JPH07178168A - 気泡検出装置 - Google Patents
気泡検出装置Info
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- JPH07178168A JPH07178168A JP5322108A JP32210893A JPH07178168A JP H07178168 A JPH07178168 A JP H07178168A JP 5322108 A JP5322108 A JP 5322108A JP 32210893 A JP32210893 A JP 32210893A JP H07178168 A JPH07178168 A JP H07178168A
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- Japan
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- tube
- ultrasonic
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- ultrasonic wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】チューブに付着する薬液とチューブの背面部材
を通しての超音波の回り込みを防止し、精度よくチュー
ブ内の気泡の検出を実現する。 【構成】超音波発信素子108から発信された超音波
は、チューブ102内部に気泡がある場合にもチューブ
102と背面部材105の間の部分106に滞留した薬
液を伝わるが、背面部材105に設けられた突起部11
0によって、超音波受信素子109への伝搬が防止され
る。同時に、背面部材105と超音波送受信素子装着部
103,104との間には隙間110が設けられてお
り、背面部材を通しての超音波受信素子109への超音
波の伝搬も妨げられる。
を通しての超音波の回り込みを防止し、精度よくチュー
ブ内の気泡の検出を実現する。 【構成】超音波発信素子108から発信された超音波
は、チューブ102内部に気泡がある場合にもチューブ
102と背面部材105の間の部分106に滞留した薬
液を伝わるが、背面部材105に設けられた突起部11
0によって、超音波受信素子109への伝搬が防止され
る。同時に、背面部材105と超音波送受信素子装着部
103,104との間には隙間110が設けられてお
り、背面部材を通しての超音波受信素子109への超音
波の伝搬も妨げられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液等の液体を供給す
るチューブを装着する医療用輸液ポンプ、医療用液体搬
送回路等に取り付けられる気泡検出装置において、チュ
ーブ内部の気泡を正確に検出する構造に関するものであ
る。
るチューブを装着する医療用輸液ポンプ、医療用液体搬
送回路等に取り付けられる気泡検出装置において、チュ
ーブ内部の気泡を正確に検出する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用輸液ポンプ、医療用液体搬
送回路等に取り付けられる気泡検出装置は、血漿,薬剤
などの液体(以下、薬液という)を供給するチューブを
狭持するようにして超音波発信素子と超音波受信素子と
を設けて、気泡の通過による超音波受信感度が低下する
ことに基づいて、気泡の存在を検出するものである。
送回路等に取り付けられる気泡検出装置は、血漿,薬剤
などの液体(以下、薬液という)を供給するチューブを
狭持するようにして超音波発信素子と超音波受信素子と
を設けて、気泡の通過による超音波受信感度が低下する
ことに基づいて、気泡の存在を検出するものである。
【0003】しかしながら、薬液バッグ、薬液瓶などに
チューブを穿刺する際、漏れ出た薬液等がチューブを伝
わり気泡検出装置に滞留すると、超音波出力の一部はそ
の薬液を介して受信側素子に到達する問題があった。ま
た、超音波出力の一部が、超音波素子装着部とチューブ
の背面部材を伝搬し、受信側素子に検知されるという問
題もあった。このようなチューブの外を超音波が回り込
む場合には、チューブ内に気泡が存在していても超音波
出力の受信感度は、それほど低下しなくなり、気泡を検
出することができないという不都合が生じる。
チューブを穿刺する際、漏れ出た薬液等がチューブを伝
わり気泡検出装置に滞留すると、超音波出力の一部はそ
の薬液を介して受信側素子に到達する問題があった。ま
た、超音波出力の一部が、超音波素子装着部とチューブ
の背面部材を伝搬し、受信側素子に検知されるという問
題もあった。このようなチューブの外を超音波が回り込
む場合には、チューブ内に気泡が存在していても超音波
出力の受信感度は、それほど低下しなくなり、気泡を検
出することができないという不都合が生じる。
【0004】これらの問題について、特開昭57−11
9758号公報に、チューブの保持部分に溝を作り空気
のギャップを設けることで、背面部材を通る超音波の回
り込みを防止する構造が開示されている。また、欧州特
許公報No.306130Aには、チューブを対向する
突起部で支えることにより、安定してチューブを超音波
