JPH07175619A - 対話型データ入力システム - Google Patents

対話型データ入力システム

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JPH07175619A
JPH07175619A JP5319346A JP31934693A JPH07175619A JP H07175619 A JPH07175619 A JP H07175619A JP 5319346 A JP5319346 A JP 5319346A JP 31934693 A JP31934693 A JP 31934693A JP H07175619 A JPH07175619 A JP H07175619A
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dialog box
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interactive
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JP5319346A
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Masao Wakimoto
正生 脇本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は対話型データ入力システムに関し,各
コマンドのモジュールサイズを小さくし,コマンド毎の
処理を統一することができると共に特殊操作を実現する
ことを目的とする。 【構成】データ入力用の表示を行うダイアログボックス
を格納するダイアログボックス格納部,ダイアログボッ
クスIDを含む入力条件を作成してダイアログボックス
の表示を要求するコマンド処理部,ダイアログボックス
を表示する表示部,ダイアログボックスを用いてデータ
入力を行う入力部及び対話制御部を備える。対話制御部
はコマンド処理部からの要求を受け取ってダイアログボ
ックス格納部から対応するダイアログボックスを取り出
して表示部に表示し,入力部からのデータ入力を受け取
るとコマンド処理部へ返却するよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対話型データ入力システ
ムに関する。ワークステーション,パソコン等の情報処
理装置において,種々の機能を実行するコマンドを対話
形式の画面に対して入出力を行いながら実行する技術が
用いられている。このような,コマンドを作成するに
は,各コマンド毎にそれぞれ一連の処理を行うためのデ
ータ及びプログラムを含むモジュールサイズが大きくな
る等の点でその改良が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例の説明図である。従来,ワ
ークステーション等において,対話型の処理を対話型入
出力画面の表示及びデータ入力の機能を備えるダイアロ
グボックスと呼ばれる機構を用いて行うことができる。
図9に示すコマンド91は入力部93(または図示され
ない実行中のアプリケーション)により起動される。各
コマンド91はそれぞれに対応して設けられたダイアロ
グボックス90を呼び出す。各ダイアログボックス90
には呼び出し元のコマンドの機能に対応したデータの入
出力処理を行うための表示データや入力制御データを備
え,表示部92にそのダイアログボックスを表示する。
【0003】操作者はダイアログボックスの表示画面中
のデータ入力領域に入力部93のキーを用いてデータを
入力したり,選択を行う選択領域の中から一つの項目を
入力部93のマウス等により選択する等の操作を行う。
【0004】ダイアログボックス90は,入力データの
構文解析等のチェックを行って,エラーが発生するとエ
ラーメッセージを表示し,正しい場合は,別の画面の表
示,またはコマンド91に対して入力データを供給して
処理を実行させる等の動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
法によれば,次のa〜cに示すような点に問題がある。 a.ダイアログボックス90を利用したコマンドを作成
する場合,対話型の入出力処理を行うため,各コマンド
毎に以下のような処理を考慮する必要があり,各コマン
ド毎にデータ量が多くなり,コマンドの数が増えるとモ
ジュールサイズがかなり大きくなる。
【0006】エディトコントロールのコマンド(複
写,移動,削除等)の各ダイアログボックスに対し,そ
れぞれ入力データの構文解析と,構文解析でエラーが検
出された時のエラーメッセージの出力処理を行うこと。
