JPH07182850A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH07182850A
JPH07182850A JP32489593A JP32489593A JPH07182850A JP H07182850 A JPH07182850 A JP H07182850A JP 32489593 A JP32489593 A JP 32489593A JP 32489593 A JP32489593 A JP 32489593A JP H07182850 A JPH07182850 A JP H07182850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
memory cell
mode
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32489593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3360902B2 (ja
Inventor
Moriyasu Tomono
野 守 保 伴
Kazuhiko Morita
田 和 彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP32489593A priority Critical patent/JP3360902B2/ja
Publication of JPH07182850A publication Critical patent/JPH07182850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3360902B2 publication Critical patent/JP3360902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 メモリセルアレイ1におけるアクセス対象と
なるメモリセルの存在するロウアドレスをロウアドレス
信号により設定し、カラムアドレスをカラムアドレス信
号により設定し、更にモードアドレス信号で、1ワード
のうちのどのビットフィールドをアクセスするかを指定
する。つまり、このモードアドレス信号がゲート回路4
7〜40のうちアクセス対象とするビットフィールドに
対応するものを開状態とし、ロウ及びカラムアドレス信
号により指定されたワードのうちアクセス対象となるビ
ットフィールドだけが活性化され、そのワードのメモリ
セルに関してデータ入出力バッファ87〜80、入出力
回路227〜220を通して読出し・書込みアクセスが
実行される。 【効果】 リードモディファイライトやビットフィール
ド操作命令のように速度や回路規模を犠牲にしなくても
データフィールドアクセスが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関する
ものである。特に、この半導体記憶装置はマイクロコン
ピュータなどの半導体装置に内蔵するとその利点が大き
く生かされることとなる。勿論、この半導体記憶装置は
マイクロコンピュータなど半導体装置に内蔵せず、外付
の記憶装置としても利用可能である。
【0002】
【従来の技術】図7は、マイクロコンピュータなどに内
蔵されている半導体記憶装置の一つであるデータ幅8ビ
ット、256バイトすなわち2048ビットの従来のS
RAM(スタティックランダムアクセスメモリ)につい
て概略構成を示すものである。この図において、メモリ
セルアレイ1は1個のアレイに8ビットのメモリセルを
持ち、8×32個のアレイで構成されている。アドレス
バスより上位5ビットのアドレス信号A7〜A3がロウ
アドレスデコーダ3に供給される。このロウアドレスデ
コーダ3の出力はゲート手段4を介してメモリセルアレ
イ1のロウの8個のアレイ(例えば、A7〜A3=00
001のとき、アレイC7−1,C6−1, … …
,C2−1,C1−1の8個)を選択する。また、ア
ドレスバスより下位3ビットのアドレス信号A2〜A0
がカラムアドレスデコーダ21に供給され、このカラム
アドレスデコーダ21によりメモリセルアレイ1のカラ
ム、すなわち各アレイの中の8ビットのうち1ビットの
メモリセルが選択される。
【0003】メモリセルアレイ1からのデータ読出し
時、ロウアドレスデコーダ3で選択されたアレイからの
読出しデータ信号は入出力回路22を通り、カラムアド
レスデコーダ21でさらに選択され、データ入出力バッ
ファ8を介してデータバスD7〜D0に送出される。
【0004】メモリセルアレイ1へのデータ書込み時、
データバスD7〜D0からの書込みデータ信号はデータ
入出力バッファ8を介して入出力回路22へ供給され、
ロウアドレスデコーダ3とカラムアドレスデコーダ21
とで選択されたメモリセルに書込まれる。
【0005】読出し許可OE、書込み許可WE及びチッ
プ選択CSの3つの信号からコントロール回路9でデー
タ入出力バッファ8、入出力回路22及びゲート手段4
を制御する信号が生成される。
【0006】チップ選択信号CSが論理“1”のときに
メモリセルの読出し/書込みができ、論理“0”のとき
は読出し許可OE、書込み許可WEは無視され、読出し
/書込みはできないものとする。
【0007】読出し許可信号OEが論理“1”のとき、
入出力回路22及びデータ入出力バッファ8に対し、読
出しのための制御信号RD1,RD2及びWLEを論理
“1”にする。論理“0”のとき、制御信号RD1,R
D2は論理“0”のままとする。
【0008】書込み許可信号WEは論理“1”のとき、
入出力回路22及びデータ入出力バッファ8に対し、書
込みのための制御信号WR1,WR2及びWLEを論理
“1”にする。論理“0”のとき、制御信号WR1,W
R2は論理“0”のままとする。
【0009】読出し許可信号OE及び書込み許可信号W
Eが論理“0”のとき、制御信号WLEは論理“0”の
ままとする。
【0010】制御信号WLEは、ワードラインの許可信
号で、ロウアドレスデコーダ3とメモリセルアレイ1と