送受信素子の間に狭持し超音波の回り込みを減少させる
構造が開示されている。
9758号公報に、チューブの保持部分に溝を作り空気
のギャップを設けることで、背面部材を通る超音波の回
り込みを防止する構造が開示されている。また、欧州特
許公報No.306130Aには、チューブを対向する
突起部で支えることにより、安定してチューブを超音波
送受信素子の間に狭持し超音波の回り込みを減少させる
構造が開示されている。
【0005】しかしながら、特開昭57−119758
号公報で開示されている構造では、薬液がチューブに付
着する場合についての難点が解決されていない。また、
欧州特許公報No.306130Aに開示される構造で
は、チューブを突起部で支えることにより、薬液等によ
る超音波の回り込みは少なくできるものの、背面部材を
通しての回り込みを防止するには十分ではないという難
点を備える。これらの薬液と背面部材を通しての超音波
の回り込みは、特に、径の異なるチューブを装着する場
合で、気泡を検出することができるように、大きい径の
チューブの場合に合わせて超音波信号を強くする場合、
顕著となっている。
号公報で開示されている構造では、薬液がチューブに付
着する場合についての難点が解決されていない。また、
欧州特許公報No.306130Aに開示される構造で
は、チューブを突起部で支えることにより、薬液等によ
る超音波の回り込みは少なくできるものの、背面部材を
通しての回り込みを防止するには十分ではないという難
点を備える。これらの薬液と背面部材を通しての超音波
の回り込みは、特に、径の異なるチューブを装着する場
合で、気泡を検出することができるように、大きい径の
チューブの場合に合わせて超音波信号を強くする場合、
顕著となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例で示した
ように、医療用輸液ポンプ等に取り付けられる超音波気
泡検出装置では、種々の径のチューブについて、薬液と
チューブの背面部材を通して、超音波の回り込みを防止
し、正確に気泡を検出することが難しかった。
ように、医療用輸液ポンプ等に取り付けられる超音波気
泡検出装置では、種々の径のチューブについて、薬液と
チューブの背面部材を通して、超音波の回り込みを防止
し、正確に気泡を検出することが難しかった。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであって、薬液とチューブの背面部材を通しての超
音波の回り込みを、同時に防止し、種々の径のチューブ
を装着する場合においても、精度よく、気泡を検出する
ことができる気泡検出装置を得ることを目的とする。
ものであって、薬液とチューブの背面部材を通しての超
音波の回り込みを、同時に防止し、種々の径のチューブ
を装着する場合においても、精度よく、気泡を検出する
ことができる気泡検出装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、対向配置された超音波発信素子装着部と超
音波受信素子装着部との間に背面部材を備えたチューブ
装着部を設け、超音波の伝達信号に基づいて前記チュー
ブ装着部に装着されたチューブ内に存在する気泡を検出
する気泡検出装置において、前記背面部材が、チューブ
に接触する突起部を備え、かつ、前記超音波発信素子装
着部と前記超音波受信素子装着部との間に隙間を形成し
てなることを特徴とする気泡検出装置である。
の本発明は、対向配置された超音波発信素子装着部と超
音波受信素子装着部との間に背面部材を備えたチューブ
装着部を設け、超音波の伝達信号に基づいて前記チュー
ブ装着部に装着されたチューブ内に存在する気泡を検出
する気泡検出装置において、前記背面部材が、チューブ
に接触する突起部を備え、かつ、前記超音波発信素子装
着部と前記超音波受信素子装着部との間に隙間を形成し
てなることを特徴とする気泡検出装置である。
【0009】本発明の好ましい態様として、上記突起部
が超音波の伝搬を吸収減衰する材質で形成もしくは気泡
を内部に含めて形成されるものであることを特徴とする
ものである。
が超音波の伝搬を吸収減衰する材質で形成もしくは気泡
を内部に含めて形成されるものであることを特徴とする
ものである。
【0010】本発明の好ましい態様として、さらに、チ
ューブに対して背面部材と対向する位置に押圧手段を設
けることを特徴とするものである。
ューブに対して背面部材と対向する位置に押圧手段を設
けることを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、従来例と対比
させて、実施例に係わる気泡検出装置を詳細に説明す
る。
させて、実施例に係わる気泡検出装置を詳細に説明す
る。
【0012】図7は、気泡検出装置を取り付けられる好
適な医療用輸液ポンプの外観である。図において、点滴
プローブ3は点滴筒(図示せず)に取り付けられ、点滴
間隔を測定するものであり、輸液状態をチェックすると
共に、医療用輸液ポンプ本体1を制御する信号を送信す
る。また、医療用輸液ポンプ本体1には、扉2が設けら
れており、チューブの装着は、扉2を開けて行う。ま
た、図8は、図7の医療用輸液ポンプの通常の使用環境
を示している。医療用輸液ポンプ1は、輸液スタンド8
