JPH07177441A - デジタル音声回路 - Google Patents

デジタル音声回路

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Publication number
JPH07177441A
JPH07177441A JP5318011A JP31801193A JPH07177441A JP H07177441 A JPH07177441 A JP H07177441A JP 5318011 A JP5318011 A JP 5318011A JP 31801193 A JP31801193 A JP 31801193A JP H07177441 A JPH07177441 A JP H07177441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transmission line
signal
digital audio
signals
Prior art date
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Pending
Application number
JP5318011A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Watanabe
隆寛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5318011A priority Critical patent/JPH07177441A/ja
Publication of JPH07177441A publication Critical patent/JPH07177441A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像機器のデジタル音声回路において、デジ
タル音声信号を伝送する際、信号の劣化を防止し,かつ
U/Vチューナ等への妨害を防止する。 【構成】デジタル音声信号の高域を強調するエンファシ
ス回路11と、エンファシスされた信号のレベルを落と
すレベルダウン回路13と、そのエンファシスとレべル
ダウン処理した信号を伝送線16を通して伝送すること
により信号の劣化とU/Vチューナ等への妨害を防止
し、伝送線16を伝送された信号を元のデジタル音声信
号に戻す為にディエンファシス回路14及びレベルを元
に戻す増幅回路15とを用いて元信号を得る構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器のデジタル音
声回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送における通常放送やMU
SE放送またはMUSE外部入力等の音声がデジタルで
送られるソースが増えつつある。これらのソースを受信
または受像する映像機器において、以下に従来のデジタ
ル音声回路について図面を参照しながら説明する。
【0003】図3において、MUSEデコーダー31や
BSチューナー36よりデジタル音声信号をデジタル音
声信号処理回路33やデジタル音声信号出力端子35へ
伝送するケースが多くなっている。デジタル音声信号を
伝送線32、34を用いて別の回路にデジタル伝送する
際には、U/Vチュナー37やVIF回路38等への妨
害の発生や伝送線特性による品質劣化を防止するため短
い伝送線にするか、周波数特性の良いケーブル等を用い
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、伝送線を用いて伝送する際には、デジタル音声信
号は矩形波であることが多く、デジタルノイズやクロッ
ク等の不要輻射妨害発生の為に伝送線を長くすることが
できない。また、妨害のためTVチューナ等を伝送線か
ら遠ざけなければならないといった配置問題と、伝送線
特性による品質劣化防止のため周波数特性の良いケーブ
ルを限定して使用せねばならず、コストアップ要因にな
る等の問題点を有していた。本発明は、デジタル音声信
号を伝送する際、信号の劣化を防止し、かつU/Vチュ
ーナ等への妨害を防止した映像機器のデジタル音声回路
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のデジタル音声回路は、デジタル音声信号をケ
ーブル等を用いて機器内を伝送する際、伝送線特性によ
る信号の品質劣化を防止するため、デジタル音声信号を
入力とし信号の高域を強調するエンファシス回路と、上
記エンファシスされた信号を他の回路に伝送するための
伝送線と、上記伝送線を通じて伝送された信号を元のデ
ジタル音声信号に戻すディエンファシス回路とを備えた
構成としている。
【0006】さらに不要輻射妨害の発生を防止するた
め、上記のエンファシス回路と、エンファシスされた信
号のレベルを落とすレベルダウン回路と、レべルダウン
した信号を他の回路に伝送する伝送線と、伝送された信
号を元のデジタル音声信号に戻すディエンファシス回路
及びレベルを元に戻す増幅回路とを備えた構成としてい
る。
【0007】
【作用】この構成によって、まずエンファシス回路によ
り高域成分を強調した信号をつくりだし高域へのノイズ
成分の混入を除去する。また、伝送線による高域信号の
ロスを後段のディエンファシス回路の特性を軽減させる
等の補正することにより波形のなまりを防止する。さら
に、エンファシスによる副作用である不要輻射妨害を抑
えるためにレベルを下げて伝送線に伝送する。その結
果、デジタル音声信号の劣化を防止し、かつU/Vチュ
ーナ等への妨害を防止し映像機器の性能向上を図れる。
伝送線を通った後のデジタル音声信号は、まずディエン
ファシス回路を通ることにより周波数特性を元に戻し、
さらに増幅回路によりレベルの下がった信号を必要な大
きさに戻すことにより信号の劣化がなく従来よりも有利
な条件で信号を伝送する事が出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0009】(実施例1)図1は本発明の第一の実施例
におけるデジタル音声回路の構成ブロック図を示す。図
1において、11はバッファ回路、12はエンファシス
回路、14はディエンファシス回路、16は伝送線であ
る。以上のように構成された映像機器のデジタル音声回
路について、以下その動作を説明するデジタル音声信号
はバッファ回路11を経てエンファシス回路12に供給
されエンファシスされた信号はケーブル等の伝送線16
に出力される。バッファ回路11は従来と同様に信号の