の間に挿入されたゲート手段4に入力され、これにより
ロウアドレスデコーダ3の出力を制御する。
【0011】制御信号RD1,WR1は、入出力回路2
2に入力され、メモリセルアレイ1と入出力回路22と
の読出し/書込みデータの転送を制御する。制御信号R
D2,WR2は、データ入出力バッファ8に入力され、
これによりデータバスと入出力回路22との読出し/書
込みデータの転送を制御する。
【0012】以上のような構成において、メモリセルア
レイ1からのデータ読出しを行う場合には、まず、アド
レス信号A7〜A0を読出すメモリセルのアドレスに設
定する。次にチップ選択信号CS及び読出し許可信号O
Eを論理“1”に設定する(書込み許可信号WEは論理
“0”に設定しておく)。これにより、アドレス信号A
7〜A0で選択されたメモリセルからの読出しデータ信
号が入出力回路22とデータ入出力バッファ8を介して
データバスD7〜D0に送出される。また、メモリセル
アレイ1へのデータ書込みを行う場合には、まず、アド
レス信号A7〜A0を書込むメモリセルのアドレスに設
定する。次にチップ選択信号CS及び書込み許可信号W
Eを論理“1”に設定する(読出し許可信号OEは論理
“0”に設定しておく)。これにより、データバスD7
〜D0からデータ入出力バッファ8と入出力回路22を
介して書込みデータ信号がビットラインに供給され、ア
ドレス信号A7〜A0で選択されたメモリセルに書込ま
れる。
【0013】マイクロコンピュータなどに内蔵されてい
る従来の半導体記憶装置は、固定のデータ幅(前記従来
例のRAMでは8ビット)でアクセス(読出し/書込
み)を行う方式となっている。
【0014】ところで、このような半導体記憶装置にお
いて、特定範囲(以下ビットフィールドと呼ぶ)のデー
タをアクセスしたい場合がある。しかし、前記したよう
に従来の半導体記憶装置ではアクセスのデータ幅が固定
であるため、ビットフィールドのアクセスは特別な命令
または複数の命令の組合せにより疑似的に行われてい
る。
【0015】低位のマイクロコンピュータの場合、ビッ
トフィールドのアクセスは特別な命令や複数の命令の組
合せによるリード・モディファイ・ライトなどによって
実現されている。しかし、このリード・モディファイ・
ライトとは、書替えの対象となるビットフィールドを含
む全ビットのデータをいったん読出し(リード)、その
読出したデータをその対象となるビットフィールドのみ
書替える加工を行い(モディファイ)、その加工したデ
ータの全ビットを書込む(ライト)、というもので、概
略的に見ても3ステップを必要とし、処理速度の点で問
題があった。
【0016】そこで、リード・モディファイ・ライト命
令の速度面を改善したビットフィールド操作命令を持つ
高位のマイクロコンピュータも作られたが、このビット
フィールド操作命令を実現するにはバレルシフタ(操作
対象のビットフィールドを抽出するなどに使われる高速
のシフト回路)等の巨大な回路が中央演算処理装置(以
下CPUと略する)部に必要となり、非常にコスト高と
なる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このようにマイクロコ
ンピュータなどに内蔵される従来の半導体記憶装置は、
ビットフィールドのアクセスにあたり、処理速度の低下
もしくはCPU部における回路規模の増大等の問題点を
有している。
【0018】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、アドレ
ス等のモード信号によるビットフィールドのアクセスを
可能とした半導体記憶装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、アドレスバスからのロウアドレス信号をデコード
し、そのロウデコード信号を出力するロウアドレスデコ
ード手段と、前記アドレスバスからのカラムアドレス信
号をデコードし、そのカラムデコード信号を出力するカ
ラムアドレスデコード手段と、前記アドレスバスからの
モードアドレス信号をデコードし、そのモードデコード
信号を出力するモードアドレスデコード手段と、メモリ
セルアレイにおける1または2以上のビット毎であっ
て、前記ロウアドレスデコード手段からのロウデコード
信号伝送路に挿入され、前記モードデコーダ信号により
前記メモリセルアレイのアクセス対象ビットフィールド
に応じて開閉制御されるロウデコードゲート手段とを備
えることを特徴とする。
【0020】この構成においてモードアドレス信号はア
クセス対象ビットフィールドのビット位置及びデータ幅
のうち少なくとも一方を2種以上に可変することができ
る。
【0021】読出しデータ選択手段は、データバスにお
ける1または2以上のビット毎であって、メモリセルア
レイから該データバスへの読出しデータ信号伝送路に挿
入され、モードアドレス信号に従ってメモリセルアレイ
の一のビットフィールドからの読出しデータ信号とメモ
リセルアレイの他のビットフィールドからの読出しデー
タ信号または特定のデータ信号とを選択的に出力する選
択回路によって構成することができる。
【0022】書込みデータ選択手段は、データバスにお
ける1または2以上のビット毎であって、データバスか
ら該メモリセルアレイへの書込みデータ信号伝送路に挿
入され、モードアドレス信号に従ってデータバスの一の
ビットフィールドからの書込みデータ信号と該データバ
スの他のビットフィールドからの書込みデータ信号と選
択的に出力する選択回路によって構成することができ
る。
【0023】
【作用】本発明によれば、アクセス対象となるビットフ
ィールドのビット位置やデータ幅を示すモードデコード
信号を、ロウデコード信号をゲートするロウデコードゲ
ート手段に与え、メモリセルアレイのアクセス対象とな
るビットフィールドだけを活性化(選択)させるととも
に、そのモードデコード信号により読出しデータ選択手
段や書込みデータ選択手段でデータバスとメモリセルア
レイとのデータ転送を制御するようになっているため、