に固定され医療用輸液ポンプ1の上方には薬液の充填さ
れた薬液バッグ9が吊り下げられている。また、医療用
輸液ポンプ1を駆動する電源供給のために、医療用輸液
ポンプ1は電源コード10によりコンセント11に接続
されている。
適な医療用輸液ポンプの外観である。図において、点滴
プローブ3は点滴筒(図示せず)に取り付けられ、点滴
間隔を測定するものであり、輸液状態をチェックすると
共に、医療用輸液ポンプ本体1を制御する信号を送信す
る。また、医療用輸液ポンプ本体1には、扉2が設けら
れており、チューブの装着は、扉2を開けて行う。ま
た、図8は、図7の医療用輸液ポンプの通常の使用環境
を示している。医療用輸液ポンプ1は、輸液スタンド8
に固定され医療用輸液ポンプ1の上方には薬液の充填さ
れた薬液バッグ9が吊り下げられている。また、医療用
輸液ポンプ1を駆動する電源供給のために、医療用輸液
ポンプ1は電源コード10によりコンセント11に接続
されている。
【0013】図9は、図7の扉2を開きチューブ6を装
着した状態を示している。図には、蠕動型のポンプが示
され、チューブ6をしごいて送液を行うフィンガー部5
とフィンガー部5の下流側に気泡検出装置4が設けられ
ている。気泡検出装置4の下流側には、チューブ6が閉
塞を起こした時に警報を発する閉塞検出部7が設けられ
ている。
着した状態を示している。図には、蠕動型のポンプが示
され、チューブ6をしごいて送液を行うフィンガー部5
とフィンガー部5の下流側に気泡検出装置4が設けられ
ている。気泡検出装置4の下流側には、チューブ6が閉
塞を起こした時に警報を発する閉塞検出部7が設けられ
ている。
【0014】図6は、従来の気泡検出装置の代表的な構
造を示している。図9での気泡検出装置の外観図では、
A−A’部分の水平断面図となっている。チューブを装
着するチューブ装着部は、超音波発信素子装着部203
と超音波受信素子装着部204との間に背面部材205
を備えて形成されている。液体を供給するチューブ20
2を、断面凹状のハウジング201の凹部に対向配置さ
れている超音波発信素子装着部203と超音波受信素子
装着部204との間に狭持されるように装着され、超音
波発信素子208から出力される超音波信号がチューブ
202の内部を通って超音波受信素子209で受信され
る構造となっている。そして、超音波の伝達信号に基づ
いてチューブ202内に存在する気泡を検出する構造と
なっている。また、図5は、通常の気泡検出過程のブロ
ック図である。超音波発信素子から発信された超音波信
号は超音波受信素子によって受信されるが、受信された
超音波の受信感度であるレベル信号は、判定基準設定手
段で設定された基準設定値と判定手段で比較され、レベ
ル信号が基準設定値以下となる場合には、気泡を検出し
たと判定して、出力手段から警報伝達手段と輸液作動部
へ信号を伝達し、警報の発生とポンプの作動停止を行う
ようになっている。
造を示している。図9での気泡検出装置の外観図では、
A−A’部分の水平断面図となっている。チューブを装
着するチューブ装着部は、超音波発信素子装着部203
と超音波受信素子装着部204との間に背面部材205
を備えて形成されている。液体を供給するチューブ20
2を、断面凹状のハウジング201の凹部に対向配置さ
れている超音波発信素子装着部203と超音波受信素子
装着部204との間に狭持されるように装着され、超音
波発信素子208から出力される超音波信号がチューブ
202の内部を通って超音波受信素子209で受信され
る構造となっている。そして、超音波の伝達信号に基づ
いてチューブ202内に存在する気泡を検出する構造と
なっている。また、図5は、通常の気泡検出過程のブロ
ック図である。超音波発信素子から発信された超音波信
号は超音波受信素子によって受信されるが、受信された
超音波の受信感度であるレベル信号は、判定基準設定手
段で設定された基準設定値と判定手段で比較され、レベ
ル信号が基準設定値以下となる場合には、気泡を検出し
たと判定して、出力手段から警報伝達手段と輸液作動部
へ信号を伝達し、警報の発生とポンプの作動停止を行う
ようになっている。
【0015】図6に示される従来の気泡検出装置の構造
では、チューブ202の背面部材205が、必ずしもチ
ューブ202に密着せず、チューブ202と背面部材2
05との間206に薬液が溜まり易く、薬液バッグなど
から漏れ出た薬液などがチューブ202の上方よりチュ
ーブ202の外壁を伝わりこの部分に滞留した場合、薬
液を通して超音波が伝搬したり、また、超音波送受信素
子装着部203,204が直接に背面部材205に接続
しているために背面部材205を通して超音波が伝搬す
るなど、チューブ202の外側を伝わっての超音波の回
り込みが生じ易く、種々の径のチューブを装着した場合
でも正確に気泡を検出できるように、大きい径のチュー
ブの場合に合わせて、超音波送信信号を強くするように
設計する場合には、実際に気泡が発生しても、超音波の
回り込みにより検出されるレベル信号が設定基準値以下
とはならず、警報が発生せず、また、ポンプも停止する
ことなく、そのまま気泡が通過してしまう場合がある。
また、設定基準値を大きくして、このようなことを回避
しようとする場合においても、気泡のある場合と薬液の