【0007】各ダイアログボックスへのデータの入出
力処理(データの初期表示及びデータの取出し)を行う
こと。 処理中の中断処理を行うこと。
【0008】各コントロールの制御処理を行うこと。
この場合の主なコントロールとしては,ヘルプ,参照
(他のファイルを見ること),詳細(更に詳しい内容を
見ること),実行(コマンドを実行すること),取消し
プッシュボタン等の制御処理やリストボックス(ファイ
ルのリスト)/コンボボックス(リストボックスの入力
域)の制御処理がある。
【0009】b.各コマンド毎に作成するため処理が統
一されず,操作性が悪い(構文解析方法,エラーメッセ
ージ及び各コントロールの操作等が各コマンド毎に設け
られている)。
【0010】c.メッセージ通信を利用した他システム
のファイル選択操作等の特殊操作を行いたいが,各コマ
ンドで制御するのが難しい。本発明は上記の問題点を解
決し,各コマンドのモジュールサイズを小さくし,コマ
ンド毎の処理を統一することができると共に特殊操作を
実現できる対話型データ入力システムを提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1a〜1nは入力されたコマ
ンドやアプリケーションにより発生するコマンドより起
動して処理を行う各コマンド処理部,10はコマンド処
理部においてダイアログボックスを発生する時作成され
る入力条件,2は対話画面制御部,3はダイアログボッ
クス格納部,4はダイアログボックス表示部,5は入力
部,6は起動されると通信を介して他システムにアクセ
スして操作を行う他システム操作部である。
【0012】本発明は予め対話形式で各種の処理を行う
ために,各処理に共通に使用できる複数の入出力画面に
対応する複数のダイアログボックスを格納するダイアロ
グボックス格納部を設け,対話処理実行部が駆動される
とダイアログボックスを指定する要求が発生し,その要
求に対応してダイアログボックス格納部から指定された
ダイアログボックスを読込んでデータ入力画面が表示さ
れる。表示された内容に対して選択またはデータが入力
されると対話画面制御部はこの入力されたデータをコマ
ンド処理部に通知して処理を実行させるものである。
【0013】
【作用】各コマンド処理部1a〜1nには,それぞれの
処理を実行するためのダイアログボックスを指定するI
D(識別番号)や,このダイアログボックスの入力領域
や,構文チェック方法等を含む入力条件10が保持され
ている。入力部5からコマンドが入力され,コマンド処
理部1aが起動すると,入力条件10を付加して対話画
面制御部2に対し対話処理を依頼する。対話画面制御部
2は受け取った入力条件10の中からダイアログボック
スのIDを用いてダイアログボックス格納部3から該当
するダイアログボックス(表示画面のデータ)を読込
む。
【0014】対話画面制御部2は,読込んだダイアログ
ボックスをダイアログボックス表示部4に表示する。こ
の表示されたダイアログボックスに対して操作者が入力
部5からデータを入力したり,項目の選択を行うと,入
力データはダイアログボックス表示部4を介して対話画
面制御部2に供給される。対話画面制御部2は,要求時
に受け取った入力条件に応じて入力データを解析して,
エラー等の条件を満たす場合は,該当するコマンド処理
部に対し入力データを返して処理を実行させる。
【0015】入力部5からファイルを参照する要求が発
生する場合は,ファイル選択画面を表示する。他システ
ムのファイルを参照する要求の場合は,対話画面制御部
2は他システム操作部6を起動して,他システム操作部
6に対し他システムと通信回線(LAN,WAN等のネ
ットワーク)を介してファイルの一覧を獲得するよう依
頼する。獲得された他システムのファイルの一覧は対話
画面制御部2に返却される。この一覧は現在ダイアログ
ボックス表示部4に表示中のダイアログボックスにより
表示される。
【0016】
【実施例】図2は実施例の構成図である。図2におい
て,20は処理装置,21はOS(オペレーティングシ
ステム),,22はアプリケーション部,23−1,2
3−2,・・・は各コマンド(例えば,ファイルの複
写,移動,削除等)に対応して設けられたコマンド処理
部,24は多数のダイアログボックスが格納されたダイ
アログボックス格納ファイル(図1の3に対応),25
は対話画面制御部(図1の2に対応),26は他システ
ム操作部,27は表示部,28は入力部,29は他シス
テムである。
【0017】図3は図2に示す構成における,対話画面
制御部25を中心とする全体の処理フローである。最初
に図2において,コマンドが入力部28のキーボードに
より指定されると,アプリケーション部22に通知さ
れ,アプリケーション部22は入力されたコマンドに対
