JPH07180938A - パルスチューブ冷蔵庫 - Google Patents
パルスチューブ冷蔵庫Info
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- JPH07180938A JPH07180938A JP32731493A JP32731493A JPH07180938A JP H07180938 A JPH07180938 A JP H07180938A JP 32731493 A JP32731493 A JP 32731493A JP 32731493 A JP32731493 A JP 32731493A JP H07180938 A JPH07180938 A JP H07180938A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/14—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
- F25B9/145—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle pulse-tube cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
- F25B2309/1408—Pulse-tube cycles with pulse tube having U-turn or L-turn type geometrical arrangements
-
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-
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- F25B2309/1419—Pulse-tube cycles with pulse tube having a basic pulse tube refrigerator [PTR], i.e. comprising a tube with basic schematic
-
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D19/00—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
- F25D19/006—Thermal coupling structure or interface
Abstract
(57)【要約】
【目的】パルス管冷凍機の吸熱部を屈曲させ２箇所有す
る放熱部を１箇所にまとめ軽量化及び省スペース化を図
ることを目的とする。 【構成】圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第１，第２
の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機と、この
パルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷蔵庫庫内
に配置した冷却部と、前記第１，第２の放熱熱交換部を
庫外側に配置した放熱部とを具備している。
る放熱部を１箇所にまとめ軽量化及び省スペース化を図
ることを目的とする。 【構成】圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第１，第２
の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機と、この
パルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷蔵庫庫内
に配置した冷却部と、前記第１，第２の放熱熱交換部を
庫外側に配置した放熱部とを具備している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンフロンのパルスチ
ューブ冷蔵庫に関する。
ューブ冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷凍・冷蔵庫，空気調和装置などで代表
される冷凍サイクル装置では、蒸気圧縮式の冷凍サイク
ルが採用されている。こうした蒸気圧縮式の冷凍サイク
ルには、作動流体としての冷媒にフロンが用いられ、フ
ロンの凝縮，蒸発を利用して、所定の冷却性能を得るよ
うにしている。
される冷凍サイクル装置では、蒸気圧縮式の冷凍サイク
ルが採用されている。こうした蒸気圧縮式の冷凍サイク
ルには、作動流体としての冷媒にフロンが用いられ、フ
ロンの凝縮，蒸発を利用して、所定の冷却性能を得るよ
うにしている。
【０００３】ところが、冷媒として使用されるフロン
は、化学的安定性が高く、大気中に放出されると成層圏
に達して、オゾン層を破壊するとの指摘がある。このた