流れている場合の受信信号のレベルが接近していること
から、精度よく気泡を検出することに難点がある。
では、チューブ202の背面部材205が、必ずしもチ
ューブ202に密着せず、チューブ202と背面部材2
05との間206に薬液が溜まり易く、薬液バッグなど
から漏れ出た薬液などがチューブ202の上方よりチュ
ーブ202の外壁を伝わりこの部分に滞留した場合、薬
液を通して超音波が伝搬したり、また、超音波送受信素
子装着部203,204が直接に背面部材205に接続
しているために背面部材205を通して超音波が伝搬す
るなど、チューブ202の外側を伝わっての超音波の回
り込みが生じ易く、種々の径のチューブを装着した場合
でも正確に気泡を検出できるように、大きい径のチュー
ブの場合に合わせて、超音波送信信号を強くするように
設計する場合には、実際に気泡が発生しても、超音波の
回り込みにより検出されるレベル信号が設定基準値以下
とはならず、警報が発生せず、また、ポンプも停止する
ことなく、そのまま気泡が通過してしまう場合がある。
また、設定基準値を大きくして、このようなことを回避
しようとする場合においても、気泡のある場合と薬液の
流れている場合の受信信号のレベルが接近していること
から、精度よく気泡を検出することに難点がある。
【0016】図1,図2は、本発明の好適な実施例の気
泡検出装置の構造を示している。図9での気泡検出装置
4の外観図では、図6の場合と同様、A−A’部分の水
平断面図となっている。チューブを装着するチューブ装
着部は、超音波発信素子装着部103と超音波受信素子
装着部104との間に背面部材105を備えて形成され
ている。液体を供給するチューブ102を、チューブ装
着方向については背面部材105で支えると共にハウジ
ング101に対向配置された超音波発信素子装着部10
3と超音波受信素子装着部104との間に狭持し、超音
波の伝達信号に基づいてチューブ内に存在する気泡を検
出する構造となっている。また、超音波送受信素子装着
部103,104は、超音波発信素子108と超音波受
信素子109を取り付けやすいように、幾分くりぬかれ
た凹状の構造107になっている。
泡検出装置の構造を示している。図9での気泡検出装置
4の外観図では、図6の場合と同様、A−A’部分の水
平断面図となっている。チューブを装着するチューブ装
着部は、超音波発信素子装着部103と超音波受信素子
装着部104との間に背面部材105を備えて形成され
ている。液体を供給するチューブ102を、チューブ装
着方向については背面部材105で支えると共にハウジ
ング101に対向配置された超音波発信素子装着部10
3と超音波受信素子装着部104との間に狭持し、超音
波の伝達信号に基づいてチューブ内に存在する気泡を検
出する構造となっている。また、超音波送受信素子装着
部103,104は、超音波発信素子108と超音波受
信素子109を取り付けやすいように、幾分くりぬかれ
た凹状の構造107になっている。
【0017】超音波発信素子108はチタン酸ジルコン
酸鉛の圧電素子であり、1.6MHzの周波数特性を持
つ。超音波受信素子109はチタン鉛の圧電素子であ
る。患者に薬液を供給するチューブ102は、軟質塩化
ビニル製であり、送液時には、薬液で満たされており、
超音波発信素子108から5ms毎に送信された超音波
は、チューブ102の壁面から、チューブ内の薬液を通
り再度チューブ102の壁面から、超音波受信素子10
9に到着し、その出力が予め定められた出力以上である
ときは、チューブ内は薬液で満たされているか、許容さ
れる大きさ以下の気泡がチューブ102を通過中であ
り、予め定められた出力以下のときは、許容値以上の気
泡が、チューブ102を通過しているか、もしくはチュ
ーブ内が空の状態を意味している。これらの判定は、従
来例で示した図5のブロック図に示されるものと同様の
通常の方法に従って行なわれる。
酸鉛の圧電素子であり、1.6MHzの周波数特性を持
つ。超音波受信素子109はチタン鉛の圧電素子であ
る。患者に薬液を供給するチューブ102は、軟質塩化
ビニル製であり、送液時には、薬液で満たされており、
超音波発信素子108から5ms毎に送信された超音波
は、チューブ102の壁面から、チューブ内の薬液を通
り再度チューブ102の壁面から、超音波受信素子10
9に到着し、その出力が予め定められた出力以上である
ときは、チューブ内は薬液で満たされているか、許容さ
れる大きさ以下の気泡がチューブ102を通過中であ
り、予め定められた出力以下のときは、許容値以上の気
泡が、チューブ102を通過しているか、もしくはチュ
ーブ内が空の状態を意味している。これらの判定は、従
来例で示した図5のブロック図に示されるものと同様の
通常の方法に従って行なわれる。
【0018】図1で示される実施例では、背面部材10
5は、突起部111をチューブ102の中心方向に向か
って1つ備え、また、直接には、超音波送受信素子装着
部103,104とは接続されておらず、隙間110が
形成されている。また、図2で示される実施例では、背
面部材105は、溝が形成されるように両端に一つずつ
突起部111を備え、また、図1の場合と同様、直接に
は、超音波送受信素子装着部103,104とは接続さ
れておらず、隙間110が形成されている。また、これ
