから予め設定された時間が経過した後信号を出力する遅延手段と、前記スイ ッチが操作されたことを検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段が前記 スイッチが操作されたことを検出した後、前記遅延手段の出力を検出する第2の 検出手段と、前記第2の検出手段が前記遅延手段の出力を検出した後操作対象を 制御する制御手段から構成した操作スイッチ装置としたものである。
【0008】
【作用】
以上のような手段を講じれは、スイッチ手段からの信号は、2つの段階で制御 手段に到達する。すなわち、スイッチ手段が操作されると、スイッチ手段からの 信号は、最初に第1の検出手段に信号が送られ、次に遅延手段で予め設定された 時間だけ遅れて第2の検出手段に送られる。制御手段は、第1の検出手段からの 信号が到着すると、第2の検出手段からの信号の到着の準備をして待ち状態にな り、第2の検出手段からの信号が到着すると、直ちに制御対象の制御を開始する 。そうすることによって、スイッチ手段が操作されたから制御対象が動作を開始 するまでの時間は、ほぼ一定となる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の実施例の構成を示したものである。1は、スイッチ手段であ る。2は、遅延手段である。遅延手段2は、スイッチ手段1の信号を、予め設定 された時間だけ遅らせて出力する。
【0010】 3は、マイクロプロセッサである。マイクロプロセッサ3は、第1の検出手段 4、第2の検出手段5及び制御手段6を含んでいる。第1の検出手段4は、スイ ッチ手段1が操作されたことを検出する。第2の検出手段5は、遅延手段2の出 力を検出する。制御手段6は、第1の検出手段4及び第2の検出手段5の出力に 基づいて、制御対象7を制御する。遅延手段2を構成する要素は、単安定マルチ バイブレータが使用できる。
【0011】 第1の検出手段4、第2の検出手段5及び制御手段6は、マイクロプロセッサ 3のプログラムで構成することができる。
【0012】 図2は、マイクロプロセッサ3のプログラムの流れを示したものである。図2 に示すプログラムは、スイッチ手段1が操作されて、制御手段7が制御されるま でのプロセスを示しており、そのプロセスは、ステップ8から開始され、ステッ プ9で終了する。
【0013】 ステップ10は、スイッチ手段1が操作されたかどうかを検出するステップで ある。もし、スイッチ手段1が操作されていれば、ステップ11が実行され、そ うでないならば、ステップ9に進んで、プロセスを終了する。
【0014】 ステップ11は、遅延手段2からの出力を受け付ける準備をするステップであ る。このステップでは、現在実行中の他のプロセスを短時間で終了できるように 、マイクロプロセッサ3の現在の状態をメモリに転送したり、中断できるプロセ スを中断したりする。一時的に中断できるプロセスの例としては、例えば、表示 装置(図示しない)に数字を表示するための計算や表示制御などがある。
【0015】 次にステップ12は、遅延手段2からの出力を待つステップである。もし予め 設定した時間内に遅延手段2からの出力が無い場合は、ステップ9に進んで、こ のプロセスを終了する。遅延手段2からの出力があった場合は、直ちにステップ 13に進んで、制御対象7の制御を行い、その後ステップ9に進んでプロセスを 終了する。なお、図2において、ステップ10は、図1に示した第1の検出手段 に相当し、ステップ12は、第2の検出手段に相当する。
【0016】 本考案は、以上のように実施できるが、図1に示した第1の検出手段4、第2 の検出手段5は、マイクロプロセッサ3に含めず、通常の電子回路で構成しても よい。また、遅延手段2は、マイクロプロセッサ3の中で、プログラムで実現す ることも可能である。
【0017】 なお、本考案を実施した操作スイッチ装置は、操作スイッチ手段を操作してか ら制御対象が実際に動作をはじめるまでに時間がかかるが、この時間が一定であ れば、操作員は、短時間の訓練で感覚の習得が容易であり、時間がばらつく場合 に比べて、はるかに操作感覚が良好である。
【0018】
【考案の効果】
本考案を実施した操作スイッチ装置によれば、操作スイッチ手段を操作してか ら制御対象の動作が開始されるまでの時間が、常にほぼ一定となり、操作感覚が 向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック図
【図2】実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 操作スイッチ手段 2 遅延手段 3 マイクロプロセッサ 4 第1の検出手段 5 第2の検出手段 6 制御手段 7 制御対象

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ手段と、スイッチが操作されてか
    ら予め設定された時間が経過した後信号を出力する遅延
    手段と、前記スイッチが操作されたことを検出する第1
    の検出手段と、前記第1の検出手段が前記スイッチが操
    作されたことを検出した後、前記遅延手段の出力を検出
    する第2の検出手段と、前記第2の検出手段が前記遅延
    手段の出力を検出した後操作対象を制御する制御手段か
    ら構成した操作スイッチ装置。
JP5342893U 1993-09-07 1993-09-07 操作スイッチ装置 Pending JPH0718329U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342893U JPH0718329U (ja) 1993-09-07 1993-09-07 操作スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342893U JPH0718329U (ja) 1993-09-07 1993-09-07 操作スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718329U true JPH0718329U (ja) 1995-03-31

Family

ID=12942573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5342893U Pending JPH0718329U (ja) 1993-09-07 1993-09-07 操作スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0718329U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102226401A (zh) * 2011-04-15 2011-10-26 上海建工集团股份有限公司 非垂向帷幕结构及其施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102226401A (zh) * 2011-04-15 2011-10-26 上海建工集团股份有限公司 非垂向帷幕结构及其施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0247380A3 (en) Data display-controlling device for data-processing apparatus
JPH0718329U (ja) 操作スイッチ装置
JPH08286647A (ja) 表示装置の画面焼き付け防止方法及び装置
JP3350716B2 (ja) 位置決め装置
JP2629382B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
JPS5925588U (ja) 表示制御装置
JPS6418348U (ja)
JPS60180064U (ja) 自動取引装置
JPH0428346U (ja)
JPS6119804U (ja) 制御装置
JPS639647U (ja)
JPS62147558A (ja) シ−ケンサ
KR950004934A (ko) 캠코더의 페이드기능 제어장치 및 방법
JPH05324017A (ja) プログラマブルコントローラの運転モード設定方法
JP2008283255A (ja) リモートコントローラおよび制御装置
JPH0540586A (ja) オンスクリーンマニユアル表示方式
JPH0426491B2 (ja)
JPS59106187U (ja) テンポ制御装置
JPH0519881A (ja) 電子機器
JPH0563134U (ja) メッセージ表示機能付き無線通信機
JPH1044207A (ja) フラット操作スイッチの安全回路
JPH062442U (ja) 座標入力装置
KR970002995A (ko) 브이씨알(vcr)에 있어서 리모콘키입력 표시 방법
JPS60107993U (ja) 情報表示装置
JPH04257916A (ja) データ出力処理方式