め、近年特定フロンを対象にしたフロンの使用並びに生
産が規制されている。
は、化学的安定性が高く、大気中に放出されると成層圏
に達して、オゾン層を破壊するとの指摘がある。このた
め、近年特定フロンを対象にしたフロンの使用並びに生
産が規制されている。
【０００４】そこで、冷凍サイクル装置に代わるものの
一つとして、パルスチューブ冷凍機を利用した冷凍装置
が挙げられる。パルスチューブ冷凍機は極低温用冷凍機
として開発されてきた。極低温用冷凍機は、冷凍能力数
ワット程度のもので主に極低温を得るためのものであ
る。家庭用温度レベルで冷凍能力数百ワットのものは今
までにはなく、冷蔵庫への応用例もない。
一つとして、パルスチューブ冷凍機を利用した冷凍装置
が挙げられる。パルスチューブ冷凍機は極低温用冷凍機
として開発されてきた。極低温用冷凍機は、冷凍能力数
ワット程度のもので主に極低温を得るためのものであ
る。家庭用温度レベルで冷凍能力数百ワットのものは今
までにはなく、冷蔵庫への応用例もない。
【０００５】しかしながらパルスチューブ冷凍機を冷凍
装置に利用するには、吸熱部が１箇所，放熱部が２箇所
存在し、吸熱部を冷蔵庫内部に配置すると、放熱部が２
箇所に分かれてしまうという不具合があった。また、冷
凍能力を得るためにパルスチューブ内部伝熱面積の拡大
に問題があった。
装置に利用するには、吸熱部が１箇所，放熱部が２箇所
存在し、吸熱部を冷蔵庫内部に配置すると、放熱部が２
箇所に分かれてしまうという不具合があった。また、冷
凍能力を得るためにパルスチューブ内部伝熱面積の拡大
に問題があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにパルス
チューブ冷凍機を冷凍装置に利用するには、吸熱部を冷
蔵庫内部に配置すると、放熱部が２箇所に分かれてしま
うという不具合が生じ、また、冷凍能力を得るためにパ
ルスチューブ内部伝熱面積の拡大に問題があるという欠
点があった。
チューブ冷凍機を冷凍装置に利用するには、吸熱部を冷
蔵庫内部に配置すると、放熱部が２箇所に分かれてしま
うという不具合が生じ、また、冷凍能力を得るためにパ
ルスチューブ内部伝熱面積の拡大に問題があるという欠
点があった。
【０００７】そこで、本発明は上記欠点を除去し、パル
ス管冷凍機の吸熱部を屈曲させ２箇所有する放熱部を１
箇所にまとめ軽量化及び省スペース化を図ることを目的
とする。
ス管冷凍機の吸熱部を屈曲させ２箇所有する放熱部を１
箇所にまとめ軽量化及び省スペース化を図ることを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第
１，第２の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機
と、このパルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷
蔵庫庫内に配置した冷却部と、前記第１，第２の放熱熱
交換部を庫外側に配置した放熱部とを具備している。
に本発明では、圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第
１，第２の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機
と、このパルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷
蔵庫庫内に配置した冷却部と、前記第１，第２の放熱熱
交換部を庫外側に配置した放熱部とを具備している。
【０００９】
【作用】このように構成されたものにおいては、冷蔵庫
の冷却手段としてパルス管冷凍機を構成する２箇所の放
熱熱交換部を屈曲させ、１箇所にまとめることにより、
軽量及び省スペース化を図るというというものである。
の冷却手段としてパルス管冷凍機を構成する２箇所の放
熱熱交換部を屈曲させ、１箇所にまとめることにより、
軽量及び省スペース化を図るというというものである。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図８を参照し、詳
細に説明する。図１は、本発明の第１の実施例にかかる
パルスチューブ冷蔵庫の断面図である。
細に説明する。図１は、本発明の第１の実施例にかかる
パルスチューブ冷蔵庫の断面図である。
【００１１】図に示すように、冷蔵庫１内を冷却する手
段としてパルス管冷凍機３が冷蔵庫の背面部１ａに設け
られている。パルスチューブ冷蔵庫の説明の前に、パル
ス管冷凍機について、図２のパルス管冷凍機の断面図を
参照しながら説明すると、まず、封入ガスには、ヘリウ
ムガス，窒素ガス，水素ガスといったノンフロンの作動
流体が用いられている。そして、この作動流体を圧縮す
る手段としてピストン７を有する圧縮機９が設けられ、
パルス管５内には、作動流体のガスを通し、熱的遮断す
るための蓄冷器１１が設けられている。この蓄冷器１１