ら図1,2の実施例では、更に、チューブ102を突起
部111を備える背面部材105と超音波送受信素子装
着部103,104とで囲まれる領域に正確に装着する
ために、扉2側に押圧手段である圧縮バネ112を設け
て、チューブ102に付加力を与えている。
5は、突起部111をチューブ102の中心方向に向か
って1つ備え、また、直接には、超音波送受信素子装着
部103,104とは接続されておらず、隙間110が
形成されている。また、図2で示される実施例では、背
面部材105は、溝が形成されるように両端に一つずつ
突起部111を備え、また、図1の場合と同様、直接に
は、超音波送受信素子装着部103,104とは接続さ
れておらず、隙間110が形成されている。また、これ
ら図1,2の実施例では、更に、チューブ102を突起
部111を備える背面部材105と超音波送受信素子装
着部103,104とで囲まれる領域に正確に装着する
ために、扉2側に押圧手段である圧縮バネ112を設け
て、チューブ102に付加力を与えている。
【0019】このような構造では、突起部111がある
分、背面部材105は、チューブ102に確実に接触す
る構造となっており、薬液バッグなどから漏れでた薬液
などがチューブ上方より、チューブ外壁を伝わりチュー
ブ102と背面部材105との間106に滞留しても突
起部111により、滞留した薬液を分断することによ
り、滞留した薬液を通じて超音波が発信素子108から
受信素子109に伝搬することはない。また、背面部材
105と超音波送受信素子装着部103,104との間
には、隙間110があることから、超音波が背面部材1
05を通しての回り込みを防止することができる。
分、背面部材105は、チューブ102に確実に接触す
る構造となっており、薬液バッグなどから漏れでた薬液
などがチューブ上方より、チューブ外壁を伝わりチュー
ブ102と背面部材105との間106に滞留しても突
起部111により、滞留した薬液を分断することによ
り、滞留した薬液を通じて超音波が発信素子108から
受信素子109に伝搬することはない。また、背面部材
105と超音波送受信素子装着部103,104との間
には、隙間110があることから、超音波が背面部材1
05を通しての回り込みを防止することができる。
【0020】図3と図4は、図1,2で、背面部材と超
音波送受信素子装着部との間に隙間を備える気泡検出装
置の組み立て図である。図3は、組み立て前であり、図
4は組み立て後である。これらは、共に、医療用輸液ポ
ンプ本体の裏側からみた図である。
音波送受信素子装着部との間に隙間を備える気泡検出装
置の組み立て図である。図3は、組み立て前であり、図
4は組み立て後である。これらは、共に、医療用輸液ポ
ンプ本体の裏側からみた図である。
【0021】超音波発信素子108と超音波受信素子
(図示せず)は、素子装着部103,104を備える素
子装着部材113に取り付けられており、素子装着部材
113の素子装着部103,104の上端と下端は、医
療用輸液ポンプの本体ハウジング119の裏側の気泡検
出装置のハウジング部分に設けられたレール114に正
確にはめ込みスライドさせることができる構造となって
おり、簡単にかつ正確に、背面部材105と超音波送受
信素子装着部103,104との間に隙間を保って装着
できる。図4の115は、超音波受信素子装着部104
と背面部材105との間に形成した隙間である。素子装
着部材113には部材固定板116が一体成形されてお
り、これが、超音波送受信素子への信号の処理を行う基
板118と共に、受け台117に取り付けられている。
受け台117は、閉塞検出部を内蔵する部分120を有
し、医療用輸液ポンプのハウジング119に直接取り付
けられる構造となっている。ここで、背面部材105
は、医療用輸液ポンプの本体のハウジング119とAB
S(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂を
用いて一体成形されている。
(図示せず)は、素子装着部103,104を備える素
子装着部材113に取り付けられており、素子装着部材
113の素子装着部103,104の上端と下端は、医
療用輸液ポンプの本体ハウジング119の裏側の気泡検
出装置のハウジング部分に設けられたレール114に正
確にはめ込みスライドさせることができる構造となって
おり、簡単にかつ正確に、背面部材105と超音波送受
信素子装着部103,104との間に隙間を保って装着
できる。図4の115は、超音波受信素子装着部104
と背面部材105との間に形成した隙間である。素子装
着部材113には部材固定板116が一体成形されてお
り、これが、超音波送受信素子への信号の処理を行う基
板118と共に、受け台117に取り付けられている。
受け台117は、閉塞検出部を内蔵する部分120を有
し、医療用輸液ポンプのハウジング119に直接取り付
けられる構造となっている。ここで、背面部材105
は、医療用輸液ポンプの本体のハウジング119とAB
S(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂を
用いて一体成形されている。
【0022】尚、図3と図4では、背面部材105は、
医療用輸液ポンプの本体のハウジング119と共に、A
