JPH0717597U - 画鋲受け付き画鋲 - Google Patents
画鋲受け付き画鋲Info
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- JPH0717597U JPH0717597U JP5385393U JP5385393U JPH0717597U JP H0717597 U JPH0717597 U JP H0717597U JP 5385393 U JP5385393 U JP 5385393U JP 5385393 U JP5385393 U JP 5385393U JP H0717597 U JPH0717597 U JP H0717597U
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】この考案は、画鋲受けが付いた画鋲に関する
ものである。 【構 成】一方の面に壁等への貼着手段を設け、かつ、
その厚さを画鋲が貫通しない厚さにした画鋲受けを連結
肢3で画鋲2に連結させる。このように構成された画鋲
受け付き画鋲。
ものである。 【構 成】一方の面に壁等への貼着手段を設け、かつ、
その厚さを画鋲が貫通しない厚さにした画鋲受けを連結
肢3で画鋲2に連結させる。このように構成された画鋲
受け付き画鋲。
Description
この考案は、画鋲受けが付いた画鋲に関するものである。
画鋲で画用紙等を壁にとめる場合、壁に鋲のさし傷をつくってしまい、不都合 な場合がある。 かと言って、画鋲で壁にさし傷をつくることを防ぐために壁にボードを取り付 けて画鋲を使用しても、ボードの準備とボードの取り付けが煩雑であるほか、ボ ードの取り付けによって壁に傷をつけることがあるので不都合な場合があること にかわりはない。 さらに、画鋲は抜けると床に落ちて足で踏むおそれがあり危険である。
画鋲が持つ、さし傷をつくると言う欠点と、抜けると床に落ち足で踏む危険が あると言う欠点について考えてみる。 まず、さし傷をつくると言う点についてであるが、例えば新築の公務員用宿舎 の場合、入居者は壁に画鋲等のさし傷をつけないよう注意されており、画用紙等 を壁に貼りつけるのに画鋲を使えず、非常に不便を感じている入居者が多い。 また、公務員用宿舎でなくとも、自宅の壁に画鋲のさし傷をつけることは、出 来れば避けたいと考えている人は多いが、ほかによい方法がないためやむを得ず 画鋲を使用し、壁にさし傷をつくっている場合が多い。 ところで、画用紙等を壁に貼りつけようとする場合、画鋲のほかにセロテープ を使用する方法があり、セロテープは壁にさし傷をつける恐れはない。しかし、 一旦使用したセロテープは再使用できないので未使用のセロテープを準備する必 要があるし、また、セロテープをはがす時に画用紙のセロテープを貼った部分の 表面を剥離してしまったり、引きちぎったりすることがある。この点、画鋲は鋲 が汚破損しない限り何度でも再使用が可能であるし、また、画用紙は鋲による小 さい穴が開くだけで汚破損する恐れはない。さらに、セロテープと違い画鋲は2 枚以上の画用紙を重ねとめすることができる。 このように、セロテープに比べ画鋲は簡単便利で利点が多いのに、壁にさし傷 をつくると言う欠点があるために、使用を諦めたり、壁にさし傷をつくるのを我 慢して使用したりしていることが多い。このような壁にさし傷をつくると言う従 来の画鋲の欠点を解消できれば、画鋲の利用価値は向上し使用頻度が増加すると 考えられる。 本考案は、このような画鋲が持っている壁にさし傷をつくると言う欠点を解消 することができる。 次に画鋲は抜けると床に落ちて危険であると言う点についてであるが、画鋲が 斜めに刺されていたり差込み方が不十分の場合は、抜け落ちることがある。床に 落ちた画鋲を気がつかないでいると、踏みつけ、思わぬけがをすることになり非 常に危険である。床に落ちた画鋲を必死になって捜しまわり、大騒ぎをした経験 は誰にでもあることである。幼児のいる家庭では画鋲の使用に非常に気を使うゆ えんであり、抜け落ちてしまった時を考えて、使用しないことにしている家庭も あるくらいである。子供にとっても画鋲は身辺の整理に大いに役に立つ手段なの に力が弱い小さな子供等に取扱をさせにくくしていることは、子供の成長の点か らも残念なことであると言える。 本考案は、画鋲が画鋲受けと連結肢で連結しているので、抜けても床に落ちる 心配がないので、この点でも欠点を解消することが出来る。
一方の面に壁等への貼着手段を設け、かつ、その厚さを画鋲が貫通しない厚さ にした画鋲受けを、連結肢で画鋲に連結する。
(イ)画鋲受けをその貼着手段で壁等に張りつける。 (ロ)壁等にとめようとする画用紙を画鋲受けと画鋲ではさんで、画鋲を画用 紙と画鋲受けに差し込む。 このようにすると、画鋲は画鋲受けを貫通しないので、壁等にさし傷をつくる ことがない。また、画鋲は連結肢で画鋲受けと連結しているので、抜けても床に 落ちることがない。