を設けることにより、第１の放熱熱交換器１３，吸熱熱
交換器１５，第２の放熱熱交換器１７が形成される。
段としてパルス管冷凍機３が冷蔵庫の背面部１ａに設け
られている。パルスチューブ冷蔵庫の説明の前に、パル
ス管冷凍機について、図２のパルス管冷凍機の断面図を
参照しながら説明すると、まず、封入ガスには、ヘリウ
ムガス，窒素ガス，水素ガスといったノンフロンの作動
流体が用いられている。そして、この作動流体を圧縮す
る手段としてピストン７を有する圧縮機９が設けられ、
パルス管５内には、作動流体のガスを通し、熱的遮断す
るための蓄冷器１１が設けられている。この蓄冷器１１
を設けることにより、第１の放熱熱交換器１３，吸熱熱
交換器１５，第２の放熱熱交換器１７が形成される。
【００１２】次に図１を用いて本発明の第１の実施例に
かかるパルスチューブ冷蔵庫について説明する。図に示
すように、冷蔵庫正面部１ｂには、被冷蔵物を出し入れ
可能にするための扉１９が設けられている。
かかるパルスチューブ冷蔵庫について説明する。図に示
すように、冷蔵庫正面部１ｂには、被冷蔵物を出し入れ
可能にするための扉１９が設けられている。
【００１３】パルス管冷凍機３を構成する各要素の配置
について説明すると、圧縮機９が冷蔵庫背面下部に設け
られており、第１の放熱熱交換器１３が冷蔵庫背面部１
ａに設けられている。この第１の放熱熱交換器１３は、
冷蔵庫１庫内と庫外を区画する断熱材２１の庫外側に設
けられ、庫内側は、圧縮された作動流体の放熱の影響を
受けない構成となっている。そして吸熱熱交換器１５は
前述した冷蔵庫１背面一体を形成している断熱材２１を
介して冷蔵庫１内上方に配置し、冷蔵庫１内において屈
曲形状を成している。この時、蓄冷器１１は、断熱材２
１内に配置されている。この屈曲されたパルス管３の他
端は、第１の放熱熱交換器１３付近になるように断熱材
２１を介して冷蔵庫１外部に第２の放熱熱交換器１７と
して配置される。つまり、吸熱熱交換器１５を冷蔵庫１
内部に、また第１及び第２の放熱熱交換器１３，１７を
冷蔵庫１外部になるように配置されている。
について説明すると、圧縮機９が冷蔵庫背面下部に設け
られており、第１の放熱熱交換器１３が冷蔵庫背面部１
ａに設けられている。この第１の放熱熱交換器１３は、
冷蔵庫１庫内と庫外を区画する断熱材２１の庫外側に設
けられ、庫内側は、圧縮された作動流体の放熱の影響を
受けない構成となっている。そして吸熱熱交換器１５は
前述した冷蔵庫１背面一体を形成している断熱材２１を
介して冷蔵庫１内上方に配置し、冷蔵庫１内において屈
曲形状を成している。この時、蓄冷器１１は、断熱材２
１内に配置されている。この屈曲されたパルス管３の他
端は、第１の放熱熱交換器１３付近になるように断熱材
２１を介して冷蔵庫１外部に第２の放熱熱交換器１７と
して配置される。つまり、吸熱熱交換器１５を冷蔵庫１
内部に、また第１及び第２の放熱熱交換器１３，１７を
冷蔵庫１外部になるように配置されている。
【００１４】更に、冷蔵庫１には、断熱材２１を介して
前述した吸熱熱交換器１５，第１及び第２の放熱熱交換
器１３及び１７の吸熱及び放熱を行うために冷蔵庫内側
ファン２３，冷蔵庫外側ファン２５及びこれらファン２
３及び２５を駆動するためのモータ２７が設けられてい
る。上述した吸熱熱交換器１５は冷蔵庫内側ファン２３
により冷蔵庫１内の吸熱を行い、第１及び第２の放熱熱
交換器１３及び１７は冷蔵庫外側ファン２５により放熱
する。これら冷蔵庫内側ファン２３及び冷蔵庫外側ファ
ン２５は、同一モータ２７により駆動を行っている。そ
して冷蔵庫内側２３及び外側ファン２５による通風のた
めの通風壁２８，２９が設けらえており、この通風壁２
８，２９により通風路３０，３１が確保されている。
前述した吸熱熱交換器１５，第１及び第２の放熱熱交換
器１３及び１７の吸熱及び放熱を行うために冷蔵庫内側
ファン２３，冷蔵庫外側ファン２５及びこれらファン２
３及び２５を駆動するためのモータ２７が設けられてい
る。上述した吸熱熱交換器１５は冷蔵庫内側ファン２３
により冷蔵庫１内の吸熱を行い、第１及び第２の放熱熱
交換器１３及び１７は冷蔵庫外側ファン２５により放熱
する。これら冷蔵庫内側ファン２３及び冷蔵庫外側ファ
ン２５は、同一モータ２７により駆動を行っている。そ
して冷蔵庫内側２３及び外側ファン２５による通風のた
めの通風壁２８，２９が設けらえており、この通風壁２
８，２９により通風路３０，３１が確保されている。
【００１５】上述したように、本発明のパルスチューブ
冷蔵庫は、冷却手段としてパルス管冷凍機３を用いてい
るため、軽量及び省スペース化を図ることができる。ま
た、このパルス管冷凍機３の吸熱熱交換器１５である吸
熱部を屈曲させることにより、２箇所の放熱部を１箇所
にまとめているため、更に省スペース化を図ることがで
きる。更に、他のノンフロン冷蔵庫（スターリング冷蔵