BS樹脂を用いて一体成形されているが、背面部材10
5の材質は実質的に薬液に安定な材質であればよく、A
BS樹脂等の硬質熱可塑性樹脂に限定されるものではな
い。また、本体のハウジングと同じ材質に限定されるも
のでもなく、背面部材105の部分のみ、もしくは、背
面部材105の一部、例えば突起部のみを、超音波の伝
搬しにくい別の部材で形成することも可能である。超音
波の伝搬しにくい別の部材としては、超音波の振動を吸
収し減衰させるゴムなどでもよく、また、内部に気泡を
含む樹脂あるいは鋳物のような部材あるいは内部を空洞
にする部材だと、超音波の回り込み防止の効果が一層顕
著となる。同様の効果を、背面部材105の少なくとも
超音波発信素子108から発信される超音波の当たる部
分に超音波の伝搬しにくい材質を被覆することによって
実現することもできる。
医療用輸液ポンプの本体のハウジング119と共に、A
BS樹脂を用いて一体成形されているが、背面部材10
5の材質は実質的に薬液に安定な材質であればよく、A
BS樹脂等の硬質熱可塑性樹脂に限定されるものではな
い。また、本体のハウジングと同じ材質に限定されるも
のでもなく、背面部材105の部分のみ、もしくは、背
面部材105の一部、例えば突起部のみを、超音波の伝
搬しにくい別の部材で形成することも可能である。超音
波の伝搬しにくい別の部材としては、超音波の振動を吸
収し減衰させるゴムなどでもよく、また、内部に気泡を
含む樹脂あるいは鋳物のような部材あるいは内部を空洞
にする部材だと、超音波の回り込み防止の効果が一層顕
著となる。同様の効果を、背面部材105の少なくとも
超音波発信素子108から発信される超音波の当たる部
分に超音波の伝搬しにくい材質を被覆することによって
実現することもできる。
【0023】また、背面部材105に形成される突起部
は、図3,4では示されていないが、装着されたチュー
ブの長手方向に超音波送受信素子の幅の長さ以上にわた
って形成されていることが好ましい。
は、図3,4では示されていないが、装着されたチュー
ブの長手方向に超音波送受信素子の幅の長さ以上にわた
って形成されていることが好ましい。
【0024】また、図1と図2で示されている押圧手段
112は、必ずしも、気泡検出装置そのものに備える必
要はなく、図9で示されるように輸液ポンプに気泡検出
装置4が取り付けられる場合には、気泡検出装置4の上
下の位置に設けることにより、間接的に、チューブを突
起部を備える背面部材と超音波送受信素子装着部とで囲
まれる領域に正確に装着させることも可能である。ま
た、この場合に、閉塞検出部7に押圧手段を備える場合
には、下側の押圧手段を閉塞検出部7で代用することも
可能である。このようにすることで、装置の簡略化が可
能である。
112は、必ずしも、気泡検出装置そのものに備える必
要はなく、図9で示されるように輸液ポンプに気泡検出
装置4が取り付けられる場合には、気泡検出装置4の上
下の位置に設けることにより、間接的に、チューブを突
起部を備える背面部材と超音波送受信素子装着部とで囲
まれる領域に正確に装着させることも可能である。ま
た、この場合に、閉塞検出部7に押圧手段を備える場合
には、下側の押圧手段を閉塞検出部7で代用することも
可能である。このようにすることで、装置の簡略化が可
能である。
【0025】そして、対向配置された超音波発信素子装
着部と超音波受信素子装着部の配置については、必ずし
も、実施例のように超音波の進行方向と装着されるチュ
ーブの長手方向が垂直となるような配置に限定されるも
のではなく、チューブ内を斜めに超音波が通過するよう
な配置も可能であり、超音波発信素子から発信された超
音波がチューブ内部を通過して対向する超音波受信素子
で受信されるような配置をすべて含んでいる。また、超
音波送受信素子装着部の形状についても、、必ずしも、
実施例のような平板形状に限定されず、例えば凸レンズ
形状のような曲面を含んだものに形成してもよい。
着部と超音波受信素子装着部の配置については、必ずし
も、実施例のように超音波の進行方向と装着されるチュ
ーブの長手方向が垂直となるような配置に限定されるも
のではなく、チューブ内を斜めに超音波が通過するよう
な配置も可能であり、超音波発信素子から発信された超
音波がチューブ内部を通過して対向する超音波受信素子
で受信されるような配置をすべて含んでいる。また、超
音波送受信素子装着部の形状についても、、必ずしも、
実施例のような平板形状に限定されず、例えば凸レンズ
形状のような曲面を含んだものに形成してもよい。
【0026】実施例では、蠕動型輸液ポンプに設けられ
た気泡検出装置について示したが、ローラーポンプ型輸
液ポンプ、圧電素子を利用した圧電ポンプ、シリンジポ
ンプ等、他の医療用液体搬送回路にも適用できる。
た気泡検出装置について示したが、ローラーポンプ型輸
液ポンプ、圧電素子を利用した圧電ポンプ、シリンジポ
ンプ等、他の医療用液体搬送回路にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に従った気泡
検出装置は、対向配置された超音波発信素子装着部と超
音波受信素子装着部との間に背面部材を備えたチューブ
装着部を設け、超音波の伝達信号に基づいて前記チュー