モードアドレス信号によりビットフィールドのアクセス
を行うことが可能となる。これにより、ビットフィール
ドのアクセスを行うにあたり、従来のリード・モディフ
ァイ・ライトやビットフィールド操作命令のように速度
面を犠牲にしたり、CPU部の回路規模を大きくしなく
ても済むようになり、低位のマイクロコンピュータなど
でも高速のビットフィールドアクセスを行うことが可能
となる。なお、本発明に係る半導体記憶装置であっても
モードアドレス信号によりメモリセルアレイの全データ
幅をアクセス対象とするモードに設定しておけば、従来
のリード・モディファイ・ライトやビットフィールド操
作命令を実行すること自体は可能である。
【0024】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る半導体記憶
装置の構成を示すものである。この図では、メモリセル
アレイ1が上位4ビットのデータを記憶する上位メモリ
セルアレイ1Mと下位4ビットのデータを記憶する下位
メモリセルアレイ1Lに分割されている場合を示してい
る。この2分割に入出力回路22も上位メモリセルアレ
イ1Mに接続される上位入出力回路22Mと下位メモリ
セルアレイ1Lに接続される下位入出力回路22Lに分
割される。カラムアドレスデコーダ21にはアドレスバ
スの下位3ビットA2〜A0(カラムアドレス信号)が
入力され、ロウアドレスデコーダ3にはアドレスバスの
中位5ビットA7〜A3(ロウアドレス信号)が入力さ
れている。
【0025】ロウアドレスデコーダ3からメモリセルア
レイ1M,1Lとの間にはそれぞれゲート回路4M,4
Lが挿入されており、このゲート回路4M,4Lはワー
ドライン許可信号WLEと後述するモードデコード信号
m2,m1により、ロウアドレスデコーダ3からロウデ
コード信号の有効/無効化を制御する。
【0026】次に、データ入出力バッファの読出し及び
書込み回路について説明する。図3及び図4に示すよう
にデータ読出し回路は読出しデータ選択手段(以下セレ
クタと呼ぶ)5M,5Lとトライステートバッファ10
M,10Lとから構成されている。セレクタ5Mはデー
タバスの上位4ビットへの読出し用のセレクタであり、
それぞれ4ビットのデータ入力端子A,Bの信号を選択
信号入力端子Sへの入力信号に従ってデータ出力端子Y
に選択出力するもの(S入力が論理“0”のときはYに
はA入力の信号が出力され、S入力が論理“1”のとき
はB入力の信号が出力されるものとして以下説明する)
で、データ入力端子Aは接地されて“0000”データ
に固定され(必ずしも“0000”である必要はない。
“1111”でも良い)、データ入力端子Bには入出力
回路22Mの出力データが接続され、選択信号入力端子
Sにはモード制御信号m3が入力されている。トライス
テートバッファ10Mの入力はセレクタ5Mのデータ出
力端子Yに接続され、トライステートバッファ10Mの
出力はデータバスの上位4ビットD7〜D4に接続され
ている。このトライステートバッファ10Mは読出し制
御信号RD2によりオン/オフ制御されるようになって
いる。
【0027】セレクタ5Lは、上位メモリセルアレイ1
M及び下位メモリセルアレイ1Lからの読出しデータ信
号を切換えてデータバスの下位4ビットD3〜D0へ出
力するためのものであり、それぞれ4ビットのデータ入
力端子A,Bへのデータ信号を選択信号入力端子Sへの
入力信号に従ってデータ出力端子Yに選択出力するもの
で、データ入力端子Aには上位メモリセルアレイ1Mに
接続された入出力回路22Mの出力データ信号が入力さ
れ、データ入力端子Bには下位メモリセルアレイ1Lに
接続された入出力回路22Lの出力データ信号が入力さ
れ、選択信号入力端子Sにはモードデコード信号m1が
入力されている。トライステートバッファ10Lへの入
力はセレクタ5Lのデータ出力端子Yに接続され、トラ
イステートバッファ10Lの出力はデータバスの下位4
ビットD3〜D0に接続されている。このトライステー
トバッファ10Lは読出し制御信号RD2によりオン/
オフ制御されることとなる。
【0028】データ書込み回路は書込みデータ選択手段
(以下セレクタと呼ぶ)6とトライステートバッファ1
1M,11Lとから構成されている。セレクタ6は上位
4ビットのメモリセルアレイ1Mへの書込みデータを切
換えるためのものであり、それぞれ4ビットのデータ入
力端子A,Bのデータ信号を選択信号入力端子Sへの入
力信号に従ってデータ出力端子Yに選択出力するもの
で、データ入力端子Aにはデータバスの下位4ビットD
3〜D0からの書込みデータ信号が入力され、データ入
力端子Bにはデータバスの上位4ビットD7〜D4から
の書込みデータ信号が入力され、選択信号入力端子Sに
はモードデコード信号m1が入力されている。このセレ
クタ6のデータ出力端子Yはトライステートバッファ1
1Mの入力に接続され、トライステートバッファ11M
の出力は入出力回路22Mに接続されている。このトラ
イステートバッファ11Mは書込み制御信号WR2によ
りオン/オフ制御されることとなる。
【0029】トライステートバッファ11Lは下位4ビ
ットのメモリセルアレイ1Lへの書込み用のもので、そ
の入力はデータバスの下位4ビットD3〜D0に接続さ
れており、トライステートバッファ11Lの出力は入出
力回路22Lに接続されている。このトライステートバ
ッファ11Lは書込み制御信号WR2によりオン/オフ
制御される。
【0030】この実施例では読出し/書込み時のビット
フィールドを8ビット、上位4ビット及び下位4ビット
の3種類が使用できる。前記構成の回路において、読出
し及び書込み時のビットフィールドのアクセス制御はモ
ードデコード信号m3,m2,m1によって行われるよ
うになっており、これらのモードデコード信号を生成す
る回路、すなわち、モードアドレスデコード手段(以下
モードアドレスデコーダと呼ぶ)7にはアドレスバスの
上位2ビットA9,A8(モードアドレス信号)が入力
され、これら上位2ビットA9,A8におけるアドレス
信号の論理レベルの組合わせにより読出し/書込みそれ