庫等）のように冷却部に可動部を設ける必要がないた
め、低振動・低騒音化お実現できる。
冷蔵庫は、冷却手段としてパルス管冷凍機３を用いてい
るため、軽量及び省スペース化を図ることができる。ま
た、このパルス管冷凍機３の吸熱熱交換器１５である吸
熱部を屈曲させることにより、２箇所の放熱部を１箇所
にまとめているため、更に省スペース化を図ることがで
きる。更に、他のノンフロン冷蔵庫（スターリング冷蔵
庫等）のように冷却部に可動部を設ける必要がないた
め、低振動・低騒音化お実現できる。
【００１６】図３は、本発明の第２の実施例にかかるパ
ルスチューブ冷蔵庫である。図に示すように、吸熱熱交
換器１５の屈曲部がなめらかなＵ字形状のターン部とな
っている。
ルスチューブ冷蔵庫である。図に示すように、吸熱熱交
換器１５の屈曲部がなめらかなＵ字形状のターン部とな
っている。
【００１７】上記構成にすることにより、パルス管５内
の圧力損失が減少されるため、冷凍能力の向上を図るこ
とができる。また、曲げると必然的にＵ字形状になるた
め、製造の簡単化を図ることができ、それに伴い、製造
コストも安くなる。
の圧力損失が減少されるため、冷凍能力の向上を図るこ
とができる。また、曲げると必然的にＵ字形状になるた
め、製造の簡単化を図ることができ、それに伴い、製造
コストも安くなる。
【００１８】また、吸熱熱交換器１５及び、第１及び第
２の放熱熱交換器１３及び１７には、それぞれフィン３
３及び３５が設けられている。上記構成にすることによ
り、吸熱及び放熱効率を図ることができるため、冷凍能
力の向上を図ることができる。
２の放熱熱交換器１３及び１７には、それぞれフィン３
３及び３５が設けられている。上記構成にすることによ
り、吸熱及び放熱効率を図ることができるため、冷凍能
力の向上を図ることができる。
【００１９】図４乃至図８を用いて本発明の第３の実施
例にかかるパルスチューブ冷蔵庫について説明する。ま
ず、図４は、上記各実施例に共通する蓄冷器１１内に設
けられた蓄冷材３７であり、充填マトリックス４００メ
ッシュのタイプを示している。これに対し、図５は、伝
熱拡大手段としてパルス管５内に設けられた内部伝熱フ
ィン３９であり、充填マトリックス１００メッシュのタ
イプを示している。
例にかかるパルスチューブ冷蔵庫について説明する。ま
ず、図４は、上記各実施例に共通する蓄冷器１１内に設
けられた蓄冷材３７であり、充填マトリックス４００メ
ッシュのタイプを示している。これに対し、図５は、伝
熱拡大手段としてパルス管５内に設けられた内部伝熱フ
ィン３９であり、充填マトリックス１００メッシュのタ
イプを示している。
【００２０】図４及び図５から明らかなように、パルス
管５内に設けられた内部伝熱フィン３９のマトリックス
充填密度は、蓄冷器１１内に設けられた蓄冷材３７のマ
トリックス充填密度より２倍以上粗くなっている。
管５内に設けられた内部伝熱フィン３９のマトリックス
充填密度は、蓄冷器１１内に設けられた蓄冷材３７のマ
トリックス充填密度より２倍以上粗くなっている。
【００２１】上記構成の内部伝熱フィン３９をパルス管
冷凍機３のパルス管５に用いることにより、圧力脈動波
を崩すことなく、パルス管３内の作動流体の中央部の熱
を効率よく採ることにより伝熱面積の拡大が図れ、冷凍
能力及び冷凍効率の向上を図ることができる。
冷凍機３のパルス管５に用いることにより、圧力脈動波
を崩すことなく、パルス管３内の作動流体の中央部の熱
を効率よく採ることにより伝熱面積の拡大が図れ、冷凍
能力及び冷凍効率の向上を図ることができる。
【００２２】また、本発明の第３の実施例においては、
伝熱拡大能力及び組立上最も最適な形状のものを用いて
説明したにすぎず、図６及び図７に示したような、スリ
ットタイプの内部伝熱フィン４１及び４３を用いても構
わないし、図８に示したパイプ管壁面に設置するフィン
４５を用いても構わない。
伝熱拡大能力及び組立上最も最適な形状のものを用いて
説明したにすぎず、図６及び図７に示したような、スリ
ットタイプの内部伝熱フィン４１及び４３を用いても構
わないし、図８に示したパイプ管壁面に設置するフィン
４５を用いても構わない。
【００２３】図９は、本発明の第５の実施例にかかるパ
ルスチューブ冷蔵庫の拡大断面図である。図に示すよう
に、バッファタンク４９内で共鳴が発生するように、断
面積可変可能なオリフィス４７を配置し、このオリフィ
ス４７の断面積を圧縮機周波数に合わせて可変すること
でオリフィス４７を出入りするガスの量が増加し、冷凍
能力及び効率の向上を図ることができる。
ルスチューブ冷蔵庫の拡大断面図である。図に示すよう
に、バッファタンク４９内で共鳴が発生するように、断
面積可変可能なオリフィス４７を配置し、このオリフィ
ス４７の断面積を圧縮機周波数に合わせて可変すること
でオリフィス４７を出入りするガスの量が増加し、冷凍
能力及び効率の向上を図ることができる。