ブ装着部に装着されたチューブ内に存在する気泡を検出
する気泡検出装置において、前記背面部材が、チューブ
に接触する突起部を備え、かつ、前記超音波発信素子装
着部と前記超音波受信素子装着部との間に隙間を形成し
ているので、薬液とチューブの背面部材を通しての超音
波の回り込みを同時に防止し、種々の径のチューブを装
着する場合においても、精度よく、気泡を検出すること
ができる。
検出装置は、対向配置された超音波発信素子装着部と超
音波受信素子装着部との間に背面部材を備えたチューブ
装着部を設け、超音波の伝達信号に基づいて前記チュー
ブ装着部に装着されたチューブ内に存在する気泡を検出
する気泡検出装置において、前記背面部材が、チューブ
に接触する突起部を備え、かつ、前記超音波発信素子装
着部と前記超音波受信素子装着部との間に隙間を形成し
ているので、薬液とチューブの背面部材を通しての超音
波の回り込みを同時に防止し、種々の径のチューブを装
着する場合においても、精度よく、気泡を検出すること
ができる。
【0028】本発明の好ましい態様としての気泡検出装
置は、上記突起部が超音波の伝搬を吸収減衰する材質で
形成もしくは気泡を内部に含めて形成されるものである
ことから、突起部内部の超音波の伝搬を確実に妨げるこ
とでき、薬液を伝わる超音波の回り込みの防止を確実に
できる。
置は、上記突起部が超音波の伝搬を吸収減衰する材質で
形成もしくは気泡を内部に含めて形成されるものである
ことから、突起部内部の超音波の伝搬を確実に妨げるこ
とでき、薬液を伝わる超音波の回り込みの防止を確実に
できる。
【0029】本発明の好ましい態様としての気泡検出装
置は、さらに、チューブに対して背面部材と対向する位
置に押圧手段を設けることで、チューブの外壁と突起部
の密着をさらに確実にすることで、チューブの外壁と背
面部材の間に滞留する薬液を分断を確実にし、薬液を伝
わる超音波の回り込みの防止を確実にできる。
置は、さらに、チューブに対して背面部材と対向する位
置に押圧手段を設けることで、チューブの外壁と突起部
の密着をさらに確実にすることで、チューブの外壁と背
面部材の間に滞留する薬液を分断を確実にし、薬液を伝
わる超音波の回り込みの防止を確実にできる。
【図1】本発明の一実施例の断面図であり、背面部材に
突起部を一つ設けたものである。
突起部を一つ設けたものである。
【図2】本発明のもう一つの実施例の断面図であり、背
面部材の両端に突起部を設けているものである。
面部材の両端に突起部を設けているものである。
【図3】背面部材と超音波送受信素子装着部との間に隙
間を備える気泡検出装置の組み立て前の図である。
間を備える気泡検出装置の組み立て前の図である。
【図4】背面部材と超音波送受信素子装着部との間に隙
間を備える気泡検出装置の組み立て後の図である。
間を備える気泡検出装置の組み立て後の図である。
【図5】気泡検出の中央処理装置での信号の流れを示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】従来の気泡検出装置の断面図である。
【図7】本発明の実施例及び従来例が用いられる代表的
な医療用輸液ポンプである。
な医療用輸液ポンプである。
【図8】本発明の実施例及び従来例が用いられる代表的
な医療用輸液ポンプの使用環境である。
な医療用輸液ポンプの使用環境である。
【図9】本発明の実施例及び従来例が用いられる代表的
な医療用輸液ポンプのチューブ装着部である。
な医療用輸液ポンプのチューブ装着部である。
101,201…気泡検出装置のハウジング 6,102,202…チューブ 103,203…超音波発信素子装着部 104,204…超音波受信素子装着部 105,205…背面部材 106,206…チューブと背面部材の間の部分 107…素子装着部のくりぬかれた部分 108,208…超音波発信素子 109,209…超音波受信素子 110…超音波送受信素子装着部と背面部材との隙間 111…背面部材の突起部 112…圧縮バネ 113…素子装着部材 114…素子装着部材をハウジングにはめ込むためのレ
ール 115…超音波受信素子装着部と背面部材の間に形成さ
れた隙間 116…部材固定板 117…受け台 118…基板 119…輸液ポンプのハウジング 120…閉塞検出部を内蔵する部分 1…代表的な医療用輸液ポンプ 2…扉 3…点滴プローブ 4…気泡検出装置 7…閉塞検出部
ール 115…超音波受信素子装着部と背面部材の間に形成さ
れた隙間 116…部材固定板 117…受け台 118…基板 119…輸液ポンプのハウジング 120…閉塞検出部を内蔵する部分 1…代表的な医療用輸液ポンプ 2…扉 3…点滴プローブ 4…気泡検出装置 7…閉塞検出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 超音波発信素子108はチタン酸ジルコ
ン酸鉛の圧電素子であり、1.6MHzの周波数特性を
持つ。超音波受信素子109はチタン酸鉛の圧電素子で
ある。患者に薬液を供給するチューブ102は、軟質塩
化ビニル製であり、送液時には、薬液で満たされてお
り、超音波発信素子108から5ms毎に送信された超
音波は、チューブ102の壁面から、チューブ内の薬液
を通り再度チューブ102の壁面から、超音波受信素子
109に到着し、その出力が予め定められた出力以上で