ぞれについて3種類のビットフィールドのアクセス制御
がなされる。表にまとめると次表1,2のようになる。
ここで、読出し/書込み時のビットフィールドを上位4
ビットまたは下位4ビットにしてメモリセルアレイ1
M,1Lをアクセスする場合にはデータバスの下位4ビ
ットD3〜D0を通してその読出し/書込みデータ信号
の入出力を行うようになっており、モードデコード信号
m3,m2,m1はこのような動作に合うようにセレク
タ5M,5L,6やトライステートバッファ10M,1
0L,11M,11Lの制御を行う。このモードアドレ
スデコーダ7は例えば図2に示すように構成される。す
なわち、インバータゲート71,72とANDゲート7
3とが設けられ、インバータゲート71にはビットA9
のアドレス、インバータゲート72にはビットA8のア
ドレス信号がそれぞれ入力され、両インバータゲート7
1,72の出力がANDゲート73に入力される。それ
により、インバータゲート71の出力がモードデコード
信号m1、インバータゲート72の出力がモードデコー
ド信号m2、ANDゲート73の出力がモードデコード
信号m3としてぞれぞれ使用される。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】 すなわち、表1の8ビットモードの場合にはゲート回路
4M,4L、セレクタ5M、5L及びトライステートバ
ッファ10M,10Lへの制御信号は全て論理“1”に
なり、下位4ビットモードの場合にはゲート回路4M及
びセレクタ5Mへの制御信号が論理“0”でゲート回路
4L、セレクタ5L及びトライステートバッファ10
M,10Lへの制御信号が論理“1”になり、上位4ビ
ットモードの場合にはゲート回路4L及びセレクタ5
M,5Lへの制御信号が論理“0”で、ゲート回路4M
及びトライステートバッファ10M,10Lへの制御信
号が論理“1”になるように制御する。
【0033】表2の8ビットモードの場合にはゲート回
路4M,4L、セレクタ6及びトライステートバッファ
11H,11Lへの制御信号は全て論理“1”になり、
下位4ビットモードの場合にはゲート回路4Hへの制御
信号が論理“0”でゲート回路4L、セレクタ6及びト
ライステートバッファ11H,11Lへの制御信号が論
理“1”になり、上位4ビットモードの場合にはゲート
回路4L及びセレクタ6への制御信号が論理“0”にな
り、ゲート回路4M及びトライステートバッファ11
M,11Lへの制御信号は全て論理“1”になるように
制御する。
【0034】以下に表に示す各モードの動作について説
明する。 [1] 表1に示す読出し時の動作 (8ビットモード)アドレスバスのモードアドレス信号
A9,A8はともに論理“0”であるため、ゲート回路
4Lへの入力信号m1及びゲート回路4Mへの入力信号
m2は論理“1”となり、ワードライン選択許可信号W
LEが論理“1”の期間、ゲート回路4L,4Mは開い
た状態となる。よって、ロウアドレスデコーダ3の出力
信号はメモリセルアレイ1に対し上位4ビット側・下位
4ビット側とも有効になる。
【0035】次に、アドレス信号A9,A8がともに論
理“0”であるからモードデコード信号m3は論理
“1”となり、セレクタ5Mは入出力回路22Mからの
読出しデータ信号diを選択出力する状態となる。ま
た、セレクタ5Lは前述した信号m1が論理“1”とな
っているので、メモリセルアレイ1L側に接続された入
出力回路22Lからの読出しデータ信号djを選択出力
する状態となる。
【0036】そして、トライステートバッファ10M,
10Lは読出し制御信号RD2が論理“1”でオンとな
っている。
【0037】よって、メモリセルアレイ1のロウアドレ
スデコーダ3及びカラムアドレスデコーダ21により指
定されたアドレスのメモリセルからの読出しデータ信号
が入出力回路22M,22L及びセレクタ5M,5Lを
介してトライステートバッファ10M,10Lからデー
タバスに向けて出力するようになる。 (下位4ビットモード)アドレスバスのモードアドレス
信号A9は論理“0”であるため、ゲート回路4Lへの
モードデコード信号m1は論理“1”となり、ワードラ
イン許可信号WLEが論理“1”の期間、ゲート回路4
Lは開いた状態となる。一方、アドレス信号A8は論理
“1”であるためゲート回路4Mへのモードデコード信
号m2は論理“0”となり、このゲート回路4Mは閉じ
た状態となる。よって、ロウアドレスデコーダ3の出力
信号はメモリセルアレイ1Lに対してのみ有効になる。
【0038】次に、インバータゲート71から出力され
る論理“0”によりANDゲート73の出力m3が論理
“0”となり、セレクタ5Mはデータ信号“0000”
を選択出力する状態となる。
【0039】また、セレクタ5Lはインバータゲート7
2から出力される論理“1”によって入出力回路22L
からのデータ信号を選択出力する状態となる。
【0040】そして、トライステートバッファ10M,
10Lは読出し制御信号RD2が論理“1”でオンとな
っている。
【0041】よって、ロウアドレスデコーダ3及びカラ
ムアドレスデコーダ21により指定されたアドレスのメ
モリセルアレイ1Lのデータ信号が入出力回路22L及
びセレクタ5Lを介してトライステートバッファ8Lか
らデータバスの下位ビットD3〜D0に向けて出力され
るようになる。この時、セレクタ5Mからはトライステ
ートバッファ8Mを介してデータ信号“0000”がデ
ータバスの上位4ビットD7〜D4に送出される。した
がって、この下位4ビットモードでは下位側4ビットの
メモリセルアレイ1Lからのデータ信号のみが読出され
ることとなる。 (上位4ビットモード)アドレスバスのモードアドレス
信号A9は論理“1”であるため、インバータゲート7
2の出力m1は論理“0”となり、ゲート回路4Lは閉
じた状態となる。アドレス信号A8は論理“0”である
ため、インバータゲート71の出力m2は論理“1”と
なりゲート回路4Mは開いた状態となる。よって、ロウ
アドレスデコーダ3の出力アドレス信号はメモリセルア
