JPH07181595A - 噴水式映写装置 - Google Patents

噴水式映写装置

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Publication number
JPH07181595A
JPH07181595A JP5328198A JP32819893A JPH07181595A JP H07181595 A JPH07181595 A JP H07181595A JP 5328198 A JP5328198 A JP 5328198A JP 32819893 A JP32819893 A JP 32819893A JP H07181595 A JPH07181595 A JP H07181595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterfall
water
liquid
liquid reservoir
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5328198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Fukahori
賢久 深堀
Yoshihiro Higuchi
恵浩 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07181595A publication Critical patent/JPH07181595A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液溜め部から膜状の水を流れ落として自然の
滝のように見せかけることができるだけでなく、この滝
を映写用スクリ−ンとして、これに鮮明な画像を写し出
すことができるようにする。 【構成】 水Wを膜状の滝Wo として流れ落とす流出口
2を有する液溜め部1と、この液溜め部1に対して水W
と空気aの混合液を圧送する混合液圧送手段7と、上向
きに開口して混合液を噴出する複数の小孔9を有するノ
ズル8を上記流出口2とは反対側に離間して上記液溜め
部1内に設置してなり、圧送されてくる混合液を小孔9
から上向きに噴出させて微細気泡Bを水面に浮上させる
ことにより該微細気泡Bで上記滝Wo を白濁化させると
ともに、その白濁化された滝Wo を映写用スクリ−ンと
してこれに映写機11から映像を投影するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膜状に流れ落ちる滝を
映写用スクリ−ンとして使用し、これに映像を写し出す
ようになされている噴水式映写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】公園や遊戯施設などにおいて、液溜め部
から水を膜状に流れ落とすことにより、自然に存在する
滝を模倣した人工的な滝状噴水設備は従来から多く見受
けられるが、それらは、観客に対して自然にある滝のよ
うに見せるだけのものであり、それ以上の演出効果は何
等もたないものであった。
【0003】また、上記液溜め部から水を膜状に流れ落
として滝に見せるだけでなく、この滝を映写用スクリ−
ン(滝スクリ−ン)として用い、このスクリ−ンにその
裏面側から映写機を介して映像を投影させることによ
り、観客に対して興趣性の高い演出効果を現出させるよ
うにした噴水式映写装置も従来から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な構成の従来の噴水式映写装置は、液溜め部の水をその
まま膜状に流れ落としているだけであるから、水膜はほ
ぼ透明状態にあり、滝を映写用スクリ−ンとして用いて
も、鮮明な映像を写し出すことができないという問題が
あった。
【0005】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、膜状に流れ落ちる水で自然の滝を感得させることが
できるのはもとより、この膜状の滝を映写用スクリーン
として用いて鮮明な画像を写し出すことができる噴水式
映写装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る噴水式映写装置は、水を膜状の滝とし
て落下させる流出口を有する液溜め部と、この液溜め部
に対して水と空気の混合液を圧送する混合液圧送手段
と、上向きに開口する複数の小孔を有し、上記液溜め部
内の上記流出口とは反対側に離間した箇所に設置され
て、上記圧送されてくる気水混合液を上記小孔から噴出
させることにより上記液溜め部の水面に微細気泡を生成
させ白濁化させる滝用ノズルと、上記流出口から落下す
る膜状の滝を映写用スクリ−ンとしてこれに映像を投影
する映写機とを備えたものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、液溜め部に対して水と空気
の混合液が圧送され、その混合液が、液溜め部内で上向
きに開口する滝用ノズルの複数の小孔から噴出されるこ
とによって、液溜め部の水面に微細気泡を生成し、この
微細気泡によって水面が覆われ、その結果、水面が白濁
化される。そして、上記液溜め部の流出口から水が膜状
の滝となって流れ落ちるが、このとき、水の落下にとも
ない水面の微細気泡も一緒に引きずり落とされるため
に、白濁化された膜状の滝となる。したがって、この膜
状の滝を映写用スクリ−ンとして映写機により映像を投
影させると、映像が上記白濁化したスクリ−ンに鮮明に
写し出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は本発明の一実施例による噴水式映写装
置の概要を示す斜視図であり、同図において、1は箱形
容器状に形成された液溜め部であり、その前縁には、収
容した水Wを一定の幅の膜状の滝Wo として落下させる
ために上端より僅かに低レベルで開放された流出口2が
形成されている。
【0009】3は給水源から給水管4を通して水Wを受
給するタンク5と上記液溜め部1との間を接続する気液
混合液の流入用配管、6は上記タンク5内に圧縮空気a
を供給して水Wを気液混合状態にして液溜め部1側に供
給するポンプであり、上記タンク5や流入用配管3など
とともに水Wと圧縮空気aの混合液を圧送する混合液圧
送手段7を構成している。
【0010】8は上記流入配管3に接続された円管形の
滝用ノズルであり、上記流出口2とは反対側に十分離間
した位置、具体的には、上記液溜め部1内における後端
側の液溜め部1内に配置されており、このノズル8の上
面には、水Wとともに微細な気泡B(図2)を上向きに