本考案の実施例を図面で説明すると次のとおりである。 (イ)実施例1 実施例1は断面図を図1、正面図を図2で示す構造をした請求項1の画鋲受け 付き画鋲である 一方が平板な面、他方がくぼんでいる面になっている円形のプラスチック製の 盤4で、平板な面に壁等への貼着手段として両面粘着テープ1を付着し、他方の くぼんでいるところにコルク材の盤5を組み込み接着剤6で固定させ画鋲受けと する。次に、その画鋲受けを画鋲2に弾力性のあるプラスチック製の連結肢3で 連結させたものである。 画鋲受けと連結肢3の連結部分を上から見たときの図面は図3、同部分の正面 図は図4のとおりである。画鋲受け上部側面の外側に連結肢3を差し込み固定す るための溝をつくり、連結肢3を差し込み固定する。 画鋲2と連結肢3の連結部分の断面分解図は図5のとおりである。連結肢3の 先端部分に、画鋲2の捕握部分基部11の直径よりやや小さい穴を開ける。次に 、その穴よりやや小さめの直径で連結肢3の先端部分の厚さよりやや厚めの円柱 と、その円柱より直径がやや大きい円柱の2つを重ねた形をプラスチック製で一 体成形し、その2つ重ねの円柱の中心に画鋲2の針を通すきつめの穴を開け連結 部材8とする。次に、連結肢3の先端の穴に連結部材8の小さい方の円柱部分を はめる。次に、連結肢3の先端の穴を画鋲2と連結部材8ではさむようにして画 鋲2の針を連結部材8の小さい方の円柱部分の穴から差し込み、画鋲2と連結部 材8を圧着する。このように構成するので、画鋲2は連結肢3の先端部分の穴の 中で自由に回転できるので、画鋲受けに回転させながらねじ込み、回転させなが ら引き抜くことが出来る。 画鋲2を画鋲受けから引き抜き、手を放して放置した時は、弾力性のある連結 肢3で連結された画鋲2は画鋲受けから離れた中空に浮いてブランブランとして いる状態(図8参照)になる。 (ロ)実施例2 実施例2は断面図を図6、正面図を図7で示す構造をした請求項1の画鋲受け 付き画鋲である。 まず、断面図でみると一方が平板な面で、他方の面の画鋲2の針の先端が当た る部分が、画鋲2が貫通しない厚さの山型になっている。また、平面図でみると 、角が丸みをおびた逆三角形になっている。このような画鋲受けを形成する部分 のプラスチック製の盤4と、プラスチック製の連結肢3を一体成形する。連結肢 3は薄く細いプラスチック製なので、弾力性があり、連絡肢3の先端部分を動か し画鋲受けの山形の部分との間を自由に開閉することができる。次に、プラスチ ック製の盤4の平板な面に壁等への貼着手段として両面粘着テープ1を付着する 。次に、連結肢3の先端部分に画鋲2を連結する。次に、画鋲2の針の先端が当 たる山型の中央に画鋲2を差し込むための穴7を開ける。 画鋲2と連結肢3の連結部分は実施例1の連結部分と同じ構成である。 (ハ)実施例3 実施例3は断面図を図8、正面図を図9で示す構造をした請求項1の画鋲受け 付き画鋲である。 実施例3は実施例1の貼着手段を変更したもので、本棚の棚の前面先端部分等 に画鋲受けを取り付ける場合を想定したものである。本実施例の場合、棚の前面 先端部分の上下に、あらかじめ溝12を設けておく必要がある。 実施例1の画鋲受けの貼着手段に替えて、画鋲受けの上下両端を突出させ棚の 前面先端部分を上下から挟み込む形にプラスチック製の盤4を一体成形する。画 鋲受けは、棚の前面先端部分を上下から挟み込み、溝12にくい込んで貼着する ので、容易に棚から外れることはない。また、画鋲受けはプラスチック製である ので、不用時は強く引っ張って棚から取り外すことが出来る。 実施例3は、貼着手段と画鋲受けの正面図の形が四角形であることを除けば実 施例1と同じ構成である。 (ニ)実施例4 実施例4は断面図を図10、正面図を図2で示す構造をした請求項1の画鋲受 け付き画鋲である。 実施例4は実施例1の貼着手段を変更したもので、両面粘着テープのかわりに マグネットを使用したもので、鉄製黒板や鉄製家具に使用する場合を想定したも のである。 両方の面がくぼんでいるプラスチック製の盤4の、一方の面のくぼんでいると ころにマグネット盤9を、他方の面のくぼんでいるところにコルク材の盤5をそ れぞれ組み込み接着剤6で固定させ画鋲受けとしたものである。 実施例4は、貼着手段以外は実施例1と同じ構成である。 (ホ)その他の実施例 本考案の画鋲受け付き画鋲は、画鋲受けの形をハート型や楕円形や菱形等にし たり、画鋲受けの縁の部分を花びらでおおって画鋲受け全体を向日葵に見立てる 等の工夫をしてもよい。 また、画鋲受けのコルク材の盤5はコルク材の代わりに木・ベニヤ合板・段ボ ール等、又は、それらの表面にフェルト布地を貼付したもの等、画鋲受けとして 適するものであれば何でもよい。 また、連結肢3を針金や鎖や紐等にしてもよい。 また、貼着手段は合成ゴム系接着剤や剥離剤等で剥すことが出来る接着剤を使 用したり、壁等に備え付けられた釘等に画鋲受けを引っかけるようにしたり、画 鋲受けにフックを設けて鴨居等に取り付けるようにしてもよい。 また、貼着手段として両面粘着テープを使用する場合、貼ろうとする壁等の材 質に応じて粘着強度を使い分けできるように、複数の異なった粘着強度を持つ両 面粘着テープを画鋲受けから分離して供して、本考案の画鋲受け付き画鋲の使用 者が選択して使用するようにしてもよい。 また、画鋲受け・連結肢・画鋲をバラバラに供して、本考案の画鋲受け付き画 鋲の使用者が、工作する感覚で組み立てて使用するようにしてもよい。 なお、上記(イ)乃至(ニ)は実施例の1乃至4の形状、構成を説明したもの で、製作手順を説明したものではない。