応するコマンド処理部23−1,23−2,・・・の一
つを起動する。この説明では,コマンド処理部23−1
が起動されるものとする。このコマンド処理部23−1
は,起動すると各コマンドの機能に対応して画面制御の
ためのデータであるパラメータリスト(図1の入力条件
10に対応)230を作成する。
【0018】このパラメータリスト230には,ダイア
ログボックスのIDを含む各画面のコントロール(エデ
ィト及びリストボックス等)を制御するためのデータに
より構成されている。
【0019】図4にパラメータリストのデータ構成の例
を示す。パラメータリストには,次のような内容が保持
されている。 (1)ダイアログボックス識別ID,ダイアログボックス
名アドレス (2)コントロール制御情報のアドレス, コントロールの
数 (3)各コントロール(選択された制御項目)に対応して
次のような情報等が設定される。
【0020】a.コントロールの識別ID,コントロー
ルの種類 b.リストボックスまたはコンボボックス(リストボッ
クスの入力域)の選択位置 c.データの入力領域の長さ,入力データ(ファイル
名,ディレクトリ名または他システムのデータセット名
等)のチェックを行う時の構文解析タイプ d.構文解析詳細コード d.スクロール範囲(数値域の最大値,最小値,領域の
アドレス) e.リストボックスまたはコンボボックス制御情報,参
照ボタンの種類(ローカルファイルまたは他システムフ
ァイル)。他にヘルプ表示を行うためのヘルプ情報等も
ある。
【0021】上記のようにパラメータリストが作成され
ると,コマンド処理部23−1はそのパラメータリスト
230を付加して対話画面制御部25に対しダイアログ
ボックスの呼び出しを依頼する。対話画面制御部25
は,要求されたIDを持つダイアログボックスを読込ん
で,表示部27にそのダイアログボックスを表示する
(図3のS1)。
【0022】この表示部27に表示されたダイアログボ
ックスに対し,ユーザが入力部28からデータ入力を行
うと,対話画面制御部25に入力データが取り出される
(同S2)。この後,表示画面に表示されたプッシュボ
タン(「参照」,「詳細」,「ヘルプ」,「了解」等の
ボタン表示)について入力部28からマウス等により一
つのプッシュボタンを押下する操作が行われると,各プ
ッシュボタンに対応した処理が実行される(同S
3)。。
【0023】「参照」プッシュボタンが押された場合 このコマンドから表示要求を受けた時に受け取ったパラ
メータリストの情報から,以下のファイル選択画面の情
報を取り出して表示され(同S4),これに対し一つの
ファイルが選択されると,選択したファイル名が対話画
面制御部に取り出され(同S5),次にそのファイルを
ダイアログボックス中に反映して再表示する処理が行わ
れ(同S6),その結果がダイアログボックスに表示さ
れる(同S1)。
【0024】なお,この「参照」において,他システム
のファイルが選択されると,対話画面制御部25から他
システム操作部26を起動して他システムの一覧情報の
獲得を依頼する。他システム操作部26は,複数の依頼
をまとめて,他システム29と通信を行い,一覧情報を
獲得すると対話画面制御部25に返す。対話画面制御部
25は,これを受け取るとファイル選択用のダイアログ
ボックスを表示する(図3のS5)。ユーザがファイル
選択用のダイアログボックスに対し,一つのファイル名
を選択すると,選択されたファイルをダイアログボック
ス中に反映してダイアログ再表示の処理が行われる(図
3のS6)。
【0025】「詳細」プッシュボタンが押された場合 これは,詳細情報を設定する時に操作され,操作される
と対話画面制御部25はコマンド処理部23−1から表
示要求時に受け取ったパラメータリスト230の情報か
ら詳細情報を設定するダイアログボックスを表示する
(図3のS7)。この時入力された詳細画面データは取
出され(同S8),ダイアログ再表示処理が行われ(同
S6),ダイアログボックスの表示が行われる(同S
1)。
【0026】「ヘルプ」プッシュボタンが押された場
合 対話画面制御部25は,このプッシュボタンが入力され
ると,現在のダイアログボックスの表示におけるヘルプ
を表示する(同S9)。なお,このヘルプにより表示さ
れるファイルのデータはパラメータリストにより与えら
れる。
【0027】「了解」(または「実行」)プッシュボ
タンが押された場合 これは,ダイアログボックスに対しユーザによりデータ
等が入力された後,押される。このプッシュボタンが押
されると,対話画面制御部25はダイアログボックスか
ら入力データを取り出す。次にこの入力データについ
て,このコマンド処理部23−1からの表示要求時に受