レイ1Mに対する上位側のみ有効となる。
【0042】次に、インバータゲート72から出力され
る論理“0”によってANDゲート73の出力m3が論
理“0”になり、セレクタ5Lはデータ信号“000
0”を選択出力する状態となる。
【0043】また、セレクタ5Lはインバータゲート7
2から出力される論理“0”により入出力回路22Mか
らのデータ信号を選択出力する状態となる。
【0044】そして、トライステートバッファ10M,
10Lは読出し制御信号RD2が論理“1”でオンとな
っている。
【0045】よって、ロウアドレスデコーダ3及びカラ
ムアドレスデコーダ21により指定されたアドレスのメ
モリセルアレイ1Mのデータ信号が入出力回路22M及
びセレクタ5Mを介してトライステートバッファ10L
からデータバスの下位4ビットD3〜D0に向けて出力
されるようになる。この時、セレクタ5Mからはトライ
ステートバッファ10Mを介してデータ信号“000
0”がデータバスの上位4ビットD7〜D4に送出され
る。したがって、このモードでは上位側4ビットのメモ
リセルアレイ1Mからのデータのみが読出されることと
なる。 [2] 表2に示す書込み時の動作 (8ビットモード)アドレスバスのモードアドレス信号
A9,A8はともに論理“0”であるため、ゲート回路
4Lへの入力信号m1及びゲート回路4Mへの入力信号
m2は論理“1”となり、ワードライン許可信号WLF
が“論理”ゲート回路4M及び4Lは開いた状態とな
る。トA8も論理“0”であるため、ANDゲート4L
も開いた状態となる。よって、ロウアドレスデコーダ3
の出力信号はメモリセルアレイ1に対し上位4ビット側
・下位4ビット側とも有効になる。
【0046】次に、はアドレスバスの、モードアドレス
信号A9が論理“0”によりセレクタ6の選択制御信号
m1論理“1”になり、セレクタ6はデータバスの上位
4ビットD7〜D4からの書込みデータを出力するよう
になる。トライステートバッファ11M,11Lは制御
信号WR2が論理“1”となるためにオンとなる。その
ため、上位側メモリセルアレイ1MにはデータバスD7
〜D4のデータが、下位側メモリセルアレイ1Lにはデ
ータバスD3〜D0のデータがそれぞれ書込まれること
となる。 (下位4ビットモード)アドレスバスのモードアドレス
信号A8は論理“1”であるため、モードデコード信号
m2は論理“0”となり、ゲート回路4Mは閉じた状態
となる。アドレス信号A9は論理“0”であるため、モ
ードデコード信号m1は論理“1”となり、ワードライ
ン許可信号WLEが論理“1”の期間、ゲート回路4L
は開いた状態となる。よって、ロウデバイスデコーダ3
の出力信号はメモリセルアレイ1Lに対する下位側のみ
有効となる。
【0047】また、トライステートバッファ11Lは書
込み制御信号WR2が論理“1”となるためオンとな
る。よって、メモリセルアレイ1LにはデータバスD3
〜D0のデータが書込まれることになる。一方、ゲート
回路4Mが閉じているため、メモリセルアレイ1Mのデ
ータは保持されることとなる。 (上位4ビットモード)アドレスバスのモードアドレス
信号A8は論理“0”であるため、モードデコード信号
m2は論理“1”となり、ワードライン許可信号WLE
が論理“1”の期間ゲート回路4Mは開いた状態とな
る。アドレス信号A9は論理“1”であるため、ゲート
回路4Lへの入力信号m1が論理“0”となり、ゲート
回路4Lは閉じた状態となる。よって、ロウアドレスデ
コーダ3の出力信号はメモリセルアレイ1Mに対する上
位側のみ有効となる。
【0048】前述のとおり、モードデコード信号m1は
論理“0”となるから、セレクタ6はデータバスの下位
4ビットD3〜D0からの書込みデータ信号を選択出力
する状態となる。トライステートバッファ11Mは書込
み制御信号WR2が論理“1”となるため、オン状態と
なり、データバスの下位ビットラインD3〜D0のデー
タが上位メモリセルアレイ1Mに書込まれることとな
る。一方、ゲート回路4Lが閉じているため、メモリセ
ルアレイ1Lのデータは保持されることとなる。
【0049】以上説明したように本実施例によれば、ア
クセス対象となるビットフィールドのビット位置やデー
タ幅を示すモードアドレス信号をデコードしたモードデ
コード信号によりロウアドレスデコード信号をゲートす
るロウアドレスゲート回路に与え、メモリセルアレイの
アクセス対象となるビットフィールドだけを活性化させ
るとともに、そのモードデコード信号により選択制御さ
れる読出しデータ選択手段や書込みデータ選択手段によ
りデータバスとメモリセルアレイとの接続を制御するよ
うになっているため、モードアドレス信号によりビット
フィールド可変操作を行うことが可能となる。これによ
り、ビットフィールドのアクセスを行うにあたり、従来
のリードモディファイライト命令やビットフィールド操
作命令のように速度面を犠牲にしたり、CPU部の回路
規模を大きくしなくとも済むようになり高級機種に限ら
れていた高速のビットフィールドアクセス機能の実現を
容易にすることもができる。
【0050】図5は本発明の第2実施例に係る半導体記
憶装置の構成を示すものである。この図に示すものはメ
モリセルアレイ1が3つのビットフィールドの組に分割
されており、上位3ビットのアレイC7〜C5の組1M
M、中位3ビットのアレイC4〜C2の組1LM、下位2
ビットのアレイC1,C0の組1LLに対して、それぞれ
ゲート4回路MM,4LM,4LLが配設されている。更に各
組1MM,1LM,1LLに共通にカラムアドレスデコーダ2
1が設けられ、また各組1MM,1LM,1LLには入出力回
路22MM,22LM,22LLが対設されている。入出力回
路22MM,22LM,22LLはコントロール回路9からの
読出し制御信号RD1と書込み制御信号WR1とにより
入出力制御がなされ、入出力バッファ8を介してデータ
バスのビットD7〜D0に接続されている。入出力バッ
ファ8にはコントロール回路9からの読出し制御信号R
D2及び書込み制御信号WR2とモードアドレスデコー
