JPH07180793A - 被覆管 - Google Patents

被覆管

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JPH07180793A
JPH07180793A JP32774793A JP32774793A JPH07180793A JP H07180793 A JPH07180793 A JP H07180793A JP 32774793 A JP32774793 A JP 32774793A JP 32774793 A JP32774793 A JP 32774793A JP H07180793 A JPH07180793 A JP H07180793A
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JP
Japan
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tube
resin
pipe
resin tube
pipe member
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JP32774793A
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English (en)
Inventor
Kazutaro Someya
和太郎 染谷
Yoshiomi Watanabe
良臣 渡辺
Yasuharu Ikeda
靖治 池田
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Asahi Seisakusho Co Ltd
A&A Material Corp
Original Assignee
Asahi Seisakusho Co Ltd
Ask Corp
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Publication date
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Publication of JPH07180793A publication Critical patent/JPH07180793A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
    • F28F19/02Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
    • F28F19/04Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of rubber; of plastics material; of varnish
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、金属やガラスまたはカーボン質
等の各種材質の管等の管部材の内面やは外面を樹脂チュ
ーブで被覆処理して成ることを特徴としている。 【構成】 この発明の被覆管は、鉄、鋼、ステンレス鋼
等の金属管やガラス管、或はカーボン質の管等の管部材
の内面または外面を、四ふっ化エチレン樹脂(PTF
E)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ビニル
フルオライド樹脂(PVDF)、パーフルオロエチレン
プロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂やナイロン、
ポリエチレン等の熱可塑性樹脂等の樹脂チューブで被覆
して構成されたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄、鋼、ステンレス
鋼等の金属管やガラス管、或はカーボン質の管等の管部
材の内面または外面を樹脂チューブで被覆して成る被覆
管、特に耐熱、耐食性能を向上するために多管式熱交換
器の内部伝熱管等に用いられる被覆管に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に熱交換器は伝熱管に金属管
やガラス管またはカーボン質の管等が使用されている。
特に、熱交換器の伝熱管の内部を流れる流体が塩酸、硫
酸、りん酸、硝酸等の液体または分解ガスや苛性ソー
ダ、その他の各種アルカリおよび海水、その他の腐食性
の液体およびガスが通過する場合において、使用温度が
80℃以下の場合には、耐食性能を高めるために伝熱管
の内面をポリエチレン等の樹脂で被覆した管やフッ素樹
脂製の管を用いた多管式の熱交換器が使用される。ま
た、斯様な流体の温度が100℃以上に成るような場合
や内部圧力が高くなるような条件下では伝熱管の材質を
チタンや特殊鋼、或は耐食アルミニウム等の耐食金属を
使用した熱交換器、フッ素樹脂で伝熱管をコーティング
した熱交換器、ガラス管を使用した熱交換器、鋼管にガ
ラスライニング処理を行った熱交換器、カーボンの成型
管を使用した熱交換器等が使用条件により使い分けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、この様な各
種熱交換器には一長一短が有り、チタンや特殊鋼および
カーボン等の材料は高価であり、ガラス管やガラスライ
ニング処理した管は機械的強度が十分でなく、熱衝撃で
割れ易く、また、コーティングにピンホールが起き易い
等の問題点が見られる。
【0004】従って、この発明の目的は、上述した従来
の問題点を解決するために、金属やガラスまたはカーボ
ン質等の各種材質の管等の管部材の内面または外面を樹
脂チューブで被覆処理して成ることを特徴とする被覆管
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に依れば、被覆管は、鉄、鋼、ステンレ
ス鋼等の金属管やガラス管、或はカーボン質の管等の管
部材の内面または外面を樹脂チューブで被覆して構成さ
れたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この様に構成されたこの発明の被覆管において
は、金属またはガラス管やカーボン質の管等の管部材の
内面乃至は外面の両面またはいずれか一方の面を、四ふ
っ化エチレン樹脂(PTFE)、パーフルオロアルコキ
シ樹脂(PFA)、ビニルフルオライド樹脂(PVD
F)、パーフルオロエチレンプロピレン樹脂(FEP)
等のフッ素樹脂やナイロン、ポリエチレン等の熱可塑性
樹脂等の樹脂のチューブで被覆して成るので、安価で耐
食性に優れており、且つ機械的強度や熱衝撃にも優れ、
熱交換器等の伝熱管等に用いることが出来る。
【0007】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【0008】
【実施例】図面の図1および図2には、この発明の被覆
管の一実施例が示されており、図示される様に、この発
明の被覆管1は、金属またはガラス管やカーボン質の管
等の管部材2の内面を四ふっ化エチレン樹脂(PTF
E)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ビニル
フルオライド樹脂(PVDF)、パーフルオロエチレン
プロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂やナイロン、
ポリエチレン等の熱可塑性樹脂等の樹脂チューブ3で密
着被覆して構成される。
【0009】図示される様に、この発明の被覆管1にお
いては、伝熱管に使用するために伝熱係数を上げるべく
樹脂チューブ3を管部材2の内面に密着被覆させること
が必要である。樹脂チューブ3を管部材2の内面に密着
被覆させるには、樹脂チューブ3を長さ方向に約100
〜200%引き伸ばし、引き伸ばした後に管部材2の中
に挿入し、樹脂チューブ3の一端を管部材2の端部外側
に折り返して管部材2に被せて止め、樹脂チューブ3を
元の長さに戻すよう引き伸ばしを止めて弛めれば、樹脂
チューブ3は樹脂チューブ3の復元力によって管部材2
の内面に密着されるので、他端を所要長さに切断して端
部を管部材2の端部外側に折り返して被せれば、樹脂チ
ューブ3は両端が好適に管部材2の両端に固着され、且
つ管部材2の内面に密着被覆される。また、樹脂チュー
ブ3の折り返し部分は管部材2の端部において、樹脂チ
ューブ3と管部材2の間に適宜な接着剤、液体ガスケッ
ト、グリス、オイル、ゴム液等を塗布して折り返して、
管部材の端部のシールを行うのが好適である。
【0010】使用される樹脂チューブ3は厚さが0.1
〜2.0mmの範囲が好適で、各種化学薬品等の耐食性を
要求される場合には、樹脂チューブ3のガス浸透性を考
慮して0.5mm以上の厚さが必要である。また、海水
や、その他の軽耐食や割れ防止および離型等の目的の場
合には樹脂チューブ3の厚さは0.5mm以下が適切であ
る。更に、使用条件によっては、被覆管1を加熱処理し
て使用中の樹脂チューブ3の弛みや戻りを防止すること
が出来る。
【0011】図面の図3および図4には、この発明の被
覆管の別の実施例が示されており、図示される様に、被
覆管1’は管部材2’の外面を被覆するよう構成されて
いる。先ず、樹脂チューブ3’内に1.5〜3.0気圧の
圧力空気を供給して樹脂チューブ3’を膨張させ、膨張
した樹脂チューブ3’の中に管部材2’が挿入される。
次いで、樹脂チューブ3’内に管部材2’を挿入した後
に、樹脂チューブ3’の一端を管部材2’の中に入れて
止め、他端から圧力空気を抜けば、樹脂チューブ3’は
好適に管部材2’の外面に密着被覆されるので、樹脂チ
ューブ3’の他端を所要長さに切断して他端を管部材
2’の中に入れて止めれば、樹脂チューブ3’の両端が
管部材2’に固着された所要の被覆管1’が構成され
る。
【0012】上述した様に構成されるこの発明の被覆管
を伝熱管として用いた多管式の熱交換器が図5に示され
る。図示される様に、熱交換器4は外套5と、外套5の
両端に設けられた処理流体出入口と冷却媒体出入口を形
成するジャケット6と、外套5内に固定板8によって固
定取付けられた多数の伝熱管7と、冷却効果を向上する
よう冷却媒体のための邪魔板9とから構成され、ジャケ
ット6内には隔壁10が設けられている。
【0013】斯様な、この発明の被覆管を使用して次の
様な熱交換器を実際に作成して用いた。 例 1 外径25.4mm、内径23.0mm、長さ約4.0mの炭素鋼
鋼管の内面に、外径25.0mm、内径24.0mm、厚さ
0.5mmのパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)フッ
素樹脂製のチューブを約4.3mまで引き伸ばしたまゝ、
鋼管の内部に挿入した後チューブを元の長さに戻して、
両端末を約100mm鋼管の外面に反転させて約4.0mの
内面被覆伝熱管を作成した。この様に作成された約55
本の伝熱管を用いて伝熱面積20m2の熱交換器を製作
し、温度約90℃の条件での塩酸吸収塔として使用し
た。総括伝熱係数20.93kcal/m2h℃、伝熱量231
5kcal/m2hであった。
【0014】例 2 外径16.0mm、内径13.6mm、長さ約4.0mのガラス
管の外面に、外径16.0mm、内径15.8mm、厚さ0.
1mmのパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)フッ素樹
脂製のチューブを圧入し、長さ約4.0mの外面被覆伝熱
管を作成した。この様に作成された約55本の伝熱管を
用いて伝熱面積10m2の熱交換器を製作し、温度約90
℃の条件での塩酸吸収塔として使用した。総括伝熱係数
15.97kcal/m2h℃、伝熱量1996.1kcal/m2hであ
った。
【0015】上述した様に構成されたこの発明の被覆管
においては、鉄、鋼、ステンレス鋼等の金属管やガラス
管、或はカーボン質の管の内面または外面或は両面を、
四ふっ化エチレン樹脂(PTFE)、パーフルオロアル
コキシ樹脂(PFA)、ビニルフルオライド樹脂(PV
DF)、パーフルオロエチレンプロピレン樹脂(FE
P)等のフッ素樹脂やナイロン、ポリエチレン等の熱可
塑性樹脂のチューブで被覆して成り、この様な熱被覆管
を、コンデンサークーラーリボイラー、吸収塔等の各種
熱交換器の伝熱管に用いることが出来、樹脂チューブを
長さ方向に約100〜200%引き伸ばして管の中に挿
入して樹脂チューブの復元力を利用して管の内面に樹脂
チューブを密着被覆させたり、樹脂チューブ内に1.5
〜3.0気圧の圧力空気を供給して樹脂チューブを膨張
させて、この膨張した樹脂チューブ内に管を挿入した後
に樹脂チューブの復元力を利用して管の外面に樹脂チュ
ーブを密着被覆させることが出来るものである。
【0016】
【発明の効果】斯様に、この発明の被覆管に依れば、金
属またはガラス管やカーボン質の管等の内面乃至は外面
の両面またはいずれか一方の面を、四ふっ化エチレン樹
脂(PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PF
A)、ビニルフルオライド樹脂(PVDF)、パーフル
オロエチレンプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂
やナイロン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂等の耐薬品
性および耐食性の高い好適な樹脂のチューブで被覆して
成るので、高価な特殊な材質の管を用いること無く安価
で耐熱性および耐食性にも優れ、且つ機械的強度および
熱衝撃にも優れており、コンデンサー、クーラー、リボ
イラー、吸収塔等の各種熱交換器等の伝熱管等に用いる
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の被覆管の一実施例の製造中の過程を
示す断面概要図である。
【図2】図1にて製造されたこの発明の被覆管の断面概
要図である。
【図3】この発明の被覆管の別の実施例の製造中の過程
を示す断面概要図である。
【図4】図3にて製造されたこの発明の被覆管の断面概
要図である。
【図5】この発明の被覆管を用いた熱交換器の断面概要
図である。
【符号の説明】
1 被覆管 1’ 被覆管 2 管部材 2’ 管部材 3 樹脂チューブ 3’ 樹脂チューブ 4 熱交換器 5 外套 6 ジャケット 7 伝熱管 8 固定板 9 邪魔板 10 隔壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄、鋼、ステンレス鋼等の金属管やガラ
    ス管、或はカーボン質の管等の管部材の内面または外面
    を樹脂チューブで被覆して構成されたことを特徴とする
    被覆管。
  2. 【請求項2】 管部材の端部と樹脂チューブの折り返し
    部分において、樹脂チューブと管部材の間に接着剤、液
    体ガスケット、グリス、オイル、ゴム液等を塗布して折
    り返して、管部材の端部のシールを行ったことを特徴と
    する請求項1記載の被覆管。
  3. 【請求項3】 樹脂チューブが四ふっ化エチレン樹脂
    (PTFE)、パーフルオロアルコキシ樹脂(PF
    A)、ビニルフルオライド樹脂(PVDF)、パーフル
    オロエチレンプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素樹脂
    やナイロン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂から成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の被覆管。
  4. 【請求項4】 熱交換器を構成する伝熱管に用いられる
    ことを特徴とする請求項1記載の被覆管。
  5. 【請求項5】 樹脂チューブを長さ方向に約100〜2
    00%引き伸ばして管部材の中に挿入した後に樹脂チュ
    ーブの復元力を利用して管部材の内面に樹脂チューブを
    密着させて成ることを特徴とする請求項1記載の被覆
    管。
  6. 【請求項6】 樹脂チューブ内に1.5〜3.0気圧の圧
    力空気を供給して該樹脂チューブを膨張させ、膨張した
    樹脂チューブ内に管部材を挿入した後に樹脂チューブの
    復元力を利用して管部材の外面に樹脂チューブを密着さ
    せて成ることを特徴とする請求項1記載の被覆管。
JP32774793A 1993-12-24 1993-12-24 被覆管 Pending JPH07180793A (ja)

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