噴出されるための複数の小孔9が該ノズル8の軸方向に
沿って列状に形成されており、気泡Bを水面上に浮上さ
せて上記滝Wo を白濁化させるようになっている。10
は上記液溜め部1内を前後に分ける位置に配置された仕
切り板であり、上記滝用ノズル8から噴出される微細気
泡Bが該ノズル8の近くの水面附近に集合しやすくさせ
るためのものである。
【0011】11は上記滝Wo の裏面側に対向して配置
された映写機であり、上記滝Wo を映写用スクリ−ンと
して、ここに映像を投写させるようになっており、これ
はスライド映写機、フィルム映写機およびビデオ映写機
など各種のものを使用可能である。
【0012】なお、12は上記流入配管3に設けられて
上記滝用ノズル8への流入量を調節する絞り機構であ
り、絞り弁あるいはオリフィスなどが用いられる。
【0013】つぎに、上記構成の噴水式映写装置の動作
について説明する。タンク4内に供給された水Wはポン
プ6からの圧縮空気aの供給を開けて気液混合状態とな
り、その混合液が上記流入配管3を通して液溜め部1側
に圧送される。上記液溜め部1側に圧送された混合液、
つまり、水Wと圧縮空気aは滝用ノズル8に取り込まれ
て、該滝用ノズル8の上面に形成されている複数の小孔
9から上方へ向けて噴出される。このとき、圧縮空気a
も図2のように小孔9から噴出されて微細気泡Bとなっ
て水面に浮上する。
【0014】上記液溜め部1内の水位が流出口2よりも
上昇すると、水Wは流出口2から膜状の滝Wo となって
下方へ流れ落ち、観客はあたかも自然の滝が眼前に位置
する雰囲気を味わえることになる。
【0015】一方、上記滝用ノズル8から噴出した微細
気泡Bは仕切板10による流出の規制を受けて上記ノズ
ル8上の附近に集合状態に溜って浮遊し、次第に水面全
面を覆うことになり、水面が白濁化される。そして、流
出口2から水Wが落下するとき、上記水面を覆う微細気
泡Bも上記水Wに引きずられて順次落下するので、膜状
の滝Wo は白濁化されることになる。この状態で、滝W
o を映写用スクリ−ンとして、裏側から映写機11によ
り該スクリ−ンに映像を投影すれば、白濁化したスクリ
−ンに対して画像VDが良好なコントラストで鮮明に写
し出されることになり、観客に対する演出効果を非常に
高めることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液溜め
部の流出口から水を膜状の滝として流れ落として観客に
自然の滝を身近に感じさせることができるばかりでな
く、液溜め部内の流出口とは反対側に離間した箇所に設
置した滝用ノズルに水と圧縮空気の混合液を供給して、
このノズルから上向きに気液混合液を噴出させることに
より流出口に至るまでの間に微細気泡を生成し水面に浮
上させて滝の水面を白濁化させるとともに、滝が落ちる
際に気泡を引きずり落として、白濁化した膜状の滝を生
成することができる。したがって、この滝を映写用スク
リ−ンとして映写機により映像を投影することで、鮮明
な映像を写し出して、滝のイメージと相俟って、ダイナ
ミックな演出効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による噴水式映写装置を示す
斜視図である。
【図2】同上実施例における噴水式映写装置の要部の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 液溜め部 2 流出口 7 混合液圧送手段 8 滝用ノズル 9 小孔 11 映写機 a 空気 B 微細気泡 W 水 W0 滝(映写用スクリ−ン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を膜状の滝として落下させる流出口を
    有する液溜め部と、この液溜め部に対して水と空気の混
    合液を圧送する混合液圧送手段と、上向きに開口する複
    数の小孔を有し、上記液溜め部内の上記流出口とは反対
    側に離間した箇所に設置されて、上記圧送されてくる気
    水混合液を上記小孔から噴出させることにより上記液溜
    め部内の水面に微細気泡を生成させ白濁化させる滝用ノ
    ズルと、上記流出口から落下する膜状の滝を映写用スク
    リ−ンとしてこれに映像を投影する映写機とを備えたこ
    とを特徴とする噴水式映写装置。
JP5328198A 1993-12-24 1993-12-24 噴水式映写装置 Pending JPH07181595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328198A JPH07181595A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 噴水式映写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328198A JPH07181595A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 噴水式映写装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07181595A true JPH07181595A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18207551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5328198A Pending JPH07181595A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 噴水式映写装置

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JP (1) JPH07181595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943291B1 (ko) * 2009-07-28 2010-02-23 (주)옴니레이저 수면위에 영상을 투사하기 위한 영상 투사 시스템 및 그의 설치방법

Cited By (1)

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KR100943291B1 (ko) * 2009-07-28 2010-02-23 (주)옴니레이저 수면위에 영상을 투사하기 위한 영상 투사 시스템 및 그의 설치방법

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