(イ)本考案の画鋲受け付き画鋲を使用して壁に画用紙をとめても、鋲は画鋲 受けに差し込むだけで貫通しないので、壁にさし傷をつくることがない。 (ロ)本考案の画鋲受け付き画鋲の画鋲受けは、貼着手段として両面粘着テー プ等を使用することによって、壁等への取り付け、取り外しが簡単に出来る。 (ハ)本考案の画鋲受け付き画鋲は従来画鋲を使用することが出来なかった冷 蔵庫の外側、台所のタイル壁、スチール学習机等のスチール家具 ガラス窓、鏡 の表面、鉄製玄関ドア、コンクリート製壁等にも使用することが出来る。また、 タンス等の木製家具にも傷をつけずに使用することが出来る。 (ニ)本考案の画鋲受け付き画鋲は壁にボードを取り付けて従来の画鋲を使用 するよりも、小さくて場所をとらず、簡単便利で、安上がりである。 (ホ)本考案の画鋲受け付き画鋲は着色や図形によりインテリアとしても利用 できる。 (ヘ)本考案の画鋲受け付き画鋲は画鋲受けに連結しているので、従来の画鋲 のように抜けても、床に落ちて足で踏みつけてけがをする心配がない。 (ト)本考案の実施例1・3・4の画鋲受け付き画鋲は画鋲受けから抜いて手 を放すと、中空に浮いた状態になるので、画用紙等にさしこむ時まで画鋲を手に 持つ必要がないので、両手で画用紙等を扱うことができ便利であり、 また、そ の分危険も少ない。 (チ)従来、学校教育等で、鉄製黒板に用紙を掲示して授業を進めるとき、用 紙の上にマグネットをおいて黒板上に止めているが、マグネットがはずれ、床に 落ちて大きな音を立てることがしばしばある。これは、特にしわがよった用紙を 止めるような場合、マグネットと黒板の間に隙間が開きすぎるからである。この 点、本考案の実施例4の画鋲受け付き画鋲を使用すると、マグネットは黒板に密 着し黒板との間に隙間が開くことはないので、床に落ちて大きな音を立てる心配 が少ない。
【図1】 実施例1の断面図
【図2】 実施例1の正面図
【図3】 実施例1の画鋲受けと連結肢3の連結部
分を上から見たときの図面
分を上から見たときの図面
【図4】 実施例1の画鋲受けと連結肢3の連結部
分の正面図
分の正面図
【図5】 実施例1の画鋲2と連結肢3の連結部分
の断面分解図
の断面分解図
【図6】 実施例2の断面図
【図7】 実施例2の正面図
【図8】 実施例3の断面図
【図9】 実施例3の正面図
【図10】 実施例4の断面図
1は両面粘着テープ 12は溝 2は画鋲 13は棚 3は連結肢 4はプラスチック製の盤 5はコルク材の盤 6は接着剤 7は画鋲を差し込むための穴 8は連結部材 9はマグネット盤 10は壁 11は画鋲の捕握部分基部
Claims (1)
- 【請求項1】一方の面に壁等への貼着手段を設け、か
つ、その厚さを画鋲2が貫通しない厚さにした画鋲受け
を連結肢3で画鋲2に連結させる。このように構成され
た画鋲受け付き画鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5385393U JPH0717597U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画鋲受け付き画鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5385393U JPH0717597U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画鋲受け付き画鋲 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717597U true JPH0717597U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=12954336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5385393U Pending JPH0717597U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画鋲受け付き画鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717597U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342962U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
JPS5342961U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP5385393U patent/JPH0717597U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342962U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
JPS5342961U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
JPS5715851Y2 (ja) * | 1976-09-17 | 1982-04-02 |
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