JPH07180488A - シールド掘進機におけるローラーカッターの取付方法 - Google Patents

シールド掘進機におけるローラーカッターの取付方法

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JPH07180488A
JPH07180488A JP32262693A JP32262693A JPH07180488A JP H07180488 A JPH07180488 A JP H07180488A JP 32262693 A JP32262693 A JP 32262693A JP 32262693 A JP32262693 A JP 32262693A JP H07180488 A JPH07180488 A JP H07180488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller cutter
cutter
shield machine
roller
cutter head
Prior art date
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Pending
Application number
JP32262693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoneo Hiwasa
米雄 日和佐
Kenji Ogawa
憲二 小川
Tsuruaki Kusumi
鶴昭 久住
Nobutaka Matsunaka
信恭 松中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP32262693A priority Critical patent/JPH07180488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラーカッターを容易に交換できるととも
に、取付ボルトのゆるみや折損などのないシールド掘進
機におけるローラーカッターの取付方法を提供する。 【構成】 ローラーカッターをシールド掘進機のカッタ
ーヘッドに取り付けるに際し、ローラーカッター2の背
面をカッターヘッド1に装着させたキー5によって保持
し、しかる後に、カッターヘッド1に装着させた補助サ
ドル6によってキー5の脱落を防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラーカッターの交
換を簡単に行えるシールド掘進機におけるローラーカッ
ターの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、ローラーカッ
ター2をシールド掘進機のカッターヘッド1に取付ボル
ト11によって取り付けることが行われているが、この
取付方法は、ローラーカッター2をチャンバー側Bより
装着するようになっているため、取付フランジ10をチ
ャンバー側Bにする必要がある。
【0003】そのため、取付ボルト11に引張り荷重が
加わり、また、その荷重も衝撃的にくり返して加わるた
め、取付ボルト11がゆるみ、折損に至るケースが多々
あった。一方、図9(a),(b) に示すように、ローラーカ
ッター2をチャンバー側Bよりシールド掘進機のカッタ
ーヘッド1の取付孔21内に挿入し、次いで、図10に
示すように、ローラーカッター2を狭い取付孔21内で
90度回転させ、しかる後に、図11に示すように、取
付ボルト11によってローラーカッター2をシールド掘
進機のカッターヘッドの取付フランジ12に取り付ける
方法がある。
【0004】しかし、この取付方法は、ローラーカッタ
ー2の重量が100kg程度であるが、狭いチャンバー内
では、交換作業を人力に頼らざるを得ないため、ローラ
ーカッター2を狭い取付孔21内で90度回転させる作
業が非常に困難である。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従
来の欠点を克服するためになされたものであり、その目
的は、ローラーカッターを容易に交換できるとともに、
取付ボルトのゆるみや折損などのないシールド掘進機に
おけるローラーカッターの取付方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の1つは、ローラーカッターをシールド掘進機のカ
ッターヘッドに取り付けるに際し、前記ローラーカッタ
ーの背面を前記カッターヘッドに装着させたキーによっ
て保持し、しかる後に、前記カッターヘッドに装着させ
た補助サドルによってキーの脱落を防止するようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】更に、本発明の他の1つは、シールド掘進
機におけるローラーカッターの取付方法において、該ロ
ーラーカッターのサドル本体は背面に補助サドルを有す
る分割構造を有しかつ、互いに向き合うサドル本体側と
補助サドル側との少なくとも一方には、該分割境界面の
周囲の対向する少なくも2辺に該サドル本体の背面方向
掘削反力と対向する部材を保持するための該部材(5) と
ほぼ相補的な凹部(4a)をそれぞれ有すると共に、シール
ド掘進機のカッターヘッド側の該ローラーカッター取付
け部にも該背面方向掘削反力と対抗する該部材を保持す
るための凹部(4b)を有し、該背面方向掘削反力と対抗す
る該部材がシールド掘進機のカッターヘッドと該ローラ
ーカッターのサドル本体とを堅固に脱着可能に固定され
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、シールド掘進機におけるローラーカ
ッターの取付方法において、ローラーカッターのサドル
本体と分割された補助サドル背面側にはフランジ部(62)
が設けられ、該シールド掘進機のカッターヘッド側の該
ローラーカッター取付け部背面に密着する構造を有し、
取付けねじを介して固定する。上記のように、ローラー
カッターをシールド掘進機のカッターヘッドに取り付け
るに際し、ローラーカッターの背面をシールド掘進機の
カッターヘッドに装着させたキーによって保持し、しか
る後に、シールド掘進機のカッターヘッドに装着させた
補助サドルによってキーの脱落を防止することにより、
ローラーカッターを簡単に交換することができるばかり
でなく、取付ボルトのゆるみや折損が生じないようにな
る。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1及び図2において、1はシールド掘進機のカッ
ターヘッドであり、このカッターヘッド1に設けた角形
状の取付孔21内には、カッター31とサドル本体32
とから成るローラーカッター2が挿入されている。この
とき、ローラーカッター2のサドル本体32の前端部3
2aは、シールド掘進機のカッターヘッド1の取付孔2
1内に突出するようにカッターヘッド1に設けたストッ
パー3に当接するようになっている。
【0010】更に、このカッターヘッド1には、上記サ
ドル本体32の背面32bとキー溝の切羽側の面とが面
一となるような横断面コ字形の凹部4bが設けられてお
り、この凹部4bに横断面正方形のキー5が装着されて
いる。更に、カッターヘッド1には、補助サドル6が取
り付けられ、キー5の脱落を防止するようになってい
る。この補助サドル6は、フランジ部62と先端凸形部
61とによって形成されており、凸形部61の両側に