け取ったパラメータリストを元にそれぞれの構文解析を
実施する(図3のS10)。構文解析結果により,構文
解析エラーが発生した場合には,エラーメッセージを出
力する(同S11)。この場合,エラーメッセージをエ
ラーが発生した場所に位置付けるようダイアログ再表示
の処理を行い(同S6),表示を行う(同S1)。
【0028】構文が正しい場合は,コマンド処理部23
−1を呼び出し入力データを通知し(同S12),対話
画面制御部22の動作は終了する。これによりコマンド
処理部23−1は入力データにより処理を行うが,処理
中のウィンドウは表示されて取消操作を可能にする。
【0029】実行中の処理を取消す場合は,処理中のウ
ィンドウ内の「取消し」プッシュボタンを押す。これに
よりコマンド処理部23−1に対し処理の取消が通知さ
れ,通知されたコマンド処理部23−1は取消操作を行
う。
【0030】図5は対話画面制御部の内部構成と関連す
る各部の関係を示す図である。図5において,25は対
話画面制御部,23は一つのコマンドに対応するコマン
ド処理部(図2の23−1,23−2・・・の一つに対
応)である。
【0031】対話画面制御部25はブロックで示す各部
25a〜25kを備え,コマンド処理部23は23a〜
23cで示す各部を備える。以下に,コマンド処理部2
3と対話画面制御部25の内部の各部の説明を,関連す
る他の各機構の動作と共に説明する。
【0032】最初にコマンド処理部23において,対話
画面制御部呼び出し処理部23aは,コマンド入力があ
ると駆動され,パラメータリストを作成して,そのパラ
メータリストと共に対話画面制御部25を呼出す。実行
処理部23bは,対話画面制御部25の了解プッシュボ
タン処理部25hから入力データと共に実行の指示があ
ると動作し,入力されたデータに従ってファイルの削
除,編集等のこのコマンド処理部23が備える機能を実
行処理する。
【0033】また,詳細ダイアログ表示処理部23c
は,対話画面制御部25の詳細プッシュボタン処理部2
5jからの指示により動作し,詳細ダイアログ表示処理
(次の画面処理)を行い,対話画面制御部25に対し詳
細画面を表示するため処理結果を返す。
【0034】次に対話画面制御部25において,ダイア
ログボックスの表示制御部25aは,コマンド処理部2
3からのパラメータリストを元に対応するダイアログボ
ックスを図示省略されたダイアログボックス格納ファイ
ル(図2の24参照)から取り出して,表示部(図2の
27)に画面表示する制御を行う。データ入出力処理部
25bは,コマンド処理部23との間でデータの入出力
処理を行う。
【0035】キー振り分け処理部25cは,キー操作に
より他の各処理部(25h〜25l)を呼び出す。各処
理部として次のものがある。「了解」(または「実
行」)プッシュボタン処理部25hは,入力データを構
文解析処理部25dに依頼し,構文解析によりエラーが
発生した場合は,エラーメッセージを出力し,エラーで
ない場合はコマンド処理部23の実行処理部23bを呼
び出す。
【0036】構文解析処理部25dは,入力データを元
にパラメータリストで指定された形式の構文解析を行
い,エラー時にエラーメッセージの出力を依頼する。エ
ラーメッセージ出力処理部25eは,入力データから適
切なエラーメッセージを出力する。
【0037】処理中の中断処理部25iは,コマンド処
理部の実行処理部23bにより依頼されてファイル単位
の処理中ウィンドウを表示し,中断処理(取消し操作)
を制御する。
【0038】詳細プッシュボタン処理部25jは,コマ
ンドの次のダイアログボックスがある場合にそのダイア
ログボックスの表示をダイアログボックスの表示制御部
25aに依頼する。
【0039】参照プッシュボタン処理部25kは,ロー
カルファイル,または他システムファイルか他システム
メンバの一覧を獲得する。他システムファイルまたは他
システムメンバの場合,他システム操作部26に依頼す
る。獲得された一覧によりダイアログボックスが新たに
表示される(ファイル名等を選択可能な画面)。また,
そのダイアログボックスで選択されたファイルはコマン
ド処理部23に返却される。
【0040】ヘルププッシュボタン処理部25lは,パ
ラメータリストにより指示されたヘルプ情報からヘルプ
ファイルを表示し,数値スクロール処理部25fは,数
値域のスクロール制御を行い,リストボックス/コンボ
ボックス制御部25gは,リストボックス及びコンボボ
ックスの制御を行う。
【0041】図6はダイアログボックスのデータ構成と
データ入力に関係する部分の表示内容を示し,図7はデ
ータ入力後のダイアログボックスのデータ構成の例,図
8はダイアログボックスの表示例である。
【0042】図6のA.には「ファイルの削除」のコマ
