JPH0717921U - 自動車用ラジエータの清掃装置 - Google Patents

自動車用ラジエータの清掃装置

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JPH0717921U
JPH0717921U JP5040593U JP5040593U JPH0717921U JP H0717921 U JPH0717921 U JP H0717921U JP 5040593 U JP5040593 U JP 5040593U JP 5040593 U JP5040593 U JP 5040593U JP H0717921 U JPH0717921 U JP H0717921U
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JP
Japan
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radiator
core
fins
air
air pipe
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Pending
Application number
JP5040593U
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English (en)
Inventor
修 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ラジエータコア及びフィンに付着し
ている砂や異物を吹き飛ばして、ラジエータコア及びフ
ィンの目詰まりを防止し、冷却水温の上昇によりオーバ
ーヒート等のトラブルの発生を未然に防ぐことを目的と
する。 【構成】ラジエータ本体1の背面にコア1a及びフィン
1bに向かって多数の噴孔3aが開口されているエアパ
イプ3を配置し、このエアパイプ3とエアタンク4とを
バルブ6を介して接続した構成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラジエータコアの目詰まりを防止する自動車用ラジエータの清掃装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のラジエータは、アッパタンクとロアタンクとの間にフインを備えた 水管のコアを設けたチューブ式のものが一般に用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このラジエータコア及びフィンに砂や異物が付着して目詰まりすると空気の通 過が悪くなり、冷却水温の上昇によりオーバーヒート等のトラブルが発生するこ とがある。これを未然に防止するためには、車を停止して車外からラジエータの 前面よりエアや水を噴射して砂や異物を除去する清掃方法しかなく、その作業が 面倒であると共に、その清掃設備がある所でしか清掃作業ができないため、目詰 まりが発生したときに即時に清掃することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題を解消した自動車用ラジエータの清掃装置を提供する ものであり、その特徴とする構成は、ラジエータの背面にコア及びフィンに向か って多数の噴孔が開口されているエアパイプを配置し、このエアパイプとエアタ ンクとをバルブを介して接続したものである。
【0005】
【作用】
上記の構成により、車の走行中や停止中であっても、バルブを開口することに より、エアパイプの噴孔からラジエータの背面よりコア及びフィンに向かって高 圧エアを噴射し、コア及びフィンに付着している砂や異物を吹き飛ばして清掃し 、コア及びフィンの目詰まりを防止する。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はラジエー タ本体であり、アッパタンクとロアタンクとの間にフイン1bを備えた水管のコ ア1aを設けたチューブ式あるいは蜂の巣型コアのものである。
【0007】 前記ラジエータ本体1の背面にコア1a及びフィン1bに向かって多数の噴孔 3a(図2参照)が開口されているエアパイプ3をブラケット2を介して配置す る。このエアパイプ3の配置は、図示のようには、ラジエータ本体1の背面の上 方から下方に蛇行状に配置することが合理的であるが、その配置形態は任意であ る。
【0008】 前記エアパイプ3とエアタンク4とを配管5で接続し、この配管5に電磁バル ブ6を設け、運転室には前記電磁バルブ6を開閉操作する作動スイッチ7を配置 したものである。
【0009】 本考案は上記の通りの構造であるから、運転室から作動スイッチ7を操作する ことにより、電磁バルブ6を開くと、エアタンク4の高圧エアは配管5を通って エアパイプ3に供給され、噴孔3aより高圧エアがラジエータ本体1の背面から コア1a及びフィン1bに向けて噴射される。
【0010】 これにより、コア1a及びフィン1bに砂や異物が付着して目詰まりしている ときには、これを吹き飛ばして清掃される。
【0011】 従って、定期的に作動スイッチ7を操作することにより常にラジエータ本体1 のコア1a及びフィン1bは空気の流通の良好な状態に清掃しておくことができ 、また、走行中に砂や異物がコア1a及びフィン1bに付着してエンジン冷却水 温が上昇したときには、走行中であっても運転席から作動スイッチ7の操作で清 掃することが可能である。
【0012】 さらに、炎天下における渋滞で遅速走行と停車を繰り返すような場合で、ラジ エータフアンによる風量が不足し、エンジン冷却水温が異常に上昇するときには 、エアパイプ3からエアを吹き付けることにより、ラジエータフアンによる風量 不足を一時的に補ってエンジン冷却水温の異常上昇を抑えることに利用すること もできる。
【0013】 尚、エアパイプ3へのエア源であるエアタンク4はブレーキシステムのものを 使用することができるため、本考案装置は小規模な変更で設置することが可能で ある。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によると、簡単な構造と運転席からの操作によって、 ラジエータコア及びフィンに付着している砂や異物を吹き飛ばして清掃し、ラジ エータコア及びフィンの目詰まりを防止することができるため、冷却水温の上昇 によりオーバーヒート等のトラブルの発生を未然に防ぐことができる効果を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の斜視図
【図2】エアパイプの斜視図
【符号の説明】 1 ラジエータ本体置 1a コア 1b フィン 2 ブラケット 3 エアパイプ 3a 噴孔 4 エアタンク 5 配管 6 電磁バルブ 7 作動スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータの背面にコア及びフィンに向
    かって多数の噴孔が開口されているエアパイプを配置
    し、このエアパイプとエアタンクとをバルブを介して接
    続したことを特徴とする自動車用ラジエータの清掃装
    置。
JP5040593U 1993-08-25 1993-08-25 自動車用ラジエータの清掃装置 Pending JPH0717921U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316694A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 冷却装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316694A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 冷却装置

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