ダ7からのモード制御信号m1,m2,…とによりその
入出力が制御される。
【0051】本実施例によれば、メモリセルアレイ1が
3分割されている点で第1実施例と異なり、制御回路系
もそれに応じた動作を行うが、第1実施例のものと同等
の作用効果が発揮されることはいうまでもない。
【0052】そして、図6は本発明の第3実施例に係る
データ幅8ビット、256バイトRAMの構成を示すも
のである。この図において、まず、メモリセルアレイ1
はアレイ1ビット毎に分割され、最小1ビット、最大8
ビットのビットフィールドを対象にアクセスが可能とさ
れている。それに応じてアドレスバス上のアドレス信号
はロウアドレス及びカラムアドレスの他にアクセス対象
となるビットフィールドを示すモードアドレスを含むも
のとされる。
【0053】メモリセルアレイ1における各ビットフィ
ールドのアレイに対してゲート回路47〜40が設けら
れており、ロウアドレスデコーダ3からのロウデコード
信号は各ゲート回路47〜40を介してメモリセルアレ
イに供給されるようになっている。カラムアドレスデコ
ーダ21は全アレイに対し共通に設けられ、入出力回路
227〜220は各ビットフィールドのアレイに対応し
て分割配置されている。
【0054】モードアドレスデコーダ7のモードデコー
ド信号はメモリセルアレイ1の分割数に対応して少なく
とも8ビットの信号とされている。すなわち、ゲート回
路47〜40各々の開閉制御のために最低8ビットは必
要であり、また各アレイと各データバスラインとの組合
わせの数だけ後述する入出力バッファ87〜80におけ
る選択出力制御が行われる場合、その数は8種類とは限
らない、つまりそれ以上になることも考えられるため、
モード制御信号は少なくとも8ビットとなるのである。
このモードデコード信号の各ビットm8〜m1はメモリ
セルアレイ1の各アレイC7〜C0に対応しており、各
アレイC7〜C0のゲート回路47〜40に供給され、
それらを開閉制御するようになっている。
【0055】87〜80は前述したように各アレイと各
データバスビットとの組合わせの数だけ読出しデータ信
号用及び書込みデータ信号用の各セレクタを含むデータ
入出力バッファである。したがって、全てのアレイC7
〜C0からの読出しデータ信号を各データ入出力バッフ
ァ87〜80に入力し、それぞれ対応するデータバスD
7〜D0に入力するようになっているため、各アレイC
7〜C0からの読出しデータ信号を、データバスにおけ
る任意のビットD7〜D0に送出することができる。ま
た、データバスの全ビットD7〜D0のデータ信号がデ
ータ入出力バッファ87〜80に入力されるため、各ア
レイC7〜C0への書込みデータ信号を、メモリセルア
レイ1における任意のアレイC7〜C0に送出すること
ができる。
【0056】以下、本実施例のRAMの動作について説
明する。まず、概要について説明すると、アクセス対象
とするビットフィールドはモードアドレス信号の制御に
より可変する。すなわち、メモリセルアレイ1における
アクセス対象となるメモリセルの存在するロウアドレス
をロウアドレス信号により設定し、同じくカラムアドレ
スをカラムアドレス信号により設定するが、それらアド
レス信号だけでは8ビット全体が指定されたのと同じで
ある。モードアドレス信号は、この8ビット全体のうち
のどのビットをアクセスするかを指定するものとなり、
このモードアドレス信号がゲート回路47〜40のうち
アクセス対象とするビットに対応するものを開状態とす
ることにより、ロウアドレス信号及びカラムアドレス信
号により指定された8ビット全体のうちアクセス対象と
なるビットフィールドだけが活性化される。
【0057】また、請求項3または4の場合、モードア
ドレス信号はデータバスD7〜D0のうち読出しデータ
信号送出先となるビットの指定を行う役割も果たす。よ
って、このモードアドレス信号の制御により、メモリセ
ルアレイ1の同一ロウカラムアドレスのビットフィール
ドからの読出しデータ信号をデータバスD7〜D0のう
ち任意のフィールドビットに出力することができる。書
込みにおいても同様に、モードアドレス信号はメモリセ
ルアレイ1のビットフィールドのうち書込みデータ信号
の入力先となるビットフィールドの指定を行う役割を果
たすようになり、モードアドレス信号の制御によってデ
ータバスの同一ビットフィールドからの書込みデータ信
号をメモリセルアレイ1の任意のビットフィールドに供
給することが可能となる。
【0058】ここで、例えば、読出しモードとし、かつ
モードアドレス信号部分を全ビットフィールドを読出し
アクセス対象、当然ながらデータバスの全ビットが出力
先となるように設定したとする。すると、モードアドレ
スデコーダ7からのモードデコード信号によりゲート回
路47〜40が全て開かれ、ロウアドレスデコーダ3か
らのロウアドレスデコード信号が全てのアレイC7〜C
0に供給され、全アレイC7〜C0におけるカラムアド
レスデコーダ21からのカラムアドレスデコード信号に
よって活性化されたメモリセルよりデータが読出される
こととなる。
【0059】同様に、書込みモードとし、かつモードア
ドレス信号部分を全ビットフィールドを書込みアクセス
対象、当然ながらデータバスの全ビットが入力先となる
ように設定したとする。モードアドレスデコーダ7から
のモードデコード信号によりゲート回路47〜40が全
て開かれ、ロウアドレスデコーダ3からのロウデコード
信号が全てのアレイC7〜C0に供給され、全アレイC
7〜C0におけるカラムアドレスデコーダ21からのカ
ラムデコード信号によって活性化されたメモリセルへデ
ータの書込みが行われる状態となる。
【0060】次に、メモリセルアレイ1における下位4
ビットのビットフィールドをアクセス対象とし、かつデ
ータバスにおける下位4ビットのビットラインD3〜D
0へのデータ送出先とするように読出しモードを設定し
たとする。これにより、モードアドレスデコーダ7から
のモード制御信号はゲート回路43〜40を開き、ゲー
ト回路47〜44を閉じた状態とするため、ロウアドレ
スデコーダ3からのロウアドレスデコード信号が下位4