ンドに対応して生成されたパラメータリストにより読込
まれたダイアログボックスのデータ構成が示され,最初
にダイアログボックスを識別するためのID,ダイアロ
グボックスの機能名として「ファイルの削除」が格納さ
れ,コントロール制御情報としてそれぞれの制御項目に
対応した制御情報のアドレスがあり,その一つとして,
データ入力の制御情報(削除するファイル名を入力して
コマンド処理部に返却するための制御情報)のアドレス
が設定されている。
【0043】そのデータ入力用制御情報の領域には,項
目識別IDを始めとして,それぞれ設定された領域が設
けられ,その中にファイル名の返却用領域のポインタが
設けられている。
【0044】この「ファイルの削除」のダイアログボッ
クスが表示されると,その画面中に図6のB.に示すよ
うに「ファイル名(F)」に続いて初期値として「in
it.c」を含む削除するファイル名を入力する領域が
表示される。
【0045】この例では,図6のC.に示すように,削
除されるファイル名として「A.C」,「BB.C」,
「CCC.C」が入力された場合を示す。入力されたフ
ァイル名は,上記データ入力の制御情報(図6のA.)
の中のファイル名の返却領域のポインタで示す位置に格
納される。
【0046】図7は上記図6のC.に示すデータ入力が
行われた後に,「了解」(または実行)のプッシュボタ
ンが押下(マウスにより操作)されると,図7に示すよ
うにダイアログボックスにデータが入力される。
【0047】この時,画面の情報には,入力された3つ
のファイル名(A.C,BB.C及びCCC.C」が表
示され,ダイアログボックスのコントロール制御情報の
アドレスには,出力用制御情報(図6のA.に示すデー
タ入力用制御情報の領域と同じ)のアドレスが格納さ
れ,出力用制御情報70として,項目識別IDなどと共
に,ファイル名の返却領域のポインタ,構文解析返却情
報のアドレスが格納されている。構文解析返却情報のア
ドレスの領域71には,入力された先頭のファイル名
「A.C」のアドレスが格納され,この領域71の最後
に次の返却情報のアドレスが設定され,そのアドレスの
領域72には次のファイル名「BB.C」のアドレス,
これに続くアドレスの領域73には最後のファイル名
「CCC.C」が格納される。
【0048】この了解のプッシュボタンの押下により対
話画面制御部において構文解析の処理(図5の25d)
が行われてファイル名についてチェックが行われ,エラ
ーが無ければ,コマンド処理部(図5の23)の実行処
理部(図5の23b)に前記出力データが返却されて,
指定されたファイルを削除する処理が実行される。
【0049】図8は画面に表示されたダイアログボック
スの例である。この例は,アプリケーション名80で示
すアプリケーションを実行中に,「他システムのファイ
ルの削除」のコマンドが入力された場合のダイアログボ
ックス81の例である。このダイアログボックス81に
は,ファイル名の入力領域,メンバパスワードの入力領
域等と共に各プッシュボタン(参照,削除,キャンセ
ル,ヘルプ等)が表示されている。また,この画面で
は,ダイアログボックス81において,「参照」のプッ
シュボタンが押されて他システムのファイルの一覧が要
求され,上記図5の参照プッシュボタン処理部25k,
他システム操作部26の動作により,他システムからフ
ァイル名のリストが獲得されて,ファイル名選択用のリ
ストボックス82がマルチウィンドウにより表示された
状態を示す。
【0050】操作者はこのリストボックス82に表示さ
れたファイルの中から削除対象となるファイル名を選択
(マウスにより指示)することにより,ファイル名が入
力され,上記に説明したように対話画面制御部はこの入
力されたファイル名の構文解析及びエラーが無いと他シ
ステムのファイルの削除が行われる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば対話画面制御部を設けて
ダイアログボックスの表示とデータ入力の制御を行うこ
とによりコマンドに対応して個別のダイアログボックス
を設ける場合よりモジュールのボリュームを少なくする
ことができる。また,入力条件(パラメータリスト)を
作成してダイアログボックスの要求を発生することによ
りアプリケーションの処理を簡略化することができる。
【0052】更に,対話画面制御部における構文解析及
びエラーメッセージを出力することにより,各アプリケ
ーションの構文解析処理を無くし,各アプリケーション
の構文エラーメッセージを無くすことができ,構文解析
方法を各処理に対して統一化することが可能となる。
【0053】また,ダイアログボックス表示中には,対
話画面制御部が各コントロールを自動制御するため,コ