出力インピーダンスを下げている。エンファシス回路1
2は周波数補正を行って伝送線による信号の劣化を防い
でいる。伝送線16を通った信号はディエンファシス回
路14に供給されて出力される。これはディエンファシ
ス回路14を通ることにより周波数特性を元に戻すこと
を行っている。このように、エンファシス回路12によ
り高域成分を強調した信号をつくりだし高域へのノイズ
成分の混入を除去すると共に、伝送線16による高域信
号のロスを後段のディエンファシス回路14の特性を補
正することにより波形のなまりを防止している。その結
果、デジタル音声信号の劣化防止を行い従来に無かった
性能を保つ事が出来る。
【0010】(実施例2)以下、本発明の第二の実施例
について図面を参照しながら説明する。図2において、
11はバッファ回路、12はエンファシス回路、13は
レベルダウン回路、14はディエンファシス回路、15
は増幅回路、16は伝送線である。以上のように構成さ
れた映像機器のデジタル音声回路について、以下その動
作を説明するデジタル音声信号はバッファ回路11を経
てエンファシス回路12に供給されエンファシスされた
信号はレベルダウン回路13を通って伝送線16に出力
される。バッファ回路11は従来と同様に信号の出力イ
ンピーダンスを下げている。エンファシス回路12は周
波数補正を行って信号の劣化を防いでいる。レベルダウ
ン回路13はエンファシス回路12による不要輻射妨害
を抑えるためにレベルを下げてケーブル等の伝送線16
に伝送を行う。伝送線16を通った信号はディエンファ
シス回路14に供給されて増幅回路15を通り出力され
る。これらはディエンファシス回路14を通ることによ
り周波数特性を元に戻し、さらに増幅回路15によりレ
ベルの下がった信号を必要な大きさに戻すことを行って
いる。
【0011】このように、エンファシス回路12により
高域成分を強調した信号をつくりだし高域へのノイズ成
分の混入を除去すると共に、伝送線16による高域信号
のロスを後段のディエンファシス回路14の特性を補正
することにより波形のなまりを防止している。上記のエ
ンファシスによる副作用で不要輻射妨害が発生するため
レベルダウン回路13によりレベルを下げて伝送する。
伝送後のレベルの下がった信号は増幅回路15により必
要な大きさに戻すことを行っている。その結果、デジタ
ル音声信号の劣化と不要輻射を防止する。なお、本実施
例ではバッファ回路11を経てエンファシス回路12を
通りレベルダウン回路13から出力する構成としたが、
バッファ回路11、エンファシス回路12、レベルダウ
ン回路13、の順番をどのように並べても可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、デジタル音声信
号を伝送する際の信号劣化とTVチューナ等への妨害を
防止する。その結果、ケーブル等伝送線を従来より長く
できる。また、TVチューナ等をケーブルの近くに配置
できる。例えばプリント板を有効に使用できる。さらに
エンファシス回路を利用して信号の周波数特性の補正を
行えるため、様々な特性をもった伝送線を用いることが
できコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるデジタル音声回
路の構成ブロック図。
【図2】本発明の第二の実施例におけるデジタル音声回
路の構成ブロック図。
【図3】従来の例におけるデジタル音声回路の構成ブロ
ック図。
【符号の説明】
11 バッファ回路 12 エンファシス回路 13 レベルダウン回路 14 ディエンファシス回路 15 増幅回路 16 伝送線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル音声信号を入力とし信号の高域
    を強調するエンファシス回路と、上記エンファシスされ
    た信号を他の回路に伝送するための伝送線と、上記伝送
    線を通じて伝送された信号を元のデジタル音声信号に戻
    すディエンファシス回路とを備えた事を特徴とするのデ
    ジタル音声回路。
  2. 【請求項2】 デジタル音声信号を入力とし信号の高域
    を強調するエンファシス回路と、上記エンファシスされ
    た信号のレベルを落とすレベルダウン回路と、レべルダ
    ウンされた信号を他の回路に伝送するための伝送線と、
    上記伝送線を通じて伝送された信号を元のデジタル音声
    信号に戻すディエンファシス回路及びレベルを元に戻す
    増幅回路とを備えた事を特徴とするのデジタル音声回
    路。
JP5318011A 1993-12-17 1993-12-17 デジタル音声回路 Pending JPH07177441A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5318011A JPH07177441A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 デジタル音声回路

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JP5318011A JPH07177441A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 デジタル音声回路

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JPH07177441A true JPH07177441A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18094500

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JP5318011A Pending JPH07177441A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 デジタル音声回路

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JP (1) JPH07177441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595131B1 (ko) * 2004-03-19 2006-06-30 주식회사 현대오토넷 차량의 오디오 시스템

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