ビットのアレイC3〜C0に供給され、その下位4ビッ
トのアレイC3〜C0におけるカラムアドレスデコーダ
21からのカラムデコード信号によって活性化されたメ
モリセルのデータが読出されることとなる。このとき、
モードデコード信号によって、入出力バッファ87はビ
ットD7、入出力バッファ86はビットD6、入出力バ
ッファ85はビットD5、入出力バッファ84はビット
D4、入出力バッファ83はビットD3、入出力バッフ
ァ82はビットD2、入出力バッファ81はビットD
1、入出力バッファ80はビットD0への各読出しデー
タ信号をメモリセルアレイ1の対応するアレイから出力
することとなる。データバスの全てのビットにデータ信
号が出力される状態になるがメモリセルアレイ1におけ
る上位4ビットのアレイは活性化されないため、データ
バスの上位4ビットD7〜D4への信号は実質意味を持
たない。また、前述のように読出しデータ選択手段によ
り上位4ビットをすべて論理“0”にすることも可能で
ある。
【0061】同様に下位4ビットのビットフィールドへ
の書込みモードとすると、モードアドレスデコーダ7か
らのモードデコード信号によりゲート回路43〜40が
開かれ、ロウアドレスデコーダ3からのロウデコード信
号が下位4ビットのアレイC3〜C0に供給され、アレ
イC3〜C0におけるカラムアドレスデコーダ21から
のカラムアドレスデコード信号によって活性化されたメ
モリセルへデータの書込みが行われる状態となる。この
とき、モードデコード信号によって、入出力バッファ8
7はデータバスのビットD7、入出力バッファ86はビ
ットD6、入出力バッファ85はビットラインD5、入
出力バッファ84はビットD4、入出力バッファ83は
ビットD3、入出力バッファ82はビットD2、入出力
バッファ81はビットD1、入出力バッファ80はビッ
トD0からの書込みデータ信号を対応するアレイC7〜
C0に入力するようになっている。しかし、上位4ビッ
トのアレイC7〜C4はゲート回路47〜44により非
活性の状態にあるため、これらのアレイC7〜C4のに
はデータは書込まれない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クセス対象となるビットフィールドのビット位置やデー
タ幅を示すモードアドレス信号によりロウデコード信号
をゲートするロウアドレスゲート回路に与え、メモリセ
ルアレイのアクセス対象となるビットフィールドだけを
活性化させるとともに、そのモードアドレス信号により
選択制御される読出しデータ選択手段や書込みデータ選
択手段によりデータバスとメモリセルアレイとの接続を
制御するようになっているため、モードアドレス信号に
よりビットフィールド変操作を行うことが可能となる。
これにより、ビットフィールドのアクセスを行うにあた
り、従来のリードモディファイライト命令やビットフィ
ールド操作命令のように速度面を犠牲にしたり、CPU
部の回路規模を大きくしなくとも済むようになり高級機
種に限られていた高速ビットフィールドアクセス機能の
搭載が可能になる。
【0063】なお、本発明に係る半導体記憶装置であっ
てもモードアドレス信号によりメモリセルアレイの全デ
ータ幅をアクセス対象とするモードに設定しておけば、
リードモディファイライト命令やビットフィールド操作
命令を実行すること自体は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体記憶装置とし
てのデータ幅8ビット・256バイトRAMのブロック
図。
【図2】図1に示すモードアドレスデコーダの内部論理
構成例を示すブロック図。
【図3】図1に示すデータ入出力バッファの上位側構成
例を示すブロック図。
【図4】図1に示すデータ入出力バッファの下位側構成
例を示すブロック図。
【図5】本発明の第2実施例に係る半導体記憶装置とし
てのデータ幅8ビット・256バイトRAMのブロック
図。
【図6】本発明の第3実施例に係る半導体記憶装置とし
てのデータ幅8ビット・256バイトRAMのブロック
図。
【図7】従来のデータ幅8ビット・256バイトRAM
のブロック図。
【図8】図7に示すデータ入出力バッファの1ビットの
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 21 カラムアドレスデコーダ 22 入出力回路 3 ロウアドレスデコーダ 47〜40,4MM,4LM,4LL,4M,4L ロウデコ
ード信号ゲート回路 7 モードアドレスデコーダ 8 データ入出力バッファ 9 コントロール回路 C7〜C0 アレイ D7〜D0 データバス m1,m2,… モードデコード信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスバスからのロウアドレス信号をデ
    コードし、そのロウデコード信号を出力するロウアドレ
    スデコード手段と、 前記アドレスバスからのカラムアドレス信号をデコード
    し、そのカラムデコード信号を出力するカラムアドレス
    デコード手段と、 前記アドレスバスからのモードアドレス信号をデコード
    し、そのモードデコード信号を出力するモードアドレス
    デコード手段と、 メモリセルアレイにおける1または2以上のビット毎で
    あって、前記ロウアドレスデコード手段からのロウデコ
    ード信号伝送路に挿入され、前記モードデコード信号に
    より前記メモリセルアレイのアクセス対象ビットフィー
    ルドに応じて開閉制御されるロウデコードゲート手段と
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】モードアドレス信号はアクセス対象ビット
    フィールドのビット位置及びデータ幅のうち少なくとも
    一方を2種以上に可変することを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】データバスにおける1または2以上のビッ