マンドは実際の処理及びコマンド固有処理だけを制御す
るため,処理を簡易化して高速化できる。
【0054】そして,他システムファイル(またはメン
バ)の選択及びローカルファイル選択操作を参照プッシ
ュボタンにより実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例の構成図である。
【図3】対話画面制御部を中心とする全体の処理フロー
である。
【図4】パラメータリストのデータ構成の例を示す図で
ある。
【図5】対話画面制御部の内部構成と関連する各部の関
係を示す図である。
【図6】ダイアログボックスのデータ構成とデータ入力
に関係する部分の表示内容を示す図である。
【図7】データ入力後のダイアログボックスのデータ構
成の例を示す図である。
【図8】ダイアログボックスの表示例を示す図である。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1a〜1n コマンド処理部 2 対話画面制御部 3 ダイアログボックス格納部 4 ダイアログボックス表示部 5 入力部 6 他システム操作部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力用の表示を行うダイアログボ
    ックスを格納するダイアログボックス格納部と,ダイア
    ログボックスIDを含む入力条件を作成してダイアログ
    ボックスの表示を要求するコマンド処理部と,ダイアロ
    グボックスを表示する表示部と,ダイアログボックスを
    用いてデータ入力を行う入力部と,前記コマンド処理部
    からの要求を受け取って前記ダイアログボックス格納部
    から対応するダイアログボックスを取り出して前記表示
    部に表示し,前記入力部からのデータ入力を受け取ると
    前記コマンド処理部へ返却する対話画面制御部と,を備
    えることを特徴とする対話型データ入力システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記コマンド処理部
    が作成する入力条件は,コントロールの種別,入出力デ
    ータ領域,構文解析形式等の画面制御のための情報によ
    り構成され,前記対話画面制御部は,入力データについ
    て設定された構文解析を行ってチェックを行い,エラー
    を検出するとエラーメッセージを発生して表示部から出
    力することを特徴とする対話型データ入力システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,前記対話画
    面制御部は,ダイアログボックスの表示において参照の
    機能に対して,ローカルファイルまたは他システムファ
    イルの種別を選択する手段を備え,他システムファイル
    が選択されると駆動され,通信回線を介して他システム
    にアクセスしてファイル一覧及び選択されたファイルを
    読み出す他システム操作部を備えることを特徴とする対
    話型データ入力システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において,前記対話画
    面制御部は,データ入力後に了解(実行)の指示入力に
    より,構文解析を行って,エラーが検出されないと前記
    コマンド処理部に入力データを返却して処理を実行させ
    ることを特徴とする対話型データ入力システム。
JP5319346A 1993-12-20 1993-12-20 対話型データ入力システム Pending JPH07175619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452461B1 (ko) * 1996-07-03 2004-12-17 썬 마이크로시스템즈, 인코포레이티드 그래픽 사용자 인터페이스 상에 피드백 정보를 제공하기 위한 방법 및 장치
JP2019159799A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 大日本印刷株式会社 電子情報記憶媒体及びicカード

Cited By (2)

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KR100452461B1 (ko) * 1996-07-03 2004-12-17 썬 마이크로시스템즈, 인코포레이티드 그래픽 사용자 인터페이스 상에 피드백 정보를 제공하기 위한 방법 및 장치
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