は、上記の凹部4bに対応する横断面L形の凹部4aが
設けられており、これら凹部4b,4aによって横断面
正方形状のキー溝4を形成するようになっている。
【0011】そして、ローラーカッター取付ボルト7に
よって補助サドル6とローラーカッター2のサドル本体
32とが結合されており、補助サドル取付ボルト8によ
り補助サドル6のフランジ部62をカッターヘッド1に
固定させている。次に、上記ローラーカッターの取付方
法について説明する。図3に示すように、ローラーカッ
ター2をシールド掘進機のカッターヘッド1の取付孔2
1内にローラーカッター2のサドル本体32の前端部3
2aがストッパー3に突き当たるまで挿入する。
【0012】次に、図4に示すように、前記カッターヘ
ッド1のコ字形の凹部4bにキー5を装着させる。次い
で、図5に示すように、補助サドル6をシールド掘進機
のカッターヘッド1の取付孔21に嵌着させ、その先端
凸形部61のL形の凹部4aによってキー5を支える。
【0013】次いで、ローラーカッター取付ボルト7に
よって補助サドル6とローラーカッター2のサドル本体
32とを結合させるとともに、補助サドル取付ボルト8
によって補助サドル6のフランジ部62を上記カッター
ヘッド1に固定させる。上記のように、本発明によれ
ば、ローラーカッターの取付け時にローラーカッターを
狭い取付孔の中で90度回転させなくてもよいので、ロ
ーラーカッターの取り付けを簡単に行える。
【0014】また、補助サドル取付ボルトは、基本的に
は不必要であるが、この補助サドル取付ボルトを取り付
けていると、万一、キーが破断した時、この補助サドル
取付ボルトによって主荷重を受けることができ、2重の
安全となる。一方、ローラーカッター2をシールド掘進
機のカッターヘッド1から取り除くときは、上記した手
順と逆の手順を踏むことにより、簡単に取外せる。
【0015】また、図6に示すように、横断面形状が菱
形のキー5’によってローラーカッター2を保持しても
よい。また、図7に示すように、円柱状のキー5”によ
ってローラーカッター2を保持してもよい。
【0016】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、ローラ
ーカッターを簡単に交換できると共に、シールド掘進機
のカッターヘッドに取り付けられたキーによってローラ
ーカッターの主荷重を受けるようになしたので、取付ボ
ルトのゆるみや折損がなく、安全性が格段に向上するよ
うになった。
【0017】更に、ローラーカッター自体が分割構造で
あり、取扱いに際して軽量化が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るローラーカッターの一部断面を含
む側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】シールド掘進機のカッターヘッドにローラーカ
ッターを挿入した状態を示す説明図である。
【図4】キー溝にキーを装着した状態を示す説明図であ
る。
【図5】シールド掘進機のカッターヘッドに補助サドル
を取付けた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施態様を示す一部断面を含む側
面図である。
【図7】本発明の更に他の実施態様を示す一部断面を含
む側面図である。
【図8】従来のローラーカッターの一部断面を含む側面
図である。
【図9】(a)シールド掘進機のカッターヘッドにロー
ラーカッターを挿入する様子を示す一部断面を含む側面
図である。 (b)シールド掘進機のカッターヘッドにローラーカッ
ターを挿入する様子を示す正面面である。
【図10】ローラーカッターを取付孔内で90度回転さ
せる様子を示す説明面である。
【図11】ローラーカッターをシールド掘進機のカッタ
ーヘッドに固定させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機のカッターヘッド 2 ローラーカッター 5 キー 6 補助サドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 憲二 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内 (72)発明者 久住 鶴昭 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内 (72)発明者 松中 信恭 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラーカッターをシールド掘進機のカ
    ッターヘッドに取り付けるに際し、前記ローラーカッタ
    ーの背面を前記カッターヘッドに装着させたキーによっ
    て保持し、しかる後に、前記カッターヘッドに装着させ
    た補助サドルによってキーの脱落を防止するようにした
    ことを特徴とするシールド掘進機におけるローラーカッ
    ターの取付方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機におけるローラーカッタ
    ーの取付方法において、該ローラーカッターのサドル本
    体は背面に補助サドルを有する分割構造を有しかつ、互
    いに向き合うサドル本体側と補助サドル側との少なくと
    も一方には、該分割境界面の周囲の対向する少なくも2
    辺に該サドル本体の背面方向掘削反力と対向する部材を
    保持するための該部材(5) とほぼ相補的な凹部(4a)をそ
    れぞれ有すると共に、シールド掘進機のカッターヘッド
    側の該ローラーカッター取付け部にも該背面方向掘削反
    力と対抗する該部材を保持するための凹部(4b)を有し、
    該背面方向掘削反力と対抗する該部材がシールド掘進機
    のカッターヘッドと該ローラーカッターのサドル本体と
    を堅固に脱着可能に固定されるようにしたシールド掘進
    機におけるローラーカッターの取付方法。
  3. 【請求項3】 シールド掘進機におけるローラーカッタ
    ーの取付方法において、ローラーカッターのサドル本体
    と分割された補助サドル背面側にはフランジ部(62)が設
    けられ、該シールド掘進機のカッターヘッド側の該ロー
    ラーカッター取付け部背面に密着する構造を有し、取付
    けねじを介して固定するようにした請求項2記載のシー
    ルド掘進機におけるローラーカッターの取付方法。
JP32262693A 1993-12-21 1993-12-21 シールド掘進機におけるローラーカッターの取付方法 Pending JPH07180488A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3012843A1 (fr) * 2013-11-04 2015-05-08 Bouygues Travaux Publics Porte-outil de coupe pour un tunnelier et ensemble de coupe associe
CN110318767A (zh) * 2019-08-15 2019-10-11 中国铁建重工集团股份有限公司 一种盾构机及其刀盘

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408