    ト毎であって、メモリセルアレイから該データバスへの
    読出しデータ信号伝送路に挿入され、モードアドレス信
    号に従ってメモリセルアレイの一のビットフィールドか
    らの読出しデータ信号または特定のデータ信号とを選択
    的に出力する読出しデータ選択手段を備えることを特徴
    とする請求項1、2のうちいずれか1項記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】データバスにおける1または2以上のビッ
    ト毎であって、データバスから該メモリセルアレイへの
    書込みデータ信号伝送路に挿入され、モードアドレス信
    号に従ってメモリセルアレイの一のビットフィールドへ
    の書込みデータ信号と該メモリセルアレイの他のビット
    フィールドへの書込みデータ信号と選択的に出力する書
    込みデータ選択手段を備えることを特徴とする請求項1
    〜3のうちいずれか1項記載の半導体記憶装置。
JP32489593A 1993-12-22 1993-12-22 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3360902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32489593A JP3360902B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32489593A JP3360902B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07182850A true JPH07182850A (ja) 1995-07-21
JP3360902B2 JP3360902B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=18170830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32489593A Expired - Fee Related JP3360902B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3360902B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108400A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Samsung Electronics Co Ltd 半導体メモリ装置のデータ入出力幅を変更させる回路及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108400A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Samsung Electronics Co Ltd 半導体メモリ装置のデータ入出力幅を変更させる回路及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3360902B2 (ja) 2003-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE40423E1 (en) Multiport RAM with programmable data port configuration
CA1205207A (en) Bidirectional data byte aligner
EP0263924B1 (en) On-chip bit reordering structure
US6256253B1 (en) Memory device with support for unaligned access
JPH0612863A (ja) デュアルポートdram
JPH0255878B2 (ja)
JPH04228172A (ja) 半導体メモリ
US5710550A (en) Apparatus for programmable signal switching
KR20050027829A (ko) 데이터 전송시간을 감소시키는 듀얼 버퍼링(Dualbuffering) 메모리 시스템 및 이에 대한 제어방법
US5450566A (en) Register block circuit for central processing unit of microcomputer
US5703810A (en) DRAM for texture mapping
JP3360902B2 (ja) 半導体記憶装置
US5873126A (en) Memory array based data reorganizer
US6901490B2 (en) Read/modify/write registers
US5276846A (en) Fast access memory structure
KR100264194B1 (ko) 반도체 메모리 장치
US6499089B1 (en) Method, architecture and circuitry for independently configuring a multiple array memory device
JP3183167B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3251265B2 (ja) メモリ出力制御回路
JPH0512883A (ja) シーケンシヤルメモリ
JPH04177697A (ja) 半導体メモリ
JPH06103162A (ja) Ramアドレス制御装置
JPH01211395A (ja) Icメモリ
JPH06349275A (ja) 半導体記憶装置
JPH04341994A (ja) シリアルマスク付きビデオメモリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees