JPH07174806A - コンセント・チェッカ - Google Patents

コンセント・チェッカ

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JPH07174806A
JPH07174806A JP5322606A JP32260693A JPH07174806A JP H07174806 A JPH07174806 A JP H07174806A JP 5322606 A JP5322606 A JP 5322606A JP 32260693 A JP32260693 A JP 32260693A JP H07174806 A JPH07174806 A JP H07174806A
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JP
Japan
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lamp
electric wire
outlet
wire
wiring
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Application number
JP5322606A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kondo
浩幸 近藤
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源コンセントに交流電源からのケーブル心
線や接地ケーブル心線が正しく接続されているか否かを
簡単に検出できること、漏洩電流を検出できること、入
力交流電圧の大きさを検出できること等の特徴を持つコ
ンセント・チェッカを提供すること。 【構成】 電線L1と電線L2の間の電圧が所定値を越
えると緑ランプ1が点灯し、電線L1と電線L3の間の
電圧が所定値を越えるとオレンジ・ランプ2が点灯し、
電線L2と電線L3の間の電圧が所定値を越えると赤ラ
ンプ2が点灯する。電線L3を流れる電流の値は変流器
10で測定され、この値が所定値を越えると漏電検出ラ
ンプ5が点灯する。電線L1と電線L2の間の電圧が所
定値を越えると入力電圧検出ランプ4が点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源コンセントの
正常性を診断するコンセント・チェッカに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6はコンセントの正常接続と誤接続を
説明する図である。図6(a) は正常接続を示すものであ
る。同図において、Uは一端が交流電源の電圧側に接続
されたケーブル心線、Vは一端が交流電源のアース側に
接続されたケーブル心線、Eは一端が接地されたケーブ
ル心線、Aはコンセントの電源電圧側ソケット、Bは電
源アース側ソケット、FGは接地ソケットをそれぞれ示
している。なお、FGはフレーム・グランドの略であ
る。
【0003】ケーブル心線Uは黒色であり、ケーブル心
線Vは白色であり、ケーブル心線Eは赤色である。正常
接続時においては、ケーブル心線Uの他端はコンセント
の電源電圧側ソケットAに接続され、ケーブル心線Vの
他端はコンセントの電源アース側ソケットBに接続さ
れ、ケーブル心線Eの他端はコンセントの接地ソケット
FGに接続されている。
【0004】図6(b) は誤接続の1例を示す図である。
図示の例では、ケーブル心線Uの他端がコンセントのソ
ケットBに接続され、ケーブル心線Vの他端がコンセン
トのソケットAに接続され、ケーブル心線Eの他端はコ
ンセントのソケットFGに接続されている。このような
誤接続を行っても、通常の電気機器であれば機能に支障
がないが、電気設備技術基準に違反している。
【0005】図6(c) は誤接続の他例を示す図である。
図示の例では、ケーブル心線Uの他端がソケットAに接
続され、ケーブル心線Vの他端がソケットFGに接続さ
れ、ケーブル心線Eの他端はソケットBに接続されてい
る。
【0006】図6(c) のような誤接続が行われた場合
は、アースが地電位になり、地電位上昇時(落雷等があ
った時)に危険である。また、負荷が接地抵抗を経由し
て接続されるため、負荷電流を十分に取れない。更に、
負荷電流が全て漏洩電流となるため、漏電しゃ断器がト
リップする可能性がある。更に、このような誤接続の状
態の下では、高インピーダンス回路計で測定すると、一
見,正常の電圧を指示する。すなわち、無負荷の状態で
の良否判定は困難である。
【0007】図6(c) の誤接続を検出するためには、ソ
ケットA,Bの間に2KΩ程度の抵抗を入れてアース電
流(負荷電流)を測定するしか方法はない。コンセント
の外から(プラグ側から)の良否判定はできない。
【0008】図6(d) は誤接続の他例を示す図である。
図示の例では、ケーブル心線UがソケットFGに接続さ
れ、ケーブル心線VがソケットBに接続され、ケーブル
心線EがソケットAに接続されている。図6(d) のよう
な誤接続が行われた場合は、コンセントのソケットFG
に高圧(例えば100ボルト)が印加され、非常に危険
である。また、機器に接続すると、機器が破損する恐れ
がある。
【0009】従来、コンセントの電源電圧側ソケット
A,電源アース側ソケットB,接地ソケットFGにケー
ブル心線が正しく接続されているか否かの診断を,電気
工事者に依頼した場合には、電気工事者は次のようにし
て診断を行っていた。 電気を流さないで、メガ計により各ソケットの絶縁
を確認する。 実際に電気を流して、テスタを使用して各ソケット
の電圧を確認する。
【0010】また、従来の技術では、電源電圧が100
ボルトか,200ボルトかを検出する場合には、テスタ
を使用していた。更に、漏洩電流を測定する場合は、ク
ランプ・メータを使用していた。クランプ・メータを使
いこなすには、或る程度の熟練が必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この点に鑑
みて創作されたものであって、電源コンセントの各ソケ
ットに交流電源からのケーブル心線や接地されたケーブ
ル心線が正しく接続されているか否かの検査を簡単に行
い得ること、漏洩電流を簡単に検出できること、交流電
源の電圧を知ることが出来ること等の特徴を持ったコン
セント・チェッカを提供することを目的としている。ま
た、本発明は、交流電源と電気機器との間に設置するこ
とにより、電気機器の障害を未然に防止できるようにな
ったコンセント・チェッカを提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のコンセント・
チェッカは、第1の電線(L1)と、第2の電線(L2)と、第
3の電線(L3)と、第1の電線(L1),第2の電線(L2),第
3の電線(L3)の一端が接続された診断プラグ(20)と、第
1の電線(L1),第2の電線(L2),第3の電線(L3)の他端
が接続された負荷用コンセント(11 又は12) と、第1の
電線(L1)と第2の電線(L2)の間に接続された第1の色を
発光する第1のランプ(1) と、第1の電線(L1)と第3の
電線(L3)の間に接続された第2の色を発光する第2のラ
ンプ(2) と、第2の電線(L2)と第3の電線(L3)の間に接
続された第3の色を発光する第3のランプ(3) と、第3
の電線(L3)を流れる電流の値を計測する変流器(10)と、
第1の電線(L1)と第2の電線(L2)の間に接続された整流
回路(6) と、整流回路(6) の出力を電源とすると共に、
変流器(10)の出力を入力とする制御用増幅回路(7) と、
ゲートに制御用増幅回路(7) の出力が供給されるサイリ
スタ(9) と、サイリスタ(9) がオンした時に点灯する漏
電検出ランプ(5) と、整流回路(6) の出力が所定電圧値
を越えた時に点灯する入力電圧検出ランプ(4) とを具備
することを特徴とするものである。
【0013】請求項2のコンセント・チェッカは、請求
項1のコンセント・チェッカにおいて、複数個の負荷用
コンセントを備えることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】診断プラグ(20)は、電源コンセントに挿入され
る。負荷用コンセント(11 又は12) には電気機器のプラ
グが差し込まれる。第1の電線(L1)と第2の電線(L2)の
間の電圧が所定値以上であると第1のランプ(1) は点灯
し、第1の電線(L1)と第3の電線(L3)の間の電圧が所定
値以上であると第2のランプ(2) は点灯し、第2の電線
(L2)と第3の電線(L3)の間の電圧が所定値以上であると
第3のランプ(3)は点灯する。第3の電線(L3)に流れる
電流の値が所定の値を越えると、漏電検出ランプ(5) が
点灯する。第1の電線(L1)と第2の電線(L2)の間の電圧
が所定値を越えると、入力電圧ランプ(4) が点灯する。
【0015】
【実施例】図1は本発明のコンセント・チェッカの斜視
図、図2は本発明のコンセント・チェッカの上面図であ
る。同図において、1は緑ランブ、2は橙(オレンジ)
ランブ、3は赤ランプ、4は入力電圧200V検出ラン
プ、5は漏電検出ランプ、11は負荷用コンセント、1
2も負荷用コンセント、13はコンセントの筐体、20
は診断プラグ、30は変換アダプタ、40は電源コンセ
ントをそれぞれ示している。
【0016】コンセントの筐体13の左側面からはケー
ブルが引き出されており、このケーブルの一端は診断プ
ラグ20に接続されている。診断プラグ20は、平行2
ピンアース付きのものである。電源コンセント40が平
行2ピンアース付きの診断プラグ20に適合するもので
ある場合には、診断プラグ20がそのまま電源コンセン
ト40に挿入される。
【0017】診断プラグ20を変換アダプタ30に差し
込むことが出来る。変換アダプタ30は、3ピン・ツイ
スト形の電源コンセント40に適合した差込刃を有して
いる。電源コンセント40が3ピン・ツイスト形のもの
である場合には、診断プラグ20を変換アダプタ30に
差し込み、変換アダプタ30を3ピン・ツイスト形の電
源コンセント40に差し込む。
【0018】コンセントの筐体13の表側面には3ピン
・ツイスト形の負荷コンセント11が設けられ、筐体1
3の裏側面には平行2ピン・アース付きの負荷コンセン
ト12が設けられている。コンセント・チェッカに接続
される電気機器が3ピン・ツイスト形のプラグを有して
いる場合は3ピン・ツイスト形の負荷コンセント11が
使用され、コンセント・チェッカに接続される電気機器
が平行2ピン・アース付きのプラグを有している場合は
平行2ピン・アース付きの負荷コンセント12が使用さ
れる。
【0019】コンセントの筐体13の上面には、緑ラン
プ1,橙ランプ2,赤ランプ3,入力電圧200V検出
ランプ4および漏電検出ランプ5が設けられている。緑
ランプ1,橙ランプ2および赤ランプ3は、コンセント
の各ソケットの極性を判定するためのものである。すな
わち、交流電源の電圧側のケーブル心線U,交流電源の
アース側のケーブル心線V,接地ケーブル心線Eがコン
セントの各ソケットに正しく接続されているか否かを検
出するために使用される。入力電圧200V検出ランプ
4は入力交流電圧が200ボルト以上のときに点灯し、
漏洩電流検出ランプ5は漏洩電流が15mA以上のとき
に点灯する。
【0020】図3は本発明のコンセント・チェッカの電
気回路の1例を示す図である。同図において、1は緑ラ
ンプ、2は橙(オレンジ)ランプ、3は赤ランプ、4は
入力電圧200V検出ランプ、5は漏電検出ランプ、6
は全波整流器、7は漏電しゃ断器制御用増幅回路、8は
ツェナ・ダイオード、9はサイリスタ、10は零相変流
器、R1ないしR5は抵抗、C1ないしC6はコンデン
サ、L1ないしL3は電線を示している。
【0021】電線L1の左端は診断プラグ20の電源電
圧側ピンに接続され、電線L1の右端は負荷用コンセン
ト11の電源電圧側ソケットAに接続されている。電線
L2の左端は診断プラグ20の電源アース側ピンに接続
され、電線L2の右端は負荷用コンセント11の電源ア
ース側ソケットBに接続されている。電線L3の左端は
診断プラグ20の接地ピンに接続されている。電線L
3′の一端は電線L3に接続され、電線L3′の他端は
負荷用コンセント11の接地ソケットFGに接続されて
いる。
【0022】電線L1′の一端は電線L1に接続され、
電線L1′の他端は負荷用コンセント12の電源電圧側
ソケットAに接続されている。電線L2′の一端は電線
L2に接続され、電線L2′の他端は負荷用コンセント
12の電源アース側ソケットBに接続されている。電線
L3の右端は負荷用コンセント12のソケットFGに接
続されている。
【0023】電線L1と電線L2の間には緑ランプ1が
接続され、電線L1と電線L3の間には橙(オレンジ)
ランプ2が接続され、電線L2と電線L3の間には赤ラ
ンプ3が接続される。全波整流器6には電線L1と電線
L2の間の交流電圧が印加され、出力は漏電しゃ断器制
御用増幅回路7の電源端子に印加される。漏電しゃ断器
制御用増幅回路7として、NEC製のμPC1702H
Aと呼ばれるバイポーラアナログ集積回路を使用するこ
とが出来る。
【0024】漏電しゃ断器制御用増幅回路7には、零相
変流器10の出力が入力される。零相変流器10は、電
線L3を流れる電流の値を検出するものである。零相変
流器10の検出値が所定の値(例えば、15mA)を越
えると、漏電しゃ断器制御用増幅回路7は、サイリスタ
9をターンオンする。サイリスタ9がターンオンする
と、漏電検出ランプ5が点灯する。漏電検出ランプ5
は、一度点灯すると、電源がリセットされるまで点灯を
続ける。
【0025】全波整流器6の出力は、抵抗R1とR2に
よって分圧され、分圧された値がツェナ・ダイオード8
のツェナ電圧(交流電圧換算で例えば200ボルト)を
越えると、入力電圧200V検出ランプ4が点灯する。
【0026】図4は本発明のコンセント・チェッカの使
用法を説明するための図である。図4(a) は、各相端子
の極性診断,すなわち交流電源からのケーブル心線や接
地ケーブル心線が電源コンセントに正しく接続されてい
るか否かを診断するときの使用方法を説明する図であ
る。先ず、コンセント・チェッカに重負荷(800W以
上のドライヤ等)を接続する。次いで、診断を行う電源
コンセントに診断プラグまたは診断プラグが差し込まれ
た変換プラグを差し込む。次いで、緑ランプ,橙ラン
ブ,赤ランプの点灯の具合や負荷の稼働状態,漏電ラン
プの点灯の具合を見て、電源コンセントの各ソケットに
ケーブル心線が正しく接続されているか否かを判定す
る。
【0027】図5は正常時,誤接続時におけるランプ,
負荷の状態を示す図である。同図の「ランプ」に該当す
る行範囲においては○は点灯,△は半点灯,×は消灯を
示し、「負荷の状態」に該当する行においては○は正
常,△は半正常(ドライヤの場合は勢いよく吹き出さな
い),×は動かないを示す。また、A→Bとは、ソケッ
トAに接続されるべきケーブル心線がソケットBに接続
されていることを意味している。
【0028】ケーブル心線が電源コンセントのソケット
に正しく接続されている場合には、緑ランプが点灯し、
橙ランプが点灯し、赤ランプは消灯し、負荷の状態は正
常である。電源コンセントのソケットAに接続されるべ
きケーブル心線が電源コンセントのソケットBに接続さ
れ、電源コンセントのソケットBに接続されるべきケー
ブル心線が電源コンセントのソケットAに接続されてい
る場合は、緑ランプが点灯し、橙ランプが消灯し、赤ラ
ンプは点灯し、負荷の状態は正常である。
【0029】電源コンセントのソケットA,Bの接続が
正常もしくは逆接続の状態の下で電源コンセントのソケ
ットFGに接地ケーブル心線Fが接続されていない場合
は、緑ランプが点灯し、橙ライプが半点灯し、赤ランプ
が半点灯し、負荷の状態は正常である。
【0030】電源コンセントのソケットAにケーブル心
線が正しく接続されている状態の下で、電源コンセント
のソケットBに接続すべきケーブル心線が電源コンセン
トのソケットFGに接続され、電源コンセントのソケッ
トFGに接続すべきケーブル心線が電源コンセントのソ
ケットBに接続されている場合は、緑ランプが半点灯
し、橙ランプが点灯し、赤ランプが半点灯し、負荷の状
態は半正常であるか、又は緑ランプが消灯し、橙ランプ
が点灯し、赤ランプが点灯し、負荷の状態は半正常であ
る。この誤接続の場合は、ケーブル心線Eに電流が流れ
るので(図6(c)を参照)、漏電検出ランプも点灯す
る。以下、図示の通りである。
【0031】図4(b) は入力電圧が200ボルト以上で
あるか否かを検出する場合を説明する図である。電源コ
ンセントの各ソケットにケーブル心線が正しく接続され
ていることが前提条件であることから、事前に極性を診
断する。次いで、診断を行う電源コンセントに診断プラ
グを差し込む。電源コンセントが200ボルトの場合
は、入力電圧検出ランプが点灯する。なお、通常のパソ
コンの入力交流電圧は100ボルトである。
【0032】図4(C) は漏洩電流の検出時を説明する図
である。電源コンセントの各ソケットにケーブル心線が
正しく接続されていることが前提条件であることから、
事前に極性を診断する。次いで、診断を行う電源コンセ
ントに、診断プラグを差し込む。漏洩電流が漏洩電流値
(15mA)を越えた時に検出ランプが点灯する。な
お、一度点灯したランプは漏洩電流が減少しても消灯し
ない。ランプのリセットは、電源リセットにより行う。
【0033】図4(d) は運用時を説明する図である。実
際の運用では、コンセント・チェッカの負荷として、診
断する電源コンセントに接続する装置(コンピュータ,
プリンタ等)を使用する。つまり、電源コンセントとコ
ンピュータとの間にコンセント・チェッカが挟まる形態
となる。
【0034】上述の説明では、800W以上の重負荷が
必要であるとし、ここでは実際に使用する装置を負荷と
していることから、矛盾していると考えられるが、実際
の装置が800Wに満たなくて配線ミスが発見できなく
ても、チェッカで判らないミスは実装置に悪影響を与え
ないと言うことから、実運用では通常のユーザ装置を負
荷として使用する。漏洩電流が基準値を越えると、検出
ランプが点灯し、漏洩電流が減少しても消えないことか
ら、常にコンピュータと電源コンセント間に接続してお
けば、漏洩電流の監視装置として使用できる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコンセント・チェッカによれば、電源コンセントの各
ソケットに交流電源からのケーブル心線や接地ケーブル
心線が正しく接続されているか否かを簡単に知ることが
できること、漏洩電流を簡単に検出できること、交流電
源の電圧を知ることが出来ること等の効果を得ることが
出来る。特に、電源コンセントのソケットFGに接続す
べきケーブル心線が電源コンセントのソケットBに接続
され、電源コンセントのソケットBに接続すべきケーブ
ル心線が電源コンセントのソケットFGに接続されたよ
うな誤接続は、従来の技術では検出し難かったが、本発
明のコンセント・チェッカによれば、簡単に検出するこ
とが出来る。また、本発明のコンセント・チェッカを交
流電源と電気機器との間に配置することにより、電気機
器の障害を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンセント・チェッカの斜視図であ
る。
【図2】本発明のコンセント・チェッカの上面図であ
る。
【図3】本発明のコンセント・チェッカの電気回路の1
例を示す図である。
【図4】本発明のコンセント・チェッカの使用法を説明
する図である。
【図5】正常時,誤接続時のランプ,負荷の状態を示す
図である。
【図6】電源コンセントの正常接続と誤接続を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 緑ランプ 2 橙(オレンジ)ランプ 3 赤ランプ 4 入力電圧200V検出ランプ 5 漏電検出ランプ 6 全波整流器 7 漏電しゃ断器制御用増幅回路 8 ツェナ・ダイオード 9 サイリスタ 10 零相変流器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電線(L1)と、 第2の電線(L2)と、 第3の電線(L3)と、 第1の電線(L1),第2の電線(L2),第3の電線(L3)の一
    端が接続された診断プラグ(20)と、 第1の電線(L1),第2の電線(L2),第3の電線(L3)の他
    端が接続された負荷用コンセント(11 又は12) と、 第1の電線(L1)と第2の電線(L2)の間に接続された第1
    の色を発光する第1のランプ(1) と、 第1の電線(L1)と第3の電線(L3)の間に接続された第2
    の色を発光する第2のランプ(2) と、 第2の電線(L2)と第3の電線(L3)の間に接続された第3
    の色を発光する第3のランプ(3) と、 第3の電線(L3)を流れる電流の値を計測する変流器(10)
    と、 第1の電線(L1)と第2の電線(L2)の間に接続された整流
    回路(6) と、 整流回路(6) の出力を電源とすると共に、変流器(10)の
    出力を入力とする制御用増幅回路(7) と、 ゲートに制御用増幅回路(7) の出力が供給されるサイリ
    スタ(9) と、 サイリスタ(9) がオンした時に点灯する漏電検出ランプ
    (5) と、 整流回路(6) の出力が所定電圧値を越えた時に点灯する
    入力電圧検出ランプ(4) とを具備することを特徴とする
    コンセント・チェッカ。
  2. 【請求項2】 複数個の負荷用コンセントを備えること
    を特徴とする請求項1のコンセント・チェッカ。
JP5322606A 1993-12-21 1993-12-21 コンセント・チェッカ Pending JPH07174806A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038707A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Tempearl Ind Co Ltd 接地極付きコンセントの極性チェック装置
JP2009079959A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Tempearl Ind Co Ltd コンセントの極性接続チェッカー
JP5315474B1 (ja) * 2013-04-16 2013-10-16 アメリカン電機株式会社 直流パルスを利用した敷設検査器

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