【００２４】また、この共鳴の発生は、圧縮機９の運転
周波数，オリフィス４７の径の断面積，バッファタンク
４９の体積等により決定し、発生させることができる。
このため、周波数及びバッファタンク４９の体積が決定
していると、オリフィス４７の径の断面積が容易に制御
可能な箇所であり、このオリフィス４７の径の断面積を
制御するために、ニードル弁が用いられている。また、
これは、ニードル弁に限るものではなく、電子制御弁を
用いても構わない。
周波数，オリフィス４７の径の断面積，バッファタンク
４９の体積等により決定し、発生させることができる。
このため、周波数及びバッファタンク４９の体積が決定
していると、オリフィス４７の径の断面積が容易に制御
可能な箇所であり、このオリフィス４７の径の断面積を
制御するために、ニードル弁が用いられている。また、
これは、ニードル弁に限るものではなく、電子制御弁を
用いても構わない。
【００２５】上述したように、オリフィス４７に、径の
断面積の制御可能な弁（ニードル弁，パルスメカトロバ
ルブ等）を用いることにより、組み立て後、共鳴発生の
ための微調節を行うことができる。
断面積の制御可能な弁（ニードル弁，パルスメカトロバ
ルブ等）を用いることにより、組み立て後、共鳴発生の
ための微調節を行うことができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、冷蔵
庫の冷却手段としてパルス管冷凍機を構成する２箇所の
放熱熱交換器を屈曲させ、１箇所にまとめることによ
り、軽量及び省スペース化を図るという効果を得ること
ができる。
庫の冷却手段としてパルス管冷凍機を構成する２箇所の
放熱熱交換器を屈曲させ、１箇所にまとめることによ
り、軽量及び省スペース化を図るという効果を得ること
ができる。
【図１】本発明の第１の実施例にかかるパルスチューブ
冷蔵庫の側面断面図である。
冷蔵庫の側面断面図である。
【図２】本発明の一実施例にかかるパルス管冷凍機の側
面断面図である。
面断面図である。
【図３】本発明の第２の実施例にかかるパルスチューブ
冷蔵庫の側面断面図である。
冷蔵庫の側面断面図である。
【図４】本発明の一実施例にかかる内部伝熱フィンの断
面図である
面図である
【図５】本発明の第３の実施例にかかる内部伝熱フィン
の断面図である。
の断面図である。
【図６】本発明の内部伝熱フィンの他の一例を示した斜
視図である。
視図である。
【図７】本発明の内部伝熱フィンの他の一例を示した斜
視図である。
視図である。
【図８】本発明の内部伝熱フィンの他の一例を示した斜
視図である。
視図である。
【図９】本発明の第４の実施例にかかるパルスチューブ
冷蔵庫の拡大断面図である。
冷蔵庫の拡大断面図である。
１…冷蔵庫，３…パルス管冷凍機，５…パルス管，９…
圧縮機，１１…蓄冷器，１３…第１の放熱熱交換器，１
５…吸熱熱交換器，１７…第２の放熱熱交換器。
圧縮機，１１…蓄冷器，１３…第１の放熱熱交換器，１
５…吸熱熱交換器，１７…第２の放熱熱交換器。
Claims (5)
- 【請求項１】 圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第
１，第２の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機
と、 このパルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷蔵庫
庫内に配置した冷却部と、 前記第１，第２の放熱熱交換部を庫外側に配置した放熱
部とを具備してなることを特徴とするパルスチューブ冷
蔵庫。 - 【請求項２】 圧縮機，蓄冷器，屈曲させた吸熱熱交換
部及び前記吸熱熱交換部を屈曲させることにより第１，
第２の放熱熱交換部を１箇所にまとめたパルス管冷凍機
と、 このパルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷蔵庫
庫内に配置した冷却部と、 前記第１及び第２の放熱熱交換部を庫外側に配置した放
熱部を具備してなることを特徴とするパルスチューブ冷
蔵庫。 - 【請求項３】 前記吸熱熱交換部はＵ字形状に曲げたこ
とを特徴とする請求項１記載のパルスチューブ冷蔵庫。 - 【請求項４】 前記吸熱熱交換部及び、第１及び第２の
放熱熱交換部の内部に前記蓄冷器に設けられた蓄冷器内
伝熱面積拡大手段のマトリックス充填密度より２倍以上
粗いパルス管伝熱面積拡大手段を設けたことを特徴とす
る請求項１記載のパルスチューブ冷蔵庫。 - 【請求項５】 圧縮機，蓄冷器，吸熱熱交換部及び第
１，第２の放熱熱交換部を有するパルスチューブ冷凍機
と、 このパルスチューブ冷凍機の前記吸熱熱交換部を冷蔵庫
庫内に配置した冷却部と、 前記第１，第２の放熱熱交換部を庫外側に配置した放熱
部と、 前記第２の放熱熱交換部にオリフィスを介してバッファ
タンクを少なくとも１個設けたことを特徴とする請求項