あるときは、チューブ内は薬液で満たされているか、許
容される大きさ以下の気泡がチューブ102を通過中で
あり、予め定められた出力以下のときは、許容値以上の
気泡が、チューブ102を通過しているか、もしくはチ
ューブ内が空の状態を意味している。これらの判定は、
従来例で示した図5のブロック図に示されるものと同様
の通常の方法に従って行なわれる。
ン酸鉛の圧電素子であり、1.6MHzの周波数特性を
持つ。超音波受信素子109はチタン酸鉛の圧電素子で
ある。患者に薬液を供給するチューブ102は、軟質塩
化ビニル製であり、送液時には、薬液で満たされてお
り、超音波発信素子108から5ms毎に送信された超
音波は、チューブ102の壁面から、チューブ内の薬液
を通り再度チューブ102の壁面から、超音波受信素子
109に到着し、その出力が予め定められた出力以上で
あるときは、チューブ内は薬液で満たされているか、許
容される大きさ以下の気泡がチューブ102を通過中で
あり、予め定められた出力以下のときは、許容値以上の
気泡が、チューブ102を通過しているか、もしくはチ
ューブ内が空の状態を意味している。これらの判定は、
従来例で示した図5のブロック図に示されるものと同様
の通常の方法に従って行なわれる。
Claims (1)
- 【請求項1】対向配置された超音波発信素子装着部と超
音波受信素子装着部との間に背面部材を備えたチューブ
装着部を設け、超音波の伝達信号に基づいて前記チュー
ブ装着部に装着されたチューブ内に存在する気泡を検出
する気泡検出装置において、 前記背面部材が、チューブに接触する突起部を備え、か
つ、前記超音波発信素子装着部と前記超音波受信素子装
着部との間に隙間を形成してなることを特徴とする気泡
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322108A JPH07178168A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 気泡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5322108A JPH07178168A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 気泡検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178168A true JPH07178168A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18140010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5322108A Pending JPH07178168A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 気泡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07178168A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012205866A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Terumo Corp | 輸液ポンプ |
JP2016214793A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | 本多電子株式会社 | 送液異常検知装置及び送液異常検知機能付きの輸液システム |
WO2023149342A1 (ja) * | 2022-02-02 | 2023-08-10 | テルモ株式会社 | 気泡検出装置及び輸液ポンプ |
WO2024166787A1 (ja) * | 2023-02-06 | 2024-08-15 | テルモ株式会社 | チューブ空隙判定装置及び送液ポンプ |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP5322108A patent/JPH07178168A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012205866A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Terumo Corp | 輸液ポンプ |
JP2016214793A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | 本多電子株式会社 | 送液異常検知装置及び送液異常検知機能付きの輸液システム |
WO2023149342A1 (ja) * | 2022-02-02 | 2023-08-10 | テルモ株式会社 | 気泡検出装置及び輸液ポンプ |
WO2024166787A1 (ja) * | 2023-02-06 | 2024-08-15 | テルモ株式会社 | チューブ空隙判定装置及び送液ポンプ |
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