１記載のパルスチューブ冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32731493A JPH07180938A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パルスチューブ冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32731493A JPH07180938A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パルスチューブ冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180938A true JPH07180938A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18197760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32731493A Pending JPH07180938A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | パルスチューブ冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180938A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1014014A1 (en) * | 1998-06-12 | 2000-06-28 | Daido Hoxan Inc. | Pulse pipe refrigerating machine and cryopump using the refrigerating machine |
| JP2002257428A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | パルス管冷凍機の熱交換器 |
| EP1431682A1 (en) * | 2001-08-30 | 2004-06-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Pulse tube refrigerating machine |
| CN108180777A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-06-19 | 杨厚成 | 一种用于声能制冷机的冷端狭缝换热器及其制造方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32731493A patent/JPH07180938A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1014014A1 (en) * | 1998-06-12 | 2000-06-28 | Daido Hoxan Inc. | Pulse pipe refrigerating machine and cryopump using the refrigerating machine |
| EP1014014A4 (en) * | 1998-06-12 | 2007-08-15 | Air Water Inc | SWING TUBE CHILLER AND CRYOPUMP USING THE REFRIGERATOR |
| JP2002257428A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | パルス管冷凍機の熱交換器 |
| EP1431682A1 (en) * | 2001-08-30 | 2004-06-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Pulse tube refrigerating machine |
| US7047750B2 (en) * | 2001-08-30 | 2006-05-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Pulse tube refrigerating machine |
| EP1431682A4 (en) * | 2001-08-30 | 2009-02-25 | Aisin Seiki | PULSATIONSROHRKÜHLMASCHINE |
| CN108180777A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-06-19 | 杨厚成 | 一种用于声能制冷机的冷端狭缝换热器及其制造方法 |
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